・精力・活力の改善  ③

【その1】コレステロール
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  彼女は58歳の太り気味の女性ですが、医者からコレステロールが高いと言われて3種類の薬を飲んでいました。めまいが激しく吐き気もあり、寝付きも悪く、夜トイレに起きることも頻繁になってきたために、薬を飲むことの薬害を知ってはいたものの、大きな病気になることを恐れて、やむを得ず薬を飲んでいました。
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  その彼女が友人の紹介で私のところを訪れました。
  彼女は良い肝臓を持っていながら、腎臓機能が低下しているために、血液や体液が酸性に偏っており、全ての内臓の機能がバランスを崩しているように思われました。
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  そこで私は彼女に、片手一杯のクレソン、パセリ、ケールとコップ1杯の水をミキサーにかけ、ガーゼで漉して、青汁を作るようにアドバイスしました。彼女はその青汁が青臭くて飲み辛かったので、その中にレモン半個の搾り汁と小さじ1杯の蜂蜜を入れることで、1日2回、うまく飲めるようになりました。
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  また夜には、コップ1杯の水に茎を下にして浸けた干椎茸2個と、名刺大の大きさの昆布2枚を浸し、ラップして冷蔵庫にしまうよう伝えました。そしうて翌朝、その昆布と椎茸から栄養素の液が出て色が茶色くなった「出し汁」を飲むよう指示しました。残った昆布と椎茸も刻んでサラダに混ぜたり、レモン汁も絞ってそのまま食べるようにし、これを青汁とともに最低1ヶ月続けるように伝えました。
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  最後に、1日2回、朝晩ゆったりと床に座り、両手の指を1本1本ていねいにもみほぐすマッサージと、足の指も親指から小指まで2、30分ほどかけてよくもみほぐすマッサージを教えました。また快眠、快食、快便を絶対に忘れないようにすることが、自然治癒能力である恒常性を保つ上で重要であることを確認しました。1ヶ月後、彼女の努力が実り、コレステロールは全く正常に戻り、快眠快食快便も手に入れて、医者が出す薬をまったく飲まなくてよくなりました。
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【その2】膝の痛み
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  ある青年は、運動でいつも膝を使い過ぎていたことから膝の痛みが悪化しました。そして医者の診断は、手術しなければこの痛みは取れないというものでしたが、彼は手術したくないので私のところに相談に来たのでした。東洋医学的には、膝は腎臓の窓に当たります。それゆえ腎臓をケアしながらバランスを整え、膝を治療することが治癒につながることを私は青年に伝えました。
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  まずは背中の腰上の腎臓の部分と、両内股の部分を45分くらい温めます。次にバケツに熱いお湯を入れて両足を浸けます。すると足がじわじわ温まってきて脇の下や額に汗が出てきます。その足から伝わる熱が徐々に腎臓に入り、腎臓を温め、腎臓が痛んでいる膝に、治るべきエネルギーを送り出すのです。
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   (中略)
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  腎臓は体の9割以上を支配し、統合を担っている非常に重要な臓器です。たとえば髪の毛、脳、心臓、耳、目、歯、歯茎、甲状腺、生殖器、骨、関節、神経、そして感情などをコントロールしています。ですからただ膝の痛みだけを見ている医師の判断は完全だとは思えません。やはりその原因と症状、つまり腎臓との関係を見ていかなければ、真のケアにはつながらないと思います。
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【その3】タマネギの効能
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  夜の10時頃、私の友人の女性がすごく怖い目に遭い、完全に取り乱して私のアパートに飛び込んで来たことがありました。彼女が唯一安心して会える人間は私だと思ったそうで、私の前で1時間ほど泣き叫んでいました。彼女は道で恐喝に遭ったのです。
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  私は彼女が泣き叫んでいる間にキッチンへ行き、彼女の好きなクレソンと大さじ2杯のパセリと、大きなタマネギ1個を千切りしたものを混ぜて、それにリンゴ酢とオリーブオイルをかけたものを作りました。そして何も言わずに、それを興奮状態の彼女の前に置きました。彼女は抑えきれない悔しさと恐ろしさを私に話し続けながら、同時に目の前のタマネギいっぱいのサラダを食べ始めました。
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  そのうちに彼女はあくびをしながら、「ケンちゃん、眠いから横になっていいかしら」と言いました。その前にシャワーを浴びて、精神的、肉体的に体をすっきりさせるようにと私は言いました。テーブルの上のタマネギ一杯のサラダはすべてなくなっており、彼女の興奮した精神はタマネギの効用で和らげられ、眠気に襲われたのです。シャワーから出てきた彼女はすぐにソファーで眠りに落ちました。
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【その4】精力、活力の改善と増進
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  若くは見えるけれど、心身ともに疲れ切った65歳の男性が私のところを訪れました。定年退職後、子供たちはすでに家庭を持って遠くに住んでいるので会えないし、奥さんとは1日中話すこともなくて不自然な共同生活をしていると言うのです。彼は生きていることに生き甲斐を見出せず、どうしたらいいかと私のところに相談に来たのです。
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  脈診をすると、肝臓機能と、特に腎臓機能が低下していました。意欲や気力は肝臓や肺から作られますが、愛や幸福感、精力は腎臓から作られます。彼の外見が若く感じた上に、彼自身が「精神的肉体的に精力を旺盛にすればよくなる」と彼の体から読み取れたので、私は2、3のアドバイスをしました。
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  その1つは、黒ゴマ1合をパチパチ跳ねるまで煎(い)り、それをすり鉢で蜂蜜1合を加えながら練りつぶします。それに擦り下ろした1房のニンニクを加えて練ります。それを広口の瓶(びん)に入れて、1ヶ月ほど冷暗所で休ませたものを食べるように伝えました。ですが、できればそれを2瓶作り、1つを今日から食べ始めるようにと言いました。
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  2つ目は、大さじ1杯のビーポーレン(蜂の花粉団子)を朝と晩に食べるようにとアドバイスしました。そして最後に、体操として両手で両内股全部を10分程、つまむようにしてもみほぐすように伝えました。
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  それから1ヶ月後に彼から電話があり、「何か一つやってみようという、やる気が出た」と言います。特に、今まで考えることがなかった奥さんのことまで考えるようになり、青年のような感覚が戻ってきたとのことでした。
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  やはり昔から精力剤と言われていた蜂蜜や黑ゴマ、ニンニクは、非常に効果を発揮したようで、同時にビーポーレンも体の中から肉体的強化につながったようです。また腎臓補強の内股マッサージを通して、自らの手でケアしたという自己愛もそれを助けたはずです。
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  気力を失った年配者の中には、精力剤を飲むという安易な方法でその場をしのぐ人がいます。ですがそれが原因で血圧が高くなったり、心臓がドキドキしたり、めまいがしたりと、将来への不安も作り出しています。しかし彼は私が伝えた昔ながらの方法で、自分が本来持っている自然治癒能力を高めることでそれをクリアしました。
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  また生活の中で、いろいろな形で神頼みに専念する人がいますが、やはり重要なことは頼むだけではなく、自分の祈りを具体的な行動に移す方が真の意味で効果があります。神様は自ら行動を起こして生きる人を、大切にしていると私は思います。つまり、他力本願ではだめなのです。
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【その5】救えなかった脳溢血
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  今から5年前の話です。
  私の患者さんのお姉さんが、ゴルフ中に脳溢血を起こして倒れました。幸いに、マッサージセラピストだった娘さんの迅速な判断で救急車が呼ばれ、ニュージャージーの病院に搬送途中に、弟さんに連絡が入ったそうです。すぐに彼から私に電話があり、「お金のことはかまわないので、一緒に病院へ来てほしい」と言われました。
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  彼らは夜7時頃には病院へ着き、私たちはそれより1時間遅れて8時に着きました。それまで彼女は廊下の隅のベッドに寝かされたまま、1時間ほったらかしにされていたようです。
マッサージセラピストの娘さんもなすすべがなく、おどおどと医者を待っている状態でした。私たちも彼らと同じく我慢して、それからさらに1時間待ち続けました。
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  そこでハッと気づいて、私に何かできることをと思い、常に持ち歩いている10本ほどの鍼のケースがあるので、私は周りの人に気づかれないように、こっそりと彼女の足や指に瀉血(しゃけつ)の鍼を施しました。すると真っ黒い血が吹き出して、彼女が少し楽になったのが見てとれました。
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  それからさらに45分経ち、ようやく彼女はカーテン付きのコーナーへ移されました。それでもまだドクターは現れず、私たちは怒りと不安で、いてもたってもいられない精神的苦痛を味わっていました。脳溢血とは、腎臓が血液を瞬間的に浄化できなくなるために、血液が溶けたチョコレートのようにどろどろになり、髪の毛よりも細い脳血管が詰まり、破裂して起きる病気です。つまり迅速に緊急処置が必要な事態なのです。
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  そこで私は苛立たしさを抑えられず、彼女の後ろに回って腎臓のツボ、肝臓のツボ、脳溢血に効くようなツボに鍼治療を行ないました。そしてやっと5時間後に、個室に移されました。私たちも疲れ切っており、ドクターが来たので弟さんと私はとりあえず安心してマンハッタンに戻ることにしました。その時点で、彼女は動かなかったはずの左手を持ち上げて、しゃべれなかったはずなのに私に向かって「サンキュー」と言うこともできたので、私はほぼ治る過程に入っていることを確信しました。
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  ですがその後、脳溢血の現代医学治療が施され、ありとあらゆる薬が投与され、あらゆる治療を受けたにもかかわらず、話せず、歩けず、腕も上がらないという状況になりました。私は、彼女は絶対に回復するという確信があったので、その熱意が伝わり彼女の病院に出向くことはできました。弟さんにはなんとか鍼治療と漢方を用いるよう勧めました。
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  しかし漢方薬は医者の反対で与えることができず、鍼も、8枚に及ぶ許可書を3つの窓口から取得してからでなければ治療は許されず、しかもその申請には3週間という時間を要するといわれて、追い返されてしまいました。そこで私は諦めたフリをし、ドクターが部屋から出た後、お姉さん、弟さん、私の3人になった時、15分以内で緊急高速治療を行ないました。ドクターが病室に戻って来た時、私たちはリンゴをかじりながら談笑していました。
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  それから3日後、弟さんからの話では彼女は気分が爽快で、是非またお願いしたいということでしたが、彼女の他の兄弟や旦那さん、娘や親せきの人たちが一切の自然療法(東洋医学)を認めず、その結果、お姉さんは再び現代西洋医学療法に戻ったようです。
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  その後しばらく、彼女の容態は伝わってきませんでした。なぜかと言うと、弟さんが心労から心臓発作を起こし、なんと数か月も入院していたといいます。彼の友人が私のところへ治療に来て知ったのですが、お姉さんは薬毒のために副作用を起こし亡くなったそうです。
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  現代西洋医学は緊急時において素晴らしい効果が期待できますが、その後、副交感神経が育って体が治療モードになった時には中止し、人間が本来生まれながらに備えている、恒常性を整える自然療法で改善を目指すのが安全で有効的です。

  私も専門家として50年以上を、さまざまな病気に携わってきましたが、やはり人間医学としては人間の命と生活を尊重しながら、安全かつ副作用の少ない自然療法が、もっと見直される時代の到来を願ってやみません。
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    『これからの医療』 小林健・増川いづみ・船瀬俊介 ヒカルランド
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                     抜粋
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――多くの方々の著書や文章から掲載させて頂いています。
   私は基本的に、隠されている、公けにされていない、あるいは「誰もが知るべき真実」は、まだ知らない人々に伝えなければならないと考えています。その意味で、新たな情報、真実と考える物を掲載させて頂いています。侵害とお考えの際は、いつでも削除しますので、コメント欄にてお知らせください。ありがとうございます。

・「ゼオライト」  ②

小林 健(ヒーラー)
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【その1】高熱時の緊急措置
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  ある患者さんから電話があり、7歳の息子が高熱でうなされており、どうしたらいいかという連絡でした。熱は40度あり、うなされているといいます。その時すでに夜の10時半を過ぎており、解熱剤もなく病院も近くにはないといいます。それならばと、私の父がいつも緊急時に行なっていた方法が良いと思い、懐中電灯を持って畑に行き、ミミズをつかまえなさいと私は言いました。
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  ミミズは小指の長さくらいの、うどんの太さのものを3、4匹見つけ、それを洗わずに鍋に入れ水3カップを足して煎じます。沸騰して5分経ったら茶漉しに通し、飲む時にはコップ半分の量にレモンを4分の1搾り入れて飲ませます。1時間ごとに同じものを飲み、4、5時間かけて飲み終えます。その間、頭には冷たいタオルを乗せているといいでしょう。私は父が与えてくれた知識をいつも使っていて、失敗したことはあまりありませんが、小さいお子さんだったのでとても心配しました。翌朝、母親から、息子の熱が引いたと電話がありました。
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  これは民間療法として昔から伝承されている方法であり、今でもこの教えは生きています。私がほとんどの患者さんに勧めているのは、乾燥したミミズを漢方で買うことができるので、少し家に常備しておくことです。熱にはよく効くということを覚えておいてください。
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【その2】やけどに関しての役にたつ情報
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  これは35年も前の話ですが、私は東京墨田区の下町の長屋に往診に行っていました。患者さんの治療が終わった頃、隣の家から叫び声が聞こえました。何事かと思いすぐに駆け付けると、お湯を沸かしていた娘さんが電話のコードを足に引っかけてしまい、彼女の下半身に熱湯がかかってしまったのでした。
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  私が駆け付けた時、母親は娘のズボンを脱がそうとしているところでした。私はズボンは脱がさず、ハサミで切りはがすように伝え、同時に彼女の兄さんにどんぶり1杯の大根おろしを作るよう伝えました。その大根おろしを少しずつ、彼女の足のやけどにのせて覆い、興奮を落ち着かせるために頭をマッサージしました。それにより副交感神経が高まり、自己治癒能力の恒常性が活躍して、やけどを治そうとしてくれるはずだからです。
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  30分くらいたつと大根おろしを交換し、それを1時間ごとに4、5回繰り返すよう指示しました。翌日、母親から電話があり、信じられないほどミミズ腫れも出ず皮膚にも異常なく、治りつつあるとの連絡がありました。大根の中にある純粋な水と養分が皮膚をなめらかに治療したと考えられます。普通の水道水をかけると、中には塩素や毒素が入っている可能性があるので、大根おろしの方が有効なのです。
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【その3】風邪の悪化
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  これは私自身の経験ですが、ユダヤ教のパスオーバー(過ぎ越しの祭り)という宗教行事の夕食会に招待され、残念ながら病気になった話です。もちろんこの祭りは有意義なイベントで楽しい晩餐会でしたが、実はそこには子供が6人おり、その子たちが全員、風邪を引いていました。ご存知のように子供の風邪の菌はとても強力で、それが大人にうつると重症になりかねないのです。
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  私もその週は非常に忙しくて寝不足が続き、ワインを飲んだり、普段とは違う食事などをしていたせいかもしれず、子供たちから風邪の菌をもらったようでした。その3日後から咳やくしゃみ、鼻水、高熱が始まり、自分の脈診で肺炎だとわかりました。それでも患者さんは私を信頼し、頼りにしているので、私が患者の前で咳をしたり痰をはいても、何も心配することなくどんどん訪れました。またそういう時に限って非常に忙しく、夜の9時10時まで治療していました。
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  それで、空いたわずかの時間に、お弟子さんに指圧や鍼をしてもらったり、簡単な漢方薬を煎じて飲んだりしましたが、思うほど休めずに回復せず、長引くことになりました。しかし自分より患者さんの方が重病のように思えて、自分は治ると思っていたので、患者さんの治療に専念していました。
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  3週間後、私の患者でもある(西洋医学の)医師が、私が病気になったことを噂に聞き、私に注射や投薬を何としてでもしなければ、とわざわざ来てくれました。でも私はそういうものを入れると、腸にある大事な免疫体を殺すことになるし、将来ガンの始まりを作る可能性があることから、それを頑(かたく)なに断りました。
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  その代わりにお弟子さんに、チャイナタウンからレンコンを買って来るよう頼みました。そしてレンコンをすってもらい、布きんで強く搾り、レンコン汁を作ってもらいました。そこへレモン汁小さじ2杯混ぜ、それを1日4、5回飲みはじめました。
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  同じく梨も買って来てもらい、皮をむいて2つに切った真ん中の種部分をスプーンでくりぬき、175度のオーブンに入れて10分ほど焼き、オーブンの火は消します。くり抜いた部分に大さじ1杯の蜂蜜を入れると、蜂蜜をオーブンの予熱で溶かして梨に浸み込ませます。蜂蜜は高熱を通すと酸性に変わり有毒になるので、予熱で温めるという方法をとりました。こうして梨を半分ずつ1日2個、4、5日続けて食べました。これはとてもおいしいです。
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  さらに梅干2個を網で焦げ目がつくまで焼き、それを紅茶の中に入れてよく溶かし、さらに親指サイズの生ショウガをすりおろして入れます。そこに小さじ1杯の蜂蜜とレモン半個を搾り入れます。それを1日、2、3回飲むと喉が楽になってきました。その他にも長ネギを大量に刻んで入れた味噌汁を1日2、3杯飲みました。飲み水には常にレモン1個分を絞って入れて飲みました。仕事が終わるとすぐ家に帰り、何もせずとにかく沢山寝るよう努力しました。こうして解熱剤も風邪薬も抗生物質も飲まずに完全に治癒しました。
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【その4】降圧剤を飲まずに血圧を下げる
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  スポーツマンではあるけれど、夕方になると血圧が上がり、心臓もかなりドキドキするような男性で、階段の上り下りも辛い時があったようです。しかも彼は酒好きで美食家で食事が生き甲斐でありながら、野菜や果物はほとんど摂らなかったそうです。65歳で定年後、ストレスの多い環境から離れたにもかかわらず、またドクターの指示で降圧剤を飲んでいましたが、血圧は全く下がらず不快感を覚えていました。
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  私は脈診で、この人の腎臓の機能が下がっていることがわかりました。腎臓の機能が下がると血液をうまく濾過できず、ネバネバになった血液が身体を巡ることになり、それを防ぐために腎臓にある細胞からレニンというホルモンが分泌されます。このレニンがアンジオテンシンという物質を作り出し、血管を収縮させて血圧を上げてしまうのです。しかも残念なことに彼の医者が出した薬は、ただ症状を抑えかつその状態を悪化させないよう継続するだけで、治すための薬ではないこともわかりました。
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  治療のためにまず腎臓機能を正常化するために、食事前に片手一杯の果物を食べてもらい、次に両手一杯の葉野菜を、リンゴ酢とオリーブオイルをドレッシングにして食べてもらいました。そうすると口の中に唾液とホルモン酵素が作られ、果物や野菜のミネラル、ビタミン、水、繊維、生命力、酸素、葉緑素が消化・吸収され、次の食事に対する準備ができあがるのです。その後、ご飯と味噌汁に進み、さらにお酒も1杯くらいなら飲んでもいいでしょうと指示しました。
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  そして卵油が心臓と高血圧によいということを祖父から教わっていたので、卵油の作り方を教え、それを2、3滴ほど水に浮かべて飲むよう指示しました。また、すべての食事に使う塩は自然海塩に替え、味付けにはできるだけ果物や野菜から取った搾り汁等を使い、醤油も昆布とシイタケのだし汁を半分混ぜたものに替えるよう指示し、砂糖や甘いものも普段の半分に減らしてもらいました。
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  これを辛抱強く続けたところ、1ヶ月もしないうちに血圧は正常に戻り、スポーツの後の心臓のドキドキも減ってきて、階段の上がり下りも楽にできるようになりました。彼は卵油を気に入り、それを作っては友人に分けて喜ばれているそうです。
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【その5】ゼオライト(火山灰からできた鉱物)とガン治療
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  今から33年前のことで、私がニューヨークに来たばかりの頃の話です。ニューヨーク郊外のある農場主から電話があり、「馬のガンも治すことができるか」と聞かれました。私の病気を治す信念は、基本的に動物にも全く同じ対応をします。私は獣医として働いたことはありませんが、これまで馬でも人間のガンを治すのと同じ対応をし、食事療法、漢方薬と鍼治療で完治させてきました。
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  私はアメリカに来たばかりで車も持っておらず、どのように交通機関を使って現地へ行けるのかもまったくわからない状態だったので、治療の小包を宅配で送ることにしました。彼の話では、なんと3頭の馬がガンになったというのです。そこで私は、ガンを治すというよりもまず馬のガンの元になった、その毒を出すための漢方薬を作りました。それには馬が生まれながらに持つ自己治癒力である、恒常性を高める漢方も含めました。
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  またゼオライトという火山灰の溶岩と、海水塩が化学反応してできた鉱物の粉末も農場へ送りました。ゼオライトは体内の細胞に溜まった重金属や化学性毒物を吸収し、体外へ排泄する能力を持っています。動物はビタミンCを体内で生産する能力があるため、粉末ゼオライトに残留している不純物が邪魔することなく、毒性の重金属を出す能力が発揮されたようです。そして馬自身の恒常性(治癒力)が働き、漢方薬と協調し、馬たちのガンが治ったのです。
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  農場主はこの上ない喜びと幸福感に浸り、それから数か月後に彼はわざわざ私を車で自宅まで迎えに来てくれて、ニューヨーク郊外の農場での晩餐会に招待してくれました。私は奇跡を起こしたドクターとして紹介され、みんなと馬談義を楽しみました。
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  その時使用した粉末のゼオライトを人間に使う場合、効果の有無には大差がでます。なぜかというと、この粉末にはまだ重金属が含まれて残っているからです。奇跡的に重病患者が治癒したケースがありましたがそんなに多くはなかったと思います。ですがその後、現在ではある会社がゼオライトを液体化させることで、その過程で毒性の重金属や化学物質を除去することに成功しました。
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  ですから今、市場に出回っている多くのゼオライトは、消化システムには吸収されても血液には入りません。血液に直接浸透しながら、それでいて副作用がほとんどないというこのゼオライトは、この会社が特許開発に成功したもので、今では重大な解毒作用のためのサプリメントの一つになっています。
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愛馬の大和君
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  現在は私の愛馬となっている大和君(当時9歳)ですが、彼はかつて競技用の馬でした。その当時はとても凛々しい容姿で、なんと120万円の値打ちがあると言われていました。ところが不幸なことに左目が緑内障と白内障とウイルス性眼炎に罹って失明し、競技にはもう出られなくなりました。私はそれを知り、彼を10万円で引き取りたいと申し出たのです。馬主も「先生に引き取ってもらえたら彼も幸せだと思う」と言い、快く譲ってくれました。
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  うちの農場の世話をしてくれている飼育係の女性は、かつて看護師であり3児の母親です。また彼女自身が豚やヤギ、鳥などを飼っており、特にヤギは60頭も飼っているような人です。彼女によるとゼオライトなど聞いたこともなく、効果があるとも思えない。また漢方(ハーブティー)なんか効くわけがない、絶対、獣医に来てもらって的確な治療が必要だと言います。
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  それで私はやむを得ず獣医に来てもらい、大和君を診察してもらいました。診断ではまず99パーセント治らないし、目の手術をした場合でも100万円近くかかるし、それで治る保障もないと言われました。
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  それならばと、私は彼の自然治癒能力を信じることにし、まず例のゼオライトの液を数滴入れた飲み水を与え、さらに彼の左目と右目に1滴ずつ入れました。最初、彼はそれを非常に嫌がり農場中を逃げ回っていましたが、夕方私がゼオライトを持って彼に近づいたところ、嫌がらずに入れさせてくれました。彼もどこかでわかっていたのでしょう。もちろん、漢方薬にも大好きなリンゴのすりおろしを混ぜて与えました。漢方薬を煎じ終えた薬草も、乾燥させたものを与えると藁とともに彼はむしゃむしゃ食べました。
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  それから2週間後、驚くことに彼の左目がきれいに元の目に戻っていたのです。農場を元気に駆け回っている大和君を見て、私は大変幸せに思いました。彼は現在も幸せに、きれいな瞳でロバの幸太郎君と共同生活をしています。
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  もう一つ、私も驚いた一例ですが、余命3週間と言われたガン患者さんにゼオライトを1時間置きに摂ってもらったところ、2、3週間後には起き上がれるようになり、食欲も出て、ぜひ私の漢方薬を欲しいと言うところまで元気が出てきました。当然、私は非常にうれしくて、漢方薬およびゼオライトのサプリメントを渡したところ、3か月後にはガンが完治しました。実際にすべてのガン患者にはそれを差し上げていますが、それぞれに効果があります。
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        『これからの医療』 小林健・増川いづみ・船瀬俊介 ヒカルランド
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                         抜粋
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  ――多くの方々の著書や文章から掲載させて頂いています。
   私は基本的に、隠されている、公けにされていない、あるいは「誰もが知るべき真実」は、まだ知らない人々に伝えなければならないと考えています。その意味で、新たな情報、真実と考える物を掲載させて頂いています。侵害とお考えの際は、いつでも削除しますので、コメント欄にてお知らせください。ありがとうございます。
 

・「ガン」と宣告されたとき  ①

 小林 健(ヒーラー)
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  私の祖父は、ユダヤ人が行なうカバラ医学のマスターでした。
  そして私の2歳から5歳までの幼少期の4年間、祖父は毎日朝8時から夜8時まで、「どうすれば人間の体を構成する細胞と交信することができるか」について私に教えました。その教えはかなり高度なもので、厳しいものでした。
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  祖父は、人間の細胞の一つ一つは常に互いに連絡し合っていると言っていました。そして近年になって発見されたことは、一つ一つの細胞は7万個以上のアンテナ(糖鎖)を持っており、そのアンテナで細胞同士が情報伝達をしているということが証明されています。
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  そうした教えを受けながら、私は何が原因となって体にその症状が作られているかを、細胞から聴き取ることができるようになりました。幸いに今から70年前頃の日本は、まだテレビや電話、車、飛行機などの雑音がなかっただけでなく、私の育った家は森に囲まれた静かな環境にあり、私の五感は動物と同じくらい繊細に働き、細胞の振動や音を感知できる感性を育むことができたと思われます。
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  そうした情報により、その原因と症状を治すホリスティックメソッド(全体的治療方法)を確立することができました。私はすでに50年以上前からマスターヒーラー(熟練治療師)として人々の精神的・肉体的問題を治癒させてきましたが、その方法は他の医療従事者からすると魔術師のように見えていたようです。西洋医療に慣れている一般の人々にとっても、とっつきにくい面があるようです。ですが治癒し改善した多くの人々を通して、私のことは何十万人という人々にも伝えられてきたのも事実です。
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  私は今、多くの医学経験から思うことは、病気というものはやはり、ほとんどが自分で招いているものだと確信しています。(中略)私は半世紀にわたり、人間の持つこの自然治癒力を信じ、1人1人の生き方を大切にしてきました。いつもと変わらず時計の振り子のように安定し、不変であることによって、1人でも多くの人が自分の状態を知ることに貢献できればと思い、この小冊子をお届けしようと筆をとりました。(略)
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ガンと宣告された時
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  私が住んでいるアメリカでは、ガンを患っている人が非常に多いのです。するといかに意志の強い人でもガンを宣告されると、1日中それについて考えたり、ネットで調べたりし、情報量の膨大さからストレスとなり、睡眠や食欲が妨げられ、体と精神の不調を来たします。そうしたことから感情的になり、落ち着いて考えたり、正しい判断や決断をすることが難しくなります。そして多くの人がそうした不安に堪えられなくなり、とりあえずガンをなくしたいと考えるのです。
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  周囲の人々、つまり両親や兄弟姉妹、友人、そして医師および医療関係者は、おそらく抗がん剤の使用や放射線治療、手術などを強力に勧めてきます。そこには他の治療方法などまったく選択の余地はありません。本人のストレスはほとんど100パーセントに達し、強迫観念に駆られ、その治療法が引き起こす副作用や危険性など考慮することができず、とにかくガン細胞を殺し、取り去るという方法を選ぶことになります。
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  その治療法を何度も何度も繰り返した後で、いまひとつ体の不調が回復せず、あるいは再発したりして、その時になり初めて、最終的に他の方法を選んでいる人との接触を試みるようです。そうした他の方法を選んだ人たちは一般的に、(西洋)現代医学的医療の長所と短所をよく調べているので、それ以外の自然療法やホリスティック療法の可能性について聞かされます。そして多かれ少なかれ、何らかの不安や信じがたい気持ちで、私のオフィスを訪れるのが普通です。
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  ガンの人が私のオフィスを訪れると、私は最初にまず次のことを伝えます。私たちは人間である限り、毎日夜中に5千個から1億個のガン細胞を生み出しています。免疫体である白血球のナチュラルキラー細胞とマクロファージ(この細胞はガンだから攻撃せよ! と攻撃隊に情報を送る役目)、そしてリンパ球が身体中をくまなくパトロールしてガン細胞を食べてくれています。ですから私たちのガンは主として夜中に生まれ、処理されているはずです。
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  しかしこの攻撃隊が働くためには自律神経の中の(主に夜に活動する)副交感神経が健全に働いていることが前提です。逆の交感神経が活動している時は体が酸性になっており、攻撃隊が働きにくいだけでなく、さらにはガンが増加する可能性すら考えられます。また攻撃隊が活動しにくいライフスタイルにも原因があり、少なくともその75パーセントは影響していると思われます。
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  睡眠や食生活、便通に不都合があったり、朝の目覚めが悪かったり、飲み過ぎ、食べ過ぎ、働き過ぎ、安易に薬を飲み過ぎること、生活の忙しさ、ストレス、そして運動不足、たばこ、甘いものの取り過ぎなどがそうです。
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  いわゆるバランスの崩れた食事など、乱れたライフスタイルを手放すことが出来ず、見直して改善したりして向上することが出来ない人が、精神的・肉体的に体を酸性にしてしまいます。その結果、酸素不足となり、大切な自律神経および恒常性が狂ってしまい、自らの体が作り出しているガン細胞を殺せなくなって、やがて発病に至ります。
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  その時に大切なことは、その不安から感情的になって勇み足的な判断や行動をしないことです。まずその問題から2、3歩下がり、上下、左右と全体を見て正しい判断をし、行動をすることが、ガンを治すことのできる尊敬すべき身体の形成を可能にします。
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私のアドバイス
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  これまで50年以上にわたりガン患者を診てきて、いくつかの共通点を見つけました。私たちはガンが出来ていても、ほとんどの場合それに気づかないことが多いのです。なぜならガンは痛くないからです。皆さんの多くが思っているような、ガンは転がり回るくらい痛いので、劇薬を使わないと治らないという先入観は正確ではありません。実際にはガンに伴って起きてしまう炎症が痛みを感じさせているのです。ですからすぐにガンを攻撃するような治療をせず、自分の免疫力で追放したほうが体に負担が少ないはずです。
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  何らかの体の不調が年に何回か起きたり、それが1週間も続いた時でも、ほとんどの人は十分な注意を払わずにスルーしてしまうことがあります。しかしそれが注意信号であり、自律神経や恒常性等が身体における不調を発見しており、それを解決しないなら病気になっていくという信号を発しているのです。
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  その時に信頼できる指圧師や鍼灸師、またはヨガや導引光、ピラティスなどの専門家から治療や指導を受けると、彼らはヒーラーなので、あなたの体が発している信号をキャッチして、何らかの的確なアドバイスが得られるはずです。次に私が実際にガン患者さんに送る基本的なアドバイスをいくつか挙げましょう。
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 まず消化吸収が落ちているはずですから、肉や魚を食べるのをやめます。それはつらいことだと思いますが、そうしたおいしいものを食べると、必ずと言っていいほど消化できず、その結果、食べた魚や肉からインドールやアンモニア、アミンなど何十種類もの発ガン物質が生まれます。もしそれほど消化機能が衰えておらず、体にもかゆみがなければ、甲殻類はレモン汁を十分にかけた場合のみ、食べても大丈夫です。これを半年ほど続けてもらっています。
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② 食事は玄米菜食に変えてもらっています。主食としては発芽玄米、小豆、昆布を炊き込んだものを勧めています。その時に梅干1個を食べると効果的です。タンパク質が不足しないように、納豆、豆腐などの大豆食品を摂るといいでしょう。
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 てんぷらなどの揚げ物も体が酸性になりやすいので、他の調理法に変えます。お酒も肝臓が弱るのでやめましょう。そして白砂糖を使ったケーキや菓子、チョコレート、アイスクリームなどは強い酸性食品なので、ガンの強力な餌となる可能性が高いので摂取を控えます。
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④ バター、チーズ、牛乳などの乳製品も酸性食品なので控えますが、同じ乳製品でもヨーグルトは中性食品なので食べてもかまいません。
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⑤ 40度から41度のお風呂に、頭に冷たいタオルを乗せるなどのぼせない工夫をして1日1回入ってください。ガン細胞は40度で活性を失い自滅していきます。
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 新鮮な緑黄色野菜から作った青汁を朝晩1日2回、200mℓくらいの量を飲んでください。作り方は、片手いっぱいのパセリ、クレソン、水菜、ケール、小松菜などの青い野菜の中から最低3つ以上を選び、200mℓの新鮮な水とともにミキサーにかけます。
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  そうして出来た青汁をガーゼなどで絞って繊維を取り除き、その中へレモン半個分のレモン汁を搾り入れ、それを酸化する前にすぐに飲んでください。豊富な葉緑素と酵素を得ることができて、体をアルカリ性に保つと同時に、自然治癒力を高めます。
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⑦ 動きやすい服装で、1日最低2キロから3キロほど歩いてください。筋肉運動により健康的なホルモンの1種が生産されて免疫力を高めます。
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⑧ 最後に、個人に合った漢方薬で免疫力を上げ、体に元気をつけることによって消化吸収を助け、ガン細胞のできにくい、アルカリ性で酸素をたくさん取り入れられる体を作ります。
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 ガンは自分の細胞が変化したものなので、ただ激怒したり悩んだりすることだけでなく、自分のために働いてくれている全ての細胞を含め、自分の体を見直すチャンスを与えられたことを大切と考え、あわてず、落ち込まず、日々を生き生きと行動してください。
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  一例ですが、まず座って親指を手の平の中に入れて拳(こぶし)を
作り、膝の上にのせます。目を閉じ、息を吸いながら強く握りしめます。そして息をを止めたまま自分の心に誓います。
  「ガンは自分の責任です。私の責任ですから自分で治します」と、自信を持って確信して誓いましょう。
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  I love myself. I respect myselfe. I care for myself.
    Now my brain is clear. Cancer will be gone.  Thank you.
 
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    『これからの医療』 小林健・増川いづみ・船瀬俊介 ヒカルランド
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                      抜粋
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――多くの方々の著書や文章から掲載させて頂いています。
   私は基本的に、隠されている、公けにされていない、あるいは「誰もが知るべき真実」は、まだ知らない人々に伝えなければならないと考えています。その意味で、新たな情報、真実と考える物を掲載させて頂いています。侵害とお考えの際は、いつでも削除しますので、コメント欄にてお知らせください。ありがとうございます。

・米国マグロウヒル社の歴史教科書

  日本人の学者と言われる人々の中にも変な人が多いです。かつて北朝鮮を「地上の楽園」と言ったり、ソ連や中国共産党に招待されて感銘を受けて帰ってきた人たちも多く、そういう人たちが東大あたりの教師として君臨していました。こうした日本人学者たちは政治的にも非常に未熟で、そんなナイーブ(愚鈍)な人たちが日本の学会や言論界で、大きな影響力を持つ時代がこれまで長く続きました。
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  当然、そのような中からまともな研究が生まれることはありません。政治的なことにあまり関心のない理系の人たちは、ノーベル賞など大きな成果を挙げていますが、人文社会学系、とくに政治学系では大きな成果はほとんどない。それも当然の結果であろうと思います。
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  最近も東大名誉教授の北岡伸一氏が、「(安倍首相に)日本は侵略したと言わせたい」と発言したことが話題になっており、4月に行なわれた公開討論会でも「満州事変などは明らかに違法性があった」などとしつこく主張しています。これなど余りにもナイーブ(愚鈍・未熟)としか言いようがありません。
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  そもそも彼は何のために、誰のためにそんなことを70年後の今になって安倍首相に言わせたいのでしょうか? ではイラク戦争を始めた人たちを見てみましょう。彼らが戦争を始める理由とした大量破壊兵器など、結局なかったのです。しかしアメリカは必ずあると言い、イラクを攻撃しました。たしか北岡教授も「大量破壊兵器はある」と主張してイラク戦争を強く支持したはずです。
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  ではその後、アメリカは謝りましたか? ブッシュ氏が謝ったのを見たことがありますか? チェイーニー副大統領なら絶対に謝りません。ではあの戦争を支持した北岡教授はどうですか? 北岡教授風に言えば、「これは明らかな違法」であり、「侵略行為」のはずです。北岡氏は自らのこうした発言をどう考えているのでしょうか?
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  かつて欧米列強など強い軍事力を持つ国が、他の弱い国を植民地化して支配してきました。それらの多くは完璧に合法的な形で行われたものではありません。そもそも合法であるとかないとか自体、どこのどのような法律を基準としたのかすら曖昧です。かつてそのような過去に行なわれた行為を「侵略」とか「進出」、あるいは「併合」「統治」など、どのように呼ぼうとそれらは単なる政治的な言葉遊びであり、本質的には大した問題ではありません。
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  それについて謝った稀有な国など、罪をすべてナチスに被せたドイツを除けば、世界でもただ日本くらいなものです。そういった指摘をすることなく、「侵略」という言葉を日本の総理に言わせることに血道を上げる政治学者が、こともあろうに政府内で重要なポストに登用されていることに大きな疑問を抱きます。
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  政治学者ならもっと大きなグランド・ストラテジーとか、新たな政治思想の構築をするべきであるのに、未だにこのような政治的な言葉遊びに浸っているようでは、日本の学者層が洗脳から覚醒するのはまだ時間がかかりそうです。(あるいは日本人ではない可能性もあります)
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日本を貶める活動をする日弁連組織
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  また日本の弁護士団体である「日弁連」も実に奇妙な集団です。慰安婦問題でアジア各国に行き、元慰安婦だったという人々を集め、その訴訟を立ち上げたのは日弁連なのです。元慰安婦だと名乗り出てくれば、1人当たり200万円あげますと言い、インドネシアに行き、1万7000人もの「自称・慰安婦」を集めました。これもパプアニューギニアのケースとまったく同じです。そしてこうした活動を日弁連組織として積極的に支援しました。(これは果たして日本人弁護士の組織なのでしょうか?)
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  2015年5月号の雑誌『正論』では、元共産党員の古是三春氏が、(故)吉岡吉典参議院議員がぼやいていた言葉を紹介しています。それは「嘆かわしいことに、人権派であるべき日本の弁護士たちが事件探しに韓国や中国に出かけ、まさにマッチ・ポンプをやっている」というのです。そして実際に日弁連は、マッチ・ポンプ(自作自演)で食べてきた集団なのです。(自作自演で問題を作り出し、それを解決することで報酬を得る集団)だからアメリカの弁護士でもある私は、今でも日弁連が大嫌いです。
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  日弁連(日本弁護士連合会)は、日本の道徳教育の強化にも反対していますが、それもまったく理解できません。道徳教育の結果、日本国内でいじめや犯罪が減ると、自分たちの仕事が減るとでも言わんばかりですが、おそらくそういうことでしょう。日本には優秀な弁護士もたくさんいるのに、日弁連のような大きな組織がマッチ・ポンプのようなことを先頭に立ってするのは、日本にとって実に迷惑な話です。
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歴史とは新たな資料の発見により、常に見直しが行われるべきもの
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  少し前の時代であれば、私のようにこんな問題を指摘すると、「歴史修正主義者」だとか言われていたはずです。つまり「ナチスによるホロコーストを否定しかねない人物だ」という意味合いです。あるいは、「ハワイの日本真珠湾攻撃をルーズベルトはとっくに知っていた」と言ったり書いたりするだけで、完全な「陰謀論者」とされてしまうことは現在でも大いにあります。つまり、レッテル貼りです。
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  一度こういうレッテルを貼られてしまうと、マスコミが幅を利かせる社会では信頼性を失ってしまいます。これは「キャラクター・アサシネーション」(人物評価破壊)というものです。ですがよく考えると、それも変な話です。なぜなら、これまで真実だと信じられてきたことが、その後それについて説得力ある資料や隠されていた情報が出てきたことで、改めて検討し意見を述べるということが、なぜ「歴史修正主義」であるとか「陰謀論」になってしまうのかということなのです。
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  歴史というものは、それが本当に事実であり真実であれば修正すべきではありませんが、少しでも新しい資料や証言が出てきたら、常にそれを真摯に見直すというのは必要な作業です。それなのに先に言った人の話だけが本当で、その後に異なることを言う人が出ると、それは歴史修正主義者だというのはおかしな話です。一方、どこででも「歴史というものは常に勝者によって書かれる」というのも事実です。そうであれば誰かにとって都合の良い歴史は、一方で誰かが損をしているということなので、そうなるとそんな物語はもはや「歴史」ですらなく、「単なる政治の道具」でしかありません。
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  あるいは、出来上がっている既存の歴史物語に対して疑いを差しはさむことに対し、「修正主義者」というレッテルを貼ることでしか対抗できないとすれば、その裏には何か明らかになってはまずい、隠しておかねばならない何らかの意図があると考えるのが普通です。複数の、しかも時には相反する内容の資料や情報が出てきて初めて、当時の歴史の本当の姿が少しずつ見えてくるものであり、それを勝者による一方的な歴史を信じているだけなら、自らすすんで誰かの「政治的プロパガンダ」に身を委ねていることになります。
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賄賂で買収されているマグロウヒル社の教科書歴史執筆者
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  一次情報があれば、それを重視した歴史の再検討はいくらでもあっていいと思います。それをするのが本物の歴史学者です。当然、学者だけでなく、信頼できる資料があれば、私たち一般人もどんどん歴史に疑問を呈してもいいのです。ですが実際には、歴史学者を自称する人たち自身が、一次資料にすら触れていないというケースがとても多いのです。
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  今回、アメリカのマグロウヒル社が出した世界史の教科書には慰安婦の記述がありますが、これはもう「本当に酷い」のひと言に尽きます。
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 「日本軍は14~20歳の女性20万人を、強制的に徴用し、軍属させ、『慰安所』と呼ぶ売春宿で働かせた」
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 「日本軍は慰安婦を天皇からの贈り物として軍隊に捧げた」
などと記載されており、最後には、
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 「その活動を隠蔽するために、多くの慰安婦を虐殺した」と書かれています。
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  この執筆を支援したのは、ハワイ大学の現代歴史研究者であるハーバート・ツィーグラー准教授ですが、彼は間違いなく一次史料にすら当たっていない。おそらく日本語も読めないでしょう。そんな人間が、日本の慰安婦問題について専門家のような顔をして出てくるわけです。「いったい、どの資料を読んだのか、全部出してほしい」と要請するべきことです。
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  安倍首相はこの教科書の記述を見て、「愕然とした」と述べ、政府だけでなく日本の学者たちも連名で抗議しました。しかし出版元のマグロウヒル社は、「慰安婦問題の歴史事実については、学者の意見は一致している」というメッセージを出しただけで、まったく修正するつもりがありません。さらにアメリカの20人の歴史学者がマグロウヒル社の擁護をしているのですが、それのどこが学者の意見だと言えるのかということです。
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  彼らが慰安婦問題の史料を十分に検証していないのは確実です。もし十分に検証したうえでマグロウヒル社を擁護しているのであれば、理解力も判断力も私の3歳の孫に負けています。歴史学者というものは、汚名でもいいので歴史上に自分の名前を残したいものなのでしょうか? (教科書に名前が記載されている)
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国際的な発信力を疎(おろそ)かにしてきた日本国政府
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  これも「日本が世界に向けてする、国際的な発信力があまりにも少なく、弱かったから」なのです。日本の大手メディアが本来の日本人のためのメディアであれば、このようなマグロウヒル社のことについても大々的に報道するはずですが、残念ながらそれは望めません。また日本の靖国神社に関して非難している外国人のなかには、A級戦犯の骨が祀られていると信じている人が少なくなく、他国の大学の歴史学教授にもそういう人が多いのです。
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  つまり、この程度の認識でも歴史学の教授になれて、しかも教科書まで書けるわけで、ハーバート・ツイグラー准教授のいるハワイ大学のレベルが疑われます。この大学の卒業生には櫻井よしこさんのような一流の論客もおられるのに、今はレベルが下がったのかもしれません。
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  日本人はこの問題をもっと深刻に捉えて、国内外のメディアとマグロウヒル社に論理的に抗議するべきです。それにもかかわらず向こうから論理的な反論がなく、こちらを「歴史修正主義者」と言うのであれば、それこそが(賄賂を受けているなどの理由で)彼らが歴史の真実から逃げる「歴史捏造者」であることの証拠であり証明なのです。
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 『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』ケント・ギルバート著 PHP
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                                        抜粋
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――多くの方々の著書や文章から掲載させて頂いています。
   私は基本的に、隠されている、公けにされていない、あるいは「誰もが知るべき真実」は、まだ知らない人々に伝えなければならないと考えています。その意味で、新たな情報、真実と考える物を掲載させて頂いています。侵害とお考えの際は、いつでも削除しますので、コメント欄にてお知らせください。ありがとうございます。

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