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*古い魂である樹木と精霊ディーバ

   私はあなたの樹木です(ここで語りかけているのは、NY州ロチェスターのダイアン・ロビンス宅の樹木)。
   あなたとともにここにいられることに感謝しています。

   あなたが私のことに気付き、考えてくれるのを期待しながら、私は外のあなたの寝室の窓際で辛抱強く待っています。私の枝の下で過ごすあなたの時間は、私にとってとても貴重なものです。というのは、あなたの体は私の周波数帯の中にあり、私が根を下ろした場所近くにあなたがとどまっていることで、あなたと直接心を通わすことができるからです。

   私たちはともに過去からの古い魂で、魂を発展させる人類に光を与え続けるために過去の生を営んできたように、再びともに仕えることで、人類は戦争をなくし、本来求められる平和の中で暮らし始めるようになるでしょう。

   私たち樹木は、銀河司令部へ仕えるためにもここにいます。
   私たちの任務は、地上で歩いて移動するあなた方と同じですが、穴を掘って半地下で暮らす唯一の「地上のクルー」です。

   私たちの葉は風で四方八方に飛ばされ、香りと声は遠く内陸へと渡りますが、私たちの身体は一ヶ所にとどまっています。というのも私たちは、今あなたと行なっているように、地上及び地下の全生命と交流するからです。

   私たちはたくさんの次元へと枝を伸ばし、地上の見張り番として立つので、異なる周波数帯でやって来る情報にも通じています。私たちのオーラは広大で、空間をまたいで私たちを結び付けます。そして私たちは地上に広がり、緑色と金色のオーラの腕で地球を抱え込むのです。

   私たちは地球に感謝しています。
   なぜなら地球は、私たちの奥底の性質を露わにし、無数の方法と形態で自己表現する生命を、私たちに与えてくれているからです。

   異なる形ちではあるのですが、自然の最奥の領域を通してあなた方に道を示しながら、あなた方が歩くように、私たちは話し、私たちの声はあなた方の足跡をたどって行きます。あなたが私たちとともにいるとき、あなたは自分の庭の管理人であるデーヴァ精霊たちとともにいるのです。
   彼らもまた、あなたと連絡を取りたがっています。



   
   
私たちはあなたのディーヴァ精霊の同胞です。
   
   私たちはあなたの裏庭の草や花々とも交流しており、あなたが野外で腰掛け、私たちと心を通わせながらあなたとともにいるのが好きです。

   たとえ私たちの「種」があなた方と大きく異なっていても、私たちの意識は一つです。
   だからあなた方が私達に意識を向けるときには、私達は常にあなた方の想念を読み取ることができるのです。

   あなたが木の下で眠る時は、あなたは宇宙空間を旅するので、私達はみな、あなたの周囲にいて、あなたの身体を守っています。

   私達はあなたのためにここにいて、これからもここにい続けるでしょう。
   私達は地上の親愛なる同僚であるあなたを愛しています。





            「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                         抜粋したもの



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*樹木は地球の智慧と情報の図書館

   親愛なる日本の読者の皆様、私はミコスです。
   これからあなた方と共に暮らしている樹木存在について紹介いたします。

   樹木は非常に啓発された存在です。
   彼らは自己の内なる霊性から発せられる「光の波の塔」であり、そのオーラは空を満たしています。人間が彼らの周波数に同調して繋がれば、彼らは膨大な情報や神話、伝承を地上の人間にもたらす「光の柱(管)」となります。

   これを行なうのは簡単です。
   あなたは樹木に呼びかけ、彼らの出現を呼び起こし、彼らが保持する膨大な情報をあなたの内部の広大な貯蔵庫へ移すよう求めるだけでいいのです。

   あなたの内なる貯蔵庫は実質的には空(から)の状態で、内部のたくさんの貯蔵室が生命の神秘を含んだ書類で満たされていくのを、ひたすら待っています。それはこれまで、あなたは自己を閉ざした状態にあったので、あなたには明かされなかった謎のすべてのことです。

   樹木は自己の信念体系や思考法において閉ざされてはいません。彼らは宇宙や周囲の全生命に対してオープンで、あらゆる場所と源からの情報を受け入れています。

   樹木は自己の内部に目録システムが備わっており、すべての情報を分類し、簡単に引き出せるように保管しています。これはあなた方の図書館と似ています。樹木だけが、人の助けの必要なく、それを自動的に行なうのです。

   樹木はあなた方のために千年以上も、地球の智慧と情報のすべてを蓄積してきた非常に偉大な存在で、あなた方によってそれを引き出されるのを待ち続けています。樹木とクジラ目の動物たちの協力を得れば、あなた方人間は読む以上にすぐ知識を得られます。

   方法は簡単です。それを魂に吸収するだけでいいのです。それは、必要な時にあなた方にもたらされるでしょう。読書という行為自体を楽しむのでなければ、もはや本を手にする必要はありません。なぜなら、地球と宇宙のすべての物語はすでに書き終えられ、製本されていて、樹木内部の図書室に保管されているからです。

   彼らはあなた方貸し出しカードまで与えています。つまりそれは、あなた方自身のDNAに番号が登録されていて、好きなときに情報が持ち出せるということです。読み終えても返却する必要はなく、必要な時に引き出して利用するために、自分の中に仕舞っておけばいいのです。実に簡単なシステムではありませんか? しかもこうして得た情報は、あなた方のテクノロジーを遥かに超えたものを生み出すこともできるのです。 創造主だからこそ生み出すことができたこのようなシステムに、あなた方が早急にアクセスして、すべての情報を引き出すことを、私たちは切に望んでいます。

   なぜなら、進化途上の地球人類がこの差し迫った大変動の時代を生き残り、進化を存続させていくために、これらの情報は極めて有用かつ重要だからです。それは人類の無知と酷い悪事が原因で、不気味に忍び寄る恐ろしいシナリオを回避させる必要性をあなた方に理解させ、それによって、世界を即座に変えることができるからです。

   ですからあなた方は地球に反抗するのではなく、献身する「種」として、地上で自分の人生をまっとうするのに必要な指導、情報、訓練を得るために、
樹木、そしてクジラ目の動物たちと波長を合わせてください。

   なぜなら、地球が戦争状態にあるのではなく、人間だけが全体から自分たちを切り離して、他人に八つ当たりすることで、自分自身と戦争状態にあるからです。

   あなた方は自分たちの視野が閉ざされているために、奴隷状態に置かれたままなのです。ですから、樹木へと手を伸ばしてください。樹木は、星々へと導く天の門へとあなたの視野を開いてくれます。あなた方がはっきり見るべきものは、ほんの一瞬です。

   私はあなた方の星々への旅の付添い人、ミコスです。
   私たちとともに旅しましょう。
   それはあなた方が思っているほど厳しい道のりではなく、あなた方との協力を望んでいる他のすべての生命体と繋がりさえすれば、十分に舗装されたスムーズに流れるハイウェイになります。

   なぜならそれは分離の中ではなく、統合する中にあるからです。
   今にも地球全体が星々へ向けて偉大なる高みへと船出できるように、私たちと共に意識を変えてください。あなた方はそれを次元上昇、アセンションと呼び、私たちはそれを、他の次元・時間ゾーンへと導くタイムトラベルと呼びます。

   あなた方が周囲の「生きた図書館」へと自身の心の扉を開いて、この智慧の宝庫を自ら活用するだけで、地球における自分たちの使命を果たすことができます。

   お話を終えるにあたり、樹木の図書館へアクセスする具体的な方法をお教えしましょう。まずは意図することです。これは何事においても「最初のステップ」です。その上で、樹木と繋がって心を通わせることを意識して、樹木の間を歩き、樹木に触れ、樹木に腰掛けてください。

   そうすれば、それが起こるでしょう。深遠なる智慧は映画のごとくあなた方の魂というスクリーンに映し出され、あなた方の想念や言葉となっていくのです。
彼らの情報に関わり、この貯蔵システムを簡単に活用できることが、お分かりいただけたと思います。

   さらなる啓発の朝のために、私たちはこれからポーソロゴス図書館へと足を運び、私たちは星々からこつこつ集めてきた「独自の図書館の情報抽出システム」を用いて、膨大な知識にアクセスすることにします。

   私はミコス、良い一日をお過ごしください。




           「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                        抜粋したもの


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*核戦争により自然調整システムが崩壊した

Q、  空洞地球の気候は穏やかで、晴天の日が続くと聞きました。海や川、湖も存在するそうですが、十分な水があるのでしょうか?地上では風雨も重要な役割を果たしています。空洞地球ではどのように水分をいきわたらせているのでしょうか?

   アダマとミコスがお答えします。
   空洞地球やテロスでも雨は降ります。しかしそれは地上とは異なった種類の雨です。あなた方が早朝に芝生に露を見出すように、水分は降下する雨ではなく、空気中に蓄積されて、すべてを柔らかく包み込む、とでもいったらいいでしょうか。
   空気中に蓄積した「露」が、絶えず自然を養うのです。これは決まった時間帯に起きるわけではなく、ただ起こります。自然は必要なときに、必要なだけの水を空気中から引き出すことができるのです。

   空洞地球のすべてのものは他の存在と互いに影響し合い、自己の要求を満たしています。水は、海や小川、湖などから引き出され、必要な時、必要な場所に、とても穏やかに与えられます。私たちは果物や野菜、穀物に水を与えるために、庭園や草原に感慨用水路を持っています。この世界の気候はあなた方のものとはかなり異なっていて、旱魃と洪水が同居するようなことはなく、絶えず自然には栄養が与えられ再生されています。これは私たちの干渉なしに、自然自体が作り出した自己調整システムです。

   地上における問題は、自然が持つ内部指揮系統に人間が干渉して、自然の営みを乱したことにあります。
それで植物や木の求めに、水は応じることができなくなり、自然は自己調整ができなくなったのです。あなた方は自然な水の流れを変えて、それを妨げるダムを建設してきました。水は生きています。どこで水が必要とされ、どこに水が流れるべきか、水自体が知っています。しかし人間による干渉が、自然の本能や土壌との対話を妨げているのです。

   地上のすべてのものは、全体として相互に連結されたシステムとして機能しています。   そこに手を加えるということは、全体から部分を切り離すということです。そうなると周囲の環境からの情報を読み込めなくなり、自然はそれに対して反応できなくなるのです。

   かつて地球には、上空遥か高度の場所に、太陽からの放射線を遮断する透明な氷の粒子からなる天空の層があり、それが地球全体を包み込んでいました。そして惑星全体は完全に統制された「グリーン・ハウス(温室)」で、自然と人間の両者に最適な酸素と湿度を与えていました。

   しかしアトランティスとレムリアの戦争中にそれが破壊され、自然の自己調整システムも崩壊しました。自然は自己を再定義して、土壌に水を与えるための、別のシステムを作らざるを得なくなったのです。それで、海から上がってくる水分を保つために雲が形成されるようになり、それを土壌に運ぶようになりました。

   これはうまく機能しましたが、人間の思考を含めた地上の汚染は、自然の自己調整システムの回復を阻害し続けたので、その結果、水が本来持っている意識も衰弱させることになりました。水が自己のアンテナを失って、どこで水が必要とされているのか指揮を得られなくなったために、降雨は気まぐれになってしまったのです。

   空洞地球では、地球が最初に形成された際の「聖なる青写真」に従って、すべてのものがなおも原始の形ちを保って、機能しています。 ここのすべてのものは全体的に相互に繋がっていて、周囲の環境を把握し、それに反応することができます。空洞地球内の全生物の細胞は、完璧に機能するレセプターを持っていて、環境が必要とするものを正確に供給します。それは「生きた薬局」のようなものです。私たちは、自分の体が要求するものを買いに行きません。自然が自動的にそれを私たちに供給して、私たちはそれを自動的に受け取るのです。なぜなら私たちは、みな一つの生命単位であることを理解しているからです。

   地上における天空の大気層は取り戻され、あなた方の身体の細胞も含めて、自然は再び完全な聖なる調和の下に機能するようになるでしょう。本来のように、自然がすべてを与えるようになるので、あなた方はビタミン剤や薬を求めて薬局に行く必要はなくなります。話が大きくそれていないことを望みますが、ただ私たちはあなた方に大まかな説明を行いたかったのです。



訳者コメント
  
上記の内容は、地球空洞説を唱えた研究家のセオドァ・フィッチ氏が指摘したように、ノアの大洪水前には、地上の陸地は全体の7分の6を占めていたが、ある時、上空に存在した氷の層が落ちてきて、それまで穏やかであった気候が崩れ、地球は大量の水で覆われるようになったという聖書の創世記や、エスドラス第二書における記述と符号する。

  また聖書に登場する人物が過去に遡るほど寿命が長いのは、氷の層が存在した時代で、地上の人間は有害な放射線から守られていた背景があると、古くから多くの研究家が指摘している。実際に、放射線と寿命の関係をアトランティス人が説明した例もある。それらの詳細は近日刊行予定のティモシー・グリーン・ベックリー著「驚愕の地下世界探訪録(仮題)」(徳間書店)を参照してください。



            
「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                         抜粋したもの



*創造主の完成させた自然に干渉する人間 

Q、 人間が長いこと地球をなおざりにしてきたせいか、地上の植物は放置しておくと荒れるように思います。管理者としての人間が、時折手を加えて自然を守り、回復させる必要も感じます。あなた方はそのようなことは行なわないのでしょうか?それともまったく手を加えず放置するのでしょうか?

   
ミコスです。
   私たちは常に自然をそのままにしています。
   自然自身が最高の医者であり、私たちの介入なしで、自然は自らの問題を解決できます。地上に生命が誕生して以来、自然は常にこれを行なってきました。自然は自己のDNA内にすべての生得的知識を備えており、木々、植物、花々が必要とする治療のすべてを最適に与えることができます。

   自然自身に自己を治癒させることが最善の治療法です。自然が生み出すものに決して干渉しないのが秘訣であることは、空洞地球内やテロスにおける木々や花々、植物が常に完璧な状態であることがそれを示しています。

   地上にあなた方が住み着く前から、創造主が完成させていた「自然の計画」にあなた方は絶えず干渉を行なってきました。地上の木々、植物、食物にさまざまな問題が広がっているのはこのためです。

   やせた土壌、汚染された大気や水が、人間を含めた動植物の生命力をどれほど希薄化させていることでしょうか・・・。いつになったらあなた方は、母なる自然を賛美し、尊重するようになるのでしょう。

   自然はあなた方の樹医、植物医、獣医よりも遥かに多くのことを知っています。
   自然は健康と幸せな生活のために、それぞれの生命体が必要とするものを正確に把握しており、それをすべて惜しみなく与えています。

   あなた方が自然をただそのままの状態にしてあげれば、またたく間に自己を再生させるでしょう。すべての木々の健康はあなた方の寿命よりも短い期間で回復が可能です。壮大な森林へと成長するのに数百万年かかったことを考えれば、それは本当にあっという間なのです。

   木々は何としても生き残り、地球の次元上昇計画に参加することを望んでいます。
   地上の人々は、木々の伐採が地球環境にもたらす悪影響を論じることはあっても、彼らのことを地球の生命体の一員として見なしているとはとても思えません。

   あなた方の戦争に参加したいわけではないのに、戦闘地域で番人として立っている木々は、無残に傷つけられ、殺されています。報告される犠牲者の数に木々が含まれることはありません。地球から石油を略奪し、世界中の国々を破壊する人間たちの戦争犯罪の犠牲となった木々のことに思いを馳せる人がどれほどいるでしょうか。

   木々は人間とともの発展し、次元上昇するためにここにいます。すべての生命体は次元上昇への道を歩んでいるので、彼らの生命を害する行為は、それを阻害します。人間も木々も歩む道は同じであるので、それぞれ異なった方法でそれを行なうだけなのです。

   空洞地球の私たちは、我々全員の幸福に関わるすべての事柄について、すべての生命体と相談します。これによって私たちは、常に平和的に存在することができます。だから樹医も医者も必要ないのです。すべての生命が、神聖で物理的な完全性を維持するために、いつどのような形で治療をほどこすべきかについて、自然はすべてを知っているからです。

   ケムトレイルや化学薬品、生物兵器、化学肥料などで母なる自然を汚染しなければ、自然は健康で力強い状態を維持することができます。神聖な存在である「母なる地球」の完全性を破壊しているのは、まさに人間なのです。

   神性は常に完璧で、それは、あらゆるすべての存在の中に完璧な形ちでとどまっています。地上で暮らすあなた方も、創造主のイメージで完璧に創られています。あなた方が地球にやって来た時から、自己のDNA内に未だ収められている「聖なる青写真」だけを見れば、あなた方はなおも完璧なのです。

   でもあなた方は自らを傷つけ、変化させ、歪め、バランスを崩してしまいました。
   そのゆえに、あなた方の「聖なる青写真」は、その完全性を示すことができないのです。
   薬や化学薬品というものは、あなた方の「聖なる青写真」に強く干渉し、波動を乱し、感覚器官を麻痺させます。そのためにあなた方は、ほとんど自覚がなく、日々の生活においても夢の中にいるかのようで、ほぼ眠った状態にあります。

   製薬業界はこのような形ちで病気を作り出し、そのうえで「治療薬」を売るという、いわゆるマッチポンプ商法で成長し続ける巨大ビジネスで、医者は致死性の毒物を処方することで、そこから大きな報酬を得ている重罪人なのです。

   地上の人々よ、目覚めなさい。

   
あなた方の偉大な国家アメリカ合衆国は、不正と圧制を打ち倒した革命から生み出されたのです。人間や木々を苦しめている強欲な企業と政府の支配から自由になるために、再び立ち上がり、反旗をひるがえすのはあなた方の務めです。革命はあなた方の生得権なのです。

   政府、企業、製薬業界における圧制から開放され、権力、病気、汚染なしで生きるために、あなた方は自分たちの国家のためにも「立ち上がる」義務があるのです。そうすれば、すべてが神聖で、物理的な完全性の下に繁栄するようになるでしょう。


            「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                         抜粋したもの


   
マスコミが報道しない環境問題  ケムトレイル

   2007年ドイツのテレビ局は、軍用機が気象操作のために大量の化学物質を空にばら撒いているというニュースを報道した。何トンもの化学物質が上空でばら撒かれることにより、その地域を厚い雲で覆ってしまうのだ。気象レーダーでこの事実を突き止めた気象学者のカーステン・ブラント氏は、軍による人工の気象操作は違法であるとして、内部関係者を被告人不特定で告訴したという。その後ドイツ市民とみどりの党の議員らが立ち上がり、環境保護のための反対運動を起こし、政府に事の全貌を公表するように求めているという。

   2007年アメリカでは、ルイジアナ州のテレビ局KSLAがケムトレイルの特集ニュースを放送した。飛行機雲から舞い降りてきた粉を市民が収集し、そのサンプルをテレビ局が研究所に持ち込んで分析した結果、安全基準の三倍を超えるバリウムが検出されたのである。レポーターはケムトレイルが非公式の気象操作プログラムであると同時に国民を対象にした生物兵器実験である可能性を指摘し、その根拠として1977年に聴聞会で公表されたアメリカ軍の生物化学兵器実験をあげた。これはアメリカ軍が20年間にわたり全米239ヶ所の住宅街で秘密裏に細菌や化学物質を散布していたものである。

   イギリスでも過去40年にわたり、生物化学兵器実験を秘密裏に実験してきたことを認めている。これらの各種細菌や化学物質のなかにはカドミウムや大腸菌、炭そ菌や枯草菌などが散布されていたのだ。

   「マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている」 THINKER著 徳間書店

   ちなみに日本国内の空でも、飛行機雲によく似たケムトレイルをしばしば見ることができる。飛行機雲は消えてしまうが、ケムトレイルの雲のようなものは長時間残留する。ヘリコプターで黒い物が撒かれることもある。


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*将来、人類は地球内部に移り住む

Q、  地上の私たちは、住空間を得るために木材を必要としてきました。ヨーロッパのように、石を得やすい環境であれば、木造建築物は必要なかったかもしれません。平野が少なく、石の入手が難しいアジア諸国では、木材は貴重な建築資材でした。木を伐採する前に、自然の神に許しを請い、植林する習慣も過去には見られました。現時点で、我々が樹木の伐採を止めるためには代用品が必要です。最良の建築資材として何があるでしょうか?

   私はミコスです。
   アダマや空洞地球の他の仲間たちと共にいます。
   これからあなたの質問にお答えしましょう。

   私たちは「空洞地球の内部地表」の下にある洞窟内で暮らしています。
   私たちが遥か昔にここに到着した時、洞窟はすでに存在していました。私たちはさらにそれを拡張し、私たちの生活水準に見合うようにデザインしました。

   地球の洞窟は燃料効率にも優れていて、熱を保ちます。つまり地球を乱すことなく、都市建設の時間と労力の効率や暮らしやすさといったあらゆる点から、ベストな選択をしたということです。

   個々の住宅においてもしかりで、私たちは地球のバランスを崩さない素材を厳選して、自分たちの住空間をデザインします。用いるのは主に水晶、ジェムストーン(宝石の原石)、ラピスラズリ、金、そして他のさまざまな石で、家具用にこうした素材と同調するものを工学的に開発しました。そして衣類には、麻を用います。

   洞窟はさておき、私たちは地底深くにコミュニティーも持っていて、それらは小さなトンネルによって結ばれています。
   
   私たちは地上を、2,3インチ(5、6センチ)浮遊する乗り物で行き来できます。
   私たちの生活の大半は、大地の外側ではなく、地中のコミュニティー内で行なわれます。

   地上でのあなた方の家屋設計にも協力したいところですが、私たちのテクノロジーをあなた方も利用するには時期尚早で、それまではあなた方が木材の使用を止めることは難しいでしょう。

   将来、地表を原始の状態に戻して、多くのコミュニティーは地下に建設されることでしょう。それによって地球は、植物、水路、他の生命体を成長させるために必要な生態系のバランスに不可欠な、酸素を生み出す壮大な熱帯雨林を回復させることができます。

   母なる自然を本来あるべき状態に戻せば、地球はさらなる資源を生成し、維持することになり、環境とバランスの取れた気候が得られ、あなた方は自己の身体をさらに成長させることができます


   このように、洞窟内部や地下で暮らすことは、明らかにメリットがあるのです。
   地球に平和が訪れれば、山や洞窟、そして直接地下にあなた方がコミュニティーや家屋を造れるように、私たちのテクノロジーのすべてを提供するでしょう。

   あなた方の地上の山々にはすでにコミュニティーが存在しており、マスター(次元上昇した覚者)が訪れたり、発明やある種のプロジェクトに従事する人たちが暮らしていますが、地上の住人には見ることができません。

   山岳地帯の内部にある非常に活気あるコミュニティーは、内部の人々を保護する目的で、三次元の視点からはその山々をはっきり見ることはできないようになっているのです。

   あなた方が私たちの建設技術へと切り替えるころには、バーター制(物々交換)が基本となっているので、経済的な不安はなくなります。

   生活に必要なことは、重圧や過労なしに手に入れられることが、あなた方の聖なる権利です。もちろん自分たちの家やコミュニティーを造るために働く必要はありますが、現在のように、低賃金で8,9時間を職場で過ごすのではなく、もっと楽しいものになるでしょう。

   現時点でできるアドバイスは、私たちが地上に現れるのをただ待つようにということくらいしかありません。

   私たちは有毒を生み出す工場なしで、無害な家を建てるのに必要なことすべてをあなた方に示すことになります。私たちのテクノロジーはすべて無料です。

   進化した種の「証し」は、科学物質が関わった形跡がなく、組織の介入なしに、有機で食料や材料を育てることです。ですからそれまでにあなた方は、必需品の衣類すべてを麻製に変え、科学肥料で地球を汚さないようにするべきでしょう。

   
こうしたことがあなたの質問に対する答えになっていないことは、十分承知しています。
   私たちは自分たちのテクノロジーの青写真をあなた方に与えることはできないのです。

   あなた方に与えることができるのは、地上ですでに確立されていて、利用可能なテクノロジーだけです。私たちが地上に現れるとき、地球内部の建造物のテクノロジーを具体的に示し、あなた方の家やコミュニティーを設計する支援を行います。



           「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                        抜粋したもの



   麻は中央アジア原産の一年生の植物で生育が早く、あらゆる気候に順応でき、熱帯から寒冷地まで世界中のほとんどの地域に分布している。古代から人類の暮らしに欠かせない植物で、世界各地で繊維として、食用として、また油は燃料として利用されてきた。花、茎、葉の部分もさまざまな用途に活用され、捨てるところはなかった。日本でも古来から自生しており、紀元前から栽培されていた。つい何十年前までは、アメリカではこれを燃料としてバスが走っていた。これほど人類に重宝されてきた植物が、「大麻」「マリファナ」などと呼ばれ、世界的に禁止される麻薬として扱われるようになった始まりは、アメリカである。・・・麻を市場から抹殺し、それに代わるものとして石油産業が莫大な利益を手にすることとなった。

     「マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている」 THINKER著 徳間書店

*木々たちは偉大な光の存在

私たちが食べる野菜のような植物も樹木と同様に生きていて人間は他の生命を犠牲にして「生」を維持しているように思います。地底のあなた方は野菜や果物、豆などを食する一方で、樹木の伐採には反対されます。樹木と食用植物との違いはどこにあるのでしょうか?

   ミコスです。
   樹木、植物、野菜は、みな生命力を運ぶそれ自身の意識を持った存在であり、空洞地球にいる私たちはそれらを区別しているわけではありません。

   ご存知のように、季節の変化のある地上とは異なり、私たちは永遠ともいえる長い成長期を持ちます。季節に変化がある地上では、実や葉が収穫されると、その植物は引き抜いて捨てられ、その種が次の成長期に蒔かれます。

   空洞地球の私たちはこのようなことは行いません。
   植物に介入することなく、どれだけ繁殖させたいのか、植物自体の意識に任せているのです。母なる地球はその監督者で、成長のサイクルを調整しています。

   私たちの植物は、果物を食べることを許しており、自らを私たちに提供しています。私たちは決して殺したり、取り除いたりしないからです。

   植物は意識を持って生きており、生命力を完全な状態で備えているので、その存在は、それを摂取した私たちの中に受け継がれるのです。そして事実上生き続けます。

   それは樹木でも同じです。
   私たちは果物を食べますが、決して木は伐採しません。だから木々は巨大で堂々としており、たわわに実をつける最高に豊かで生気を持った果物を食べることで、私たちも生き続けるのです。

   私たちはすべての存在を尊重し、畏敬の念を持って扱っています。私たちは彼らに話しかけ、彼らの恵みに感謝して、果物や野菜をいただいているのです。

   ただ、木々は別の大きな目的のためにも奉仕しています。

   私たちが吐き出す二酸化炭素を吸収すると同時に、私たちが吸い込む、豊かで澄んだ酸素を生み出し、私たちの地表を覆ってくれています。彼らは見張り番であり、警戒を怠らずに立ち、私たちの環境を維持しています。

   木々は偉大な光の存在で、植物や野菜は、いつか樹木へと成長することを願って空に延びつつある、彼らの子供のようなものです。人間がこれまで意識を発展させてきたように、すべての生命は意識を低い状態から高い状態へと発展させるからです。

   また、樹木は小さな植物と比較して意識のスケールが大きく、地上にある他のすべての樹木と互いに繋がる、テレパシーの「地下ネットワーク」を持っています。
   彼らは自分たち自身のニュース網を持っていて、地上で何が起こっているのか、私たちよりも早く把握します。彼らはこの惑星でまさに起きようとしている出来事について、互いに素早くコミニュケーションを取っています。それらは最新情報です。

   私たちはしばしば、彼らのコミュニケーション・システムを利用して、地上の別の場所でこれから起きようとしていることを把握します。地上でもこのシステムを利用できます。

   木の脇で地面にしっかり立って、手を幹に置き、そのエッセンスと融合してください。そして質問をして、耳を澄まして待つのです。
   木があなたに話しかけるのが聞こえるでしょう。

   木々は、地上で再びあなた方とコミュニケーションを取るようになるのを何世代も待ち続けています。彼らはそれを強く望んでいるのです。

   樹木に感謝し、植物に感謝し、地球に感謝してください。

   そして樹木や植物から取れる果物や野菜を食べるとき、それらはあなたの健康に必要な生命力を含んでいることを知っていてください。それが、あなたが望む生命力で、これがあなたを創造主と繋げているものなのです。

   死んだものや毒性のある物を食べると、あなたもそのようになります。
   寿命が短くなり、あなたの身体を維持するのが難しくなります。そして、病気が広がります。私たちは文字通り地球からできていて、本当に一つなのです。

   ちなみに私たちは、植物に取り入れられるミネラル、ビタミン、酵素を維持する輪作と有機栽培を採用しています。それによって地球は、常にミネラルが豊富で、農作物をを育てるのに完璧な状態で保たれるため、私たちはとても健康的で力強く、同じ身体で数千年も生きられるのです。

   つまり、母なる地球に干渉する度合いが小さいほど、私たちはより多くの栄養を摂取できるからです。今まさに人々はこのことに気づき始めており、それが理由で、有機食品産業が急速に成長しているのです。




           「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                         抜粋したもの




                           *****

内部世界はアシュター司令部の指揮下にある

   私たちはより多くのテクノロジーを地上にもたらす準備をしていますので、地上の人々もそれをを使用できるようになります。

   それはあなた方に新たな責任をもたらします。それが内部に地下都市を造らなければならなかった理由です。それは宇宙連合のメンバーになることでもあります。地球は連合のメンバーではありますが、それは地球の半分だけです。

   あなた方の大半は「スター・トレック」という映画を知っていると思います。あの映画は、実はチャネリングによって作られたものです。そこに登場する惑星の「連邦」(Federation)とは異なり、「連合」(Confederation)は、太陽系や銀河を通して生み出された組織のことで、銀河内外の異なる星系との交流や兄弟愛、また貿易や集団探索の下で繋がったシステムなどがあります。

   天の川銀河を想像してください。天の川の絵の隅っこに、小さな点が記されて、「あなたはここにいます」と示されたTシャツを見たことがある方もいるでしょう。確かに、私たちは
「セクター9」と呼ばれる場所にいます。銀河の中心は「セクター0」と呼ばれているところで、他のセクターは、自転車のホイールのスポークのように、外に向かって放射状に広がっています。連合はこのセクターを結ぶかたちで銀河を通して作られたものです。

   各セクターは自分たちの行動に責任を負っていて、他のセクターとの交流の仕方にも責任を負っています。私たちがいるセクター9は、アシュターと呼ばれる存在の指揮下にあります。あなた方の多くはアシュター司令部(アシュターと彼の双子であるアテナ)のことを聞いたことがあるでしょう。このセクターには100を超える艦隊が存在し、それらはアシュターの指揮下にあります。基本的に一つの惑星に属するものや、複数の惑星に属するものなど、それらの所属は一様ではありません。また、他の艦隊は太陽系全体に属し、基本的に全セクターに仕える迎撃艦隊や、全体に仕える連合の艦隊もいくらか存在します。



   心で操縦する水晶テクノロジーの「電磁力そり」

   地下都市内の交通にはさまざまな形態があります。
   可能な距離であれば、たいていの人は歩くことを好みますが、スピードを求める場合には「電磁力そり」を利用します。「電磁力そり」はスノーモービルとよく似ていて、大地に沿って動くことが出来、横穴トンネルではかなりのスピードを出せます。たとえばこれで、シャスタ山からラッセン山近くにある第二の都市まで、ほんの二、三分で安全に移動できます。

   水晶テクノロジーで動き、大きなカゴとそっくりに見える空中を漂う乗り物を、私たちはバスケットと呼んでいるのですが、それはその中に入った私たち自身のマインドで導くことができます。どれだけ早く動かし、どこまで高く行き、どこに止まるのか、まさの意のままにコントロールできるのです。

   私たちのテクノロジーと交通のすべての形態は、自己責任に基づいています。「電磁力そり」はスピードが出るし、空中を飛ぶものは何でもそうですが、バスケットも誤用すれば危険が伴います。事故を防ぐため、都市内におけるすべての通信と交通はコントロール・タワーによって監視されています。

   それぞれ異なる方向からやってきた「電磁力そり」が衝突しそうだったり、誰かが無責任にバスケットを操縦していれば、コントロール・タワーは即座に警告し、危険が迫っていることを伝えたり、無責任に行動していることを伝えます。そしてもしあなたがその警告を聞かなかったら、コントロール・タワーはその乗り物を即座に止め、それ相当の期間、交通の利用が制限されます。それを無視してバスケットや「電磁力そり」に乗ろうとしても、動かすことができません。というのも、あなたの周波数が「オフ」にされるからです。

   電磁力列車「チューブ」

   チューブは「電磁力そり」やバスケットとは別の交通形態で、トンネルの中を走る高出力・高速の電磁力列車です。

   チューブは、岩石でできた長いトンネルのようなものです。たとえば、テロスとポシディッドを結ぶトンネルは、完全に丸く、車体はどことなく地下鉄に似ています。しかし電磁力のインパルスで走るチューブは周囲に力の空間を生み出すので、列車の側面がトンネルの側壁に接触するようなことは決してありません。最高速度は時速3000マイル(4800キロ)です。テロスとポシディッドの間を、わずか二、三時間で結んでいます。

   トンネルは幾つもの地底都市を異なる階層で結び、白熱高温を生み出すと同時に冷却する、水晶マトリックスを備えたボーリングの機械によってすべて補強されています。

   それは岩石や土を熱し、白熱高温化させた直後に冷却することで、ダイアモンド並みの硬さの物質へと変質させるので、支える構造物は必要ありません。しかも弾力性もきわめて高く、地震のときにはそれがゴムチューブのように動いて、破れることもないので、建物や洞窟の壁が崩壊することはありません。そして揺れが収まると、ダイアモンドの硬質の物質に戻って、再び必要以上のレベルで支えるのです。

   また、変質した岩や土は水をまったく通さなくなるので、完全な密閉状態を生み出します。だから、海底の下であっても地底都市は建設できるのです。




           「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                         抜粋したもの



*人体は「菜食」用に創られている

   シャルーラ・ダックス氏の話の続きです。

   テロスでは高度な水栽培法によって、バラエティに富んだ食料を生み出しています。わずかな土とたくさんの水を使った高度な水栽培法を利用すれば、成長が極めて早く、必要なだけ収穫することができます。ミネラルを与えるくらいで、基本的に肥料は不要です。土壌が枯渇することもありません。実際のところこの水栽培庭園は、数平方マイルとかなり小さいものです。しかし150万人以上の人々を満足させるのに十分な、バラエティに富んだ食料を豊富に生み出すことができます。テロスでの食料は、野菜、果物、穀物、豆、そして肉の代用品を作り出せる大豆のような穀物から構成されています。

   テロスが最初に建設された1万2000年以上前から、私たちは菜食を続けてきました。動物たちが証明しているように、食事と攻撃性には密接な関係があります。また人体は、もともと菜食をするように創られており、それ以外の食事が、実際に死と老衰を生み出しているのです。

   テロスのピラミッドは、宇宙から降り注ぐ光に同調して生きるために用いられています。
   テロスに神殿はメルキデゼクに捧げられています。メルキデゼクは宇宙的な聖職制度で、宇宙の至るところに「光の計画」をもたらしていくことだけを目的とした組織です。

   ピラミッドは白く、冠石は私たちが「生きた石」と呼ぶ石でできています。
   その石は金星からのもので、遠くから見ると、まるで水晶のように、その中を強烈な色の光が動いているように見えます。この地球に降り注ぐ宇宙からの光は、あなた方には同じに見えるでしょうが、月曜日には青、金曜日には白というように、支配的な光線が変わっているのです。

   それは、私たちがその日をどのように過ごすかの指針になります。というのも宇宙からの光は、私たちの精神や肉体の状態に大きな影響を与えているからです。たとえば青い光線が支配的な時は、やっかいな交渉も苦になりません。また黄色い光線が支配的な日は思考が冴えるので、私たちは一日の大半を研究に費やし、ピンクの光線が支配的な日には、芸術に精を出します。

   このように、宇宙に逆らうのではなく、宇宙と共に働くことで、私たちは無益なストレスを感じることなく、効率よく作業することができるのです。

    日曜日-
黄色 神の智慧・叡智に焦点を合わせる。

    月曜日-
ロイヤル・ブルー あらゆることにおいて神聖な意志に自分をゆだねる。

    火曜日-
ローズ・ピンク 神聖な愛のエネルギーによる変容と癒しを願う。

    水曜日-
エメラルド・グリーン 液体状の癒しの光で癒しを願う。

    木曜日-
黄金 神性の復活と回復を願う。

    金曜日-
白 次元上昇の炎。資格がないものすべてを浄化し、神聖な本質との一体化
            を願う。

    土曜日-
紫 変容と自由。障害物やカルマを取り除かれるよう願う。

     これらの神の光線を呼び出すことで、カルマや感情体を浄化することができます。


   テロスに限らず、地底で暮らす私たちにとっては、コンピューターはとても重要な役割を果たしています。
   コンピューターといっても、あなた方が使っているものとは異なり、有機物質によって稼動するマルチ追跡コンピューターです。それはわかり易く言うと、私たちが知覚できないものまで感知する生き物のようなもので、そのコンピューターは過去生やアカシャを拾い上げることができます。

   オーラも読むことができるので、私たちの具合の悪いところも分かります。また都市内でのすべての交信、アガルタの他の都市からの交信、地球外からの交信、地上での交信、さらにはラジオやテレビの電波など、つまり銀河中で起こっているすべての交信を拾い上げることができます。

   このようなコンピューターに私たちは生活の多くを依存しているわけですが、それをどのように利用しているのか具体的にお話しましょう。
   このような生物性のマルチ追跡コンピューターは私たちとの交信を絶やすことはありません。ですからその都度肉体的に必要とされるものだけでなく、私たちの魂の状態を音で表現して教えてくれます。

   また必要に応じて自分の過去生を見れば、過去に犯して忘れてしまった過ちから教訓を学ぶことができます。つまり魂のレベルで交信することで、私たちをより高い精神性へと常に導いてくれるのです。

   誰かを監視することが、善良な意思と利益につながる場合には、その目的でコンピューターを利用できますが、他の生命体に危害を加える目的では決して利用できません。利己的な目的にはまったく利用できないのです。光に害を及ぼさないということが絶対原則です。もしそれと直結するコンピューターが作動しないということは、そこに攻撃性や分離といった光に反するものがあるからです。

   私たちにとってコンピューターは、単なる道具ではなく、神聖な意識というものを教えてくれる有能な教師のような存在なのです。




           「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                         抜粋したもの




                           *****

*人間のDNAは本来「不死性」に創られている

   アダマです。
   地底都市テロスからあなたにテレパシーで話しかけています。
   私たちはみな、この日にメッセージを伝えるために、「一つ」になって集まっています。
   実際のところ私たちは、地下深くにいるわけではありません。あなた方の地表と同じ高度の麓にある、シャスタ山の巨大洞窟内にいます。

   テロスにおける私たちの生活は、地表にいるあなた方のそれとよく似ています。
   賃金を得ることはありませんが、私たちはみな仕事を持っています。なすべきことは全員が交代で行ない、私たちは永い生涯において多くの仕事を学びます。長く生きるだけ、多くの技能を磨くことができるのです。

   私たちは皆、熱心な勉強家で、あらゆることについてできるだけ多くを学びます。
   一つのことに熟達したら、別の分野に移って新しい技能を磨きます。そういうことができる恵まれた状況がここにはあります。

   たとえば、私たちが12本のDNA鎖を持っていることもその一つです。

   私たちはそのすべてを活用することで、遥かなる永い時代を通じて得た、自分たちの知識とテクノロジーのすべてを無傷に保ってきました。過去数千年の間で、失われた知恵や知識はまったくありません。それどころか、時の経過とともに新たな知恵と知識を獲得し、蓄積しています。12本のDNA鎖を持つことは、進化には明らかに有利なことです。



   あなた方は皆、光を携えた偉大なる戦士です。
   そして歴史の流れを変えるためにこの時期の地球にやってきた、過去の偉大な文明の生き残りです。

   あなた方は死と老衰の鍵を(暗号)を解読するためにここにいます。
   新しい連鎖における変化、つまり死に向かって下降する変化ではなく、不死に向かって上昇する変化である信念体系を創るために、ここにいるのです。

   これは人類にとって偉大なる飛躍であり、この変化がなければ、地球は3次元の現実を続けなければならない運命にあります。つまりあなたの役目はきわめて重要であるということです。

   そもそもわずか数十年生きただけで、創造主から完全に分離して死を迎えること自体、とてもおかしなことなのです。

   なぜなら人類のDNAは、過去においても現在においても、、不死を生み出すように設計されているからです。

   そして、どれだけの期間、現在の肉体にとどまるかの自分の寿命の決定権は、私たち自身の信念体系が握っています。

   あなた方が自分の信念体系を変えると、それはあなた方の臨界点に作用して、現在の死のコードを変化させるのです。

   これはあなた方の信念体系が「創造の完全性と調和」へと変われば、本来意図されている不死を得られるということを意味しています。

   短い寿命はあなた方の発展に限界を与え、同じことを成し遂げるために、繰り返し「生」を受けるという状況を生み出してきました。

   あなた方が信念体系を変えれば、地上におけるあなた方の寿命は、さらなる知恵を獲得しつつ、数十年かけてどんどん伸びていくことになるでしょう。




           「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                        抜粋したもの




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*すべてはエネルギーという光でできている

   私はアダマです。
   テロスは、地下深くの遠い
都市のようにあなた方には思えるでしょうが、精神においてはほんの少し離れているだけです。地球は、私たちの想念を即座に伝える優れた導体だからです。

   そして、私たちはみな想念であり、意識です。
   それが私たちを構成する本質です。
   想念は物理的な形態へと具現化し、実現化します。
   ゆえに私たちの想念は、いつでもどこにでもつながることができます。

   
私たちと交信するために深い瞑想を行なう必要はありません。あなた方が、地下に存在する私たちのことを考えればいつでも私たちのエネルギー場とつながり、私たちはその交信を感じて応答します。ですから、私たちのことを考えるように練習して、応答に耳を傾けてください。あなた方は、私たちの応答を直感で感じられるはずです。これを繰り返し行なえば、あなたのテレパシー能力は強化され、再び機能するようになります。

   それによって、あなたは自力で私たちや、あなたとつながりたいと思っている他の光の家族のメンバーとも、テレパシー交信できるようになるのです。 「習うより慣れろ」という格言があります。あなた方はすでに―神の輝きを知って理解して学んで習っているので、あとは慣れるだけでいいのです。地上にいるあなた方と地下に居る私たちの想念は、地球の「光の電磁グリッド」(光が共振帯域を振動させて双方に到達する)を介してつながっています。これはとてもシンプルなプロセスです。

   どんな形態であれすべてがエネルギーであり、光でできています。

   ですから自身のエネルギーだけで、私たちが想念においてつながる、いわゆる「オンライン」状態になれるのです。テレパシーは無料です。これは地上でも地下でも利用できる、最も自由な通話サービスです。このサービスを利用して、いつでも私たちに語りかけてください。

   私たちは常に地球の光グリッドにとどまっているので、昼夜を問わず、いつでもあなた方の呼びかけに応じられます。

   私たちとつながってください。それは、あなたがこれまで行なってきた通話の中では最高のときめきを与えることは間違いありません。

   ただ空洞地球へとダイアルして、私たちを呼び出すだけです。常にあなた方に応答するのは、あなた方の光の同胞です。

   あなた方の呼び出しを楽しみに待っています。




           「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                        抜粋したもの


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*自分の役を演じきる

   こんにちわ。
   ギリシャ本土から離れたエーゲ海のはるか地下に存在する、空洞地球のカタリア市で暮らしているミコスです。

   ここは私たちの土地の中心部で、もしあなたが地下800マイルまで降りてこられれば、そこで物理的に存在する私を見つけられます。ここで私たちは、平和で快活に、健康な身体と精神を持って暮らしています。地球内部の奥深くに暮らすことで、不死性を含めて、夢に描いてきたすべてのことを手にしています。

   平和な暮らしは不死を獲得する秘訣であり、今回はそれをあなたにお伝えしようと思います。実は、毎日どの瞬間においても、喧騒、戦争、辛苦はなく、あるのは純粋な喜びだけなのです。それが永遠に続くのです。私たちはこの秘密を発見してどれだけ感謝したことでしょう。なぜなら、これは生命の秘密であるからです。しかし、ひとたび発見すれば、それはとても簡単なことです。

   ただお互いに平和に暮らせば、私たちとともにすることを含めて、あなたが夢見ることのすべてを得られるのです。地上に平和があれば、私たちは物理的にあなたと会うことができます。そうすれば間違いなく、私たちは輝く肉体を持って、魔法のようにあなたの前に現れるでしょう。私たちの細胞が光を放ち、ひとたびあなたが地上で平和的に暮らし始めれば、あなたもまた細胞から同じ光を発するようになり、この光は周囲を包み込み、あなたが地表を照らすことが誰からも分かるようになるでしょう。そうなるとき、あなたは正式に惑星連合へ再び受け入れられるようになるでしょう。

   ただあなたが平和に暮らそうと決心するだけで、そのようになり、全宇宙はあなたの意志をサポートします。それは魔法ではなく、あなたの意志です。

   あなた方の政府は、コントロールするために戦争を考案することで、あなた方に混乱を生み出します。なぜなら平和な状態にあれば、あなた方は意識を上げ、自己を見出し、高次の自己と融合して、ついには不死を得ることを、そしてそれが彼らを廃業に追い込むことを彼らは知っているからです。そうなれば、彼らはあなた方を支配できなくなり、地球から一斉に立ち去るしかありません。ですから、彼らを追い払いましょう!

   あなた自身が平和になって、それを周囲全体に広げることで、これを行なうのです。
   あなたの意識が上昇すれば、大半の生命の謎には簡単な答えがあることを見出すでしょう。なぜならあなたが獲得したいと思っている周波数をすでに自分が発していて、それが今の自分であるとひとたび悟ったら、あなたの望むどのようなことでも、もうそれはあなたにやって来るからです。その波動はあなた自身とマッチするのです。

   別の言い方をすれば、あなたは自分の人生というスクリーン上で、「生み出したい役を演じて生きる」ということです。自分の役をうまく演じれば、あなたの夢はすべて実現するでしょう。それはあなた次第です。人生というスクリーン上でのあなたの役は、他の誰にも演じられず、あなただけにしかできないのです。ですからあなたの人生に夢を描いてください。それが不死への最短ルートです。

   不死は、唯一平和を通してのみ獲得できるものです。私たちはテロスで1万2千年間暮らしてきたことで、それを証明してきました。



            「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                        抜粋したもの



*人間は「闇の存在たち」にない能力を持っている

どのようにして生命がもたらされたのでしょうか?

   私はミコスです。
   地球は自己の創造性を内部に授けられている、永い歴史を持つ存在です。地球は、地上および地下の全生物が存続、成長、繁栄するのに必要なすべてのものを生み出すことができます。
   地球は高齢で、地上で暮らす存在やすべてを生み出す方法も高齢です。
   創造に例外的なことはなく、すべての次元上昇した存在に授けられて実践してきた、有名な方法に従っています。
   すべての物質は光からできており、100%純粋な光は一瞬のうちにあらゆるものを創造できます。それが創造の実態であり、それゆえ、自分が生み出す思考と感情に気づくようにあなた方に言っているのです。

   さて、どのようにして生命が地球にもたらされたのか、というあなたの質問に答えましょう。
   時の始まりにおいて(はじまりはないのですが)、生命体はこの宇宙の創造主によって創られ、さまざまな光のレベルにおいて、異なる形態と多様性をもって発展していきました。   
   あらゆる生命体は、子孫を残すという形で、それぞれの野心や欲望に応じて、ある者は「光と理解の偉大な存在」になり、ある者は惑星を創造する偉大なマスターに進歩し、またある者は特別なことは行なわず、ただ現状にとどまり楽しみます。

   自己を進歩させた者たちは惑星を創りだし、その惑星に住み着き、生命体を他の惑星に移動させます。地球の場合、いくらかの生命体は地球を起源としていますが、物理的な形態で生命を体験し、成長・進歩するために、多くは地球外の惑星からもたらされました。

   ここに来た大半の存在は、「密度」における異なる体験を求めていました。彼らにとって地球は、さまざまな意識が物質化した物理的な体験の場であり、自分に喜びを得られる物理的感覚を利用できる実験場的な存在だったのです。しかし彼らはここに捕らわれてしまい、誤って用いると、肉体も自分に痛みを与えるようになるとは思ってもみなかったのです。それで彼らは、ひとたび肉体を持ってここへ来ると、今日の科学者がDNA実験を行なうように、人間、動物、食物、植物の遺伝子操作を行なうようになりました。

   こうした地球の状況を見て、さらに地球への来訪者が相次ぎ、これが荒廃と混沌を生むことになりました。彼らは光に向かう者ではありませんでした。
   その性質はおもに「闇のエネルギー」にあり、その「闇のエネルギー」はゆっくりと地上のすべてのもの、特にあなた方の政府を支配していきました。
   闇の存在が、政治家が手なずける企業をコントロールすることで、あなた方の惑星の生態系が破壊されてきたのです。このような他の星系から来た闇の存在は、宗教戦争や対立を生み出して、いまや地球におけるどの組織にも潜入しています。

   つまり、地球はシンプルな生命体から始まりましたが、その後、他の星系から異なる存在がやって来たということです。彼らの内のいくらかは光の存在でしたが、またある者たちは闇の存在でした。現在、闇の存在の多くは光の存在へと変わっていますが、いまだに地球をコントロールして、地球の人々を奴隷化する欲望にしがみついている人々がいるのです。

   他の太陽系や銀河からやって来た人々の一部は、地球内部が原初の純粋な状態に保たれた隔離空間であることを知り、地上からの自由とプライバシーを求めて、そこに住むことを決めました。そして前の本(「超シャンバラ」および「空洞地球」)のメッセージで説明したように、彼らは地球内部で維持できる生態系を生み出しました。

   もしあなた方が「宇宙の法則」を理解し、自然の精霊や神霊に働きかければ、あなた方が求めて欲するものすべてを与え得る、信じがたいほど健康的な生態系を簡単に生み出すことができます。これが、空洞地球の住人たちがずっと行ない続けていることです。彼らは自分の心と精神を使って生命力を理解することで、森羅万象に存在する生命力を呼び込み、完璧にこの生態系を維持しています。

   シンプルな生命体のなかには、地球が形成されるに従って、地球自身の物質から進化したものもいます。それは地球自身が生命体を求め、ここで生きるように促したのです。しかし一方で、ある生命体は地球に招かれずにやってきて、闇をもたらしました。

   実は、宇宙に存在する万物は、人体を含めて実験的に生み出された存在なのです。中でも人体は最も精巧で、壮大な存在として生み出されたもので、並外れた能力を持っています。たとえば、同時に二ヶ所に存在したり、空中浮遊や瞬間移動、自然霊や天使、高次元マスターと会話したり、地球の中心部を垣間見たりする能力が備わっています。

   闇の存在は、どのようにして人間の体が機能し、複製されるのか、そしてどのようにしたらそのような能力を持ち得るのか知ろうとしているのです。アブダクション(UFOにさらわれ、人体実験されること)が行なわれてきた大きな動機は、いかにあなた方の体が機能するかを見ることで、そのような能力を自分たちの体に移し、確立することにあります。

   しかし、彼らにそれはできません。

   それで彼らは、あなた方の能力を押さえ込もうとしているのです。地球に巣くう闇の存在も同じで、「自分が何者で、実際に自分の体に何ができるのか」ということを、あなた方に自覚させないように、彼らはマスメディアを通して、「自分は無価値で、貧しく、犠牲者で、罪びと」であるかのように思い込ませています。彼らは、眠れる大衆の上に君臨し、授けられた能力に気づかせないように、あなた方を仕向けているのです。

   ですから今、目を覚ましてください。

   あなた方は不思議な存在で、私たちに可能なことはあなた方にも可能であると知ってください。
私たちは自分の目で銀河を見ることができ、地表に立っているあなた方を見ることができます。あなた方も「X線ヴィジョン」や「千里眼」を使えるようになれば、私たちがテロスや空洞地球で立っているのが見えるようになります。

   今のあなた方にそれができないのは、闇の存在があなた方に備わった能力を封じ込めることに成功しているからなのです。たとえばあなた方の企業は大気や水を汚染し、携帯電話のような電磁波を利用するものを普及させています。それによって生態系は破壊され、あなた方は本来つながっていた万物と分断されるようになりました。彼らはこのようにして、あなた方の回路をオフにしてしまったのです。

   しかし地球と人類は、その意識レベルを上昇させて、闇の下で光を通し、あなた方をより高い次元へと持ち上げようとしています。あなた方の中で抑圧されてきたものは完全に回復されて、闇の下を去って行くことになります。闇からすれば、あなた方がどこへ行き、どのように彼らから逃れたのかわからないまま、今いる世界にとどまることになります。彼らは自分たちが行なってきたことの無益さと教訓を学び、光を求めて更生しない限り、このまま互いに戦争を繰り返すしかないのです。




            「地下存在との対話」ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                        抜粋したもの


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*自分の中心に留まり、常に愛のある選択をする

私たちは3次元から5次元に次元上昇するとのことですが、なぜ4次元を飛び越えて5次元に移行するのでしょうか? もし私たちが5次元に到達した場合、6次元、7次元とさらに高い次元を目指すことになるのでしょうか?

   
私はミコスです。
   複雑な質問ですが、お答えしたいと思います。
   まず、あまり次元にとらわれずに、むしろあなた方のエネルギーを引き上げ、それを高い意識レベルへと導くことに集中するように言っておきます。なぜならそこに高次元が存在するからです。あなた方の意識が高まらなければ、高次元へとアクセスできないということです。

   あなた方は直接5次元へと移行します。
   というのは、あなた方を直接5次元へと強く移行させる加速した「次元上昇計画」の一部として、4次元は、高次元の霊的な聖師団によって解体・削除されつつあるからです。

   そこは、直接光へ向かえない「道を踏み外した魂たち」が長いこととどめ置かれるところとして利用されて来ましたが、現在、このシステム自体が変更されています。ですからもはや、旅立つ魂たちが未発達の次元に捕らわれることはありません。光へと近づくために何十万年も待ち続けることはなく、誰もが直接5次元へと移行できるようになっているのです。

   そこから先は、あなた方次第です。5次元の意識に到達してそこに腰をすえた時点で、あなたはその先の目的地を選ぶことになります。

   ある者は他の魂たちが、意識のすべてを取り戻せるよう手助けするために3次元の地球に戻り、またある者は、自分の魂とその周波数が調和する「母星」へ戻ることを選択するかもしれません。あなた方の母星(ホーム・プラネット)は、魂の発達度に応じて、それぞれ異なる次元に存在しています。つまりある者は6次元の惑星に、ある者は7次元の惑星に、またある者は8次元の惑星に帰郷するということです。また、今しばらく5次元にとどまって、平和と豊かさを体験しながら自己を磨く者もいます。

   ひとたび5次元に到着すると、先のことを心配する必要もなければ、選択を急ぐ必要もありません。そこではあなた方が求めていたものはすべて、いえ、それ以上のものが与えられることでしょう。ですから常に自分の中心に居るようにし、周囲のすべてのものに注意し、常に前向きな愛のある選択を行ない、すべてのものに愛を与えてください。これが、あなたの認識を高め、意識を発展させる一番の近道です。内なる地球の私たちは常にあなた方の側に立ち、優しく道案内していることを忘れないでください。


   
私たちの世界は崩壊しつつあるように感じられますが、なぜでしょうか?

   
私はロザリアです。お話する機会を待っていました。
   テロスには言葉で表現できない美しさが満ちており、地上の山々や荒れ野と違って、あなた方を魅了するでしょう。川や小川はいまだに原初の状態にあり、大気も新鮮で澄んでいます。

   ここには化石燃料を利用した産業はありません。実のところ、産業自体が存在しないのです。私たちが必要とするものすべては、シャスタ山の頂で見られるレンズ上の雲としてカモフラージュされた、銀河連合の光の宇宙船でもたらされます。

   あなた方の世界の崩壊については、、お話したいことが本当にたくさんあります。
   こうした状況をもたらしている最大要因は、非常に多くのレベルで起こっている汚染です。 あなた方が目で確認できる物理的な汚染だけでなく、非常に多くの人々の心が汚染され、堕落してしまっているのです。

   メディアによる意識的な大衆操作により、恐怖、否定性、混乱で心を曇らせられ、その結果、簡単に操られてしまうのです。

   
自己を正しく導き、最善の選択を可能にさせるのに唯一必要なものは、明晰な思考力です。明晰な思考力がなければ、市民としての関心ではなく、政府や企業の関心に沿った選択をしてしまうでしょう。

   テレビのスイッチを切って、時間が取れたら、森の中を歩いたり、近所を歩いてみてください。頭をクリアにして、思考を自由にすれば、宇宙に向かってさまよい、自由と希望を見つけることができるでしょう。




           「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                        抜粋したもの




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*「宇宙の法則」に従って生きる

近年、太陽活動が活発化しており、地球に降り注ぐ宇宙線も強まっているように感じられます。地球環境の破壊も加速化し、気象が不安定化しています。この温暖化現象は、宇宙レベルで起きている自然現象なのか、それとも人間による環境破壊に主な原因があるのでしょうか?

   私はミコスです。

   確かに過去数十年、いえそれよりももっと昔から地球は温暖化しています。
   このようなことは、地球と地球のすべての生命存在を、急速に次元上昇させるために起きています。
   変化が起きるためには、地球の周波数が変化し、地上や地中だけでなく、あなた方の意識の中でも起きなければなりません。
   
   地球の温暖化は、フォトン・ベルトへ向けて火をつける準備を整えているために起きている現象です。地球の意識に火がついたことで、あなた方も含めて地球上のすべての存在の意識が熱くなり、地球をより高い次元へと急激に向かわせる勢いが増しています。宇宙と地球におけるさまざまな変化は、これに寄与しているということです。

   だからといって、汚染や破壊を肯定しているわけではありません。
   地球の五次元への飛躍は全生命とともにする必要があり、地球はこれまで、全生命がそれに必要な体験を積むのをずっと待ち続けてきました。ところが汚染と破壊があまりに酷く、もはやそのような悠長なことは言っていられません。

   人間によって地球という体と大気が破壊されて瀕死状態にある今、必要とされている意識をあなた方も早急に獲得することが求められているのです。

   またご指摘の通り、太陽の周波数も高まっており、それがこのような変化に影響を与えています。これは偶然ではなく、地球と太陽系が次元上昇へと向かう過程として予定されていた変化の一つです。すべてが「ヒート・アップ」すると意識が発展して、惑星、太陽系、銀河が高次元へと上昇する準備を行ないます。幾時代も続いてきたパターンが、突然、この200年から300年という短期間で変化するのです。それは来るべき時に向かっていることの証拠であり、あなた方は今、地上でその変化を目の当たりにしているのです。

   空洞地球の私たちはこのような変化に立ち会っていません。汚染や破壊という要素がここには存在しないからです。しかし私たちも、自己の存在の内部からその変化を感じることができます。遥かな昔に私たちがここ空洞地球に来てから、ここにあるすべてのものはなおも原始の状態にあり、とても平和です。私たちは地上だけでなく、この太陽系や銀河で起きているすべての変化を把握していますが、このような変化は受けていません。

   それは私たちの内なる光が発する輝きが、自分たちを永遠なる至福の状態にとどめているからです。この内なる輝きは、あなたや、あなたが触れるもの、あなたを囲むすべてのものを純粋で原始の美の状態に保ちます。それは、それぞれの人のオーラの中から発せられるもので、次元上昇がこの状態を生み出すのです。

   太陽の周波数もまたこのような変化を起こすために増幅しています。
   これは、3次元の太陽系が5次元に移行する自然な過程の一部です。しかし、破壊と汚染はその過程を急き立てており、地球人類を自分の行動や思考、感情に目覚めさせる警告のベルを鳴らしています。なぜなら、あなた方の思考、感情、言動、行動もまた、破壊や汚染を招いているからです。これが破壊のもう一つの形態です。

   こうした状況の中で、人々は今まさに目覚めつつあります。
   自己変革のワークショップが急増し、自分自身や自分の行動を理解し、自分の思考や感情をどのように利用すればよいかを学ぶ人が増えています。そして、自分の人生に望まないことではなく、望むことをどのように生み出すかを考えるようになっています。たとえばアメリカでは、「The Secret」というDVDが大きな話題を呼んでいますが、これは自分の思考、感情、言動、行動に気づくだけで、富、繁栄、平和、健康をもたらす「宇宙の法則」について説明したもので、それをどのように利用するかを教えています。私たちは日本の人々にこのDVD観賞をお勧めします。

   なぜなら、あなたが「宇宙の法則」に従えば、自分の人生だけでなく、地球をも変えることになり、地上で破壊や力を示すのではなく、穏やかに慈しみの心で次元上昇することができるからです。

   これは質問からそれたように思われるかもしれませんが、そんなことはありません。なぜなら、「宇宙の法則」がすべてをつなぐものであり、すべてのことをシンクロニシティー(共時性)のもとに機能させ、望む結果をもたらすからです。その「宇宙の法則」のもとに、今、地球も太陽もヒート・アップしていて、あなた方の意識も拡張しています。そして5次元の意識状態へ向けた壮大なる移行に対して、すべての準備が整えられると、それぞれの思考が時間差なく実現するようになるので、あなた方は自分の思考のすべてを絶えず認識することになるでしょう。

   しかし今のあなた方には、思考、感情、言動、行動と、その結果との間に見られる時間差が大きいので、目を曇らされています。(自分の思考や感情によって創造されたものが実現するまでの時間が余りに長いので、起きてきた出来事は自分が生み出したことに気がつかない)

   自分の人生のすべては他ならぬ自分がすべて生み出していること、つまり、思考と現実の関連性をあなた方は見出していなかったのです。もし地上の人間が自分の思考をコントロールすることさえできれば、地球における次元上昇は、平和と繁栄の中に、穏やかさと慈しみと共に起きるでしょう。ハルマゲドンが起こる必要はないのです。




            「地下存在との対話」ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                        抜粋したもの



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重要なのは環境改善よりも人類の意識が変化すること

Q、  現在、地上の人類は環境破壊や異常気象、病気、貨幣経済など資本主義による弊害をたくさん抱えています。こうした現状を改善するために私たちは何をすればいいのでしょうか? 

   
私はミコスです。あなたの質問にお答えします。
   まず、地球は生きた存在で、その環境も生きていることを理解してください。
   風、水、火といった地球の構成要素は「エレメンタルズ」と呼ばれ、それぞれ意識を持って生きています。地球は調和、バランス、感受性、愛といった聖なる特質で満たされています。
   地上の問題は、人々自身が自己の素質を発展させず、それゆえに他人に対しても、生きている地球の中にもそれを見出せないことにあります。ひとたび人類の意識がより次元の高い状態に到達すれば、大地や山や川、木々など、すべてのものが生きていることに気づくようになり、さまざまな異なった形態をとっている同じ「生物」であることを認識できるようになるでしょう。

   そして人々がさらに意識的に地球と調和していくならば、あなた方は地球と結びつくようになり、地球と人類は本来一つであることを理解するようになるでしょう。こうした調和の心が築かれると、人々は聖なる存在としての地球に畏敬の念を持つようになり、当然、環境破壊はなくなります。
   
   つまり重要なのは、環境を改善することではなく、むしろ人類の意識を高めることなのです。そうすれば、環境を破壊することは、すなわち自己を破壊することと同じことであると人々は理解するようになります。

   破壊を食い止めるのは人々の意識です。

   確かに技術的な装置は、すでに存在しているダメージを回復させる助けにはなりますが、それだけでは根本的な解決には至りません。

   空洞地球やテロスにおいて、私たちは「自分が何者なのか」について、すでに理解しています。この生涯で得た外見的な形態だけが異なるだけで、私たちは本質的には地球という存在と同じものであり、違いは存在しないことがわかります。なぜなら私たちの認識能力が高まると、意識はすべてを包み込むことができるようになり、それは五感を遙かに超えて、大地や木々や花々から発せられる生命力をも見ることができるからです。

   私たちは、大地を含めた地球に存在する万物すべてが生きていること、そしてそれを傷つけることは自分を傷つけることと同じであることを理解しています。ですから私たちは木々を含めた他の生物に害を与えたり、地球の体から鉱物などを掘り出すことは決して行ないません。

   私たちの器官が体の一部であるように、鉱物は地球という体の一部を成しています。
   もし器官が取り除かれてしまえば、バランスが崩れ、失った部分を埋め合わせるために体は、より激しい活動を自らに強いることになり、そして病気になり、やがて死を迎えることになります。これが私たちの地球で起きていることなのです。

   体内から豊かな資源である、金、銀、ウランや石油、他の貴金属などの鉱石を奪われた結果、自らの身体に大きな萎縮や偏りを自覚している地球は、自己の激しい活動を通じて再びバランスを取り戻そうと、地殻変動や、都市の破壊などを起こしているのです。

   ですから、答えは地球にではなく、私たちの側にあります。
   地球を、意識を持った「生きている存在」として認識していない私たちに対して、地球はただ反応しているだけなのです。

   私たちが地球の神聖さに対して早く気づかなければ、地球は大変動を起こして私たちをなぎ倒し、吹き飛ばしてしまうでしょう。目下、地球は異常気象や噴火から多くの人々を守ろうとしていますが、私たちが地球の森林を破壊し、海を汚染し、毒気で大気を満たすことを続ければ、それはますます激しさを増し、地球内部で生み出される力を制御できなくなるでしょう。地球は、私たち同様に、呼吸困難に陥っています。わたしたちはまさに自分たちが吸う空気を汚染しているのです。

   環境を改善するために、地球に対して何もする必要はありません。

   私たちが自分を変えれば、地球の気候や環境は自然に変わります。

   地球は私たちの思考や言動、行動を反映しているだけであると覚えておいてください。

   この惑星は私たちのホームであり、それを破壊することは狂気の沙汰です。
   自分たちの家を破壊して、いったいどこで暮らそうというのでしょう。無益に、自分とは異なる形態の体を持つ、自分自身に他ならない他者や動物たちを殺すことは、地上に存在するすべての生命との繋がりに無自覚であることの証拠でもあります。

   すべての生命との繋がりを深く認識し、存在するすべての生命を尊重している私たちは、決して木を伐採(ばっさい)したり、大地をアスファルトで覆ったりしません。地球は生きていて、呼吸している存在で、地球の体もまさに私たちと同じく呼吸する必要があるからです。

   現在、膨大な量の宇宙エネルギーが地表に注がれています。

   人々は数百万単位で目覚めてきています。

   彼らは存在するすべての生命の神聖さを悟り始めており、味覚や触覚、臭覚や聴覚、視覚という肉体的な五感を超えた感覚を感じ始めています。彼らは高次元の意識的状態に存在することのできる力に気がつくようになっており、唯一これが地球を救うでしょう。

   世界中の人々がこの高次元の意識的状態(臨界点)に到達する時、突然のように誰もが目を覚まし、破壊は終焉するでしょう。

   環境ではなく、自分自身を通じて環境破壊を克服してください。
   空洞地球や他の「光の地底都市」にいる人々は、かつてはるかな昔にこれを学んだのです。



          book  「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                         抜粋したもの


*シャスタ山の洞窟に移り住んだ人々 

     この間、アガルタ・ネットワークとの統合が進みました。
     すでに説明したように、アガルタはいくつかの地底都市の連合です。地底には120を超える都市があり、そのいくつかは、ヒュペルボレイオスからの存在が住み着いた小シャンバラのように、非常に早い時期に造られました。

     彼らの身長は約12フィート(365センチ)ありました。実は太陽系の他の惑星と同じように、この惑星地球の人類はもともとは約12フィートの身長があったのです。(上空の保護層である)外被を失ったことで、それまでとは比較にならないほどの大量の太陽光線が地表に到達するようになると、それに対処するために、私たちの体内で変化が起こりました。レムリアとアトランティスが沈んだころには、すでに人類の身長は7フィート(213センチ)にまで落ちましたが、現在地底都市にいるアトランティス人とレムリア人は当時の身長を保っています。そしてお分かりのように、地表で暮らす人々の身長の変化は続き、現在は大半が6フィート以下ですから、わずか1万年で、1フィート以上低くなったことになります。しかしその傾向は反転し始めています。私たちの精神性が大きく成長しているので、ゆっくりとではありますが、この惑星における本来の身長に向かって戻っているのです。

     アガルタ・ネットワークの中で、加盟が認められているのは、他者を傷つけず、侵略しない、「光=愛」の原則に基づいた都市だけです。アガルタ・ネットワークに加盟する都市の中で、レムリアのテクノロジーと理念をベースにしているのはテロスだけではありません。「ラーマ」というインドの地下にある都市もその一つです。(インドのもともとの名前アラマAramaに由来) アラマ文化は、いわゆるアーリア人がインドに入る前に、ほぼ純粋なレムリア人が築いたものです。

     実は、4,5万年前にレムリアを去り、アジア、インド、中央ヨーロッパに広がって落ち着いた集団で、ウイグル人と呼ばれる彼らも、地下都市を造り、このネットワークに加盟しています。チベットの首都からそれほど遠くないチベットの地下にあり、チベットのラマ教の僧院によって守られている「ションシShonshi」はウイグルの都市です。ゴビ砂漠の地下にある「シングラShingla」もまたウイグルの都市です。

     マットグロッソ台地の下には、「ポシディッドPosedid」と呼ばれるアトランティスの都市があります。またその少し北の大西洋の下には、別のアトランティスの都市があり、他にいくつか小さな衛星都市もあります。

     これらはみなアガルタ・ネットワークのメンバーです。そしてどの大都市とも関係しない、独立した都市がいくつかあります。それらは単に、地上での出来事から逃れるために地底に建設されました。いくつかの都市はアトランティスとレムリアの大災害の前に、またいくつかの都市はその後に造られました。


     シャスタ山の洞窟を利用して造られた
        地底都市テロスの構造と詳細


   シャスタ山の洞窟は床から天井まで数百フィートほどの高さがあり、シャスタ山の麓まで広がっていました。
   外側から見れば洞窟の頂上は山の五合目あたりで、底はちょうど山の麓あたりにあります。地底都市テロスはこのドームを利用して造られたとお話しましたが、もう少し詳しく言うと、その下にさらに、5階分が建設されました。各階には十分な広さが取られ、一番下の階は山麓からさらに1マイル(約1.6キロ)下に位置しています。

   数平方キロ規模の五つの階は、それぞれ利用目的が異なります。最上階はいわば都市の中枢部です。公共の建物があり、大多数の人々が暮らしています。上から二番目の階は製造と教育活動の場であり、ここで暮らす人々もいます。上から三番目の階は、もっぱら私たちの食料供給を支える水栽培場であり、その下の階は、半分が水栽培場、残りは自然となっています。

   一番下の階は自然の階層です。1マイル以上も地表を下ったところに、私たちは湖、巨木、公園のような環境を造り出し、そこでは動物たちが暮らしています。動物たちは長い間ここにいて、もはや攻撃性はありません。攻撃性は、恐れから生まれます。それは人間も動物も同じです。神殿や聖職者たちの働きかけによって、ここでは恐れは必要ないことがわかっています。私たちは実際に、子羊とともに横たわるライオンの姿を見ることができます。ここにはまた、私たちが絶滅から救った動植物がたくさん存在し、人々の憩いの場となっています。

   このような自然階があるのはテロスだけではありません。
   ポシディッドや他の地底都市の自然の階層でも、たくさんの植物や動物が保護されているので、地上では絶滅した多くの動植物も、地底にいる私たちは見ることができるのです。
   剣歯とらやマストドン、ドードーも地底では健在です。恐竜は保護するには少し大き過ぎて地底都市にはいませんが、いくつかの恐竜はコンゴやアマゾンの熱帯雨林地域でなおも生息しています。さらに有名なネス湖のネッシーのように、水中には多くの恐竜がいます。

   地底都市にいる動物たちが恐れを克服したことで攻撃性がなくなったことは先ほど述べましたが、それによって地上では肉食だった動物も、ここでは菜食になっています。もしあなた方が地底に降りて来られれば、大きさや力強さの違いこそあれ、ペットの猫とともにいるがごとく、剣歯トラやベンガルトラと戯れることができます。たとえ大型のネコ科の動物でも、適切な環境で育てば、実際はとても穏やかで愛らしいのです。

   この事実は、地底と地上の二文明を最終的に再統合させるという目的に、私たちを立ち返らせます。何が保存され、何が準備されてきたのかを振り返ることで、再び一つの惑星、一つの文明へと向かわせ、人々は自由に地上でも地底でも、その両方で暮らせるようになるでしょう。



           「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

                        抜粋したもの



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*アトランティスとレムリアの戦争 

残されたレムリア(主にテロス)の人々が大陸破壊の余波に対処する間にも、地震は続きました。その地震は、現在のあなた方が使っているリヒター・スケール(10段階の目盛りからなる計測)では測れないほど大きく、特に大陸が沈む際には惑星全体が反応し、地震はマグニチュード15相当にまで達しました。その地震の破壊力はすさまじく、膨大な犠牲者が出たのですが、特筆すべきはその死因です。

     それは建物が倒壊するといった地震の揺れに起因するものではなく、極めて激しい揺れが大気を通して生み出す鋭い音によって多くの人が亡くなったのです。地震は局地的なものではなく、地球のいたるところで液状化現象が起こって泥の海のようになり、レムリア大陸だけでなく、多くの都市を飲み込みました。

     大陸自体が沈むと、巨大な津波が発生し、場所によっては数百マイルも内陸にまで及びました。それはカリフォルニアの海岸から始まった津波がオクラホマシティ全体を飲み込んでしまうくらいの規模で、地震同様に凶暴でした。また小さな揺れが休みなしに続く群発地震も局地的に発生し、まったく揺れが止まらないところもありました。

     この惑星の相談役であるハイアラーキー(聖師団)は、これが起こることを理解していました。それで、このような状況下ではアトランティス人も多くは建設できないと考え、彼らもレムリアが破壊される前に都市を建設しようとしました。また同時に、トスとして有名なレムリアの高僧の監督下で、エジプトの大ピラミッドが建設されました。そしてアトランティスの記録室は、アトランティスの記録だけでなく、レムリア、パーン、オグ、ヒュペルボレイオスなどといった、高いレベルまで到達した他の文明のすべての記録を保管するために利用されました。
アトランティス人は、レムリアが沈むのとほぼ同じ頃、聖職者や偉大な科学者、哲学者等を優先して、来るべき大変動から逃れようと自分たちの都市へと移りました。 レムリアが沈みだすと同時に始まった揺れは間断なく続き、アトランティス大陸は200年かけて完全に沈没していきました。

     「もしアトランティスやレムリアが存在していたのなら、なぜもっと地球の表面に証拠が残っていないのか・・・」、私はこれまで何度となくこのような質問を受けてきました。答えはもうおわかりでしょう。ほとんどの都市は絶え間ない揺れで瓦礫と化し、運よく難を逃れたものも、その後の地震や津波で粉砕・一掃されました。地震や津波から生き延びたとしても、彼らには飢えや病気が待ち構えていたのです。

     200年で二つの巨大な大陸を失った惑星は、約2000年間も揺れ続け、アトランティスとレムリアの戦争で使用された核兵器の影響はなおも続いていました。さらに大気中に大量の粉塵が投げ出されたことで、アトランティス崩壊後300年近くも、明るい太陽の光が大地に降り注ぐことはありませんでした。太陽光が長期にわたって遮断されたために、絶滅してしまった動植物は少なくありません。

     現在のエジプト、ペルー、ローマ、インドなどといったエリアでは、文明のいくらかは生き残ったものの、それぞれの文明における最高度の要素を失い始めました。太陽光の遮断により、たくさんの機械が停止してしまったのです。

     多くの人々が都市から出て行きました。建物がいつ倒壊してもおかしくない都市で暮らすことは、手をこまねいて死を待つようなものだったからです。実際、非常に強固に思えた建物でも、300回から400回も繰り返される地震を体験して、使い物にならない状態でした。それに耐え得るように神聖な幾何学を用いて造られた大ピラミッドのような建造物は地震に持ちこたえましたが、大多数の都市は完全に瓦礫と化しました。

     多くの地域で、人々は都市を再建しましたが、もはや以前のような技術力はなく、どの都市も以前より少し原始的になったのです。

     アトランティス人たちは、現在のブラジルにあるマットグロッソ台地(当時アトランティスの領地であった)の下に建てられた都市へと移り住みました。おそらく地上で起こっていたことを理解すれば、、どうしてレムリア人やアトランティス人が地下で暮らすことを選択したのか、理解できるでしょう。





           「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

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*2万5千年前の地上の核戦争

  これから、地底都市テロスの大使として地上に現れたとされるシャルーラ・ダックス氏が、1993年に肉声で残したカセットテープ「地底都市の秘密」の内容を紹介します。本章ではテロスの歴史的・地理的背景や概要などが語られます。

     まず、二つの大陸の話をします。
    一つは、大平洋に存在した「アトランティス」と呼ばれるもの、もう一つは、大西洋に存在した「レムリア」あるいは「ムー」と呼ばれるものです。(レムリアはインド洋、ムーは太平洋に存在した大陸として区別された時期もあるが、現在ではいずれも太平洋に存在した大陸とみなし、同一視するする傾向が強い。)

     2万5000年前、この二つの大陸はイデオロギーの相違で互いに対立し、争っていました。両者はともに、最高レベルの文明を持つ「お山の大将」のような存在だったのです。その当時、文明をどの方向に進めるべきか、互いに異なった見解を持っていました。レムリア人は、遅れている文化はそのままにして、彼ら独自の歩みに沿って発展するのがよいと考えていました。一方、アトランティス人は、未発達の文化もすべて二つの文明の統治下に置くべきと考えました。

     この見解の相違は、アトランティスとレムリアの間に一連の戦争を引き起こしました。

    その時、熱核装置が使用されました。戦争が終わって塵が晴れてみると、どこにも勝者はいませんでした。そのときの痕跡は、オーストラリアの奥地、モハベ砂漠、ゴビ砂漠やサハラ砂漠の一部などがその名残で、この種の戦争の無益さを物語っています。 高度に文明化した人々は、この戦争によってかなりの低いレベルにまで品格を落としましたが、彼らも最後には、自分たちの行動の無益さを悟りました。

     彼ら自身の攻撃性が国の弱体化を招いただけでなく、1万5000年以内に完全に二つの大陸が沈んでいくことを知ったのです。そして実際に、アトランティスは大変動の第二波を受けて、大きな一つの大陸からいくつもの島々へと分断され、レムリアも実質的には同じような運命をたどりました。

     1万5000年も先の未来に起こることを知った当時の人々の動揺は、あなた方が想像する以上に大きなものでした。というのも当時、人々は2万年から3万年生きるのが普通であり、その大混乱を引き起こした多くの人々が、自らそれを体験することになるからでした。

     レムリアは、アトランティスよりも200年ほど前に沈みましたが、「その日」に備えて、どちらの文明もアガルタ・ネットワークに地底都市の建設を嘆願していました。アガルタ・ネットワークは、小シャンバラと呼ばれる都市によって管理される地底都市のネットワークです。(大シャンバラはゴビ砂漠の上に存在するエーテルレベルのシャンバラで、小シャンバラと区別している)   地球が外被を失い、放射線を浴びるようになって以降、(かつては上空に保護層があり、放射線の犠牲になることはなかった)ヒュペルボレイオス大陸(ギリシャ神話に登場する伝説の民族が暮らす極北の理想卿)が空となり、小シャンバラは造られました。それで彼らは、1万年以上前に地底都市の建設を始めたのです。

     アトランティスとレムリアによる地底都市建設がアガルタ・ネットワークに受け入れられるにあたり、彼らは圧制と戦争で教訓を得たことを小シャンバラに証明しなければなりませんでした。それだけでなく、宇宙連合のような他の機関にもそうする必要がありました。というのは、アトランティスもレムリアもその連合のメンバーだったのですが、彼らが互いに対立して戦闘姿勢を強めた時、一時的に除籍された過去があったからです。再び連合のメンバーとして承認されるためには、二度と同じ過ちを繰り返さないことを証明しなければならなかったのです。

     レムリア人が自分たちの都市建設の地として選んだのが、シャスタ山です。カリフォルニアはレムリア大陸の一部で、コロニーの一角でした。彼らはシャスタ山が偉大なる聖地であり、大変動があってもこの辺り一帯は生き残ることを知っていたのです。彼らはシャスタ山から延びる溶岩トンネルの道筋を変更したので、再び火山が噴火することはなくなりました。またシャスタ山には、すでにとても大きなドーム形の洞窟が存在しており、それを利用して、現在私たちがテロスと呼ぶ都市を建設したのです。

     テロスとは、「精神とのコミュニケーション」、「精神との調和」、精神との協調」を意味し、もともと、現在のカルフォルニアの大部分を占める南西部の広い地域がそう呼ばれていました。レムリアの本島から少なくとも100万人は救助できるものと考えていた彼らは、地下都市を最大で200万人収容できるように建設しました。しかし実際に救助されたのは、わずかに2万5000人でした。その多くは大変動が始まる前にテロスに移った人々でした。

     レムリアを第二波が襲ったとき、火山が余りにも早く噴火を始め、大気中に多くの粉塵(火山灰)を飛ばしたために、ほとんどの人が逃げられなかったのです。記録されたものなどはすでにレムリアからテロスに移されており、神殿もテロスに建設されていましたが、レムリア文化で残されたのはその記録だけでした。

     


           「地下存在との対話」 ダイアン・ロビンス著 徳間書店

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*臨界点は2012年までに5500万人の目覚め

     2012年までに地上の5500万人が目覚めること、それが次元上昇(アセンション)の臨界点です。現在、2900万人を越える地上の人々が、自分が何者であるのかに目覚めています。2012年までに到達することが期待されている臨界点は5500万人です。この臨界点に達すると、私たちには1万年の平和が保障されます。それはまた、公然と人類に宇宙の法則を教えるために、マスターたちが視覚的にも物理的にも地表を歩けるようになる臨界点なのです。地球は、宇宙においてかなりの騒ぎを生み出しています。地球全体はこの銀河全体を、より高い次元へと動かす「ドミノ効果」を起こして次元上昇していくでしょう。それは名誉ある神の祝福です。それは星々の爆発的反応で、創造の一つの心へと拡大するあなたの心です。

     人類を含めて地球の豊富な資源を求めて襲いかかろうとしている暗黒の勢力がいまだに存在しているため、私たちは広大な宇宙空間からあなた方を守っています。光と闇の間の大きな戦争は終わりに近づいており、アシュターコマンド(司令部)の私たちにはこの終末戦争が、地球と人類を自由に発展させるために、最後の苦難を与えようとしていることがはっきりとわかります。あなた方の地球は急速に高い次元へとシフトしており、あなた方の時間の急加速はこのシフトの結果です。あなた方の日々がいかに早く経過しているかに注目してください。あなた方がニュースで読んだり聞いたりするネガティブなことは無視してください。闇の勢力は地球を支配しようと最後の戦いを起こしますが、それは彼らにとって最後の抵抗です。彼らの時代は終わりです。新しい地球が現れて、新しい太陽が昇り、新しい楽園はもう目の前です。輝かしい時代が近づいています。

     あなた方は宇宙のテレビに映っており、数百万もの文明が、最後のエピソードを見つめています。これまで膨大な数の文明が、地球に愛想をつかしてきました。地球人類は光の家族ではなかったからです。しかし彼らは自分たちの魂の奥深くでは、地球は失うわけにはいかない宝石であることを理解していました。そのため彼らは行動を起こし、至高の創造主の注意さえ引くほどの素晴らしい計画を考案しました。あなた方は宇宙のテレビに映っているのです。そして人々の進化が放映され、その評価が非常に高まったため、数百万もの文明が最後のエピソードを見ようと待ち構えています。最後のエピソードの後には、私たちは宇宙規模のパーティーを開催することになります。かつて地上を歩いたことのあるすべての存在がやってくるでしょう。

     私たちが地上に姿を現すこの輝かしい日、私たちがあなた方と定期的にコミュニケーションをとり始めることができる日、この日を待ちながら、ここに数十万年とどまっています。そのときは今です。意思が純粋なすべての人々は、あなたのハートの炎を通じて、今私たちとつながることができます。なぜなら私たちはあなた方と同じ炎を自分のハートの中に持っているからです。それは創造主の生命の神性の輝きから来る唯一の炎です。私たちはみな、ハートの炎を通じてつながりながら、世界を照らしているのです。

    


    空洞地球はどうなっているのか?

    私たちの地球だけではなく、すべての惑星は空洞になっています! 惑星は太陽からある軌道へ投げ出された高熱のガスによって形成され、その惑星の地殻は重力と遠心力によって造られています。極は開いたままでとどまり、空洞の内部へとつながっています。このプロセスがかすんだ色のインナーサン(内部の太陽)とともに空洞の球を形成しています。インナーサンは柔らかで心地よい太陽光を発しているため、夜はなく、一日は長く、内部表面は人間の生活と植物の成長に適したものになっています。

    空洞地球の存在たちは、霊的にも科学面でも進んでおり、空洞地球の内部奥深くに暮らしています。このように進んだ文明は、まだ原始のままの状態にある海や山とともに、インナー・セントラル・サンを含む地球の中心部で、平和と友好のもとに存在しているのです。空洞地球の内部は、人々がしばしば陸上を歩き回ったり、何かを建設することがないため、なおも原始の状態にあります。ビルもデパートも高速道もありません。彼らは地面から2~3センチ浮遊する電磁力船で移動を行ないます。小川、河、海に沿って歩き、山を登りますが、地面と足が触れるのはその程度です。彼らは、陸地は自然のものであるという認識から、陸地を自然のままにしています。

    空洞地球内における指導的な都市は、シャンバラと呼ばれています。シャンバラは、この惑星のまさに中央部分の内側に位置し、北極または南極からアクセスが可能です。私たちが空に目にする北極光と南極光は、実は空洞地球のインナー・セントラルサンから発せられる光が大気に反射したものなのです。彼らはフリーエネルギーを利用して、都市や住宅、トンネルを照らし出しています。彼らは水晶を利用してそれを電磁波と結びつけることで、50万年はもつフルスペクトルの光で小さな太陽を生み出し、自分たちが必要とするすべてのパワーを得ています。

    地殻は、地表から空洞地球の地表面まで約800マイル(1287キロ)の厚さがあります。私たちの地球は空洞で、中が詰まった球体ではなく、重力の中心も地球の中心ではありません。地表から約400マイル下の、地殻の中間部が重力の中心となっているのです。地球の磁場の源はミステリーでした。地球の中心にあるインナー・サンは、地球の磁場の背後で不可思議な力の源となっています。地球のいたるところに入り口となる洞窟があり、そこで交流が行なわれます。現在のところ、わずかにいくつかが開放されています。

     電気テクノロジーの天才発明家だったニコラ・テスラは、今も空洞地球の内部で過ごしています。(一般には、1943年1月7日に、テスラはニューヨーク・マンハッタンの「ニューヨーカーホテル」で86歳の生涯を終えたことになっている。)彼は1800年代の後半に情報を受信し始め、「電力はどこにも無尽蔵に存在し、世界中の機械を、石炭や石油やガスなどの燃料なしに稼動させることが可能」であることを発見しました。

     1930年代に、トンネルの入り口と通路は空洞地球の文明により封鎖されました。というのも、当時の米国の「企業」がテスラの技術を悪用して、地球内部へと入り込もうとしたからです。また私たちの政府(米国)は、彼らの世界へ入り込もうと、南極北極の入り口部分を開けるために爆破しようとしたため、両極の穴に存在する空洞地球への二つの主要入り口は2000年に閉じられてしまいました。彼らは入り口をさらにカモフラージュするために極の開口部に磁力場を設置しました。このようにして、開口部は上空や陸地からは見えないように防護されています。かつて地表にはポーソロゴス図書館へ通じる複数の入り口が存在したのですが、その入り口の一つが、紀元前642年に火災によって破壊されたアレクサンドリア図書館だったのです。

     内部には広い陸地があり、(4分の3が陸地で、4分の1が海)、その陸地は私たちのものよりももっと凝縮しています。空洞地球内のものすべては、そこで暮らす全生命体の生態系のバランスがとれるように、非常に注意深く維持されています。現在、数百万人のカタリア人たちが空洞地球内で暮らしています。地上で人間として生まれたことのあるカタリア人たちもいます。また木星で暮らすカタリア人たちもいます。最も背が高いカタリア人は身長7メートルに及びます。そして私たち地上出身の3万6000人が、今地球内部で生活しています。過去200年で、約50人が内部で暮らすために地上からやってきましたが、ここ20年では、内部で暮らすためにやってきた人は、わずか8人にすぎません。






                 「空洞地球」 ダイアン・ロビンス著
                         徳間書店

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前世での生き方が現人生を決めている

月の満ち欠けは輪廻転生の法則に従っていることを表しています。
     月のサイクルと自分の人生のリズムが連動していると考える人も多くいます。大昔に人は、月が潮の干満に影響を与えていることを発見しました。やがてその月の影響力は病気と死、また多産と復活とも結び付けられるようになりました。月は魔術や多くの民の宗教上のシンボルの中で重要な役割を担っていました。これは月が常に形を変えることや、地上のさまざまな生命のリズムに関係していること、年月を数えるための重要な指標となったことに由来しています。月は繁殖や、生まれ来るもの死にゆくものすべてに大きく関係しています。月は私たちの過去生に存在していたし、また来世にも存在するのです。

過去生での自分を発見すると、私たちは自分の中に抑制されていた部分やつらい体験を再認識します。これは月の原理(自己発見の象徴)と一致します。魂の全体像を認識し、もっとも深いレベルまで下り、切り離されていた部分を再び融合させること、これが前世セラピーの原理です。成長のために何か特別なことをする必要はなく、自分が何者であるかをまず見つけなければならないのです。


    
この世で出会うすべてのものは、私たちに与えられた目標であり、訓練です。しかし私たちは自己中心的な性癖や欲望のために、しばしばこれに気づくことがありません。所有欲は私たちを依存的にします。自由とは自分自身に出会うことです。自己の発見が実現しない限り、私たちは欲にしか幸せを見出せず、自己発見の願望を、無数の代わりの欲望で生めようとするのです。願望とは私たちの思いのことで、思考という形で現れます。思考はエネルギーで満たされており、それ自身が力を持っているので、そこからさらに発展します。すべての行為の前にまず思考があります。また行為の裏に打算がある場合、本当の目的がわかりにくいこともあります。信条、信念、意思、決意、正当化、打算、願望的思考は、思考の中でもとくに高いエネルギーを持っています。

人は他人や物を批判、判断して、その評価に基づいた態度をとります。しかしそうした判断や批判は完全でも客観的でもなく、対象にしている人や物の全体の価値の一部しか反映してはいません。ですから判断や批判せずに穏やかでいられることが、おそらく魂の最も崇高な状態であろうと思われます。それによって魂はすべてのことに寛容でいられるようになり、あらゆるものの存在を受け入れられるようになります。存在する万物すべてには、ありのままの姿でいる権利があるのです。魂は批判を始めるやいなや、固定的な態度をとり始めるようになり、主観的で視野が狭くなります。

その人の考え方が自分の現実を創り出します。
    もし「達成するには一生懸命努力しなければならない」とか、「労なくして益なし」というような考え方をしていると、それがその人の特性になり、似たような考え方をした人が回りに集まってきます。すべての思考を生み出すのは魂です。それはその魂独自のものであり、その内容に応じて、それに応じた状況や感情を引き寄せるのです。カルマの法則の中でこうした状況は特によく観察されます。たとえば誰かが、「あいつらを従わせるのは問題ない」とか「彼らにこれ以上よくしてやる価値なんかない」と考えると、その人は現世であるいは後の人生で、他人から、「簡単に従わせられる」とか「何の価値もないやつ」と思われる対象になります。

確固たる信念というようなものは、正反対の行動から来ています。
     ある人が自分の人生において、ほとんど自分に注意を払わず、自分を十分に評価してこなかったことに気づいたとします。すると彼は死後に、「自分のためにもっといろいろなことをしよう」と決意し、次の人生では自分のニーズをひたすら追いかけ、それを人生の目的とするようになります。そして「自分を粗末にしてはいけない」とか「他人を愛するためにはまず自分を愛さなければならない」といった信条を口にしたり、信念を持つようになります。

     前世で人を騙したりしていた人は、次の人生では正直になろうと決意します。そして「人から奪ってはいけない」とか「絶対に嘘をつかない」といった対極的な考えを持つようになります。これはときに、過激になったり、狂信的になることもあります。前世からの目的や考えを私たちは「忘れて」しまいますが、それでも前世での生きざまが次の人生の成り行きを定めるのです。それは惑星がそれぞれのスピードとリズムで進むのに似ています。ですから元になっている考えが私たちに影響を与え始めるまでには、長い時間がかかることがあります。

「他人を気にする必要はないし、私は誰も必要としない」と過去生で考えていた人が後の人生で、「なぜ自分には友達ができず、誰も私に近づいてこないのだろう」と考えることがあります。今は友達を切望していたとしても、周りの世界では意識下の知らないところでその人の過去生の考え方に反応しており、それに沿って動いているのです。また過去生の異性関係で、「もう誰も自分に近づけない。これ以上誰とも関わりりたくない」と考えていたならば、後の人生で一人も恋人を見つけられなくなって不思議に思うことでしょう。つまり実際には、彼自身と周りの世界が、今は無効となっている彼の過去生の考えに従っているのです。

       「前世にきいてみよう」イングリッド・バリエール著
徳間書店

抜粋したもの

 

自分が他人にしたのと同じことが自分にも起きる

     今日地球に転生している魂は、すでにそれ以前に地球において何百回、何千回も転生を繰り返してきています。この多くの転生の間に、魂は多く困難を乗り越えて、ある学びの道程を完成しようとしています。その道程においては、多くの転生において似たような、同じような問題を繰り返し何度も経験してきているものです。もしその人が前世において他人を抑圧したならば、自分が他人にしたことが同じように自分にも起こるのだということに気づくまで、彼自身が抑圧された状態に留まることになります。もし他の人に心無い仕打ちをしたのであれば、自分と他人との価値観の違いや、他人を軽蔑したりして、尊厳による差をつけてはいけないことを学ぶまで、自分も同じことで悩むことになるのです。

        人間はそれぞれが独自の個体であり、潜在的な能力を持ち、責任を持って自分の人生にも他人の人生にも向き合わなければならないことを自覚する必要があります。もし責任を負うことを拒否するならば、責任を回避したいという本来の願望が強められて、まったく何の責任も与えられないような生活環境、たとえば圧迫されて不利な立場の社会階級に生まれることになるでしょう。他方で運命により、果たすべき責任をあまりに多く背負わされると、間違いを犯しやすくなります。

   どちらの場合も責任という観点から、「適切なときに適切な身の振り方を学ぶ」プロセスなのです。もし前世で臆病なあまり結果を受け入れるのが怖くて、大切な決定をすることから責任逃れをしたならば、後世で自分の周囲から未熟だと見なされ、決定権を与えられなかったり、あるいは正しい選択をするのが本人には難しすぎるような決定権を迫られたりするかもしれません。私の経験では、自分が犯した間違いを償うには一生かかります。

    目標とすることは、どの発達段階においても課題を克服することです。
    魂は困難な場合を含め、あらゆる状況で、穏やかでゆとりを感じていなければならないのです。利己心や優越感や劣等感が強く心に刻まれると、運命によって起こってきていることを自分の意思が認めることができず、抵抗力がでてきます。何かに対して抵抗する意思や感情が築かれると、自分が不愉快に思っていることを穏やかに受け入れられるようになるまで、繰り返し同じ状況を経験することで、発達の過程においてその抵抗感を乗り越えなければなりません。自分の意思を貫き通すことが運命によって阻まれ、気の進まないことを受け入れるとき、魂は、今では時代遅れの言葉となった「謙虚さ」の意味を学びます。

    魂が犯す基本的な間違いは、自分のしたことに対する責任を受け入れないことです。これは自己欺瞞で、自分の良心に対する裏切りになります。自己欺瞞とは、意識や知覚の限界を示すものなので、自己欺瞞の程度が高ければ、魂の意識レベルは低く、知覚能力も低くなります。この状況下で魂は悩み、またそこから開放されようとするのです。しかしそのためには、元となる自己欺瞞に気づくことが必要です。これが輪廻転生のサイクルの中で行なわれます。

    魂が一度地球に到着すると、地球で果たすべき務めを完了するまで地球に転生し続けます。ほとんどの人が非常に早い時期から地球で転生を繰り返しています。人間の形をとる前の、動物や植物、単細胞の生命体にまでさかのぼる輪廻転生の記憶を持っている人もいます。人間以前の転生の体験が退行のときに現れて、トラウマとなる原因が見つかるときがあります。動植物界での代表的なトラウマは、食べられたり、傷を負ったり、餓死するという出来事です。植物界では干ばつで枯れてしまったり、荒らされたり、痛めつけられたり、人間や動物の足で踏みつけられたりすることです。

   魂は地球に来る前には、他の星にいた記憶を持っています。
   
他の星は地球とはかなり違った社会です。多くの星は地球よりはるかに進んだ技術を持っていて、星間を旅行したり、ロボットのような体をしていたり、コンピューターが社会を動かしていたりします。惑星によっては、人間と同じような体形の生命も存在します。意識のレベルはさまざまで、非常に厳格な規則で統一されている社会や、あるいは、解放的な思想や行動で機能している社会もあります。





              「前世にきいてみよう」イングリッド・バリエール著
                         徳間書店

                        抜粋したもの




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自分の恐怖の原因は見つけることができる

    現在の恐怖心には前世の死に方が現れています。
    
ある状況に特有の恐怖心は、以前の体験に起因するものです。もし前世での経験がなければ何が怖いのかわかりません。もちろん現世で、戦争や命が危険にさらされるような状態や衝撃など、トラウマとなる経験をした場合も恐怖心の土台となります。それでもやはり、現世で原因を説明するようなトラウマが見つからずに、根拠のない恐怖心を抱く人がたくさんいます。戦争や大惨事への恐怖は前世での実際の体験を背景としていることもあります。子供が戦争についての話を聞く前から、すでに戦争を怖がっていることがあります。戦争や大惨事ではたくさんの人がもだえ苦しみながら亡くなったり、自分の愛する人や家や生活の糧を失ったりするので、潜在意識が自然と、戦争や大惨事を脅威的なものとみなし、その人に恐怖を感じさせる信号を送るのです。

     蜘蛛や鼠など、また害虫やある種の生き物に対する恐怖心は、中世時代に鼠が疫病の媒介をしていたときに端を発します。また巨大な人間の敵となるような昆虫もいました。特定の生物を怖がるときはいつも、その人がその生物に殺害されたと考えられます。

     高所恐怖症や水恐怖症、群集恐怖症、また広所あるいは閉所恐怖症などの恐怖症に悩んでいる人はたくさんいます。このような症状は前世での死に方に大変関わりがあると思われます。塔の上から落ちたのかもしれませんし、船が難破して溺れたのかもしれません。群集の面前で台の上にさらし者にされ、処刑されたのかもしれません。広い場所で道を見失ったのかもしれないし、狭い場所で窒息したか、牢で餓死したのかもしれません。このように現在の恐怖心には前世での死に方が現れていて、前世セラピストはその部分を治療しなければなりません。治療できなければ、恐怖心は来世も続いていきます。

     ある状況に関連する恐怖心は、その実際の恐怖の現場へ退行し、何が起きたかをじっくり再体験することで取り除くことができます。恐ろしいことが起きたときに、それを内面でうまく消化できずに残っていると、その残留が恐怖心につながります。状況を分析し、中立的な立場に立てると、潜在意識はもはや現在にまでその恐怖心を持ち込む必要はありません。元となるトラウマが潜在意識から消え去り、もはや現在を歪める必要がないからです。本能の発達に役立つ「恐ろしい」という警告が、意識にとっていつも有益であるとは限らないことを潜在意識が学ばなければなりません。

    また、死に対する一般的な「恐怖心」と「恐怖症」は違います。恐怖症は常に、罪の意識や失敗を隠すことから生じていて、現世かあるいは前世での自分の悪行に対する罪悪感から、世間から身を引き、世の中を恐れることで自分を罰しています。現実にはそのような人は、周囲の人が自分に復讐していると思ったり、嫌悪するような欠点を自分に見つけて自分を疎外していると思ったりして、恐怖心を抱くのです。

         際立って怖がりで従順な人には、不安な状態ではなく、攻撃的な行動へとセラピーで退行してもらいます。不安な状態は現在の恐怖心を強めるだけだからです。過去世において暴君や自己中心的だった人は、後世では正反対の極端な性格を持つようになり、罪悪感のせいで常に無力でおどおどしていて、他人と友好な関係をもてないことが多いのです。もしこのような人が自分を抑圧するのではなく責任を取ることで、前世の罪や敵意を克服すると、この自己制裁のメカニズムから開放されるでしょう。

     脅迫観念についても同じです。
     この問題を抱えた人はショックから回復していなかったり、昔の罪悪感のために自分を罰していたりして、自分の人生の歩みを阻んでいるのです。脅迫観念にとらわれている人はいつも自分につらく当たり、あるがままの自分を受け入れることができず、脅迫行為でいつも自分を罰しています。否定的で破壊的な気持ちを他人にではなく自分に向けることがよくあります。自分の本当の望みや要求も、そして過ちも認められません。自分が楽しむことも許せず、みずから問題を引き寄せ、憂鬱な気分になります。さらなる問題を引き起こす事態を回避することができません。潜在意識は強迫観念による抑圧のはけ口を探しています。その抑圧とは、その人が精神的に行なっていることを象徴しています。世間から身を引き、内面で円を描くようにぐるぐる回っているのです。

     若い男性の例を挙げましょう。

   ―彼はある女性と出会ってから常に、その女性の周囲にある物や自分の体を洗わなければ気が済まないようになりました。この行動の真の要因は前世で見つかりました。彼は過去世で、とても厳格で気難しい女主人に仕えていました。あるとき、何かの失敗の罰として、体にタールを塗られ、羽飾りをつけられて見世物にされたのでした。その仕打ちで彼は酷い苦痛を味わいました。熱いタールで火傷を負い、タールを洗い流そうとしても火傷を負った皮膚には激痛が走ります。その後皮膚は焼けただれ、かゆくなり、痛みと怒りで彼は動物のように走り回りました。それと同時に見世物にされ、他人の笑いものにされた屈辱で苦しみました。

     この出来事がわかると、退行前には心の傷跡は非常に深かったのですが、体を洗うという脅迫衝動はすぐに消えました。現在の女性はその性格から以前の女主人を彷彿(ほうふつ)とさせ、潜在意識が反応して繰り返し同じ行動をとる症状が現れたのでした。これは潜在意識が時間と空間を混合させた典型的な例です。現世で近くに酷似した性格を持つ人が出現したために、過去世の出来事が男性に行動上に変化を引き起こし、甦って(よみがえって)きたのでした。

     過剰反応は、パニックや深い悲しみに圧倒されて、制御不能な怒りに駆られるなどの行動が強調して現れる症状です。強烈な性的衝動も過剰反応に入り、他にも多くの行動が当てはまります。前世セラピーではこの過剰反応の理由を調べて、この症状が過去の経験に由来しているのではないかと推測します。もし前世で、誰かから嘘や裏切りで財産や地位を騙し取られた場合、ほんのわずかの嘘にもその人は激怒するかもしれません。現在、他のセラピーでは過剰反応をなくすためにあえて過剰反応を引き起こすことをしていますが、そのような方法では問題の核心を捉えることはできません。怒りの原因を見つけることなく、人をずっと怒るように仕向けることはできます。しかし、過剰反応のおもな主原因を突き止め、そこにあった感情を明らかにしたとき初めて、セラピーは効果を発揮します。このように怒りのもとには、失敗があり、失敗のもとには恐怖があり、恐怖のもとには臆病や弱気があるのです。うわべにある感情にだけ働きかけても、その下に隠れた感情には触れることができないままで終わります。


    過剰反応のような肉体的苦痛の原因の多くは前世にあります。
    心臓の辺りに鈍痛がある場合は、生き埋めにされた高い可能性があります。壁に押しつぶされたかもしれないし、足で踏みつけられたかもしれません。ある若い女性は、左足にトラブルがよく起きました。最初は捻挫になり、次はスポーツで左足を踏みつけられて怪我をしました。その原因は、前世で兵隊から逃げるとき急いでいたため、穴に落ち、大きな石で足を押しつぶしたせいであることがわかりました。彼女はその穴から出られず、逃亡は無駄に終わりました。


     人生の目的についての疑問を持つことは基本的なことで、自己発達の途上で私たちは自分自身に問いかけます。しかもこの疑問は自分の人生に失望しているときに沸きあがってくることがよくあります。受けた痛みや損失があまりに大きくて、「すべてはいったい何のためなんだろう」、あるいは「なぜ私なんだろう」という疑問しか残りません。人生の意味の疑問を考えるとき、昔からの考え方が私たちの行く手を邪魔します。たとえば、ある若い男性は何かが起きたとき、それが神の意思であるかどうかを問い続けています。彼は前世において牧師で、自分の管轄の信者に厳しい規則を強制し、神による罰が下ると言っては、人々を怖がらせていました。犯した罪のために信者を拷問することもためらいませんでした。拷問の間、彼は犠牲者にそれが神の意思であり、神の名のもとで拷問を行なっていると言って正当化しました。神の意思を勝手に解釈し、今も彼の頭の中で同じような考えが堂々巡りしているのです。

             「前世にきいてみよう」イングリッド・バリエール著

徳間書店

                       抜粋したもの

                       

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親子の確執には前世から持ち越された原因がある    

    大人になっても親との確執を納得できるように解決できなかったり、気にしないでそっとしておくことができない人が沢山います。何らかの理由で親を許せず、自分の今抱える問題がどれだけ親に責任があるのかということで頭が一杯になります。もし親との関係が、ひどい嫌悪感をともなう張り詰めた状態であるならば、その親子は前世からの課題を持ち越して来ていると考えられます。前世で二人は出会っていて、二人の間には深刻な問題があったと考えられるからです。あるいは現在の親が、前世での忌まわしい経験に関わる人物を思い出させるものであったり、その親のせいでトラウマとなる体験を思い出すのかもしれません。

     ある若い女性の例をあげましょう。

   彼女は子供の頃から、母親が自分に対してひどく偏見を持っていると感じていました。お兄さんには何でも与えられたのに、自分には何も与えられなかったと彼女は思っていました。彼女は子供のころの体験のせいで、現在の自分は抑圧されていて、才能や能力を発揮することができないと思っています。

    ―セラピーで前世退行すると、その母娘は過去世でも母娘だったことが分かりました。娘は足の悪い母親の面倒を見ていて、そのために自分の生活を犠牲にしていました。二人は互いに憎しみ合い、実際に喧嘩が絶えませんでした。ある日娘は母親を車イスに乗せて散歩に連れ出し、人けのない場所で急な坂の上から車椅子を押して手を放しました。母親は亡くなりましたが、誰も見ていなかったので娘は罪を問われませんでした。

    ―他の過去世で、二人は再び母娘の関係でした。
    母親は無教養でだらしがなく、育児を放棄して赤ん坊を餓死させてしまいました。赤ん坊のほうは母親を魔女だと思っていました。彼女は長いスカートをはき、髪はぼさぼさで自分の姿を構わない人だったからです。

    ―そしてまた他の過去世では、二人は男性として生まれ、ある女性を巡って闘った敵同士でした。闘いの末、(若い女性である)方の男性は相手の目をくり抜き、手足を切断しました。そして相手を一生不自由な身体にしたのです。

     実際の二人が出合った過去世はもっとたくさんありましたが、以上の三つの過去世がこの女性の現在の葛藤を解決する上で一番重要でした。この女性は今どうして母親が自分に先入観を持っているのかがわかりました。無意識のうちに母親と娘は、過去の二人に共通する体験から影響を受けていました。母親は娘に愛情を注ぐ立場にはいませんでした。母親にとって娘は、いまだに憎むべき敵であり、殺人者でした。それと同時に赤ん坊であった娘に対して虐待を行なった事実から、罪悪感も持っています。娘もまた母親に対する罪悪感があるので、母親から拒絶されることにとても敏感です。

    女性がこの問題から癒された後、二人の間には普通の客観的な関係が構築されました。彼女のほうに相手を憎んだり、非難したりする気持ちが消滅したからです。このような緊張関係にある二人の場合でも、もしどちらかが緊張を徐々に解きほぐすと、それだけで十分に二人の間を正常化することができます。たとえ一方が前世について何も知らなくても、もう一方の人の今までとは違う緊張のほぐれた態度に潜在意識が反応し、自分もまた緊張を解いていくのです。過去世からの緊張による影響がないならば、現在の人間関係における特異な状態があることを説明できません。つまり原因は、影響力を持つ過去世にあって、問題を解いている現世にはないということなのです。    

     上司や警官、役人など権威を持つ立場にいる人の前で、一方で束縛され不安定な状態になりながら、もう一方では攻撃的になる人がいます。人権が法律上まだ確立されていなくて、権威を持つ人が今よりかなり権力をふるっていた時代の昔の記憶が、潜在意識には残っています。そのような時代、人は不正義や抑圧、拷問や屈辱などに対して無力でした。奴隷制度において人々は酷い抑圧を受けました。奴隷は殴打され、食べ物や水をもらえない罰を受け、死ぬまで酷使されました。過労か栄養失調で死ぬか、あえて反抗して、拷問にあって死ぬかのいずれかしかありませんでした。領主に仕える農民も、奴隷と同じように働きずくめで、苦労ばかりの人生を送っていました。領主の圧政のもと、無給で、家庭を持つことも制限され、領主の意のままの生活を強いられたのです。

     今日、無気力であることや自己管理能力に欠けていること、うつ状態であること、また攻撃的であることは、過去世の抑圧された状況に端を発しているのかもしれません。中世の時代を思い出すとわかることですが、あの時代には薬草を用いたり、親密な関係になったというだけの理由で、多くの罪のない人が死刑になりました。その多くは火あぶりや拷問、飢餓などで、トラウマとして残るほど苦しみながら死んでいきました。それだけではなく、人前にさらされ、人間の尊厳を傷つけられるような屈辱を受け、自分の信仰や信念を否定されました。現在ある不安や、群集への恐怖心、人の注意を引きたくなかったり、他人が自分を見ているとき不安になったりする気持ちなどはすべて、中世での体験がもとになっていることがよくあります。死刑になる前に群集が怒りのこもった眼で自分を見つめたり、ののしったり、虐待したりしたからです。

    石器時代のころ、道徳的に極端に厳しいおきてを実践していた民族があります。
    そこでは不倫や背信行為、嘘は一族の存続のために好ましくないとして、死刑か流罪になりました。現在の不安や罰則への恐怖は、これより後の影響かもしれません。また重要なことは戦争によるトラウマで、略奪や暴行、殺戮そして家族の喪失や別離といった出来事が、先々まで恐怖心を残します。戦争の場合は相手が特定できず、匿名となるか敵国、また具体的にある兵士であったりします。誰でも、潜在意識のなかに抑圧された経験が記憶されていて、その状況における特定の事柄に敏感になります。

    前世で、怒声を上げながら略奪する群集に殺された人は、叫び声を聞くと怖がるかもしれません。前世で、権威的な現場監督に鞭で打たれ殺された人は、高圧的な上司の前で不安になるかもしれません。前世で軍服を着た兵士に暴行され、殺された女性は、制服を着た男性を恐れるかもしれません。過敏であることはすべて、それ以前の何か忌まわしい体験に起因します。昔の抑圧状態を追体験することで、それに影響を受けなくなったとき初めて、恐怖を感じたり、過剰反応をする必要性がなくなるのです。



            
「前世にきいてみよう」 イングリッド・バリエール著
                         徳間書店

                         抜粋したもの




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現世での「憧れ」は過去世において自分が封じたもの

    私たちは以前の自分を取り戻すために、かつて自分が持っていた資質を持つパートナー(恋人、配偶者)を探そうとします。もし前世で自分がエネルギーに満ち溢れて外交的であったとしても、そのエネルギーを否定的に使ったことで、現世ではその性質を封じて、内気で消極的になり、その結果、活発で外交的な性格の人に憧れます。その相手が、現在は封じられている自分の性格の一部を表わしているからです。そのために私たちは以前の自分を取り戻すために、かつて自分が持っていた資質を持つパートナーを探そうとするのです。

   簡単に言うと、否定的な部分を克服するために、自分が失ってしまった部分を取り返すために、相手において自己を探そうとするのです。しかしながらこのことは、内なる自分のその部分を認識し、それを秩序立てることができたときにだけ、できることです。相手に、自分のその部分を間違って投影するのではなく、そうではなくて、自分の問題を自分の責任で処理し乗り越えていくことができるならば、相手との関係はそれに沿って望ましい方向へ変化することができます。

    「カルマの法則」を恐れないでください。
    自分を否定したり、苦しめるのはもうやめましょう。

   
私たちは、それぞれ自分に問いを投げかけているものです。
   「私はどのように自分と向き合っていったらよいのか? 自分の感情や考え、行動をどう判断し、どう評価したらよいのか?」と。そのような問いかけは人生に不可欠なことであり、自分が何を行ない、何ができないと感じるかによって、自分とどのように向き合うかが決まります。自分自身に抱くこのような感情は極端にゆがみやすく、それは前世に端を発していて、必要のない悩みの原因でもあります。

   自分を愚かでつまらない人間だと思っている男性や、不器用で器量が悪いと思っている女性は、実際には自分が思っているほど愚かでも貧弱でも、不器用で器量が悪いわけではありません。ほとんどの場合、このような感情は前世から引きずっているものです。精神医学では、自分自身に対する感情が基本となるもので、人格を決定的にする部分であるとされています。

    私や他のセラピストは経験から、「人は、想像では計り知れないほど多くの記憶を現在に持ち込んできている」という結論に達しました。私たちの感情はたまねぎの皮のように、どんどん積み重なって育っていきます。毎日が自分の一部となり、自分を形成していきます。現世での過ぎ去った日々も、前世での日々も自分の一部です。前世からずっと引きずっている葛藤や憧れと同じように、子供時代の葛藤や憧れが自分の一部となり、自分を形成していきます。昔の感情や葛藤は完結しておらず、前世の核心部分は今も存在していて、それが自分に影響していると納得するまでには時間がかかると思います。この事実を感情的に受け入れたくない人はたくさんいるでしょう。

   私たちは、自分のなかにある前世の核心部分を押さえつけたり、破壊したりしようとします。それは現在自分で描いている図式が、現世の核心部分では確認できないことを受け入れたくないからです。私は個人的な経験から、「過去世のカルマが現在に影響している」という考えに非常に不安になる人がいることを知っています。このような人は、自分には関係ないと思っていることを取り除くために、暴力的で痛みの伴う闘いを続けている人たちなのです。それはつまり、現実に向かおうとする努力をしながら、むしろ自分を否定し、自分を苦しめていることなのです。

   誰も自分の現世について、すべてを知り尽くすことを期待してはいません。
   ましてや、過去世の人生についてすべてを明らかにすることは不可能です。それでも「自分を思い出す」ことはできるようになります。もし辛いことがあり、自分に向き合うことができないとき、内なる自分は引き裂かれて生きる気力を失います。苦痛で自分の生活は混乱します。この内なる苦痛に関わる手掛かりを見つけるのが私たちの仕事です。

   そのためには自分の感情を正しく理解して、考慮しなければなりません。
   自分の感情を隠したり、否定したり、軽視してはいけません。自分の感情を正しく理解しないことこそが、自動的に自分のなかに不調和をもたらし、葛藤を生むことになりますが、実際には、自分の過去の経験と今の自分の役割との間の摩擦を新たにしているということです。

   人は誰しもが、前世からの体験や独自性、期待を現人生に持ち込んでいることを知るべきなのです。それを知らないことが状況を複雑にしているのです。結婚においては現在の相手に対してだけでなく、前世の相手に対しても、自分の要求や願望、見方、行動、憧れを投影していたのです。

   前世で難しい問題を抱えていたために、現世の結婚生活で些細なことで深刻な衝突が起きることがあります。この衝突や抑圧された感情、解決されていないものすべてが、身体上の問題や痛みとなってその人を苦しめることになります。痛みとは身体に置き換えられた感情にすぎず、それはしばしば終わりのない苦しみとなります。しかしこの痛みがいつまでも体に存在し続ける必要はありません。

   one  身体に繰り返し起きてくる症状はすべて、体が私たちに何かを告げようとしているのであり、それと折り合いをつけて、そこから何かを学ぶようにと私たちを試しているのです。学びのプロセスは、もとの状況を追体験することでかなり短縮することができます。

   two  情緒的過剰反応として、絶望、失望、落胆、激怒、攻撃などがありますが、もしこのような感情が、トラウマや比較的ささいなことが原因で起こったなら、前世でトラウマになる非常に悲惨な経験をした結果だと推測されます。新たに経験をして、その激しい反応が本当は何で引き起こされたのかを知ることによって、その過剰反応は「無駄な行為」、あるいは「重要でない行為の一つ」と考えられるようになります。

   three  前世での未解決の問題があれば、、再び直面して解決に取り組むために、過去世で未解決の関係を残したままにしていた人々に再度出会うことになります。それは特定の人々やグループの人々で、親や実家、自分の兄弟、恋人、友人、配偶者、自分の子供、同僚や知人などで近い関係にある人の中には、多くの場合、互いの間違った行動により前世で衝突し合った人がいます。それは再び出会うことで、お互いの間違いを正す機会が与えられるのです。

   four  基本的に、人生において問題として示されていることはその人にとっての課題であり、克服し、解決すべき務めとしてその人に課せられているものです。しかし前世で目的を達成する義務や責任を怠ったために、その状況が不安とともに現世に持ち込まれることになります。努力しながらも間違いを犯してしまった場合には、どんな犠牲を払ってでも同じことを繰り返してはいけないと思い、目標を定めるのが難しくなります。そこで前世セラピーでは過去の間違いに気づくように手助けして、人がその間違いから学べるようにするのです。

    前世セラピーを理解するには、潜在意識がどのように機能するかを理解する必要があります。潜在意識へ閉じ込められた事柄はすべて、表層意識と再統合されるように試みられますが、間違ったセラピーのやり方では、本人がその目的を認識するまで、その出来事を本人に強制的に意識させようとします。このために問題が繰り返されることになります。潜在意識には時間的な制限がありません。一度記録されたことは何でも、それがどんなに遥かな昔に起きたことであろうと、今でもいつでも、どんなときでも活性化されるのです。私たちは時間的に、場所的に、混乱しているので、ふさわしい対応ができないということがあるのです。




             「前世にきいてみよう」イングリッド・バリエール著
                         徳間書店

                        抜粋したもの

「誰にも好かれ受け入れられたい」という脅迫観念

   すべての危機に際して共通していることは、苦痛を回避することです。
   違いは苦痛を回避する方法にあり、アルコール依存症、薬物依存症、仕事依存症などさまざまな手段があります。しかし大小さまざまな逃避手段の決定的な特徴は、自分の要求に応じるのではなく、自分の要求を抑圧してしまうことなのです。

   危機というものは、今までの自分ではない、新たな自分に変わろうとする要求に対する「抵抗の現れ」だとする証拠がたくさんあります。特に人生の半ばにおいての危機では、突然はっきりした理由もなく、仕事や夫婦関係で失敗することがあります。人生の危機で浮き彫りになるのは、自分の固定観念やイメージであり、それは前世に端を発しているものなのです。

   例えば、「どんな犠牲を払ってでも周囲のみんなから好かれて受け入れてもらいたい」という固定観念を取り上げてみましょう。その場合、その行動の裏には、「いつも、誰とでも良い関係を築きたい」という思惑があります。しかしこれは、自分の個性を代償にすることにもなります。このような固定観念を持つようになった原因は、前世で人から非難されたり、追放されたり、軽蔑されたりした経験があります。その人にとって他人に受け入れられないことは、危険や不快感、あるいは死に通じることなので、どんな犠牲を払ってもその後の現世で避けなければならないことなのです。

   ですから自分ではよく分からないまま、誰とでも良い関係を保つことを自分に要求するのです。その要求に応える行動をしている限り、本人の気持ちは安定しています。ところが運命の仕業で、その要求に応えられなくなったとき、自分を支えていた自己の認識の土台が崩れてしまいます。(例えば、それは別離や、別離の宣告をされた場合に起こります) そして、自分に対して抱いていたイメージが崩れ、危機に陥ってしまうのです。魂にはもはや、現世で自己認識をすることも、前世の行動様式で生きているという認識もありません。

   しかしこの認識の欠如が、自己の発達を妨げます。
   自分自身を発達させるためには、以前に決断したことを見つけ、その決断を再確認することが必要です。基本的に、危機とは、その人の自分に対するイメージがあまりに狭量であったり、抑圧されていたりすることや、その人にあてはまらないイメージに自分をあてはめていたことを知らせる合図だと言えるのです。遅かれ早かれ、そのイメージを維持できなくなり、自己を守るメカニズムが働かなくなり、さまざまな価値に疑問を抱きます。すでに失っている状況にしがみつこうとしたり、達成できなかった失敗にこだわることが葛藤になります。

   人は誰でも、潜在能力をできるだけ有効に使うという課題を負っています。
   時間の経過はこの場合関係なく、20歳のとき達成されずに「抑圧」されたままになっていた目標が、50歳になってから危機を引き起こすことがあります。もちろんだからといって、抑圧されていた目標をすべて成就させることは不可能なので、危機との関係を理解した上で、昔の目標を断念することで危機を乗り越えることができます。当然ながら可能であれば、昔の目標を達成することも危機の克服につながります。

     危機に陥ったとき、自分に尋ねてください。
 mobaq 自分の人生の中で、もう自分には関係ないのに、まだこだわっていることは何か?
 mobaq 自分の要求の中で満たされていないものは何か?
 mobaq 自分のどの部分に注意を払っていないのか?

 mobaq 自分のどこを過小評価しているのか?
 mobaq 基本的に自分が望まないのに行なっていることは何か?
 mobaq 嫌々ながらしているのに、しなければいけないと思っていることは何か?

 mobaq そこから自分を解放して、その代わりに自分が本当にしたいことに取りかかれるように
    することはできるのか?
 mobaq 失敗したことを今からやり直すことができるのか?

   毎日心の内で不満の種を溜め続けていると、その不満の感情を抑えるためにエネルギーがどんどん消耗していきます。だんだん自分が二つに分かれていき、生活の務めを果たすエネルギーが減っていき、最終的にまったく活力がなくなり、そして危機に陥ります。極端な場合、それは恋人との関係において起こります。これは前世で敵同士だった二人が出会う場合です。

   引力は潜在的に互いを認め合っていることから生まれ、反発力は未解決の緊張からくる嫌な予感から生まれます。もし引き合う力が強ければ、短期間に相手に対して激しい感情を抱き、愛し合う、あるいは憎しみ合う関係ができます。しかしながら二人は互いに強烈に反発し合いますが、離れることができません。絶えず互いを非難しますが、問題の原因は現世にはなく、前世の互いに対する怨恨の記憶にあるのです。

   ある日、40代半ばの離婚した男性がやってきました。
   その男性の前世は、中世で神父でした。そのときに彼は、村の娘と法的に認められない親密な関係を結び、娘は妊娠しました。この事実は神父にとって不都合なことだったので、彼は娘を不貞だと訴えました。その告発により、娘は火あぶりの刑に処されました。そうしなければ、その娘をたぶらかした男が自分であることが明るみに出る可能性があったからです。  

   ――現人生において、二人は出会い、その娘は彼の妻となりました。
   無意識下の記憶のせいで、彼女は夫が何か信頼できないこと、例えば帰宅が遅かったり、約束を守らなかったりすることがあるたびに、感情的に爆発するのでした。彼女は怒りを抑えられず、彼に対して激しい嫌悪感を持ち、彼を信頼できないと主張し、罵詈雑言を浴びせ、彼を苦しめるのでした。この状態になったとき、夫は妻をなだめようと試みますがほとんど無駄に終わり、お手上げの状態でした。妻は無意識のうちに、夫の過去である前世の背信行為に反応していて、この根深い確執のために結婚は破綻したのでした。和解することはまったく不可能でした。

   愛情と憎しみが紙一重であることは良く知られていることです。
   現在夫婦として寄り添う二人が、以前は敵同士であったということも珍しくはなく、現世で口論することでお互いが問題を解決しようとしています。人が束縛されるのを自分に許すのは相手に対する罪の意識からです。罪の意識からその人は逃れられず、自分の従属状態が自分にふさわしいと思い、困難な状態を我慢することで、自分は過去の負債を清算していると無意識のうちに思っているのです。

   
しかしそれから逃げよう、回避しようとするメカニズムもまた強く働いて、自分の問題に支障のない人をパートナーとして選びます。たとえば権威的で、自分を否定されることに我慢できない男性は、自分に追従する相手を選びます。あるいは自分に自信がなく、とても嫉妬深い男性はまったく思いもよらない、魅力的とは言えない相手を探します。その女性のせいで自分が嫉妬心を抱かずに済むので、自分の弱みを感じなくてもすむからです。

   このような「愛情」は、自分の問題や理想の相手を求めることを回避することから生まれたものです。人は自分の弱さを忘れさせてくれる人を好みます。このように人生で問題を回避することはできますが、後に、その問題と向き合わなければいけない時が必ずやって来ます。

   もし在る時、その嫉妬深い男性が結局彼の嫉妬心を考慮してくれない女性に恋をしたら、彼の回避のメカニズムは働かず、彼は感情的に混乱することになります。その男性は強い嫉妬心から不安になり、その感情から抜け出せず、非力で無防備になります。もし本人が、自分の感情と行動の原因を突き止めることができなかったら、この出会いは、もっとも激しく感情的で、男性にとっては、人生で一番不幸な出会いとなるでしょう。




              「前世にきいてみよう」イングリッドバリエール著
                         徳間書店

                        抜粋したもの





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脅迫観念や恐怖症は何かを隠すための症状

   ドイツのクリスチャン・モルゲンシュテルンは著書で、病について次のように述べています。「病は浄化であり、それぞれに特有の意味がある。ただし、何が浄化されているのかを見つけなければならない。その助けになるような信頼性の高い情報は存在する。人々は多くの書物を読み、さまざまな考えを巡らせるが、たいていはまったく関係のない事柄に関係したものである。病気が癒えない本当の理由は、患者の病に対する理解の欠如と、病を嫌う姿勢であり、病原菌が原因ではないのである。」 

   浄化作用とは、不具合を克服することであるとともに、遠い昔、つまり前世に端を発した問題の根源を抹消することでもあります。それは脱皮をするように、新たなスタートを切ることです。このように考えると、病気は魂が再生することに役立つのです。

   自己の認識や自己の発見は、心理学者や社会学者にとって研究の中心的なテーマです。誰もが「自分を見つけることは難しい」と言うのですが、どうして自己発見の過程はそれほど難しいのでしょうか。その過程を妨げているものは何なのでしょうか?、それは自分の外側にあるのでしょうか?、それとも自分の中にあるのでしょうか? 社会学者や教育評論家によると、障害となる主な要因は社会、職場、そして家庭生活などの外的条件にあるということになっています。しかし、人生における最大の障害物は自分自身にあるのではないでしょうか。

   自分を「肉体だけの人間」としか思わない人が、どうして自分を成長させる力を発揮できるのでしょうか。自分自身を探そうとすることなく、どのようにして自己発見ができるのでしょうか。「私とは本来何なんだろうか」という疑問を求めて悩むこともなく、70才、80才になったような人々がたくさんいます。そのような人々は自分の独自性を求めて悩むこともなく、波乱もなく、平穏な日々を送っているように見えます。そしてその延長としてある日、まるで「夢から覚めた」ように突然、自分が誰だかわからない、などという事態が起きてくるのです。

   あなたの潜在意識は前世を知っており、今の問題の原因も分かっています。
   しかし前世に退行することで知る内容は劇的で衝撃的なものが多いので、自分が受容できる限界を超えると感じる人もたくさんいます。セラピストは患者にどこまで退行するかということを納得させておかなければなりません。記憶の止まるところが見つからず、再現なく過去を遡ることはできますが、セラピーでは地球の段階で止めておくべきです。人は自分を人間と認識することは好みますが、動物として存在していたことは認め難いと感じるようです。

   動物レベルでは本能によって行動するので、論理的に考えることはありません。ところが自分を動物レベルまで退行させると、自分の問題が実はそこにあったことに気づくことがあります。自衛本能、縄張り意識、生殖本能など現在の生活のあらゆる分野において、その原点が動物レベルにあるのです。過去生に退行すると、自分がありとあらゆる体験をしてきていることがわかるでしょう。現世の直前の過去生を中心にして、すべての問題が展開していると思われます。この過去生に集中し、対応すると問題全体を解決できることがあります。

   脅迫観念や恐怖症のほとんどは、何かを隠すための症状です。
   治療が難しいケースの原因は他にもあります。どんなに非合理的に思えることであっても、どんな病であっても、患者自身にとっては有利な事情があり、その問題が患者にとって役に立つので、同じ状況を繰り返すということがあります。例えば患者の心境としては、「私が病気だったら他人は私の面倒を見てくれる」、「私が脆弱でいる限り、誰も私に責任を押し付けられない」、「問題を抱えている限り、相手は私を置いていったりしない」というようなものです。

   つまり、患者が問題を抱えているのは計算づくの行為であり、それが自分にとって利用価値があり、もともと話していた問題が真実の問題ではなく、言い訳であったことに気づかなければなりません。真実の問題とは、責任を持つことの怖さ、一人にされることの恐怖、自分の必要性を自分で満たせない恐怖などです。セラピストが「間違った」問題に取り組んでいる限り、患者の状態には何の変化も起きません。

   同性愛者は前世で何か恐ろしい体験をした場合が多く、その結果、例えば「もう二度と女性に生まれまい」と誓うのです。しかし実際には男性として生まれたとしても、女性としての問題を克服しなければならないことになるのです。同性愛についてですが、性の役割に関する混乱はよくあることです。男性、女性の両方の性における過去生で体験したトラウマを追跡すると、解決することがよくあります。それは明らかに、どちらかの性の役割を避けているからです。

   他の性への罪悪感が同性愛の傾向の原因になることもあります。
   女性を虐待した男性は、来世で女性との出会いを避けたいと思うかもしれません。後ろめたさのために、女性から遠ざかっていたいと思うのです。また女性として生まれた場合は、男性は恐ろしい悪魔で自分に危害を加える存在でしかないと思っているので、男性からは遠ざかっていたいと思うかもしれません。この女性は現世で、自分の男性としての過去性を現世の男性全体に投影しているのです。

   重病疾患とその精神的な治療にはもっと真剣に取り組むべきです。
   自分の体は自分が支配し、冷静な態度を取れるという信念を持たなければなりません。セラピストは自分でそれを信じるとともに、患者にも信じ込ませなければなりません。患者の体を癒すのはセラピストではなく、患者自身の力なのです。病気が患者にとって役に立つ場合があります。しかし大切なのは、患者が病気の力を借りずに、自分が必要としていることを満たすことができる方法を見つけることです。

   患者に求められることは、心を開き、自分に起きた出来事の結果をすべて受け入れることです。セラピスト自身が自分の根本的な問題を解決しない限り、同じような問題を抱えた患者を引き寄せることになるので、偏見のない目でその問題に対処することはできないでしょう。前世セラピーは過酷な作業です。前世と立ち向かい、人間としての人生をすべてのレベルで追体験し、癒しのプロセスを経験した人だけが、その経験を生かしながら他人を癒すことができるのです。

   人生とは、今の自分の意識の状態にピッタリ合っているもので、私たちが先に進むために相応しいピッタリな環境を用意してくれます。例えば、退行しているときにある空間に閉じ込められて恐怖を訴えていた人が、その翌日にはエレベーターの中に閉じ込められたりするのです。その人は閉所恐怖症に新しく取り組む機会を与えられ、意識的にそれを克服するための経験をしているのです。

   癒しが進んで、意識が高まれば高まるほど、人生の行動の幅も広がります。新しい職場や新しい活動場所、また新しい興味を持つようになります。ただ変化する用意ができていても、自分のその変化に気づかずに歩みを進めていなければ、自分の周囲の世界が自分を排除しているように感じられて恐ろしく感じられるでしょう。それは自分が、もはやその環境に属していないからです。

   例えば会社員が職場で困難を抱え、これ以上自分の仕事を続けることができず、周囲の人たちから拒絶されたとします。これは彼の内面が「独り立ちしたい」などの変化を求めていたからかもしれません。自分で積極的に行動できなかったので、運命の力がその古巣から彼を引き離し、新しい仕事に向かわせたのです。

   誕生する少し前、胎内で赤ん坊は母親の体が自分を拒絶していると感じることがあります。それは母親の体が自分を拒否しているために自分を外に押し出していると赤ん坊は思うからです。しかし現実は、赤ん坊の母親の体の中で育つ段階は終わり、望む望まないに関わらず、赤ん坊は独立しなければなりません。自分が成長したために新しい環境を必要としているのに、本人がそのことに気づいていなければ、それまでの環境は耐え難いものになり、不快感も増していくでしょう。

     喪失感や危機があったと嘆くのではなく、私たちは運命を自分の見方と思うべきです。運命はいつでも、あなたの味方なのです。





             
「前世にきいてみよう」イングリッドバリエール著
                         徳間書店

                        抜粋したもの





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なぜ自分はこの人生を生きると決めたのか?

   ここで私は、自分の心に決めた決心や決意、また自分に対する評価や判断、自分を批判することなどが意味する重要性について、強調しておきたいと思います。それらのことはどういう形であるにせよ、実際に実現化される傾向にあるからです。何よりもそれは人が自分で下した決断であり、私たちが運命と呼ぶものはそこから生まれてくるのです。ですから、人が自分の運命を理解してそれを変えたいと願うなら、人は何よりもまず、自分の下した決断を見つけなければなりません。運命はその決断に従っているからです。

     ルドルフ・シュタイナーの著書『神智学』の最終章である「認識の小徑」には、自分の判断がもたらす結果と根源的な言葉が記されています。

   「・・・学ぶ者はいつ何どきでも自分を空の器に見立てることができなければならず、外の世界はそこに流れ込むものである。認識する瞬間とは、あらゆる判断やあらゆる批判の源が、沈黙である場合だけである。認識のさらなる高みへ続く道をたどりたいと望む者はみな、いかなる瞬間にあっても、自分自身と内に抱えたすべての先入観とを消し去ることができるよう訓練しなければならない。

   自分自身の痕跡を消去する限り、その人の中には他者が流れ込むであろう。この公平な提案には一方的な信念など何の関与もない。ここでは何かを盲目的に信じることが問題なのではなくて、あるがままの内なる心象に対して『一方的な判断』を下さないということが論じられているのである。」

   いつの時代にも、真実を説く偉大な教師たちは大いなる疑問と向き合ってきました。
   人の魂はいかにして真実を学び、その真実によって解放されるのでしょうか。単純に考えるとき、恐らくこれは時間の問題にしかすぎず、人はさまざまな経験をして自然的に発展していくものだと考えるかもしれません。

   しかし注意してよく見ると、いくら努力してもそれ以上の進歩を遂げられない人は大勢いるということがわかります。そういう人たちは医者にかかり、精神療法やセラピストやスピリチュアルカウンセラーを訪ねて助力を得ようとします。しかし本当の助けは、私たちが自分自身の内面の解放に向けて行動を起こす決意をして初めて得ることができるものなのです。

   そのためには、変化を求める偽りのない願望、自分自身に誠実であること、などが必要です。批判する気持ちや疑いは本人の妨げになるだけです。この誠実さは、人が自分自身についての新たな認識に対して心を開くことを求めます。古い価値観に対するある程度の幻滅感とそれを断念する気持ちがなければ、新しい認識は生まれてきません。人はまず、新しい認識を受け止める余地を自分の中に用意しなければなりません。そして最後に必要なのは、辛抱強さと根気です。人生の長きにわたって存在してきたすべての問題を、1週間や1ヵ月で解決できるようなセラピーなどあり得ません。

   本当の変化は、本質的な考え方と願望が変わることで、初めて実現するものです。
   自分が幸せになるためには、「その前にまず回りの世界が変わらなければ」、と考えるのは間違いです。「他人があんなに気難しくて自分勝手でなければ、自分はこんなに苦労しないのに」、「夫がもう少し物分りがよければ、夫婦仲もうまくいくのに」、「上司があんな意地悪でなければ、失敗の心配もしなくてすむのに」etc. これらの例は、人が自分の周囲に対して期待を抱く様子を示しています。

   前世セラピーは、私たちが遭遇することはすべて自分自身の鏡であり、何かに取り組むための課題であるという前提に立って話を進めていきます。自分の運命に対して誠実であるならばその反応は、「私の中にある未熟で不透明なこの部分は何だろう? それが絶えず人生を難しくしてしまうのはなぜなのか? こんな運命を引き寄せている自分は何をしているのだろう。ここから何を学ぶべきなのか?」 と問いかけるものでなくてはなりません。

   永年続けてきた習慣や行動が役に立たなくなっているのであれば、新しい視点と行動を受け入れるためにそれをあきらめる必要があるかもしれません。それには勇気が必要ですが、人は自分自身に誠実であることによって勇気を示すものです。勇気のある人は、自分が正しいということをわかっていれば、周りから笑われたり批判されたり、拒絶されたりすることにも耐えられるでしょう。

   人が、自分自身に対して誠実であること以上に、優れた人間としての価値などありません。その資質があれば、人生のあらゆる障害は乗り越えることができます。自分自身に正直でない人は、他人に対しても不信感を抱く傾向にあります。そうすることで、その人は自分自身の不安原因に目を向けることなく、周囲に対して負の働きを生み出すような態度を表明するのです。このような態度は、問題の原因を自分自身にではなく外の世界に求めているので、問題を解決することはできません。



          「前世にきいてみよう」 イングリッドバリエール著 徳間書店
                        

                        抜粋したもの





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劣等意識とは自分で自分を受け入れていない痛みと拒絶

   私たちは成長する過程で、何度となく他人と競争することを強いられます。
   学校でも、高等教育の場でも、住まいを完璧に飾り立てようとする主婦や、友人よりもステイタスを欲しがる若者も、どこへ行っても人はみな自分と他人を比べるのです。他人よりも早く、優れて、強く、豊かで、健康で、美しくと望みは尽きません。しかしどんな場合も他人と自分を比べてしまうという行為は、自分の人間性と人格の発展を歪めるものです。それは私たちを容赦のない競争に駆り立て、私たちは気づかないうちに人生の意義を見失ってしまいます。

   どの社会にもそれぞれの基準があり、人々はその基準で自分の姿を推し量ります。
   身体的にも精神的にも標準に満たなければ、私たちは劣等意識に悩まされます。しかもこの劣等意識を抱かせるのは、誰でもない自分自身なのです。そして相手が自分に痛みと拒絶を与えているように感じていますが、実は、自分が自分自身を受け入れていないことから来る痛みと拒絶なのです。

   ありのままの状況を受け入れられないとか、自分自身の性格を受け入れられないことが、あらゆる心の問題の根源となっています。人はありのままの状況を受け入れて初めて、状況を変えることができるのです。だからこそ私たちは、ありのままの自分の姿を受け入れることを学び、自分の周りの世界と比較することをやめなければなりません。現実的でない基準や期待を自分に課して、自分にプレッシャーをかけることなどもってのほかです。そんなことをすれば、ますます自分に幻滅することになります。

   人は誰もが自分や自分の行いを周囲から批判され、裁かれた過去を持っています。
   中には苦痛を伴い、権力から糾弾を受けるに至ったものもあります。そういう苦しい経験があるために、人は他人から批判され判断されることに対して抵抗感を持つようになっており、それが不快感として現れます。心の現実感と肉体の現実感が一致しなければ、この世との対立は避けられません。

   心は、実際の出来事を受け入れるのを拒絶したとたんに、自分を現実から切り離し、その洞察力は歪み、真実との調和がとれなくなります。その結果、心は理解されない状況を経験するようになり、孤立感と苦痛を味わうことになります。痛みによって現実を受け入れることができなくなり、実際の状況と調和をもった生活ができなくなります。その結果、人を強情にして鬱にさせます。「ありのままの現状」を経験してそこに身をゆだねることが、魂、肉体、精神の統合へ向けられた合図になります。それが自然な存在の状態への第一歩なのです。

   私たちの善と悪に対する姿勢や、美しいものと醜いものに対する態度、また正しいことと間違っていることへの反応は、これまで自分が学んできた答えであり、個人の性格を理解することや魂の意識レベルと関わってきます。過度に厳しい判断や批判を下す傾向は、不愉快な現実を拒絶しようとする魂の働きです。そういう判断は厚い壁となって、人を外の世界から孤立させていきます。それは現実に対する恐怖の現れなのです。そして、恐怖は自由を喪失することへと繋がります。このことからも柔軟性のない厳しい判断と、精神的な自由は共存することができません。安定した精神は、すべての存在を認め、判で押したような判断を下すことはありません。安定した精神は、直感の働きによって、すべての解釈を自然発生的に判断します。

   すべてを合理的に整理しなければならないとする考え方は、人生においてさらなる障害を生み出します。それは洞察力や理解力を制限するべきであるという意味ではありません。完全なる知識と理解は当然ながら魂に属するものです。しかし物事を秩序立てて整理したいとする願望は、自分と、自分の意識に入るあらゆる事柄の間に立ちふさがって、道を閉ざしてしまいます。つまり、それは高次の意識の現実に身をゆだねようとするよりもむしろ、コントロールを維持しようとする要求の現われだからです。

   私たちがコントロールを保持しようとする要求から自分自身を解放すれば、何かと比べたり、決め付けたりすることからも同じように開放され、現実を経験することができるようになります。心を開きさえすれば、そこにはいくつもの新しい現実が待っているのです。私たちはコントロールを保とうとする要求を理性のせいにして責任を押し付けます。しかし理性のせいで、私たちが合理性を求めるわけではありません。そうではなく、物事を無条件にありのままの姿で受け入れられないことが、合理性を求める原因なのです。断固として理性にこだわるのは、苦しい現実を遮断してしまおうとするからなのです。

   人は、感情が現実に圧倒されると、合理性にしがみつくのです。



        book 『前世にきいてみよう』 イングリッド・バリエール著   徳間書店

                        抜粋したもの






                        

自分の生きる状況は過去を映し出す鏡と報いである

   過去の誤った言動にはさらなる結果がついてきます。
   「劣等感」は心理学者なら誰もが直面したことのある問題です。過去に不当な行いをしたとする内面の感覚が存在する結果、人は自分自身を過小評価するようになります。この内面の傾向は外部世界の影響を受けますが、そこでもその人の評価は低く、何をしても正当に認められることがありません。劣等感を抱く人は常に、自分の仕事は適切ではないとか、自分は母親、父親、あるいは配偶者として失格である、といった考えを持っています。そういう人は自分に満足することがなく、いつでも自分を誰かと比較し、容易には払拭(ふっしょく)できない強い挫折感を抱え込んでいます。

   「認知困難」は、一つあるいはそれ以上の感覚器官が遮断される問題です。
   感覚器官が抑圧される結果、その人の知覚が制限されます。近視の人は自分の周辺で起きていることだけに目を向け、遠くのものを知覚していないことがよくありますが、それらは彼らの生活に直接関わってくる問題でもあるのです。遠視の人の場合、自分とは直接関係のないものまですべて認知しますが、自分の直近のことは見落とし勝ちです。遠視の人は病んでいる症状を押さえ込み、症状の真相究明を回避します。どんなに制限されている知覚であっても、その人が自身の行為を追体験することができれば、再び感覚を伸ばすことができるようになります。前世セラピーのセッションを受けると、その後で多くの患者が視力や聴力の変化に気づくことがあります。

   「疑い」は嫉妬、嫌み(いやみ)、不信という形で現れますが、それは自分の抑圧された感情を他人に反映し転嫁することです。自分のパートナーを裏切ったことのある人は、自分の現在また未来のパートナーから裏切られることを予測し、すべての物事の背後に不正や欺瞞があると疑っています。人は疑いを抱くと、自分の言動を自分のパートナーや他人に対して投影することによってそれを表します。自分の言動については非を認めたくないと考えるからです。
嫉妬深い人や疑い深い人は、自分のことは常に「善良」で「正しい」と考えます。

   
自分を偽善的で信用ならない人物と自覚するのは、本人のセルフイメージを損なうことになります。ですからその人は自分が行ってきたことすべてについて、無意識のうちに他の誰かに責任をなすりつけるのです。他人を批評することで、自分自身の罪の意識を軽減し、そこから注意をそらすことになります。抑圧の感情の背景にあるこの状況は、現世の人生によく現れることがありますが、多くの場合、それは前世の問題を克服しなければ解決されません。

   現世の人生で自分を騙したり見捨てたりするようなパートナーばかりと巡り合う人や、現世の生活にはこれといった理由も見当たらないのに、異常なまでの嫉妬に苦しんだりする人がいます。それは、本人が前世に退行することで説明がつきます。前世ではその人もパートナーを裏切り、相手の窮状を知りながら見捨てたことがあったのです。
現世でのパートナーを通して、私たちは自分の過去のエゴと遭遇しているのです。

   根拠のない罪の意識
とは、多くの人が説明のつかない「やましさ」を感じることにあります。特に、警察官を見かけたり、裁判所に出廷したりするなど、「権威」と接触するときに感じるものです。そういう人は非難されると恐怖を感じ、絶えず自己を正当化しようと努め、誰かが自分を話題にしているかもしれないと考えて不安になります。彼らは、隠さなければならない行為を働いた事実があるかのように振舞ってしまうのです。前世で犯した過ちに取り組む前に、セラピストはまず現世における行為に対処します。隠蔽されたさまざまな悪行の重みはすべて本人の上にのしかかり、不安と脆弱さを伴う漠然とした感覚を引き起こします。


   漠然と罪の意識を持っている人は、他人を通して不幸と遭遇する必要を感じています。そういう人は、他人から何かをされる状況を求めています。相手の邪悪さを示す「証拠」を自分がつかむために、そう願うのです。
押さえ込まれた罪の意識は、疑い、抑圧、さらに無関心、愚かさ、気分の落ち込みへとつながるので、抑圧された罪を思い出すことは自分を罰するメカニズムを断ち切ることになります。それによってその人は自由で、不安も軽くなり、もう心配する必要もなくなります。それはその人の不安の元が、自分の行為が明るみに出て罰せられることに対する恐怖であったからです。

   曇りのない良心を持った人には心配ごとはありません。
   自分に相対して起きる出来事や状況が、私たちが何ものであるかを定義するので、それが自分を理解する手助けになります。人は自らの落ち度と不徳の責任までも負わなければなりません。永遠なる時間を生きるなかで、一つも過ちを犯さない人などどこにもいません。過ちはすべて修正されなければなりませんが、そのためには、その過ちが発生した場所へと立ち戻ることが必要になります。

   後になって、私たちの人生に避けられない困難な状況をもたらすのは、自分の犯した悪行そのものではありません。そうではなく、その行いを押さえ込み、それについて自分に嘘をつくことなのです。自分だけが自分に起きる出来事の責任を持つのです。外で起きる出来事や状況の中には、自分の感覚や経験を決定する要素は一切ありません。その出来事や状況をどう受け止めて、どう認識するかはすべて自分次第だからです。


   私たちにとって外の世界の状況とは、私たちの過去の行為の鏡であり、また報いでもあります。つまり過去に暴力的な人であったならば、現世の生活では暴力的な人々と遭遇することが多かったり、不当に扱われることがあるかもしれません。それは外界という鏡に映る自分のイメージといえます。また回りの人々から蔑まれ、傷つけられる場合、それは報いということになります。過去の行いの問題を分析するには、現世と過去生の両方の要素が同じように役に立ちます。

   なぜなら人は、自分自身の運命を決めた原因であり、自分がその運命をどうやって引き起こしたのかを見出し、それを認め、洞察力と責任感を持って過去の言動を調べ、その言動を改めることによって、自分の運命を変えることができるからです。この転換のプロセスを行うのが前世セラピーです。そこでは過去の過ちが克服され、それによって自分を罰するメカニズムと自分を抑圧する要素、それに強制的な繰り返しの動きが取り除かれます。

   ある日、ハリーという40歳の男性が私を訪ねてきました。
   彼は生涯を通してずっと、生きる意味を探していました。彼は永年、さまざまな宗教団体を渡り歩き、焦燥感と攻撃性でいっぱいになっていました。彼は人に危害を加えるかもしれないことを非常に恐れていました。彼は本来の自発性を失っていて気力がなく、やりたいことができないと感じていました。これまで常に、誰からも好かれなくてはいけないと考えてきて、他人から「良い人」だと思われたいと望んできましたが、一方では結婚生活においては自由を奪われていると感じていました。彼はずっと、自分が深い関わりを築ける女性を探し続けてきましたが、現世ではまだそのような関わりを経験したことがありませんでした。

   前世セラピーでの治療中に彼はこう言いました。
   「私はローマにいます。そこは円形闘技場です。私はトーガ(マント)を身に着けています。金銭的に裕福なため、支配者のように生活しています。私は派手な宴会を開き、快楽を求める尊大な人間です。私の周りには女たちが群がり、そのほとんどが奴隷として買われた女たちです。私は彼女たちを玩具か智恵のある動物のように扱います。彼女たちは私の足元に横たわり、私は彼女たちを好きなように扱いますが、誠意を持って接しているわけではありません。」

   場面が変わって、
   「私は政治家です。自分が演説しているのが見えます。
   私は特別な職務を持つ国政の議員です。私はまさに理想の女性と結婚しています。彼女は長い黒髪をお下げにしています。私は彼女と一緒になれてうれしいのですが、妻のほうは私とはもう関わりを持ちたくないと思っています。彼女は特に、私がしばしば宴会を開くことに反対しています。私は自分を弁護し、それも議員として必要なことであることを妻に説明しなければなりません。宴会を手配しないと自分の知名度を広げることができずに、人々から受け入れられないのではと心配しています。彼女は私の数々の情事を非難しますが、私はそれらの情事には何の意味もなく、夫婦関係を乱すものではないと説明しますが、彼女はそうではないと不満を述べます。

   これらの理由のために、彼女は私から去っていきました。
   私にはそれは寝耳に水でした。私は悲しくなり、彼女が私との一切の関係を拒んでいることに当惑します。そのうえ、私のプライドが傷つき、『面目を失う』ことが心配です。妻はとても気位が高く、私からは完全に自立した女性なので、そういう意味でも私は彼女を取り戻すことができません。このことがあってから私は、気持ちが弱くなり、妻への思いを募らせ、人生は無意味だと感じているのです。」

   この過去生を回想した後、彼が言いました。
   「彼女こそが私の心の中で求めている女性でした。
   私自身の無関心のせいで彼女を失い、それが私の心をひどく動揺させました。当然ながら宴会を開くことが重要だと言ったのは私の言い訳です。あんなことを言って後悔しましたが、心では攻撃的な気持ちを感じ、その気持ちはとりわけ自分自身に向けられたものでした。

   現世でも同じです。思い通りに事が運ばないと、私は攻撃的になるのです。今だって言い訳に頼ってばかりです。今の私では、女性と真剣な関係を築くことなどまったく無理です。私は今も、自分を回りの人より「優れている」と感じているところがあり、それが周囲の人に反感を抱かせて、結果的に避けられてしまうのです。」




                

              
「前世にきいてみよう」イングリッド・バリエール著
                         徳間書店

                        抜粋したもの

 

自分の行ないのすべては自分に戻ってくる

     人が恐れるものはすべて、その人の内側に存在します。
   
恐れることで私たちは自分が、精神的、肉体的、あるいは社会的な不安状態に縛られていることに気づかされます。愛着と抵抗感は、同じ根から現れる心理です。抵抗すること諦め、その望みを捨てて知覚を閉ざしてしまうとき、人は恐怖を経験することになります。自分を萎縮させ、束縛し、この束縛されているという感覚が恐怖心として経験されるのです。

   そこには磁力や重力のように引き寄せる力が働いており、これが私たちを縛り付けるのです。 同じ理由から、高次の精神世界に対して心を開くことを、多くの人々が恐れています。そういう人々は、自分の恐怖は何かを回避するために起きてきていると考えていますが、実際には、何かを長く回避し続けたことの合図であり、それが恐怖心を引き起こすのです。

   自分で気づいているか否かにかかわらず、自分の周りに起こるすべての出来事の原因は当の本人にあります。ある時代に生まれ、そこである種の課題や問題点と向き合うことになるのはもちろん偶然ではありません。私たちの誰もがみな、前世において戦争や環境破壊の問題を引き起こした責任の一端を担っているので、私たち一人一人は後の世でこれらの問題と向き合い、建設的に取り組まなければなりません。

   不運な境遇に不平をこぼすよりも、私たちはその時代に生まれたことでそれらの問題の意味を自らに問いかけ、そこから個人の問題の解決策を見出す努力をしなければなりません。それが、自分のカルマを理解する重要な機会となるでしょう。

   人生は絶えず変化するものであって、一つの状態で停滞するものではありません。
   どの人生に生まれてきても、私たちは新たなチャンスや難問と巡り合いますが、それを有意義に利用することで、新たな成長の機会を私たちに与えてくれます。そのように考えれば、人生はエキサイティングなゲームです。古くさい信念や常識に固執して可能性を無駄にしたり、あるいは現実から逃避すると、私たちの人生は重荷を負わされることになり、人生の動きが鈍くなるのです。

   これまで数多くの人生を生きてきた中で、私たちはある種の不可欠な要素に対して余地を与えず、それらを弾圧し、征服しようとしてきました。これらの要素は後になって、私たちの生活に激しさを伴って侵入してきますが、、私たちはその激しさに振り回されて、無力感を経験させられることになります。カルマは変えることができます。しかしカルマを利用して自分や他人に被害者や犠牲者の役割を押し付けたり、その状況に甘んじさせたりするのは、きわめて重大なカルマの誤用です。私たちが誠意をもって臨むならば、人生はさらに成長するための新たな機会を与えてくれるものなのです。

   どんな状況や出来事であっても私たちが拒んできたものはすべて、その問題を自分に受け入れない限り、いつまでも私たちの前に立ちはだかり続けるでしょう。自由でかつ賢明になるために必要なことは、意識の中に入り込んできたものすべてを受け入れる心構えを持つことです。

   そうすることができていたなら、私たちの潜在意識は苦しい出来事を記録することもなく、それを意識の中から追い出そうと抑圧することもなく、同じ感情や苦痛と何度も向き合う必要はなかったのです。葛藤の状況が生まれるのはすべて、自分が引き起こしてきた問題の認識を拒んできたことが原因なのです。

   残念ながら実際には、多くの誠意ある人々でさえ、明白な事実を否定したり除外したりしようとするのです。つまり不愉快な体験を経験することの原因は自分にある、とする事実を否定してしまうことです。そういう態度は必ず自由の欠如につながり、人生の理解を誤らせることになるでしょう。反対に、人生やすべての経験に対する前向きな態度は、生きることへの本物の熱意へとつながります。私たちはどんなときでも、人生を改め、方向転換することができるものだと理解するからです。

   カルマの法則とは、実際どのように作用するのでしょう。
   簡単にいうと、今日私たちにもっとも困難な状況を与えるものが、かつて自分が他人に対してもっとも害を加えた領域である、ということです。外の世界は人の内面を映す鏡にすぎません。つまり私たちが遭遇する不愉快な状況や問題は、その一部が自分の内部に根ざしているか、または前世でそうであったかによるものです。

   窮地のときに友人に見捨てられることがよくあるというのは、ある時点で自分も友人を見捨てたことがあるということの表れです。愛する人を死によって失うなら、それは以前に誰かの死を望んだことがあるか、あるいは死に至らしめたことがあるからです。金銭的に困窮してばかりいる人は、以前、違法な手口で富を手に入れたか、大金を浪費したことのある人です。パートナーから搾取されたり騙されたりする人は、過去に他の相手を同じように扱ってきたことでしょう。

   過去に過ちを犯してきた領域では、人は敏感になり、弱い立場になります。
   前世で裁判官を務め、無実の人々に有罪判決を下してきた人は、自分自身が不当に糾弾されると強く反応します。その状況はその人に激しい怒りを抱かせるかもしれないし、落胆させ不安にするかもしれません。事実は、誰かを不当に糾弾したことがない限り、人は個人的に心配を感じることはないのです。

   弱さの原因を(心理療法ではよくあることですが)間違って外の世界に求めるその脆弱さこそ、その人の人格の弱さを示すものであるという事実を考慮しないことがあります。現実には人は、自身の行動の結果からのみ苦難を得るものです。私たちの他人に対する過去または現在の振る舞いで、相手に対して良かれと思ってとったすべての行動は、遅かれ早かれ私たちのもとに戻ってくるでしょう。




        book  「前世にきいてみよう」 イングリッド・バリエール著 徳間書店
                         

                        抜粋したもの




                      

 

避けている物事は解決されるまで戻って来る

   人の過去の悪い行為は、それによって法的制裁を受けたか否かにかかわらず、
深刻な結果をもたらします。なぜならそれは、人が態度や行いを改めるまで、現世や来世に影響を与え続けるからです。カルマの法則では、それは普通の意味でいう社会的な罪や間違いの問題ではなく、人の行動や考えることはすべて、たとえそれが他人に向けられたものであっても、その人自身に影響を及ぼすという認識です。

   他人を利用して食いものにするような人は、遅かれ早かれ、同じ考え方をする相手から食いものにされるでしょう。自分の地位を理由に、他者を見下(くだ)して苦しめるような人は、後の世界では同じように考える人々からそのようにされるでしょう。私たちが誰かに放った矢は、ときに自分のしたことをすっかり忘れた頃になって、ブーラメンのように、すべて私たちのところに戻ってきます。

   
真実においては、人はみな平等な価値を持つということです。
   外見に、評価に差があっても、また異なった能力を発揮していても、人の価値は等しいのです。誰かが他の誰かより、たとえ後者の意識のレベルが低くても、価値が劣るわけではありません。私たちが誰か他人の尊厳を傷つけるなら、それは同時に自分の尊厳を傷つけていることになるのです。私たちが他人に対して行うことは自分の身にも起こり、人に与えるものは自分にも与えられ、人に危害を加える人は自分も危害を受けるのです。

   私たちを取り巻く世界は、私たちが他人を扱ってきたのと同じように、私たちのことを扱います。困難に直面した人が、「何で自分がこんな目に合わなきゃならないんだ。自分が何をしたというんだ」と嘆くことがよくあります。しかし直感的に、人は現在の運命が過去の行為に関係していることを感じ取っているのです。

   私たちの間違いは、他人を傷つけてもかまわないと考えることにあります。
   相手を価値のないものと考え、相手のことを考えずに状況を利用して優位に立つことだけを考えるのでそのような誤った考えを持つのです。もう一つの間違いは、この世界で訴えられたり制裁されることを免れて何とか逃げおおせれば、自分の行為はなんの報いも受けないと思うことです。ここで私たちは、自分の良心を無視しています。死後その人生に自ら審判を下し、後になって自分のした行為の結果を自分に呼び込むのは、自分の良心なのです。

   法律というものは、同じものがすべての人に適用されます。
   その適法性は偶然の産物ではなく、それは「集合的な良心」によって形成されたものです。人がみな平等であることは、覆(くつが)えりようのない事実です。私たちはみな行動や経験について同じ選択肢を持っています。誰でも、それが集合的な無意識の生み出す法規範が許す限り、好きに振る舞っていいのです。しかし、自分の行為の報いは受けなければなりません。これは運命を自由に選ぶ権利があるならば、誰かに無理強いされたり、負担をかけられたりするようなこともない、という意味でもあります。

   私たちは誰もが行動の自由を持っています。
   この点から見ると、精神的物質的に恵まれているかどうかで愚痴をこぼすのはまったく意味のないことに見えます。人が現世において成長する度合いによって、人の良心のレベルも上がります。私たちには個人的な成長を制限したり拡大したりする自由があります。私たちは本質的に自由な独立独歩の存在です。

   私たち自身の合意がなければ、他人が私の行動に影響を及ぼすことはできません。
   私たちの一人ひとりが、それぞれの良心のレベルを決定します。精神的なものにおいてその考え方が厳格に制限されることはありません。ということはつまり、私たちが誰かに操られたり、何かを無理強いされたりする状況を許すとすれば、それは私たちが心のどこかで、その行為に同意しているからこそ起こってしまう問題なのです。

   
人はしばしば、自分の運命を把握し理解するために、一連の因果関係を見つけようとします。世界平和のためになると錯覚して核を作るかもしれません。また自分に喜びや幸せをもたらしてくれる能力を他人に求めて、その相手に依存することがあるかもしれません。しかしこのことは本来、自分自身の責任でするべきことなのです。その後人生が自分の思った通りに展開しないと、人生に失望させられたと感じます。でも、独りよがりの考え方や行動から一歩距離をおき、内なる声に耳を傾けて、自分の何が不運を呼び込んでしまうのかを突き止めれば、人がそのような不運に彩られた一連の因果関係から自由になることができるでしょう。

   これにはまた別の側面があります。
   人は自分自身や他人のことを、常に善良で前向きで愛想の良い存在だと考えようとしたり、ばら色のめがねで世界を見ることもできますが、これも間違いです。それは私たちも良く知っていて、人生も人間も、すべてが良好とはいかないものです。善と悪が互いに依存し合うと考えたり、コインには裏面が存在しないかのように振る舞うのは、宇宙の秩序を無視したいと思うようなものです。これをカルマの法則に当てはめると、つまり自分の過去の行為は「目には目を」といった意味で、未来において、過去に回避した状況と似たような経験に遭遇するということになります。心を閉ざすと、人の意識はさらに低いレベルへ落ちていくことになるでしょう。

   しかし、望ましくない事態が起きてもそれに落ち着いて向き合い、受け入れて折り合いをつけるならば、人はさらなる高みへ引き上げられるのです。人生の不愉快な事態も受け入れることを学び、苦難をあるがままの姿で認めること、つまり自分自身の内面に一歩近づくことができれば、そして人生で遭遇する一つ一つと懸命に取り組む努力をすれば、悪の脅威が世界から消えてしまうことはなくても、悪と直面しても当惑することはなくなるでしょう。

   それどころか私たちは、苦難に乗じて成長することができるのです。人には、困難、奮闘、冒険、危険、業績を上げる努力などの形で現れる人生の課題が必要です。十分な課題が与えられないと、人は内面の苦難や病気をつくり出し、不自然なあるいは想像上の問題や満たされない気持ちを抱くようになっていきます。

   多くの人が他人を裁き、自分の道徳基準で人を批判し、他人が自由に人生を謳歌する姿を見て我慢できないと感じてしまいます。抑圧された羨望の念が、その理由の一つなのかもしれません。他人に対して妬ましく思うことは、人が内面に持った無自覚の望みであり、それが満たされないのは常に「自分自身に決める制限」がそうしてしまうからにすぎません。私たちの考えや行動、ことばは私たちの暮らす生活環境を決め、他人との関係性を決定します。内なる波動に引き寄せられて、人は特定の人々やグループと関わるようになりますが、自身が属する人間関係に自分を置くのは「運命」ではありません。

   人は何かを変えようとする前に、まず立ち止まり、現在いる自分の立場と言動についてよく考えてみなければなりません。なぜなら、自分の中のどの部分の成長が足りないのかについてよく自覚することができなければ、変化を起こすことはできないからです。人はどこへ行こうとも、必ず自分自身をそこへ連れていくのです。

   不愉快に感じる考えや概念を、不愉快だからという理由で簡単に払拭(ふっしょく)してしまわないことです。私たちが不愉快ゆえに追い払うものはみな、私たちがコントロールすることを嫌って遠ざけただけのことなのです。今の時点で気づかないでいるそれらのことは、いつの日か私たちの躓き(つまず)きとなって自分の前に現れるでしょう。

   たとえば暴力的な人々は、自分が暴力的になれるという考えをそれまで頭から追いやっていたということです。しかしこのように考えていくと、私たちは両極面の考え方を内に統合させる必要のあることがわかってきます。つまり私たちは加害者にも、被害者にもなり得るということです。これは同じ現象の両極端な例といえるでしょう。加害者と被害者は互いに引き寄せ合うとはよく言われることですが、これは両者の波動が同じでお互いが引き寄せてしまうからです。

   私たちが拒否する事柄というのは、すべてがそのまま、脇によけられただけでそこに残っています。なぜなら、それらの存在と事実の受け入れを私たちが拒んできたからです。だからこそ私たちは、自分の内面の否定的な考えに目を向け、それに取り組むことが必要なのです。そうすれば、否定的な考えの持つ不思議な引力は、私たちの生活に影響を及ぼさなくなるのです。



             「前世にきいてみよう」 イングリッド・バリエール著
                        徳間書店

                       抜粋したもの




                         *****

前世にきいてみよう     

   繰り返し起こることすべては私たちへのメッセージです。

   人生で出会う困難や苦悩、葛藤などはすべて、あなたの過去生がもたらしたものです。
   私たちは前世と、前世がもたらす結果を受け入れることができれば、カルマに終止符を打ち、自分の意志で運命を決めることができるのです。あなたが抱えている問題は現世にはなく、前世の記憶にあります。

   特に直前の過去生に、すべての問題が起因しています。この過去生に対応すると、問題の核心に触れることができて、人生に変化が現れてくるでしょう。
過去生での自分を発見すると、私たちは自分の中で抑制されていた部分や、つらい体験を再認識します。不安、問題、葛藤、また好みや嫌悪感も同じく、前世の体験によるものです。

   
   執拗な信念はトラウマ的な経験からきています。
   悲嘆にくれたあと私たちは、「二度と危険を冒すものか」、「二度と誰も信用するものか」などと誓います。失敗を犯すと、魂は強い信念を抱くようになるのです。しかし実はその心の反作用が、欲しくないと思うものをすべて引き寄せてしまうのです。そして見たくないものは、強制的に眼の前に現れます。自分にとって存在すべきでないものはすべてそのゆえに、私たちの意識に強烈に存在します。

    どんな死の後でも、魂はいま終わったばかりの人生について、バランスシートを作成します。未解決の問題は浮き彫りになり、この課題と目的は、来世に継続していきます。魂は一度地球に到着すると、地球で果たすべき任務を完了するまで、何度も転生を繰り返すのです。

   カルマの法則、それは現世や来世にまで影響を与えます。
   傍若無人に他者を食いものにするような人は、遅かれ早かれ、同じ考え方をする相手から同じ扱いを受けるようになるでしょう。窮地の時に友人に見捨てられることがよくあるのは、ある時点で自分も友人を見捨てたことがある、ということの表れです。私たちが誰かに放った矢は、すべてブーラメンのように、時には元々の自分の行いなど、すっかり忘れてしまった頃になって、私たちのところに戻ってきます。

   私たちのカルマの帳尻は死後にはっきりします。
   人が次から次へと生まれ変わろうとする推進力は、カルマの力によるものです。前世からの考えや目的を私たちは忘れてしまいますが、それでも前世での経緯が、次の人生の成り行きを決めるのです。

    カルマを自覚して信じることです。
    人には新しい種をまく自由があり、それは良好な実を結びます。過去から必要な教訓を学ぶのは、もちろん必要なことです。でも、過去にとらわれてはいけません。もっと先へ進まなければいけないのです。私たちが心を開きさえすれば、そこには、いくつもの新しい現実が待っているのです。

   ほとんどの人が非常に早い時期から、地球で転生を繰り返しています。
   ほとんどの人が人間だけではなく、動物や植物、単細胞の生命体の輪廻転生を持っていて、その体験がトラウマになっている場合もあります。

   水がめ座の時代に入り、輪廻転生サイクルは以前より短くなっています。
   地球レベルを全うした魂は高次元に移り、それ以上地球に転生しません。


   カルマの法則および輪廻転生という二つの概念は、人間の人生に内面的な意味をもたらすものです。この二つの概念は、東洋では尊重されていますが、西洋では紀元4世紀のコンスタンティノープル公会議にてキリスト教の教えから削除されました。カルマおよび輪廻転生は、ある「かたち」が何度か繰り返されることを意味します。たとえば、肉体を持ってこの世に生まれ、さまざまな人々とのつながりや状況を経験する中で、さまざまな執着を克服することでその経験に終止符を打ち、魂として自由な状態に戻るのです。

   自由な状態にある魂は、在るがままを楽しみ、欲望も持たず、崇高な源の力と一体化しています。魂が崇高な力と融合している状態にあるとき、それぞれの魂は独立することなく一つになっています。崇高な力から離れるときにのみ、自らの存在を認識できるのです。そして魂は崇高な力を違う視点から捉えるために、融合した状態から離れたのでしょう。そこから「自分」と「外界」という二元性が生まれるのです。

    魂のこれまでの経験のはすべてが、自分が求めて、意図したものであるとするならば、私たちの人生に起きて来ることや、人間的な苦しみはまったく異なった意味を持ってきます。私たちは、自分が知覚的な経験をするために肉体を持つことを選択した存在であり、日々の経験や人生のすべてはこのプロセスの一部なのです。

   カルマの法則は、どのような人生であろうとも、「問題の原因を修正して解決するのは自分である」ことを理解するために新たな機会をもたらしてくれます。この責任を自ら受け入れるならば、そのための知識と自由が得られます。逆に、問題の原因を自分の内にではなく外に、つまり他人のせいにしてこの責任を否定するとき、真の解決は遠のき、自ら無知と束縛に陥ることになります。

   人生の意義は唯物論のなかには見出すことはできません。
   「肉体が私たちのすべてで、死をすべての終わりとみなし、死後の世界などないので今取れるだけのものを取ってやろう」といった考え方は間違っています。より精神的な経験をすると、唯物論は説得力を失います。より精神的なレベルから見ると、私たちはこの世に生まれることで、自分自身に課題を課し、それを自らが遂行しようとしているのだと言えます。

   輪廻転生の考え方では、私たちの身体と魂が親からの遺伝子でつながっているかどうか、あるいは私たちの人格が、教育や社会との接触から学ぶ一定の価値基準に影響されているかどうか、といったことは問題ではありません。それに、遺伝子を通してどれだけの要素が伝えられるかは解明されすらていません。むしろ魂は、自分の成長や課題のために何が必要かを、遺伝子的要素に求める力を秘めているものなのです。

     教育や社会は、その人の回りにある程度の環境を整えますが、その環境から何を得るかはその人個人の受け止め方の問題です。つまり、本人の行動の原因を周囲の状況に求めることはできないのです。外的環境は、あくまでも内的な要因を表面化させる刺激でしかないのです。人間は生まれたときから、自分がその人生で何を経験するか、また何に巻き込まれようとしているかを、魂において正確に知っています。

   自分自らが、「この両親のもとでこうした経験をしよう」と決めているのです。
   たとえば、「目の不自由は人生、または車椅子の人生を送ろう。私は事故で死ぬのだ。でも私の成長のためには、まさにこの経験が必要なのだ」と。しかしこうした経験は細部まで決められているわけではなく、その人が自分の人生に対処して影響を与えていくことはできます。それでも人生の目的とテーマは誕生前から決められています。

   輪廻転生の考えは、肉体を持って存在することで、成長するための学びの機会を持つことです。地上に存在するあらゆる出来事、状況が、現在肉体を持つ者にとっての必要な教育の場であることを知るとき、不公平や苦しみに対する不満というものがなくなるでしょう。その考えに代わって、この世では、すべての問題に対処することが可能で、あらゆる喜びや楽しみが体験できると考えるようになります。

   「助ける」ということの意味もずいぶんと違ってきます。
   人を助けるというのは、その人が問題を避けられるように、助力したり、同情したりすることではなく、その人が自分の運命を理解し、受け入れ、修正できるように手を貸すことです。善悪の判断や非難は必要ないのです。まさに誰もが、自分に必要な経験を受け取ったり、自分で自らにもたらしたりするのです。



             「前世にきいてみよう」 イングリッド・バリエール著
                         徳間書店

                        抜粋したもの

人類の進路は既に選ばれている 

   多くの人が、いずれその日がやって来るに違いないと思っている「人間以外の知的
存在の実在についての、いわゆる公式発表」は今や眼前に迫っています。そしてそれがもたらすものは、単に宇宙存在が実在するか否かということにとどまらず、この宇宙のすべての現象は相互に関連しており、お互いに深くつながっているということです。つまり、これまでの「徹底した情報操作」のすべてが明らかにされるでしょう。これを発表する新しい統治機構は、人類への責任として当然それをやるでしょう。そこでそれをきっかけに「世界の舞台で騒々しい出来事が激化する」ことは避けられないでしょうが、それは本筋ではありません。

     何といっても「公式発表」の目的そのものが、私たちの世界と宇宙存在たちとの、そして地底世界の同胞たちとの、初めての公然とした遭遇、つまり「ファースト・オープン・コンタクト」(FOC)への道を開くことにあるからです。ですから容易に想像できるように、その先の展開はきわめて急速かつドラマティックで「変化のペースが加速する」ことは間違いないでしょう。いわゆるUFOは、名称が変わってVFO(ヴィーフォー)(注)になり、彼らからの情報や技術の大々的な移転も現実のものになるでしょう。
   (注)VFOのVはVersatileつまり多面的な能力を持つということで、瞬間移動や瞬間消滅
超高速、超低速飛行、ホバリング、瞬間逆行やジグザグ飛行、水中航行、垂直離着陸などが自在にできることを意味します。

   同時に、現代人につながる人類創成への宇宙存在の関わりと、その後の不幸な歴史も明らかにされるでしょう。そのことは地球の科学と宗教が、それぞれ独占的に教化してきた「あなた方の起源についての伝統的で宗教的な信条」が、正しい認識に置き換わっていくことを意味します。

   またこの地球の三次元で生きている私たちという存在そのものが、魂のレベルでは、全宇宙の多様な星系にそれぞれのルーツを持っているという背景があり、これを理解することは、「人類の精神的変容のために避けて通れないこと」だといいます。そして、「テレビや新聞など主流メディアのニュースを決して疑わず、古くて崩れ落ちようとしている観念や常識に今も鎖でつながれている人々」は、「真実を見分けることがますます困難になる」だけではありません。

   このような人々は、自分では気づかずに、意識の状態が「操縦お任せモード」にセットされて人生を送っています。これは意識の進化にとって、非常に危険な状態です。なぜならこの世界には、あなたの意識を一定の枠の中でコントロールするために「日夜がんばっている」巨大な闇構造が存在するからです。あなたが真に意識の進化を望むなら、「自分の現実は自分の意図によって創る」ことを明確に選ぶことです。

   その前提として、あなたの身辺を見回し、生活スタイルを点検して、「操縦お任せモード」に浸るための「もの」や「情報進入口」、あるいは自分の時間の「預け先」を見つけ出し、それらをゴミとして処分する必要があるでしょう。そしてほとんどの人が該当する、それに対するシンプルな答えは、テレビをお蔵にしまい、新聞の購読をやめることでしょう。

   この先の時代の展開で、私たちが真剣に心得ておくべきことは、「あなた方の時代の出来事をあなたがどのように見て解釈するかによって、あなた自身がその中にいる世界のバージョンが決まる」ということです。ここにいう「あなた自身がその中にいる世界のバージョン」とは、あなたの可能性のことです。それは「あなたの思い、感覚、欲望、そして感情にもとづく決断から湧き出す」というわけです。これは、私たちが本来持っている力を使って現実創造することについての的確な説明です。これに加えて必要なことは、それが可能であることを信頼することです。

   そこで出てくる疑問は、「自分で創った現実と、他人の創った現実は、どういう関係になるのか」ということでしょう。それに対する答えは、「あなたが創る現実は隣に住んでいる隣人とは同じではない」ということです。つまり空間には、それぞれの人が創る「いくつもの現実が同時に存在」していて、重なっている部分も、重なっていない部分もあるということです。これは大変「トリッキー」(込み入っていてだまされやすい)話ですが、私たちが段々と認識するようになる、時間と空間の本質的な性質です。

   この点を、私たちの三次元的意識でも、ある程度理解できるようにしてみましょう。
   基本的に、あらゆるものは波動で構成されています。それは固体でさえ同じことで、私たちの身体に備わる感覚器官や計測器の機能で、「固いもの」として把握しているに過ぎません。地球の教科書にも、電子には粒子の性質と、波動の性質の両方があると書いてあります。したがってどちらの観点をとっても、原子からなる物質は「隙間だらけ」です。「粒子説」によって原子の構造を見れば、陽子や中性子などで構成ざれる原子核の周りで、大きい円を描く数個の軌道を電子が周回しています。

   そして原子核は、原子の大きさの1万分の1しかありませんが、原子の質量のほとんどを占めています。つまり、原子の99.9%の部分を電子が占めているわけですが、その質量はほとんど無視できるほど小さいので、原子は全体として、ほとんどカラッポなのです。したがって、原子で構成された物質もスカスカなので、空間には「いくつもの現実が同時に存在」することができるのです。「波動説」によれば、話はもっと簡単で、テレビや携帯電話の電波のように、異種のものがいくらでも同じ空間を占めることができます。つまり「世界には、、一つのバージョンしかないように見える」のは、私たちの「幻想」だということです。

   さらに、「力はもっともトリッキーなもの」で、「力を避けることはできない」ということにも、重要な含みがあります。まず、暴力や武力は低次元の力で、現実を創造することこそが本来の力であるということを、しっかり頭に入れておきましょう。「力を避けることはできない」ということは、わたしたちが意識しているしていないに関わらず、現実を創造していることを指します。表面意識で「そのつもり」があるかないかに関係なく、私たちは瞬間瞬間に「自分の現実」を創造しています。ですから今のところ人類の圧倒的多数は、「否定的創造のマジシャン」になっています。

   テレビや新聞などマス・メディアから、ネガティブな波動をしっかり取り込みながらそれをやっています。「力はもっともトリッキーなものです」というのは、そのことを指しています。私たちは、自分の「思い、感覚、欲望そして感情」にくれぐれも注意する必要があります―それがどこからきたものか、ということを含めて。「あなたの力をどう扱いますか?」という問いかけは、「あなたはどういう現実を創りますか?」という意味です。私たちが「否定的創造のマジシャン」から脱皮して、個人としても集合としても望ましいポジティブな現実を創造していくには、自分自身をしっかり意識して「強力な存在になることへの恐れを克服する」必要があります。

   私たちがこれから遭遇する、あるいは既に少しずつ明らかになりつつある「厳しい現実認識」は、前に出てきた「耐え難い真実」と表裏の関係にあります。つまり、人類の歴史を通じて刷り込まれてきた虚構が、あまりにも深く私たちの現実認識に根を張っているので、それと異なる現実に直面することの抵抗の大きさを言っています。しかし、「柔軟性」もまた地球人類の大きい特質です。私たちは急速にそうした現実に適応して、新たな共通認識を確立することができるでしょう。

   宇宙や地底世界の同胞たちとの「オープン・コンタクト」は、それ自体が奇跡でしょうが、彼らが惜しげもなく提供してくれる情報や技術は、この地上世界のあり方や人類の生き方に奇跡をもたらさずにはおかないでしょう。「悪の役者たちが、自己啓示によって役割から降りることさえあり得る」というのは、すでに実際起きている状況です。私たちのこれまでのことは、来るべき大転換を引き起こすために必要なプロセスだったと認識して、地球の新時代に向けてともに手を携えて進んでいく必要があります。

   本著『アセンションの時代』の真髄は、私たちが無知と迷いから目覚めて本来持っている力に気づき、アセンション(次元上昇)の軌道に乗るように鼓舞する「希望のメッセージ」です。一方でこれを、私たちが宇宙の真理に基づく新しい「知の体系」をものにするための、『新地球人教科書』の決定版とみることもできるでしょう。私たちの普遍的な認識からすれば、破天荒な内容でありながら、どこにも矛盾や一貫性の破綻がない。それは、真実を伝えていることの強さでしょう。

   仔細にみれば、伝えている内容には、私たちが既に直感的に、または事実によって知っていることが少なくないことに気づきます。時間の加速のこと、私たちの多次元性や転生の真実のこと、宇宙や太陽系で起きている異変のこと、異星人(知的宇宙存在)の実在のこと、古代の高度文明を伝える遺跡の数々など。

   このメッセージを伝えてくれた存在、つまり「すばる意識」ですが、彼らは何回かアセンションを既に経験している、今では肉体を持たないで活動する存在ですが、彼らの人類社会観察の的確さには反論する余地がほとんどないことも分かります。人類の支配構造のこと、「テロとの戦い」やそれを口実にした侵略戦争の欺瞞のこと、メディアの堕落のこと、健康についての誤解と医療の肥大化のことなど。そうした観点から見ると、私たちが永年にわたって支配されてきた「だましのテクニック」が透けて見えてこないでしょうか―捏造する、歪曲する、隠蔽する、そして徹底的に無視するなどのやり口が。

   何よりも、本著が伝える内容の信憑性を支えるものは、そこに私たちの心に響くものがあるからだと思います。言葉の節々に、「すばる意識」の、私たち地球人類への真摯でゆるぎない「愛」を感じない人はいないでしょう。また内容が完璧に、人類の文明や思考様式に立脚している点は彼らの人類に対する理解が、並みのものでないことを証明しています。

    この先何が起きても、何が現れても、それは地球と人類の偉大な次元上昇への道筋であると柔軟に受け止め、決して恐れを持ったり、希望を失ったりしないことです。日に日に私たちは展望を広げ、本来の力を取り戻し、望ましい現実を創りつつあることを絶対的に確信することが大切です。そして宇宙的スケールで、「地球の進路は既に選ばれている」のですから、それが逆転することはあり得ないのです。





                 book  「アセンションの時代」風雲舎
            <解説>人類の進路は既に選ばれている 小松英星

                        抜粋したもの





                          *****  

2012年12月21日はマヤ暦の最後の日 

  時間とエネルギーのさらなる加速
     
   『1987年以降、あなた方の惑星に影響を与えている宇宙エネルギーの流入は、年ごとにその強度を増しており、生活の脈動が加速しています。たとえば即座にやるべきことが増えたり、自分を維持するだけでも精一杯というような速度で物事に対処しなければならないほど、生活がますます速く動いていることをあなたは実感しているかもしれません。そしてあなたが思いめぐらした考えや、意識の焦点を合わせたことが、同様の速さで現実化しているのです。』(1章)

   『今のこの期間には、物事の優先順位や、本当に重要なのは何かの認識についての混乱があります。そして年が進むにつれて、非常に賢い人々は思うことが迅速に自分の現実になることにはっきり気がつくでしょう。最終的には、選ぶか見逃すかの差によって人生の新たな優先事項が変わってくるので、自分自身の現実に直面せざるを得なくなるでしょう。この時期には何十億もの人々が、表面から見える通りのことは何ひとつないことに気づくようになります。

   そしてこの認識はそれ自体が通過儀式で、この期間の最大のテストの一つなのです。世界の舞台でさまざまな出来事が激化するにつれて、見えない不可視の線が引かれて、世界中で二極化が起きてきます。それは、自由であることや人生の意義についての熱い論争が、それぞれの敵や味方を選んで、自分の信念を通そうとするためです。』(3章)

   自分自身だけでなく回りで、また社会で起きていることを少し注意深く観察すれば、誰でも気がつくことがあります。それは、意図したことが狙い通りに実現したり、またちょっとした悪い行為に対するカルマ的な反動が現れたりすることが、かつてない速さで起きてくることです。それは「生活の脈動が加速している」証拠ですが、多くの人が感覚的に「加速」を感じていても、それに十分適応できていないために、普通の生活で「自分を維持するだけでも精一杯」という状況であるはずです。思うようにことが運ばず、毎日のように取り残しがでてくることが珍しくないでしょう。また私たちは、「表面から見える通りのものは何一つないこことに気づく」ようにますますなるのですが、それに対する反応や対応は単純ではないでしょう。

   これまで隠蔽(いんぺい)されてきた事実について、「いわゆる公式発表の後出し」が行われて、それを信じない者、反発する者、また過去の暴虐に対する償いを求める者なども出てきて、「世界の舞台で騒々しい出来事が激化」するでしょう。結局は、光を選ぶか闇に組するか、自由を選ぶか拘束状態を選ぶかということで、これまでの「徹底した情報操作」の「功績」が大きかった分だけ混乱もまた大きく、世界中で二極化が起きてくることが避けられないでしょう。私たちは、地球の新時代への「通過儀式」に、つまり「この期間の最大のテストの一つ」に直面しているわけです。

   2012年12月21日

   
『人類の変容の25年間(1987年~2012年)を通して、「銀河の中心」から来るエネルギーが、もっとも重要な役割を果たしています。2012年の12月には、冬至の太陽が、地球から3万光年以上先にある天の川銀河の中心と整列して、ナノセカンド(25年)の絶頂となります。12月21日に、太陽は天の川の交点と合(ごう)になって昇り、黄道面が2万6千年の整然と進んだサイクルを完結します。

   この出来事は、長く待ち望まれた帰郷のようなもので、霊的な存在としてのあなた方のもっとも深いルーツへ再結合するものです。あなた方は、「母の子宮」から来る無限の創造性によって再充電され、再び活気を与えられるでしょう。そして、あなた方の起源についての真実を知ることになるでしょう。この祝うべき再会に向けて歳月が展開するにつれて、あなた方の太陽系はその巨大な出来事への準備として、ますます活動を強めるようになるでしょう。』 (8章)

   合(ごう)は一般には、地球から見て惑星と太陽が造る角度がゼロになることをいいますが、ここでは黄道面(天球上の太陽が造る面)と天の川銀河の回転面との交差点から太陽が昇る現象をいいます。つまり日の出時に、地球から見た太陽と銀河面が造る角度が正確にゼロになることです。この現象は、約2万6千年に1回起きるもので、天文学的には地球の歳差運動(自転軸の方向が変化する運動)の周期に関係しています。

   2012年12月21日は、マヤ暦の最後の日でもあるので、これを解釈して、地球の終末の日であるかのようなセンセーショナルなとらえ方をするのは正しくありません。サイクルの節目であることは事実ですが、、「終点」ではなく、「通過点」と考えるべきでしょう。そして
新たなサイクルに向けての「出発点」でもあります。人類は過去にも、同じ「通過点」を通って
今日に至っているのです。

   その日に向けて十分な準備をしていけば、その日が来ても何も特別の変化は感じないでしょう。―そのために具体的に何をすればいいかについては、本著に詳しく述べられています。その時点で、あなたが焦点を合わせるべきことがあり、その先の計画が待っているでしょう。一方、そのときまでに、あなた自身が(現在から見れば)「特別に変化している」という状況があるでしょう。私たちが、現在と同じ場所にいるかどうかは別にして、地球とともにその「通過点」を通ることは間違いないでしょう。

   人類の前途

   『あなた方と時間と空間を共有している知的生命存在の実在について、いわゆる公式発表は眼の前に迫っています。いったんこれが行われると、変化のペースが加速するでしょう。あなた方の生き方がこれまでにない複雑さを帯びるようになるにつれ、真の出来事とだましたり、注意をそらしたりするために密かに計画された出来事との違いを識別することが、あなた方の新たな挑戦となるでしょう。

   ETの実在を完全に認識すると、あなた方人間の起源について、今までの伝統的で宗教的な造られた信条が解きほぐされ、明らかになるでしょう。あなた方のルーツは星々に由来しており、この真実の、多次元にわたる複雑さを理解することは、人類の精神的変容のために避けて通れないことです。主流のメディアや当局の発表を疑うことのない人々や、崩れ落ちようとしている古い観念や常識に今も鎖でつながれている人々は、真実を見分けることがますます困難になって困惑させられることになるでしょう。』 (8章)

   『あなたは望ましい世界を創るのに、自分の力をどう扱いますか。
   何を信じますか。覚えておくべきことは、あなた方の世界の出来事を「あなたがどう解釈するか」によって、「あなた自身がその中に居る世界のバージョンが決まる」ということです。世界には一つの種類しかないように見えるかもしれませんが、それも幻想です。可能性は地面に生える草と同じくらいのありふれたもので、それはあなたの思い、考え、感情、欲望にもとづく決断から湧き出すものです。

   あなたが創る現実はあなたの隣に住んでいる人と同じではありません。友よ、力を避けることはできないのです。あなたは宇宙万物の一部でありあなたは力そのものなのです。私たちの質問をいいましょう。―あなたの力をどう扱いますか?あなたの創造力には限界がありません。あなたの挑戦は、強力な存在になることへの恐れを克服することです。』(8章)

   『あなた方の前途にはいくつかの厳しい状況が出てくるでしょうが、宇宙からの介入による偉大な奇跡も見られるでしょう。そのなかには、悪の役者たちが、自己啓示によって役割から降りることもあるでしょう。彼らは人類に害を加えては隠れるという秘密の役割が、もう自分たちに要求されているわけではないという新しい認識に達するのです。』(8章)




                  book  「アセンションの時代」風雲舎
            <解説>人類の進路は既に選ばれている 小松英星

                         抜粋したもの



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巧妙に作られた恐怖の出来事の本質を見抜け

   『一部の人々にとっては、大変なストレスをともなうこの騒々しい変容の時代は、多くの生き方がひっくり返しになるので、大勢の家族や個人が、窮地に追い込まれるようなきわめて不愉快な思いをさせられるでしょう。もっと心を柔軟にしてあなたの生活や信念を変えるようにと促す圧力は、驚くべきペースでエスカレートしています。世界経済は常に不安定で混乱した状態にあり、会計上の不手際によって大企業への信頼は崩壊し、レイオフが将来の不確実さを増大し続け、失業率は日々に増えて多くの人が生計の心配をしています・・・・。

   いわゆる指導者たちは、人々の自由を擁護し独立のために戦うという、与えられた義務と責任の遂行に落第したように見えます。そこで、ゲームのこの段階で、この世界はどうしてこれほど混乱に満ちているのかと誰もが不思議に思い始めています。実はこれこそ、すばらしい兆候なのです。これは、今もっとも必要な「生き方の省察と再評価」を促すものであり、すべての人が直面し、実行するべきものだからです。』(1章)

   一見すると、十年一日のごとく変わらぬ日常生活を送っているようでも、少し長くタイムスパンを取って前後を比較すれば、この社会が驚くべきピッチで変容していることがわかるでしょう。特徴的なことは、今のところ私たちの社会システムの矛盾、つまり積年の膿みが次々と露呈して、ネガティブな要素が際限なく出てくるという状況です。それは光が強くなったことと、エネルギー(時間)が加速していることに関係しています。

   「もういい加減にしてくれ」という思いは、誰もが持っているのではないでしょうか。しかしそれは「すばらしい兆候だ」というわけです。なぜならみんなで溜めたそのマグマが、新しい世界を創造するための強大なエネルギーになるからです。私たちにとって大切なことは、個人の力を絶対に過小評価しないことです。そして人々の意識が変わってきて、同じ思いを持つ人は日に日に増えており、蓄えられた強大な力が、必ず力を発揮することを信頼することです。

   『・・・・・この惑星にはびこっている、巧妙につくられた圧倒されるような恐怖の出来事の本質を見抜くことが、あなた方みんなの挑戦です。地球のすべての人々は危機にあり、この危機は、あなた方に深くしみこんでいる真実を知ることへの恐れに起因しています。こうした恐れへの集合的な屈従を解き放つために、あなた方はすでに知っていることをもっとよく見て、もっと深くそれに入っていく必要があります。(1章)

   あなた方はその気になれば、物事を歯に衣(きぬ)着せずに言うことができるはずです。つまりあなた方が見て感じることは、あらゆるレベルで実際に起こっていることであり、あなたはその事実を勇気と明快さを持って、名指しして確認することができるはずです。あなた方の自由は、個人としても集合としても、あなたが見た通りに真実を語る能力があるかどうかにかかっています。』(1章)

   いわゆる「9.11」とそれに続く出来事ほど、この一連のアドバイスがピッタリはまるものはありません。実は高層ビルへの飛行機の衝突には、65年も前に前例がありました。1945年7月28日エンパイアステート・ビルの79階に、B29爆撃機が衝突して火災が起こり、14人の死者が出ました。これは濃い霧の中の出来事で、自動操縦システムも今ほど進化していなかったので、おそらくテロや陰謀ではなかったでしょう。「9.11」を企画した者たちは、この稀有な(貴重な)出来事を詳細に学習したはずです。

   ―つまりビルというものは、(超軽量の素材で出来ている)飛行機が衝突したぐらいでは簡単に倒壊するものではなく、もっと大型の民間航空機を衝突させても、せいぜい局部的な火災しか「期待でき」そうにない。これではとても(目的とする)「圧倒されるような恐怖の出来事」にはならない。その衝突に連動する、「精巧に造られた」別の仕掛けがどうしても必要だ。
   それはたとえば、衝突と同時に、機体に装着させたミサイルを撃ち込むこと。また
その後の適切なタイミングで、あらかじめビルの各階に仕掛けた爆薬を起爆させて、ビルを完全に崩落させること。それに加えて、(飛行機を衝突させない)周辺の別のビル(特に
第7ビル)も崩落させれば、このイベントに「花を添える」ことになり、「恐怖の出来事」としては完璧だ―という結論に達したのでしょう。

   事件当日のビデオや、その後に出てきた大量の目撃情報などを仔細に眺めて、私たちが感じることは、まさにこのような推論ではないでしょうか。(しかし主流メディアの意識コントロールを頭から信じている人は別にして) そこまで感じない人は「すでに知っていることをもっとよく見て、それに深く入っていく必要」があるでしょう。なぜなら、「あなた方の自由は、個人としても集合としても、あなた方が見た通りに真実を語る能力があるかどうかにかかっている」からです。ちなみに本著では、「9.11」について次のように言及しています。

   『「9.11」の出来事の背後にある詐欺的な仕掛けは、黒魔術の古典的な儀式の実例で、時間をコントロールして巧みに操作し、それをゆがめて「罠」を作る企てです。そして計画的なメディアのプログラミングによって、出来るだけ多くの人々が恐怖心をつくる出入り口を通して、その罠へ誘導するものです。』(8章)

   一方、日本を始め世界中の「占領地」はもちろん自国内ですら、毒性の「ケムトレイル」を毎日のように空から散布する自虐的な行為も、彼らの「死に物狂いの状態」を現しているといえるでしょう。人類(霊長目ヒト科)を含む地球の「魂の絶滅」を加速させながら、なおかつ地球を支配し続けたいという意図は、「憑依」という現象を抜きにしては理解することが困難です。




                book  「アセンションの時代」風雲舎
           <解説>人類の進路は既に選ばれている 小松英星

                       抜粋したもの





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DNAの97%は無意味とする現代の科学とは何?

    『あなた方のDNAには祖先たちが知覚したものと、あなたの前世での記憶が刻み込まれていて、あなた方の精神的独自性の拠りどころになっています。』(7章)

    『「無意味なジャンク」と考えられているDNAの構成要素は、実際にはきわめて重要な記録を保持しており、情報の大切な鍵を蓄えています。あなたのDNAはあなたの先祖代々の情報の独自ネットワークを取り仕切っているのです。人体はイメージや刻印、そして個人的印象などの膨大な寄せ集めを完全に保持することができるすばらしくデザインされた器械です。

   それらの情報は瞬間ごとに正確に記録され、細胞レベルに蓄えられます。これがやがては、巨大な知覚的影響力として集積し、ひとつの世代から次の世代へ、血でつながったテレパシー作用による生来の精神的影響力として伝えられます。どの親族にも本来的に強い精神的結束が存在するのは、血のなかに運び込まれている情報に共通性と親近性が存在するためです。』(3章)

   ヒトのDNAの約3%は肉体的な形成に関係しているので、物質への関心が中心の地球の科学者たちによって、その機能についてはかなり解明されています。しかし残りの97%が何のために存在しているのか理解できないので、それは「無意味なジャンク」と考えられているのです。高等生物ほど比率が高くなるこの部分を理解できないからといって「がらくた」扱いする感覚には関心できません。「今の科学認識や方法論に重大な欠陥がある」と考えるのが常識ではないでしょうか。

   実はDNAのその部分には、先祖代々の「イメージや刻印、そして個人的印象などの膨大な寄せ集め」が記録されていて、わたしたちの「精神的独自性のもとに」なっています。それが必要に応じて細胞から脳の精神機能部分へ、テレパシー的に伝えられるのです。これは、「ひとつの世代から次の世代へ」伝えられる「血でつながったテレパシー作用」ともいえるもので、重要な知覚的、精神的影響力として働くものです。

   『DNA構造のなかに蓄えられた、鬱積した精神的または感情的エネルギーの膨大な集積を、時間のラインに沿って癒すことが必要です。DNAに符号化された記憶が、痛みや離別、または犠牲者意識や無力感の強い思い込みなどの記録を持っていると、いわゆる「過去」からのこのような知覚は―それ自体が独自の力を持っているので―その目的を理解した上で変質させる必要があります。恐れをベースにした信念に由来するDNAに符号化された出来事や体験は、それを癒すことがとくに大切です。ある体験の意味や目的が理解されなければ、ことわざにあるように、「歴史は繰り返す」からです。』(3章)

   『人類の観点からすれば、この変容にもっとも効果的に参画するには、あなたは完全に自分の身体のなかに居ることです。「この時代」を通じて、宇宙エネルギーに身体をさらすことによって、あなたのDNAが高度化される利益が得られるからです。それは、人類の精神に深く根ざしている、膨大な量の低い波動エネルギーが浄化されることを意味します。』(5章)

   ここで「DNAの修復」が、地球人にとってなにゆえ大きい課題であるかに言及しておきましょう。それは「DNAの劣化」が「意識の低落」にリンクしており、相次ぐ不幸な出来事によって意識の低下がもたらされたという歴史に関係します。それには前出の「(地球において)核爆発が幾つかの文明を破壊した」ことや「地球に大破壊をもたらした、多くの長期間にわたる天空の戦い」などによって、私たちの祖先がこうむった強烈なトラウマがあります。それに関連して人類の歴史の大半が、ネガティブな勢力による恐怖をベースにした支配構造によって、蹂躙(じゅうりん)されてきたという事実があります。

   人々の精神が安定した平和な時代はほとんどなかったのです。
   さらに地球外からやってきた「支配者(アヌンナキ)」の遺伝子技術によってDNAが「間引かれて」、いわば「奴隷種族」に仕立て上げられたという歴史もあるようです。見方を変えれば地球の人類は、これだけの苦難を耐え忍んで、今日まで健気に生き延びてきたわけです。―まさにこの強さが、今回のアセンション(次元上昇)の「種子として選ばれた」最大のポイントでしょう。

   さて現実の問題として、誰でも心情としては「痛みや離別また犠牲者意識や無力感の強い思い込みなど」までがDNAに記録されるのでは「たまったものではない、そんなものは早く捨ててしまいたい」と思うでしょう。そこで「定期的に」「ある種の不要物を清掃する機会を設ける必要」があるというのです。もともとそれらは必然性があって蓄えられているものなのですが、「目的を理解した上で、変質させる必要」があります。それはあなた個人のためだけではなく、血でつながるすべての祖先たちのためにも必要なことです。

   なぜなら前出のように、「先祖代々の情報の独自のネットワークを取り仕切っている」のは、今現在肉体を持っている最先端のあなた(のDNA)だからです。私たちの時間でいう「現在」において、「DNA構造のなかに蓄えられた、鬱積した精神的または感情的エネルギーの膨大な集積」を浄化することによって、あなた自身だけでなく、「過去」に生きた祖先たちをも「時間のラインに沿って癒す」ことになります。そしてそれが、今生でのあなたの責任だというのです。

   いわゆる「直線的な時間」というものは、三次元世界に住む私たちの幻想で、実際にはすべての現象は「現時点」で起きているので、そのようなことになるわけです。もちろん、そうすることによってあなたは「子孫に美田」を残すことになり、「歴史は繰り返す」悲劇も避けられるでしょう。もっと根本的には、「DNA」の浄化(修復)」と「意識レベルの復元」は表裏の関係にあって、その行為は、私たちの前途にある「宇宙放射の高エネルギー領域」を乗り切るための前提になります。

   そのために大切なことは、「完全に自分の身体の中に居る」ことです。つまり「グラウンディング」することです。言い換えれば、地に足をつけて生きることです。それは太陽の光に浸り、地球や自然とともに生きることでもあります。そのように「宇宙エネルギーに身体をさらす」ことによって、「アセンションの時代」では、「あなたのDNAが高度化される利益が得られる」からです。その延長として、「あなた方の遺伝子パターンの深みにある、知識コードを現実化し、活性化する」ことになります。これは前出の「(無意味なジャンク)と考えられている」DNAの構成要素が活性化して、有効活用することができるようになることを意味します。




                book  「アセンションの時代」 風雲舎
           <解説>人類の進路は既に選ばれている 小松英星

                       抜粋したもの




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あなたが高潔であるほど宇宙の真実の扉が開く

   あなたの住んでいるところが非常に電荷の高い電磁波領域であると、自分の波動を維持するのにかなりの努力が必要になります。そういう場合は「波動がよい」と感じられる場所に移り住む必要があります。「波動がよい」そうした場所というのはほとんど例外なく、自然が大事にされているところです。あなたは何でも選択できますが、しかしそうするのが本当に自分のためになるのかどうか、よく考える必要があります。時には、考え方を変えたり自分の習慣を変えることのほうが、簡単で賢明な解決策だという場合が多いからです。

   実際に多くの人たちが、他人の否定的感情の波動が巻き起こす混乱した想念の嵐に巻き込まれ、それに抵抗したり無理やりそこを通り抜けようとして、かえって自分自身をエネルギー的に痛めつけるています。波動の世界では、「すべての思考」はエネルギー形態を持ち、その思考が「感情」を生み出し、エーテル領域へと駆り立てる燃料になるのです。

   「思考」は類似性によって集まり、「塊」(かたまり)になります。
   つまり、類は友を呼ぶのです。「すべての思考」は、「自分の望むことを実行せよ」と自らの肉体の細胞たちに下した指令なので、ときにあなたの無意識下にある思考は、往々にして身体を痛めつける有害なものとして現われる場合があります。

   車に乗っていて渋滞にぶつかった時など、他のドライバーが発している強烈で不愉快な波動を感じたことがあるはずです。たいていの人は車を運転しながら、車の中で自分は他とは関わりなく一人でいる思っていますが、運転という行為は非常にトランス状態にかかりやすい状態にあるので、容易に意識が変性するきっかけになります。そうした疑似催眠状態にある意識が生み出した思考や感覚の状態は、無意識のうちに外の公道にばら撒かれてしまうだけでなく、あなたもそれを拾ってしまうことになります。ですからあなたは注意を集中し、自分が何を考えているのか、しっかり自覚していなければなりません。

   ところであなたは、「喜びに満ちた集合意識」に寄与していますか。
   それとも「絶望ばかりの暗い集合意識」に寄与していますか。自分の望みが明確で、自分の望む人生を創り出せるとわかっているときには、あなたは進歩を促す愛情深い思いを発信し、自分の意思によって周囲のエネルギーを調整することができます。これは公道であれ脇道であれ、あなたのいるところでいつでも実行が可能です。思考する能力に限界はありません。自分が出会う環境との調和をいつも心がけていれば、それだけ大きな効果を得ることができ、自分が暮らす世界を変えていくことができます。 

   考えること、感じること、行動すること、願うこと、そして存在することを通して、あなたは「絶えず」波動を創り出し、発信しています。あなたの波動は人類の活動領域にどのような貢献をしているでしょうか。あなたよりパワフルに見える人というのは、ただ単に人より強烈な意図を持って自分の波動を集中させているだけかもしれません。エネルギー場というのは、エネルギーの濃淡があるわけではなく、すべてのエネルギー場はムラがなく、浸透性を備えています。

   宇宙は「宇宙知性」で満ちています。
   「宇宙知性」は私利私欲がないという意味では中立であり、宇宙のもっとも大きな全体を「単独で」監督するものは存在しません。宇宙意識とは集合的体験のことであって、あらゆる「意識形態」が伝えてよこす体験の微妙なニュアンスを不断に取り込みながら、絶えず変化と成長を続けています。あなたもまた思考することでエネルギーの波動を生み出し、新たな世界を創造するために意志力を駆使しています。それは自由という名のゲームでもあります。

   
   あなたの「意図」があなたの「体験」を創りだし、「体験」に対するあなたの「反応」が「結果」を決定します。もしあなたが嘘やごまかしの人生を選び、自分の道を広げるのに闇のエネルギーを使うのであれば、あなたはそうした行為の結果を体験することになります。あなたが何をしようとも、また自分が創り出したものの責任を取らなかったとしても、あなたが出会うことは一つ残らず、あなたが自分で創り上げたものなのです。

   「波動」は油断のならないもので、ごまかすことができません。
   そのことを肝に銘じておく必要があります。すべてのものに、まず「波動ありき」なのです。嘘偽りのない真のエネルギー波動を帯びるためには、あなたと感情との間に連動があるはずです。善人を装った裏表のある人間に対して波長を合わせてみることで、その人の真意や本心を読み取ることができます。

   感覚で波動が読み取れるようになると、嘘やごまかしなどのエネルギーへの対処も、もはや何の問題でもなくなります。優秀な波動の読み手というのは、自分に対しても他人に対しても非常に誠実です。なぜなら、それに習熟するには、正直で誠実であることが不可欠なことだからです。

   あなたが高潔であればあるほど、たくさんの智慧への扉が開かれ、宇宙万物の真実が余すところなく明らかにされます。そのために養成コースなど受講する必要はありません。これはすべて、あなた自身の自覚と分別の問題なのです。そのために確実な道をとるか、低俗な道を行くか、中道かというような選択の機会は、あなたの人生のいかなる瞬間にも与えられています。

   あなたが誠実であれば、あなたの生み出す波動は「私には誠意があります。私は確実に信頼に値する人間です」と語っています。すべてはあなた次第なのです。あなたが自分の人生の創造者として積極的に主導権を握り、責任を認めていくのであれば、あなたが受け入れることのできる真実の規模もそれだけ拡大します。主導権をとり責任を引き受けることによって、本来備わっている内なる力を自分のものにする扉が開かれるのです。

   あなたが生きている時代は、邪悪で脅迫的な数知れない陰謀を暴こうとする「多くの勇者たち」の、気高く果敢な努力によって特徴づけられています。この挑戦は、「権限や影響力を持った一握りの人間たちによる、世界支配を目的とした統制の存在」を明らかにしようとするものです。

   より広い視点から見ると、地球上に暮らすすべての人々がこの大いなる意識のゲームに参加しています。あなたも、変化を生み出す原動力を創り出すために、今ここに存在しています。それは新しい真実に目覚め、明らかになりつつある宇宙意識の啓示を確信するためです。

   自分が無力であると信じ込まされ、個人的な恐れを刷り込まれた集合意識を生きるのをやめ、自分が自分の波動の創造者であることを受け入れたとき、エネルギーの持つ無限の潜在力を、あなたは自分の好きなやり方で利用できるようになります。今あなたが、ここにこうしていることには目的があります。あなたが探求することにしたあらゆることが、あなたの今回の転生における自己達成の目的や願望を実現するために、きわめて重要なことばかりなのです。

   あなたには、人生を愛し大切にするという究極の責任があります。
   しかしより好ましい現実を実際に構想できるようになるためには、まず自分がどういう存在であるのかについてもう少し学ぶ必要があります。自分自身を知ることは必ずしも簡単なことではありません。それは清廉潔白でいることを決心するのと同じで、自発的に決めなければならない選択なのです。

   今一度繰り返しますが、あなたは自分の人生に対する責任を受け入れ、「被害者的な態度を放棄して、習慣的な思考をやめ」、「無力であることに甘んじる決まりきった思考のもつれ」をほぐしていかねばなりません。あなたは自分がどういう存在であるかをより深く理解し、自分の人生が意義ある目的を持った、重要な意識の表れであることを進んで認めなければなりません。そうすれば、それだけ多くのことが明らかになってきます。

 
   一日の気分や調子を決めるときには、自分の創造エネルギーを使ってください。
   あなたが心に描いたイメージで満たされたエネルギーの振動波が、あなたの心から広く伝播されているのを想像してください。あなたはみずから進んで真実を探求し、追究し、自問し、論じ、討議し、傾聴し、注目し、学んでいかなければなりません。そして自分自身はもとより、あなたの周りに展開される創造されたあらゆるものを、新しい光のもとで見ていく必要があります。




        book  「アセンションの時代」バーバラ・マーシニアック著 風雲舎

                       抜粋したもの




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あなたの姿勢や望みが変わると状況が変化する

あなたの波動はあなたがどういう人間かを絶えず外に表現している   
   あなた方の歴史は、人類が達成した業績の真髄にしっかりと焦点を当てているとはいえません。これまで隠されてきたすべてが何年か先に明らかになった時、人類の集合的な精神は衝撃的で稲妻のような変化を体験するでしょう。潜在意識がこれまで認めなかったり、対処しようとしなかった隠された問題が、潜在意識の貯蔵庫から浮上してきます。それは人類全体にとって、自分たちの精神に滞っている、未処理の情報や感情レベルの残滓(ざんしを処理する最高のチャンスを与えてくれるでしょう。あなた方の祖先の多くはとても興味深い人生を生きていました。祖先たちのそうした目覚しい偉業や記憶は、人類の集合意識への価値ある貢献として、潜在意識レベルや無意識レベルにしまい込まれているのです。

   今の時代、あなた方にとっての情報収集とは、外界での体験を通じて行われるという社会通念の上になり立っています。しかしもともとあなた方は、現時点で可能であると信じられているよりもはるかに発展性のある、大きな歓びをともなった精神的活力や創造的表現を体験するように設計されているのです。それは本質的には、意識的な共同合意にもとづく波動の見事な結合であるといえます。

   エネルギーは絶えず波紋のように広がりながら、他の現実の層へと流れ込み、波動や信号のやり取りを行っています。より大きい視点からは、いずれの現実にも限界はありません。したがってあなたが内に育てている姿勢や起こした行動などあなたのいかなる振る舞いも、波動はあなたの本質をあちこち広めていることになります。隠蔽(いんぺい)や虚偽といったものは、迷妄の表現にすぎません。あなたはあなた以外の何者でもないのですから、自分をごまかすことはできても、自分の波動のサインをごまかすことはできません。

   あなたは常に、自分が誰でどういう存在であるかを絶えず放送、伝播しています。
   これは新生児から世界的指導者に至るまで、どんな人に関してもいえることです。今の人類の現状は、欺瞞(ぎまん)や虚偽があまりにも破廉恥きわまりないところまで肥大しています。その理由は、人々が波動を読み取る能力をなくしてしまったからなのです。それはまさに、「否定の状態」にあるということです。

   あなたは転生する前に、設定しておいた意図や契約を実行するために、必要な状況を創り出すことがあります。そしてそれを実現するために人格的な力や、感情や知性の育成が必要になることで自分を高める努力をします。一方、世界的な問題は人類が一団となって、精神的および霊的目標に到達しようとする集合意識レベルの願望を扱う傾向があります。あなたは今まさに、取り組んでいることを体験するためにここに存在しています。そして必ず自由意志による選択の機会が与えられます。ですからあなたは、自分が何を望むのか、そして自分が何の役に立てるのかを、はっきりわかっていなければなりません。

   あなたのこれまでの姿勢や望みを変えることで、どんな状況も変化させることができます。自分の注意の焦点を定め直し、意識的に考えを選択することによって、放送、伝播するあなたの波動は変化し、必然的に、それまでとは別の結果に通じる扉が開くことになります。自分の現実を調整したり、目的達成の手段として自分の波動を使うことが、これからの需要な潮流になります。万物すべてが波動に基づいているという共通認識に立つことは、今の時代を生きる人類の集合意識レベルにおける目標の一つです。

   当然あなたは、自分の幸福や安らぎと折り合わないエネルギーを生み出してしまうことがあります。あなたは自分の生み出すエネルギーを見ることはできないので、当然、自分の創り出した想念や感情を絶えず撒き散らしていると意識してはいません。また、迷いや不安、はっきりしない不安定な思考が送り出されると、それが合図になって、同じような同類のエネルギーを引き寄せることになります。あなたの思いが現実を創ることを忘れないでください。

   当惑するような状況に直面したときは、「なぜ自分はこんな状況を創りだしているのか」と自問してみることです。「なぜなのか」という疑問を持つことは、物事をより明確に見るための第一歩です。そしてよく注意を集中して、答えが聞き取れるようになってください。あなたが何を創りだしているかにかかわらず、「あなたの信じていること」が、あなたのすべての体験の「基盤」をかたちづくります。自分が交流したり組み立てたりしているエネルギーに、あなたは刻印する能力があることを自覚する必要があります。

   あなたは自分の信念や願望に基づいて、エネルギーの波動を生み出しています。
   また今の時代は、あなた方の環境を揺さぶるさまざまな電波の周波数が飛び交う領域に生活しています。極低周波、電磁波、マイクロ波、高圧線ケーブルの周波数、他人の思考の周波数、その土地に蓄えられた周波数、そして宇宙からくる多くの周波数など、これらのものがあなたのまわりに混在しています。注意を集中し、発達途上にある知覚能力を研ぎ澄ますことを覚えるにつれて、あなたは自分が出会う波動に敏感になります。それは身体に摂取すべきもの、住む場所や訪れる場所、着手しなければならない事柄などにも及びます。

   エネルギーに対する気づきがさらに高まれば、それぞれの人や物など個別の波動を感じ取れるようにもなります。たとえば大量生産された食べ物と愛情こめて調理された食べ物とでは、食べたときの感じ方が違うことに気づくでしょう、。電波の周波数の識別においても、それと同じレベルの気づきがあります。あなたが仮に、一日のかなりの部分を電波に同調した中で過ごすことになった場合、それと同じくらいの時間を自然の中で過ごすことが大切です。あなたのエネルギーを回復し、内なるバランスを取り戻すのに、もっとも必要で適した場所は、自然のなかです。あなたは潜在意識と無意識レベルの心とコミュニケーションをとる時間を持つことで、自分の望む現実を始動させることができます。

   そのためにはまず自分のペースダウンをして、呼吸に意識の焦点を合わせます。
   静かに上あごと下あごを離して舌の力を抜き、リズムの整った深い呼吸をしながら全身の力を抜いて思考を解き放ち、気づきがより拡大した状態に持っていってください。
   深い呼吸を続けながら、金色のエネルギーの渦で身体がいっぱいに満たされ、活気づくのをイメージします。
    
   それから、春の雨のような静かなエネルギーの波が、あなたの頭のてっぺんから足下までをスッと通り抜けるのをイメージします。それによってあなたが今まで抱えていた緊張感は、すべて洗い流されてしまいます。あなたは新鮮で澄みわたり、何ものにも邪魔されない自由な感覚に包まれて、自分という深みに入っていける状態になります。

   あなたの心の中には「答えの部屋」と呼ばれる場所があります。
   あなたはこれから自分の想像力を駆使して、そこに至る橋を渡り、その部屋の扉に続く道を見つけなければなりません。あなたの「答えの部屋」は繁華街の古びた石造りの建物の中にあるかもしれませんし、郊外の静かな小道を行ったところにあるかもしれません。あるいは眼下に崖を見下ろす鷲の巣のように、孤立した場所にあるかもしれません。

   「答えの部屋」はあなたが創るのですから、どこでもあなたの好きな場所を選べます。
   自分はそこに行くのだという強い意志を持ち、自分が扉の前にたたずんでいるところを創造してください。扉の材質や色、ドアノブの形などに特に注意してくださいそれらを鮮明に記憶に刻んでから、扉をあけます。

   「答えの部屋」には美しい敷物や座り心地よさそうな場所が整えられています。
   見事な芸術品や地球儀、書籍、観葉植物、花、ティーセットなどがあなたを温かく迎えてくれます。目の前の大きなガラス扉の向こうには豪華な庭園が見えます。
   さぁ、「答えの部屋でくつろいでください。部屋にはあなたの欲しいものは何でもそろっています。

   心地よく落ち着いたところで、自分が何を知りたいのかを考えてください。
   部屋を見回して、目に入ったものはしっかりと観察します。心の準備が整ったら、あなた
が答えを求めている質問をはっきりと口に出してください。そしてその答えが翌日から三日間のうちに、明確なかたちで返ってくるように願ってください。

   それがすんだら椅子に深く腰を落ち着け、紅茶を味わいながら、あなたの内なる知恵の部屋の安らぎにゆったり浸ることにしましょう。自分の波動を好ましい方向に調整したい時や、自分自身についてや、世の中全般に関しての明確な視点を得たいときなど、あなたはいつでも好きなときにこの部屋を訪れることができます。

   いったんこうした内的プログラミングを確立したら、その部屋にいる間はもちろん、その後の三日間は、質問した答えが必ず得られることを確信している必要があります。想像力をうまく使いこなせるようになるにつれて、あなたのうちで幸福感が深まっていきます。無限の可能性があなたに注目されるのを待っています。内側に注意を向ける訓練を積むことで、いたずらに自分を苦しめることから開放されます。そしていつしかあなたは、「答えの部屋」を思い浮かべて質問するだけで、瞬時に回答を得られるようになるかもしれません。




                  book   「アセンションの時代」バーバラ・マーシニアック著 風雲舎

                      抜粋したもの




                        *****

あなたは自分が信じたように生きている

感情こそが現実を識別し、あなたを解放する  
   
『この世に偶然というものはありません。
   あなたの細胞が、二つの道があればその一方を拒否するように強いるのです。それによって旧友に会わせたり、不快な出会いを避けさせたりします。ですからあなたの行く手で何に出会っても、それはあなたの創造物の一部です。あなたが決めるべきことは、自分が何に値するかということで、これについては最大限に明確にする必要があります。もしあなたが、外の世界で起こることについて「自分は無力だ」と考えるなら、それはあなたが現実の場との間で取り交わした信念であり合意です。あなたの細胞は、現実におけるあなたの立場でその約束を確かなものにするために、あらゆる努力を惜しみません。

   つまりあなたがどんな状況に出会ったとしても、そこでの出来事について、あなたは無力になるのです。生物学的存在としてのあなたを自身を、望むように操縦する命令系統を創るのは、あなたの信念、信条、思い込みなのです。そして膨大に加速しているこの時代において、人類は、「思い」のエネルギーの扱い方を学ぶ責任を課せられています。あなたは、自分という生物学的システムのオペレーターとしての崇高な責任を受容するべきです― それは宇宙エネルギーを自在に扱うようになる路線に乗り続けるための前提です。』 (4章)

   『覚えておいてほしいのですが、訓練された伝書鳩がメッセージを届けるようにあなたの思いはエネルギー波動として送信されます―「思い」は文字通り、あなたの心から飛び立って、何であれあなたが考えているものにつながるのです。それはエネルギーが加速した「この時代」には、何事もずっと迅速に現実化します。現実化の宇宙原理を理解することは、宇宙への鍵を持つようなものです。

   もしあなたが自分の思いに気づいていて、意識を集中させた通りのものが得られることを知っていれば、理想的には、あなたは意識して自分が希望する人生を創造することになります。しかし何かのはずみで、テレビや新聞などの、いわゆる主流マス・メディアが売りつける意識コントロールを信じたとすれば、あなたはそのプログラムに従属することになり、利用されることになります。』 (3章)

   『物質的現実であなたが行なう選択は、あなたの信じている可能性にもとづいています。』 (4章)

   あなたの細胞の一つひとつが、あなたの居る状況を感知して、その状況の延長線上に何があるかを予知する、最高に洗練されたアンテナです。それら細胞の集合である人体は、サバイバル機能を備えた「生物学的システム」のようなもので、瞬間ごとの総合判断に基づいて、細胞(群)は「システムオペレータ」としてのあなたにシグナルを送ります。ある行動の前に、急に気分が悪くなったり、心臓の鼓動が激しくなったりするのは、サバイバル機能の働きである可能性があります。

   しかし最終的に判断を下し行動を決定するのは、「オペレータ」としての「あなた」なのです。これに関して個々の細胞はどうすることもできません。そこで、いつも心を澄ませていて、細胞の知らせを敏感に感じ取り、状況に適切に対処することが、「オペレータ」としての「あなた」の重要な責任になります。いったん方針を決めた後でも、状況によっては「柔軟に果敢」に方向転換をすることも必要でしょう。

   私たちの細胞は「受信」するだけでなく、私たちの「思い」を宇宙に「送信」して結果を導くという働きもします。そこで、この「生物学的システム」を上手に活用できるようになれば、あなたは「創造の達人」の域に達することになるでしょう。同時にそれは、大きな責任も伴いますが。ここで重要なことは、「自分は何に値するか」を明確にすることです。なぜならそれは「あなたが信じている可能性に基づいて」選択されるからです。

   自分が「意識を集中させた通りのものが得られる」ことを確信していれば、意識的に「自分が希望する人生を創造」することができるでしょう。これとは逆に、「外の世界で起こることについては無力だ」と考えるなら、あなたの細胞は、その考えを確かなものにするために「あらゆる努力を惜しまない」ので、あなたは事あるごとに「無力」を体験することになるわけです

  感情というものの重み
   『「感情」によって状況を把握する力、つまり非常に深いレベルで感じることができる能力は、加速されたエネルギーを扱うのに鍵になる大切な要素です。すべての人は誰でもいつかは、自分の未発見の思い込みにつながっている埋もれた感情を処理する必要があります。それがあると、そのために身体へのエネルギーの流れをブロックしてしまうからです。

   魂をねじられるような痛みを感じることができる人は、困難を乗り越えて、喜びや恍惚感の純粋な状態を体験する能力も持っています。感情的な把握力がなく、気持ちの深みが麻痺している人は、知覚力がばらばらに分断されて統合的視点を欠いているか、ある種のトラウマによって内と外との体験が心のなかで分離されていることがよくあります。』

   日本人は特に、感情というものを軽視し、誤解し、あるいは蔑みの対象にしてきたのではないでしょうか。感情に関係する用語にその片鱗が見られます。たとえば、「感情をむき出しにする」「感情を交えず」「感情に走る」「感情を害する」など。「感情家」「感情的」「感情論」などもあります。しかしこれらは、感情というものの真の役割を理解していない、文化の産物といっていいでしょう。

   「感情による状況の把握力、つまり非常に深いレベルで感じることができる能力」は「アセンションの時代」の「加速されたエネルギーを扱う」のに重要なだけでなく、「未発見の思い込み」を発見する手段にもなるものです。この際あなたが、「魂をねじられるような痛みを感じることができる人」であるかどうかを、考えてみるのも悪くないでしょう。

   『そして、もしあなたが感じるすべを知らなければ、このゲームをプレイするのに非常に重要な道具を持っていないことになります。感じることは、あなた自身に感じることを許し、判断することを控えて、感情の泉が湧き出るのを認めることによって、活性化されます。もし湧き出る感情をコントロールできない状態が心配なら、感情というものは重要な目的に寄与するものだと認めて、この怖れをやり過ごし、そしてあなたの執着を解き放つことです。あなたの感情は、現実を識別する貴重な資産で、あなたが創造したものに対して責任をとるのに、あなたの立脚点を正確に計る助けになります。』  (4章)

   日本という男性社会で、感情を抑圧することが立派なことだという観念を、骨の髄まで染みこませてきた男性諸君は、大変な「負の遺産」を背負い込んでいるといえるでしょう。一方で、女性だけが無傷であるというわけでもないでしょう。「文化的誤解」は、共通しているわけですから。とにかく今からでも、「感じること」を「活性化」する努力をする必要があります。それには、「あなた自身に感じることを許し、そして判断することを控えて、感情の泉が湧き出るのを認める」ようにするしかないでしょう。 「怖れをやり過ごし、あなたの執着を解き放つ」というのは、怖れないで感情を表出させて、それによって「あなたの執着」を検地、確認した上で、解き放つようにするということです。


                   「アセンションの時代」風雲舎
            『解説』 人類の進路は既に選ばれている 小松英星

                        抜粋したもの



    <固定観念、思い込み、判断、信念によって感情が生まれる>

   たとえば、他人を喜ばせようと思って物を上げたら、必ず相手は社交辞令だけでも「お礼を言い、うれしそうにするのが普通」、という観念を持っていたとします。しかし相手は自分の常識に反して「お礼」を言わず、喜ばなかった。すると一般的に、相手のことを「非常識な人」「失礼な人」「変な人」「不愉快」「嫌悪感」「怒り」「馬鹿にされた」「軽蔑された」etc. といったような気持ちを感じたりするものです。そして自分の感じる不愉快さは、相手の態度が原因だと、一般的には判断するものです。さらに言えば、相手は非常識な人間だとも。

   しかし丁寧に見ていくと違うことがわかってきます。
   もし物を上げた人が別の考え方を持ち、「自分は上げたいと思うから上げるのだし、相手が喜ばないかもしれないけど、それも相手の自由だ」と考えていたとしたらどうでしょうか。おそらく相手の態度や反応がどうであれ、それによって傷つくことはないでしょう。つまり相手にはどのように反応し判断するかの自由があるし、それによって「物を上げた」自分の行為が否定されたわけではないとわかっているからです。

   そこでわかることは、自分の感情というものは、自分の考えと価値感が生み出すものであることがわかります。つまり不愉快、不快、嫌悪、あるいは憎しみといった感情が生まれるのは、相手、つまり状況から来るものではないということです。それらの感情は、自分の固定観念や思い込みが、外の出来事と対立するときに自分の中に生まれるものなのです。

   つまり、「自分の考え方こそが自分の感情を生み出す源泉」なのです。
   ですから自分に現れる感情によって、自分がどのような考えや固定観念を持っているかに気づくのです。そのことがわかるまで、私たちは「自分を苦しめ、不愉快にさせるのはいつでも他人」でしかないので、被害者意識から抜け出すことはできません。
                                                                                                        (zeranium)
            

       

恐怖心が恐怖する出来事を呼び寄せる

私たちは恐怖心や心配、不安を抱かない自由がある
   『もしあなたが、あなたの現実を「心配」によって条件づけすれば、厄介事を次々と創造することになります。「心配」は何であれ、他のネガティブな表現と同様に、身体にエネルギーが入るのをブロックします。あれこれ心配する感情は、非常に強力でしつこい波動を持っており、問題が起こることを期待するメッセージを送ることになります。』(3章)

   『あなた方が本来の自分の力を手にして、きわめて重要な宇宙からのエネルギーを意識して利用するには、あなた方の怖れが、人類のすべてを汚染している情緒汚染の現状に持続的に寄与していることを、まず認識するべきです。外部の力があなた方に対して暴威をふるっているように見えるとしても、実際には、あなた方がその体験を創造し、自分に呼び込んでいるのです。怖れは、愛の波動と同じように、はっきり感じることができるエネルギー波動です。

   あなた方は「怖れることは望みでなない」と思っているかもしれません。
   しかし、あなた方の世界で関心や注目を集めていることの大半は、怖れの波動が引き起こしていることを考えれば、これこそが人類の大多数が創造したいと思っているものに違いないと、私たちから見える理由が理解できるでしょう。この集合的な怖れは、戦争や暴君の脅威を超えて、宇宙の遥か彼方にまで届きます。 それはあなた方の奥深くに根ざした感覚にある、「強力な存在になることへの怖れ」なのです。』(4章)

   『あなたは自分の現実を、目的と意図で満たされた多次元の視点から解釈することを学ぶべきです。そうでなければ、あなたを無力にするシナリオに引きずりこまれることになるでしょう。それはたとえば戦争、飢餓、病気などのことで、自分自身に限界を設けることです。誰もが直面する選択は、結局、怖れの波動か、愛の波動かの選択です。愛は燃料で、世界へ送るあなたの最高の贈り物は、あなた流の愛の波動です。』 (8章)

   何かのアイディアが話題になると、そのポジティブな面を評価しないで、素早くリスクや心配を探し出して提示することを習い性としている「心配探しの名人」が、あなたの周囲にも一人や二人はいるでしょう。こうした人々は基本的にそうすることが、世のため人のために善いことだと思っていて、そしてもちろん彼は自分自身の幸福追求のために、この「習性」をスタートさせたはずです。しかし残念ながらこうした人は、波動のメカニズムに気づいていないのです。なぜならそのメカニズムは、善意や悪意に関係なく、単に宇宙の物理的な法則として働くからです。したがって結果的には、自分自身はもとより、自分の周辺にも「ネガティブな」影響を与えることになります。

   恐怖心がなぜ起こるのか、誰が起こしているのか、という根本的問題があるとしても、誰にも自由意志があるので、恐怖心を抱かない自由もそれぞれの自由です。どのみち恐怖心は心が創るものです。そして現在の地球の現状は、人類の集合的な怖れが創り出しているというわけです。地球人が、「アセンションの時代」に銀河中心から送られてくる特別のエネルギーを、たっぷり受け取って前進するには、まず「怖れ」を克服する必要があるというわけです。

   そのためには、「自分自身に限界を設ける選択の手段」、つまり心配や不安、怖れを創り出す「習慣」から決別する必要があります。人類が本来持っている力を使えば、ポジティブな現実をいくらでも創造できるのに、まさにその逆を共同創造しているのです。だから「人類が望んでいるのはそのような創造なのだ」、と宇宙にいる私たちからはそうとしか見えないわけです。

人類は「思い」の持つ力の認識をテストされている
   『あなたに押し付けられた情報や思い込みは、現実の全体像を表わすものではありません。そのことを知らずにそれを受け入れたあなたは、現実の中のたった一つの道の上で生きる一方で、無数の他の機会を気づかないまま見過ごしてしまうのです。制限的な思い込みを受け入れることは、生涯にわたって拘束服を着ているようなものです。あなたの人生の方向を決めるのはあなたの最奥の中核信条です。それらはあなたの思いや態度を通じて、毎日表現されています。

   怖れから道を選ぶ人は、彼らの思いこみが文字通り目隠しになって、別の見解や解決策のすべての可能性を覆い隠して、消してしまいます。あなたの思い込みは、あなたの周辺の空間に条件づけし限定する電磁的な刻印をを創ります ―結局それが、あなたの人生の全体験を引き寄せる役割を果たします。「思い」は「生き物」で、いったんあなたがそれを創ればそれ自体で生きるのです。そしてほとんどの場合、あなたは自分の世界に何を創って起動させたかについてほとんど知らないのです。』 (4章)

   『人々は常識や信条は絶対的な事実で、議論の余地のない現実だと確信して人生を築いていますが、それらは単に合意であって、合意は変更することができます。』

   『人類は、「思い」の力をもっと明確に自覚するようになることをテストされています。
   あなた方は生まれながらに多様な能力を持っているのですが、あなた方が教育されてきた思い込みのために、あなた方は自分が無力であると信じ込んでいます。そのためこうした能力は、幼少期のうちに神経系経路から完全に断たれ、絶えてしまうのです。あなた方が直面している巨大な地球の危機を解決する鍵は、「創造する力に対する集合的な怖れ」を自分たちが大きく発達させてきた事実を、思いやりを持って理解することです。この時代が要請しているのは、あなた方が自分の心を知り、自分の思い込みを理解したうえで、現実に対する素晴らしい創造者になることです。』 (4章)

   私たちが、持てる創造力を充分に発揮できていない理由の一つとして、人生の早い段階で「制限的な思い込み」を、親や学校、社会、宗教、またテレビなどのマス・メディアなどから「吸収」して、しっかり身につけてしまうことがあります。この意味から世界全体を見てみると、もっとも大きい役割を果たしているのは宗教と科学です。また、いわゆる「いい子」や「優等生」という評価を受けることは、すでに充分に危険ラインに達していると考えるべきでしょう。

   一方、思いや意図が現実を創ることは事実ですが、「制限的な思い込み」をを無意識的に追って、とりとめのない妄想やネガティブをたどることで、自分はいつ、何を起動し、宇宙へ発信したのか知ることは不可能でしょう。ですから思いや意図は、明確に力を込めて、感情を込めて、発信することが大切です。

   私たちの多くが後生大事にしている「信条」というものは、最初はいくつかの選択肢の中から選んだはずです。しかしそれが固定観念になって、事実上、「真理」と同等の扱いを意識的にするようになることが、自分に制限を与える原因になっています。信条、常識は単に現実についての合意に過ぎません。それは生涯を通じて守るようなものではなく、臨機応変に、自分の判断で変更できる性質のものです。

   私たちが「教化されてきた思い込み」は、何千年もの歴史の中で、宗教や科学、そして近代のマス・メディアなど、「支配構造」が利用するあらゆる「資源」を動員して作り上げられてきたもので、今や、精緻を極めた壮大な体系になっています。それを、ほとんどの人が幼少の頃から、私たちの社会の当然のこととして、何の疑問も持たずに受け入れてきたのではないでしょうか。その結果として、「思い込みが目隠しになって、別の見解や解決策のすべての可能性を、覆い隠し、消してしまっている」のが実情でしょう。

   これを打破していくことは容易なことではありませんが、幸いなことに、私たちの潜在力は、完全に生き残っています。力を持つことを怖れず、その使い方に慣れていくために、まずは個人的なことから現実を創造する「テスト」をするのがいいでしょう。ささやかな、小さな成功が自信になり、やがて集合としての大きな創造を行なう道が開けてくるでしょう。



               book  「アセンションの時代」 風雲舎
           <解説>人類の進路は既に選ばれている 小松英星

                                     抜粋したもの




                          *****
        
         
         

創造主の本質は常に進化し続ける「宇宙知性」

神または根本創造主の「本質」
   『あなた方は、すべての「生命」の中核に意味深い秩序が存在することをいまだに信じたり認識したりしようとしていません。しかし実際には、常に進化している集合的な「宇宙知性」ともいうべき存在が、明白で崇高な目的のもとに、宇宙万物を動かし、計画し、設計しているのです。

   あなた方の神についての現在の定義をはるかに超えた、偉大で広大な知性が宇宙万物の目に見えない領域を満たしています。 「宇宙の知性」は、あなた方が現実の新しい地平線に目覚めるのを注目しながら待っています。人類は、科学と宗教の言い争いや制限を超えた、見えない世界を再定義する準備をしているところです。そしてこの新しい洞察がベールを脱ぐ前に、多くの厄介で使い古された構造が再構築されるか、あるいは舞台から撤去されるかしなければなりません。』 (8章)

   私たちが、宇宙の秩序の根源にあるものとして、漠然と「神」などと称しているものに対する正確な定義は、「常に進化している集合的な宇宙知性ともいうべき存在」という表現です。それは、「相互に結合した宇宙的な意識のネットワークの全体」であり「あなた方の神についての現在の定義をはるかに超えた広大な知性」として、「宇宙万物の目に見えない領域を満たして」いるというわけです。

   人間だけでなく、自然界の動植物や鉱物、そして地球や月、さらに太陽や銀河まで、すべてのものが意識を持っており、それら個別の意識は「体験を計画し創造する本来的な力を持って」いて、それぞれの目的に従って独自の活動をしています。そして同時に、それらが相互に結合して巨大な全体を造っていて、その全体が、『宇宙知性」ともいうべき存在です。この基本的な定義をしっかり抑えた上でならここでいう宇宙知性を便宜的に(宇宙で唯一の)「神」、または「根本創造主」という風にとらえることは差し支えないでしょう。

   このように、私たち一人ひとりを含めて、一人の意識は全体の意識を構成する部分です。しかし全体に至る前に、民族のオーバーソウル(地球意識)があり、太陽系のすべての惑星や衛星、そして太陽自体を含む太陽系オーバーソウルという風に、階層構造があります。実際にはもっと細かい階層に分かれるでしょう。そして、非物質領域の存在を含めて、果てしない階層構造があります。しかしそれぞれが仕切りによって隔てられているわけではなくて、すべては全体につながっています。

   そして全体を含む「宇宙知性」は、「明白で崇高な目的のもとに、宇宙万物を動かし、計画し、設計している」という次第です。このように想像を絶する膨大なネットワークが、宇宙の実相なのでしょう。したがって切り離された個別の意識の私個人では、何一つ現実を創造することはできず、必ず全体とのつながりにおいてだけそれができます。それが「生命のゲーム」の意味です。

 今回の人生での目的と出生の秘密
   『あなたはこの世に誕生して三次元の人生を始める前に、地球での生活を決めるさまざまな選択をしてきました。その結果、あなたは自分の誕生と瞬間と時代を選び、遺伝的血統を自ら選びました。その血統には、祖先たちが体験して学んだあらゆることが、さまざまな観点から刻印されて豊富に詰まっています。

   そして現世でのあなたは、あなたのプランを忘れて、人生ゲームであなたの役割をより効果的に演じています。あなたの人生のコースは、絶えず困難や鼓舞がありますが、それはあなたの能力を発達させるという大切な目的を持った旅だからです。あなたは身体を働かせながら、実際は宇宙万物の本質について学んでいるのです。』 (1章)

   ここでは、私たちの「魂」が、いわゆる「転生」の一環として、この世で肉体に宿り、地球人として人生を送ることの意義とそのプロセスを、ほぼ完璧に完結な表現で説明しています。この地球での肉体は大切なものではありますが、永遠の生を持つ「魂」の大きい目的からすれば、それはあくまでも学びのための手段といえます。「魂」は自分が宿るべき肉体と、時代環境と共に、自分の目的に合わせてシミュレーションして選択します。

   そして出生と同時にそのすべてを忘れます。それによって人生は誰にとっても、「みずから選んだ道を探究し、体験するプロセス」になります。いったん「あなたのプランを忘れてしまう」ので、ほとんどの場合、人生は「試行錯誤の繰り返し」と「自分探しの旅」になってしまうので、非常に効率が悪いように見えるかもしれません。しかしそれは、多様な体験にこそ価値があるとする宇宙の仕組みなのでしょう。

   以上のことは、どの時代にも共通する私たちの「出生の秘密」ですが、いま地球で生活している人類は、それとは別に特別な目的を持って生まれてきています。それは「アセンション」(次元上昇)という「人類の集合的覚醒」に参画して、「あなた独自のユニークな観点を持って貢献する」ことです。 ―そのことを、あなたの表面意識が認識しているかどうかに関係なく、そうなのです。



                 book  「アセンションの時代」風雲舎
          <解説> 人類の進路は既に選ばれている 小松英星

                        抜粋したもの 




                          *****    

誰かが助けてくれるという依存心はプログラムされたもの

   『永い間、人類はさまざまな段階の「否定」にすがりついてきました。
   その生への無頓着の結果として、卑劣な行為を遂行している陰の温床が簡単に構築されてしまったのです。』 (8章)

   『何千年にもわたって延々と地球の人々がやってきたことは、怠慢や軽視によって自らの経験を創ってきたことでした。』 (1章)

   『あなた以外の誰かがあなたを助けてくれる、と考える傾向は、人間にプログラムされ、条件づけされたものです。あなたを救おうとしている者はどこにもいません。繁栄し、成功するには、進んで自分の人生の責任をとることです。 (4章)

   これまで人類の多くは、「私たちの指導者がこうした行為をするわけがない、そんなことは信じたくない、見たくない」という「否定」にすがりつくことによって、現状に不満を抱きながら、それを打破するために自分に何ができるか考えず、何も行動しないという「怠慢」、そして自分の持てる力や選択の可能性を『軽視』し「卑劣な行為を遂行している陰の温床が簡単に構築」されるのを許してきました。

   また一方では、自分の外に「救済者」を見つけてそこに逃げ込もうとする『依存」傾向もありますが、それは「人類にプログラムされ条件づけされたもの」だというわけです。結局のところ人類は、無力感に囚われ、持てる力を他人に渡して、その者の操縦に自らをゆだねるという姿勢を通じて、歪んだ支配構造を固定化させてきたのです。

   「アセンション」(次元上昇)は、それが持つ本質的な性格によって、この支配構造を地球から完全に抹殺させずにはおきません。すべての知の体系や社会の仕組みも、宇宙の真理を基盤とした新しい構成に置き換わることになります。つまりこれまでの支配構造を、上部から下部まで支えてきた骨格そのものが音を立てて崩落することになるわけです。地球を実質的に支配してきた者たちが、「アセンション」を懸命に隠してきた理由がここにあります。以上の基本的認識を踏まえて、以下では、これまでの私たちの認識に根本的な転換を迫る、重要なテーマをとり上げます。

   『多次元からの影響が、あなたの人生に及ぼす無数の役割を理解することは非常に重要なことです。あなたとあなた方の世界が、他の次元と、時間と空間を共有していることがますます明白になってくるにつれ、あなた自身が別の現実にも存在していることがわかってくるでしょう。あなたは一見、単独の存在のように見えるかもしれませんが、実際は、あなたの知覚の限界を超えて存在する多くの現実に永遠に結びついているのです。』 (1章)

   『たとえあなたが、自分に起こっていることは全部知っていると信じて人生を生きているとしても、まったく同時に、あなた自身の別の側面があなたの意識に共存しています。そのような別の側面は、あなたの顕在意識よりも、あなたの多次元性についてもっとよく知っていて、たんに別の波動域に同調するだけで身体を離れて活動できるのです―同じ細胞、同じ分子、そして同じ器官を 使いながら。それらの別の側面は、あなたやあなたの顕在意識がまったく知らない、現実の本質を見通す視点を持っています。』 (7章)

   『あなたの独自性の一部分が「現在」に強く焦点を合わせていることは事実としても、素粒子レベル上の意識は、「非局所」の存在として現実を体験しています。つまり空間や場所を隔てる壁や境界はないのです。「非局所」とは、あらゆるところに同時に存在すること、すなわち万物すべてに偏在することを意味しています。あなたの細胞が予知能力を持っている理由はそこにあります。あなたにとってすべての瞬間が重要です。それは無数の選択の可能性を含んでいるからです。したがってすべての瞬間に対して、あなたは完全な責任を持つべきです。』 (7章)

   多年にわたって人類を支配してきた存在たちにとって、最も重要なポイントは、人類を宇宙の他のすべての世界から孤立させること、つまり、つながりを遮断することでした。その遮断は、単に物質界の他の世界だけでなく、たくさんの次元の各層すべてについて徹底して行なう必要がありました。いったん外の世界とのつながりが起きれば、短時日で支配構造が崩壊することは容易に予見できたのです。

   ――人間が住める世界は地球だけだ。異星人は存在しない。
   存在するとしても、光速で飛行しても何年もかかるような遠方から、高等生物が来られるわけがないだろう。いわゆるUFOは流星や気球、または人工衛星を見誤ったもので、そうでなければ人間の錯覚に過ぎない。五感でとらえることができる世界だけがほんもので、その他のものはすべて幻想だ。したがって三次元の現実だけが真実の世界で、それ以外の次元は、単に数学や物理学の仮定でしかない。変なものが見えたり感じたりする人は、精神が侵されている証拠で、その状態は危険きわまりない。人の一生は、出生に始まり死をもって終わり、それがすべてだ。個人の過去生などというものは、詩や小説の世界にだけ通じるものだ。――

   私たちの教科書には、実質的にこうした趣旨のことが整然と書かれています。
   それらすべてが嘘だと確言できる人は、今のところは少数ではないでしょうか。まさに支配のための「最も重要なポイント」が完璧に構築された姿です。こうした認識を普及させるのに、科学と宗教が多大の「貢献」をしてきたことは、ただちに理解できると思います。

   実際には、私たちの本質である「意識」は、さまざまな次元の「身体」に同時に宿り、多様な体験を通じて進化を加速させることができるという恩恵を与えられています。つまり、「あなた自身が別の次元にも存在している」ということなのです。夢の世界で、その一端を垣間見ることがあります。「別の現実」に存在している「あなた自身」の「別の側面」は、多次元世界では自由に「身体を離れて活動できる」ので、「現実の本質を見通す視点を持っています」というわけです。

   「身体を離れる」といっても、私たちの立脚点としての肉体とのつながりは保持しています。つまり、「同じ細胞、同じ分子、同じ器官」を、物質界とは別の様式で使っています。私たちは表面意識が気づいていない「本質を見通す視点」を、直感やインスピレーションとして、「意識」から受け取ることがあります。

   このように、私たちの「意識」が複数の現実を同時に体験しているということを別のかたちで表現すると、「万物に偏在する」となります。つまり、万物、すべてとつながりを持っているわけです。よって「あなたの細胞が予知能力を持っている」わけですが、ここでいう「予知」の意味は、すでに起こったことを見ているのではなく、あなたに関係する周辺のあらゆるものの、直近の「意図」や「方向」を知っているということです。

   未来は、どんな意味においても確定していません。
   それはすべての「参画者」の、瞬間ごとの選択によって確定していくものだからです。そこで、「すべての瞬間に対して、あなたは完全な責任を持つべきです」ということになります。これは、大変重い言葉です。つまり、瞬間ごとに私たちは、自分の目先の現実を創っているだけでなく、集合意識としての創造に参画しています。そしてさらに、全宇宙の、つまり「宇宙知性」の創造活動の一端を担っているのです。この事実を認識すれば、その簡単な言葉の重みが分るでしょう。



                  book  「アセンションの時代」風雲舎
           <解説>人類の』進路はすでに選ばれている 小松英星

                         抜粋したもの 



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人類を支配しているのは地球外から来た存在たち

人類は何億年前からマインドコントロール研究をしていた「非物質的宇宙存在」を引き寄せてしまった   
   『コントロールされた主流のメディアは、あなた方の意識を、活力や創造力を欠いたもっともらしい世界に引きつけるための道具として利用されています。あなた方の注意を暴力や戦争の現実に導くことによって、あなた方の思考や観念を、被害者意識や完全な無能力意識にとり憑かれるように、条件づけしているのです。』 (8章)

   『何十年にもわたって、強くコントロールされ堕落したメディアのやってきたことは、意図的に引き起こされて管理された混乱状態を一致して報道し、大衆の注意を方向づけすることです。心理的な混乱や疲労を生むように台本が書かれ、いわばそれが上演されてきたのです。破滅的でショッキングな出来事を情け容赦なく報道し、何度も繰り返す、それに絶望や破壊のイメージを加え、見るものの心に繰り返し植えつける、このようにして極度の不安状態を作り出し実際に、心理戦争が行なわれているのです。当局が演じるのは、真実、半真実、ペテン、そして嘘などの混合で、あなた方の希望をくじき、何をやっても無駄だと思わせることです。それが今や、「注目のニュース」としてまかり通り、あなた方の人生を支配するのです。』(2章)

    「コントロールされた主流のメディア」とは、テレビや新聞など、この世界で正統的な報道機関とされているマス・メディアのことです。それらは、それぞれが独立した企業体で、独自の報道スタイルや取材網を持ち、編集方針や社説を持っているようみ見え、あたかも完全な主体性を持つ信頼できる報道機関のように見えるかもしれません。しかし、それらが実質的に「コントロールされて」いることは、重要な出来事の報道に見られる、判で押したような共通性から明らかでしょう。また、この世界の「支配構造の恥部に触れる」報道を絶対にしない点も共通しています。

   たとえば、いま「アセンション」が進行していることと、そのことに少しでも関係するすべての情報です。そしてそれに替わるものとして、私たちの注意を「暴力や戦争の現実に導く」ことには、きわめて熱心であることです。それはたとえば、「9・11(いわゆる同時多発テロといわれているもの)」からアフガニスタン侵略、そしてイラク侵略へのプロセスで、マス・メディアの果たした役割を見れば明らかです。私たちは、主流メディアの報道なら安心できるという、意識への「刷り込み」を受け入れることによって、それらのメディアのコントロールに身を委ねてきたのです。

   ここまで読んで、誰でも疑問を持つことは、一体誰が何の目的で、そのような理不尽なことをやるのか。それぞれの国民が、民主主義によって選んだ正当な政府があるではないか。それを上回る権力があるとすれば、どうしてそんなことが可能なのか、ということでしょう。それに対する答えは次です。少し長い引用ですが、これを知っておくことは、世界の現実を正しく理解するベースになるでしょう。

いったい誰が地球を支配しているのか―支配構造の由来と現状

   
『重要な古代の知識を守るために、いくつかの秘密結社が組織された時期があります。当初これらの組織は、過去の知識の保存は未来のために莫大な価値があるという共通の信念がありました。彼らの考えでは、人々が大災害の激しいトラウマから癒される時期が来れば、膨大な彼らの遺産をもっと完全に把握して守れるだろうということでした。しかし実際には秘密情報を守るという責任は大変な仕事で、次第に、古代知識の守護者たちは道に迷ってしまいました。彼らの多くはその知識の力を悪用し、情報を人々に与えず、蓄えたり支配することにとり憑かれました。

   そして地球での転生を繰り返すうちに、彼らのほとんどは高い能力を放棄してしまい、その代わりに、自分自身の愚鈍と共に怖れに浸って生きることを選びました。彼ら古代情報の守護者たちは支配階級になり、陰で密かに人々をコントロールしながら、過去の文明の証拠を破壊するか隠すかして、真実を歪めました。そのうちに、さまざまな秘密結社が密かな陰謀によって結びつき、世界文明のあらゆる領域に手を広げ、人間の進化成長のパターンに隠された影響を与えるようになりました。偽りが彼らの方針になるにつれ、彼らは、何億年にわたって他者をコントロールする研究に関わる宇宙の非物質的存在を引き寄せることになり、ついには、それらの存在が秘密結社を操作するようになったのです。』 (8章)

   『残念ながら、あなた方の怖れの波動エネルギーを常食として、そのエネルギーをあなた方をコントロールすることに利用しているものたちがいるのです。』(8章)

   『この世界をコントロールするものたちは、人類の精神が強力かつ複雑で、基本的に創造性に富み平和を愛する者たちであることを、ずっと以前から知っていました。したがって戦争や暴力は、人類のなかにいる手下たちをそそのかして起こさせる必要があったのです。その者たちは、しばしば狡猾で、血に飢えた非物質的な存在に憑依されています。』(8章)

   何万年に渡って地球を観察してきた宇宙の存在たちは、人類の歴史が文明の頂点
に達しては自壊して原始時代に戻る、ということの繰り返しであったことを知っています。直近の崩壊は、約1万2千年前の「アトランティスの時代」の最後に起こったもので、ここではそれに続く現代までの歴史に言及しています。その時の大災害によって文明のすべてを失ったけれども、生き延びて原始時代から再出発した人々がいました。

   そのなかでも、かつての支配階級の人たちには、社会の基盤が絶無になっても、アトランティスの卓越した文明の記憶だけは残ったのです。そこで、「過去の知識の保存は未来のために莫大な価値があるという共通の信念を持ち」、それが秘密結社に発展したのは、ごく自然の流れであったと言えるでしょう。問題は、人間の寿命が限られているために、時代を経るに従って当初の高邁な精神や理念の伝承が上手く行われず、次第に変質していったことです。つまり道に迷ってしまったのです。

   そして現代につながる状況としては、「さまざまな秘密結社が世界文明のあらゆる領域に手を広げ、人間の成長進化に影響を与える」ようになったことです。これが、表面から見える民主主義政冶の背後にある「陰の政府」とか、「裏の支配構造」などと言われる構造です。困ったことに、宇宙の非物質領域には、「あなた方の怖れを常食して、あなた方をコントロールしている者たち」がいて、隠然たる勢力を持っていることです。権力欲に飢えた者ほど、こうした存在に(自分では気づかずに)簡単に「憑依」されて、彼らに巧みに操られるようになります。

   つまり、表面から見える支配者や権力者は、実際には秘密結社に懐柔されており、さらにその上に、秘密結社を巧みに操る存在たちがいるという、二重三重構造になっているというわけです。この構造に加えて、「この世界をコントロールするものたち(アヌンナキ)」が秘密結社を自在に操っていた永い時代がありますが、その影響に関しては、ほぼ15年前に彼らが転向してポジティブな宇宙集団の側についたことで、現時点では「ボス」の力は消えています。それが「悪の役者たちが自己啓示によって役割から降りることさえあり得ます」とあるように、その一部をなす出来事です。



                  book  「アセンションの時代」風雲舎
            「解説」 人類の進路は既に選ばれている 小松英星

                         抜粋したもの




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宗教と科学が教える「嘘」

  『地球上にいた過去の知的生命については、公式に認可されたものがないといっても、多くの考古学的発見によって、太古に進んだ文明が幾つも存在したということがわかっています。それらは破壊されて地表から消え去り、かつて繁栄した文明の、わずかな破片だけを残したのです。神話や伝説は象徴的な表現で、それらに関連するもっと大きな真実を伝えるために使われたのです。』 (8章)」

  『地質学上の記録では、何千年も前に、核爆発がいくつかの文明を破壊したという充分な証拠があります。東洋の宗教書では、地球に大破壊をもたらした天空における長期間にわたる多くの戦いについて触れています。何百万年、何十億年にさかのぼる手つかずの岩層から、精巧な人工物や異常な頭蓋骨が、この何世紀にもわたって発掘されています。歴史は、事実をごまかされ、操作され、抹消されたのです。』 (1章)

   本書のこの部分を読むと、このメッセージを伝えた存在たちは、地球の古代史に精通しているだけでなく、近代の地球人の研究者たちが発見した歴史上の事実が、表面化しないように握りつぶされた状況もよく観察していることがわかります。「かつて繁栄した文明の、わずかな破片」の典型は、シュメールの粘土板の記録でしょう。それには、太陽系の正確な配列や遺伝子実験のことも書かれているのですが、当然ながら「正統科学」からはいっさい無視されています。そしてその文明を持ち込んだ存在たち(いわゆる「アヌンナキ」)はイナンナ(イシュタル)やマルドゥクのように、神話上の神に祭り上げられたのです。

   「核爆発がいくつかの文明を破壊したという充分な証拠」とは、世界各地で発見されている、火山の噴火や山火事では説明できないもので、岩石が高熱でガラス化した地層や掘り出された人骨に含まれる高レベルの放射能のことでしょう。「地球に大破壊をもたらした、天空における長期間にわたる多くの戦い」のことは、古代インドの「マハーバーラタ」に描かれており、シュメールの粘土板の記録にもありますが、それらは(現代の私たちを含めて)実際に「核(戦争)」を体験した者にしか描くことができない内容を含んでいます。

   「何百万年、何十億年にさえ遡る手つかずの岩層からは、精巧な人工物や異常な頭蓋骨が発掘されて」いる実例としては、南アフリカの鉱山区で、何百個も発見された球体があります。この中で、球体の赤道面に三本のラインがあるものは極めて硬くて、鋼鉄でも傷をつけることができないといいます。また別の球体は、クラークスドルプ市博物館のガラスケースの中で、反時計方向に1年に1~2回自転すると館長が報告しています。

   発見された地層は、28~30億年前の先カンブリア時代のもので、地球の科学の教えでは、(46億年前に誕生した地球で)ようやく最初の原始生命(シアノバクテリア)が発生し始めた頃とされています。おそらくこれは、その当時、地球を植民地として利用していたか、あるいは金などの資源採集のためにやって来た宇宙の存在たちが持ち込んだものでしょう。こうしたものについての、「正規の」科学者のスタンスは、徹頭徹尾それらの事実を無視することです。正面から反論しようとすると墓穴を掘る怖れがあるし、積極的に認めると、少なくとも学界からは「消される」ことになるからです。

   米軍の当局者が、しぼんだ観測用の気球を携えて宇宙服まがいの「いでたち」で記者会見し、「君たちはこれを見誤ったのだ」と言って、いわゆる「UFO騒ぎ」に決着をつけようとしたのは、せいぜい十年そこそこ前のことです。NASAは1972年のアポロ17号を最後に、月への有人飛行を長期間にわたって「断念」して、スぺースシャトルや宇宙ステーションなど、技術的にも宇宙の真実の探究という観点でも、ほとんど意味のない「茶番劇」に資源の大半を投入してきました。その最大の理由は、それ以上続けると、月の「先住民」の存在を隠しきれなくなると判断したのでしょう。また、「公式写真」を発表する前に、月探査で発見した「あってはならないもの」を修正する膨大な作業が限界に達した、ということもあるでしょう。

   いわゆる宇宙人の来訪を否定する場合に「科学者」が用いるのは、たとえばプレアデスは地球から410光年も離れている(地球の天文学の観測)という事実です。シリウスは8・6光年、太陽系にもっとも近いケンタウルス座アルファ星は4・4光年です。そこで仮に、(地球科学の現状では実際には不可能の)光速の1パーセントの速度(秒速三千キロ)で飛んだとしても、ケンタウルス座アルファ星でさえ440年かかる。そもそも、そこまで加速する前に燃料が尽きるだろうし、船体も壊れるだろう。もちろん、途中で乗員の寿命も尽きてしまう、というものです。

   これらの所見はすべて、地球という物質世界の現在の科学水準を基準にしていますが、それを超えたものを想像する視野を「科学者」が持っていないということでしょう。実際には、多くの宇宙存在たちやその乗り物は、地球人や地球ロケットと同等の物質的存在ではないし、同様の物質的存在でさえ、太陽系へ来るのに途中の空間を「飛行」するわけではありません。彼らは単に、宇宙空間の目的とする座標に焦点を合わせて、その場所へ「瞬間移動」して「出現」するだけなのです。

   非物質領域は、物質世界を「領土」とする支配構造にとっては、コントロールが行き届かない領域なので、何としても存在自体を否定する必要がありました。なぜならそこを通して、物質、非物質両方を自由に享受している「外部の宇宙、宇宙存在」と簡単につながって、人や情報が自由に流入するようになり、「鎖国状態」が容易に崩壊する可能性がありました。つながりを遮断するためのもっとも簡単で巧妙な手段は、そのような「存在」は実在しないことを、徹頭徹尾叩き込むことです。この点において科学と宗教は、支配構造と利害を共有しています。

   つまり、非物質領域の広大な可能性は、科学と宗教がもたれあって立つ基盤そのものを崩壊させずにはおかないのです。幸いというか、多年にわたる相次ぐ不幸な出来事を通じて知覚力が極度に低下した人類は、自発的にそうした「存在」につなげることができる能力を失っていて、外から与えられたものを信じるしか手段を持たなくなっていたのです。そこで人類を支配してきた者たちは、科学と宗教が持つ「ドグマ(偏見と独断の教義)的性格」を支配のための格好のツールとして利用してきました。

   科学と宗教はお互いに正反対の特質を持っているように見えても、実際には驚くほどの共通面を持っています。つまり両者ともいったん教義、通説を確立させると、それを脅かす可能性がある新たな見識や発見を、徹底して敵視したり排斥したり無視するという、共通した性格を持っているわけです。この本質的な性格と、人々の科学と宗教に対する「信仰心」を組み合わせれば、人類を一定の方向へ誘導することはきわめて簡単なことでした。つまり最初に方向だけを与えておけば、その先はほとんど自律的に「関係者」ががんばって、民衆の「迷妄状態」を操作してくれるのです。これが、人類の歴史を通じて実際に行なわれてきたことなのです。

   科学と宗教は、支配構造と利害を完全に共有しています。
   そもそも、非物質領域へアクセスすることと、思考の力によって現実を支配することは、同じコインの両面のようなものです。したがって裏表の関係を否定する必要のために、科学と宗教が支配構造に利用されてきたのです。伝統的な科学が認める「力」についての考え方は、「物理学が認知した力」と言う意味以外にはなく、現実とはそれらの力によって築かれ、改変していくものとされています。ですから、私たちの意識によって現実、出来事が左右されることは、想定外の外であって、「あってはならない」ことであるわけです。一方、宗教の世界では、それぞれの宗派が定めた「神」が絶対的な力を持つことになっているので、それを私たち人間が同等の力を持ち、自分の現実を自在に創造することができるということは、やはり「あってはならない」ことなのです。



                book  「アセンションの時代」 風雲舎
            「解説」 人類の進路は既に選ばれている 小松英星

                        抜粋したもの





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地球の歴史は改竄され、抹消された

 アセンション(次元上昇)と徹底した情報操作
   地球の教科書では、少なくとも私たちと直接関わりを持つ「宇宙存在」は実在しないことになっています。多年にわたって、宇宙の真実から遠く離れたこの「公式見解」に沿って、地球のすべての学問や情報の体系が構築され、これまで決定的な破綻を見ることもなく維持されてきたのは、それこそ「宇宙の一大奇跡」と言ってもいいでしょう。けれども本著にあるように、「たくさんの宇宙存在たちが、あなた方の想像を超える何千年にもわたって、人類と関係を持ち、地球上で活動してきている」のが実情です。

   これまでも、そうした宇宙存在たちから、「鎖国状態」を解除しようとせず、「宇宙の孤児」になっている地球という星の住民たちに、宇宙や私たち自身の歴史の真実を伝える試みがなされ、それらは、必ずしも主流ではない出版物やウェブサイトなどで読むことができました。本著は、近年増えてきたそうした情報伝達の決定版ともいえるもので、シリウスと並んで地球人類と縁が深い、プレアデスを根拠とする存在たちから伝えられたものです。本著の全体は、中味を読めばすぐわかるように、、「アセンション」(次元上昇)についての正しい情報を人類に伝達し、それへの準備を誘うために捧げられています。

   銀河系の端っこにある私たちの地球と地球人類が、宇宙からの注目を呼ぶような「誇るべき偉業が達成される」役割を担っているというのは、理解しにくいかもしれません。しかし、私たちが歩んできた歴史と現在の状況は、まさに最適の資格要件を備えていると認められたということでしょう。宇宙での「もっとも壮大な計画」とは、これまで地上でも天空の宇宙でも絶えることのなかった戦乱の時代に終止符を打って、物質的宇宙の恒久平和を実現することです。

   その種子として選ばれたのが、銀河の端っこを周回する太陽系であり、そのなかで唯一の「水の惑星」である地球と地球人類ということでしょう。そして私たちが苦難の歴史を歩んできて、現状でも混乱の渦中にあるからこそ、この状態から急速に目覚めて意識を転換させることができれば、「新しくひときわ強い悟りの波動レベル」を達成することになるのでしょう。

   実際のところ、いま地球にいるすべての人は、この大転換に貢献するために、この時期の地球にやって来たのです。ですから地球人は種子そのものです。種子として身を挺してこの大転換の渦中に入り込み、その成果を「全宇宙の利用に協力する」ことを意図してやって来たわけです。それが、この宇宙の大転換の種子が「地球のすべての人によって播かれた」と言う意味です。私たちは自分たちで考えている以上に、貴重で、力を持つ存在です。そもそも、「アセンション」という出来事は、宇宙の進化した存在たちにはよく知られた貴重なイベントで、遂に私たちの母なる地球や地球人類にも「順番が回って来た」ともいえます。

   これだけ貴重な機会だから、現に地球で生活している大人たちだけでなく、日々に誕生している子供たちも「引き付けられて」、やって来ているわけです。いま地球で肉体を持っている私たちの全員が、実際に、そのようなメリットに引き付けられて自分の意志で、「アセンションの時代」の地球へやって来たのです。とりわけ近年生まれてきた子どもたちの多くは、さまざまな宇宙領域のすでに充分に進化した魂たちが、この前例のない変化をすでに体験した上で、新時代の地球の担い手になるべくしてやって来たのです。今では誰でも身近に、こうした「新種の」子供たちを見つけることができるでしょう。(いわゆるインディゴチルドレンやクリスタルチルドレン)

   「エネルギーの加速」とは、地球の波動(周波数レベル)が持続的に上昇することです。
   それも幾何級数的な上昇なので、「加速」があるわけです。これを上昇させる源泉は、「この時代」に、天の川銀河の中心から(太陽を中継して)送られてくる特別なエネルギーです。エネルギーと波動との関係は、地球の科学でもよく知られています。
(アインシュタイン・プランクの式:E=hν E=Hエネルギー h=プランクの定数 ν=周波数)
  
   地球波動上昇の効果でもっとも分りやすいのは、地球の体温の上昇(つまり温暖化)です。もう一つは、時間の加速です。時間は直感的にわかると思いますが、波動レベル(周波数)にリンクします。感覚的に物事を捉える人なら誰でも、時間の加速を感じているはずです。よく「時間が飛ぶように過ぎていく」というふうに表現されています。なかには、生理の間隔が短くなったとか、髪や爪が伸びるのが早くなったという人もいます。

       ここに出てくる大きな課題は、人類は地球の波動上昇に合わせて、自らの波動を上昇させることす。そうでないと、ひたすら上昇を続ける地球に(つまり今回のアセンションに)取り残されることになります。一方、地球や自然と事実上一致して生きている自然界の生き物たちにとっては、何の問題もありません。

   この変化は加速度を持ち、つまり幾何級数的な変化なので、「やがて途方もなく大きな変化が起こる」ことが避けられないわけです。実際、すべての人がこの加速の渦中に身を浸しているので、政府やメディアが「何も特別なことは起きていない」というスタンスを取ったとしても、意識では、現実についての既成観念が融解しつつあるのをキャッチしているはずです。その延長として、私たちの確信が「まばたきの間にひっくり返る」日が来るというわけです。

   また「アセンション」には、非常に顕著な物理的側面もあります。
   私たちの太陽系は「宇宙放射の高エネルギー領域」を横切りますが、すでに太陽系はその外周に入っていて、中核に達するのは2012年頃とされている領域です。すでに影響を受けているその領域は「意識の青写真の織物で満たされて」いるので、私たちの意識そのものが、大きな変化にさらされています。その変化は、地球の新時代を迎えるためのポジティブな変化といえるでしょう。一方、この領域のことを「フォトン・ベルト」と呼ぶこともあります。しかし「フォトン・ベルト」という言葉や概念については、必ずしも正確でない捉え方が一般に流布されているようなので、これについては先入観を捨てて、ここに説明されているように理解されることをお勧めします。

   私たちが必ずしも明確に認識していない「アセンション」にまつわる重大な事実は、「地球人という肉体のバランス」です。私たちは幸運にも、志願がかなって地球人の肉体を持つことができたわけですが、一方宇宙には、地球人の身体を持って今回のアセンションを身を持って体験したいと願う魂たちが無数にいるとのことです。つまり人間の身体という「枠」に限界があるので、希望していても地球に転生できずに、残念な思いをしている存在たちが宇宙には無数にいるのです。

   私たちの多くは誕生前の計画や約束を忘れているようですが、たとえそれを忘れていたとしても、幸運にも、この「空前の出来事」(アセンション)をすでに実体験しつつあります。こうした情報伝達が人類にとって致命的に重要な理由は、今回のアセンションがすでにほとんど道半ばを過ぎて、その決定的瞬間までの残りわずかの年数のうちに、できるだけの準備をしなければならないからです。

   それぞれが自由意志を持つこの宇宙では、誰もが瞬間ごとにどのような選択でもすることができます。そして、人々の選択の集合的結果として、私たち人類の現実、未来が決まります。その場合、情報が意図的に歪められて真実から遠く離れたものであったとしても、人々はそれに基づいて選択しそれなりの現実、未来を創って行くのでしょう。当然ながら、その現実、未来は多くの人にとって好ましいものにはならないはずです。まさにこれが、人類が永年にわたって心ならずも創ってきた地球の歴史です。つまり一部の者の巧妙で徹底的な情報操作によって、私たちは真実から遠ざけられてきたのです。今回の「アセンション」が、いまだに地球社会の共通認識になっていない最大の理由も、ここにあります。

   地球の歴史の改ざん、抹消が行なわれたのは、「鎖国状態」が支配を継続するのに都合がいいからです。世界の歴史にたくさんの事例がありますが、外へ向かって門戸が開かれると、あっという間に支配構造が崩壊するのです。ですから「外」そのものが実在しない、つまり宇宙には地球以外に高等生物が住める星は存在しない、当然ながら地球以外からの訪問者はあり得ない、ということにする必要があったわけです。

   これを補強するものとして、いわゆる「文明の直線仮定」が採用されました。つまり人類の文明は、原始時代から現代の高度文明へと、直線的に発展して来たとする「公式バージョン」です。地球の支配構造を維持しようとする者にとって非常に都合がよかったのは、地球からの、つまり「当事者からの救援の要請がない限り介入してはならない」という宇宙の法則でした。



        book  「アセンションの時代」
           <解説> 人類の進路は既に選ばれている 小松英星
                         風雲舎

                         抜粋したもの



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偉大な「宇宙知性」は人類の目覚めを待っている

   あなた方人類は単一の人間家族なので、「生命」の尊厳に敬意を持つリーダーの存在が早急に必要です。それぞれが持つ思いや感情は、独自の波動のしるしを持っています。あなたの感情的知性を深く探求して自分を自由にすることは、相当な勇気と情熱を必要とする行為です。自分自身を無知のなかから持ち上げ、永く重苦しい眠りから目覚めた人類全体を統合させることを通して、地球の物語を再構成することがあなた方の挑戦です。あなたの感情的知性を、地球という存在の知性に敬意を払い、人類遺産すべてに関わる責任を負いながら平和的に用いることが現在最優先されるべきです。

   すでに始まっている意識的な気づきによる目覚めが、止まることはありません。
   現実のさまざまなレベルで、自分が選んだ可能性を扱う上で、あなたは大きな適応性を持ち、よく準備されています。勇気を持って、あなたの内なる力を信じてください。よく注意し、注意の焦点を合わせることで、あなたの心や身体、そしてあなたという存在の素粒子レベルが新しい知性を創り始めるでしょう。

   既に話しましたが、自然の音、眺め、姿、そして匂いは、脳の左右半球のバランスを整えます。それによって起きている出来事を一層正確に、そして明確に理解することができるようになります。あなたが地球にいるのは、自分の尊厳を回復し、あなた方が人体と呼ぶ身体の完全な操作性を回復するためです。人体はコード読み取り器なのです。すべてのものが加速しており、すべてのものは素粒子の渦巻くエネルギーの海です。

   人々が戦争や手持ちの資産の運用で頭をいっぱいするよりは、自然にもっと関心を持ち、地球を気遣うようになれば、人類の偉大な覚醒への移行は確実に進行していることがわかるでしょう。大地というものはその生気を尊重され、自然は理解され、慈しまれなければなりません。それは知性によってデザインされた情報の相互システムで、あなた方人類と多次元の宇宙の現実を幾層にもわたってつなぐものです。植物や動物は非常に協力的です。いったんあなたが注意を集中して彼らと気持ちを伝え合うことを学べば、それがわかるはずです。

   自然のなかでもっと過ごすようにしましょう。
   エアコンを止めて窓を開け、動物たちがせわしなく動き回りながら、どのようにエネルギーを動かしているかを観察しましょう。自然が与えてくれる、音、姿、香り、風味に自分を浸しましょう。長時間散歩して、たまには地面に寝転んだり、時には星を眺めたりしましょう。ペースを落として樹のそばに座ったり、草原や海辺でゆったり午後を過ごしたり、精妙なエネルギーに出会うために山に登ったり、泳いだりして、自然の知性の快い感触を味わいましょう。

   自然の精妙なエネルギーのダンスにあなたの注意を集中するようにしてください。
   そして気をつけるべきことは、もしあなたが自分の意志で注意を集中させることを放置していると、他の者がすばやくあなたのエネルギーを手に入れて、彼ら自身の現実に利用するのです。

   あなた方人類の神についての現在の定義をはるかに超えた、偉大で広大な知性が、あらゆる宇宙万物の目に見えない領域を満たしています。「宇宙の知性」は、あなた方人類が現実の新しい地平線に目覚めるのを注視して待っています。人類は、科学と宗教の対立や制限を超えた、見えない世界を再定義する準備をしているところです。この新しい洞察が現われる前に、厄介な多くの使い古された構造が新たに再構築されるか、舞台から撤去されなければなりません。

   あなた方は空中を飛び交っているおびただしい電波が見えなくても、現代の技術進歩のおかげで、その存在を信頼するようになりました。それと同じように、強烈な宇宙からの波動が光の周波数帯域の上で、目に見えないさまざまな場所を占めており、あなた方のすべての電波を束ねたより強い影響を、あなたとあなた方の世界に与えています。

   人類の変容の25年間(1987年~2012年)を通して、「銀河の中心」から来るエネルギーが、もっとも重要な役割を果たしています。2012年の12月には、冬至の太陽が、地球から3万光年以上先にある天の川銀河の中心と整列して、25年のナノセカンドが絶頂となります。12月21日に、太陽は天の川の交点と「合」(ごう・日の出時に、地球から見た太陽と銀河面がつくる角度がゼロ)になって昇り、黄道面が2万6千年のサイクルを完結します。

   この出来事は、永く待ち望まれた帰郷のようなもので、霊的な存在としてのあなた方のもっとも深いルーツへ再結合するものです。あなた方は「母の子宮」である宇宙から来る無限の創造性によって再充電され、再び活気を与えられるでしょう。そしてあなた方人類の起源についての真実を知ることになるでしょう。この祝うべき再開に向けて、あなた方の太陽系はその巨大な出来事への準備をするために、活動をますます強力に展開していくでしょう。

   人生の複雑さへの答えは、「笑う」ことです。
   笑うことができれば、犠牲者のような気分や無力感の連鎖から、自分自身を解放することができるでしょう。心根の優しい無邪気さで笑うことができれば、あなたは自由です。そしてまた、何でも疑うことも意味のあることです。疑問が現実の出来事を解きほぐすのに役に立ちます。

   固定観念は現実を創ります。
   それは最初にあなたの心に創られ、あなたの想像によってエネルギーを与えられ、あなたの感情によって燃料補給される契約なのです。望ましい世界を創るためにあなたの力をどう使いますか。何を信じることにしますか。覚えておくべきことは、あなた方の時代の出来事をどのようにあなたが見て解釈するかによって、あなた自身がそのなかにいる世界の状態が決まるということです。

   世界には一つの状況しかないように見えるかもしれませんが、それも幻想です。
   可能性は地面に生える草と同じくらいありふれたもので、それはあなたの思い、感覚、欲望、そして感情にもとづく決断から湧き出すものです。あなたが創る現実は、たとえ同じ地域に住んでいるとしても、あなたの隣人とは同じではないかもしれません。あなたの力は宇宙万物の一部であり、あなたは力そのものなのです。あなたの創造力には限界がありません。あなたの挑戦は、強力な存在になることへの怖れを克服することです。あなたの力をどう使いますか。

   私たちは、この変容の時代に生きることを選んだあなた方に敬意を表します。
   人生を理解する方法はいろいろありますが、あなたが世界をどう解釈するかは、当然ながらあなたが何を信じようとするかにかかっています。新しい真実がほどけてくるに応じて、どんどん質問を出しましょう。あなたの仕事は高い志を活性化すること、暴虐の怖れからあなた自身を解放すること、そして人間としての感性を尊重し理解することです。

   もし皆が同じ方向を向いてじっと眺めていたら、ぐるりと向きを変え、あなたの肩越しに視線を投げて、他に何が起こっているか必ず見ることを忘れないでください。新しい可能性の世界を創るためにあなたの能力を使ってください。あらゆる現実が起こっています― 破壊を選ぶか、再生を選ぶかはあなた次第です。あなたの思い、夢、そして意図が現実の構造を変えるのです。

   この並外れた変容の時代に、ささやかなアイデアと多少のインスピレーションをお届けすることができたことをうれしく思います。友よ、今は大いなる選択の時です。私たちの智慧の最後の言葉として、あなた方が可能性を賢く選んで、あなたの夢に近いところに立たれることをアドバイスします。
     
      あなた方が選ぶ進路が、いつも楽しい旅になりますように。




           book  「アセンションの時代」バーバラ・マーシニアック著
                         風雲舎

                        抜粋したもの





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自分の体験を決めたり限定するのは感情である

感謝の気持ちとは、
  どんな出来事をも、積極的に霊的成長の機会とみなそうとする意志の表れ   
   
あなたが状況をどう解釈し、どう反応するかが、どのように体験するかの成り行きを決定します。穏やかな環境の中で十分に時間をかけて緊張をほぐし、気分を和らげてください。そして呼吸に注意を向けてください。これはあなたの視野を広げるのに驚くほどの効果があります。「なぜだろう?」と思う単純な行為もまた、あなたの執着を取り除き、思考を解き放ち、可能性についての新しい展望をもたらしてくれます。

   あなたは超然とした態度を身に着ける必要があります。
   それは思考の言い分を静かに傾聴している姿勢をいいます。しばしば啓発のために時間をとって、自分の課題のなかにユーモアを発見してください。あなたの内なる世界や、あなたの思考の複雑な働きのなかには、答えや解決策が数限りなく存在しています。あなたは時間をかけて自分の内面を眺め、感覚が語ることに注意を向けなければなりません。

   人々は往々にして、これから先に何が起きるかを知りたがります。
   「それはあなた方が何を信じるかによる」というのがその答えです。望む結果を得るにはあなたはまず自分を変える必要と責任があるという事実を認めなければなりません。あなたは変化というものをどう考えていますか。それは辛く困難なプロセスでしょうか、あるいはあなたを失敗や孤独に陥れる苦しみでしょうか。それとも変化の概念は、よろこばしく自然な季節を思い起こさせるものでしょうか。

   固定観念や思い込みは、あなたがそうしようと思いさえすれば、いくらでも柔軟になります。それは冬の積雪の重みでしなやかにたわませた木々の枝にたとえることができます。木々はそうやって、春の日差しに安らかに守られる時を待っているのです。世界的に予測不可能な現在の状況は、人類の集合意識から投影された内なるエネルギーを反映しています。

   一方では、世の中を開放していくワクワクするような機会が訪れ、持続する可能性が打ち立てられることになります。具体的には別の領域とのコミュニケーションを通して、驚くべき新しい治療のテクニックがもたらされます。エネルギー源の切り替えがほとんど即時に為されます。汚染のない水や空気を供給するための新しい発明が行なわれます。そうしたものは、いま、地平線上に浮かぶたくさんの発明のなかのほんの幾つかにすぎません。

   それ以外の可能性として、腹を立ててばかりいたり、自分の人生の責任を取ることを怖れている人のための進路があります。しかしその道はそれほど楽しいものではありません。あなたが意識を拡大させて、新しい放牧地を見つけたり、現実を見下ろせるこれまでとは違う山や台地に登れるようになったとき、そうした成長にともなう非常に難しい側面は、変化しないことを決めた人々を、ただ見ていなければならないということです。

   こみ上げてくる歓喜の高みや、究極の性的恍惚感から、怖れや嫌悪、救いようのない失意のどん底まで、感情の可能性の範囲をすべて体験するのは非常に厄介で、しばしばひどく困難なことです。あなたの心が開かれると、あなたは飛べるものたちと宙に舞い上がりますが、一方で深刻な無価値感を生きることにした人たちを見たり、そこに感情移入をしたりするのがいかに大変かを思い知ることにもなります。

   無価値感の感情からくるそのような重い抑揚を体験している人々については、そこに彼らの勇気を見たり感じたりしてあげてください。そうすることがあなたの最大限の成長につながります。なかには精神に異常をきたす人も出てくるでしょう。「人類の変容」という今の時期において、あなた方の世界はきわめてデリケートな道を歩んでいるのです。

   開拓者、先駆者、先駆けを意味する「パイオニア」の本来の性質は、一人で新しい領域に挑んだり、いまだかつて誰も行ったことのない場所に踏み込んだりするというものです。あなたは開拓者、パイオニアとして、自分自身の発見と、一人で過ごすことを身につけなければなりません。不安定な時代においては、あらゆる「怖れ」が内に浮上してきます。あなたの感情は、感覚の領域の奥深くまであなたを誘ってくれます。あなたはそこで、これまで抱えてきた古傷との出会いに備えて、勇気と愛が求められることになります。

   自分本来の力を手にする(エンパワメント)の道を選択すると、非常に深いレベルで人生に取り組まなければならない時があります。そして、より大きな眺めなど知らないままのほうがよかったと思い、一瞬の失望感が生じることがあります。「知らないほうが気が楽だ」という思いに捉えられることも少なからずあります。これは感情とのつながりの深さに起因するごく自然な反応です。しかしそうした感情的状態はずっと続くわけではありません。

   もっとも好ましいものともっとも難しいものは、はかなく短命でいつか失われてしまいます。感情にはあなたを翻弄する力があります。そして感情の深さというのは、あなたの人間としての体験に特有で魅惑的な側面なのです。被害者の立場を選んでしまうと、自分の身に起きたことを必ず自分以外の人や物事のせいにするようになります。自分の「思考」を真に自分のものにし、精神を解放するには、あなたの個人的姿勢だけではなく、「自分の体験」をどのように解釈するかという尺度についても熟考する必要があります。

   つまり、あなたの人生や人生におけるあらゆる出会いを、コップには水が「半分入っている」あるいは、「半分しか入っていない」、というどちらの見方で判断するかということです。あなたは自分の心と身体と霊性に責任を持っていますか。それともそれらのことは、自分以外の誰かに世話をゆだねていますか。あなたは、自分の体験を決めたり、限定したりしている「自分の感情の存在」を意識していますか。自分の人生のすべての体験における自分の役割について、あなたがどのようにそれを見て解釈するかが変われば、あなたは変わります。新しい解釈は新しい感覚を生み出し、新しい体験に備えてエネルギー場を豊かにしてくれます。

   感情的な共感力は探究する魂にふさわしい能力です。
   というのもあなた方は、どうすべきかどうすべきでないかということを、深い感情を通して知るからです。感情にもとづいた知性というのは、自分の感覚を信頼することで発達するものなのです。感情のエネルギーは扱いが簡単でないことがありますが、感情はどんな場合にも「特定の何か」に対して起きてくるものであって、そうでなければ表面化することはありません。あなたの思う以上に、あらゆることに自分の感情が関わっているのがわかってくるでしょう。

   あなたの身体に生まれつき備わっている知性の存在を思いやりを持って受け入れること、自分の呼吸の力を絶えず意識していること、これらのことを前提に、あなたの内なるプログラムを感情を利用して認識できるようになります。そのプログラムは子供の時の思い込みからつくられたものか、もしかすると、かつて驚きと感情で胸がいっぱいの状態で彼らの現実を知覚していた祖先たちから受け継いだ、制限的な遺伝的刻印の閉鎖回路かもしれません。DNAの奥底には、符号化されたおびただしい数の知覚の層が存在しています。あなたは自分の遺伝的流れから受け継いださまざまなプログラムを、もっと意識的に認識するよう求められているのです。

   祖先につながるあなたの血統のなかに蓄積された痛みや分離を癒していくことが、本来の自分の力を手にする(エンパワメント)の道にあって試される課題の一つです。そしていまひとつの課題は、あなたの意識の変容に際して、才能だけでなく、痛みや傷も利用していくことができるかどうかというものです。あなたは個人レベルの進化の最先端にいます。そうしたなかで、自分へのやさしさと思いやりは特に大切にすべき価値感です。それによって心が開き、平和への道のりが容易になるからです。

   本来の自分の力を手にする(エンパワメント)の道では、選択は常にあなた自身の手で為されるはずです。真の勝利のよろこびは、勇気が怖れに勝ち、真実が虚偽に勝つことにあります。そのよろこびは、いつでもどこにでもその機会は豊富に存在しています。あなたの信念が、自分が何に応じられるか、何の役に立てるかを決定し、あなたの姿勢が、自分の信じるところを明らかにします。どうかそのことを忘れないでください。

   感謝の気持ちを捧げることは、強い責任感と、どんな予期せぬ変化も積極的に霊的成長の機会とみなそうとする意志の表れです。あなたは自分が求めていることについて明確でなければなりません。このこともまた決して忘れないでください。確信と良識と勇気をもって前進してください。そしてあなた独自のやり方と寛容さを養ってください。あなたには調和のとれた解決策を生み出す力があること、これから明らかになるすべてのことに対して平穏でいられること、そしてすべてがうまくいくことを確信していてください。何にせよ、人生とは壮大な学びと教えの場であることは間違いありません。




           book  「アセンションの時代」バーバラ・マーシニアック著
                          風雲舎

                        抜粋したもの





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