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聖書の暗号 暗殺されたヨハネ・パウロ1世

 <<聖書の暗号 解析結果39 暗殺されたヨハネ・パウロ1世>> 

    109法王は正義の人だった。1978年9月28日に、薬瓶の中身を毒に変えられて殺された。フリーメイソンロッジで宗教活動協会のポール(ポール・マルチンクス)と、ロベルト(ロベルト・カルビィ・アンブロシアーノ銀行頭取)、JMV(ジョン・ヴィヨ国務長官)が関係している。   (109法王- 109は聖マラキの予言でつけられている法王の番号です。
       109番目はヨハネ・パウロ1世のことです。在位33日の1978年の法王)

    公式発表では、死因は心臓発作と言われているヨハネ・パウロ1世ですが、検視は行われていません。しかも死亡から24時間を経ずして防腐処置が施され(ほどこされ)ています。この防腐処置とは、検視による毒殺の発覚を妨害するものでした。イタリアの法律においては24時間を置いての防腐処理が通常ですので、約13時間後での防腐処置には不自然さが存在します。webや本で調べると、なぜこのような暗殺が起きたのかを知ることができます。ここでは「法王暗殺」(デビッド・ヤロップ著 文芸春秋)という本を紹介致します

    この本では法王庁の組織の一部である、通称バチカン銀行と呼ばれる宗教活動協会(IOR)という組織が、アンブロシアーノ銀行を通じて不正を行ったことが説明されています。この関係者であり当事者としてアンブロシアーノ銀行頭取のロベルト・カルヴィ、宗教活動協会総裁の大司教ポール・マルチンクス、そして法王の活動を補佐するとも言うべき国務長官ジョン・ヴィヨの名前が出てきます。

    法王暗殺の発見状況ですが、法王は9月29日の朝、ベッドに座っているところを発見されました。発見したビンチェンツァシスターによれば、「眼鏡をかけ、手には何枚かの書類を持ち、顔を右に向け、唇が少し開いて歯が見えている。それは見慣れた微笑ではなく、苦悶の表情だった。すぐに脈をとったが、何もなかった。」とのことです。4時45分のことでした。

    それに対してバチカン放送によれば、「今朝5時30分、法王の個人秘書が、法王宮殿内のチャペルにヨハネ・パウロ1世の姿が見えないので探したところ、灯りをつけたままの寝室のベッドの中で、読書姿のまま死んでいる法王を発見した。ただちに現場に赴いたブゾネッティ医師は、死亡時刻を前夜11時頃、死因を急性の心筋梗塞と診断した」 

    この後の発表で、個人秘書はマギー神父で、午前5時30分に法王とともにミサをあげるのが日課であり、死亡時刻の法王が読んでいたのはトマス・ア・ケンピスの「キリストにならいて」となっていました。ここにも嘘が法王庁から作りこまれています。法王は一人でミサをあげるのが日課で、時折、しかも6時30分にマギーとロレンツィ神父が加わるとのことです。また、「キリストにならいて」は既に法王の手元になく、数日前に返却されたものであることが明らかにされています。手にしていた書類については、発表の直後公式に否定して、アルゼンチンの教会からの報告であるとか、これまでの説教のテキストであるなどと、二転三転したそうです。

    バチカンの公式発表には嘘がちりばめられており、多くの人が疑問を持ったのは事実ですが、その後の新法王のコンクラーベに関心が移っていき、そのまま現在に至るのだと思います。バチカンの暗部に迫るにはマフィアの銃弾の脅しに対抗する必要があるので、非常に難しかったことと思います。「法王暗殺」の著者には本当に賛辞を送りたいと思います。・・不正な操作にはポール・マルチンクス大司教がかかわっています。

   パナマにペーパーカンパニーを設立して株価操作を行い、アンブロシアーノ銀行とバチカン銀行がその利益を得てきていたのでした。お金の出所はマフィアの資金であり、麻薬や武器密売など、裏のお金を表のお金にする洗浄の役目を果たし、バチカンを太らせながら、バチカンの信用をバックに不正を繰り返していたのでした。

   ・・最後に大司教ポール・マルチンクスについてです。
   彼は1971年から1989年までを宗教活動協会の総裁として過ごしています。彼はその期間をアンブロシアーノ銀行やマフィアや、フリーメイソン・ロッジのP2と言う組織に入って活動するなどして多くの不正に手を染めています。古くはアメリカ国債の偽造に始まり、アンブロシアーノ銀行を通じた不正な株価操作、為替操作などでバチカンと自分自身に利益を得ています。このような不正の数々は、ほとんどがバチカンが独立国で他国の操作が及びにくいということを利用して起こされたものでした。

   このために不正は見逃されるかたちとなり、法王の暗殺さえも行われるようになったのでした。大司教ポール・マルチンクスは1989年に退職したあとは、一切のインタビューを受けずに2006年にアメリカで亡くなったとのことです。・・・・ロベルト・カルビィは1982年に暗殺され、ジョン・ヴィヨ国務長官も1979年には病死しています。ポール・マルチンクス大司教は1989年までその地位を守り、、2006年に死去したのでした。このポール・マルチンクス大司教を守ってバチカンの不正を隠し通し、さらなる罪を重ねたのが、ヨハネ・パウロ1世の跡を継いだヨハネ・パウロ2世なのでした.。

 

     「聖書の暗号は読まれるのを待っている」
                      イオン・アルゲイン著 徳間書店


                            抜粋

 

聖書の暗号 ノストラダムスとマラキの予言

ノストラダムスの予言
      
    当たらなかったものとして名高いノストラダムスの予言を紹介します。
    ベスビオ火山によりイタリアが、そしてヨーロッパの崩壊する様子を描いたものが、ノストラダムスの予言と言われています。その解読は日本人の池田邦吉さんによって行われました。

   既に彼の解読したベスビオの噴火予想の2007年は過ぎ、予言は外れたとされていますが、聖書の暗号はこの部分への追加の情報を提供してくれています。聖書の暗号によれば、ベスビオの噴火の可能性の高い時期は2014年前後のようです。「ベスビオ」で検索を掛けて内容を解釈すると、そこにはノストラダムスが残したものに近い内容の噴火の様子が出てきます。

   そこでは、彼の予言は、間違いをするとされています。
   時期の間違いなのか、それともそれ以外にも間違いがあるのか、今後の解析を待つ必要がありますが、聖書の暗号の立場からすると、彼らの警告はまだ終わってはおらず、2014年頃までは注意が必要と思われます。

   彼の予言に注意を払うことで、実際に噴火が起きた場合の被害を減らしたり、対策を立てることが出来ると思います。ノストラダムスも、ローマ法王の最後を予言しています。現在のベネディクト16世の次の法王が最後の法王としており、聖マラキの予言と一致しています。

聖マラキの予言

    最後は聖マラキの予言です。
    聖マラキの予言は、1100年頃にアイルランド出身のカトリック聖職者の聖マラキによって書かれたもので、歴代のローマ法王の氏名を特定する簡単な情報を伝えており、今まで、当時から現在のベネディクト16世まで、111人すべてを当てています。

   ここでの問題は彼の予言があと一人で終わっており、その先の法王が指名されていないことです。なぜ指名が途切れることになるのでしょうか。ローマ法王庁崩壊が示されているというのが可能性の高い答えだと思いました。

     聖マラキの予言による法王の名前

         現在の法王  オリーブの法王(ベネディクト16世のこと)
         最後の法王  ローマ人ペトロ

     最後の法王に添えられている言葉

         ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう。
         ローマ人ペトロ、彼はさまざまな苦難の中で羊たちを司牧するだろう。     
         そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり。

    初めてこの予言を見た時は、ローマ教会への極限の迫害が何を意味するのかよくわかりませんでした。しかし今、聖書の暗号の示すファティマの第三の予言を見たあとでは、この迫害の意味がわかる気がします。今後、多くの人がローマ教会の正体を疑い始め、彼らに真実の公開を要求するようになるでしょう。ファティマ第三の真実を明かすようにと。何よりもイエス本来の教えを返せと。

   そして現在の公式のファティマ第三の予言の公表を担当したのは今の法王自身ですから、ベネディクト16世(2010年現在)は真実を知っているはずであると非難されることになると思います。ローマ教会が自らその過去の罪を認め、今までに隠してきた沢山の事実や、多くの過去の財産を公開してくれれば、破壊を伴わずに平和裏にローマ教会の終焉となります。ファティマの第三の予言はこの未来も見ています。

   聖マラキはローマ教会が情報を公開しないために起きる、ローマ教会の破壊を表わしているように思えます。ノストラダムスの予言は、ローマ教会の正体については触れていないので、単純にローマが破壊されてローマ教会もその終わりを迎えるとしています。この点での予言は既に外れているとは思いますが、聖書の暗号から見るファティマの第三の予言はこの可能性を排除していません。この本の内容が多くの人の認めるものとならずに終わる場合は、2014年くらいにこの未来が現実になるのかもしれません。

   バチカンの闇に包まれた犯罪の歴史を、最近の法王の暗号から見ることにより、バチカンの本質を明らかにしておきたいと思います。キリストを主と仰ぐ敬虔な宗教とはほど遠い、欲と金にまみれた世界が見てとれます。一部の人が偶然暴走するというような犯罪ではなく、通称バチカン銀行と呼ばれる宗教活動協会(IOR)という組織を通じて不法行為を行っている歴史がそこにはあります。

   1978年に即位したヨハネ・パウロ1世はこの銀行の不正を正そうとして、就任33日で暗殺されています。その結果ヨハネ・パウロ2世というフリーメイソンの息の掛かった者が継ぎの法王となり、その犯罪は暗殺も含めて歴史の闇に包まれています。

       「聖書の暗号は読まれることを待っている」
                     イオン・アルゲイン著 徳間書店
 

                            抜粋  
          

聖書の暗号 ファチマの予言(バチカンの終焉)

 <<聖書の暗号 解析結果35 イスラム教の今後>>

    愛と憎しみの教えであるイスラム教は21世紀になって啓発が得られ、古い習慣、規制が自由になり、女性が解放されるかもしれない。詐欺も減っていく。侵略も減る。21世紀には内面の教え、瞑想をしたり、精神を重視した教えになっていく。愛と平和が得られる。霊媒や第六感も加わっていく。そして平静も得られる。

    キリスト教もイスラム教も、私たちの文明がまだ発達していない時代に成立しているので、当時の時代に即した古さがあり、自己の主張に反する人を同じ人間とは思わないような部分があります。そういった部分も、必要があって聖書の作成者に演出されていると思います。イスラム教は旧約聖書もその聖典に加えており、コーランには旧約聖書の記述に似た部分がたくさん出ています。

   今までとのはっきりした違いは女性の地位が変化することです。
   古い習慣から解放されるということのようです。憎しみの問題は旧約聖書の中から既に始まっていますので、キリスト教と同じようにその問題を内部に抱えることとなり、今日に至っています。双方とも一神教として他の神を認めないので、政治的な問題が起きると、どうしても戦争になってしまうというのが歴史の流れのようです。今後については、こちらも第六感や霊媒が加わって自由で平和になるようです。

 <<聖書の暗号 解析結果38 ファティマ第3の予言>>

    聖書の暗号が世に出て人々に理解されるようになると、過去のバチカンの犯罪と、聖マラキの預言により示されている法王たちの支配の終焉が明らかになるかもしれない。池田邦吉さんにより解析された、ノストラダムスの諸世紀に預言されている未来が起きるかもしれない。また隠されてきた前文明や歴史上の遺産を公開することになるかもしれない。ファティマのメッセージは、ムーの時代に計画し、約束したエイリアンを通して送られた。UFOも使われた。

    ファティマの予言とは、10万人の大観衆の前で起きた奇跡とともに私たちに託された3つのメッセージです。1917年に、ポルトガルのファティマという寒村で、3人の牧童の子ども達の前に聖母マリアが合計6回現れました。始めは子供たちの前に現れただけですが、子どもの親から聖母マリアが現れたという情報が伝わり、10月13日の出現の時には10万人の大観衆にまでふくれあがってしまったそうです。現れた聖母マリアは3人の子どもたちにしか見えなかったのですが、直後に起こされた奇跡をこの大観衆が見ています。その奇跡とは、「光のショー」とでも言うべきものでした。

   土砂降りの雨が止み、厚い雲が割れて青空が見えてきました。
   そこに銀色に輝く見慣れぬ太陽のようなものが現れ、さまざまな色を放ち、火の車のように回転したそうです。そして輝く太陽のようなものは回転を止めると、水平に移動してまた元に戻り、回転し、すさまじく発光するという運動を3回繰り返しました。

   そして突然赤く輝いてジグザグに観衆の上に落下するように動いて、その後反転しジグザグに青空に戻り、普通の太陽が見え始めたそうです。この時、人々は今まで濡れていた木々も地面も、自分たちの服さえも乾いていることに気づいたそうです。10万人の見ている前で起きた奇跡です。ヨーロッパだけでなく、日本の新聞にさえもその記録が残っています。

    この奇跡のような演出がどうしてなされたのか、どのように説明すべきかはわかりませんが、この奇跡とともにメッセージが託されたことを事実として考えてください。この奇跡は私たちの今の科学の常識を超えています。集団催眠でこれだけのことを起こすことはできないと思いますし、UFOの仕業とでも考えない限りは実現不可能に思えます。UFOの存在を認めると、この出来事は簡単な演出であることが理解できます。

   ただ、私たちの今の科学を通した理解では、エイリアンを認めるにはまだ遠いようです。もうしばらくするとエイリアンの存在が認められる時代に入ります。そしてやっと、私たちは過去の歴史を理解できるのでしょう。さて、奇跡という演出を伴って私たちに託されたメッセージですが、それは3つありました。この奇跡から25年経って1942年に公開されたそうです。

    1つ目の予言   第一次世界大戦の終結
    2つ目の予言   第二次世界大戦の勃発

    3つ目の予言は1960年まで公開できないとのことでしたが、バチカンはこの時期を過ぎてもその内容を公開しませんでした。2000年になって3つ目の予言は「既に過ぎ去った危機」として公表されました。

    3つ目の予言   1981年5月13日の法王暗殺未遂と背後にある核戦争の危機

    この公表は、冷戦に伴う核戦争の危機がすでに去ったこととして公表されました。公表したのは、2000年で、公表を担当したのは法王になる前のベネディクト16世(現法王)です。この第三の予言については、法王パウロ6世が、その内容の重大さにショックを受けて卒倒し公表しなかったという話があります。

バチカンの終焉

    聖書の暗号から見るこの第三の予言には、「ローマ法王庁崩壊」が述べられていました。ここにはローマ法王自らが今まで隠されて来た情報を公開して、平和にバチカンが役割を終えて行く未来と、ベスビオの噴火を伴ってローマが破壊され、バチカンが終焉を迎える未来が書かれています。このどちらの未来が起きるのか、それともこれらの中間でより平和に役割を終えていくのか、今の時点でははっきりしません。選択肢として私たちに示されています。

   今まで説明してきたキリスト教の秘密と今までに集めてきた多くの歴史的資料を公開すると、世界は大きく変わり、平和に向かって進んで行けるでしょう。メッセージはエイリアンからのものとされています。ムーの時代にエイリアンが存在することは既に見てきています。彼らの中でムーの崩壊の時代に愛の側で協力してくれていたエイリアンたちが、暗号の予定に合わせてこのメッセージを送ってくれたものであると思います。UFOの使用が触れられていますので、光のショーと奇跡は、UFOが行ったものなのでしょう。

       「聖書の暗号は読まれるのを待っている』
                  イオン・アルゲイン著  徳間書店
 

                           抜粋

聖書の暗号 復活・処女懐胎も捏造

    1963年に暗殺されたケネディ大統領ですが、暗号でこの暗殺の理由を調べてみると、驚くべくきメッセージが出てきます。暗号は以下のように伝えています。

 <<聖書の暗号 解析結果23 ケネディ暗殺>>

   『ケネディ大統領は、ベトナム戦争継続のためだけではなく、エイリアンの存在の証拠を公表しようとして軍産複合体に殺された。エイリアンの遺体や残された証拠は隠された。6月14日が関係している。オバマ大統領が情報公開に関係する。』

    闇にいる彼らにとってエイリアンの存在を否定し続けるためには、アメリカ合衆国の大統領でさえも殺さなければいけないという、非常に強い動機が存在するようです。6月14日という日付は非常に強く強調されています。この数字はメインキーワードのケネディ大統領という文字列の上に直接重なります。彼の名前のスペルを使って直接表現したいほどのことなのです。クロスではなく、この重なるという強調は非常に少ないものなので、この意味を調べなさいということだと思います。

<<聖書の暗号 解析結果27 死海文書とイエス・キリスト、マグダラのマリア>>
   死海文書のクムランの義の教師は、(クムラン始まりの)イエスから多くの人の知るイエスまでの累魂(複数)であり、先生たちの肩書きである。エマニュエルという名前でもあった。聖書はペテロ、パウロ、バチカンの法王、キリスト教によって捏造され隠されてきている。キリストの受難、復活は捏造である。マリアの処女懐胎もなかった。マグダラのマリアはイエスの妻であり、ツインソウルでもあった。香油の使徒でもある。血統、子孫を残した。

 <<聖書の暗号 解析結果28 ナグ・ハマディ写本とトマスの福音書>>   

   ナグ・ハマディ写本は本物で、内容の保持のために隠されていた。トマスの福音書はほとんど正しい。キリストの復活、受難は捏造である。マリアの処女懐胎もなかった。マグダラのマリアはイエスの妻である。

    マグダラのマリアはイエスの教えをもっとも理解した人であり、イエスの妻であった彼女ですが、女性を人と認めないペテロに憎まれていました。当時は一般に、女性の地位が男性より低く、女性が指導的な立場につくことがペテロに嫌われていたようです。

    トマスの福音書にある言葉を紹介します。
      シモン・ペテロが彼らに言った。「マリアは私のもとから去ったほうがよい。女たちは命に値しないからである。」

    ナグ・ハマディ写本のフィリポの福音書からです。
      (救い主)の伴侶は、マグダラのマリアである。(救い主)は彼女を(どの)弟子たちよりも(愛した)。そして彼は彼女の(口)にしばしば接吻をした。ほかの(弟子たち)・・・彼に言った。「なぜあなたは私たちすべてよりも彼女を愛するのですか」

    この中で( )に囲まれている部分は原文がうまく読めない場所で、このように考えられている部分です。それを差し引いても彼女がイエスにもっとも愛されていたことは間違いないと思います。

    新約聖書ではイエスは次のように言ったことになっています。
    「あなたはペテロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる」(マタイによる福音) この言葉の結果としてローマカトリックは男性中心になっていったようです。この言葉が本当にイエスのものであるかどうかについては、この先歴史が明らかにしてくれると思います。支配者の必要とした男性中心社会を作り出すために、イエスのもっとも愛したマグダラのマリアは、その存在をペテロに嫌われ、娼婦にされてしまったのでした。

    ペテロ、パウロ、そしてバチカンは、イエスを神格化し、神と人を切り離し、死の恐怖で人々を支配することを行ってきました。それは魔女狩りと十字軍を経て、戦争と宣教師を利用した植民地支配により、人々を支配して利益を得てきた歴史そのものです。

 <<聖書の暗号 解析結果29 ペテロとパウロについて>>

   ペテロとパウロはイエスを神格化し、キリスト教を捏造した。詐欺師であり、裏切り者であり、ローマの権力者のスパイであった。人々をマインドコントロールにより支配した。キリストの受難。復活は捏造であり、本来の姿のマグダラのマリアを聖書から消し去っている。エジプトの神イシス、ホルスを参考にした。

 <<聖書の暗号 解析結果30 アンチキリスト>>

   アンチキリストとは、初代のペテロであり、最後のペテロであり、パウロである。彼らはバチカンそのものである。

      「聖書の暗号は読まれるのを待っている」  
                      イオン・アルゲイン著 徳間書店  

                           抜粋      

聖書の暗号: 闇の本体は地球を去っている

<<聖書の暗号 解析結果⑩ ムーの対立>>
   
   『ムー最後の時代に、悪の神官と愛の側との対立があった。
   ムーでは人の種の遺伝実権のために不可侵の協定があった。地球に隕石が落ちる危機に際して、悪の側は地球に落とし、崩壊後に悪の聖書を使って世界を悪のものにするために、文明をリセットすることを計画した。愛の側は地球を守ることを望んだ。当時は愛と悪の宇宙人もいた。』

    まず私たちの遺伝子と思われる実験についてです。
    私たちは先史文明で、しかも私たちよりも進んだ文明の存在を教えられてはいません。前文明の存在さえタブー扱いされるのが現実です。加えてその文明は地球に墜落する可能性のある隕石を回避できるほどですので、現在の私たちと同じレベルか、進んでいた可能性があります。

   文明の発達により、原始時代から私たちが文明化される状況を考えると、始めは生き残るための生活環境の確保、食料の確保など、暴力が支配する状況にあったと思います。しかし食料が確保できるようになり、人口も増えるようになると初めは競争がありますが、次第に助け合って生きるほうが効率が良いことに気づくようになります。

   私たちの文明はやっとこの気づきに至ったところですが、まだ実現には至っておりません。当時の文明も同様にこの気づきに至り、愛により助け合いを望む勢力が存在していました。もちろんそれまでの競争ベースの、悪の状態を続けたい狂信的な宗教の勢力も存在し、対立が起きていたようです。恐らくですが、文明がそのまま自然に発達すると、多くの人々が競争よりも共存を選ぶこととなるようです。

   悪の望む競争による支配の世界から、愛による共存の世界に変化することが自然な流れなのでしょう。今の私たちを見ればわかることですが、一部の支配者のみが幸せで、他の大多数の人々は彼らの支配に苦しむ状況です。競争により一部の人が社会的な利益まで独占してしまうので、分かち合えば多くの人が幸せになれるのに彼らのみが利益による幸せを独占する形となります。

    競争が善と考える世界では、その結末を当然視するでしょうが、今の私たちがこのレベルにあると思います。しかし、はたして競争は善なのでしょうか。私たちの世界に存在するのは支配者にとっての都合のよい不公平な競争です。資本としてのお金の量がものを言うのは、そのお金による支配の有利さを示しています。今の世界ではお金が多ければ多いほどいろいろな支配が有利に運べるようになっているのです。ここに問題を感じ始めると、愛による助け合いの方が、多くの人が幸せになれると考える人が出てきます。支配よりも分かち合いによる共生です。

   私たちは十分な資源を持ちながらも、その実体を知らされていないので、少ししかない資源の奪い合いをしているように見せられています。具体的には石油や食料ですが、そのことについて正しく情報として共有される状況にはなっていません。石油資源の存在量を正確に知っているのは一部の資本家だけであると思われます。統計は存在しますが、正確なものである保障はありません。

   石油の価格を支配するために、埋蔵量は正しく公開されることはないのです。
   始めは一部の力のある人が状況を支配していくのですが、人々の知識の向上により、支配者による支配の問題が表面化してきます。その結果、人々は共生による愛の世界を求めるほうが多くの人々の利益につながることを必ず知る時が来るのです。

<<聖書の暗号 解析結果⑲ 闇の本体は去った>>

    『闇の本体は1998年に地球を去っている。
     創造主の命令により、自由意志で他人の魂を操ることができなくなったために、諦めて去った。』

    1995年の命令から約3年ほどは彼らも何とかできないか試していたようです。
    結局どうにもならなくなって地球を去ることにしたのが1998年です。しかし現実の世界では地球に沢山の闇の勢力の触手にあたる残党がまだまだ力を持っていて、2001年以降に911テロから始まる戦争を起こしています。

   この原稿を書いているのは2010年の2月ですが、いよいよ株や債権などの市場の崩壊が近づいてきています。この始まりの時期はこの年の内になると思います。また、この説明には創造主が命令したと出ています。ここに出てくる創造主とは、宇宙全体の創造主であり、創造主の分身である神が私たちの銀河や地球の神となり、こちらを見ているという関係です。

   一番上の存在を創造主と捉え、彼がこの宇宙全体を創造し、その世界を知り管理するためにその分身を作ったのが私たちの神となります。地球を見ている多次元知性の集合体という存在は、私たちの神に直接つながるものなのでしょう。この銀河に神がいて、この地球にその一部として多次元知性の集合体が存在しているのだと思います。とにかく、私たちの住む地球系に、彼ら闇の本体部分は既に存在しません。後は残滓を片付けさえすれば、平和な世界になるようです。戦争を起こすことなく、情報公開を通じて世界が変化していくことを願っています。

<<聖書の暗号 解析結果⑳ 旧約聖書はムーの遺産>>

   
『旧約聖書は、ムー最後の時代の次の王と、生き残りの人々がムーの遺産としてシナイとナイルに残したものである。聖書的なモーセを演出するために行なった。聖書はムーの金を含む合金のシートで出来ており、アークに入れられていた。』

    映画などに良く出てくる伝説のアークである聖櫃がここで登場します。
   どうやらこれが本物のアークの出自のようです。計画としては、その後の私たちの文明化がこの聖書に則って(のっとって)進む必要があったので、この場所に朽ちないもので作り上げた聖書を設置したようです。恐らく後世の人々は見たこともないものに収められた、自分達の言語であるヘブライ語で書かれた朽ちない聖書を見て、これこそまさしく神の贈り物と考えたことでしょう。その後その内容に従って宗教化していき、ユダヤ教になり、キリスト教になっていったことは、私たちの知る歴史の物語る所です。

<<聖書の暗号 解析結果21 モーセは実在しない人物>>

   『モーセはムーの生き残りが伝えるものであり、実際には存在しない。嘘である。』

   モーセは実在しない、想像上の人物であることが明らかとなりました。
   旧約聖書の中の空想上の人物で、多くの伝説も聖書に由来して後の人々が作り出したもののようです。

    book 『聖書の暗号は読まれるのを待っている』 
                     イオン・アルゲイン著 徳間書店


                          抜粋

聖書の暗号: 1万3千年前の極移動

    私たちにとって喜ばしいことに、光と闇の戦いは既に勝敗分岐点を過ぎています。
    闇の勢力はこの世から退場して行き、平和が訪れるようです。彼らが再び悪を行えないように対策を立てる必要はありますが、闇の勢力が既に取り返しのつかない状況にあることは確かです。・・・彼らが主に資本の中にいるというコードがわかった時点で、現在のサブプライム問題において、彼らの自殺行為の理由に答えが得られた気がしました。

    闇の勢力は利益を求めていますが、その支配を受け入れている人々は普通の人で、この利益に目がくらんで暴走したようです。闇の勢力による管理がうまくできていればここまでの暴走はなかったと思います。今回は光の側が暴走を助けたのか、私たちにはわからない部分で彼らは動かされたように感じられます。とにかく何故か不自然な暴走でした。何千年も生き延びてきた闇の勢力の主体である資本が、自ら自滅することを選んだかのようです。

<<聖書の暗号 解析結果⑦  CDSクラッシュ
     (クレジットデフォルトスワップ・クレジットデリバティブの一種)

    

    『CDS市場が崩壊することにより、世界大戦を起こそうとするが、闇の勢力、不純な実体は絶滅してゆく。デビッド・ロックフェラー、ジェイコブソン・ロスチャイルド、バチカン銀行(IOR)等の資本のうち、宗教に影響していた実体(フリーメイソンとイルミナティ)は神との戦いで光によって弱められ、変えられてゆく。バチカン銀行は倒産する可能性がある。この転換点は2009、2011、2014、2015、2016、2020年にかけておきる可能性がある。資本は監視されるようになる。日月神示にも示されているかもしれない。』

   やはり今回のCDS市場の問題は大きなもので、彼らの支配を終わらせる目的があるようです。ロックフェラー家の当主デビッド・ロックフェラーとロスチャイルド家の当主ジェイコブ・ロスチャイルドの名前が確認できます。それぞれの家がイルミナティとフリーメイソンに浸透されていることを示しています。触れませんでしたが、このコード以外に前出の闇の勢力のコードの部分でも彼らの名前が確認できますので、彼らには一定の責任があるようです。この先政府の闇が暴かれる中で、彼らにもその説明責任が求められることになるのでしょう。

   通称バチカン銀行として知られる宗教活動教会(IOR)の名前も確認でき、彼らの全般に対して倒産の可能性が書かれています。彼らも既にCDSによって大きな損失を被っており、逃げられないところに追い込まれているのでしょう。・・・重要なことは監視することです。資本にしろ、政府にしろ、私たちが当事者としてその行動を監視することです。つまり、情報公開です。現在イルミナティ、フリーメイソンは隠れて多くの情報を操作しています。不正を行うことが彼らの立場上必要で欠かせないことのようです。この不正を、情報公開を正しく行うことで止める必要があります。

   ・・・今まで発達してきた文明を後退させないためにも、戦争で文明を崩壊させないためにも、インターネットを通じて多くの人々が情報を共有して、必要な監視を行ってゆくことが大切です。現実の世界では、闇の一部の人々が、彼らの望んでいる戦争を追い求めているように感じられます。聖書の暗号は、中東のメギドの地や尖閣諸島で演出されようとしているハルマゲドン、ホロコーストはイルミナティ、フリーメイソンの闇の勢力による「脅し」であり「幻想」であるとしています。多くの国々が彼の地に集められて戦争を始めてしまう可能性がありますが、地球を滅ぼすような核戦争は決して起きないとしています。

<<聖書の暗号 解析結果⑧ マシュー・ワードさん>>
  
   『マシュー・ワードさんは1980年に亡くなり、ニルバーナの世界にいる。彼はあの世の存在の代理として、母スザンヌさんにメッセージを送っている。メッセージはもらいの予言や予想の情報からなり、本になる。』
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<<聖書の暗号 解析結果⑨ 冷凍化石>>
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   『冷凍した化石、死体が残されている全文明は、戦争と星状のものが地球に落ちたことでその文明が人々とともに絶滅している。構造物は硬いものに打たれて破壊されている。洪水も起きている。生き残りもいたかもしれないが、人々は消えていった。この時に局移動が起き、ハドソン湾にあった標準方位を示す北極点は移動することになった。

   この頃北極星はベガだったかもしれない。
   この文明は「頭部」という言葉で表されている。クリスタルの頭蓋骨に代表され、科学技術、不誠実な狂信的宗教、呪文がその頭部とともに使われていた。アトランティス、レムリア、ムーと呼ばれる文明だったかもしれない。』

    崩壊の時期は明確ではありませんが、北極星がこと座のベガであった約1万3000年前後の時代と思われます。この時に起きた戦争と彗星などの衝突により、ハドソン湾にあった北極点が移動していると述べています。このハドソン湾(カナダ)は方向、軸、標準とともに使われていますので、地球の回転軸のある地点であったことは間違いないと思われます。この回転軸が現在の北極点まで移動することになったようです。その結果、それまで暖かかった場所が急速に冷却されたり、場所によっては洪水に飲み込まれたりして、生存していた生物の死体が化石となって現在に残されているのです。

   暗号は「冷凍された化石」と明確に述べていますので、シベリアの大量のマンモスの冷凍化石は、この時のものであると思われます。これらの化石はよく調べた結果、非常に短い時間で急速に冷凍されていることがわかっています。従って、この地球で前回発生したポールシフトと呼ばれる回転軸の移動は、数時間から数日の範囲で起きていたと思われます。

   それは怖ろしい急激な変化であったと思います。暗号中の「ハドソン」という具体的地名も特定されています。そして暗号は、この時代に文明があったことを示しています。それはアトランティスや、レムリア、ムーと呼ばれる伝説上の文明にその存在を求めることになります。ムーについては文献が少なくてその調査に手間取りましたが、当時のムーは現在の日本の沖縄の南西の方角に存在したようです。
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            book 『聖書の暗号は読まれるのを待っている』
                                         イオン・アルゲイン著 徳間書店 

                            抜粋     

聖書の暗号: エイズ・ワクチン、9・11

     ところで、1994年に聖書の暗号が論文として公表された時から解析作業が始まっていたのか、1995年には既にコードルールは発見されていたようです。このルールに従って解析を進めると、前文明の存在など旧約聖書の立場からはあってはならないものが出てきます。これらを確認した上で、現在のキリスト教の利益を守るために、ある立場の人がこのルールを発見したことを公表しなかったようです。
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<<聖書の暗号 解析結果② ステンドグラス>>

   『バチカン大聖堂、聖ペトロの司教座にあるステンドグラスに描かれた聖なる鳩は、プロビデンス(神の導き・摂理)の目、エジプト神話のホルスの目のシンボルとして描かれている。フリーメイソンとイルミナティを誇示するものであり、彼らは闇の勢力である』   

   バチカンを訪れるほとんどの人は、このステンドグラスの鳩を目にすることと思います。このステンドグラスは17世紀から存在すると思いますので、少なくともこの時代からこのようなものがバチカンの全面に出ていたようです。このような形で人を支配するための宗教を、彼らは実践していたのです。闇の勢力という単語も出てきます。ここに出てくるエジプト神話のホルスの目ですが、これを使っていることには理由があるようです。

   現在のキリスト教のイエスはエジプト神話のホルスであり、聖母マリアは同様にイシスに相当します。キリスト教はその成立時代において、エジプト神話等を参考にして捏造されたものなのです。彼らはエジプト神話のホルスとイシスを使って、イエスを神格化しているのでした。そしてそのことをフリーメイソンとイルミナティの上位の者たちはよくわかっていて、私たちを捏造されたものに支配される羊として、蔑んで(さげすんで)いるのです。

   キリスト教本来の姿であるイエスの時代には、三位一体の考えは存在しませんでした。イエスの教えでは決してありません。325年のニケア公会議でキリスト教の教義に加えられたものであり、バチカンが支配のために作り出したものです。・・・ペテロとパウロによって現在の形に捏造されたキリスト教は、パウロ自身の言葉によって終焉を迎えるようです。
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<<聖書の暗号 解析結果④ 9・11テロ>>

   『9・11テロは政府の犯行である。ツインタワーに飛行機が衝突したが、ツインタワーの破壊は人工的解体であり、政府が破壊作業を行なっている。彼らは偽善者で罰せられるべき犯罪者である。G・W・Bush大統領が関係している。フリーメイソンやイルミナティの操り人形だった』  

   今世紀に入っての一番の大事件と言えば、アメリカで起きた911のテロ事件になるかと思います。このテロはアルカイダだけによって起こされたのではなく、アメリカ政府が深く関与して起こされたのです。告発するホームページは沢山あり、ツインタワーは自然現象ではあり得ない速度で崩壊していますが、これを爆破されたものとして検討することはアメリカ政府には出来ないようです。実際にアメリカでは、この事件について真実に関わることを告発すると、その人は事故で死亡することになるという噂が流れています。

   アメリカ国民の半分以上が、このテロにアメリカ政府が関与していると考えているとの調査結果がありますが、殺されるのが怖くて今もこの調査は進んでいません。・・・証拠だけ見て、その説明を聞けば、状況は誰の目にも明らかです。でも、これを告発することのできない現状が、アメリカ政府が深く病んでいる証明になっています。これから始まる経済の危機と併せて、多くの人々が立ち上がって政府の不正を正すことになって行くでしょう。今までは資本にこの力の行使を邪魔されていましたが、これからの経済の混乱がこの力を弱めることになります。この流れはもう「彼ら」には止められないと思います。
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<<聖書の暗号 解析結果⑤ エイズ>>

    『エイズは国家の研究者によって作り出され、健康を汚染するためのものである。これは人種差別により起こされており、偽装され、騙されて、注射に混ぜて広められた。偽善的な詐欺行為である。WHOが関係しており、AIDSはギャロ博士により政策された可能性がある。フリーメイソンとイル、H1N1ミナティも関係している。』
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<<聖書の暗号 解析結果⑥ H5N1、H1N1
                                             (新型インフルエンザワクチン)


    『H5N1、H1N1はアメリカで、バイオにより人工的に作られたものである。死にも至るが、光の側の介入で、H1N1は弱毒化されている。パンデミックとしてメキシコを始め世界に広められる可能性がある。2009年から災害が始まる。フリーメイソンとイルミナティも関係している。』

   AIDSの発生に関しては、多くの研究がなされています。猿の病気が広まったとか、風土病が広がったとかさまざまな説明が現在までになされています。ですが、暗号によれば、国連の疾病対策の一環としてアフリカに予防注射として広められた、となっています。WHO(世界保健機関)もAIDSの拡散に協力していたのでしょう。実際にアフリカの国々は、国連の疾病対策プロジェクトを拒否するようになってきています。拒否の理由は小児ワクチンなどが、汚染されているからだと思われます。

   アメリカの力(政時力、軍事力)は強大で、アフリカの小国はとても逆らうことはできません。これは国際政治上の常識で、アメリカの犯罪行為を告発しても、それを裁くことのできる仕組みがこの世にはありません。小国は何もできずに黙っていることになります。それでもこのような悪意に満ちた「支援」を断れるようになっただけでも、大きな進歩を感じます。  

    続いて新型インフルエンザの状況です。
    アメリカで人工的に作られたものである直接的な証拠ではありませんが、製薬会社がH5N1の拡散を図った証拠が残っています。研究用にH5N1のワクチンを出荷した過程で、その中に生きたH5N1のウイルスが混入されていたニュースです。メーカーと告発者との間でやりとりがあったようですが、結局混入するはずのないものが混入していたことをメーカーは認めることになったようです。

   製造上混入する工程に存在しないものが、研究用とはいえワクチンの中に混ぜられていたのです。もしこれを使って研究や製造をすることになれば、大きな拡散の危機と新しい感染力の強いH5N1ウイルスを作り出すことになったかもしれない大変な事件です。しかしこれにも懲りずに、今も製薬メーカーの一部ではこのようなことが画策されているようです。このようなことがニュースになること自体、光の介入があったと考えていいのかもしれません。

   製薬会社の現場にも善意を持った人がいる可能性がありますので、その人々が闇の勢力側の悪意を妨害し、うまく防いでくれているのかもしれません。H5N1もH1N1も、他の生物兵器も含めて、闇の勢力側は人口を減らすこと、ワクチンを売ってお金を稼ぐことに血眼のようです。製薬会社はAIDSに味をしめ、新しい金儲けのチャンスをうかがっているようです。これがどれだけ拡散させられるのかまだわかりませんが、アメリカ政府の不正を告発して情報公開し、そこから製薬会社の深い闇に踏み込んでいく必要」があるようです。
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     book 「聖書の暗号は読まれるのを待っている」
                                             イオン・アルゲイン著 徳間書店


                           抜粋

 

 

 

 

コンピューターによる聖書の暗号の幕開け

 はじめに ――時の封印が解け、「聖書の暗号」が真実を語り始めた理由

   10年以上前になりますが、「聖書の暗号」(マイケル・ドロズニン著 新潮社)という本が出版されて、当時のベストセラーになりました。著者はジャーナリストの方です。彼は2006年に世界大戦、原爆によるホロコーストを予想していました。そのため、今では外れた予言として多くの人の記憶からは消えて行ったものと思います。旧約聖書の中に何かが暗号化されて書かれていることは、現在の研究結果により、聖書の中から多くの人名が確認されていることからも疑いの余地はないのです。

   ではなぜ、ドロズニンさんの解析結果が外れたのでしょうか。当時は意味のありそうな言葉を探して、その言葉をメッセージとして扱っていました。暗号化のルールがわからなかったため、長い文になるもの、それらしく意味がつながるものを、暗号化されたメッセージと意味づけていました。この方法での解読メッセージが外れたわけですから、この方法が暗号化のルールでないことは確かです。

    この本では「確率的」に自然に存在する言葉と、暗号化された言葉を区別することを基本ルールとして解いてみました。その結果、聖書の暗号は基本的に「5文字を一語」として暗号化されていることが判明しました。「5文字を一語として暗号とした」とのルールを書いた部分が存在しているのです。このルールの存在をもって「誰か」が書いたものが、聖書の暗号であると考えたいと思います。

   このルールに添って聖書の暗号を読み解いたのが本書です。
   この暗号の示す内容に従って歴史を調べていくと、現在学校で教えられるものとはおよそかけ離れた歴史を見ることになります。そこにはイエスではなく、バチカンの作り上げた、人を支配する宗教としてのキリスト教が存在し、多くの人々がこの宗教に支配され、戦争さえもこのバチカンから起こされているという事実を知ることになるのです。

    この聖書の暗号はコンピューターの登場に合わせて解読されることを待っていたようです。5文字を基本単位として暗号化され、2回同じ意味の言葉が同じ場所に出るなどの強調手法を用いることで、偶然の存在確立を超えて意味のあるメッセージが旧約聖書の中に作りこまれ、私たちに送られているのです。

        コンピューターの登場という、「時の封印」が解けたことにより、これらの事実が明らかとなりました。メッセージの量は膨大で、まだほんの少ししか解き明かすことができていません。本格的な解釈には新しい解析ソフトの作成も必要な状況にあります。それでも今までに解読したメッセージにより、この世界の未来の変化のあらましを知ることができています。

   先に見たように聖書の暗号で過去のことを知ることもできます。
   そこには教科書には書かれていない、現在の学問の世界ではその存在さえも認められていない事実がありました。すでに滅んでしまった、私たちよりも科学技術の発達した文明が、先史時代に存在したようです。過去に滅んだ文明の末裔(まつえい)たちが、その文明の大半を失ったあとに再び文明を作り上げました。この新たな文明を作った存在が私たちらしいのです。

   私たちの文明は、現在核兵器を持つことで、再び自らを滅ぼす恐れがあるレベルにまで到達しています。以前の文明崩壊時の危機を再び起こして、そこから新しい何かを学ぼうとしているかのようです。この本では、旧約聖書の中に暗号化されていた私たち宛てのメッセージを解読し、過去から未来への時の流れを見てみます。前文明の存在とその崩壊、その後のこの世界の成り立ちと、現在直面している宗教、政治経済などの問題に目を向けてみたいと思います。

   その先の未来ですが、私たちは既に地球環境を大きく破壊しています。
   地球の変化に対応することは、地球環境が回復するためにも必要なことのようです。

      今再び、聖書の暗号を世に問いたいと思います。
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     「聖書の暗号は読まれるのを待っている」  
                                              イオン・アルゲイン著 徳間書店 
 
            

毒された思考と意識を清める方法

グレート・シフトへの準備

 外部へ向けた広大な宇宙へのシフトのために準備をするということは、あなた方自身の細胞あるいは意識において、闇に囚われた意識を浄化するための準備を意味しています。この毒を持つ意識は、あなた方が判断、分離、エゴの密度に固執したことによって生まれたものです。

   準備するということは、『大宇宙の源である無条件の愛にすべてをゆだねることです。』
   この愛があなた方にとって非常に遠く感じられるときがあったとしても、その愛は常に、すべてに影響を及ぼしています。

   問題は、あなた方が根源の創造主である神を信じるのかどうかなのです。
   もし信じるのであれば、起きることのすべてが神の愛の意識的な流れであることを理解しなければなりません。最も困難な暗闇の時と失われた魂の影から、夜明けの輝きや天使のきらめきに至るまで、あらゆるすべてが創造主の秩序の中にあります。

   薄暗い不透明さから光へのあなたの変換のプロセスを容易にするためには、実際にあなたに起きている出来事を拒否することなく、落ち着いて経験することを学びながら、生命の霊的な理解と、あなたが人体の中にいるという事実への理解を深めなくてはなりません。

   あなたの環境からすべての毒性のある状態、つまり、意識においてすべての毒性のある思考をできる限り取り除くことが一つの実践方法です。毒性のある状態を排除するためには次のことを心掛けてください。

  ・ あなたの自然なエネルギーを邪魔する、すべての電磁気装置を減らすこと。

  ・ あなたのまわりにある合繊の衣類、合成食品、化学製品を自然繊維や健全な野菜食品、オーガニックな物と入れ替えること。

  ・ あなたの意識的思考や瞑想を通して、細胞レベルで、また神聖な幾何学模様を使うことによって、再調整された浄化水を飲むこと。(きれいな真水)

  ・ きれいな空気や土地と調和した環境を選び、できるだけ自然との調和を保つこと。

  ・ 細胞ユニットの一つ一つを明るくする呼吸法で息をしながら、体を強く保つために鍛えること。


    

毒性のある思考を排除するには次の方法で行います。


  ・ 瞑想と適切な呼吸。

  ・ 条件なしに自分と人を愛することで、無条件の愛に自分を委ねること。

  ・ 感情が癒されるために心臓の真ん中を通して、それに意識の光を当て、その感情と向き合い、受け入れること。

  ・ 贈り物である自然の中できれいな空気を味わい、動物を愛し、木々とともに呼吸をすること。

  ・ 美しさを求め、あなたの世界の健全なもののすべてを称賛する時間をもつこと。

  ・ 否定的な思考や行動へあなたを誘い込むような、低い振動のものに近寄らないこと

  ・ あなたの思考や行動のすべてにおいて、高い善だけを行うようにすること。

   もしあなたが、地球の各地に点在する神聖な場所に行くのであれば、その時は今です。
   あなたはそこで、地球においてそこで礼拝していた古代の人々と、あなたと同じようにこれらの渦に愛と光を持ち込む、その他の人々のエネルギーを感じることでしょう。特に、聖十字が現れた時(2008年6月)に続いて今回は、あなたは自己のエネルギーの力強いシフトと加速を体験するでしょう。

   そしてあなたは、地球ガイアとの協調と結びつきを体験するでしょう。どんな祈り方でもよいので、あなたの心の中に祭壇を作ってください。それは自分の絶対的な中心を作ることであり、大地のパワーを基礎とする英知を尊重しながら礼拝するのです。

   最後に、この計画における私たちの話を少しして終わりにします。
   これから激しい変化が起きるこの時に、あなたが最も必要としていることは、「健全な思考」という信条です。集中した心と感情のバランスがとれた静けさの中で、いったい自分は何に圧倒されているのかを自問する時、あなたは当然、それが未知に対する恐怖であることに気がつくでしょう。

   それはあなたの居心地のよい空間の外側、闇の支配者たちが実際に世界で起きていることに対する意識に絶え間なく覆いかぶせる安全ネットの外側にあるものを、あなたは怖れているのです。

   でも、少し考えてみてください。
   あなたはとるに足りないことに恐れを抱き、無力だと感じるように操作されているということを。単に家から出ることが、どんどん難しくなっていることがわかりますか。しかし、起きていること事体があなたにとっていくら絶望的に思えても、それはあなたが目覚めるためのプロセスの一部でしかありません。

   注意は必要ですが、まわりで何が起きているのかを平常心で観察してください。
   心を乱すことなく一つにして、低い感情を抑えましょう。慎重に、自分の周囲を注意深く見てください。そしてあなたの焦点を恐怖ではなく、美しさや愛情、信頼から生まれる平穏、そしてあなたを取り巻く奇跡のほうへと向けて行きましょう。

   スターシード(星の種)の皆さん、あなた方は、ここにいることを選んだのは自分であるということを忘れてはいませんね。あなたの歩む道には山もあれば谷もあることを承知で、あなたがそれを選択したのです。

   光と美しさの子どもである皆さん、思い出す時が来ました。
   あなたが本当は誰であるかを思い出す時が来ました。
   私たちはあなた方を心と精神で抱きしめます。

   私たちはシリウス高等評議会です。
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       「グレート・シフト」パトリシア・コリ著 ナチュラルスピリット刊  

                           抜粋    

バチカンは秘密結社・闇の組織の一つ

   当時、世界中には多くの偉大な図書館がありました。
   アレクサンドリア図書館は港町にありました。それは地球の次元とは関係のない特別なエネルギーを持っていました。そのエネルギーは光の集団から来ていました。アレクサンドリア図書館の資料の一部は保管され、一部は複写されて地球上のさまざまな場所に送られました。その場所の一つがバチカンです。

   バチカンには二百以上もの古文書室があり、各古文書室には二十万件以上の資料があります。知識が自由の代名詞であるがゆえに、この図書館が燃えてしまったことは、すべての知識を消滅させようとする闇の存在の一つの計画でした。図書館が燃えた時、書物は大きな範囲において、自身の限界から解放され、炎の中で浄化され、崇高な形でエーテル界の中に刻み込まれたのです。

   人間の集団をコントロールしようとする権力組織や個人が存在する限り、三次元的宇宙のどこであろうと、いつであろうと、操作の基本的戦略はあらゆる知識と英知を抑制し、取り上げようとする欲望であることは、これを読んでいる方々は知っているはずです。他者を支配するためには、鞭(むち)と剣だけで成り立つわけではありません。支配とは、むしろ意識の操作であり、それによって社会や個人の愛の光や宇宙的な意識の驚異から遠ざけ、無知と暗闇のゆっくりとした振動の中に満足させることができれば、他人を管理支配することができるのです。

   これはあなた方と同じ三次元にある、宇宙の他の進化していない惑星でも起きていることで、あなた方の歴史の至るところで見られます。それがあなた方の現実の二元的性質の一つの側面だからです。そしてそれは周期的です。あなた方は物を作っては燃やし、建てては潰し、設計しては破壊し、すべてをもう一度創造する、これを何度も、何度も繰り返します。

   しかし、本を焼くという行動において起きたことは、エーテル界に英知が刻まれたということです。エーテル界において、人間の物語に貢献した賢者たちの智慧と洞察がアカシック・レコードに焼き付けられてきました。これこそまさに地球の図書館です。大宇宙の無限の海から、原始の創造者であるアトゥムの最初の思考から、最初の原子そのものから、すべてが書かれてあるのです。

あらゆる情報がバチカン図書館に隠蔽されている

   バチカンはその膨大な情報を公表しないでしょう。 
   バチカンは、あなた方を支配する力のネットワークを持つ秘密結社や闇の組織の一つです。バチカンは宗教を利用して、あなた方を服従させたままにするように作られているのです。

       バチカンの支配者たちが、もう一つの「聖戦」を立ち上げるのに懸命になっている今現在、現代社会の広範囲にわたる支配からあなた方を解放するはずの知識を提供するはずがありません。それにしても、「聖戦」とは、なんと不遜な表現なのでしょう。闇の支配者たちがバチカンの金箔の王座に留まっている限り、あなた方を絶対に近ずかせてはいけないと信じているもの、つまり「失われた啓示」の巻物を守るでしょう。

   彼らは図書館を略奪し、暗号を読めなくして隠してしまい、純粋なビジョンの源を腐らせてしまったのです。なぜなら、彼らは自分たちのほうがあらゆる点で「民衆」であるあなた方より上であると信じているからです。彼らは、管理され奉仕するように作られた一つの宗教的集団として、あなた方が群れとなって無知と盲従の柵の中に入っていく時、あなた方はより抑制されやすいことを彼らはよく知っています。

   驚かれるかもしれませんが、この過去の知識と英知の古文書を作成した賢者のうち相当数の者が、あなた方の惑星を支配する闇の力の支配下にありました。この過去の賢者たちの多くは、世界的支配のパワー体系を変える形と振動を操作するために、工業技術、科学、銀河の事象など、古代世界の謎を調べたのです。この闇の力の意志は非常に低い振動でした。暗い意図を持つ者たちによって念入りに仕上げられたこれらの秘密は、当時と同じように、今も利用されています。

   あなた方の現実の最も重要な経験が、あらゆるレベルに存在する二元性の体験であることを思い出した時、すべての行動にはまったく同じ大きさの逆向きの反応があり、宇宙的秩序における物事の大きな図式においては、結局はすべてが解決にたどり着くことを理解するでしょう。

   無知と恐怖は互いに取り替えのきくものであり、一つの魂が他の魂に力を及ぼそうとするのは、それはしばしば本質的に自己の神聖さへの無知からくる行為であり、それはまた、新しい魂が根源から深淵へ飛び込んだ時の一番低い感覚的振動に対して感じる魅惑のの現れでもあるのです。決して光に到達できないのでは、という恐怖は、闇への崇拝に固有のものです。また、エゴを捨てて光に身を委ねるより、愛のない偽りの支配への崇拝によって現実を管理するほうが遥かに安全ではないか、という考え方も闇への崇拝に固有のものです。

   古文書はすでに公開されつつあります。
   あなた方があらゆる記憶の細胞の中に宇宙のすべての英知が含まれていることを理解した時、またアカシック・レコードがエーテル界と同じようにあなたの中にもあるのだと理解した時、あなたは古代の書物のページをめくることができるようになるのです。書かれたもののすべてが燃えてエーテル界に移動してしまいましたが、それは「すべてなるもの、かつて在りしもの、とこしえに在るもの」の反映であることを忘れないでください。

   人類は至るところで思想の自由を奪われてきたので、深遠な啓示は頻繁に暗号化して隠す必要がありました。あなた方も知っている、トーラー(モーセ五書)、聖書、古代宗教のあらゆる経典などの最も偉大な書物もそうでした。そこではすべてが暗号化されているのです。

   バチカンには、秘密の古文書の部屋に人が侵入できないように保護壁となるエネルギーフィールドの作用している部屋があります。しかし地球の内部に横たわる神聖な世界へのトンネルを封じるものに比べると、遥かに簡単な装置です。あなた方の古代の書物のいくつかに書かれている「ブリル」の力は、重力を操作することによって作り出されるもので、生物体がその力に触れるとその細胞構造が解体されてしまうほどの威力があります。

   人類の最も古い科学技術の一つであるこの力は、権力を持つ闇のエリートたちによって利用され、地上や宇宙で、さまざまな方法で使用されています。エリートたちはまだこの技術を習得していませんが、あなた方よりよく知っています。この技術に関する情報は古代の書物によって彼らに伝えられたか、あなた方の政府(アメリカ政府)と親しくしている地球外生命体(グレイ)によってもたらされたものです。
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         「グレート・シフト」
                               パトリシア・コリ著   ナチュラルスピリット


                                                          抜粋

 

人類は「見えない」ように操作されている

   親愛なる皆さん、宇宙から慈悲深い存在が、あなた方を守るためにやってくるという錯覚を持たないでください。これはあなた方のカルマ的な責任なのです。もちろんあなた方の地球を支配しようとする力が働いていることは否定できません。しかし、あなた方が物質的現実だけに囚われてしまっている結果、その裏に隠れた真実を見抜くことができず、世の中をより良くすることに対して自らを無力にしてきたのです。自分自身を、そのことに興味と関心を持てなくしてしまったのです。

   人類が破壊的であるという事実は部分的に当たっています。
   ガイア地球を最も低い振動周波数にまで引き下げる力が働いていても、あなた方を観察しているものの眼には、地球を取り巻いて、常に拡大する愛と光の輪の存在が実感できます。その愛と光の輪は、エーテル界をさざ波を立てながら広がっていき、太陽系ファミリーを突き抜けて銀河系に至り、さらに大宇宙にまで広がっています。

   あなたが自分の現実をどのように創造していけばいいのか、自分が創造したものの責任をどのように取るのか、三次元の領域の「錯覚」で起きていることをどのように受け取り表現しているのか、それらを理解することには、あなた方がどのような意識と交信しているのかが大きく関わってきます。恐れの中で生きるのをやめ、恐怖と報復のメッセージではなく、人類と連絡を取りたがっている宇宙からの知的存在に、「愛と非暴力のメッセージを自分達の意図として伝えるにはどうしたらよいだろう」、と方向を変えて考えてみることです。

   あなたが「引力の法則」をよく理解すれば、この世界において、この法則がどのように働き作用するのかを決めるのは自分自身であることがわかるでしょう。非常に暴力的な、攻め立てられるような地上の有様を見て、あなたの中でわき起こる恐怖から自分自身を解放するために、お互いに助け合うことによって、やがてこれから起きることについて喜びを感じられるようになります。

   この穏やかさは、宇宙のあらゆる存在たちと自分たちの間に調和を望み求める者のフィールド、メロディーを作り出すでしょう。三次元の錯覚の世界において、いかに創造しながら生きていくのか、どうすれば恐怖を期待に変えることができるのかについて、反省することで認識力が生まれてきます。

   宇宙間の接触の時が近ずくにつれて、もうじき無数の宇宙船が現れてきます。
   実のところ、宇宙間の接触はすでに始まっているのです。私たちの頭上にも地下にもおびただしい活動が展開されています。もしあなた方が私たちのように地球を俯瞰(ふかん・広い範囲を見通す)ことができれば、地球の上空と大気圏外をどれだけのものが飛び回っているかを見て驚くでしょう。人類の目を遮ろう(さえぎろう)として闇の者たちが設定したフィールドの外にあるものを見ようとしないのは、あなた方人類の普遍的傾向のようです。

人類は「見えない」ように操作されている


   実際に、銀河系には守られなくてはならない規則が存在するので、そのために地球を探索し、研究し、分析し、連絡をとるにはどのようにすべきかを探りながら、あなた方の上を常時飛び回っている宇宙船があるのです。目の前にあるものが見えないようにあなた方が操作されているのを見てきた私たちは、あなた方の空が宇宙からの存在たちの光でいっぱいになり、彼らの存在を否定できなくなるまで、あなた方は宇宙からの来訪者の存在に「慣れる」ことができないのかもしれません。

   あなた方の領域の彼方にいる私たちにとって非常に刺激的なことは、人間の心と精神が多次元からの宇宙メッセージに反応していることです。私たちは唯一、真の普遍的言語で通信しています。あなた方が、この惑星の境界線の彼方に目を向けてくれることが私たちの願いなのです。あなた方からの反応がなければ対話はできません。私たちの意図は、人類と大いなる銀河系ファミリーとの間に通信ラインを引くことなのです。

    あなた方は霊が物質に優先する垂直軸に沿って上昇するか、あるいは限界に向かって集中し、錯覚の世界で物質への執着という垂直軸を下降するか、というきわどい局面に遭遇するでしょう。ガイアが三次元の殻を破り、不滅の光体へと移行する儀式のために物理的枠組みを浄化する時、あなたがそれによりどれだけ苦しむことになるかはあなただけが決めることができます。

   意識のスパイラル(螺旋、らせん)の上をあなたの「唯一の心」が平和に進んでいくことに注意を集中するなら、不安と暗黒の谷間を通過する時に、一つの強力な意識があなたの道を照らすでしょう。あなたの洞察力と体験を他の人と分かち合えば、輝かしい光のフィールドが作り出され、あなたにつきまとっていた暗闇にたいする恐怖は消えてしまうでしょう。

   大宇宙の力学では、『地球の回転軸は「シフト」して銀河系平面に向けて傾いていきます。』 2008年6月に銀河系の天空のフィールドに、銀河系の惑星がみごとに整列しました。地上の占星術師たちはこのことを「聖十字」と呼んでいます。このことは地球にとって、また表面や内面的世界の深層にいる生命体にとって、驚くべき進化的な加速の出発点となりました。

   時空連続体上のこの天空の印は、あなた方や社会の二元的意識において、男性的かつ女性的要素の融合に向けて進化が始まることを告げています。あなた方の銀河系において過去に「聖十字」の整列が起きたのは「大洪水」の時でした。それはアトランティスが水中に没し、暗黒の闇がガイアの水の中で清められ、新しい時代が生まれた時なのです。

   地球の本当の雄大さを眺め、絶え間ない生命の誕生を眺めていると、恐怖が引き起こす麻痺から解放されます。宇宙の神聖なる図式は完全な秩序に沿っている、と知った上で星を眺めると、怖れることなく、今後どのような驚異的飛躍をしていかなければならないかがわかってきます。心構えとしては、すべてを譲ること、すべてを任せること、すべてを神に委ねることです。

      「グレート・シフト」  パトリシア・コリ著  ナチュラルスピリット 

                           抜粋
              

人類を支配しアヌンナキが導く政府

   あなた方人類の偉大な祖先の中に「イズニュ人」が存在します。
   あなた方は突然変異のスターシードなのです。私たちは、地球を覆うように作られている鉄格子のフェンスの取り外しを手助けするように導かれています。そうすることで私たちは、あなた方や、地上のその他の生命体と直接繋がるラインを再構築することができるのです。あなた方は皆、銀河系ファミリーと再び繋がる地点にいます。

   そのほかにもさまざまなことが起きる中で、地球外の宇宙に存在する三次元の存在がおびただしい数でやってくることや、知性を持った次元外の光の存在が、より高度な次元から接触してくることです。この地球外存在は、より低い振動の者もいれば、より高い振動の者もいるでしょう。

   これは私たちが何度も話したように、物理的現実の二元性の特徴です。いくつかの存在はすでにあなた方の政府とそのプログラムの中に組み込まれ、地球にうまく定着しており、その他の存在もまもなく到着するでしょう。彼らの中には闇に属している者もあれば、光に属している者もあります。また闇と光の間に属している者もいます。

   人類と地球外の生物種との間において、彼らの持っている意図に対しあなた方がそれをどのように受け止めるかを決めるのは、あなた方個人及び集団の創造的思考です。その結果として彼らがどのように反応するかが決定されます。私たちの責任は、あなた方が高次の愛と光を豊かに受け取り、地球外の存在を怖れることなく、その恐怖を追い払うことのできる心と精神の基地としての役割です。それはあらゆる思考、感情、言葉、行動と共に、どのように現実を共同創造できるかに関する知識を、あなた方の中に再び甦(よみがえ)らせることです。

   あなたがアセンションの準備をしている時に、フォトン・ベルトを通過することになっていますが、異星人の探検家にとって、惑星、衛星、その他こまごました物で構成されている太陽系システムは、非常に興味深く感じられるのです。異星人の探検家とは、人間の世界で言えば、宇宙物理学者、技術者、地質学者、宇宙飛行士的な存在に当たります。異星人の中には、地球上のことを熟知している者もいます。現在、地球外の世界では、私たちが移行を成し遂げるために、技術的にまた霊的に、どのように進化していくかについて非常に大きな関心を呼んでいます。

   非常に低次元なエネルギー存在は、暴力的な人間の原始的なパワーに強く引かれています。例えばドラコニアン(ドラコ座を母星とする爬虫類人)は、人類の低周波の振動を食料にしています。彼らは原始的生物種の生物学的成り立ちを研究し、機会があれば、人間を兵士や奴隷として取り込もうとしています。彼らは夜空を飛び回り、人間や動物を観察しテストしています。何千人もの人間が拉致されかけた事件があり、また多くの人が四肢を切断された動物を目撃していますから、もはや驚くようなニュースではないかも知れません。ただ、今のところ、この情報は人間の意識の主流にまでは達していません。

   地球の姉妹惑星には、あなた方が銀河系環境に及ぼす被害と、彼らの銀河系アセンションの邪魔をすることを気にしている「種」の存在があります。彼らは今のところただ観察しているだけですが、あなた方から危害を加えられると判断した場合は、どうにかしてあなた方を無害化するでしょう。彼らは、あなた方が隣接する世界の知的生命体の存在を「知らない」ことが信じられないのです。

   月面に生活し、繁殖している地球生物種もいて、生活圏には立派な都市が構築されています。数年前からあなた方の宇宙探査車が調査している火星の表面や地下には、大規模な軍事・科学基地があり、惑星間組織がこれらを運営しています。驚くかもしれませんが、これらの組織の中には人類に属する者もいます。最近はますます頻繁に、平和的で進化した異星人文明の使節団が大気圏を探査しており、不法介入の規則が守られていること、また恐怖と不安ではなく感嘆と喜びの中で、あなた方が銀河系ファミリーに迎えられることを確認するために見張っています。

    あなた方の世界を支配するアヌンナキ主導の政府、つまりあなた方の現実がグローバル・コントロール(地球規模の操作)であるように巧みに操作している者たちの政府(たとえばアメリカ、イギリス、ベルギー)は、終結の時期が目前に迫ってきていることを知っており、この時期を遅らせるのは不可能なことも知っています。

   彼らの秘密は暴露され、ついに彼らの異星人の歴史があなた方の知るところとなるでしょう。彼らも夜空を飛び回っています。不幸なことですが、彼らの目的は、宇宙の存在からあなた方を守るのは究極的なテロリストしかいない、と信じさせることです。宇宙の存在に対して怖れを持たせるようなさまざまな恐怖が用意されています。あなた方を支配する闇の権力者がこの恐怖心を煽り(あおり)、それをメディアが煽動しているのです。

   もっと言えば、これはあなた方自身の社会的行動の反映です。
   つまり、あなた方がどれだけ自然と地球の意識から遊離しているかを映し出しているのです。地球で一番高度な知性を持つあなた方が、地球の資源を枯渇させようとしているのではありませんか。明らかにあなた方は、闇の政府がガイアの生命力を吸い取るのを許しています。あなた方の所有物ではないものを略奪し、平和と「神聖なるもの」の名において殺戮し、「進歩」の邪魔になるものをすべて排除することで、人類は地球上に混沌を招いているのではありませんか?
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      「グレート・シフト」  パトリシア・コリ著  ナチュラルスピリット

                          抜粋

シリウスのスターシード、イズニュ人

    アトランティスの遺産の真実を隠そうとする歴史家たちの企てにも関わらず、あなた方は間もなく、オシリスが生きていたころのアトランティスの時代の貢献が、あなた方にとって特に重要であることを発見するでしょう。

   エジプトは、アトランティスの英知の宝庫となることを意図して作られました。
   人類が、暗号化された英知を解読し、多次元的な鍵を活性化し、地球ガイアとその彼方の宇宙の崇高な善のために、それらを利用できるのに必要な理解力に達するまで、地球上における人類の存在の一番大事な時代の秘密を、安全な場所に保管できるように作り上げられたのが、エジプトなのです。

   その無限の考古学的記録と豊富な神話的伝説を通して、エジプトは古代アトランティスの霊的に熟した技能と英知を奥義に通じた人たちに示しています。エジプトは、最後の世代の物語の鍵を握っています。石と無言の言葉の中に不滅化され、全てがあなたのためにそこにあります。

   『我々は、氷河が融けると共に、アトランティス最後の周期である第三周期が始まったことを繰り返して言います。氷河が急速に大陸から退却したため、おのずと大きな繁栄が起こり、荒廃していた最後の陸の塊の一つであるアトランティスは、エネルギー的にも気候的にも最初に力を回復しました。この時多くのシリウスの魂は、あなた方とのカルマ的な繋がりの一部として人類が再生するのを助けるために、また我々と惑星ニビルのアヌンナキ人との未解決のカルマの問題を解決するために、地球で具現化することを選びました。

   我々はアカシック・レコードを読み、その当時、光のファミリーが地球のフィールドに呼び込まれるのを見ました。そして我々の運命は、三次元に戻って、我々より低い振動で具現化することになっていたことを知りました。この時、最初のシリウス人がヒューマノイド(人間の形)として地球の表面、特にアトランティスの山岳地帯に現れました。我々の太陽神サティのように、もともと惑星体であった「イズニュ」は、もはや物質界のものではなくなっていました。なぜなら彼らの惑星は、あなた方の宇宙と平行して存在する、宇宙の六次元惑星の真髄とより高い周波数で共鳴していたからです。

   イズニュ人にとって、それは形あるものとしてもう一度生きるチャンスでした。それはシリウスと地球ガイアの振動を結びつけ、我々自身の進化を永遠に遅らせているカルマを解決しながら、彼らにとっては自然の作用や他の生命形態、また退歩の変異プロセスに直面する苦難を意味しました。シリウスのスターシードであるイズニュ人は、三次元で具現化するのに大変な困難を経験しました。なぜなら彼らの振動は長い間、物理的世界から離れていたので、物理的な形に戻れる可能性は非常に少なかったからです。しかし、その青い惑星地球のその堂々たる風格と音楽に関する評判は宇宙に鳴り響いていましたので、そこには計り知れない魅力がありました。

      彼らは非常に背の高いヒト科に近い輝く生物として、人間の身体と骨格そっくりの形態をとって、地球の現実の三次元フィールドで具現化しました。もちろん人間でないことははっきりしています。最も異なるところは、彼らの大きなオーラのフィールドで、それは明らかに肉体から何フィートも伸びていました。彼らを包んでいるものは、壊れやすい真っ白の半透明の皮膚のようなものだったので、地球人にとってはおとぎ話の中の存在のようにも見え、何世紀もの間、地球の領域ではそのような存在として捉えられていました。

   彼らは紺色のかなり大きく輝く眼をしていました。
   髪は白に近い黄金色に輝き、8フィート(2.8m)ほどの細く華奢でしなやかな体つきをしていました。イズニュ人は、地球の水の元素と最も緊密に共鳴していましたが、それはシリウス系の他の自然衛星と同じように、彼らの惑星でも水が豊富にあったからです。彼らはガイアの周波数をキャッチするために、アトランティス大陸の山岳地帯に出現しました。そこには彼らの出生地と同じ環境を作り出すのに最も適した暖かさと水がある洞穴や洞窟が多く、また太陽の強力な光線によって発せられる放射線から彼らを守ってくれるからでした。そこはイズニュの水晶のようなフィールドに最も近い特徴を持つ土地だったのです。

   あまりにも高い振動周波数を持っていたイズニュ人は、初めて地上に現れた時、地球の密度で形を維持することができず、また太陽の直射日光にも耐えることができませんでした。外からは、彼らが現実の世界に入ったり、出たりしているのが見えたでしょう。そして実際に、何度も物質の世界から6次元の世界へと戻ることを繰り返したあげく、やっと三次元の周波数を捉えることができたのです。

   彼らの身体を包むものには、有害な紫外線から自分を守るために必要な色素がまったくありませんでした。そこで、「遠隔地」への移住とも言える初期の頃には、昼間は地下にもぐっていたのです。時間の経過とともに、このシリウスの種は三次元で根を張り、その肉体的な身体はより密度を増し、地球の地熱力と、大気圏を通って明るく輝く太陽との関係に順応していきました。身体はより堅固で弾力性のあるものになり、その皮膚はより不透明になり、色はやや濃くなりました。』    「Atlantis Risinng] より

   オシリスはシリウス星系からの光の師ですが、アトランティスの第三周期の始めに創られた門を通ってあなた方の世界に入りました。そして、その一つの話がシリウスの惑星であるイズニュの存在が、アトランティス人の進化に貢献するため、あなた方の次元へと逆行して行ったのです。

   この入り口は、シリウスからアトランティス人への、また未来の人類全ての世代への贈り物であり、スターゲートが開いて人類の意識が加速する際の、非常に重要な時期に使われるべきものです。オシリスがより高い次元から三次元へと門を通って降りてきたのは、そのような時だったのです。あなた方が螺旋(らせん)のアセンションに到達する時、まもなく同じようなことが起こります。
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    「グレート・シフト」  パトリシア・コリ著    ナチュラルスピリット刊

                                                        抜粋

アトランティスの記録はエジプトに隠されている

    アトランティスについての質問ですが、この古代世界の知識はケミットという古代エジプトのその地域だけに限られていたのではありません。その知識は地球上の多くの地域に広がっていました。アトランティス大陸は氷に覆われた寒い北国から、高温多湿の酷暑地域を越えてずっと下の最南端にまで達していたので、考えられる限りのさまざまな場所の原住民に接する機会があったのです。私たちは、あなた方がそれらのことを次第に知りつつあると思っています。

   あなた方は近代の世界におけるほとんど全ての大陸において、アトランティスの哲学、建築物、不思議な力、天文学的整列に関することなどを発見しつつあります。また、古代の物語で繰り返されるテーマも発見されつつあります。あなた方の本当の起源や、DNAコードについても多くのことが明るみに出てきています。そしてまもなく、アトランティスの秘密や、そこで起きたことの全てについても明らかにされるでしょう。

   大スフフィンクスの地下にある記録の広間はすでに発見されましたが、まだ活性化されていません。もう一つの秘密の部屋がピラミッドの内部にありますが、これは発見されましたが、まだその目的は明らかになっていません。それは現在、門の鍵を持つ者たちが光に属していないからであって、彼らが愛のある経験をしていないのです。それは時間という砂の上の破片のように、彼ら自身の心の破片が散り散りになり、そのかけらを集められないまま、「ギザ」のエネルギー複合体の太陽フィールドを必死になって探しています。

   時空連続体の正しい座標が整ったら、時間の砂に覆い隠されたものが表面に現れてくるでしょう。あなた方が密集状態から光へと向かう加速地点に近ずいた時、すべてが完璧な秩序の中に納まります。その時、13個のアトランティスの水晶ドクロが一箇所に集まります。アトランティスの光の発信者は道を明るく照らすでしょう。冥界(死後の世界、4次元、アストラル界)は、あなた方の眼の前で具現化します。この全てはあなた方が生きている間に起きるでしょう。

   アトランティスの実験における巨大な英知、知識、技術力は光に満ちていましたが、その一部は暗い意図に満ちていたことを常に念頭に置いておくことです。これは、アトランティスの千年においては、強烈な光と強烈な暗闇が周期をなして現れていたからです。これらの極端なサイクルの一つは、あなた方の現代の地球経験において今現れており、それは「不毛の日々」と言われています。

   今現れて来ているアトランティスの歴史の記録が、エジプトほど、秘密裏に消去されないように暗号化されているところはありません。この国において地球の体験の記録が安全に保管され、コードで守られ、時の変化による風化や気候変動による砂の影響、それに人間の手からも守られ保存されています。そこには、多くの埋もれた秘密が神話の中に隠されて眠っています。

   その神話は、アトランティスの第三周期の早い時期、つまり、オシリスとアトランティスの女王イシスが君臨していた時代に始まったものです。これはまもなく明らかになりますが、論争と抵抗が起きることは眼に見えています。現代の信仰システムと公けの建前として創作された歴史にしがみつく人たちの反応に、注意していてください。

   キリストが地球に現れる1万年以上も前、アトランティスの最後の大変動が起きた時、白色同胞団(ホワイト・ブラザー・フッド)の多くのメンバーが、入り組んだ地下通路や地下都市を通って地上へと逃れました。何人かは難を逃れてエジプトのケミットの地に再び現れました。彼らはアトランティスの記録と人間の記録も同様に残すためでした。他の者たちは、古代の太陽の光を保存するという任務を携え、マヤの地やチベット、ペルーの高地へと逃れました。闇の存在が後に続きました。

   ここであなた方に思いだして欲しいことは、三次元の密度においては常に光と闇が共存するということです。これがあなた方の現実です。これらの振動に対して、個人として集団として、あなた方がどのように対応するかによって未来が決まることになり、それはあなた方の領域を超えたところにいる者たちの仕事や責任ではないのです。しかし私たちは、あなた方が闇から光への移行を助けるためにできることをします。私たちもそこを通って来たからです。私たちも先人たちに助けられました。そうして、あなた方の後に来る人たちも、あなた方から同じ扱いを受けるでしょう。

   闇から光への旅におけるあなた方の目的は、前にある光に達することであり、同じく、後ろの者たちに手を差し伸べることも忘れず、最も偉大な善のためにライトワーカー(光を運ぶ者)として働く本当の意義を学ぶことです。未来は決して前もって決められているものではなく、あなた方が生きている幻想の世界では、すべてが永遠に変化するということも常に忘れないでください。

   過去は幻想です。
   なぜなら過去は、常に動いている記憶の渦巻く背景だからです。そしてそれは一人ひとり異なります。未来も幻想です。なぜなら未来とは、カルマ的な行動の一つひとつによって変わる、柔軟性のある各自の推測に過ぎないからです。そして、幻想でしかない現在は、生まれたとたんに、あなたの心から消え去ってしまうのです。

              「グレート・シフト」パトリシア・コリ著
              ナチュラルスピリット刊 から抜粋

簡単でも困難でもあなたの魂は導かれていく

   スターシードの皆さん、こんにちは。
   私たちシリウス高等評議会の声は、サティまたはシリウスベータのアセンションした星系から、地球と交信している無数のシリウス星人の意識を代表しています。私たちはあなた方よりずっと年を重ねています。そして、人類についてはとてもよく知っています。と言うのも、私たちの先人は大いなる実験、つまりあなた方人類という種を播くことに参加していたからです。
   私たちは、あなた方の発展の鍵となる時期に、宇宙のスターシードである人類に奉仕するために、物体としてはっきりした姿で地球次元にあらわれました。これはアトランティスの第二周期のことで、あなた方がその文明の元で繁栄していた頃のことです。古代エジプトでも起きたことが、今また、マヤ歴の終わる時期に再び同じことが起きようとしています。私たちは、あなた方が光体へと進化するこの時期に、その役に立つためにやって来ました。

   なぜなら私たちは、これからあなた方に何が起きるかを知っているからです。
   私たちはあなた方のプロセスをすでに知っています。いまや、光の存在の多くが地球の転換に注目しています。それらのいくつかは、プレアデス星団やアンドロメダ座からの意識であり、あなた方と一緒に仕事をしたり、私たちのところにもやってきて振動を上げる手助けをしています。

   「魂の大宇宙」のあらゆるすべての意識存在は、闇から光へのスパイラル(螺旋・らせん)を旅するのです。最初に私たちは、無限の光の火花とともに原子の創造者から離脱し、暗闇の深淵へ飛び込み、神のエネルギーに包まれているあらゆるものの偉大さを知ることになります。ひとたび闇の国の謎への誘惑から解放されると、私たちは「私は在る」(I am)を体験しながらスパイラル(螺旋)を上がり続け、ついに完全な啓示に到達し、やがてもとの場所に戻り、すべてを創造するもの、アトゥム(Atum)との完全な調和に再び同化します。

   これは地球上に生きるあらゆる生物にも当てはまり、大宇宙のあらゆる場所で生の感覚を持つさまざまな存在にも当てはまります。この現象は鉱物の領域でも見ることができます。さらにこの現象は、陸、海、空だけでなく、あなた方がほんの一部しか知らないミクロの世界でも活発に存在しています。形や様相は無数にありますが、全ての生命はそれぞれのペースとリズムを持ちながら、闇から光へと移動する時のすべての表現において、同じ音楽を構成するそれぞれの音なのです。

   私たちは炎の残り火のようなものです。
   意識の火花が爆発すると、この燃え上がる炎から落ちた残り火は、さらにまた一つの炎を作り出し、そして自己の源に引き戻されるように同化されていくのです。本質的に私たちは、向かっているのはかつて出てきたところであることを知りながら永遠を過ごしているのであり、これこそ究極の体験なのです。私たちが学ぶためにこれまでやってきたこと、記憶にとどめるためにやってきたことは、それなのです。

   私たち皆の中にある「神」を敬う気持ちは、その根源から離れて、深淵へと奥深く向かって行きながら、最も濃密な物質世界へと勇気を持って飛び込むときに「その記憶」を失います。この世界の闇と光の二元性は私たちを狂わせ、その結果、神のエネルギーによるすべての作品を微妙なニュアンスと複雑さに至るまで調べることになり、自由意志を持つ霊的で大いなる光としての自分が存在する理由を、手に入れることができるのです。

   私たちは、より低い領域の二元性である闇と光における体験の価値を計り、自由意志でどのくらい長く影の中に留まるかを決定しますが、絶対的な魂のレベルでは、最後にはすべてがスパイラル(螺旋・らせん)を上がっていくのだと認識しておかなければなりません。つまり、あらゆる意識的思考や生きる存在は、光の中に入って行くのです。

   宇宙の時空連続体上にある地球のこの地域は、ガラス張りのひさしの上でキラリと輝く光のように目印となる地点であり、これによってあなた方の惑星のアセンションのために準備をする宇宙エネルギーが、これから次第に増加する高まりを見ることになるでしょう。偉大な母である地球ガイアは、かつてないほどに、あなた方の心地よい場所に激しく揺さぶりをかけるでしょう。

   太陽の神であるラーは、大気圏とその向こうで途方もないエネルギーの嵐を引き起こし、あなた方にそれを送り込むでしょう。それはあなた方にとって試練の時期となります。充満する物質主義的な意識は減少するでしょう。多くの者にとって所有物と欲求を手放すことは困難であるにも関わらず、物の交換と分かち合いの簡素化への回帰が次第に増すことになるでしょう。2009年はあなた方が霊的な時代への準備をする年になります。あなたは「自分のものだ」と思うものを死守するのでしょうか。それとも譲って神の意に任せるのでしょうか。
   決意が簡単でも困難でも、あなたの魂は導かれていきます。
   あなたは自分の道を見つけるでしょう。抵抗しても、叫んでも、あるいは信じて未知のものに向かって走ることになっても、あなたは怖れることなく興味を持ち、新しいものを受け入れるでしょう。スターシードであるあなたは、啓示のこの瞬間に生きるという幸運に恵まれました。私たちは、一人一人が全体であり、全体が一人一人である無限の存在のスパイラルの光のなかで、あなた方を抱きしめます。  私たちはシリウス高等評議会です。

               「グレート・シフト」パトリシア・コリ著
               ナチュラルスピリット刊 から抜粋   

自分の考え方や恐怖心を超越するには

   理解してほしいことは、従来の4次元の現実から5次元への移行は簡単ではないということです。次元へのシフトの最中に起きる固有の混沌、また地上の闇の権力者や次元間、銀河間の知的存在からの妨害も予想されるので、シフトは一層困難を伴うでしょう。防衛措置を講じれば、ある程度のマイナス効果を軽減できないというわけではありませんが、人間が共同体として、滑らかにより高い次元に移行できる可能性は低いようです。私たちは常に人騒がせな発信は避けてきたつもりですが、その反面、話すときはストレートで正直であるべきだと考えています。

   直近の過去においてはすでに、次元シフトに向けた世界的レベルでの不正操作や統制が増加しています。これら二つの並行して同時進行する現象、つまり、5次元に向けての上昇運動と、地球規模で展開されている人間の精神を統制しようとする企ては、容赦のない「バーチャル」かつ現実的な闘争の中で衝突するでしょう。実際、あなた方人間の精神を統制するための闘争はすでに始まっているのです。一人の人間の力だけで人間共同体の運命の苦難を軽減することはできません。しかし、世界全体を催眠術にかけて集団的マインド・コントロールを行う不正操作の影響を避けることは可能であり、さまざまな面であなた方一人一人の運命の軌道修正をすることも可能ではあります。

   それを実行するためには、あなたの考え方の限界や、制度や政府や宗教によって押し付けられてきた考え方の限界を「超越」する方法を捜し求めなければなりません。あなたの目の前で展開する出来事や、それらを不正操作する闇の者たちが人間の意識に吹き込む恐怖のメッセージに対し、超越する方法を見つけ出すのです。今の時代を生き延びたいのであれば、身にまわりで起きている、あるいは起きているように見える出来事を超越しなくてはなりません。そのためにはまず、あなたの霊的中心を探し求めなくてはなりません。これについてはすでに説明しました。(③を参照)

   これを実現するための「おまじない」のようなものはありません。
   あなたの意識の静寂状態、あなた自身の神性にたどり着くためにはいくつかの道があります。一度そこにたどり着いたら、身のまわりで起きている出来事との間に距離を置くことができるようになります。そうなった時、あなたは「世界を超越するすべ」を身につけたことになるのです。

   「この世の中にいることは構いませんが、この世の一部になってはいけません。」
   これはあなた方を待ち受けている時代にあって、非常に適切な助言です。

   しかしそうは言っても、単に世界と距離を置いて、それを超越するだけでは十分ではありません。世界を変容しなくてはならないのです。ここで言う「世界」とは、あなた方の手の届かない全世界のことではありません。あなたの生活をを取り巻く世界、愛する人々、友人、町の人々、あなたの足の下にある大地のことです。あなた方のまわりで大きな世界が退廃し崩れていくように感じるかもしれませんが、私たちが指しているところの、あなた方が変えなくてはならない世界とは、この身近な世界、つまり、「あなたの生き方」のことなのです。

   しかしそのためには、霊的な力が必要です。
   それが簡単なこととは言いませんが、この極めて困窮した事態から抜け出すために、あなた方自身の世界を変容させ、超越することは急を要します。ですから同時に変容させ、超越するのです。

   世界の状況を見て気分が「落ち込んだら」、「あなたに吹き込まれた」その落胆、不正事件、孤独感、集団的精神状態を「超越」してください。そのためには、あなた方を取り囲む苦しみの中で、「心の喜び」に至る道を求めなくてはならないのですから簡単ではありません。この先数年の間には、霊的に繊細な人は、絶望のあまりすべてを放棄したくなる時もあるでしょう。そのようなときには、新しいインスピレーションを探すことです。その方法はあなたが選ぶべきですが、いくつか提案させてください。

   自分の環境をより良くする努力をする
   
まず、あなた個人の問題から眼を離し、あなた自身、あなたを取り巻く世界、足の下にある大地、住んでいる町、家族、友人、あなたのまわりにいる知らない人々に注意を集中させてみましょう。あなたが生きている世界をいかにしてより良く出来るか探求してください。

   そのためには、ちょっとした微笑、優しい言葉、あなたの前を右折しようとする車に道を譲ること、お腹をすかせている人に食べ物を与えること、あなたにマインド・コントロールを仕掛ける「テレビの電源を切って」子どもやペットと遊んであげることなどです。木を植えるのもいいかもしれません。世界に影響を与える機会はいくらでもあります。世界を不正操作する力があなたの住む地域社会を破壊しようとしているとしても、あなたはその共同体を身近に感じることでしょう。

   単純なことには力が宿っていることを理解してください。
   私たちのメッセージがいつも簡単なのはそのためです。いつものように、あなたに襲いかかるエネルギー的不安定を打破する非常に有効な手段として「バランスのホロン」を育ててください。(バランスのホロンとは、基本的にピラミッド型の四角錐が2個合わさった形をしている。神聖幾何学の知恵。 使い方 ― 想像力で自分のまわりに光で出来た8面体を描く。大事なことはあなたが8面体の内側にすっぽり入ること。感情的、エネルギー的に不調の時ホロンを作り出す。)      

   意識的に、感謝の気持ちの中で生きてください。
   そうすれば微妙な調和が生まれ、あなたを守ってくれます。そして世界全体が螺旋(らせん)状に落下していく時でも、あなたを持ち上げてくれます。経済的困難に見舞われているときでも、あなたの楽しい時間を大事にしてください。

   身のまわりで起きているように見える物事と距離を置き、それらを超越した空間を「あなた自身の中」に見出してください。そうすることで、とてもおもしろい体験ができるかもしれません。宇宙が単なる冗談であることに気づくでしょう。そうして地球上で起きていることが、より高い意識の世界に向かう、興味深い、面白い移行であるように見えてきます。

   5次元またはそれ以上の意識の観点からしか、物事を面白くとらえる心境には到達できません。二元性の宇宙の中では、特にあなたがこの二元性の宇宙に閉じ込められている間は、生活の中で起きる出来事の本質的ユーモアを把握することは必ずしも簡単ではありません。だからこそ、あなたの世界、あなたが世界だと信じているものを超越して、一オクターブ高い意識のレベルに上がることを勧めるのです。そうすれば、可能性に満ち溢れた新しい宇宙があなたを待ち受けています。 

   私たちは、ハトホルです。


     

                 「グレート・シフト」トム・ケニオン著
                 ナチュラルスピリット刊 から抜粋

ハトホル その状況にいかに反応するかが重要

   世界におけるアメリカの影響力はこの先10年間は低下するでしょう。(2009年現在)
   これは経済的、政治的理由によるもので、その10年間に他の国々が勢力を増してきます。しかし、短期的にはアメリカの経済力と政冶力が低下しても、この国の強い影響力は維持されるでしょう。この先10年の間、ますます多くの国が個人に注目し、そこに力を注ぐことや、本当の意味での環境保全と天然資源の保護に取り組むであろうということです。「賢明な管理者」になれる国々は繁栄し、そうでない国々は困難に遭遇するでしょう。

   ここでもまた、どのように意識が結果に影響するかを見ることができます。
   この先10年の期間を進むにおいて、霊的な進化の加速が期待できるので、地球共同体とでも呼べるものの胎動が見られるでしょう。世界は国家間平等の場にはならないでしょうが、地球共同体の心と思想の中には明確な理想が生まれ、多くの人々がそれに向かって努力するでしょう。

   そのための準備としてあなた方に勧めたいことは、あなたが身の回りで起きていることの共同創造者である事を認識することです。「支配されている」と感じていても、あなた方は完全に受け身ではありません。受動性でさえ、一つの能動的創造力の形なのです。責任を負わないながらも創造しています。これからの時代は、あなたの主権を創造力として認識することが必要です。あなた方を取り巻く「嘘」の世界の中で、権力を行使する者による洗脳と操作を避けるために、言われることを鵜呑み(うのみ)にせず、真実を究明するため自己の判断力を駆使することが必要です。

   一つ一つの状況において何が真実かを突き止めるために、あなたの頭脳と、最も優れた心の部分を活用しなければなりません。考えて、感じ取ることのできる本来の素質、つまり、頭と心を一つにすることで、あなたの創造的力は強力に発揮されるのです。あなた方は一つの共同体として、一つの新しい世界の敷居に立っているのです。この新たな変容が、どれくらい困難になるかならないかはあなた方一人一人にかかっているのです。

   この特別な変化の時代を、肉体的に生き延びられるかそうでないかは問題ではありません。現在のあなたの肉体化は一つのダイヤの一面に過ぎません。この困難な時代を生きる中であなたが強くなれるかそれとも弱くなってしまうかは、自分の人生をどう扱うかにかかっています。つまり、自分に力を与えたり、弱体化してしまうかは、あなたを取り巻く状況ではないということなのです。あなたがその状況にいかに反応するかで、自分に与えるものが決まるのです。

   これがあなた方の最大のパワーです。
   地球上のどんな力もその力を取り上げることはできません。このことさえわかっていれば怖いものなどありません。この怖いものがないということは、この個人的力を持つことによって自分の霊的中心が見出され、そうであれば、生きているか死んでいるかは問題ではなくなると言う意味です。なぜなら、自分が時間、空間、歴史の制約を受けない霊的存在であるという確信を持っているからです。あなた方は人間的体験をしている、輝く光の存在なのです。

   次に、あなた方が立っている危険な道についてお話します。
   今までの交信の中でお話してきた多くのことが実現しました。前にも話ましたが、これから益々多くの地上の変動、気象変動、地理的不安定、エコシステムに対する脅威が発生するでしょう。これらは数年先に起きます。しかし、これが私たちの言う危険な道ではありません。問題はあなた方の内的な生活、心と精神のことです。というのは、この先数年以内に発生する出来事は、鋭敏で、より良い世界を夢見ている人々に必ずショックを与えるからです。

   コメントを大きく二つに分けてお話します。
   それは「超越」と「変容」です。現在の状況が、ある混沌とした局面に突入すると、今までのすべての社会的構造が揺さぶられることになります。それまでの予想のもとに計画されてきた物事の展開が狂ってくるのです。大混乱の時代になるので、その中では恐怖や敵対心といった原始的感情がかき立てられることになります。そこでは「幾つかの力」が働くので、そのことについてお話します。

   この混沌とした局面の一部は、単純に、意識の次元が「別の次元」にシフトした結果です。地球と人類が4次元の意識から5次元の意識に移行すると、古い世界と新しい世界との間で緊張が発生します。つまり、あなた方は今、この真っ只中にいるのです。ますます多くの人々が霊的な理解力の中で急激に進化することで、それまでの共通の構図、理念であったものが変化してしまう体験をするにつれて、古い世界の基盤が緩んで(ゆるんで)きます。

   しかし、新しい文化、政冶、経済的基盤に基づいた世界はまだ開花していず、あなた方は古い世界の価値観が機能しなくなっているのに、まだ新しい世界の価値観が効果的な形で現れておらず、つまり新しく住む家がまだ建てられていない状態なのです。これが、今起きている次元シフトの中で困難な体験をしている、一つの原因なのです。しかし、それ以外にもさらに油断できない要素が作用しています。一部の経済的な利害から、その裏にいる闇の人々は征服と統制の古い世界を存続させることを望んでおり、それを可能にするためにあらゆる手段を実行する決心をしているのです。

   私たちが指摘している「統制」はあまりにも地上に蔓延しており、あなた方の社会の素地に染みこんでいるので、往々にして見逃されてしまいます。これは世界を統制し続けようとする闇の人々が、恣意的に仕組んでいることでもあります。これを行使しているのは一人の人や複数のグループではありません。それは宗教的、政治的、経済的組織です。それだけではありません。あなた方の世界を操作する要素の中には次元間的、銀河間的、つまり地球外の宇宙存在によるものもあるのです。

   しかし、あなた方の運命を利己的な目的で統制しようとする力がどこからのものであろうとも、その勢力はやがて絶えるでしょう。日の出を止めることができないのと同じように、4次元の意識から5次元の意識へのシフトは止めることのできない現象なのです。この地上の意識と地球自体の進化はダイナミックなシフトの真っ只中にあり、あなた方はそのシフトの一部でもあります。

                 「グレート・シフト」トム・ケニオン著
                 ナチュラルスピリット刊 から抜粋

ハトホル 感謝の「感情」があなたを引き上げる

   本章では、あなた方のハートに的を絞りながら、いかにして「エクスタシー」を発生させることができるかについてお話します。ここではハートのチャクラをについてではなく、肉体的なハート、筋肉である心臓そのもののことを言っています。この技術に必要なのは、集中力、または注意力に感謝の気持ちを添えることです。そうして心臓に注意力を集中すると、微妙なエネルギーの流れを感じるはずです。

   私たちは、この注意力の集中はエネルギーの渦巻きの中心となって作用すると考えています。これはあなた方の体と、古代の人々がオーラと呼んでいた身体を取り巻くエネルギー・フィールドに対して作用します。注意力の集中を生み出す能力は、単に知的または頭脳的活動だけではなく、意識のいくつかのレベルでの活動です。

   あなたが、体あるいはあなたを取り巻くエネルギー・フィールドに集中的に注意力を注ぐと、注いだその点または部分に向けて即座に微妙なエネルギーが流入し、その結果、細胞またはエネルギー的身体を構成する光の繊維が活性化されます。注意力の集中は亜原子レベルでのひずみ効果を引き起こします。これを量子フィールド効果と呼んでもいいでしょう。この効果はあなたの体内で、エネルギー、幾何学模様、調和のはっきりとした流れを引き起こします。集中する力で量子フィールドを変える能力をぜひ習得してください。

   この技術が応用でるきる分野はいろいろあり、その一つが「エクスタシーの創造」です。この手法を使うためには、同時に感謝の気持ちがなくてはなりません。それはエネルギー・フィールドと肉体的心臓の磁気の放射に整合性を持たせます。深い集中効果と感謝の気持ちを組み合わせることで、高度の恍惚状態を生み出すことができるのです。

   すでに言いましたが、意識の恍惚状態を作り出すことは進化の重要な要因になります。
   ぜひ、日常的にそれができるようになってください。あなた方の多くの人々にとっての日常生活は、このような状態を作り出すのにあまり理想的な環境でないことはよくわかります。でも一回に数分でも構わないので、このエクスタシーに状態を一日の間に何回か作り出せるように訓練してください。少しでも恍惚の状態を作り出すほうが、まったくないよりはましです。それをすることによって、意識的な生きた人間として地球との調和のとれた関係を確立することができ、銀河系の中を流れている進化の重要な要因となる波動とも、良い関係を造ることができます。

   この技術では、注意力を肉体の一部としての心臓に注ぐことになります。
   身体のこの部分に注意を集中すると、感謝の感情も生まれてきます。感謝の「考え」ではなく、感謝の「感情」です。考えだと、エクスタシーを引き起こすのに必要な微妙なエネルギーを活性化することはできません。あなたのエネルギーの渦巻きを活性化できるのは、「気持ち」という感情だけなのです。あなたが肉体の一部としての心臓に注意力を集中し、感謝の感覚を呼び起こすと、心臓の磁気フィールドによって運ばれるエネルギー波が全身を駆け巡り始めます。それは心臓から発し、身体全体を覆います。

   このエネルギーの流れが全身に染みこんでいくと、自発的なエクスタシーが動き出します。細胞のエクスタシーです。 この手法を実験してください。心臓に集中的に注意を注ぎ、感謝の気持ちを湧き上がらせると、あなたの身体に何が起きるのかを感じ取ってください。約一兆の細胞がこの感謝のエネルギーを受け入れると、細胞のレベルで何が起きるのかを物理的に感じ取ってください。

   一度エクスタシーを作り出す能力を進化させて、いつでもそれを作り出せるようになったら、次は、一部の人たちが身体の微妙なエネルギーと呼んでいるエネルギー・フィールドでも実験を始めてください。感謝の気持ちを起こしながら、注意力を集中的に心臓に向けてください。身体の中でエクスタシーを感じ始めたら、注意力を体を取り巻くエネルギー・フィルドに向けてください。優れた直観力でこのフィールドを眺めると、光を発する卵のようにみえます。この卵の一番幅の広い部分が肩の部分を、一番細い部分は足の部分を覆っています。

   このフィールドの中心を、線または軸が走っていて、それはあなたの身体の中心を通っています。それは頭頂から会陰まで通じています。これは微妙なエネルギー体を含む、磁気フィールドの中心軸です。この軸とエネルギー体は、頭の上方と足の下方へ数十センチ、数メートル、数十メートルも延びています。高度のエネルギーを含む状態では、軸とエネルギー体はさらに遠くまで延びています。

   注意を、この中心軸と身体を取り巻くフィールドに向けることで、エクスタシーを肉体からフィールドへ移動することができます。これは非常に前向きなことで、銀河系を流れる加速的な進化の波動とあなた方を共鳴させる、強力で調和的パターンを作り出すことになります。この技術の力を過小評価してはいけません。非常に簡単なようですが、奥の深い効果的な技術です。あなたをより高い共鳴と振動状態に引き上げてくれます。

   私たちの観点からすると、これは現在地球が体験し、今後も体験し続けるエネルギーの門と変容的エネルギーを通過するために、欠かすことのできない過程なのです。あなた方の本質と運命についてお伝えしたいことがあるのですが、あなたがエクスタシーの状態でない限り、理解できないかもしれません。今、お話することはあなたにとっては創り話のように聞こえるかもしれませんが私たちにとってはごく当たり前のことなのです。

   あなた方は、あなた方の、そしてあなた方の子孫の未来までをも創造していける創造主です。心臓の中に「神秘中の神秘」への「鍵」を持っています。この謎の入り口は、あなた方のエクスタシーに入る能力にかかっています。自分の歩む道を見出す勇気を持って、この、より高い在り方まで自分を引き上げてください。けれども、このエクスタシーはあなたの道の到達点ではないことを忘れないでください。

   それは出発点でしかないのです。
   私たちが説明した手法を試してみてください。この手法を実験し、将来教えることになる予定の手法も実験してください。いつでも出来る時にエクスタシーに入ってください。そうすることで、人類のために尽くしてきた崇高な存在たちと霊的交感ができるようになるでしょう。

               「グレート・シフト」トム・ケニオン著
               ナチュラルスピリット刊 から抜粋

ハトホル 自分のバイブレーションが場を決める

   私たちはハトホルです。
   私たちの愛を届けるために、またあなた方の地球のために、新しい夢を届けるためにやって来ました。もし新しい世界を構築する用意がおありなら、私たちと一緒に心と精神の旅に出かけましょう。私たちはあなた方の兄であり姉です。

   地球上であなた方が発展を遂げているあいだ、私たちはずっと一緒にいました。
   私たちは限りない大昔から、私たちの足跡があなた方の歴史上の記録に現れる前からあなた方と共にいます。私たちの本質はエネルギーであり、次元間的です。あなた方とは異なる宇宙から、あなた方の宇宙の入り口であるシリウスを経由してきました。シリウスからは、太陽系と金星のエーテル界へと向かって進んできました。

   過去において、私たちは特にエジプトの多産の神ハトホルと仕事をしていました。
   また、チベット仏教が展開し始めたころには、チベットのラマ僧たちと接触したこともあります。地球上の初期文明と相互に関係を持ったこともありますが、私たちはあなた方の知っている宇宙、及びその彼方にまで出先機関を持つ星間文明です。あなた方ならアセンションした文明と呼ぶ、特定の振動フィールドに存在する一群です。これはあなた方が固有のエネルギー的特長を持っていることと同じです。

   あなた方と私たちとの違いは、私たちの振動率のほうがあなた方のそれより高いことです。しかしながら、私たちも同じ宇宙の神秘性の一部で、宇宙を一つに束ねている愛の一部にすぎません。私たちもあなた方と同じように、全てであるものの唯一の源泉にアセンションしながら成長してきました。あなた方と同じように、喜びと悲しみの中で成長してきたのです。私たちは、意識の螺旋(らせん)の中ではあなた方よりも少し高い位置にいます。その意味では、友人、良き指導者、同行の旅人として、全てなるものへの記憶につながる進路について教わってきたことを、あなた方に教えることができます。

   私たちはあなた方を救う者ではありません。
   明確にそのような軌道の外に位置しながら、これを読む皆さんに、私たちが兄や姉のような存在であり、知識や学んできたものを分かち合いたいだけであることを理解してください。あなた方は私たちが提供するものを受け入れることも拒絶することもできます。私たちが理解しているところでは、「宇宙の知的異星人が人類を救いにくる」という考えは、あなた方人間の意識の投影でしかありません。「何かによって、あるいは誰かによって救われる、何かを改める必要はない、自分自身で責任を取る必要はない」、という考え方は非現実的です。

   自分は無気力と無意識の中に留まりながら、努力することなしに何かを手に入れる、または与えられる、と思うのは完全に理に反することです。そのようなことは絶対に起こりません。もちろん地球外の知力は存在するので、彼らが地球上に飛来することはあるでしょう。けれども、自助努力なしにアセンションやエレベーション(上昇、持ち上げられること)を手に入れようと他人に依存している人たちは、大変な誤解をしています。アセンションとは、自己の覚醒と、「あなたのレベル」での自己完成によるのであり、生活における「あなたのレベル」を高めて行くことが求められます。これが私たちの見解で、私たちは数千年の間このようにしてやってきました。

   私たちはサナート・クマラのことをよく知っています。
   なぜならこの宇宙に入ってくるように求めたのは彼なのです。アセンションの師としてサナート・クマラは、地球と太陽系のエレベーションに関して多くの責任を負ってきました。彼らは私たちと同じように、太陽系における意識のアセンションと発展のために尽くしてきたのです。今日お伝えしたいことは、あなた方が巨大な変化の淵に立ち、今まで体験してきた世界が新しく生まれ変わろうとしていることです。あなた方の世界がより高い次元へ生まれ変わると、今まで当然だと思っていたことが存在しなくなります。

   あなた方が通過しなくてはならない時間の門に到達したので、この変化の加速は、疑うことなく始まっています。今のこの時は、めったにない貴重な機会なのです。私たちは、「小さな自己である個人的自己」についてではなく、あなた方のより「大いなる自己」について話しています。この、より大いなる面である次元間におけるあなたという実体は、統合体への移行を通して、巨大な進化的な刺激を受けます。この大いなるあなた方は、自分が考える時間と空間を超えています。個人的なあなたは、複雑な多面体の宝石の一つの面のようなものです。この地上の世界において、自身のために創造する体験は、知識と自分への理解の深さを増していきます。

   あなた方の世界にはいくつかの力が作用しています。
   その一部はあなた方を抑え込み、心、精神、霊を封じ込めようとします。しかし、遅かれ早かれ、あなた方や運命に対するこれらの支配力は徐々にゆるやかになっていきます。彼らも、時の加速に抵抗しきれなくなるからです。ここで、伝えるべきメッセージをひとことで表現するとこうなります。

   「あなたなりの満足感の中で生きなさい。」

   あなたが取るに足りない、限られた小さな人間であると言う錯覚に捕らわれてはなりません。人間の運命を支配しようとする闇の存在は、この錯覚を長引かせようとします。ですからあなた方は、満足感、次元間的な本質を基に生きてください。あなた自身の実在、あなたの本質である自由につながるこの戸口は、非常に単純なもの、あまりにも単純なので誰もが忘れてしまったものの中に宿っています。それは素朴で単純なので、多くの人は謎の鍵がこれほど身近なところにあるとは思わないのです。

   しかし、このほとんど秘密に覆われた扉を通して、あなたを取り巻く人たちが拘束を受け闘争にあえいでいても、あなたは壮大な自由と知識を手に入れることができます。これはあなたが生きている世界は、生活している物理的場所に規定されているのではなく、あなたの霊的なバイブレーションにかかっていることを意味します。私たちたちが話している扉は、「喜び」、「幸福」と言われています。私たちのメッセージは単純な真実に集約することができます。

   「喜びと幸福の中で生きていく方法を探してください。」

              「グレート・シフト」パトリシア・コリ著
              ナチュラルスピリット刊 から抜粋

グレート・シフト マグダラのマリアのメッセージ ⑤

イエスは祈るために教会へ行くことを無意味と考え、心の内で祈るように勧めた

   偉大な「父なる、母なる」神は非人格的なパワー、つまり人間的意識とは無関係に機能する創造力です。それは宇宙的創造の絶え間ない発展の過程です。これは男性的極性と女性的極性との間で、基本的な創造的緊張によって起きます。それはすべての宇宙的形態の創造、維持、破壊に関与しています。

   そのパワーは個人としての人間などは感知せず、興味もありません。そのパワーは人間的なものではないので、祈りを捧げるべき意識的存在ではありません。それは創造そのものの過程なのです。この創造の過程は大宇宙から発し、人間を含む地球上のすべての生き物に及び、あなたの体を構成する原子や亜原子粒子にまで及びます。それがあなたの体の中に取り入れられた「父なる・母なる」神なのです。

   イエスは、「父なる・母なる」神のこの側面と交感できると理解していました。
   しかしここでは議論の便宜上、「神」という言葉を使わず、とりあえず「創造的能力」という言葉に置き換えましょう。これはあなたの内面の、一番身近なところに存在しています。あなたが息をするのも、心臓が鼓動するのも、すべてその為せる働きです。そして、私の言葉が理解できるのもそのおかげです。この能力は、最も小さい原子からあなたの形を構成する分子、体の器官、精神、さらには世界における精神的体験にいたるまで、あなたの体のすべてのレベルに存在しています。

   これらすべてのあなたの存在全体が、この創造的能力の現れであり、他の兄弟姉妹、仲間の人間も、この基本的なそれの表れなのです。ですから結果的に、あなた方は同じ父と母を持ち、共有しているのです。世の中のすべての創造物、動物や植物もあなたと同じように、創造的能力の表現なのです。神からの賜物として人間が所有しているものとは、「あなたというこの生きた聖なるパワー」が「創造的能力を意識する能力」です。

   ですからイエスが、「父なる・母なる」神と言ったとすれば、それは彼が詩的表現を使ってこの創造的能力を指していたことになります。彼は昔の知識を基礎に学んだので、すべての創造は相反するものの結合によって生まれることを知っていました。ですからイエスにとって、この創造的能力は非人間的パワーではありませんでした。彼は心の中の聖なる場所で、そのパワーと一体化できることを知っていました。そこでは、創造的能力が人間的であることを理解していたのです。

   このようにして、イエスはこの内面的入り口を通って創造的能力と一体化し、「それ」は彼の意図に答え、これが祈りになりました。近代において、カトリック教会が残した「負の遺産」を拒否し、「祈り」、「父なる神」という言葉を使いたがらない人々に提案します。祈りの代わりに「創造的な意図」、父なる・母なる神の代わりに、「創造的能力」という言葉を使うこともできます。

   イエスは、祈るために教会へ行く必要はなく、それは無意味であると思っていました。
   創造的能力との結びつきは、自己の内部で行うことができると考えていました。このため彼は当時の祭司たちからは人気がなく、現代ではカトリック教会の司祭たちに人気がないのです。カトリック教会は主人と権力者を一体化し、それを神の力の象徴にしました。しかし、イエスの教えの根底にあるのは、神に声を聴いてもらうために寺院や教会に行く必要はないということです。なぜなら、「父なる・母なる神」は人間の内面からくる祈りしか聴こえないからなのです。「意図」を持ってものを言えば、物事は「変化し、動き」ます。あなたは世界を動かすことができるのです。

   「神聖な女性」に求められる一番大事なことは真実を語ることでしょう。
   女性が真実を語るように仕向ける圧力も、また自分たちの立場を守るために彼女たちを黙らせようとする圧力も増大するでしょう。つまり、二つの方向から圧力が働くということです。地球の運命、そして間違いなく人類の運命も、この二つの力のどちらが勝つかにかかっています。真実が語られるか、それとも沈黙が圧倒するか。

   選択は同時に、個人的選択であり、集団的選択でもあります。人はそれぞれの心の中で、真実を語ることと沈黙を守ることのせめぎ合いの結果を十分考えるべきです。要するに、地球も人類も何らかの形で生き延びるでしょう。しかし、真実を黙らせようとする勢力が支配するようなら、世界はそれに応じた暗い闇に覆われた時代を生きることになるでしょう。

      しかしながら、数年後には、霊的な輝きである真実が優勢になります。ですから、真実を語ることで、バランスのとれた崇高な運命をより早く招くことができるのです。

               「グレート・シフト」トム・ケニオン著
               ナチュラルスピリット刊 から抜粋

グレート・シフト マグダラのマリアのメッセージ ④

女性は自らの思いを表現しなければならない
男性は母なる女性を超越しなければならない
   

   「神聖なる女性」が、すべての女性のハートとマインドと行動の中に甦ってくることを、私は信じ期待しています。彼女、すなわち「大いなる宇宙の母」が天から降りてくるというのではなく、今、女性が選んでいる生き方、将来選ぶであろう生き方を通して、「天の母」がその声を聞かせてくれるということです。この「神聖な女性」の復帰は、女性たちだけを通して現れるのではなく、男性の行動にも表れます。なぜなら表面的には権力を把握しているように見える彼らも、女性と同じように男女不均衡の犠牲者だからです。

   彼らは権力を独占することによって自分たちにも害を与えてきたのです。
   ですから「神聖な女性」の復帰は、男性のハートとマインドにも現れてきます。彼らは今までのようには生きてはいけないこと、そのような生き方は「偉大なる地球、母なる地球」に害を与えてきたことを実感するでしょう。「神聖な女性」の復帰は、地球に対する態度の変化にも通じます。人類の集団的精神の中では、地球は女性的側面だからです。

   権力の座にある男性の多くは、無意識に「神聖なる女性」の胎動に否定的で、恐怖を感じています。非常に基本的なレベルで考えると、それは生き残ることと関係しています。権力や経済的な面で優位な立場にあった男性は、女性が彼らと同じ身分と収入を勝ち取ることを脅威として感じます。男性の深い無意識のレベルでは、相手を制圧しようと怒って剣を振りかざす怪物メデゥーサの姿を「神聖な女性」に重ね合わせ、その勢力の上昇を怖れているのかもしれません。このようなメデゥーサのイメージを身につけてしまった女性も何人かいるようですが、「神聖な女性」の主な現れ方ではありません。

   「聖なる女性」は常に、「聖なる相手」との均衡を望んでいます。
   「聖なる女性」の本質の中には仲良くしようという願望が植えつけられているので、男性は女性が強くなることを怖れる必要はないのです。彼らは自分たちだけが世界全体の責任を背負っているという、とんでもない錯覚から解放されて安心すると思います。『マグダラの書』のなかでも触れていますが、男性にとって一番つらい過渡期の一つは母親と別れることであり、そのことはこれらの問題のさらに深刻な一面になっています。それは生涯の初期段階で母親に頼りきっていたからで、この依頼心は彼の精神の中に刻印されています。

   すべての男性はこれを超越する独自の方法を見出さなくてはなりません。
   そして、幼児時代の母親と、自分の人生の伴侶である女性とを、切り離す方法を見出さなくてはなりません。ですから、このことからもわかるように、男女間の均衡の復帰は非常に複雑な問題なのです。それはあらゆるレベルで、あなたの教養と心理に影響してきます。男と女が均衡のとれた関係にあるとはどういうことか、と疑問を持っている男性たちに言います。それは新しい自由の始まりであり、孤独という錯覚の終わりです。苦難の終わりであり、生きていく価値のある世界の始まりなのです。

   今の時代のすべての女性に言いたいと思います。
   あなたの真実を述べる勇気を持ってください。「女神の復帰」は、女性一人一人の心と精神のなかで起きます。あなたの真実が語られれば世界は変わります。

   私はすべての女性に言います。
   心の扉を開く勇気を持ってください。扉を閉めたままにしておいては駄目なのです。私の言う扉とは心の扉です。女性は皆、心の中に強烈な真実を持っています。しかしこの真実が共有されるためには、言葉にならないと意味がないのです。これが「女神」の特徴です。これまで女性は静かにしているか、話す時には事前に許可をもらうように教えられてきました。現代の女性は、自分でその話す権利を手に入れ、心の内に潜んでいる真実を語らなくてはなりません。その真実が喜びに満ちていようが、満足感、怒り、悲しみに満ちていようが構わないのです。

   真実は表現されなければなりません。
   言葉にならなければなりません。そして、世界が変わるためにも、生き延びるためにも、真実は人に聞いてもらわなくてはなりません。ここにはさまざまなレベルがあります。「宇宙の母の具体化」である地球は、その喪失を通して、消えゆく種を通して話しかけています。それが今の地球の真実なのです。ですから地球と女性との間には平行線があります。あなた個人が地球に代わって真実を語ることはできないかもしれませんが、あなたに真実を語ることはできます。あなたを通して話しているのは「女神」の声です。発言する勇気を持ってください。現代の女性一人一人に告げたいのはそのことです。

   男性にはこう言いたいのです。
   女性の真実を受け入れる力を持ってください。あなた方は、女性の声に耳をふさぎ、聞くことも認めることもしないように教えられてきました。その態度を変えなければなりません。あなた方とその世界は消滅の危機に晒されているのです。権力の共有を拒むことで、あなた方は運命の馬を一方的な方向にのみ走らせ、その結果何が起きるのかが見えていません。女性が怒りを叫んだ時、少々波風が立っても怖れてはなりません。それを我慢していれば、あなた方は解放されるからです。しかし今まであなた方がしてきたように、女性の声を抑え込もうとすると、すべてを失ってしまいます。

   そして、あなた方男性自身の心の声に耳を傾けてください。
   あなた方のジレンマの解決は、思考の中だけにあるのではありません。あなた方は自分の感情に耳を傾けないように教えられ、泣くなと言われ、感情は正しくない、重要ではないと思うように教えられてきました。しかし感情は、あなた方の実態の極めて重要な部分です。感情は、地上のすべてのものの大いなる母である地球からの贈り物であり、それがあるのであなた方は生きていられるのです。

   あなた方男性の生き方が、母なる地球に有害であることを認めてください。
   女性の真実を我慢して認める力があれば、あなた方は解放されます。しかし、あなた方がそろってしてきたように、女性の声を抑え続けると、万事休すです。美と優雅さと光の世界を開くパワーは、あなた方の些細な選択にかかっています。些細なことでも大きな結果をもたらすことがあります。このことを認識し、大切にしてください。あなた方の生活の些細なことや、瞬間を大切にしてください。特にそれらがあなた方の生活の中の、女性と地球に関することであれば大切にしてください。

          book「グレート・シフト」 トム・ケニオン著 ナチュラルスピリット

                           抜粋

     

グレート・シフト マグダラのマリアのメッセージ ③

女性を排除する「三位一体の教義」はイエスの考案ではない  
  
   私は最後の晩餐の現場にいました。
   私がキリストの右に座っていたのは、師の心の中においては、私が最も秘密度の高い教えを授けられており、最高の学識を持っていたからです。ダ・ビンチは非常に発達した精神と霊性を持っていたので、アカシック・レコードを基に最後の晩餐の絵を描いたのです。彼は女性の地位を理解する芸術家や知識人のグループに属していました。

   これらの人たちは、カトリック教会が神聖な女性のあらゆる形態を暗黒のベールで隠している状況では、そのような思想を明らかにすることは危険であると思っていました。この知識を共有していた人たちは、同じくそれをベールで隠して、それを密かに普及させていました。神聖な女性の知識や女神の地位は、カトリック教会が文明を支配し始めるずっと以前の、多神教時代に遡るものでした。

   最後の晩餐で使われた杯(さかずき)は素朴な素焼きの杯でした。
   後世の芸術家が描いたような美しい装飾はなかったのです。そしてこの聖杯には、魔法の特性があると、いつのまにか信じられるようになっただけなのです。残念なことですが、これは人間のもつ習性で、力とは外部的なものだと信じ、それを自分のものにできると信じてしまうのです。本当の聖杯は女性の子宮を意味します。私はイエスの子を身ごもっていたので、この場合は私の子宮を指していました。人間たちが聖杯を求め続けてきたことは皮肉で、悲劇的なことです。聖杯は、彼らのそばで、生活を共にしている女性の内部にあったからです。

   この過ちを正すのに、今の時代は最適です。
   今なら、聖杯が本当は何であるのかを認め、女性が本来占めるべき地位を取り戻すことができます。その地位は、男性と平等であり、隷属的ではありません。この変革は男性によって実現されることはないでしょう。実現できるのは、文化的にも社会的にも世間に一石を投じる勇気を持ち、思いを言葉にできる女性たちです。彼女たちこそ現代の英雄です。世界は彼女たちを大いに必要としています。

   今日、最後の晩餐と言われているこの夕食は、私にとって非常に奇妙な体験でした。
   私は事態が、何らかのクライマックスに向かって動いていることがわかっていました。この集まりの目的は、霊的な力の伝達だったのです。ですから、イエスがパンを割ってかけらを皆に配ったのは、パンを与えただけではなく、同時に霊的な力も与えていたのです。このパワーの伝達はこの晩餐に強烈な雰囲気を醸し出していました。晩餐会はパワーを伝える手段でした。イエスは死の儀式に直面していることを知っていたのです。

   イエスから秘密度の最も高い教えを授けられた私だからこそ、お伝えすることができますが、彼の教えはさまざまに誤解されています。彼が伝えようとした要点は、「すべての人間には神聖なる力がある」ということでした。これを人間は生まれつき持っていますが、育てていかなくてはならないものです。その力は大切にされないと、無知の雑草と否定的な思考の根によって圧迫されてしまいます。イエスはいつも、心の庭の手入れが大切であると言っていました。

   彼は教えの中で、よく「たとえ」を使っています。
   それは彼が詩人であり、易しい「たとえ」は心の扉を開けると信じていたからです。彼が、「あなたはからし種ほどの信仰を持っている」と言ったのは、わずかな信仰でも十分だという意味です。しかし彼は、盲目的な信仰が正しいとは思っていませんでした。彼が信じていたのは、結果を生み出す信仰だったのです。イエスは人間の心には愛の種が育ち、愛は世界を変えることができると信じていました。しかし彼は、この愛は父と母から授かるものだと信じており、あなた方が「主の祈り」と呼んでいる祈りをアラム語で唱える時には、いつも父と母に呼びかけていました。

   この祈りは、翻訳されて伝わる過程でそのことが抜け落ちてしまいました。
   この祈りは、大いなる父、大いなる母に対する祈りだったのですが、入り口は内面的自己にあったのです。イエスは生きた神は自己のうちに宿り、その中で父と母に祈ると、そこからより広い視野に達すると信じていました。「主の祈り」は外部のものに向かって祈っているように思われますが、実際は、自己の内に秘められた何ものかに祈っているのであり、それは人格を超越したものです。

   イエスは、男と女の間の均衡の実現を目的とする、遠い昔からの伝統の継承者でした。
   ですから彼が祈るときはいつも、父と母に向かって祈っていました。女性を排除する「三位一体の概念」を考案したのは彼ではありません。それを考え出したのは、後の時代になって、イエスの教えを自分達に都合よく解釈した人たちによるものです。今の時代なら、間違っているこれらの概念を正すことができ、二千年間続いた「嘘」を終わりにすることができます。そのようになって欲しいものです。

   「三位一体の概念」の中に女性の要素が存在しないことや、家父長制度による聖なる女性の隠蔽(いんぺい)は、さまざまに考察することができます。地中海域からヨーロッパやアフリカにまで広まっていた「家母長制度」は、ローマ帝国の崩壊に強く影響されました。帝国の崩壊に続いた混乱の中で、非妥協的なさまざまな宗教を統一するのはとてもに困難なことでした。その後の歴史にとって非常に遺憾なことは、事態を打開するために、コンスタンティヌス大帝が男性だけで構成された集会を開催したことでした。

   ニケア公会議の際に、女性排除がどこまで進んでいたかをここで読み取ることができます。この頃から、イエスの教えと称して紹介された教義の中で、「女性の概念」の悪用が急速に進んでいったのです。私の考えでは、一番悲劇的なのは、こうして紹介された教えがキリスト本人の教えとははるかにかけ離れたものでありながら、二千年もの間、地上の権力者によって支配と操作を正当化する道具として使われてきたことです。今、宇宙におけ時空間の新しいサイクルに入ろうとしているこのとき、この過ちは修正され、人間の精神に植えつけられた歪みは正されなければなりません。

   ここに至るのになぜ二千年も待たなくてはならなかったのでしょう。
   なぜ女性の基本的概念が闇の中に葬られたのでしょうか。一つの時空間の問題であったのかもしれません。家父長制度による抑圧された政冶と、女性の品位を傷つける時空間のサイクルが終わるのは喜ばしいことです。神聖なる女性の概念は、進化した勇気ある女性と男性のハートとマインドの中でよみがえりつつあります。そしてそのような男女の数はますます増えています。

   私の愛するイエスの教えが、過去二千年もの間歪められ、悪用されてきたことは、人間の霊の中から掃き出されるべき埃(ほこり)だと思っています。あなたと、あなたの聖なる本質との間に、いかなる男、いかなる女も邪魔することを許してはなりません。そのようになって欲しいものです。

               

         book 「グレート・シフト」 トム・ケニオン著 ナチュラルスピリット

                           抜粋

グレート・シフト マグダラのマリアのメッセージ ②

「聖杯」とは女性の子宮を指している   

   イエスは、神の強力で明快な流出するエネルギーを持っていました。
   このエネルギーが言葉を発すると全世界が震え上がったのです。しかしイエスと一緒に生活していた人にとって、彼はさまざまな異なる側面を持っていました。彼は神と人間をミックスしたような存在でした。そして、時には疑い、時には不安になり、時には個人的に苦しみました。彼に関してあなた方は、イエスは輝く灯台のような存在で、間違いを犯すことなく、常に自信にあふれる人物だった、と信じたがる人がいます。確かにほとんどの場合、彼はそのような人間でしたが、迷い、自信を失うこともありました。

   私はイエスの恋人であり相談役でもあったので、彼の個人的な暗闇を分かち合うときは、私にとって貴重な時間でした。そのような時も、イエスは必ず流れ出るエネルギーの純粋な光を取り戻すことができました。これはイエスが成し遂げた最大の奇跡の一つです。忠実に、流出する神のエネルギーに立ち戻る、彼の霊的に熟達した技能の真髄はそこにありました。

   私がイシスの復帰について言及するとすれば、二つの側面についてお話することになります。一つはイシスの託身が人間に流出エネルギーを与えたことと、もう一つは、より比喩的ですが、女性の栄光への復帰と、地上における女性の啓発された特性の表現についてです。これは個人を通して起きています。人類における種蒔きは、神の流出エネルギーを持つ子どもたちを通してすでに始まっています。

   イシスは神聖な流出エネルギーをこの地上に送っている神のひとりです。
   そのエネルギーを持つ子どもたちが周囲の人に影響を及ぼすにつれて、光の属性は人類の上に滝のように注がれるでしょう。流出エネルギーの光を受ける子どもの親にとっては興味深い体験になるでしょうが、同時に困難な体験にもなるでしょう。現在あなた方は、若い人たちの中に託身されたそのエネルギーにより人類へ種蒔きがされているのを目撃しています。ある場合には、年長者が神のエネルギーを持っていると突然感じることもあります。

   ここで十分にわかっていただきたいことがあります。
   すべての人間は神の流出エネルギーを持っているとあなたは言うかもしれません。しかし私は、人間一人一人の神聖さについて話しているのではありません。私が言おうとしているのは、文字通り、神のある側面が一人の人間の体に託身されることです。これは質的に異なる問題です。このような人間はより賢明で、他の人間にはない意識の力を持っています。このような人がこの世に生きていることの効果は、今後20年間は見えてこないでしょう。

   私がお話するイシスの復帰のもう一つの側面は、、より比喩的です。
   これは文化的必然のシフトであって、家父長制支配の時代が終わることを意味しています。この支配は必然的に終わるのです。これは集合体としての、人間の明らかな鈍さと愚かさにも関わらず、人類の意識の変革が起こりつつあるので、数年後にますますはっきりと見えてきます。私たちは変わらなくてはならないことが意識されるようになるでしょう。

   つまり、人類は地球との関係、宇宙的母体である地球との付き合い方を変えなくてはならないことを意味しており、それは、女性的人格のあらゆる表出に現れてきます。その結果、ますます多くの女性、特に若い世代が、誰の許可を得ることもなく自由に主導権を持つようになると同時に、多くの男性、特に若い世代が、喜んでそれを女性と共有するようになります。彼らは、人間の文明が時代の門を通り抜けるには、男女が協力しない限り、それは不可能であるという確信を持っているからです。

           book 「グレート・シフト」トム・ケニオン ナチュラルスピリット

                           抜粋

グレート・シフト マグダラのマリアのメッセージ ①

私はイシス神殿の秘儀継承者でした   

   私はフランスで過ごした時代のことを懐かしく思い出しています。
   娘のサラと共に亡命したのがこの国で、私たちはサント・マリー・ド・ラ・メールで安全な生活を送ることができました。その後、ドルイド教(古代ケルト民族が創始した宗教)の祭司に守ってもらうために、現在はイギリスと呼ばれているヨーロッパ北部の国に移住した時も、フランスのことはいつも懐かしく思っていました。サラが成長して結婚すると、私は自由にフランスに戻ることができるようになり、私の理解している秘儀を教えるために何度もこの国を訪れました。私がフランスに旅した跡は今も残っています。

   晩年を送るためにイギリスに渡った時も、フランスは心の中で大切にしていました。
   もし、女性に関する秘儀の知識が私の望むように利用されれば、地球上に癒しの香油を振りまくことができるでしょう。今の時代に女性が優位な立場になることは、男性の衰退を意味するわけではありません。人間の霊魂の奥底で、太陽と月との間の均衡がとれ、ついには両性具有の大宇宙が現れるためには、女性は男性との平等を勝ち取らなくてはなりません。この奇跡的な結合から霊的な再生が生まれます。私が、男女を問わず、あなた方ひとり一人に、家族である人類全体に望んでいるのはそのことです。霊的な再生によって、内面的に上昇していただきたいのです。過去の偽り、苦しみ、涙が永遠になくなりますように。そうあって欲しいのです。

   マグダラのマリアという名前は、私の生地から来ています。
   その頃、人の名前には生地名をつけるのが習慣だったのです。「ナザレのイエス」と言ったのもそれが理由です。イエスがその伝道を進めていくにつれ、私の回りに女性の輪ができてきました。彼女たちは権力のある女性で、真の意味ではイエスの弟子でしたが、純粋には内輪には属していませんでした。私はイエスの秘密の教えに通じていたので、彼女たちは私の霊的な権威を認めていました。このグループは秘密集団だったので、特に名前はありませんでした。

   私と娘の命を守るためにフランスに逃れた際、彼女たちは一緒に来ませんでした。
   そのときから彼女たちは、マグダラ修道会と名乗ることにしました。しばらくの間、彼女たちは、私が授けた教えを他の女性に伝え続けました。私が生きていた頃には、まだ今のような修道女の正式な会ではなかったのです。むしろ、イエスと私の教えを求める、権力ある女性たちの形式ばらない集会のようなものだったのです。

   私の時代に存在していた唯一の正式な修道会はイシス神殿修道会で、私はそこに属しておりました。そのことは、私がイシスの秘儀における訓練と任務を受けたことを意味しています。私は12歳の時に母の指導の下にこの訓練を受け始めました。エジプト人の母は秘儀に関する知識を持っており、それを私に伝えるために、私が12歳の成熟期に達したので、この訓練を始めました。18歳になると私はエジプトの神殿に入り、女性神官から直接教えを受けました。これは母の仕事が終わったことを意味しており、彼女は自分の意志を全うしました。

   さまざまな意味で私は変わった存在でした。
   私はユダヤ人でありながら、エジプトの女神イシスの秘儀を学んでいたのです。あなた方の時代でも、裕福で教養のある家庭の子どもであれば、生地とは異なる国に留学することもあるでしょう。私の家はそうしたことを重んじる家でした。古代においては、経済的に余裕がある親は子どもをギリシャやエジプト、その他の地中海周辺の文化的中心地に送ることは珍しくなかったのです。私の家はエジプト出身だったので、私はそこに留学させられました。

   私はエジプトで正規に教育を受けている時、イシス神殿に入門し、当時はよくあったことですが、イシスの神と直接接することができました。そのうち、イシスの教えがシェキーナというユダヤ教の女性観と共通点があることに興味を持ち始めました。それは女性に変化をもたらす根本的能力を表わす概念です。シェキーナの女性観は障害物を乗り越え、妨げるものを取り除くことができます。それはソフトで優しい存在ではなく、女性の均衡を推進し、改革をもたらし、女性の情熱的で熱烈な側面を代表しています。

   粗野で爆発的な荒々しい力を持つシェキーナの女性は、肉体的な実態はなかったのですが、イシスと同じようにエネルギー的には存在するのです。私は私なりに、今まで教わってきたシェキーナをを含む文化的知識と、イシス神殿や、その他接触を持った人たちから授かった知識のバランスをとろうとしていました。イシスの女神との直接の接触は瞑想の時に起きました。私たちは心の窓(あなた方は別の状態の自己と言っています)に入り込む訓練を受けていたので、それを通してイシスや他の神々と直接接触することができました。

   イシスから情報をもらうという点ではあなた方のチャネリングと余り違いません。異なるのは、受け取った情報を他の人に伝達しない点です。情報を伝えることをしたのは、試験で、私が直接イシスと交信したことを他の巫女たちに報告する時だけでした。それが巫女たちが受け取ったものと同じだった場合は試験に受かり、異なると落第になります。エジプトに教育を受けるために出かけて行った私は、家族や教師たちから「優秀な人間」として認知されていました。力量は認められていたのですが、誰もエジプトでイシスの門下生になるとは思っていませんでした。視野を広げ、異なる文化に関する知識を身につけるためにエジプトに赴いた私は、イシスと接触させられたのです。

         book 「グレート・シフト」 トム・ケニオン著 ナチュラルスピリット

                          抜粋

           

 神とは支配ではなく、解放です

   クライオン   
   あなた方人類が新しいエネルギーに向かっていることに、私たちは畏敬の念を覚えています。あなた方が、この動きが非常に遅くて、ことの展開に時間がかかると思っていることもよくわかっています。しかし、あなた方にとって、これは待ち時間ではありません。行動と準備のときなのです。なぜなら、あなた方が毎日見続けているのは進化しつつある人類だからです。

   ベールのこちら側では、多くの人が絶対に無理と言っていた「地球上の平和」を創り出すために、急速に方向転換して戻っていく人が大勢いるのです。私たちがしていることで一番有意義なことは、あなた方の眼に創造的な力として映ることであり、それは徐々に理解されるようになりつつあります。最終的に、多くの人から熟達した技能として呼ばれているものが、普通の人の手に届くところまで来ています。それは、自分の人生を即刻変えることのできるエネルギーの維持能力です。

   現実を変化させることができるということは、秘教を学んでいる人や、奇妙な信仰を持つ人、カルトのメンバーでものけ者にされなくなるということです。あなたにとっては、将来を変える真の能力や体を治癒する能力など、地球の霊的な運動に合理的に参加する能力が、ますます身近なものになってきています。

   科学はあなたの考えに同意するようになります。
   地球上の最も優れた科学が、深遠な概念の正当性を実証し始めています。真の深遠な信条は、あなたが自分の細胞構造の中に構築した生まれつきの源と、直感的に交信するということです。この力は人類を絶対的真実に導き、DNAの中に埋め込まれた人間の5万年の体験に匹敵するもので、科学もこの力の信憑性を認め始めています。あなた方の科学は、直感的思考が古(いにしえ)から植えつけられた人類の直感力であり、実行可能な霊的真実であることに気づき、この直感的思考をますます認めるようになってきました。

   直感的思考は、神話や宗教に勝り、神とはあなた方が思っていたようなものではないことを大声で叫び始めています。神とは、あなたが思っているものより遥かに偉大で、人類に対する壮大で愛に満ちた計画の一部です。そして人間はこの計画の中心にあるのです。神は思いやりであり、生活の変化であり、罰や苦痛を与えることではなく、儀式ではないのです。

    あなた方の科学は、宇宙は「知的デザイン」によって創設されたのであり、偶然に出来上がったのではないと唱えています。そして生物学者は、DNAの中には人間が創造主を求めたくなる何ものかが宿っていると宣言しています。これを彼らは、「神の遺伝子」と呼んでいます。おわかりですか。これらはニューエイジの常套句でもありますね。

   これらのことは、組織化した宗教の古い教理は古い物語に基づいていて、今では現実にそぐわないと叫んでいます。それで結果はどうでしょうか。教会からの集団退去を期待しないでください。それとは逆に、キリスト教会は神が実際に何ものであるかという方向に立場を変えていくでしょう。

   組織化された宗教を余り厳しく評価してはいけません。
   どの人の人生においても、神を求めることは個人的な問題です。その人個人の真実はその個人が把握して受け入れていることなのです。たとえそれが、架空の教義の一部であってもかまわないのです。私がお伝えしたいことは、すべての人間は神を求めることによって祝福を受けるのであり、その求め方は問題ではありません。彼らが求めることの中に神は存在するのであり、神は応えてくれます。ですから、誠実に、自分たちの神を求めている組織に対して判定をくだすべきではないのです。

   他の多くのことについても言えますが、宗教は権力と不適切な方法で悪用され、運営されてきたことも事実です。何が本当の霊的真理であるかを判断するのはその人次第です。軌道を外さずにいることは難しいことではありません。そのためのルールを次ぎに上げます。

   「愛においてバランスのとれた理想を守ること。」  

   神は、自分たちが作った宗教の箱の中だけにいる、とあなたに告げる人がいたら注意すべきです。また、啓示を受けるためには、「一つの道」しかないと告げる人にも要注意です。そして「神の規則」のようなリストを手渡されたらさっさと逃げるべきです。なぜなら、そのようなものは権力の座にある人間たちの特性を現しており、神に対する愛の特性ではないからです。

   神は支配する力ではなく、解放する力です。
   求めるべきものは、愛なのです。宗教がこの世から消えることはないでしょう。しかしその誠実性は問題です。そして今、自分の宗教の信奉者たちは、疑問の声をあげる時期がきたのです。新たな方法で、神の愛は、宗教の指導者たちにではなく、民衆に祝福を授けるものであると指導するよう問題提起することです。これからは、信奉者たちの中からくる、力を与えるメッセージに耳を傾けるべきなのです。

   最後のお伝えしたいのはこれです。
   「シフトのための心構え」をしてください。地球上では平和があまりにゆっくり進展するため、あなた方は予想できなかったのですが、中近東における変化にそれを見ることができます。変化はすぐには起きません。しかし、平和の種はすでに蒔かれているのです。今、私はユダヤ人とアラブの人々に話しかけています。

   あなた方の時代はもうすぐ来ます。
   これはあなた方が望み、祈ってきたことです。難問を抱えた地域において妥協の意識が始まろうとしています。もうそこまで来ています。それに注意を払い、そのために祈り、それに光を送ってください。それはあなた方のものなのです。

   ニュースなどは気にしないでください。
   ニュースが伝えることは最低中の最低です。いつもそうでしたし、今後も変わりません。コントロールされたメディアのシステムがそうさせているのです。メディアはその日の一番悪いこと、地球上で起きた最も嫌悪すべきことを探し出し、それに照準を合わせ、そのために全力投球します。他にいろいろなことが起きていても、それについては知らせてくれません。

   中近東でまさに今、政府の手の届かないところで、平和の構築に力を尽くしている人々がいるのに、それは報道しません。イスラエル、アラブ双方に、何十万の人々が協力しているのに、それには触れません。なぜなら、それは余りにも希望に満ちすぎているからです。イスラエルとパレスチナの人々は、未だかつて見たこともないほど巨大な、レバノンにおける古いエネルギーの緊張の中で、統一国家構想を練り上げようとしています。

                 「グレート・シフト」リ・キャロル著
                 ナチュラルスピリット刊から抜粋

 肉体はボスの命令に従う

   クライオン
   
あなたの体のすべての細胞が等しく啓発され、あなたが神の真実と体のシステムの部分を理解し、吸収すると、すべての細胞がそのことを知るようになります。知っていると思いますが、体の細胞のすべては皆、あなたと一緒に旅しているのです。また、すでに話ましたが、あなたの足の小指も、肘も、「知っている」ことはご存知ですね。あなたはそのどちらにも話しかけたことがないからわからないでしょう。あなたのすべての細胞は、あらゆる霊的なことに参加するためにあなたに「連携」しています。

   ただ一つ欠けているのは、ボスからの指令です。
   もちろん、ボスとはあなたのことです。つまり、あなたの思考や声を通じて、あるいはあらゆる交信手段で細胞に話しかけるなら、細胞はすでにそれを承知していて、責任者からの指令を待っているのです。あなたは論理を駆使して何かをする必要はなく、霊的な意図を持って向かえば、体内の量子フィールドが活性化します。それが機能するのに任せて、あなたはハンドルを握っていればよいのです。

   まず第一に、あなたの体を、区画されたパーツの集合として見ることをやめましょう。
   改善しようとする機能ごとに、エンジンのあのパーツ、このパーツ、というように見て行こうとするのは、あなたの三次元的論理にほかなりません。しかし、物事はそうはいかないのです。例えば、あなたはスープを飲む前にどの部分に対して感謝しますか。塩ですか、トマトですか。実際は、スープ皿全体に対して感謝するのです。そしてこの皿には、さまざまなタイプの何百万個の分子が入っています。

   霊的な体は、全身の体験なのです。
   それは細分化されたメッセージを理解してくれません。「私は歳を取りたくない」と伝えてもわかってくれません。もしあなたがシャーマンだとして、戸外に出て、自然に向かって、あの雲を左のほうに寄せてくれと言ったとします。何も起こらないでしょう。しかし、自然は、気象システム全体を動かして欲しいという要求には応じてくれるでしょう。海や水温や、風も蒸発現象も反応して、あなたの要請に応えてくれます。その結果、雲は左に移動するか、完全に消えてしまうでしょう。つまり、部分的で、細分化したメッセージは、伝わらないということなのです。

   体内時計の動きを遅くすることは、全身体験です。それは癒しとエネルギーの一部です。それはあなたのカルマを無効にし、人生の方向を変えることの一部なのです。あなたが歳を取らないのを見て、なぜそんなことができるのですかと聞いてくる人がいるでしょう。そのようなとき、あなたはスープをどのように分解するかについて説明しますか。あなた方人間は、全体から部分を切り離し、自分の選んだものだけを操ろうとするのです。

   毎日、多くの人々が、「細胞に歳を取るな」と言っています。
   彼らは自分たちのしていることが、物理的レベルで細胞と交信しているとは知らない、普通の人々です。彼らのメッセージは、「速度を落とせ」です。数日に一度のペースでジムに通い、運動をしている人々です。すでにお話したDNAの周囲にある量子フィールドは、「ボス」の変化しようとする意図を感知するアンテナを持っています。先ほどの人が細胞に言っているのは、運動によって変化しろということです。しかしこれが偶然にも老化を減速させる効果があるのです。

   体内時計は、血管がどれだけ開いているか、心臓が効率的に動いているかなどを含めて、周囲にあるすべてのものとリンクしているからです。ですから多くの人は、知らないうちに体内時計の動きを遅くしています。体は常に、「ボス」に協力しようとしています。細胞が(運動によって)より若かったときと同じように機能していることに気づくと、その変化に応じられるように老化プロセスを遅くし始めるのです。

   さらに、毎日、短時間の瞑想によって、細胞と交信することのできる人々の意志の力も考慮に入れると、真の意味で、メッセージが出されたことになります。細胞は「ボス」から意志による「志向」のメッセージを受け取り、またそれらの指令が本気で出されている証拠(ジムでの運動)も受け取るわけです。

   霊的な自己と接触している人なら誰でもこれができます。
   毎朝、「ボス」として細胞に話しかける時間を作れば十分です。部分的なことではなく、全体として何を成し遂げたいのかを告げるのです。新鮮なDNAを持つ子どもだったころの自分を、歳を取る前の自分を、病気になる前の自分を、視覚的に思い浮かべてください。細胞に、あなたの望む意図が「健康」であることを伝えてください。

   そして適切だと思えば、少し運動をしてみる。
   ちょっとした運動でもよいのです。近所を一回りするとか、階段を上がるだけでもいいのです。そして30秒ほど小さなセレモニーをしてください。そうすれば細胞はそのセレモニーを瞑想につなげます。それで十分なのです。

   あなたの場合にも、このやり方はうまくいくでしょうか。
   もしそうでなければ、あなたの「全身」の霊的体験をよくチェックしましょう。つまり、あなたは本当に、自分が人に教えている通りに生きていますか。霊的な理解を深めていますか。それとも若返りの秘密を追い求め、このメッセージの中にドップリと浸りこんでいるだけでしょうか。いいですか、すべてはあなたのハイアーセルフ(常に一緒にいる高次の自己)とつながっていて、このつながりの中にあることがすべてにおいて最も大切なことなのです。

              「グレート・シフト」リー・キャロル著
              ナチュラルスピリット刊  から抜粋

 意識が体の一部分でなく全体になることが大切

   クライオン
   
皆さん、こんにちは。私はマグネット・サービスのクライオンです。
   この本を読む人間には共通点があります。それは、愛における一つの結合されたメッセージを伝えるために、一団となってやって来ている点です。あなた方のほとんどはお互いを知りませんし、会うこともないでしょう。

   あなた方を通して聞こえてくる「声」は、単一の愛のメッセージです。
   これは、あなた方とは縁もゆかりもない実体からの声ではありません。そうではなく、あなたが生まれつき頭の中に宿していた、優しい声の拡張なのです。これはファミリーとあなたのすべてを象徴する「ハイアーセルフ」との繋がりなのです。この「声」は、どこか知らないところからやってくる難解で奇妙なメッセージではなく、源、いうなれば、あなたのホーム(故郷)からの交信なのです。

Q、 自分の細胞に「話しかけ」、老化に向かわず、活性化するように指示するには何をすればよいのでしょうか。

   細胞交信は難しくありません。
   それは体内に最初から植えつけられている橋のようなもので、あなたが渡るのを待っているだけなのです。ところがほとんどの人は渡ろうとしません。なぜなら人間の体は、最初から自動的にするべきことをし、栄養さえ与えておけばすべてうまく行く、と教えられてきたからです。そこであなたも、死ぬ時まで体に栄養を与え続けておけば、すべてうまく行くと思い、そう望んでいます。

   あなたの知能と知性のすべては頭脳の中に宿り、苦しみも快楽も同じく頭脳の中にあります。少なくとも、あなたはそう信じています。そのため、あなたは手足や内臓を軽く見て、それらが順調に機能し、病気の原因にならないことを望み、あなたがコントロールできないようなことを勝手にやらかさないことを望んでいます。

   しかし、それらが期待に反して病気になり、その結果、胃が半分になったりして何かを失うことになります。するとあなたは「この臓器がなくても生きていける」と思うでしょう。そうなると、あなたの頭脳が人生の全体を占めるようになり、それ以外のものはある程度消耗してもかまわないものになってしまいます。少なくとも、頭脳以外は、「独立した器官」になってしまうのです。

   あなたにとって、宇宙も同じ問題です。
   あなたは自分が宇宙の中に存在し、体に滋養を与えている限りそのままでいられることを知っています。あなたの思考の中には百万ものシナプスがあるのに、一度でも、「それを支配しているのは私だ」と言ったことはないでしょう。あなたは三次元の人間で、あなたを取り巻くものに従っていると信じているので、そのような考えに思い至ることはないのです。しかし本当はどちらの場合も、つまり、宇宙的にも、肉体的にもあなたが支配権を持っているのです。

   以上のことをあなたの体に当てはめてみましょう。
   どれも互いに同じ形をした数兆ほどあるDNAの部分を考えてください。これらは生物学的システムに組織され、あなたの体のシステムを形成しています。あなたは全身のあらゆるDNAが同じ形状をしていることが理解できますか。DNAは個々の細胞を作りだし、それらが臓器、神経、筋肉などを作りだしています。DNAの二重螺旋(らせん)はそれらにおいて同じ形状をしています。

   あなた方にお聞きしますが、あなたのどの部分が啓発されていますか。
   多くの人は頭を指さすでしょう。しかし真実は、あなたの体全体、システム全体があなたの意識エンジンの一部なのです。つまり、あなたの足の親指も、脳と同じように啓発されているのです。肘も指先もそうなのです。あなたが光を発信する能力は、すべてのDNAを一度に使うことが基本です。あなたの体のシステムエンジンは、あなたの意識エンジンでもあります。あなたの意識が全体的になることが必要なのです。

                 「グレート・シフト」リー・キャロル著
                 ナチュラルスピリット刊  から抜粋

エネルギーを感じるには「注意を払う能力」が重要

オリン
   
すべてはエネルギーです。
   エネルギーはまわりのいたるところに存在しています。またそれは、まわりの人々が出している考えや感情としても存在しています。

   地球もエネルギーを出しています。
   つまり、地面も木々も動物もすべてがエネルギーを発しているのです。世界中のあらゆる場所、あらゆる社会にも、それぞれ違ったエネルギーがあります。高度の高いところのエネルギーは、低いところのとは違い、大都市のエネルギーは、小さな町のエネルギーとは違います。あなた方の宇宙にあるものはすべて生きていてエネルギーを発しており、あなたはそれを感じることができます。

   あなたは優れたエネルギー受信装置です。
   つまり、触覚、視覚、聴覚、嗅覚、また感情、思考、肉体的感覚などを通じて、さまざまな方法でエネルギーを感じることができます。ただ練習をするだけで、人々の肉体、感情、思考次元のエネルギーに同調することができ、そのことによって多くの貴重な情報を与えてくれる宇宙を、感じられるようになります。

   また、肉体を持った存在であれ、持たない存在であれ、彼らと波動を合わせられるようになり、彼らの考えや内なる信念、助けを求める叫びさえ受け取ることができます。しかし、覚えておいて欲しいことは、他人の魂が隠しておきたいと思っている領域では、そのプライバシーを侵すことはできないということです。

   魂は、自分が見せたくないものを相手が誰であれ隠すことができるからです。
   もしあなたが望めば、今まで夢にも思わなかったほど、他人の考えや感情、そのうえ未来の出来事までわかるようになります。自分のまわりに何が起こっているのかを感じ、それによって情報を解釈して使えるようになるためには、一定の心構えや技術が必要ですが、すすんで注意を向けて練習すれば、それらをすべてを簡単に身につけることができます。

   エネルギーを感じる程度が高くなればなるほど、あなたの内なる導きと高い次元の知恵を聞くことができるようになります。エネルギーを感じるために最初に発達させるべき技術は、「注意を払う能力」です。あなたのマインドを静めて、他人を観察する方法を身につけてください。つまり、自分の身を引いて眺めるというあの方法です。まずは、あなたが欲しいと思っている情報の領域を観察してください。何かについて一心に考えているとき、それについての導き、アイディア、新しい考えなどを受け取り始めます。

   立ち止まって、注意を払った後の段階は、自信を持ち、自分がこれから受け取る情報を信頼することです。初期の段階で自分の未来や他人の波動に合わせるとき、自分が受け取ったものに疑いが起こり、自分が作ったのではないか、と思うものです。そのような疑いも、あなたがその疑いのおかげでもっと正確で精密なエネルギーを感じる方向に進み、エネルギーを受け取る妨げにならないかぎり、その疑いと友人になることができます。しかしまずは、自分が感じたことを信じることから始めてください。

    何かを決定しようと思っているとき、また、ある選択についてもっと情報が欲しいと思っているとき、まず静かに座って、自分の人生の「ある領域」に将来何が待ち構えているのか見せて欲しいと頼んでください。そうすれば、少しずつ情報を受け取り始めるでしょう。未来を知りたいと思っていると、あなたのマインドは外に出て、あなたの知りたい未来に行き、情報を送り返してきます。情報は、喜びや不快感などのようにぼんやりとした感覚でやってくることもあります。ですから、あなたがこれから経験することに期待は持たないでください。

   そして、始めはうまくいかないことがあってもそれを判断したりせず、まず、ただあらゆる印象をそのまま受け取ることが重要なことです。どんなに創造的な人であっても、新しい情報を受け取るときには、自分の中の判断する批判的な部分を働かせないようにしなければなりません。この批判的な部分は後で情報を選別するときには大切なのですが、まずは純粋に、ハートを開いたままでいるほうがよいのです。

   同じく、最初に印象を受け取り始めるときには、判断してはいけません。
   「これは本当だろうか。自分が作ったのではないだろうか」などと思って批判しないでください。なぜなら、そうでないと印象を受け取ることができなくなるからです。印象が流れ込むままにしておいてください。また、必要ならそれを書き取っておくことです。というのは、受け取ったときには単純で簡単に見えたものが、後になってとても深遠なものに思われることがよくあるからです。印象を書き取っておかないと忘れてしまいますが、記録しておけば、フィードバック(反応)を受け取ります。

   フィードバックは、あなた方の現実の中でとても重要な部分です。
   あなた方の世界では作用が反作用を引き起こしますが、あなたの行動がどんな反応を引き起こすかに注意しておくのは大切なことです。エネルギーに同調しているとき、向こうから情報、感情、思考を受け取り始めたらそれを記録してください。きっと何ヶ月か後に、こうした印象が、どのように自分の決定や実際に起こることと関係があるかを知って驚くことでしょう。これは、あなたの意識を開くのによい方法です。

          光の存在オリンの「パーソナル・パワー」 サネヤ・ロウマン著
              マホロバ アート刊    から抜粋

あなたの思考と感情がこの世界に作用している

   オリン
   
あなたが送りだした考えや感情、いわゆる思考は、宇宙で出来事を作りだし、人々をあなたへと引き寄せて来ます。でもそれだけではありません。あなたが送りだした思考や感情は、地球という惑星全体を変えるほどの変革を生み出しているのです。たかが自分一人の思考が惑星全体に影響を与えるはずがない、とあなたは思うかもしれません。しかし、癒しをあたえる一つの高い思考は、一万個以上の否定的な思考を帳消しにすることができます。

   そして、その癒す思考が高いものであればあるほど、ますます多くの低い思考と感情が相殺されるのです。自分の思考と感情を進化させるとき、助けているのは自分自身だけではなく、まわりの人全部でもあります。何もその人たちと個人的に付き合ったり、距離的に人々の近くにいるということではありません。癒しを与える肯定的な思考と感情は、あなたから出て、近所や地域社会へと行き、高く進化成長しようとしているすべての人たちを助けるのです。
   衛星写真で宇宙から地球を見たことがあると思いますが、そのように、あなたが地球の上空にいるところを想像してください。そして、下にいる多くの人間が日常的なことを考えていたり、低い次元の思いや感情に没頭しているところを想像してください。それから、上に高く行けば行くほど、あなたの精妙で高い次元の思考を、多くの人々に送ることができるようになると想像してください。自分の問題に対する答えを探しながら、一生懸命日々の生活を送っている人は、あなたが送りだしている癒しのエネルギーの放送を使うことができます。

   今、人類は変革を体験中であり、あなた方はその分岐点にいます。
   一方は、平和と豊かさへの道であり、他方は、葛藤と欠乏への道です。それを決めるのはあなた方一人一人で、世界中の人々が自分の思考と感情でどのような現実を創造し続けるのか、で決まります。今、毎日の生活を送る中で、自分が何を考え、どのような感情を送りだしているのかを意識し始めるときです。

   あなたが何かを憎んだり、自分に、人に腹を立てたり、落ち込んだり、自分を悪い人間だと思うたびに、あなたはこの地球が欠乏を選択することに加担しています。反対に、もっと多くを持ち、いい気分になり、何かを愛することを自分に許すたびに、この地球が豊かさの道を選択することに貢献しているのです。

   あなたは自分が送りだしているものに対して、責任を避けることはできません。
   というのは、あなたが怒りを送りだすとき、あなたは自分が知っているすべての人にそれを送りだしているからです。あなたは自分が怒っている人にだけ怒っていると考えるかも知れませんが、テレパシーの次元では、それは全世界に広がって行くことを知ってください。ですからあなたが愛にあふれ、平和であるときも、そのエネルギーを世界の人々に送りだしているのです。もし彼らがそれにアクセスすれば、そのエネルギーを使うことができます。

   毎日、何千という人々の思考や感情のメッセージが、一日中あなたをめがけてやって来ますが、どれを受け取り、どれを受け取らないかを選択できるようになります。あなたは、これらすべてのテレパシーによるメッセージの犠牲者になっていませんか。また、まわりの人々が低いエネルギーを持っているからというだけで、自分もまた低いエネルギーを持つことに決めていませんか。それらはすべて、チャンネルを回して自分に取り入れるものを選択する能力によります。

   たいていの人々は、感情的な次元でテレパシーを経験しており、他人の感情を取り入れています。しかし、自分のより高い次元を通じてメッセージを受け取るほうが、ずっと気持ちよく感じられます。しかし、あなた方は感情的に情報を受け取ることが多く、しかもそれを自分のものだと思ってしまいがちです。こうして、多くの人々は、本当の自分という感覚を見失って行くのです。

   今、自分がアパートの一室にすわっていて、片側の隣人がラジオでロックをうるさくかけていると想像してください。反対側の住人は大きな音でクラシックをかけています。さらにある部屋ではテレビがついていて、別の部屋では誰かが大声で歌っています。それぞれまったく違った音楽を流し、すべての部屋から大声が聞こえてきます。これらすべての騒音の中では、自分自身のエネルギーに触れることがどれほど大変かが想像できるでしょう。しかし、まさにこの状態が、大部分の人々が一日中経験していることなのです。

   それはすべての潜在意識の次元で起こっていて、テレパシーによる騒音やおしゃべりもあります。しかし、そのメッセージを解読し、どれに耳を傾け、どれを無視するかを選択できるようになります。まず、それらを感情的に受け取るのをやめて、自分のハイアーセルフで受け取り始めることです。そうすれば、テレパシーによるメッセージを自分と他人の最高の善のために使う方法を学ぶことができます。

          光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                 マホロバ アート刊    から抜粋

自分を正直に表現することが自分と相手を助ける

   オリン
   
なぜ他人の眼を正視し、自分の最も深い真実を言うことがこんなにも困難なのでしょうか。何かを失うことへの恐れが、その理由でしょうか。あるいは、最も深くにある本音をさらけだしたら、愛されなくなるのではないか、という恐れでしょうか。なかには、人に弱さを見せるのが怖いという人もいます。

   実際、垣根を取り払って、ありのままの自分を他人に見せるより、「私は強くて、無敵で、完全だ」という役割を演じるほうが、簡単な場合が多いのです。しかし、失うものが何もないときは、最も深い真実に忠実であるほうが簡単なはずです。あなたがそれに従って行動し、人間関係を浄化できるよう、宇宙は、何も失うものがない状況を経験させてくれる場合があります。しかし、何も失うものがない状況にならなくても、真実を語ることはできます。

   自分が思っていることを話したり、はっきりと意見を言ったりすることは、相手に対して理解を示したり思いやりのあることではない、というイメージを持っているなら、そうすることが親切なことには思えないかもしれません。あるいは、自分の気持ちを隠すほうが、人のためになると思っているかもしれません。しかし、真実を通過してはじめて、自分が設定した人生のドラマを抜け出すことができることもあるのです。ですから、真実を語るために距離が必要なら、ある人間関係に終止符を打つこともしかたがない場合があります。

   自分の最も深い真実を表現することは、自分にとっても、他人にとっても大きな贈り物です。これは真実を表現するのに、他人を責めなければいけないという意味ではありません。自分の最も深い真実を語るときは、自分自身と相手への愛があります。もしあなたの言葉が、他人を傷つけ、相手に害を与えているとしたら、それは最も深い真実に従ってはいないのです。なぜなら、最も深い真実は常に愛に満ちているからです。

   たとえば、ある女性は付き合っていた男性が自分を去って、他の女性のところに行ってしまったとき、とても傷ついて、彼に復讐し、非難したいと思いました。彼女は最初、傷つき、拒絶されたと感じて、彼を責めようとしました。しかしその後、彼女は自分の深い真実に触れたとき、自分が本当は彼を愛していて、彼に自分の恋人でいて欲しいと思っていることに気がついたのです。そして、自分がハートを閉ざし、彼から離れようとしたことは自分の真実ではないとわかりました。傷ついてはいましたが、彼女はその苦しみの後ろに隠れている愛に気がつき、人と話すときその真実を表現できるようになりました。数ヶ月以内にその男性は、彼女に対する新たな次元の尊敬と愛をハートに抱いて、彼女のもとに帰ってきたのでした。

   多くの人々は、自分の真実のイメージを持っているのに、本当の自分について自分を無視し、だましています。たとえば、自分を犠牲者だと思うとき、自分を騙しています。なぜなら、あなたは犠牲者ではなく、高く力に満ちた存在であるからです。ですから、自分の美しさや知恵、力を認めないときはいつでも、自分を無視し、だましていることになります。また、自分をあわれんで憂鬱な気持ちになっているのを感じるときも、自分を無視し、だましていて、自分の真実に従っていません。

   自分をだまし、阻害しているとき、あなたの内にあるそのエネルギーは、それに応じた現実を引き寄せ始めます。つまり、「自分は弱い」と言っていると、あなたのエネルギーの世界で共鳴が起こり始め、その考えを映し出す人々や事件があなたのところに引き寄せられてくることになります。本当の自分に対して忠実になってください。本当の自分を知るとはどういうことか、少しは理解できたでしょうか。

   自分をだまし、無視する状況から自由になるとき、創造的エネルギーが解放されます。
   話すときには、自分の言葉をいつも正確に、忠実に話すようにしてください。感情を誤って伝えないためにも、自分のあらゆる言動を注意深く観察することが大切です。それは細かいことを重視したり、普通のことを大げさにしたりするのではなく、物事のありのままの、正確なイメージを作りだす能力を育ててください。それによって、そういうイメージが、物質次元の現実において、あなたが欲しいものを創造するのに役立ちます。

   自分の真実に合ったことばを話すとき、あなたのエネルギーはますます高くなっていき、もっと多くの肉体的エネルギーや安らぎ、よりよい人間関係が得られるようになります。つまり、あなたに対して深い真実から行動したいと思わない友人に代わって、そうしたいと思う新しい友人ができるのです。あなたが作りだした古い不快な状況は、新しい次元の光の中では存在することができないので、消え去ることになります。

          光の存在オリンの「パーソナル・パワー」 サネヤ・ロウマン著
                  マホロバ アート刊    から抜粋

孤立感は自分を守ろうとすることから生まれる

   オリン
   
苦痛を感じるとき、それはあなたの人生のある領域がうまくいっていないこと、また、ある信念や考え、感情が癒されたくて叫んでいることを示しています。そのとき、自分を責めたり、悪い人間だと思うのでなく、あなたの人生のそういう領域を調べ、癒す機会と見ることです。人があなたに怒っているとき、それは彼らの心の傷であることが多いのです。

   たいていの人々は、怒るのは正当な理由があるからであって、誰かが自分を馬鹿にしたり、悩ましたり、拒否したり、理不尽な要求をしたりするときだけ怒ると思っています。しかし怒りは、他人をコントロールするために使われることがあります。あなたは人々の怒りを怖れるせいで、その人々に対する自分の行動を抑えてはいませんか。また、あなた自身、他人をコントロールするために、怒りという脅しを使ってはいませんか。

   人があなたに怒るとき、またあなたを傷つけようとしているように見えるとき、実は彼ら自身が苦しんでいることがあります。また、自分の教育と育った環境のせいで、また自分の世界観のせいで、あなたに彼らを傷つける気がなかったときでも、傷つけられたと感じる人たちもいます。またときには、あなたがただ異なった意見を述べ、自分の好みを話しているだけなのに、怒ってしまう人たちもいます。他人をコントロールしたり、操作したいという欲望から決して行動しないことです。そしてそのように行動しないつもりなら、彼らの怒りがあなたの苦痛に引き金を引くことにならないように注意することです。

   怒っている人を前にして、よく防衛的になったり、怒ったり、相手を非難してしまいます。
   相手が自分をやり込めたり、責めようとしていると感じるかもしれません。孤立感は、防衛しようと思うこと、つまり、自分のプライドや威厳をどうしても守らなければならないと思うことから生まれることが多いのです。あなたが傷ついているとき、本当に相手に望んでいることは、自分の言うことを聞いてもらい、優しくしてもらい、動揺していることを理解してもらいたいということです。

   あなたは相手が引きこもり、防衛的になることを望んではいません。
   怒っているときあなたが望んでいることは、相手があなたのことで動揺することではなく、自分が傷ついていることを認めて欲しいということです。相手から傷つけられたと思うとき、相手に怒鳴る人がいますが、本当に相手からして欲しいことは、「わかった、傷つけて悪かった」と言ってもらうことです。

   人があなたに怒るとき、一歩後ろに引いてください。
   あなたに理解して欲しいことは、彼らは自分の苦痛を誰かに吐き出す以外に、それを解放する方法を知らないということです。「あなたが間違えたんだ」「あなたが悪い」、あるいは、「あなたのせいで私は傷ついて、悲しんでいる」と彼らが言っていても、その言葉にこだわってはいけません。自分の感じている苦痛をどうしていいかわからず、彼らは他人を非難する以外に方法を知らないということを理解してください。

   ですから、あなたに責任があると思わないことです。
   彼ら自身の怒りや動揺は、彼らに責任があります。あなたは彼らの怒りや苦痛を引き出す触媒の役割を果たしたとしても、すでにもともと、彼らの中に苦痛が存在していたのです。ですから、彼らが怒りを表現するとき、議論をしたり、自分を防衛し始めないことです。ただ、沈黙を守り、ハートを開き、彼らにあなたの愛を集中してください。

   彼らがすべて吐き出したとき、あなたはすぐに、「あなたの言っていることは間違っているし、私はあなたが言ったような事は何もしていない」と反論したい気持ちに駆られるかもしれません。しかし、黙っていることです。なぜなら、後になって、「あのとき反論しなくてよかった」と、必ず思うからです。だから、あなたの怒りは表現しないで、彼らに自分自身のエネルギーを表現させてあげなさい。

   そうすれば、彼らが全部を吐き出してしまったときでも、あなたは自分を心地よく感じながら、愛にあふれ、バランスのとれた空間にまだ留まっているというわけです。そのとき、最も難しい課題の一つ、つまり、怒りや苦痛の存在する中でバランスを保つことを、マスターしたことになるのです。

          光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                  マホロバ アート刊   から抜粋

真の友は自分の内側に存在する

   オリン
   
あなたが子どものころ、怖かったり、寂しかったりしたとき、あなたを安心させ、怖れや寂しさを取り払ってくれた人や物、すなわち、両親、親戚、お婆ちゃん、あるいはお気に入りのぬいぐるみや毛布などがあったはずです。でも、それはたいてい自分の外部のものでした。
   光への旅には、自分の内側に安心を作りだすということ、つまり、世界はあなたの友人で、あなたは思いやりのある寛大な宇宙に愛され守られている、という確信を作りだすことが含まれています。あなたのハイアーセルフ(常に自分と一緒にいる高次の自分)は、今までで最も愛に満ちた友人以上の存在です。

   彼は無条件にあなたの面倒を見てくれて、あなたがいい考えを持っていても、低い考えを持っていても愛してくれて、いつもかたわらにいて、絶えず光で抱きしめてくれるような友人です。そして、それがあなたの魂なのです。怖れているとき、落ち込んでいるとき、このように助けを求めることができる友人がいることを知ってください。

   魂は、あなたが高い次元の部分と結びつくのを助けてくれるでしょう。また、ガイドや精霊たちに助けを求めることもできます。誰でも助けを求めればそれを聞いてもらえて、愛と導きを送ってもらえるのです。ですから、ただ助けとつながりを求めてください。そうすれば、それはあなたのもとへやって来ます。

   多くの人々はとてもはっきりとエネルギーに気づいていますが、自分の知っている現実や、こうあるはずだと信じている人生とは相容れないものを感じると、それから眼をそむけてしまうのです。多くの人々はあなたとは違った考え方をしており、違ったものを信じていることを、批判せずに見ようとすることが大切です。寛容とは、さまざまな考え方を認めて、ありのままの人々を愛することです。

   人々はそれぞれ独自の眼で世界を見ていますから、あなたが知っている人々のすべて、そして、会う人々すべての中に、ユニークで、自由で、開放的で、愛に満ちたものを見出してください。そうすればあなたも新しい自分を見つけて、そのおかげでもっと自由で、開放的で、愛情深くなれるでしょう。他人の多くの信念にハートを開くとき、あなた自身がもっと流動的で、柔軟になります。自分を軽くし、柔軟になって、あなたに役立つ考え方は、どんなものでも取り入れてください。

   たいていの人々は、自己の存在の中に自分を押し込めています。
   彼らは、「世の中こんなもの」と教えられてきたので、そのように世界を見ています。このように柔軟性がないと、自由や選択の幅がどんどん狭くなっていきます。ある決まりきったやり方に固執している人々をあなたも見たことがあると思いますが、彼らは自分の人生がうまくいっていないにもかかわらず、やり方を変えようとはしないのです。こういう人々は、他人のエネルギーにほとんど気づいていないのでしょう。

   つまり彼らは、自分が世界のあらゆることに影響を与えていることを知らず、自分は影響されているだけと考え、自分のまわりを世界が回っているかのように思っています。彼らはそのように世界を見ているので、現実を変えることに困難をおぼえ、望みを達成することはできないと感じることが多いのです。また、自分が宇宙の中心であると思い込んでいるので、他人の気持ちのことや、自分の言葉や行為がどんな反作用を作りだしているのかをほとんど知らないのです。

   エネルギーを感じるのに役立つ能力の一つは想像力です。
   あなたに想像力が与えられているのは、あなたがそれを使って物事を創造するためなのです。しかし、想像力が恐れを作りだすことに使われてしまうこともあります。たとえば、恋人が他の相手と一緒にいるところを想像したり、失業することを心配したり、病気になってしまうことを怖れたりするのです。

   その代わりに、どうしたらよいか自分がわかっていると想像したり、人々が自分を愛してくれている場面を想像したり、自分が健康で元気な様子を想像したり、計画がうまくいったことを想像するとか、そのようなことのために想像力を使ったほうがよいのです。陽気な、より軽いエネルギーに従って行動し、深刻に考えないときはもっと正確にエネルギーを感じられることが多いのです。想像力を使ってあなたの現実を創造してください。

   もしどのようにしてやったらよいかわからない場合には、自分がそれをやっているつもりになってください。なぜなら、潜在意識は「つもり」になっていることと、実際に起こっていることとの違いがわからないからです。潜在意識は、あなたが現実だと思い込んでいることは何でも信じて、それを使ってあなたの外部の現実を作りあげます。

   私が人々に、「あなたの目標を自分に引き寄せなさい」と言うと、「どうやったらよいかわかりません」という答えが返って来ます。そこで私はあなたに、「その方法を知っているつもり」になりなさいと言います。それは実際とても効果があります。

   すわっているときに、他人が考えていることがわかっているつもりになってください。
   また、自分がこれからどんな決定をするのか、実は知っていると想像してください。創造的アイディアを引き寄せる能力や、これから起こり得る結果を想像する能力を使って、エネルギーを感じ、未来に旅してください。


           光の存在オリンの
         book「パーソナル・パワー」 サネヤ・ロウマン著 マホロバアート

                        抜粋したもの   

       

      

自分を弁護する必要はない

   オリン
   
自分の信念や思想や自分自身を弁護しなければいけないと思っているとき、人生は難しくなります。あなたが弁護しなければならないと思っていることのほとんどは、いずれにせよ、あなたの信条や考えではないということです。

   自分が確信していることに他人が賛成しないときに、あなたが腹を立てたり、傷ついたりすることはめったにありません。つまり、確信がなかったり、不安に思っている領域にこそ、最も弁護しなければいけないと感じることが多いのです。今度自分に関して、何か弁護しなければいけないと感じたら、どうして弁護しなければいけないと思っているのかを、自分に聞いてみてください。

   そして、弁護の代わりに、あなたのハートと知恵から人々に微笑んで、彼らを受け入れてください。何か言わなくてはいけないと思わないでください。ただありのままの自分でいて、何かの答えがわからないときには、ただ、「わかりません」と言えばよいのです。常に完璧でいようなどとは思わないことです。愛されるためには、答えを全部知らなければいけないとか、怖れたり、弱々しく見えてはいけないなんて思う必要はありません。なぜなら、開けっ放しで傷つきやすい状態に喜んで自分を置く人にこそ、他の人々からより多くの愛が送られてくるからです。

   自分を許すことは、自分への無条件の愛の要素です。
   一日を通して、自分が余りいい心の状態にいなかったり、愛もなく、賢くもない状態になるたびに、自分を許して、そのような自分を受け入れてください。同じように他人が、いい状態でなく愛に欠けているときでも彼らを許すようにしてください。

   許すとき、あなたは自分のなりたいものに容易になることができ、同じく他人もそうなれるように、あなたは助けているのです。他人に対してハートを開いたままで、愛を感じていられるかどうか、人間関係はあなたに挑戦してきます。人間関係では、自分を守ろうとしないことが大切です。

   それは、弁解しなければいけないとか、隠さなければならないとか、謝罪しなければいけないことも自分にはない、と感じていることなのです。そのためには自分の気持ちを認め、自分の未熟な態度を弁解しようとしないことが必要であり、そんな態度をする自分を責めると、ずっとその態度に縛りつけられてしまうことを理解することです。

   人は、もしかして自分が間違っているのかもしれないとか、苦しんでいたり、傷ついているのかもしれない、ということを怖くて認められないことがしばしばあります。たとえば、自分が不安で、落ち着いて自分の中心にいられない時、その気持ちを無視して、まるで何も問題ではないかのように取り繕おうとすることがあるかもしれません。しかし、他人と一緒にいるとき、本当の気持ちを打ち明けるようにするなら、人との関係をもっと深めることができるようになります。

   あなたは、誰からも完璧な人間に見られたいと思っているのかもしれません。
   だから、「私は大丈夫だ。心配いらない。私は強いから、助けてもらう必要はない」というような役割や振る舞いを演じるのです。こういう態度をとっていると、人と切り離されてしまい、自分が一番愛を必要とするときに、誰もそれに触れることができなくなります。

   人が傷ついているとき、その人が何でも知っているように強気に振舞うよりは、どうしたらよいのかわからないことを隠さず認める態度のほうが、その人にどれほど周りが愛を感じるかに気づいたことはありませんか。だから、ありのままの自分を見せることを怖れないでください。

   全然恐れなどもっていないように見え、最も勇敢な感じのする人は、自分は傷つきやすいと認めている人よりも、より愛が必要な人なのかもしれません。攻撃的で、人を苦しめたり、いじめたりして、まわりの人たちを惨めにしている人は、たいてい最も愛を必要としている人なのです。

   また、何も不足していないような人や、家主や上司や親のように、あなたを支配しているように見える人たちにも愛を送ってあげてください。彼らはあなたに対して威圧的な態度で臨むかもしれませんが、実はあなたが許している程度だけしか、あなたに対して支配力を持ってはいないのです。

   人は、他人や動物たちに意地悪な振る舞いをすればするほど、ますます自分自身に恐れを抱えるようになり、そのゆえにますます愛を必要とするようになります。しかしながら、控えめで、傷つきやすく、弁解しない人こそが、最も多くの愛を受け取り、豊かな愛を自由に使える人なのです。

   一見、受け入れ難く、愛し難い人にも愛を送ることを忘れないでください。
   なぜなら、愛を受け取って成長しない人はいないからです。あなたから送り出された愛は、いつでもまっすぐ、あなたのところに返ってきて、あなたの波動とオーラを変え、さらにもっと愛を自分のほうに引き寄せるようになります。あなたの送りだした愛は、与えた人からでなくても、必ず、あなたに返って来るのです。

        book 光の存在オリンの「パーソナル・パワー」 サネヤ・ロウマン著 
                      マホロバ アート    

                       抜粋したもの

自分の欲しい特定のエネルギーにつながるには

   オリン
   
地球のまわりにはエネルギーの流れがあって、望むときにはいつでもそれにアクセスすることができます。もし肉体的なエネルギーが必要であるのなら、まず、深呼吸をして、活力溢れる人々全員のエネルギーの流れに自分が結びついているところを想像してください。地上ではあらゆる瞬間に、特定のアイディアの流れに何百万もの人たちがアクセスしています。

   たとえば、写真家、作家、芸術家、霊的な人たちが送りだしているエネルギーの流れにアクセスすることで、あなたの望むものを引き寄せ、増やして、実現することができます。ちょっとの間眼を閉じて、自分と同じことをしている人たちすべてに波動を合わせ、アクセスしているところを想像し、彼らの高いエネルギーを受信してください。呼吸を通じて、他の人々や宇宙からの助けや導きを引き寄せることができます。

   あなたが必要としているエネルギーは、すべてこの世界にあります。
   もしもっと愛が必要なら、この地球のまわりを回っている愛のエネルギーを吸い込んでください。遅かれ早かれ、それはあなたの物質的現実に現れるでしょう。また、あなたが自分の計画にそって行動しているとき、それを成し遂げるのが難しくなってきたとします。そのときこそ、世界には自分の計画を順調に達成している人々がたくさんいますから、その人たち全員と波動を合わせてアクセスしているところを想像して、エネルギーを引き寄せてください。

   また、あなたも何かをするたびに、人々を癒す力になることができます。
   自分と他人を進化させるために、エネルギーを感じ、あなたの受信する能力を使ってください。あなたはその技術をますます上達させることができるので、その結果、大きく進化することができます。あなたの想像力はあなたの創造力であることを忘れないでください。

   将来をを見ようとしたり、何かの結果を知りたいと思っている場合、その情報はしばしばマインドを通じてではなく、あなたの肉体を通じてやって来ます。進むべき道について決めようとして、ある選択について考えているとき、呼吸が浅くなり、体が閉塞するようになって、腹部に不快感を感じたとします。これは、感じ取ろうとしていた未来からの合図で、その道についてあなたに教えようとしているのです。

   ある一つの選択について考えているとき、内面に重苦しさを感じたとします。
   そのときには、あなたの体が、他にもっといい方法があると言っているのです。軽くて、喜びに満ちた気持ちが得られるまで、他の選択や計画を少しずつ変化させて、未来の可能性を想像し続けてください。もしどれを考えても、気持ちが軽くならないのなら、もっと多くの選択肢を調べてみてください。

   あなたはエネルギーの受信装置なので、まず自分自身をチェックすることを学ぶことが大切です。それによって、あなたに絶えず送られてくる手がかりや答えを見出すことができるようになります。次の段階は、受け取ったものを解釈することです。すべての情報を手に入れ、記録したあとは、それをもう一度読み返してください。多くの疑問を感じるかもしれませんが、大切なことは、今の時点でその疑問に邪魔をされないことです。疑問が起きたら感謝して、その疑いを手放してください。

   まわりのエネルギーを読み取る能力にあなたのハートを開くとき、自分の感じていることを信じて大丈夫なんだろうか、という声があなたの中から聞こえてくるかもしれません。それはほとんど誰にでもあることですから、そう思えても、自分を責めたり、批判しないでください。あなたがハートを開いているかぎり、また自分のエゴや利己心、低い次元のエネルギーに従って行動しているのではないかぎり、自分の感じたことを信頼してよいのです。

   もしそれが起きることをあなたが長い間望んできて、感情的にも非常に執着しているのなら、はっきりエネルギーを感じることはできないでしょう。最も明確な情報がやってくるのは、感情が穏やかで、利己心がまったくなく、ただ人を助けたいと思って情報を求めるときです。しかし、練習しているときは、問題について感情的になっていても、自分自身に関しては価値のある情報を得ることができます。奉仕の精神をもって、心から行動すれば、エネルギーを感じる能力は急速に高まり、あなたに向かって開かれない扉はなくなるのです。

          光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                 マホロバ アート刊    から抜粋

恐れの感情は自分の持つ思考の現れ

   オリン
   
「恐れ」とは何でしょう。
   その影の領域は何なのでしょうか。「恐れ」は、自分に眼を向けてもらえるまで、しばしば重苦しさ、不安、心配といった感情として存在します。人は気持ちが軽く、喜びに満ちているときもあれば、そうでないときもあります。そういう重苦しさを感じるときは、恐れの表れであることが多いのです。

   低い次元の恐れは、憂鬱な気持ち、体の重さ、緊張感として存在します。
   あるいは、仕事をするという名目で、せわしなく動き回ろうという気持ちになっていることもあります。それは、「存在している」状態ではなく、「行動している」状態です。

   憂鬱で不機嫌なとき、その「恐れ」に頼んで、あなたの意識に姿を現すように言ってください。自分が避けたり、逃げたり、無視したものは、何でも拡大し、悪化します。ですから、逃げないで、「恐れ」を直視しようとするとき、宇宙はあなたがそれを手放し、癒すのを助けてくれます。

   自分が一人ぼっちで孤独であると思って、怖れている人たちがたくさんいますが、そういう人たちは、何の助けもないと信じていて、あらゆることを一人でやらなければいけないと思い込んでいるのです。あなたは大きな責任の重圧を感じているかもしれませんが、宇宙には友人やヒーラーがたくさんいて、皆あなたを助けようとしています。あなたが付き合っている人たちを癒し始めれば、それに応じて、ますます癒されるようになるでしょう。お互いに癒し合うことが、高い次元のエネルギーへの道なのです。

   呼吸によって体を楽にすれば、しばしば「恐れ」に直面し、それを変化させることができます。他人から否定的なエネルギーを感じたり、嫌な感じを受けたときは、それから逃げたり、隠れたりしないでください。まず、判断することをしばらくやめて、どうしたらよいか宇宙に導きを求めてください。求めれば、宇宙は必ず援助を送ってくれます。それは洞察や啓示のようなかたちであったり、ある考えを通してやって来るかもしれません。何か聞いたことを通じてかもしれません。

   誰かが否定的なエネルギーを持っているのを感じるとき、どのようにすればその人が成長できるように癒して、助けてあげることができるのかを宇宙に尋ねることで、そのエネルギーに影響されることはなくなります。同時に、彼らもあなたに同じことをしてあげようとするでしょう。あなたが与えたものと同じだけの癒しと愛のエネルギーを、もし返すことができなければ、彼らはあなたの人生から消えてしまうでしょうし、あなたは彼らと付き合わなくなるでしょう。

   他人のエネルギーを感じたり、否定的なエネルギーを見つけたときの「恐れ」とは何でしょうか。相手に傷つけられるのではないかという「恐れ」でしょうか。また、相手のせいで自分の気分が落ち込んで、力を奪われてしまうような観念でしょうか。

   人の否定的エネルギーを怖れる自分の意識に気づくとき、また、それによって自分が影響されどのように傷つくかが理解できるとき、あなたにはそのエネルギーを扱い始める準備ができています。あなたは、否定的エネルギーの「恐れ」を直視し、認めるときだけ、それを無害のエネルギーに変化させることができます。直視する、肯定的で癒す力に満ちたエネルギーは、常に、否定的エネルギーよりもはるかに力強いのです。

   他人の感情があなたのエネルギーを浪費して奪うのは、彼らの感情があなたの中の同じようなエネルギーを引き出して奪っているからです。ですから、あなたに同じような感情がなければ、他人の強く激しい、あるいは、否定的なエネルギーに傷つけられることはありません。共鳴の法則によって、他人の感情は、あなたの内部にある同質の感情を目覚めさせます。だから、自分の感情を静めるとき、他人の強い感情にもうまく対処できるようになるのです。

          光の存在オリンの「パーソナル・パワー」 サネヤ・ロウマン著
                  マホロバ アート   から抜粋

あなたの周りはあなたのエネルギーで満たされている

   オリン
   他人があなたの家に足を踏み入れるとき、その人はどんな影響力を持っているでしょうか。ほとんどのお客はあなたの家に肯定的エネルギーを与えます。なぜなら、大抵の人は好意的であり、好きなものや誉めたいものに焦点を合わせるからです。

   しかし、批判的な人がやって来て、「なんて見苦しいんだ。趣味が悪い」などと思っていれば、その人はあなたの家にある否定的エネルギーを育てているのです。ですから、どんな人を家に招き入れるかに注意してください。

   いつも身のまわりに置いてあるものにはすべて、あなたの思考やエネルギーが満たされています。いつも自分の家を見て、「この家は狭すぎる。私はこの家が嫌いだ」と思っていると、そういうエネルギーを自分の家に送っていることになります。そしてそのエネルギーは家にとどまり、そのせいであなたはいつも、知らずに気分が落ち込んでしまいます。

   しかし、「私は素晴らしいところに住んでいる、こんなところに住めるなんて、なんて幸運なんだろう」といつも言っていると、あなたの家は友人になり、協力者になってくれます。そうすれば、あなたが落ち込んでいるときに、自分の家に慰めと快適さを見出すことができます。何かを憎むとそこに縛られます。だからもっと良いところに移りたいと思ったら、まず、あなたが今いるところを愛することから始めてください。

   毎日直面する日常の問題に対処するとき、自分がどのように反応しているかを観察してください。たとえば、電球が切れて驚いたり、車の奇妙な音にあわてたりするたびに、あなたは緊張を生み出しています。それらの緊張は磁力になり、次の問題をあなたのところに引き寄せてきます。つまり、体や気分の緊張や不調は、磁力となって、ますます多くの問題をあなたに引き寄せてくるのです。

   ですから、車に乗っているときにおかしな音が聞こえ始めても、のんびりして、あわてず騒がず、心と表情に微笑みを浮かべるなら、あなたの未来にこれ以上否定的エネルギーを生み出さずにすみます。それは車の問題を解決しなくてもよいということではなく、あなたの緊張エネルギーの磁力が新たな問題を引き寄せなくてすむ、と言っているのです。今の時点に集中して、あなたの環境に注意を払うようになってください。

   否定的あるいは肯定的な影響を与えるエネルギーが常にまわりにあるだけでなく、あなたのところにはいつも導きが送られて来ています。何かを決めなければいけないとき、そのメッセージを読み取り、解釈できるようになれば、決定するときの参考にすることができます。エネルギーを感じることには、まず、まわりのいたるところにあるメッセージに耳を傾けるようになることが含まれています。

   恋人、妻や夫、同僚、上司、部下たちとあなたの間には、テレパシーによるメッセージのやりとりがあり、さまざまな方法で彼らのエネルギーを知ることができます。あなたの思考はエネルギーを感じるための出入り口となり「、内なる眼」はエネルギーを変え、利用するための道具になります。

   あなた方は一人一人違ったやり方でエネルギーを感じています。
   オーラの色を見る人もいれば、人から受ける感じや考えとして捉える人もいます。またエネルギーを感じていることを自覚せず、何をしているかわからず、後になってからそれに気がつく人もいます。

   エネルギーを正確に感じるには、自分を静め、自分の思考、感覚、感情を離れて見ることから学び、真っ白なスクリーンになって、本当の自分を知ることが大切です。そのようにして、他人からの印象を読み取ることができます。また、部屋の中の音だけに意識を向けることもできます。テレパシーによる見えないエネルギーにも意識を向けてみてください。

   まず第一に、あなたの「内なる目」がどのような働きをするのかを知ることが必要です。
   物を手にしたとき、何を感じるでしょうか。感触でしょうか。色でしょうか。言葉でしょうか。それともイメージでしょうか。あなた方はみんな違う方法を使っていますから、自分の方法を知ることが大切です。

   非常に感情的になってエネルギーを感じる人もいれば、マインドにイメージを作り出して感じる人もいます。あなたがどのようにエネルギーを感じているのかに気づき、そこから創造することを学んでください。あなたはこれまで、無意識にエネルギーに反応してきたのです。

          光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                  マホロバ アート刊   から抜粋

解決するまで自分の問題は繰り返し再現される

オリン
   
あなたには、あらゆる力の中で最も偉大な力である、自分を癒す能力があります。
   自分自身を癒すとき、あなたの内面の葛藤を表わしていた、さまざまな問題があなたのまわりから消えてなくなります。自分自身を癒すためには、深い次元の自分に対する思いやりにもとづいた「真実」を語ることです。

   たとえばあなたは、他人が自分の気持ちを尊重してくれない、と思っているかもしれません。しかし、より深い真実を見るとき、「彼女はただ自分らしく振舞っているだけだ。それに私の気持ちだけじゃなく、他の人の気持ちもよくわかっていないんだ」、あるいは、「彼女は自分が傷ついているから、私を傷つけていることにも気づいていないんだ」と理解するようになるでしょう。

   さらに深く見るとき、あなたに対して彼女がそんな態度をとるのはあなたにも責任があり、あなたが自分の気持ちを尊重していないことや、自分の意見をはっきり言わなかったことが何度もあったことがわかります。さらにもっと深く見ていくことで、最終的には、苦痛から解放され、他人を受け入れることができるようになります。

   自分の中のさまざまな性格を見てください。
   非常に強い面もあれば、自分のすることを冷静に観察する面もあります。また、情熱的で感情的な面もあれば、非常に堅実な賢い面もあります。あなたの生活で何か事件が起きている場合は、あなたの内部のさまざまな面で葛藤が起きていると考えて間違いありません。

   たとえばある女性は、自分が打ち明けた秘密を友人が他の人にしゃべってしまったとき、裏切られた思いがしました。そして彼女は、その苦痛が象徴するものを探っていくなかでわかったことは、彼女自身が自分を裏切っていることでした。そして外で起きる出来事は、自分が自分にしていることを教えているのだということを悟りました。

   自分への思いやりに従って行動することは、真実に忠実であるということです。
   エゴに従って行動し、自分がいかに優れているかとか、いかに自分が正しいかを語って自分を正当化するために、頭の中で人に何を言おうかあらかじめ予行演習したことがありませんでしたか。自分が予行演習しているのに気づいたら、「もう一つ深い真実に従って考えられないだろうか」と尋ねてください。そうすれば、もっと愛に満ちて、自分への思いやりをもてる方法をいつでも見つけることができます。

   自分の最も深い真実を見つけることは、内面を見ることです。
   それは他人を責めたり、犠牲者の役割を演じたり、自分を哀れんで時間を費やすことではありません。どんな状況においてももう少し深く見れば、あなた自身が自分の成長のためにそれを準備したのだということがわかるようになります。あなたはこれまで、自分に起こっていたことについて薄々気がついていたはずですが、自分は犠牲者だと思っていたあらゆる状況において、そのような出来事を変える機会があったにもかかわらず無視してきたのです。

   あなたが自分の悩みについてもっと深く見るとき、私は一つの考え方を勧めたいと思います。それは心が乱される本当の原因は、あなたが考えている原因とは違うということです。たとえば、友人からやってもいないことをやったと言われて、責められて、あなたは怒っているとします。しかし、もっと深く見てみると、それは昔の傷の繰り返しであり、あなたが解決するまで、それは状況を変えて、さまざまな人々との間で、繰り返し再現されていることがわかります。

   それは自分がやっていないことで叱られた、子供のころのドラマの再現であるかもしれません。あなたが今感じている苦痛、怒り、あるいは恨みは、ほとんどいつも、子供のときの同じ経験から来ています。そして、あなたがその苦痛を再び創造したのは、それを乗り越えるためなのです。今度誰かに怒りを感じたら、ひと呼吸置いてください。それから、眼を閉じて、内面に入り、以前にも同じようなことを経験したことがあるかどうか見てください。

   理解して欲しいことは、あなたが子どもの時決めたことを、今、再度体験しているということであり、あなたの人生において今こそそのパターンを終わらせ、自分の最も深い真実に忠実になるときであるということです。他人は常に、あなたの成長を助けるために引き寄せられて、ある役割を演じているだけであることを理解し、彼らに対する怒りや、責める気持ちを手放してください。

 

 

 光の存在オリンの
    book
「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著 マホロバ アート刊   


                             抜粋

外側の人生は自分の内側の人生を反映している

オリン
   
自分自身のことを敬わなかったり、愛さなかったり、評価しない多くの人たちを、誰でも知っていますが、そのゆえに、あなたは傷つけたり、傷つけられたりしてしまうのです。深い真実を見出すための出口は「気づき」です。人生で、自分の真実に従って行動することが要求される状況、すなわち、自分の存在のより深い次元に到達することが要求される状況はすべて、成長の機会なのです。

   つまり、人生において、困難に見えたり、つらく感じられる状況に感謝し、そういう状況は自分のより深い真実に触れる機会であることをわかってください。それは、分裂し、怒り、復讐し、自己正当化するように自分を仕向ける真実ではなく、自分と他人のどちらが正しく、間違っているかを決める真実でもなく、深い次元で人々と結びつくことを可能にする真実です。

   自分のエネルギーを高めるためにあなたの内に入り、こう尋ねてください。
   「他人に対して、本当に自分が感じていることや、考えていることを抑えつけていないだろうか。」 もしあなたが、自分の真実を見ることを許さないでいると、あなたの最も深い真実に触れるまで、それを見せてくれる人々が次から次へとあなたの前に現れます。つまり、どこへ行っても、相手がかわっても、同じような問題に直面することになるのです。

   たとえば、「パートナーに愛してもらいたい、大切にしてもらいたい」と、あなたはいつも思っているとします。しかしあなたは、自分にそんなことを望んではいけないとか、望んでもいない、と自分に言い聞かせています。でもあなたの最も深い真実は、あなたがそれを本当に必要としていることを知っています。ですからあなたは自分の深い真実に触れ、それに従って行動しないかぎり、苦痛を経験し続けることになるのです。

   誠実に、真実から行動し、発言すれば、そのたびに自分のエネルギーが軽くなります。
   エネルギーのオーラは霧のようなものです。真実を述べるたびに、自分のまわりのエネルギーはより精妙で軽くなり、ついには、太陽の光がそれを通り抜けて体内にまで注ぎ込むようになります。

   あなたの外側の人生のドラマは、内的な人生のドラマの反映でもあるのです。
   つまり、外側の人生で互いに関わっている人々はすべて、あなたの内部で行われているエネルギーのドラマを象徴しています。人生で自分と争っている人を思い浮かべてください。そして、自分がその人の眼を通して自分自身を見ているところを想像し、その人の立場に立ってください。それから自分のハートの中に入って行き、深く思いやりに満ちた次元の真実に従って、その人に接している自分を見てください。

   あなたとその人との間のエネルギーが軽くなるとき、その人が喜びであなたに応えるのがわかりませんか。誰かに怒りや恨みを感じているとき、自分の最も深い真実を見るとき、その人に対して競争意識を持っていたことに気づくかもしれません。あるいは、その人に失望したにもかかわらず、その人を本当に愛していることに気づくかもしれません。まさにその場所から、自分の傷を手放し、その人に愛をもって話しかけることができるのです。

   あらゆる人との出会いや状況は、自分のエネルギーを浄化して、自分自身を進化させ、より高いレベルへ行くための機会を提供してくれます。その大いなる見返りは、ある状況があなたにおいて一度浄化されると、あなたは二度とその問題を引き寄せず、関わる必要がなくなるということです。本来あなたが自分で自分を傷つけないかぎり、他人から傷つけられることはありません。自分で自分を評価し、愛していれば、他人から裏切られたり、認められなかったり、愛されなかったりすることはないのです。

 

 

 光の存在オリンの
    book 
「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著マホロバ アート 
  

                          抜粋

自分に対して持っているイメージを解き放つ

オリン
   
嫉妬や苦痛といった、人間関係における脅迫観念や感情は、自分の感情のオーラに閉じ込められています。感情のオーラは、マインドに比べてしばしば未熟です。あなたは、マインドや知性のほうが感情より価値があると教えられてきたので、感情を進化させるよりも、マインドを進化させるほうにずっと多くの注意を向けてきました。しかし、あなたはどれくらい自分の感情の支配から自由でしょうか。

   感情から自由になるためには、マインドに持っているイメージに気づくことが必要不可欠です。否定的なイメージを何度も思い浮かべているときは、自分の感情が注目と助けを要求しているときで、何よりも愛を求めて叫んでいるのです。たとえば、特別に相手に嫉妬心を感じていて、自分の恋人が自分以外の人と会っている映像を、いつも自分のマインドに映し出しているとします。そのときにはあなたの中に、ハイアーセルフ(高次の自己)から拒絶され、見放されていると感じているあなたの部分があるのです。

   あなたの魂は自分の中のあらゆる部分を統合し、それを高い意識にもっていこうとしています。脅迫的苦痛を伴ったイメージは、あなたのなかで大切にされ、愛されて、ハイアーセルフと統合されることを最も求めている部分の叫びなのです。そういう否定的なイメージを見つけたら、そのイメージをあなたとハイアーセルフとの関係に置き換えてください。

   たとえば、誰かがあなたを押しのけようとしているのなら、あなたの中にハイアーセルフを押しのけようとしている部分があるということです。つまり、内側であなたがしていることを、外側にいる他人が教えてくれているのです。その人は、あなたの内面のエネルギーを象徴しているのだと考えてください。そして今、自分の苦痛を感じている部分を抱きしめ、愛しているところをイメージしてください。

   誰にもあることですが、明るくなったり、喜びに満ちたり、高い考えやイメージを持ったりすることを嫌悪したり、不愉快に思ったりする側面が人にはあります。今その面を考え、それを太陽の光にさらし、新鮮な空気を吸わせるところを想像してください。それはつまり、暗くて憂鬱な部分に光が当たるところを視覚化するということです。数時間のうちに、それほど否定的な感じはなくなるでしょう。こういう側面に力を持たせないようにするたびに、意志を強め、自分のハイアーセルフとのつながりを強めることになります。

   「私はいい人間だ。私は霊的だ。私は親切で、愛情のある人間だ」などという観念は、自分の行動を決定してしまい、同時に自分自身を制限してしまうことがあります。たとえば、「私は立派な人間」などと、自分自身を固定的なイメージで規定していると、いつも自分のすることを立派かそうでないかと判断してしまいます。立派な人間はいつも「ありがとう」と言うもんだ、といったように、「立派」に関して厳格な定義づけをしていると、自分の好きな人が「ありがとう」と言わなかった場合、あなたの持つ「立派」の定義を変えるか、その人を「立派ではない」と判断しなくてはならなくなります。

   このように、柔軟性のないイメージを持っていると、正誤、善悪、白か黒かといった「二元論」に陥ることになります。ですから、自分や他人がどのような人であるかという定義を拡大するようにしてください。また、あなたが持っているイメージを調べて、解き放ち、批判的で閉ざされたものから、柔軟で開かれたものになるようにしてください。自分はどうあるべきだというような固定観念に自分の行為のすべてを照らし合わせていると、判断の世界にはまり込んでしまい、高い次元に進化することはできません。

   イメージを解放するには、それを意識的に見ることです。
   そして、自分の意識的マインドを信頼してください。平和な状態で、自分自身を分析することに時間を使うと、無意識的なことも意識できるようになります。そして、この過程を通じて進化がおこります。

   否定的な、または、自分を制限するイメージを見つけるたびに、光がそこに差し込んでいるところを想像してください。それ以外には何もする必要はありません。ただ、光がそのイメージにさし込んでいるところを想像するだけで、それは変わります。ですから、意識的に自分の想像力を使ってみてください。

    あなたが望んでいるものは何でしょうか。
    非常に多くの時間を、望まないことを考えるために使い、過去に被った損害や苦痛のイメージで、自分のマインドや霊をいっぱいにしていませんか? そのようなイメージを何度もマインドに再現するたびに、あなたの想像のエネルギーはそれを未来に送りだし、そのような状況を再び作りだすことになります。

   否定的なことが起きるのは、あなたが自分のより高い善に合わない低いイメージを持っていることを、あなたに教え、見せるためなのです。あなたが否定的な反応をしてしまうことや、あなたの目に問題だと見えることに感謝してください。なぜなら、あなたのそれらの反応は、癒しとより多くの光を必要としている自分の部分に、気づかせてくれるからです。

           光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                  マホロバ アート刊   から抜粋

自分がどう思われているかに合わせる必要はない

オリン
   
あなたが他人に対して持っているイメージを、相手は必ず受け取っています。
   よく、長くつきあっていた人間関係が終わってしまうことがありますが、それはお互いが、相手に対して持っているイメージを変えようとしないからです。

   たとえば、未熟で無責任な行動を改めようと思っている人に対して、今までどおりずっと古いイメージを持ち続けることがあります。それでそのイメージのために、その人がなかなか変わることができないということがあります。

   また、誰にでもよくある経験ですが、両親のそばにいると、彼らがあなたの古いイメージに固執しているように感じてしまいます。あなたは今では成熟した強い大人であるのに、親のそばに行くと5分もたたないうちに、古い未熟なかつての子どもの役割を演じていることがあります。

   そういうときは、自分を不幸だなどと思わないで、むしろその機会を利用して、両親が自分にどんなイメージを持っているかを見ることです。そしてそのことで、人が自分をどのように見ているかに、自分が影響されてしまうことを理解してください。

人からどう思われているかに合わせる必要はない

   自分に対する他人のイメージに気づいたら、すぐにテレパシーを送って、よいイメージを送り返してください。あなたは他人が自分に持っているイメージを疑いもなく受け取ってしまうばかりか、それを演じてしまうことがよくあります。そのようなことをしているときは、あなたが自分で書いた台本ではなく、他人の書いた台本を生きているのです。つまりあなたは、他人の舞台で踊っているのです。

   そうであるかぎり、あなたに対してよくないイメージや低い考えを持っている人たちと一緒にいるのは、あなたにとって有害です。でも、彼らが持っているイメージを一度あなたが認識するようになれば、あなた自身の新しいイメージを送って、彼らを変えることができるようになります。そうすれば、彼らと一緒にいることを選択したとしても、彼らのイメージに影響されることはなくなります。

   自分の内面にある頑固なイメージの支配から解放される一つの方法は、頭の中でそのイメージを誇張することです。たとえばあなたが、両親の前で子どもっぽく振舞う自分や、古い態度に陥ってしまう自分を批判しているとすれば、むしろ、そんなふうに振舞うのはやめようと抵抗しないで、それを頭の中で大げさにやってみることです。つまり、実際に子供っぽく振舞ってみるのです。

   そうすると、そのイメージがどんなものなのかもっとはっきりわかるようになります。自分の持っているイメージを誇張するときは、それから逃げたり怖れたりしていないので、イメージに支配されることはありません。自分の振る舞いを誇張していると、しばしば自分のユーモラスな側面が引き出され、そのことによって、そのような古い振る舞いの束縛から解放されるのです。

   自分のマインドに何度も浮かぶ、そういった脅迫観念やイメージを、変えたり、取り除いたりすることができます。それらは時として、苦痛のイメージであったり、誰かに見捨てられたり、傷つけられたりしたときの記憶や、欲しいものが手に入らなかったときの記憶であったりします。多くの人々は、絶えずそのような否定的なイメージを感じ続けており、その一連のイメージの多くが、あなた方の文化に根ざした欠乏のイメージからきています。

   それはつまり、欲しいものを手に入れるためには、一生懸命に働いて、努力しなければならないとか、他人の成功が自分の成功を奪ってしまうというものです。今、人々はこのようなことの認識に気づき始めており、この欠乏のイメージを変化させることに取り組んでいます。霊的変革と高い次元の意識と愛について学んでいるニューエイジの先駆者たちは、より高く、明るいイメージや豊かさについての想念を世界に広めています。

 

批判ではなく、良いイメージを送ることで他人を変えることができる

   霊的な教師として、私はたえずエネルギーを送り、思考電流を通じて、愛と平和のイメージを伝えています。もし誰かを変えたいと思ったら、その人にイメージを送ってください。たとえば、ある人にもっと効率よく働いて欲しいと思っています。そうであれば、その人を批判してはいけません。あなたが批判するとその人に否定的イメージを送ることになり、変えたいと思っているその人の態度をもっと強めることになります。

   その代わりに、その人が能率よく仕事をしているところを創造してください。
   その人がやり遂げていないことを指摘するのではなく、イメージの中で、相手が自分の望むように能率的に働いている瞬間瞬間を認め、誉めてください。そのようにして、イメージを使ってその人を助けることができます。たとえその人が変わっても変わらなくても、お互いの間にあるエネルギーが軽くなっているのに気がつくでしょう。

 

 光の存在オリンの
 book 「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著 マホロバ アート刊  
  

                           抜粋

感謝されないと感じるとき何が起きているか

オリン
   
自分にどれだけ受け取る能力があるかを知ることは大切なことです。
   なぜなら、他人に与えるのは好きなのに、受け取ることには余りハートを開いていない人が多いからです。自分が与えたものを他人が余り喜んでくれないと感じたら、自分が他人からどれだけハートを開いて受け取っているかをよく見るときです。感謝してもらえなかったという経験はだれにもあることでしょう。

   それについて自分にこう聞いてください。
   「相手が受け取れる以上のものを、私は与えようとしたのではないか」 これもまた、人間関係で疲れてしまう原因です。人を癒す仕事をしている人々は、自分のエネルギーの贈り物が一方通行にしか流れないとき、疲れたり、軽視されていると感じたり、燃え尽きたような感じを経験します。エネルギーがお互いに流れあうとき、ヒーラーとそのエネルギーを受け取る人の両者を元気にします。

   そのときには本当に癒しあうことができて、成長が起こります。
   ヒーラーは自分のエネルギーを受け取る人が元気になればなるほど、自分もまたエネルギーで満たされます。他人を癒す立場にいるとき、相手があなたのエネルギーを受け取れないと、あなた自身が疲れますし、相手も自分が受け取れる以上に与えられると疲れを感じるのです。

   義務感や怒り、憤慨などの否定的感情は、エネルギーが消耗するときにいつも起こります。自分の考え、感情、体の状態をよくチェックして、自分自身をよく調べてみれば、エネルギー交換がスムーズに行われているかどうかがわかるでしょう。自分のエネルギーが枯渇しているように感じているとき、そんなふうに感じたくないと思うとき、どうしたらよいでしょう。

   まず第一に、あなたは自分の思考や感情、体の反応を必ずコントロールできるということを知ってください。そして、自分の内側で、宇宙と自分に対して、自分の課題がはっきりわかるようにして欲しい、それについて語って欲しいと頼むことができます。

   多くの人々が、エネルギーをスムーズに交換していないと感じる状況にいます。
   たとえば、誰かがいつもあなたからお金を借りて、それを返してくれないとします。お金を取り返そうと一生懸命になればなるほど返してもらえず、ますます腹が立ってきます。そのとき、自分の内に向かって、「これは自分が、エネルギーを他人に与えよううとしているけれど、ハートを開いて他人からお返しを受け取ろうとしないことの象徴なのだろうか」と尋ねることができます。

   人生で疲労を感じている領域に意識を向ければ、自分のエネルギーがどんなふうに流れているのかについて、多くのメッセージを受け取ることができ、それを自分が直面している問題や課題と見ることができます。そして、自分の望むすべてを手に入れるのに、自分は値しないという観念を持っているのなら、次のように自分を説得してください。「自分と相手の両方が癒される人間関係を持つことは可能である」と。

   誰でも自分が感じたエネルギーについて疑いを持ちます。
   「本当にこのエネルギーを感じたんだろうか。本当に馬鹿にされて、エネルギーが奪われたように感じたんだろうか」 あるいは、「今日はただ疲れているだけで、そう思い込んでいるだけじゃないだろうか」と思うかもしれません。

   しかし、疑いの気持ちが出てくるのを心配しないでください。
   それは、まわりのいろんなエネルギーの流れに、引きこまれ過ぎないように注意している、あなたの内面の頑固な部分を表わしている可能性もあります。

   そのかすかな不安の声は非常に大きくなることがありますが、それに話しかけてください。なぜなら、そういう声には常に貴重な情報が含まれているからです。疑いの声のメッセージは何でしょう? その声の恩恵とは何でしょう? 

   多くの人がその声に向かってやることは、「決して負けない、信念を通して、絶対ヴィジョンは捨てない、とにかくやってみる」と応じてしまうことです。しかし、懐疑の声と闘ったら、その声はすでにその目的を達成したことになります。その目的とは、あなたの内面の頑固な部分を取り出し、それをますます頑固にすることです。

   だんだん懐疑心が強くなっていると感じたら、その疑いの声に話しかけ、何が言いたいのか尋ねてください。どんな贈り物を与えたがっているのか聞いてください。その不安の声に贈り物があるのを認めたらすぐに、その声は静かになり、あなたが欲しいものを手にいれるために協力するようになるでしょう。

   疑いの声からのもう一つのメッセージとは、あなたがどれだけ自分を信頼しているかを見ることです。自分が本当にエネルギーを消耗しているのかどうかを疑うとき、あなたの課題は、自分の気持ちを信頼することです。あなたが本当にエネルギーを消耗しつつあるのでなければ、そう感じることはないということを信頼してください。

 

 book 「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著 マホロバ アート刊  
  
                          抜粋

なりたい自分は本当に自分の望みなのか

オリン
   
自分自身をありのままに愛しているならば、、それは今現在に生きているということになります。今現在こそが、パーソナル・パワーすなわち、「自己の人格的な力」への入り口なのです。もし未来の自分ばかりを愛していたら、今の自分に存在せず、影響を与えることができない未来に生きていることになります。

   今の自分を見て、それをなりたい自分と比べ、自分自身になぜ両方が一致していないのか尋ねてください。つまり、「なりたい自分は、ありのままの自分にとって本当にふさわしいのだろうか。それとも、そうならなくてはいけない、と自分に言い聞かせてきただけなんだろうか」と質問してください。

   他人から与えられた計画や期待、イメージに影響されなくなるなればなるほど、あなたはますます力に満ちてきます。こういった多くの未来像はしばしば、他人から与えられた非現実的で適切とは言えない基準のものであり、このような理想は、あなたが一生県名に自分を当てはめようとしている他人の観念を表わしています。

   あなたが自分自身に持っている期待、特に、いつも満たせない期待をはっきりと見てください。それは、なりたい自分と、自分が本当に必要としていることとは違っていることを教えてくれているのです。

   なりたい自分とのギャップから来る苦痛、憂鬱、恐れ、苛立ちは、自分自身のものではないエネルギーを「身につけよう」」とすることから生じてきます。現在の自分のイメージと、なりたい自分のイメージが一致しない領域では、常に恐れが生まれる可能性があります。しかし、なぜあなたは本当の自分でないものを怖れるのでしょう。あなたは、自分が自分に失望していること、つまりあなたは、自分で自分を裏切っていることを知っているのです。

   ありのままの自分を知るためには、瞑想したり、一人で考える静かな時間が必要です。
   一人の時間はもっとも大切な時間です。私がここで言っているのは、必死に何かを考え込む時間ではなく、何も考えていない平和な時間のことです。マインドの静けさは、アイディアが自分の現実にやってきたり、生まれたりするための空間を生み出します。

   霊感は静寂のなかで生まれます。
   もしかすると、あなたがそれに気がついて新しいアイディアがやって来るまでに、一週間以上かかるかもしれません。しかし時間がかかっても、静かな時間のおかげで創造性が生まれる、ということをはっきり理解することが大切です。

   一人になって静かに座り、肉体と感情と思考を休ませるようにすると、少しずつ、自分自身をはっきりと理解できるようになります。その静寂な時間において、あらゆる自己像や役割から解放されるなかで、あなたの魂が語りかけてきます。他人のそばではなく一人でいるとき、自分自身のエネルギーを一番はっきりと感じることができます。

   いつも人と一緒にいることを望み、やっと一人になったかと思えば、今度は多くのやるべきことを作りだしたり、テレビを見たりして、自分と向き合うことを避ける人がいます。そのために、考えたり瞑想したり、静かにしていることができなくなってしまうのです。

   あなた方は、生産性を上げることや、何らかの知覚できる成果を創造することのほうが、静かな時間よりもずっと価値があると教えられてきました。しかし、瞑想している静かな時間は、エネルギーを活性化して元気を取り戻したり、明確に物事を理解したりする、アイディアや霊感の源泉なのです。

   これからは、すわったり、横になったりして、静かに過ごすために自分が作りだした時間を、価値あるものだと思ってください。そしてそのときは、何も考えようとしないでください。なぜなら静けさは、エネルギーを感じ、直感力を開く入り口であるからです。これは見出すことの出来るものの中で、最も効果的で、高い次元の、自分を癒す最高の治療法でもあるのです。


 光の存在オリンの
  book「パーソナルパワー」 サネヤ・ロウマン著 マホロバ・アート


                         抜粋

 

自分の気分を害するような感情を選択しない

オリン
   
あなたの周りにあるエネルギーに気づくとき、それを理解するためには「叡智」が必要になります。つまりその叡智によって、自分に起きてくるあらゆる出来事は、自分がより高く成長するために役立つのものだ、ということを理解するようになります。

   自分に起きるすべての物事は、自分にとって最高の善を生み出してくれているとあなたが確信するようになると、それは実際にそのようになり、出来事を肯定的に受け取るようになると、自分のまわりに自分を支え、育ててくれる環境が生み出されるようになります。つまり、その見方のおかげで、エネルギーが自分に逆らうのではなく、自分とともに流れるようになります。

   叡智とは、自分に起こっていることを意識し、より高い真実を見て、自分に思いやりをもって自分を表現する能力です。また知恵を持つことによって、あなたを取り囲む宇宙を敵ではなく、友人にすることができます。なぜなら自分の生活に起きてくるすべてのことは、自分の成長と善のためにあらゆることが起きてくる、ということを信じることができるならば、否定的エネルギーはあなたにとって無害になるからです。

   たとえ困難なことに悩むときでも、訓練されたマインドの人は不安や怒りに駆られることがありません。それは、自分が選択し、招待したのでない限り、不安や怒りのような感情で自分の心が満たされることはないことを知っているからです。誰かに対して怒りをぶちまけたい時、それを怒りで表現するか、しないかのどちらかを選択できます。

   あなたは常に選択しているのです。
   怒りを表現したり、それを言葉にして世の中に送りだしたり、決して他人に利用されないようにいつも警戒していたり、「あなたのせいで私は怒っている」と言ったりすると、自分が避けようとしていることをそれ以上にもっと引きつけることになります。反対に怒りを手放せば、もはや自分の中にそれがないので、それ以上に引きつけることはありません。

   つまり、怒ったり、悲しんだり、罪悪感を感じたりするような「感情」を選ばない選択をすることができるのです。多くの人々は、自分の感情反応は選択できないものと信じているようです。つまりそれは、あなたの感情反応は、自覚のないままに自動で反応して動くようにセットされているからです。あなたはどのように反応したいかを選ぶことができ、しかも、気持ちよく感じる反応を選択することができるのです。

   それができるとき、あなたはもう自分の感情に翻弄されることなく、自分の感情をコントロールしているのです。だから怒りや憎しみを表現するより、それを手放すことです、そうすれば、他人の怒りや憎しみがあなたに取り付くことはできません。それはあなたの中にそれらが取りつく場所がないからです。

   人々が意地悪なことや事実ではないことを言い、怒って話すとき、一番いいことは彼らを許すようにすることです。同時に、他人の中の否定的な考えやや恐れに反応しないようにすることは賢明なことです。自分のハートを開き続け、愛のある、思いやり深い、より高い考え方から行動してください。

   困難だった過去を語り、他人を責め、自分の言葉と怒りで否定的感情を生み出すような人々がたくさんいます。しかし、過去に出会ったそういう人たちに怒りと嫌悪感で反応するのではなく、自分の意識を別の物事に焦点を合わせることを学んでください。

   「自分の気分を害さないことは大切なことです。 
   自分の気分を害することは、他人の気分を害するのと同じくらいよくないことだからです。

   あなたが気分を害して不愉快になる時、あなたは否定的エネルギーにチャンネルを合わせたのであり、それゆえにまわりにある同じような否定的エネルギーをもっと引きつけるようになります。

自分の反応や感情を選択することができる

   気分を害して不愉快になるとき、ハートが閉じられ、それゆえにあなたは自分の魂ともつながりが切れてしまいます。人々が怒りや恐れ、不満から話しても、気分を害さないようにして、代わりに彼らの持つ本来の偉大な自己に焦点を合わせるようになってください。

   というのは、彼らのそういう行為はより低い自己から来ており、したがって、あなたが人の低い自己に焦点を合わせ、関心を払うと、それらをまわりの人々から引き出してしまうからです。他人の偉大さに焦点を合わせるとき、彼らもあなたを高く評価するものです。人々は、彼らなりに今の時点で、自分にできる最善を尽くしているのであり、分別のない小さい子どもにするように、思いやりを持って対応することです。

   彼らを許し、自分の望まない感情を手放してください。
   人々はあなたを傷つけることはできません。なぜなら、彼らがあなたを傷つけることを許すか許さないかは、あなたが決めることであって、あなたが選択することだからです。あなたは自分を傷つくかどうかを選択できるのです。

   またこの選択ができるようになると、あなたは自分の経験を支配する究極的な力を得るようになります。つまり、自分の反応を選択することで、喜びと平和の感情を選択できて、そのようにして世界を変えることができるからです。常に、自分を支え、育てる方向に自分のアンテナを向けていてください。

          光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                 マホロバ アート刊    から抜粋   

自分の思考がそれにふさわしいものを引き寄せる

オリン
   
人類のために為されている偉大な仕事の多くは、テレパシーの領域で行われており、高い波動の思考を生みだしていますが、一般の人々はそれを知りません。

   次の次元に進化して行くあらゆる存在たちのおかげで、彼らより一歩後ろにいる人々がとても簡単に後をついて行くことができるようになります。できるかぎり最高の次元まで進化することで、後ろにいる人々が通過できる通路を作ります。あなたがより高い思考を持ち、課題を学び、もっと愛や平和を放射するとき、人類に価値ある貢献をしているのです。

   つまり、自分が放射する思考の方向によって、多くの人々に影響を与えるのです。
   ですから、人々に影響を与えるためには、有名になったり、テレビに出たり、また本を書いたりしなければならないと考える必要はありません。ある分野について学び、宇宙のマインドから情報を引き出している人々がいるおかげで、人類にも同じ情報が開かれるのです。あなたがより高く賢く、愛に満ちた思考を生み出す場所には、必ず彼らの貢献があるのです。

   この地球のために、大いなる平和のヴィジョンを持っている人たちがいます。
   それで、人々が平和のことを考えるとき、そのヴィジョンに同調することができます。そういう人たちは非常に孤独な人生を過ごし、とても優しく、愛のある存在ですが、ほとんど無名で、人里離れた場所に一人で住んでいることが多いのです。

   彼らがやっていることはただ、平和のヴィジョンを持つことであり、そのおかげで平和を望む人たちすべてが、テレパシーでこれらのイメージを手に入れることができるのです。しかし多くの人々は、自分にもよくわからない方法で、テレパシーによる個人的放送を通じて地球に影響を与えています。

   思考は磁石のようなものです。
   思考の次元が、自分の引きつけるものを決定するだけでなく、同時に、自分が影響を与えることも決定することになります。ですからより高い思考を持つにしたがい、宇宙のより高い力や場所と結びつき始めます。また、マインドがより高い次元と密接な関係を生み出すにつれて、ますます多くの光を人生に引き入れ始めます。

   反対に、苦痛や恐れというより暗い思考を持つと、宇宙から同じような思考を引きつけてしまうので、上に手を伸ばすことが困難に思えることがあります。なぜならそのときは、より低い次元で行動する人々と結びついているからです。

   思考が現実を創造します。
   ですが、「ある次元の自己愛と精神的集中」に到達するまでは、思考と何かを実現するその能力との間にはギャップがあります。「自分の思考が自分の望むものを必ずしも生み出せないように見える」のはなぜか、と、不思議に思ったことがあるでしょう。

   たとえば、自分の体が痩せることをイメージしているとします。
   しかし、体はそれに反応してくれません。それで、なぜ自分の思考がより痩せるという現実を実現しないのか不思議に思うのです。けれども、自分の体に対して愛情のない考えが多い場合には、体に関するあらゆる思考がすぐに実現したら困るのです。

   その領域でのあなたの思考が、より高い次元に引き上げられるまでは、特にその思考と実現の間にはギャップがあります。もしこの状況を変えたいと思うのなら、まず、もっと愛情をもって自分の体を考えるようにしてください。あなたは自分の体を軽蔑したり、嫌ったりして、それに対して愛が欠けてはいませんか? 

   もしそうであれば、そのような思考を「自分の体を受け入れる」思考に変えてください。
   あなたが自分の体を受け入れて、体に関する考えのすべてをより愛に満ちた考えに変えるにつれて、自分がイメージしているもっと痩せた体を生み出すことが可能になります。なぜなら、自分に害を与えるかもしれない否定的なイメージがもうないからです。

    あなた方の世界では、あらゆる思考がすぐに実現するとしたら、あなた方はそれをうまく取り扱えないでしょう。つまり、人生は余りに早く変わりすぎてしまうからです。また、自分の思考と同じ速さであらゆることが変わってしまうとすれば、あなた方の世界は機能しなくなります。そのためにあなた方は、自分と自分の思考を実現させることとの間にギャップを作ってしまったのです。思考が愛に満ちているより高い領域では、もっと早くそれを実現することができます。

   というのは、もしある領域で愛のない思考が克服されていないと、その思考がすぐに実現してしまうことは余りに破壊的であるからです、ですから、もしあるものを得ようとして、それがやって来ないときには、あなたの人生のその領域において自分が持っている思考を見て、否定的な考えに気づいたら、それをより高い質の考えに置き換えてください。

    あなたはあらゆる方向に精神的なつながりを持っていますが、それは「人類の精神的同胞愛」と呼ばれてきたものです。あなたの魂の目標の一つは、マインドをより高く、愛のある波動の中へと連れて行くことです。これを行うためには、人間からではなく、より高い次元の現実から思考を受け取ることが必要です。もしぼんやりと他人のことを考えていると、彼らがその時点で感じていることや持ち運んでいる思考の次元を、何でも自分に引き寄せてしまいます。

   たとえば彼らが苦しんでいると、それを引き入れることになります。
   ですから、他人のことを考えるときは、彼らに愛を送ることが大切なのです。というのは、愛を送るときには、彼らの放送を拾いあげないからです。もし人々が自分のマインドの中に入って来ることに気づいたら、愛を送り、彼らを手放してください。彼らの状況や人生に何が起こっているかをいろいろ考えたりしないことです。それは、あなたの現実の中に彼らの現実を引き入れたりしないためです。

           光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                   マホロバ アート刊    から抜粋

あなたの「内なる対話」が現実を引き寄せる

オリン
   
あなたのマインド(表面意識)は強力なエネルギーを送り出しています。
   それにより、あなたがどのように世界と、自分が生み出すものを経験するかが決まります。思考には磁力があり、それらは自分から外に出て行って、あなたが考えるものを引き寄せてきます。

   「内なる対話」が大切なのは、自分との対話の内容によって、引き寄せる出来事、人々、物事が決まるからなのです。もしあなたが、より明るく、より楽しい出来事を自分の人生に生みだしたいと望むのであれば、自分自身や他人と話すとき、より良い言葉と思考を使うことが大切です。

   あなたの思考が現実を創造するのです。
   あなたの思考は世界に出て行って、他人に影響を与えます。ですからより高いエネルギーの領域に移るにつれて、思考の質を上げ、それらをより高いものに引き上げることが必要です。また、より純粋で、親切で、愛のある思考を持ち始めるにつれて、体の磁力が変わり、宇宙のより高い次元と共鳴し始めるようになります。

   それにはまず、自分との「内なる対話」を見ることから始めることです。
   たとえばあなたは、自分をしばしば責めていませんか。また、自分に努力が足りないと言っていませんか。いつもあわてたり、急いだり、自分で押し付けた無理な締め切りを設定したりしていませんか。いつも他人を喜ばせようとして、もし誰かが不幸だと、それは自分の責任で、自分がよくしてあげなかったせいだと自分に言っていませんか。

   また、物事のよい面を見るより、うまくいかなくて正しくないことばかりを探して、批判したり、あら探しばかりしていませんか。つまり、足りないことや間違っていることばかりに焦点を合わせていませんか。それとも、うまくいっていることに焦点を合わせていますか。

   あなたの内なる対話をコントロールするためには、マインドによってコントロールされるのではなく、マインドを自分に従わせるようにすることです。すなわち、でたらめに沸き起こってくる思考に振り回されたり、支配されるのではなく、どんな思考をマインドに入れるのかを選択できるようになることです。

   進化の目標には、マインドを魂の支配下に置くことが含まれています。
   内なる対話の中で、自分を愛し、自分が為したすべての間違いを許すことにより、思考のレベルを引き上げることができます。そして、自分がどんな言葉を使い、それらを言うときに、どのように感じるかに気づいてください。

   マインドを静め、集中させるには、継続した観察と意欲が必要です。
   ですからたとえわずかな時間でも、より高い理想と考えに集中できたら、自分を祝福してください。そして、そのことを考えるたびに、注意をより高い考えに向けてください。自分に話しかけるときは、気持ちよく感じる言葉を探すことです。また、心配していたり、落ち込んでいることに気づいたら、自分のエネルギーを引き上げるために、肯定的な言葉を使ってください。これらは魂の言葉ですから、文章にする必要はありません。

   自分に、愛や明晰さ、意志、意欲というような言葉を言ってあげてください。
   また、「私は強くて寛大であり、他人を気遣い、物事に専念し、豊かで輝いていて、明るく熱意にあふれ、平和で思慮深く、穏やかである」と言い、あなたが知っている言葉のうちで、美しく、励まされる言葉をすべて使って考えてください。これらの言葉が自分の存在のより深い部分に届くために、それらを文章にする必要はありません。

自分に肯定的な言葉かけをする

   あなたが「平和」という言葉を言うとき、世界中の何百万人のマインドの中に存在している平和の波動へと開かれていきます。そのときあなたは、平和な思考や出来事と結びつきますが、それは外の世界には、波動を合わせることができる平和なエネルギーがたくさんあるからです。自分に語りかけるときは、たとえば、「易しい」、「励まされる」、「創造的」というような肯定的で、次元の高い言葉を使ってください。また、気分が滅入っていたら、それらの言葉をただ何度も何度も繰り返し言えば、思考が変わり始めます。

   自分に語りかけるときは、現在形で言葉を使うことが大切です。
   つまり、「いつか私は・・・・できるだろう」ではなく、「私はいま・・・・である」と言うことです。あなたのマインドは、あなたが自分に言うことを「文字通り」解釈します。もし、「私は幸せになるだろう」と言うと、マインドはそれを文字通り受け取り、永遠の未来に起こることとして生み出します。

   つまり、否定的であればそれを決して経験できないということです。
   だから、今欲しいのであれば、未来形にしないことです。代わりに、それを自分がすでに持っているものとして話すことです。つまり、「私は今日幸せだ。私は今お金がある。私は今すてきな友人がいる。」のように言うことです。

   そのときは、自分が言うようになるとは思えないかもしれませんが、まもなくそうなるのです。しかし、「私には何か足りない」と言うと、マインドはその言葉を文字通り受け取って、外側の出来事を創造し始め、そのせいで、あなたは何か足りない自分を経験することになります。一日にマインドの中を、4万から5万の思考が通過することを想像してください。

   もしそれらの中の2千くらい、ひかり、愛、豊かさ、喜びに変えることができれば、自分が経験するものを急速に変えることになるのです。一ヶ月以内には、人生の経験が非常に違ってくるはずです。自分の経験を変えるのに、それほど多くの、高くて、愛のある思考が必要なわけではありません。少しであっても、愛のある、高い思考は、より低い性質の思考より、何倍も強力なのです。

          光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                 マホロバ アート刊    から抜粋      

自分の愛の源泉は他人ではなく自分の内にある

オリン
 自分自身に対する無条件の愛とは、いつでもハートを開いていることであり、そのためには、他人に対する期待を手放し、ただありのままの自分でいることを認めることが必要です。

   それは、他人が自分に何かを与えてくれたり、ある特定の振舞い方をしてくれたり、自分を愛してくれたりするよう求めるのをやめることです。しかし、多くの人々は、自分で自分にそうする前に、他人が自分に暖かく接し、愛してくれるのを待っています。自分への無条件の愛とは、他人が自分の愛の源泉になるのを待っているのではなく、自分が自分にとっての愛の源泉になるのを学ぶことです。

   自分自身を無条件に愛すると、自分の領域を変えることなく、他人とつながることができるようになります。そして、他人とつながることができるためには、自分の領域を知ることです。人は、他人とつながり、親しい関係になりたいと思うと同時に、他人と離れていたいと思うものです。もしやりたくないことを頼まれたりして、人間関係に息苦しさを感じているなら、それはあなたが自分の領域をはっきりさせていないからです。

   相手を責めるのは簡単ですが、自分の領域を決めなければいけないのはあなた自身なのです。逆に、誰かから欲しいものがあるのに、それが手に入らないその理由は、自分にしか埋められない自己の内部の空間を、他人に埋めさせようとしているからです。

   人間関係に息苦しさを感じている一人の女性を例に取りましょう。
   彼女は、つき合っている男性から常にもっと多くの時間と配慮と専念を、彼女が望む以上に二人の関係につぎ込むように要求されていると感じています。彼女は、彼のこういった自分勝手な態度を責めていますが、こういう人間関係のパターンは彼女の内部にあるのであって、それに気づかないかぎり、同じような人間関係を引き寄せ続けるのです。

   また、人間関係のパターンが逆の性格を持って現れることもよくあります。
   つまり、彼女はあまりにも多くの要求をする男性を引きつけるか、あるいは、まったく自分を相手にしてくれず、関わりたがらない男性を引きつけるか、どちらかの可能性があるのです。
    こういう女性は、自分という感覚がまだよくわかっていません。
   つまり、どこまでが自分で、どこからが他人なのかがはっきりわからないかぎり、彼女は自分の領域を確認するために苦労し続けるのです。また、彼女は深い関わり合いから怯えて逃げ出すかもしれません。なぜなら、深く関わると、自我を失ってしまうような体験をするからです。本当の自分についてはっきりさせないと、他人からの要求やちょっとした頼みごとに対してさえ、彼女は圧迫されるように感じてしまいます。

   もし自分の領域をきちんと把握しているなら、彼女が「ノー」と言うのは簡単なことであり、それを確かめるために人間関係を引き寄せ続けることもなくなります。どれくらい自分自身を他人に与えることができるか、そして、自分と他人との間にどんなバランスをとれば気持ちよく感じるのかを一度はっきりさせれば、彼女はその新しいイメージに見合った人間関係を引き寄せます。

   自分自身に対する無条件の愛があれば、恐れは変化します。
   恐れはこの地球を取りまく騒音のようなもので、多くの行動や決心に影響を与えます。自分の恐れに直面するには力と勇気が必要ですが、エネルギーに気づくようになれば、恐れにも気づくようになります。

   そのとき、他人の中の恐れのほうがずっとよく見えるにしても、まず自分自身の中にある恐れから調べなくてはいけません。だから、友人や恋人を見て、彼(彼女)がハートを閉ざしている部分や怖れている部分がはっきりわかったなら、より多くの愛が必要な自分自身の内面の反映ではないかどうか調べてください。

   自分自身よりも他人の中に何かを見つけだすほうが簡単です。
   だから、宇宙はしばしば、あなた自身について学ばせるために、学ぶべきことを見せてくれる人々をあなたのまわりに配慮するのです。自分がこういう問題について学んでいるからこそ、あなたはこういった他人の特徴や部分に注目してしまうのです。

   恐れは思考パターンから生まれることもあります。
   あなた方は一般に、「私は悪い人間だ」とか、「用心しないと傷つけられてしまう」といった考え方」を持っているようです。この考え方は多くの人々が共有している集団思考です。高い次元の宇宙へ入り始めるとき、ある程度は自分の中で直接それに直面することになるでしょう。

   恐れがその姿を現すのは、「他人を失望させているかもしれない」と心配したり、「私は努力が足りない」とか、「私には欠陥がある」と考えるような、きわめて自己批判的な思考の中です。新しい人間関係にハートを開くとき、自分が恐れを抱いていることに気づいても、自分を責めないでください。恐れは心の底を流れる感情であり、恐れに気づき、直面するようになればなるほど、自分自身を無条件に愛し、、受け入れることで、ますますそれを癒すことができます。

              「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
              マホロバ アート刊    から抜粋

私たちは挑戦するものがなければ成長できない

オリン
 
重苦しく、不透明な次元から、調和のある、洗練された次元にいたるまで、この宇宙にはさまざまなエネルギーの次元があります。重苦しい次元のエネルギーは、重い感情や否定的思考として存在しますが、それに対して高い次元のエネルギーは、善悪のような相対立するものを超えたところに存在して、感情の嵐に支配されることはありません。

   そういったエネルギー次元では、愛や光や自己の人格的力は増加します。
   そして、どの次元にも必ず課題がありますが、高い次元へと進化する最も効果的な方法の一つは、それらの課題を成長のための挑戦や機会と認めることです。高い次元へと進化していっても、乗り越えるべき問題に直面し続けますが、問題の性質は変わっていきます。

   あなたは挑戦がないと、成長できないのです。
   あなたの態度次第で、ますます高いところへ行き、成長の速度もどんどん増していくか、あるいは、いつまでも不透明なエネルギー次元に留まっているかどうかがが決まります。

   問題を嫌えば嫌うほど、そして、自分の思い通りにいかない物事に反抗すればするほど、いつまでもその問題から離れることができなくなります。この不透明なエネルギー次元は、まるで流砂のようなもので、あなたを下へ下へと引きずり降ろします。それに入り込むと、問題だと思っていることのまわりを、自分の思考がぐるぐると回ることになります。

   しかし、高い次元に行けば、自分の思考も一緒に移動し、魂に何が達成できるかとか、どのように霊的進化の道をたどることができるかということを考え始めます。

   あなた方は一人ひとり違ったやり方で自分自身を知ろうとしていますから、エネルギーを感じるには、自分自身を知らなければなりません。だから、自分自身にエネルギーと時間を使って、本当の自分や自分の思考に気づくようになってください。一度考えていることに注意を向けると、ますます自分について知るようになります。そしてそれらを記録して、分類しておくのはいいことです。

   たとえば「人間関係についての考え」のような分類で、自分の思考がどれくらい高い次元に属しているかを見てください。もし否定的であったり、自滅的な考えをしていたら、それは不透明な次元に属しています。反対に、肯定的で、楽観的で、癒しあう考え方をしていたら、それは精妙で、高い次元に属しています。

   不透明なエネルギー次元から抜け出して、より高いエネルギー次元へ移る一つの方法は、自分の意志と意欲を使うことです。つまり、「高い次元へ行きたい」と断言するだけでそこに行けるのです。しかし、問題と悪戦苦闘していると、身動きがとれなくなります。またときには、マインドが議論したり、抵抗したり、争ったりしたがることがありますが、そんなことをしていると、いつまでも低い次元のエネルギーに留まることになります

   解決策がわからない問題に出会ったらいつでも、「私には高い次元へ行くという意志と意欲がある」と断言してください。そのように想像力を使って、自分がなりたいもののヴィジョンを作り出すと、高い次元へと進化することができます。

   自分を責めるよりも、肯定するほうが、早く進化することができます。
   理由がわかってもわからなくても、やっていることはすべて自分の成長にとって完全なのだ、と肯定できるようになってください。

   多くの人々は非常に早く進化したいと思っているので、進化の近道を選んでいます。つまり多くの人々は、ゆっくりした穏やかな道よりも、急激な成長の道を選ぶことで、この人生で魂の大部分を完成したいと思っています。

   この地球の変革は、個人の変革から始まり、高い次元へ行こうとする決意と意欲によって進化が始まります。だから、「自分の思考と感情」に注意し、今直面している問題の中に存在するメッセージが何であるかに気づくことが大切です。そして、目の前の問題に振りまわされないようにし、その問題は自分に対立しているのではなく、味方していると考え、望まないものより、望むものに集中してください。

   高い次元に行く意志があることを、一度実際に宇宙に見せると、やりたいことに関する新しい洞察が押し寄せ、宇宙はその方法を示し始めます。


公式化した情報ではなく、自分に適したものを取り入れる

    多くの人々は、努力しなければいけないことが山ほどあると思っています。
    しかしすべての人には、自分にとって何が正しいのかを知るための内なる知識があり、内的自己に耳を傾ければ、智慧を得ることができます。現に今もあなたはたくさんの情報を受け取っているのです。あなた方すべてが直面している問題とはおそらく、どの情報は使うべきで、どの情報を使うべきではないのかを知ることだと思います。

   情報はこの地球にあふれています。
   なかには、我慢して体にいいあらゆる物を食べ、あらゆる規則に従い、いつも努力すれば、自分は完璧な進化した人間になれるはずだ、と思っている人もいます。

   それは、進化の過程が系統立てられており、公式化しているものをあなたのエゴやマインドが望むからです。しかし、魂はそうではありません。子どもの頃の学習や社会人になりたいという欲求のせいで、あなたはみんながやっていることは正しいことだと信じ込んでいます。しかし、あなた方は一人一人完全に違っているのです。

   だから、あなたにどんな栄養が必要で、どんな運動とどのくらいの日光浴が必要かは他人とは違っていますし、人間関係、欲望、仕事もまた、他人とは違っているのです。魂の進化の道を追求するのに、一つしか正しい方法がないということはありません。自分にとって何が最もよいのかを選ぶのは、あなたなのです。

    book光の存在オリンの「パーソナル・パワー」 サネヤ・ロウマン著
                    マホロバ アート刊 
   

                           抜粋

自分を観察し、評価しているのは、他人ではなく自分

  オリン
   
自分を中心にすえて、本当の自分を知り、自分の人生を第一に考えることが重要であるのと同時に、自分が他人に与えている影響について知っていることも重要です。自分の行動が他人にどんな影響を及ぼすのかを理解したうえで、望む行動をとるときは、もっと力強くなります。

   なかには、自分にとって正しい行動をとると、利己的になってしまうと心配する人もいます。しかし、自分の高い道と自分自身を尊重するときはいつでも、そのときにはそうは見えなくても、結局は他人の高い道と彼ら自身をも尊重することになるのです。

   逆に、自己主張するべきでないとき、つまり、エゴの欲するままに動かず、流れに逆らわずに進むときを知ることも大切です。私が示すことができる最良の基準は、レストランでどのテーブルにすわるとか、どの映画を見に行くかとか、そういった重要でないことを決めるときには自己主張しないことです。そういうささいなことは放っておきなさい。しかし、自分の高いヴィジョンに従ったり、人類全体に貢献するようなことをするときには、自己主張をするべきです。

   しかし、罪悪感や抑圧から、あるいは「そうしなければいけない」という観念から、自分が必要としていることを抑えるなら、それは適切な態度とは言えません。たいていの人々が、自分の人生に夢中になっています。あなたは「もし自分のやっていることを打ち明けたら、あの人はどう思うだろう」などと考えて、自分が他人に与える印象をあまりにも心配しているので、限られた視点でしか自分を見ないことが多いのです。しかし、自分を新しい光の中で見るために、自分の限界を超え、見方を変える方法がたくさんあります。

   一つは他人の立場になってみることです。
   彼らを、あなたの判断や信念に従って見るのではなく、彼らの信念や見方によって見るのです。多くの人々が自分は舞台の俳優で、みんなが自分を見て、評価している、といつも感じています。しかし、あなたを舞台に立たせて、見て、観察して、評価しているのは、あなただけなのです。しかしこういうとき、あなたは他人についても責任を感じようとするのです。つまり、他人が気分を害していたら、もしかしたらそれは自分の責任ではないか、と思うわけです。

   みんなの幸せに責任を感じないでください。
   それを選べるのはその人だけで、あなたが選んであげることはできません。自分の人生の中心舞台に余りにも存在しすぎること、つまり、自分をあまりにも意識しすぎると、他人を癒し助けるためにできることよりも、他人が自分のことをどう思うかを気にしているため、他人の現実を感じることができなくなります。宇宙は、あなたが扱える以上のエネルギーを経験させることはしません。自分が感じたエネルギーを自分と他人を癒すように扱えるようになればなるほど、ますますまわりに存在するエネルギーを感じ、理解することができるようになります。

   「どうしたら認められ、もっと援助を受け、欲しいものを手に入れることができるだろう」などと悩んでいると、はっきりエネルギーを感じることができなくなります。反対に、与えていると、他人と他人の現実のシステムを理解する能力を開花させることができます。そして何よりも確実に、自分自身に対して、愛に満ちた高い見方をすることができるようになります。

   愛や援助、感謝、癒し、評価など、自分がして欲しいことを、人々にもしてあげてください。そうすれば、あなたもそれを受け取ることができます。他人を許し、助け、認め、そして誉めてあげるとき、自動的に自分にも同じことをし始めます。他人を許すことは、世界に対して贈り物をしているだけではなく、自分自身に対しても贈り物をしているのです。

   他人を裁くと、自分自身の影の部分を感じ取り、その裁いた否定的エネルギーを自分自身に取り込んでしまいます。エネルギーをはっきりと感じることは、善悪の判断を手放すということです。思い切って善悪の思考の枠組みを手放してください。たとえば、好きになれない他人の性質や特徴を観察するとき、それがいかにその人の人生にとってふさわしいものであるかがわかると思います。その特徴がどんなふうにその人に役立っているか、またその性質がその人のためにどんなことをしているのかを観察してください。裁くことを手放せば、他人のエネルギーに影響されなくなります。

 

          光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                  マホロバ アート刊    から抜粋

気が滅入る人のそばにいる必要はない

   オリン
   
自分のことを悪いとか、何か足りないと思っていると、癒すための情報を得ることができません。人間関係が上手くいかないと感じたら、「私は私なりに完全なんだ」と自分に言い聞かせて、自分自身の深い部分を見てください。相手に話しかけるとき、自分自身のエネルギーをチェックし、自分の気持ちや考え、体に注意してください。たえず自分をチェックして「自分はいい気分だろうか。満たされた感じがしているだろうか。それとも、何か足りない感じがしているだろうか。」と尋ねてください。

   そして、一緒にいると気分が滅入るような人のそばにいる必要はまったくありません。
   ある状況のエネルギーの関係について意識を深めるとき、そのエネルギーの相互作用からメッセージを受け取ることができ、それにより自分自身についてより多くのことを学ぶことができます。

   たとえば、誰かと話しているとき、その人が自分のことばかり話したがっていて、全然あなたの話に耳を傾けたくないように見えたとします。そのときあなたは、馬鹿にされているとか、その人が自分のことを大切に思っていないとか思って、怒りを感じるかもしれません。しかし、自分の内面を見ると、あなた自身が自分の感情に耳を貸さなかったり、それを大切に思わなかったり、自分の内部にある多くのメッセージに注意を払わなかったりしていることに気づくかもしれません。

   このように、あらゆるエネルギーの相互作用から、自分自身について学ぶことができます。自分の内面のドラマを癒して変えるとき、自分がこの種のタイプの関係をもう引きつけなくなっていることがわかるでしょう。

   あなたが他人を癒すことに関わっているのでないかぎり、あなたのエネルギーを奪ったり、利用したいと思っている人のそばに近寄るのはやめましょう。どんなときでも、馬鹿にされているとか、愛されていないとか、過小評価されているなどと感じる状況を我慢する理由は何もないのです。店員や客とのやり取り、電話の応対などのささいなものも含めて、人はなぜ自分が馬鹿にされているように感じる状況を一日中我慢しているのでしょう。

   それは多くの人々が自分の文化から学んだ信念、つまり、自分が誰のそばにいるかを選ぶ権利はないという信念のせいなのです。あなたは自分の時間やエネルギーは他人のものだと思っていたり、また他人があなたの人生に関わりたいと望めば、彼らの面倒を見る義務があると思っているかもしれません。また、誰に対しても、愛に満ち、助けてあげ、面倒を見なくてはいけないと思っている人もいます。しかし、人を愛することは、自分の気持ちよりも他人の気持ちのほうを大事にするということではありません。

   高度に進化した存在の人生について学ぶと、多くの愛し方があることがわかるはずです。思いやりや愛がありながら、ぶっきら棒なものの言い方をする場合があるように、愛情表現には、そっけない態度をとったり、相手のつまらない振る舞いに我慢しないことも含まれています。

   まず、自分の高い目的に専念し、自分を愛することが最優先です。
   日々の人間関係で、自分の時間とエネルギーを誰にも借りてはいないということに気づいてください。時間とエネルギーは、あなたが今まで与えられたものの中で、最大の贈り物です。そして、それをどう使うかによって、この人生でどれだけ進化するかが決まります。自分自身に専念するとは、「私は自分自身を良く知っている」と言えるようになることです。

   それは自分を信頼することであり、自分を奮起させて、こうあるべきだとか、こうしなければ、などと自分に言わなくてもいいと知ることです。もちろん、未来に望むことについて計画を立てたり、それを視覚化したりすることは大切なことですが、それが終わったら、楽にして、未来の自分を信頼してください。

   自分自身に専念することは、現在にとって何がふさわしいかを知っていることです。
   それには、自分の感じていることがわからなければいけません。あなたは「自分がどう感じているかくらいわかっている」というかもしれません。しかし多くの人々は、自分がどう感じているかがわかっていないのです。そして、自分の気持ちを言葉や行動で表現しない人はもっとたくさんいます。

   たとえば、誰かに頼みごとをされたとき、「そんなことはやりたくないけれど、でもしてあげなくてはいけない」と思うことがあるでしょう。そして、自分の気持ちに反して、とりあえずそれをしてあげます。それは、「私は自分の気持ちを大切にする」と公言すると、他人から利己的だと言われるかもしれないからです。

   利己的であることは悪いことであり、何らかの形で自分は他人に借りや義務があるというように、あなたは洗脳されている可能性があります。他の何をおいても、自分自身に専念するのでなければ、エネルギーをはっきりと感じることはできないし、力強くなって、エネルギーを自由自在にすることもできません。自分の人生、思考、、目標を第一に考えなければ、他人の要求や期待のエネルギーの流れの中で自分を見失ってしまいます。

   そうすると、人であれ、計画であれ、事件であれ、何か邪魔になるものがいつも現れて、巨大な荒波に浮かぶ小舟のように、それらに翻弄されてしまうでしょう。しかし、本当の自分を知り、自分の人生を第一に考え、自分の気持ちを認め、それに従って行動すれば、頑丈な大船に乗って、静かな水面を自分が選んだ方向に航海することができます。

 

 

    book光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                     マホロバ アート   


                            抜粋

他人が自分の中の未解決の感情を引き出してくれる

   オリン
   
より高い意識の次元に移っていくにつれて、自分と他人の内部にある、怒りと苦痛のエネルギーを取り扱うことに直面していきます。魂が光へと向かう進化の過程には、これらのエネルギーのまわりで、どのようにバランスを保ち、ハートに留まるかを学ぶことが含まれています。

   他人のせいで苦しんだり、不幸になっていると考えて傷つき、その相手との間に分離感を感じているときは、そんな状況を生み出すことで、自分はどんな教訓を学ぼうと決めているのかを調べる時です。人々を愛するとき、苦痛であったり、相手との距離を感じることがあります。もしこういう状況が起こったなら、それに対する知的な理由を探してはいけません。

   つまり、誰が、誰を傷つけたのかとか、誰が悪くて、誰が正しいのかということを発見しないようにしてください。誰がよい人で誰が悪い人かを決めつけて、議論し合うのはほとんど役に立たないことです。議論し合えば、お互いがエゴの争いに陥り、ハートの結びつきがなくなってしまいます。

    たいていの場合、両方の人が自分は正しいと思い、相手のやり方は不当であると思います。また、自分の怒りは正当で、相手のものはそうではないと感じることも多いのです。人が傷つくとき、たいていは相手が自分を苦しめたと思って非難します。しかし、相手があなたの感情に引き金を引くことができる前に、あなたの内部に常に苦痛があるのです。つまり、相手はただそれを引き出す触媒の役割をしているにすぎません。

   だから、相手がその原因ではなく、その原因はあなたの内部にあります。
   また、相手があなたにその引き金を引いたのも偶然ではありません。というのは、ほとんどの場合、あなたが学んで成長できるように、自分の感情のボタンを押してくれるような恋人や友人を選択するからです。

   あなたが傷つき、しかも、自分の怒りは正当だと感じ、自分が傷つけられた側で、相手が自分に謝るべきだと確信するとき、怒って非難する前に、しばらくの間気を静めてください。自分は正当だと思うことは簡単なことですが、そのせいで自分が愛したい人々や親しくなりたい人々から切り離されてしまいます。魂により多くの光が届くとき、その課題の一つは、物事をよい悪いと決めつけず、思いやりを持ってハートにとどまるようにすることです。そのためには、相手の考え方をすすんで見ることが必要であり、何かを証明しなければいけないと「思わない」ことが大切です。

   苦痛をどのように取り扱うかを学ぶことは重要です。
   そうすることで、魂は船の船長になることができるからです。苦痛とはなんでしょうか。苦痛とは、魂が十分な光をまだ回復していないので、思いやり深く優しいハートが輝けない領域です。苦痛とは、愛を待っている領域なのです。

   苦しんでいるとき、相手を非難したいという自然な傾向のほかに、引きこもり、自分のハートを閉じてしまいたいという傾向にも陥ります。もし友人や恋人から、自分が望むように扱われていないと感じ、そのことで苦しんでいるなら、相手を責めて、お詫びを求めたりしないほうがいいのです。代わりに、まず自分の内面を見てください。相手は、あなたの内部にすでにある苦痛に引金を引いただけかもしれません。

   またその人は、あなたのハートがすでに閉じたがっているときに、ただそのハートを閉じる原因になっただけかもしれません。もし自分の内側に何も苦痛がなければ、他人がそれを引き出すことはできないのです。だからそういうときは、相手の人に対して怒りや恐怖を感じることはなく、ただ思いやりと同情のみを感じるはずです。

   他人があなたの内部で苦痛を生み出すたびに、それは贈り物です。
   というのは、それはあなたのハートがまだ開いていない領域を示してくれるからです。またそれは、自分自身にもっと光をもたらすことができる領域を示しています。あなたはもっとハートを開く必要がある場所を自分に示すために、ある人々を引きつけています。

   あなたの課題の一つは、以前なら自分を苦しめたようなやり方で人々が行動しているときでさえ、ハートを開いて、愛情深くあることです。ハートを閉じて引きこもり、ますます孤立感と苦痛を生み出して、相手を非難する気持ちで近ずく前に、少し考えてください。そして、自分が喜んで光をもたらす気持ちになっているかどうか、自分自身に尋ねてください。

   苦しんでいるとき、人はどのように光をもたらすことができるでしょうか。
   まず第一に、光を強め、それを自分自身に引き入れている間、自分の苦しみの原因となっている人から遠ざかることが大切です。そうでないと、相手の近くにいると、その人のオーラの中に入ってしまいます。もし相手が苦しんでいたり、あなたの中に苦痛を生み出しているときは、その人の近くにいると、自分のバランスを回復することがよりいっそう困難になります。

   また、言い争いの最中や傷ついているとき、反撃したり引きこもりたいと思うなら、まず最初に、とにかくその人から離れ、自分が一人になる機会を得るまで、沈黙を守ってください。そして、すわって、考える時間を求め、「怒りにまかせて話をしたくない」と言うことです。また、「もっと意識的で、思いやり深くなりたいので、落ち着くためにしばらく時間が必要だ」と説明すると、しばしばその状況を和らげるのに役立ちます。

   あなたが相手に反撃するとき、それはしばしば、あなたが自分自身について内心不快に思っているからなのです。また、理解して欲しいことは、他人があなたの内部で苦痛を生み出すとき、また彼らが反撃するように見えるとき、それは彼らもまた自分自身を、内心不快に思っているからであるということです。

   自分と相手の間でエネルギーが重く、不透明になるときは、話すのをやめるようにしてください。もし相手のいる場所から離れることができるなら、そうすることです。それから静かに座って、バランス感覚を回復するような美しい風景や楽しい思い出などを想像しようとしてください。怒っているときに、平和を想像するのは難しいかもしれませんができるようになります。それからあなたの魂をハートに招き、愛にあふれる自分の存在に、可能な限り最高の意識をもたらしてくれるように頼んでください。

   そのとき、平和が強まるのを感じ、自分がやったり、言ったりしたことを後悔し始めるかもしれません。またすべての問題は、分別がなかったせいで起こってしまい、自分が言ったことは本気ではなかったという気持ちを経験するかもしれません。あるいはまた、この時点で、相手の反応に個人的な責任を感じることなく、相手の怒りや苦痛を思いやりをもって、冷静に見ることもできるかもしれません。

          光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                 マホロバ アート刊    から抜粋

自分が送り出した思考や感情は戻ってくる

   オリン
   
自分のエネルギーに気づくと、自分にとって何がよいのかがわかるようになります。
   たとえば、いろいろな本を見たり、ダイエットの方法に関して聞いたときに、、「どれがいいんだろう」などと自分に尋ねないでください。その代わりに、「自分は何をやりたいのか」と尋ねてください。

   やりたいことや、読むのが楽しい本、やらずにいられないことなどは、あなたにとってよいことです。するべきだ、とか、しなくてはならないと感じられることは、本来の自分には適さないものなのです。いわゆる意志の力で、他人のプログラムに従うよう自分に強いることもできますが、そんなことをしても、あなたの内なる存在は必ず、あなたがやることを水の泡にするでしょう。

   そういうわけで、あなたは自分が失敗したとか、意志の力がないと言って自分を決め付けるのです。あなたも知っているように、人を進化させるのは、意志の力ではなく、高い次元へ到達したいという気持ちであり、それによって変化は自然にやってくるものなのです。瞬間瞬間に、自分の感情が自由に動くことを許し、それに従って行動し、それを理解してください。

   たとえば食べ物のことなら、ちょっと静かにして、のんびりし、何が食べたいのか、何がおいしそうに感じられるかを自分に尋ねてください。チョコレートや、何か体に悪いと思っているものを食べたいときも、体は自分の波動や共鳴性を維持するために、チョコレートに含まれているある成分を必要としているのかもしれません。そして、体はチョコレートを食べる以外、その成分を摂取する方法を知らないのです。その成分はほんの少ししか必要でないのかもしれません。

   「食べるべきもの」と「食べるべきでないもの」という考え方を、一度すべてやめると、あなたの体は自分にとってもっとよい他の食べ物を自然と欲しがるようになるでしょう。これは読むべきだとか、身につけるべきだと思っているすべての本や知識に関して言えば、必要なことを得るのに、その中の一ページや一節しか読まなくていいという場合もあります。つまり、今私たちは、自分にとってよいことと悪いことの違いを知るとはどういうことかを話題にしているのです。

   あなた方は一人ひとり現実についての独自の地図を持っています。
   それはあなたにとって当たり前だと思っている「ことがら」であり、ユニークな人生哲学であり、個人的信念のシステムです。私オリンが与える課題の一つに、自分の地図を見るというのがあります。個人的な地図とは何でしょう。ある人は、自分の地図の信念について次のように言うかもしれません。「宇宙には充分な愛なんてない」と。またある人は、「ハートを開いて人と話しをすれば、必ず自分は傷つく」と言うかもしれません。

   あなたの地図の個人的信念は、あなたの子ども時代や今までの人生の経験に基づいて作られています。つまり、どんなふうに自分のエネルギーを出し、どのように人々から、特に自分が愛した人たちや愛されたいと思った人たちからエネルギーを受け取ってきたのかという経験に基づいています。

   自分の人生でうまくいっていない領域があったら、その領域に関するある信念を変える必要があります。何かうまくいかないことがあれば、それは新しい地図を手にするか、自分の地図を書き直すべきときなのです。しかし、強制によって、地図を変えることはできません。「私は高い次元へ行きたい」、あるいは、「問題や論争に巻き込まれたくない」ということを、自分自身に静かに、しかもしっかりと言い聞かせることで、あなたの信念を変えることができます。簡単すぎるように聞こえるかもしれませんが、これが葛藤から抜け出すためにするべき唯一のことなのです。高い次元へ行きたいと一度確信できれば、宇宙は答えを示し始めます。

   不透明で否定的なエネルギーから抜け出すもう一つの方法は、自分がテレパシーを通じて出しているメッセージや感情に気づくことです。なぜなら、それらは多くの人々に対して、影響力を持っているからです。あなたは自分が送り出したものを、自分のもとへ引き寄せるのです。つまり、あなたから生まれた思考や感情は宇宙へ出かけて行き、出来事や、状況を作り出し、あなたのもとへと送り返して来ます。ですから、自分の思考と感情に責任を持つことが大切です。

   どのようにして肯定的な思考や感情を他人に送るか、また自分が送り出したものに後で出会うことになる未来へ、どのようにしてそれらを送るかを学ぶことができます。あなたが送り出した思考には磁力があります。なぜなら、それは出来事や人物や物事を作り出して、あなたのもとへと送り返してくるからです。思考が物事を作り出せるのは、その対象と共鳴するからです。それゆえ、自分のところに何が引き寄せられてくるのかは、思考によって左右されます。

           光の存在オリンの「パーソナル・パワー」サネヤ・ロウマン著
                   マホロバ アート刊   から抜粋

肉食することで動物たちの苦しみを吸収する

 マシュー・ワード   
   
神とともに歩む道を生きること、それを詳しく説明する必要はありません。
   それは魂に光がある人たちには自然にもたらされるものだからです。深遠な教えを学んだり、ヒマラヤに旅したり、霊的なグループに参加したり、教育セミナーやワークショップに参加したり、祈りの儀式をしたりする必要もまったくありません。でもこういったことに強く惹かれ、それに関われる時間と金銭的余裕があるのなら、ぜひ自分の心に従ってやってください。

    あなたと神とのあいだに、また広い宇宙に生きている他のすべての魂たちとのあいだには、何の分離もないことを知ってください。魂から意識へのメッセージである自分の直感を信じてください。あなたの魂からの愛を宇宙へ向けて放射してください。大宇宙のなかで最もパワーがある「愛」には無限の表わし方がありますが、それにはまず、自尊心と、自分を包み込む自己愛から始まらなければなりません。

   自然と調和した生き方をしてください。
   一人で静かな時間を持ってください。良ければ瞑想してください。これは魂にとって、とても良いことです。自分を許し、他人を許してください。他の人たちの目で物事を眺めてみてください。美しい思い出を大事にして、過ぎ去った辛いものは手放してください。

   平和のための活動、環境保護、動物虐待問題、ホームレスや飢餓、病気の人々への支援、またあらゆる支援活動に携わっている人たちは、光と愛が行動となっている模範です。このような活動の動機は魂レベルから来ています。その支援者たちや活動家たちは、自分たちの魂からのメッセージに応えているのです。あなたは、心に強く思うことは何でも顕現できる力をもつ神であることを知ってください。

   食事がアセンションプロセスにどんな影響を及ぼすのかについてですが、これは検討に値することです。密度はエネルギー領域だけではなく、食物にも適応されます。肉は、家畜が愛情のないやり方で飼育され殺されるために、食物連鎖の中で最も低い密度になっています。トラウマとなったエネルギーがそれらの肉に残っているため、それを食べる人の体に動物たちの苦しみが吸収されるのです。光も同等に食物に適応されます。果物、野菜、穀物にはもっとも光があり、体がもっとも必要とする栄養分もあります。

   時空連続体においては、直線時間の中で、この瞬間あなた方がともに創造している地球の黄金時代はすでに存在していることを知って、あなた方の光のパワーを高めましょう。この宇宙全体の、あなた方の友人である光の存在たちが、あなた方の一歩一歩を愛情をもって支えるためにあなたとともにいます。

          「現代社会のスピリチュアルな真相」スザンヌ・ワード著
          (株)ナチュラルスピリット   から抜粋

前世で苦しめられた人ほど同性愛者を糾弾する

   マシューワード
   
同性愛というのは地球ではよく理解されていない。
   言ってみれば、同性愛は体や物質的側面というよりも、霊の進化の一段階であって、他の身体的あるいは霊的発達段階と比べて咎められるものでも、崇められるものでもない。それに私たちは一回きりの人格ではなく、パーソネージ(複数存在する自分の分身)であることを忘れてはならない。どのパーソネージもおそらく肉体、あるいは肉体なしで、男性、女性、そして両性具有の存在として何千回も転生している。

   でもここ(天国、霊界)に来てまず最初に、成長に一番影響を及ぼすのは、すぐ直前の過去生である。もし前回地球の人生で同性愛者であったなら、ここ(天国、霊界)にも同じ状態でやって来る。ここでは体が性的行為をする造りにはなっていないので、同性愛の精神的側面だけがついてくる。直前の地球での人生についてもう一つ言えることがある。地球で、猛烈に同性愛を糾弾している人たちというのは、直前の過去生で同性愛者の人格を経験した魂であるということである。

   これは複雑な精神状態であるが、本人の人格のエネルギーは、しばしば直前の人生の体験によって破壊されている。極端な場合、同性愛者は肉体的な拷問を受けたり、殺されたりした人もいる。少なくとも自分の家族からさえも非難されたりして、かなり心に傷を負っている。否認したままつらい思いで生きたり、恥辱感や自己欺瞞の罪悪感を背負っていた人もいるであろう。それがどんな体験であったにせよ、自分が経験したトラウマ的状況を目にして共感を示せるほど、彼らのエネルギーはまだ癒されていない。だからむしろ、何とかして恨みを晴らそうとするのである。

   体験のサイクルは実に早いので、一番最近の痛みの記憶で、意識下にぴったり隠れているものが、次の人生で癒されるために出てくる。今回の転生では異性愛を選んでいても、抑圧された記憶の痛みが残っていると、同性愛者に対して極端な反感を抱くことがある。こうした心の痛みは、同性愛者だった過去生の体験の記憶としてではなく、その記憶を抑圧しようとする態度として表面化してくるのである。これは「類は類を呼ぶ」という宇宙の法則である。

   困難で不公正な処遇を受けたことから出てくる感情が、まだ最近のもので強烈な場合、また同じような感情を引きつけることになる。潜在意識は抑圧された感情を知っていて、それが呼び戻されて「似たようなもの」に引き付けられることになる。しかも、「それに惹きつけられるのは実は自分の中に同じものがあるからだ」、と現世の意識では気づくことができないので、抑圧された記憶のなかに痛々しい感覚として引き継がれてしまうのである。

   この時点で、精神の迷宮から抜け出すには、自分の人生の青写真を見直し、ここで学ぶべきカルマを見極め、来世に選び、霊的な気づきを深めていくというプロセスが必要である。歴史上、さまざまな分野で尊敬されている著名な人々は多くが同性愛者である。同性愛において苦しんだゆえに、卓越した、そして人々にインスピレーションを与えるような秀作を残している。この要素が人格になければ、こうした素晴らしい傑作を生み出すことはなかったかもしれない。

   男性と女性という二つの対極的な性エネルギーのバランスを学ぶのに、それが統合されたところで学ぶ以上にいい方法はないであろう。理想は両性具有であるが、これは人間世界での性的な意味とはまったく無関係であり、人間の二つの性エネルギーという属性において達成されることである。両性具有の魂は、男性、女性のエネルギーバランスを達成しているので、はるかに霊的に進化している。

   男性エネルギーは男性だけのものではなく、女性エネルギーも女性だけに限られたものではない。男性エネルギーは荒々しく、ときに無慈悲とも思えるやり方で、生産し、立証し、成功や達成を追い求める。女性エネルギーは優しく、しかもより大きく静かな強さを土台にしている。究極的に到達する意識状態は両エネルギーが相互につながったもので、それは女性エネルギーなのである。

   パートナーの一方が男性性のみ、もう一方が女性性のみのような関係であると、女性エネルギーの方は生涯続くアンバランスに耐え切れなくなるか、短命になる。アンバランスな関係に留まった人は、女性エネルギーの魂が早々と霊界へ移行してしまい、残された配偶者はパートナーの死にまさか自分が関係していたなどとは、夢にも思わない。どちらが悪いということではなく、ほとんどの場合、生前の合意に基づいて、カルマを果たしているに過ぎないのである。そうした関係を離婚して解消することもまた、合意して選んだ人生であったりする。

   人生のバランスがとれているというのは、どんな場合であっても望ましいことである。
   性エネルギーは人間の精神の最も本質的な側面の一つであるから、男女の性エネルギーのバランスがとれるというのが、おそらく最も望ましいことであろう。霊界には男女のエネルギーの融合が、性的傾向としても、感性感覚としても存在する。そういうバランスのとれた状態は、かつて地上でも存在していたが腐敗してしまった。

   性エネルギーの倒錯から起こる行為の数々が、いまや地上では想像を絶するほどの悪を増殖させてしまっている。ここでの性エネルギーとは、地球で俗に言う性欲や性行為に限らない。性欲の元々の目的である生殖を超えて、満足のいく性的関係は愛する二人の間に調和をもたらす。相互に喜びのある有意義な性的結合に反対しているのではない。性エネルギーの倒錯によって、今とてつもない悪がはびこっているのである。これがありとあらゆる人間の諸悪の根源となっている。

   市民的、宗教的あるいは哲学的見地から言って、性エネルギーの倒錯を根本原因としていない犯罪というのはない。人間や動物の拷問虐待や生贄(いけにえ)を伴う悪魔崇拝、残虐な性的行為は目を覆いたくなるほど蔓延しており、これらはすべて性エネルギーの倒錯から発しているのである。これらの行為は「宗教」の隠れ蓑(かくれみの)に覆われ、政府でさえ正式にそれを認めている。

   そうした残虐な行為と宗教的な地位は、性エネルギーの倒錯とはとうてい結びつかないと思うであろうが、それらは事実である。殺人もこの性エネルギーの逸脱したものであり、強姦や近親姦もそうである。それに不特定多数との性的行為、性的な脅迫観念、脅迫的な性的欲望、あるいは厳格な禁欲なども、精神に破壊的な影響を与えるのである。

   倒錯した性エネルギーの結果起きる、こうしたすべての行為の陰には、闇の力がある。
   ひどく腐敗した行為が極めて密度の濃いエネルギーをもたらし、自分自身を神から阻害してしまうのに、これほど大きな要となっているものは他にはない。魂のレベルでは神と一つであっても、肉体の性エネルギーが堕落し、逸脱しているほど神からいっそう離れてしまうのである。自由意志のこうした選択は、そうしたほとんどの魂の生前の合意を大きく踏み外してしまっている。

   地球ではどのように見られていても、愛に満ちた同性愛の関係というのは、性エネルギーの倒錯ではない。そして誰がどういう相手に惹かれるかにおいても、どんな審判もなされない。ここではあらゆるレベルの経験が魂の霊的進化のためにある。異性愛であれ、同性愛であれ、すべてのカップルの魂レベルで行われるエネルギーと絆(きずな)の約束は、全面的に尊重されるのである。

         「天国の真実」スザン・ワード著 ナチュラルスピリット

                         抜粋

動物たちの膨大な苦しみ

   マシュー・ワード
   
創造主の光のエネルギーは、具現化しているあらゆるエネルギーの根源である。
   人間の命が神聖で不可侵の魂であるように、あらゆる動物の命も同じである。動物たちはそれぞれの地球での転生が終わると霊界に来る。そして人間の魂のように、その過去の転生の経験に基づいて、次の肉体化する転生を選ぶ。動物がより高い知性を得るようになると、あらゆる生命が結びついていることや、神と創造主との直接的なつながりの気づきを得ることになる。なかにはそれらが今持つ本能では、他の動物たちのように、この領域に順応して生きていけない、という動物種がいくつかあるのも事実である。

   これは動物の進化ということではなく、かつて動物界に、意図的に獰猛性(どうもうせい)をもたらした、闇の存在たちによる残酷な実験を示すものである。創造エネルギーは創造主から来るが、知的で霊的な気づきは別のことなのである。地球で発見されている化石が、はるか昔にそこで暮らしていた動物たちだけを表わしているわけでは決してない。この惑星の動物生命のそう命期には、すべての種の性質は穏やかで優しいものであった。その後、闇の勢力が自由意志の濫用による忌まわしい実験をしたことにより、動物はより低い密度に落ちるように操作された結果、獰猛性が具現化され、放置されたのである。

   すべてが完全なる光のバランスの中にあって、それまであった動物のエネルギーのバランスが、最初の獰猛な動物種の創造によって破壊されてしまった。獰猛性と穏やかさという両極性が一旦出来てしまうと、「自然の中にある敵」という概念が動物世界に形成されることになった。闇の存在の意図から造られた生き物たちは歴史の記録にはないが、そのうちの幾つかは、地上と海上のグロテスクな怪獣として神話の中には存在している。

   闇の設計者たちは彼らの怖ろしい創造物を、巨大な動物だけにとどめなかった。
   彼らは例えば、「ノミ」も造った。ノミは、常に嫌われるものとしてだけ造られており、それらが動物たちに与える不快なものから、それらが媒介して広める病気まである。さらにもっと害を与える意図で、最小の生命体である細菌を造ったのである。その目的は、他のすべての生命体に計り知れない影響を与えて、大惨事を起こそうというものであった。

   進化において、動物たちのなかには、人間の魂をその根源に持っているものがある。
   ほとんどの動物たちはそうではないが、高い意識にある動物魂には、成長過程での隙間を埋めるために、動物としての転生経験を望む人間の魂から来ているものがある。そのような場合は、残酷に扱われたり、ただ食用のために飼われたり、人間たちと深い関わりのない状況ではなく、いつも優しさと愛情をもって扱われるような動物たちの中から選ばれるのが普通である。

      はるか昔に、地球上で起きたすべての動物の絶滅は、重大で急激な気候変動によるものであった。けれども、それらの大変動によって、動物たちから否定的なエネルギーが生じることはなかった。その大変動は、神の真理から遥か遠くに堕ちてしまったことに気づかなかった存在たちの残虐性によって創造されたもので、巨大に蓄積した破壊的エネルギーを地球が解放する必要があったために、もたらされた急激な出来事であったのだ。その結果は激烈であった。惑星の全生命の消滅であった。

   もっと最近の出来事について考えてみよう。
   北アメリカの野牛バイソンは何百万もの数で移動していたが、短期間のうちにそのほとんどがやみくもに殺されてしまった。単に遊びのために襲撃されたものもあるが、そこにはより陰湿な意図があり、その大陸の先住民族である人々の、生活の糧を奪うという目的があったのである。この場合否定的エネルギーは、邪悪な意図による殺戮によって生じたと言える。

   大量の動物生命の喪失は、巨大な雲のような否定的エネルギーをもたらす。
   しかし、失われた生命の無垢なこころがその悲しい出来事を相殺して、そこに否定的エネルギーが残らなかったために、それは光に変換された。しかし、それらの死の背後にあった、邪悪な意図によって造られた大量の否定的エネルギーだけは残ったのである。

   無知や不注意、故意でない怪我による動物生命の破壊もまた相殺効果によって否定的エネルギーが残るようなことはない。動物の殺傷が残忍な苦痛を与えるもので、そのような卑劣な行為を喜ぶような者がいる場合は別である。その動物が純粋無垢だとしても、その苦痛と拷問、それにその虐待者によってもたらされた否定性によって造られた否定的エネルギーは間違いなく持続するであろう。

   その結果として、前者のような残忍で残酷な動物の殺害が、牛や豚やニワトリを食用に大量虐殺するよりも十倍もの破壊的エネルギーを生み出すのである。これはあなた方には不公平に見えるかもしれないが、後者のような殺害の意図は邪悪な心に根ざしたものではなく、その殺し方は残忍ではあるが、その目的は人間の食用のためであるので、これには相殺エネルギーが働くのである。別の相殺する例は、医療研究用の実験動物の使用である。

   これは確かに慈悲深い扱いとは言えないが、この実験の目的が病気の対処や根絶を見出すことで人類に貢献しようというものであるので、動物の苦しみから造られる否定的エネルギーは、研究者たちの目的で相殺される。しかし世界には、持続する破壊的エネルギーを生む動物虐待の例がもっとたくさんある。クジラを殺すことはその最たるものであるが、漁業者たちの意図的な不注意によるイルカや他の海洋生物の大量殺戮もある。人間たちによって自然生息域と食物喪失に追い込まれた動物たち。意図的な環境汚染によって病気になったり、殺されたり、奇形になったものたち。

    毛皮、牙、卵、ヒレや体の一部のために殺される動物たちや、ただ記念品として剥製(はくせい)用に殺されるものたち。飼い主が必要な健康管理を故意に無視したり、飢えさせたり、叩いたりする家畜たち。それらの場合にはすべて、加害者の残酷で欲深い気持ちと、極度の絶望のうちに地球に生きてそこから離れる動物たちのエネルギーとが合わさって、持続的な否定的エネルギーがそこに生じる。破壊的エネルギーだけを造る、別の種類の動物虐待がある。

   動物園の檻に閉じ込められている動物たちの精神は痛めつけられている。
   家族同士で自由に歩き回って生活している多くの動物たちが、ある時から強制的に檻に閉じ込められることが彼らにとって拷問であると、どうして誰も気がつかないのであろうか。幼い子どもたちを観客としていることが無邪気なのは分るが、子どもたちのもたらすエネルギーは、閉じ込められた動物たちの苦しみから造られる大きな否定的エネルギーを相殺することはない。

   展示用に動物を捕捉することの明るい面は、動物たちに自然の広い環境を与えているところがあり、また絶滅しそうな種の保存のために繁殖計画を始めていることである。「ショー」をするイルカとクジラの場合は、それが著しく害を及ぼすことを霊的に感じた人たちが、彼らにもっとふさわしい住処を与えようという活動をしている。

   しかし、捕らえられた動物の中で、そのような方法で自由になっているのはわずかな数であり、大多数は今でも、閉じ込められてひどく苦しんでいるのである。サーカスの動物たちも同様に残酷な存在である。それらは多くの場合、単に肉体的に虐待されているだけではなく、人間の娯楽のために閉じ込められ、異常な使われ方をされて精神的におかしくなっている。

   これらの状況ではいずれも、引き起こされる膨大な否定的エネルギーを相殺するものは、ない。それらのすべての動物たちの虐待された精神は、トラウマを抱えた人間たちのように、ここで癒される時間が必要である。それらいろいろな運命に苦しんでいる何百万という動物たちのために、今必要とされる広い範囲の取り組みが、どうしても必要なことなのである。そのためには、今私たちが言ったことを、人々が知ることが「特」に重要である。

   起こり得ることは、自然が得ていたバランスを人類が崩すことから来る「ドミノ効果」である。昆虫の駆除を考えてみよう。その数は、絶滅させられた動物の最大数を遥かに超えるが、嘆くことなどほとんどない。作物が昆虫によって被害に遭うと、それによって突然の飢えや、少なくとも金銭的問題に直面する人々の中に不安定なエネルギーをもたらす。

   そして化学的な駆除は害虫の被害を防止し、作物をよく育てることができる。
   そうすれば食べ物の心配もないし、その心配からくる否定性もなくなる。しかしその解決法がもたらす「ドミノ効果」は、異なった状況を生み出す。すなわち、生き残った昆虫はその化学物質に対してより強い耐性を持つようになる。そしてその化学物質が人間の健康に与える影響が問題となってくる。

   自然が確立したバランスに人間の要素が入ってくると、それがたとえよい意図であったとしても、それを取り除くよりもかえって多くの否定性を造ってしまうことがある。地球の動物の生命を破壊することによって、地球とあなた方が受ける被害の大きさには計り知れないものがある。あなた方の惑星にこれほど悪影響を与えている夥しい(おびただしい)破壊的エネルギーは、人類の止むことのない動物生命への軽視が直接の原因であるといっても、間違いではないのである。

             「新しい時代への啓示」スザンヌ・ワード著
             (株)ナチュラルスピリット  から抜粋

クジラたちは地球に光エネルギーを繋ぎ止めている

    マシュー・ワード
    
私たちにはあなた方とまったく同じように動物たちが見えるが、私にはあなた方が見えないところまで見える。キラキラとその優しさを輝かせているものたちが見える。そして、余りにも密度が濃くなって、ただ暗い塊(かたまり)にしか見えないものたちが見える。これも、それらが「悪い」動物たちではないから私には悲しいことである。彼らは闇の勢力にによって植え付けられた、自然の捕食本能にただ従っているだけなのだ。その本能のエネルギーが暗い塊として見えるのだ。

    海は、惑星地球上で最も知性があり、最も霊的な魂たちであるクジラとイルカの住処である。しかしその住処(すみか)は、意図的にそして不注意から汚されてきた。その残酷な仕打ちは、地球人類の人間性への拭いきれない傷となっている。クジラ類のエネルギーは、それぞれのそして集合魂としての人間のエネルギーと同様に神聖なものである。でも彼らの住処が深刻に汚染され、その生命が残酷に失われている。

   クジラ類が人類よりもより高度に霊的で知的なところまで進んでいることは、生物種全体としてのことである。地球人でそのようなレベルに到達した者がひとりもいなかったということではない。クジラの地球での奉仕が終わると、その汚れていない本来の生命力の残りは、魂の成長への道を進む。魂の進化のために、この領域を通ってより高い波動へ行くその移転は、人間よりもっと早い。

   クジラが人間たちをそれほど怖れなくなっていることは、人類の意識のなかに強くなっている光が、この惑星の闇の影響を減らしている証拠である。闇の影響によって人間とクジラとのエネルギーの絆(きずな)が破壊され、その結果としてクジラの大量虐殺が起きた。闇のパワーは確かに弱まってきているが、まだ幾人かの人間たちを動かして、クジラを儲けの対象にしている。クジラ類の知性と霊的な進化は、かつて地球の人々によって良く知られ、敬われてもいた。でもこの二つの種の絆が、闇の勢力によって容赦なく攻撃されたことで、意識的な記憶からはそのことが消滅してしまった。

   人間の残虐性の可能性を刺激することに加え、闇の勢力はクジラの存在をこの惑星から抹殺しようと企て、人間たちを操ってその汚い仕事をやらせたのである。クジラは、遠く宇宙から地球に向けて発せられた光エネルギーをしっかりとつなぎとめている。深く広大な海のなかに、そのエネルギーを保つ彼らの波長パターンは、闇の勢力が同調できるレベルを超えている。もしクジラがいなくなったら、光エネルギーをつなぎ止める地球の重要な手段がなくなってしまうであろう。

   それを支える拠点がなければ、光を安定して保てない。光を信頼して維持できなければ、そのパワーは衰退し流れて行ってしまう。そうなると、地球の生命力を強化するために必要な強さと、その作用域に達することができなくなる。地球上の光の支えがすべて消滅した時、光そのものも消滅するであろう。そしてそうなったとき、闇の勢力たちが、褒美として死んだ惑星を手にするであろう。

      もし、宇宙の文明人たちが地球に向けて光エネルギーを送り、それをクジラたちの支えるパワーでしっかり繋ぎ止めてくれていなかったら、そのような惑星の死がもっと昔に訪れていたことであろう。彼らの奉仕が地球自身の生命を守るだけでなく、地球がより高い波動へアセンションして、元の健康と美しさを取り戻すことができるようになるためにどうしても必要であったのだ。地球は、私たちの宇宙にある何十億の銀河系の中でも小さいほうの銀河系の、どこにでもあるような太陽系の中の、ひとつの小さな惑星にすぎない。

   その惑星は神のお気に入りの場所のひとつであった。
   そして実際に、エデンと呼ばれる楽園であったのだ。その輝くオーラと汚れのない美しさによって、宇宙のこの領域では模範的存在であった。神が創造主と共に、愛と光エネルギーのうちに共に創造する力の証でもあった。その当時、闇の勢力がもたらしていたあらゆる宇宙の災いの中にあって、この惑星はそれらとは無縁の存在であった。そこで、地球が彼らの征服のターゲットになったのである。

   だから、人類を使ってクジラの命を断つことが闇の勢力の重要な戦略であり、目標であることがわかるであろう。その破壊的な意図で向けられているエネルギーに立ち向かって、ある人間たちが魂レベルのインスピレーションから行動し、クジラを絶滅から救おうと勇敢にも地道な活動を始めている。現在クジラの総体数が回復しつつあることが、地球がネガティヴィティからアセンションするこの数年間に、特に波動を高めるのに貢献している。その時、光が惑星地球を癒し、また人々の意識を向上させるであろう。

               「新しい時代への啓示」スザンヌ・ワード著
               (株)ナチュラルスピリット  から抜粋

カルマの意味

  マシュー・ワード
  
 魂の目的はバランスを成就することにある。
   「カルマ」はその条件と状況の取り決めで、それが結果的に魂の多くの転生経験にバランスをもたらすことになる。魂は「コインの裏側」である失われた鎖の輪を補うために、それぞれの転生においてカルマの学習を選ぶ。学習には、非常に受け入れ難く、辛いものがある。楽しいことを選ぶこともできるが、それでは魂はそれ以上には成長できない。

   あなた方が残酷な行為を見てそれを憎み、苦しむ人たちをあわれに思う気持ちは充分わかる。しかしそれはあなた方が、それらの行為を超えた向こう側にあるものを知らないからであるといえる。同性愛は自然なことで、バランスを達成するために必要な経験であると、以前に話したように、他のあらゆる人間的な感情との関係も同じく必要なことである。

   「苦しんでいる」魂は、他の転生において故意に人を傷つけたことのカルマの債務のバランスをとっているのかもしれないし、「苦しめている」魂はかつて「犠牲」であった転生のバランスをとっているのいるのかもしれないからである。

   これが現在のどのような場合でもそうだという訳ではない。
   あなた方の惑星のこの未曾有(みぞう・未だかつてなかったこと)の時に、恐怖と貧困と病気の中に生きている何百万もの人たちは、その状況をつくり出した加害者たちによって、自分が選択した経験を学ぶ機会を奪われているのである。その加害者たちとは、自由意志の濫用で、光から遥か遠くに堕ちてしまったために、自分自身が選んだ学びを完全に無視してしまった人間たちである。

   他人に苦痛を与えることが、関わっているすべての魂たちの生前の合意になければ、その加害者と被害を受けた者の両者によって否定的エネルギーが生まれることになる。バランスのために、どちらもその経験を選ばなかったし、必要ともしていないからである。つまり、あなた方にはそこにカルマが働いているのか、そうではないのかを知ることはできない。だからこそ、誰をも裁くことはできないのである。ただ、苦しんでいる人たちに同情を寄せ、それを引き起こしている状況を厭うべきであろう。

   カルマは魂がバランスを得るための機会であるだけではなく、魂と地球との間の象徴的な関係でもある。地球の小宇宙としての人類は、それぞれのカルマ経験を通して進化することで、彼女(地球)のバランスを増している。そしてこのことが、母なる地球により多くの光を与えてその住民たちを照らしている。そうやってあなた方が、バランスを達成する後押しをしているのである。

   カルマの学習はこの宇宙のどこででもすることができる。
   さまざまな形の生命存在や世界での転生も、創造主に再統合するための成長には欠かせないが、あなた方にとっての地球は、惑星における人類発生から始まるあらゆる感情を経験するための、校舎であるということである。これを習得すると、魂は、知性と霊的な覚醒が、現在の地球人類の能力を超えて、他の生命体に進化して行くことになる。あなた方の「上に」いる神という概念からすれば、知性と霊性は地球に「降りて」きたことがはっきりとわかるであろう。― それは海から始まって、やがて陸に上がって行ったのではないのである。

   感覚を学ぶということでは、感情の範囲はそれぞれに異なってくる。
   魂は、前世で経験したことは、どのようなことであれすべてを埋め合わせる、すなわちバランスをとる必要がある。たとえばあなたが誰かを殺したとすると、あなたの魂は、同じように殺されて終わる転生が必要になるということである。そうやって殺人者と犠牲者の両方の感情を感じる経験ができて、その意味でバランスが成就される。その魂が、殺人者であったことが一度もなければ、殺される犠牲者としての埋め合わせによる経験は必要ないことになる。なぜならその魂の感情領域には、そのような極端なものが存在しないからである。

   今地球で進行中のカルマ経験は、文明社会がそこで生まれる遥か以前から始まっている。この惑星に住んでいた地球外生命体たちは、彼らの細胞に入っている戦争の記憶が、新しい人類に苦悩を負わせるようにはしたくなかった。そもそも新しい人類はそんな残酷なことを経験したこともなければ、また経験する必要もまったくなかったのである。

   しかし、細胞レベルの記憶を消すことができるのは、唯一、創造主だけである。DNAの祖先の記憶を完全に消すことはできないのである。もしそれらの元になる極端な人間の痕跡がわずかでもあると、それらの細胞記憶が地球人類に受け継がれて、その肉体的や精神的な性質の一部になる。しかし、祖先たちの歴史すべてに宇宙での戦争があったわけではないし、その子孫たちが、そのような極端なものを受け継いだわけでもない。

   今、地球上のほとんどの人間たちは、他の宇宙文明から何百万の魂たちが、あなた方の惑星を取り囲んでその生命を守る助けをしていることや、その多くがあなた方の中にいること、ましてや「ET]たちがあなた方の祖先であることなどにまったく気づいていない。キリスト教徒たちは、彼らの「神の子」という概念で言えば、イエスが地球外生命体であるとは思ってもみないであろう。

               「新しい時代への啓示」スザンヌ・ワード著
               (株)ナチュラルスピリット  より抜粋

先天性異常は、生前の合意

   マシュー・ワード
   
家族の家系にそのような天才児が出るような可能性がなくて、特にアートや科学の分野で知られるこれらの有能者たちは、そういう遺伝形質を選んでいて、その素晴らしい能力を助けていることもある。でもその余分な恩恵などなくても、これらの天才たちは本当に神から才能を授かっていると言える。一般的に、天才的学者は普通、アートとか数学といった一つの能力だけに目覚しく優れていて、他の知的分野では非常に劣っている。

   成長過程にある胎児の中の化学的作用によって、脳のある部分が影響を受けることがある。影響を受けなかった部分は驚異的な発育をするが、同時に残りの脳の部分の成長を著しく阻害してしまう。もし化学的なアンバランスがなかったら、その人の総合的な知性は平均か平均を少し上回るものになるだろう。

   自閉症という、生まれながらにこの病気を持っている人たちがいるが、これは遺伝体質や分娩外傷のせいではない。自閉症は、別の転生で異常に活発であったことと「つりあい」をとるために、魂が選んだ自分自身だけで完結している経験である。本質的には健康で活動が異常に活発という意味ではなくて、行動や発言が過度に活発になってしまうのをコントロールできないような先天的な障害という意味である。

   それは純粋に、魂の強い意志の問題である。
   それによって魂が、「繭(まゆ)」の中にいる安心感から離れることに抵抗しようとする自閉症の自然な反応を克服できる。学習して機能が正常と言える範囲内になるための自閉症の子どもの能力が環境による影響によって加速されたり、阻害されたりする。それでも好ましい環境は、病気の状態と行動との間の緩衝剤になるだけだが、愛も援助もないような無関心の状態であればはるかに悪いことになるであろう。

   魂はこれが、自分が選んだ学習経験であることをいつも知っている。
   そして魂は、そのような転生を経験することに合意したパーソネイジ(複数存在する自分の分身)への愛と忍耐だけを感じる。それらは、その人の人生でのやりがいのある課題であり、その人が家族から必要とするもっとも肯定的な反応と同じ感情なのである。

   先天性異常は通常、生前の合意事項である。
   その子どもは、肉体的、あるいは精神的な課題を抱える転生の間に、霊的な成長をすることだけではない。これは「異常な」子どもを持つことで、時には最も影響されるであろうその両親との契約を成就することになるのである。これらの役割が家族の合意としてあるときには、それはすでに両親が生まれる前に取り決められていることなのである。

   彼らが生まれる前にすでに、両親の魂たちが一緒になることに合意し、あなた方の直線的な年代で言えば何年も先にならないと生まれてこない子どもに影響を与えて、体の状態に制限を加えることになる合意をすることは、とてもあり得ないことのように見えるかもしれない。しかしあらゆる取り決めは、時空連続体(コンティニウム)の中で行われるのである。そこではあらゆる魂たちは、同時的に起きている転生においてよく理解しており、合意の上で、役割を演じる参加者すべての組み合わせが決まる。

   完全に発育した赤ん坊が出産時に損傷を受ける場合は、これも合意の一部である。そうでない場合はまったく別の問題になる。分娩外傷が起こり得るとされた場合は、主な当事者たちが魂レベルでこのことを協議する。そのうちの一人でも、起こり得る成り行きを受け入れることを望まない場合は、新しい合意によって、流産や死産という形で起こり得る分娩外傷が避けられることになる。

   元々の合意になかった分娩外傷が実際に起きた場合でも、新しい合意が必要になってくる。主要な当事者たちがこれを魂レベルで相談し、皆が選んだこの条件を一人でも拒否した場合は、この赤ん坊は死ぬことになる。もし魂全員が、この予想しなかった状況とそれから起こることをすべて受け入れると合意すれば、その赤ん坊は生きることになる。そして、関係者全員の人生における、一連の異なる転生の状況を含む、新たな合意が造られるのである。

   このような取り決めは、子どもやその両親をはるかに超えたところにまで広がることを意味する。それらは、、その家族に生まれた他の子どもたちやすべての親戚たち、親しい友人たちや先生たち、その子どもの将来の伴侶になることに合意している魂とその結婚から生まれる子どもたち、といった重要な役割を演じることになる人たちである。すなわち、元々の合意が修正されると、多くの転生が深刻な影響を受けることになる。

   深刻な体の問題を抱えて実際に生きることと、それによる家族へのしわ寄せが、当事者たちが生前に考えていたよりもはるかに困難になることがある。特殊な必要性を持った人に最適なケアを提供する中で、常に伴う肉体的や感情的な調整と金銭的なやりくりを快く受け入れるような家族たちは、カルマの学習と魂の成長に飛躍的進歩が得られるであろう。そして多分、癒しも受けるであろう。愛情がこもった世話が受けられる時は、過度の知的障害者は精神的外傷に満ちていた過去の転生から回復するために、必要な安らかな人生を経験できる。

   「虐待」は生前からの合意である場合とそうでない場合がある。「虐待や無視」が家族の合意である時は、関係者すべてが他の転生とのバランスを取るために選んだことになる。しかし、「虐待」が選んだことではないと、それはすべての合意外の状況に対する場合と同じになる。選んでない試練を耐える人は、その転生で選択したものをはるかに超える霊的な成長を遂げることができる。その逆に、無視したり、虐待したりした者はカルマを積むことになり、その結果、他の転生でその厳しい埋め合わせをすることになるのである。肉体的、精神的あるいは環境的な苦難が、聖なる存在からの罰であることは、決してない。

   精神病という病気について話そう。
   それは生前の、ヴェールで隠されている親の魂から離れることへの恐怖の記憶の為であり、その恐怖の感情があまりにも強くなって、現転生において、そのDNAにプログラム化されたように機能する方法を思い出せなくなることがある。そのような絶望の記憶は、本人にはない何かのことがきっかけになって引き起こされることがある。

   それは、その人をひとつの魂であった始まりの瞬間に投げ戻し、理解と理想と帰属を求める原子の嘆きの中に落とし入れる。DNAのプログラムコードは、すべての肉体化した魂たちに入っている。そのような恐怖の瞬間は、ほとんどの地球人類の進化段階では誰にでも起こることである。別離の感覚を他人より、より頻繁により強く感じる人たちがいる。それを極めて深く感じる人たちが、あなた方の言葉で言う、「精神病」であり、理性的な思考と機能障害の精神状態になる。

   これははるか昔に、その自由意志を使って無責任な、いわゆるむちゃくちゃな具現化をした魂たちに起こるのである。それらの細胞の記憶が魂の集合記憶の中にあって、すべてのパーソネージ(さまざまな時代を生きる自分の分身)の世代に引き継がれる。これらの魂たちが他の者たちに引き起こしたトラウマを、創造主が罰しているのではない。彼らは単に、自分が蒔いたものを刈り取っているだけで、今は自分が具現化したものに精神的に囚われているのである。

   もし彼らが、肉体を持つ転生するたびに付き添ってくれる光の存在たちの助けを受け入れることができないと、それぞれの転生は彼らにとって苦しみになる。しかもそれを限りなく繰り返すことになるであろう。あなた方が精神病の為としている振る舞いや反応をパーソネージにさせている原因は、この過去のことに影響を受けている魂であって、自由意志による選択によって行われている問題ではないことをどうか理解してほしい。

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