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自分の望みの実現を阻むもの

   私たち人間はとかくお尻に火がつかない限りは、現状維持に「はまったまま」何もせずに終わってしまう傾向があるので、何か問題が起きて追い込まれることは考えようによっては、進化の方向に強烈に後押しする力が働いてくれているということもできる。ただこれは霊的な視点から見た場合であって、肉体を持った人格部分にとっては非常に厳しい状況で、あるいは恐怖や不安にさいなまれてバランスを失い、希望も目標も見失ってしまうかもしれない。

   多くの人々が、「今回地球に来た自分の役割は何なのでしょう?」 と私に質問する。
   あなた方の役割はこれまで述べてきたように、自分の魂に刻まれた記憶の中にあり、あるいは現在の生活に現れた「未解決の問題を解決するために知恵を得る」ということであり、それらを通して新しい可能性を創造していくこと以外にはない。それはすべての人が同じなのだ。私自身もまったく同じであり、私が昨年から取り組んでいた一つの課題は、「イエスと深く関わる家族の苦悩」である。それはどうも「喪失」というキーワードと関わりがあることが自分にわかっている。

   すでに述べたように魂という合理的な仕組みは、かつて何らかの課題を残したままこの次元での人生を終えた、自分の魂のグループに属する存在たちの課題を引き継いでより多くの可能性とともに取り組めるようになっている。これを自分の過去世と捉えるほうが理解しやすく、より真剣に取り組めるかもしれない。しかしそう捉えることが自分を責めたり、自己不信になるのであれば、これは現人生においてあなたの魂が担った役目であり、あるいは任務に過ぎないのだと捉えてもよい。いずれにしてもあなたの魂には、その問題を解決するための十分な能力が与えられており、そのためにその役目を担っているということである。

   宇宙に生きる私たちに宇宙の采配は完璧である。
   その必然の世界にすべてを委ね、ニュートラルであるゼロポイントに意識の焦点を合わせて深くリラックスするとき、あなたのエゴや人間的な力ではなく、魂が備えている本来の能力が目覚める。しかしながら課題を見つけて取り組み始めると、自分には荷が重過ぎて解決できないのではないかと思い、あるいは自分の勘違いではないかと思うようになったりする。しかしこの取り組みは、あなた方が地球とともに進化の道を歩むうえで最も重要な取り組みなのである。

   今回の人生の中ではほとんど出会うことがなく、たとえ出会ったとしてもお互いに気づかない場合が多いかもしれないが、しかしどこかであなたと同じ課題を抱えて、懸命に取り組むあなたの仲間たちが必ずいるのである。その仲間たちは違う年齢、違う生い立ち、違う地域、そして違った経験を持っており、それによってあなたの属する魂グループの可能性はより広がるのである。お互いに一生出会うことがなくてもあなた方はそうした魂の仲間と、別の次元のどこかで助け合いながら情報を交換し合っているのだ。

   先に述べた私の「喪失感」であるが、イエスの家族の女性の記憶を魂に持っている私は、潜在意識に深い喪失感の傷を持っていた。ここで少し解説しておくと、イエスはキリスト教で言われているような存在ではない。もちろん彼は白人ではなく、厳しい性格でもなく、むしろ楽天的な部分を持ったよく笑う人で、また感情的に激しく抗議する人でもあった。そして、彼は十字架にかけられてはいない。こういうと混乱を引き起こすことになるかもしれないが、一部ではイエスの弟が身代わりになったとも言われているが、私の記憶ではそのどちらでもない。

   彼は罪人扱いされ、磔(はりつけ)にされるところであったのは事実であるが、その後は無事に逃れている。しかし彼は常に追われる身で、逃げ続けねばならない状況にあったが、彼は死ぬことを怖れたことはなかった。なぜなら彼にはどうしても果たさなければならないことがあったからである。そして私たち家族は彼をかばい、同じように追われる身であり、そのゆえにともに過ごしたことはほとんどなく、いつもばらばらで、彼がどこにいるのかさえ知ることはなかった。

   しかし時折、彼は私たち家族の前に突然姿を現した。
   その時には何とも言えない安堵を感じ、もう二度と離れ離れに暮らすことはないだろうと浅はかな夢を抱いた。しかしその夢は生涯叶うことはなく、私たちはイエスのいない間いつも大勢の大人たちに追われ、私たちの仲間は次々と命を落としていった。その時の私は、繰り返し喪失する経験が大きなトラウマとなり、無気力と深い悲しみと失望感で満たされていた。そしてそのことに気づかないほど、それは深刻な傷になっていたのだ。

   私を導いてくれる新しいマスターは、その傷を私の潜在意識から浮上させ、私は再びその時の思いをリアルに体験した。私は小さな子供のように泣くじゃくり、彼への恨みとその奥にある愛情があふれた。しかしすぐには許す気にはならなかった。だが私はこの問題を解決することによってたくさんの可能性があることに気づいた。そして私は晴れてイエスを受け入れて許し、これまでの長い喪失感からようやく解放されたのだった。

   私は昨年の後半から、自分の魂の記憶として抱える4つの問題を解決させることができた。これは現在、地球に流れるエネルギーの振動数が高く強くなっているためで、それが私たちの意識をクリアにしてくれるようになってきたためである。私たちの魂の課題ともいうべきカルマともいうべき問題や傷は、自分が本来持っている無限の可能性を実現させることの大きな妨げとなっている。よってあなた方が次々と魂の浄化を進めることで多くの不可能が可能になり、気がつくと目の前には思い通りの現実が現れるようになるだろう。

   そのためにはまず、あなたが日常不自由だと感じていることを探すことから始めよう。それは「自分の夢を実現化することを阻害している何か」であるかもしれず、あなたの「精神的な充足感を得ることを阻害している何か」であるかもしれない。しかしながら自分が特に望んでいることがはっきりしていなければ不自由さも感じることはないので、この作業は難しいかもしれない。その場合は、自分が望んでいることを探すとよい。それはどんなことでも構わず、自分の純粋な欲求を批判することなく受け止めることである。たとえばお金が欲しい、パートナーが欲しい、優秀な人材が欲しい、チャンスが欲しい、やりがいのある仕事をしてもっと満足できる生活を送りたい、フリーエネルギーを開発したいなどなんでもよい。

   そして、それを手に入れることや実現化することを阻むような考え方、価値感などがないかを探してみる。あなたが思い通りに進むことにブレーキをかける何かは、あなたが意図的にしているわけではなく、多くの場合ほとんど無意識にそうしてしまっているパターンなので、簡単には思いつかないかもしれない。まず「自分の可能性を抑圧している問題を明確にする」と決心し、その目的に焦点を合わせる。そして、その問題が明確になって、あなたが望むことを受け取る瞬間をイメージするとよい。

   その後は何かヒントになる出来事が起きたり、キーワードとなる言葉を何度も見たり聞いたりするかもしれないので、意識的に生活するとよい。不思議なことに何か手がかりになることが必ず現れるので、それを辛抱強く待つことである。あなた方の問題や課題の多くは、必ず過去世や未来や別次元での平行現実との関わりがあって起きているものである。むしろそこに原因があると言ってもいい。よって普通の意識のレベルで考えても難しいことがあり、そんなときは夢を意識して夢日記をつけることが役に立つ。ただしあなたの意識に従って脳が活動し始めてくれるまで、最低でも2ヶ月はかかるので、少し気長に脳の作業を待つとよい。

   霊的な探求において時間は、瞬間に焦点を合わせられる力によって短くも長くもなる。初めは何よりもジッと待つという訓練が必要である。しかし現代の人々は迅速な行動や判断などを求められることが多いので、「ジッと待つ」という力が弱くなってしまったように見える。「待つ」ことのできる力は非常に重要で、特に霊的なワークにおいては欠かせない基礎的な力である。なぜならそれは時間ではなく意識に集中することであり、そのためには時間という概念の枠を超えて自分の焦点に集中し、ただ「無」というニュートラルの状態であり続けるために「待つ」力が必要だからである。そして何よりも「決して諦めないこと」で、これだけが結果を出す秘訣なのだ。

   あなたの魂の浄化が次々と進むことにより、あなたはより明確に自分の魂の計画の道へと移行するようになる。そうして次々と見えない糸が手(た)繰り寄せられるように、共時性によって新たなチャンスや人とめぐり合い、気がつくと、あなたの人生はまったく変化しているだろう。


     「宇宙パラレルワールドの超しくみ」 byサアラ(E.Tソウル/宇宙連合メンバー)
                         ヒカルランド

                          抜粋


 
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エホバの証人・ものみの塔聖書冊子協会

   「エホバの証人」あるいは「ものみの塔協会」もまた、イルミナティが自分たちの隠れ蓑として利用している宗教団体である。これらの団体は、マインドコントロールカルトの手法を使って会員を、そうでない人々から切り離し、接触を絶つのである。モルモン教とエホバの証人は異なる組織であると我々は聞かされているが、実は同じ顔に連なる異なる仮面をつけたものである。エホバの証人は、フリーメイソンである創始者のチャールズ・ティル・ラッセルに至るまですべてがモルモン教の模倣である。しかし考えたり、疑ってみることをしない多くの信者たちは、宗教の背後で何が行なわれているのか知りもしない。

   チャールズ・ティズ・ラッセルは、イルミナティの13の血流に連なるラッセル家である。
   この一族はかの悪名高いイェール大学のスカル・アンド・ボーンズを創設した血統である。ラッセルは悪魔主義者であり小児性愛者であり、妻によるとロスチャイルドの友人である。そして他のイルミナティの銀行家たちとともに、モルモン教と同じくエホバの証人の創立にも資金提供したのはロスチャイルド家であった。研究者のフリッツ・スプリングマイヤーによると、このことは1922年にスイスの法廷で明らかにされたのだという。

   チャールズ・ティズ・ラッセルは高位のフリーメイソン会員であり、テンプル騎士団のメンバーであった。彼は、ロスチャイルドが作り出した「もう一つのもの」である「シオニズム」を率先して推し進めていった。ラッセル(Russell)一族はかつてレッセル(Roessel)家として知られ、ドイツからスコットランドに渡った。ドイツはロスチャイルド家が出た土地であり、スコットランドはイルミナティの血統における世界でも重要な地域の一つである。

   チャールズ・ラッセルは新しく作った「ものみの塔」協会を利用して、ベスルやブルックリン、ニューヨークに本拠地を築いて黒魔術を行なうための隠れ蓑とした。彼の行なう魔術は別名「エノク魔術」と呼ばれており、彼の独特の魔術である。彼の本の表紙には翼を持った太陽円盤が載せてあるが、これはエジプトやバビロニアの時代にさかのぼる古代のイルミナティのシンボルである。

   「エホバの証人」の信者が布教として人々に手渡す「ものみの塔」誌には、常に大量のサブリミナル効果を狙ったオカルト的象徴言語が盛り込まれている。そしてまさにこの「ものみの塔」という名前そのものが、イルミナティとフリーメイソンの伝説と暗号の一部なのだ。彼らにとって「ものみの塔」とは「神秘の宇宙空間」を示す場所であり、それは目に見えない領域なのである。

   ラッセルは1917年に死亡しアメリカの「あるピラミッド」に埋葬されたが、何人かの研究者によれば、彼はハロウィンにおいて儀式的に殺された。彼だけでなくイルミナティの指導的な悪魔主義者たちは、その時が来ると儀式的に殺されている。彼らにとって重要なことはそうすることで、オカルト的パワーを継承することなのである。

   エホバの証人の組織は、トラウマによるマインドコントロールの犠牲者から言語を絶するひどい操作プロジェクトを行なったと、モルモン教徒と同じようにいく度となく名指しされている。モルモン教徒とエホバの証人はトップレベルでは同じ組織であり、それぞれの信者たちが聞かされていることとはまったく異なる計画を実行している。エホバの証人の信者たちは、ハルマゲドンを信じて待つように言われている。なぜならその日世界が滅び、彼らだけが滅亡を免れるからであり、信者でない他の何十億と言う人間は滅びるのだ。

   エホバの証人の預言者たちは彼らの宗教が創設されてこの方、このハルマゲドンのことを繰り返し預言してきたが、いずれの日にちも過ぎてしまい、また別の日付に代わった。彼らの信者とその子どもたちは社会から隔てられ、信者でない人々とは必要最低限しか接触しないようにと言われている。このことが他の現実や情報から孤立させ、信者と非信者を接触させないことで家庭が崩壊させられるのだ。このようにして社会の流れから取り残された中で彼らは週3回のミーティングに参加し、宗教の教義や憎しみや恐怖に洗脳されるのである。彼らの出している出版物を見てみよう。

   エホバの証人のキリスト教徒が、背教者と仕事の関係を持つことは正しいでしょうか?一般的には仕事上であっても、背教者と社交上や精神的な面で接触することは望ましくありません。 「ものみの塔」1952年12月1日号 735ページ

   背教者の親族と生活を共にしていない場合、その人との接触は必要最低限にすることです。世俗的な仕事をするときと同じく、接触はひかえ、可能ならまったく行なわないようにします。 「ものみの塔」1963年6月15日号 443ページ

   神に忠実であれば、会衆の誰であれ人前でそのような人たちに挨拶してはならないし、彼らを家に迎え入れてはなりません。 「オーガニゼーション」1972年版 172ページ

   あらゆる宗教は結局、マインドコントロールカルトであるが、そのためには考えたり質問したりせず信じるようにと圧力をかけるのだ。

   自由な意見は避けなさい! そういった自由な考えはどうやって表現されるのでしょうか? 一般的には、神の目に見える組織によって与えられる議会を疑うという方法をとるのです。 「ものみの塔」1983年1月15日 22ページ

   自由な考えと闘うのです! 組織が事前に調整を行なわねばならなかったと指摘する人たちもおり、彼らはこう主張するのです。自分が何を信じるのか、自分の考えを作らなければならないと。これが自由な考えというものです。なぜそれが危険なのでしょうか? このような考えはうぬぼれの証しなのです。

   
また信者に対して、神の名において憎めという要求がある。
   これは聖書に出てくる憎しみと怒りの神であるエホバの気質であり、この忌まわしい気質を与えられるのだ。

   悪しきものを憎むために、キリスト教徒は悪事に関わる人間を憎まねばなりません。 「ものみの塔」1961年7月15日 420ページ

   我々は正真正銘の良識をもって憎まねばなりません。それは極端に嫌悪を起こすものに注意し、忌まわしく醜悪で汚らわしい物として見なし、憎むことなのです。もちろん神を憎むような人間はこの美しい地球に住むにはふさわしくありません。あなたは自分が心から嫌う、忌まわしくて嫌悪感を引き起こすものがあったらどうしますか? 答えは簡単です。あなたはそれから遠ざかるか、それを自分から遠ざけるでしょう。あなたはそれといかなる関係も望まないでしょう。これこそがまさに、エホバを憎む人々に対する私たちの姿勢なのです。」「ものみの塔」1952年10月1日 420ページ

   私はこれまでに、「エホバの証人」のその精神的独裁によって家族が破壊されるのを見た人々にたくさん会ってきた。子どもたちは信者ではない両親や兄弟姉妹のところに行くことはない。逆もまたそうである。なぜなら子どもたちは、自分の家族がエホバを崇拝しないために邪悪な存在であると信じ込まされるからである。かつてエホバの証人の信者で、多くの引用を私のウェブサイトに投稿してくれた人が次のように言っていた。

   「私は37年間にわたってエホバの証人の信者でした。
   しかし私は組織から身を引きました。それは行き過ぎた管理と人々から受ける操作のためでした。私が信者をやめることを選択すると、私は肉親に会うことを許されず、甥や姪にも会うことができず、私は排斥され遠ざけられています。「排斥」という規則のために、たくさんの家族が崩壊させられ、離婚の原因となり、自殺に追い込まれた人もいます。」

   だが我々は思い違いをしてはいけないのだ。
   なぜなら「エホバの証人」の組織は、信者の利益のために存在しているわけではないからである。この組織は現在も、そしてこれまでもイルミナティの目的のためにだけ存在してきた。信者たちは、ポピュラー音楽を聴いたり、お祭りや祝日を非信者たちと祝うことを避けて、毎日聖書を読むように言われている。しかも聖書の解釈の仕方に関しては、イルミナティの世界的中心地の一つであるブルックリンとニューヨークの拠点で決められており、彼らは何もかも「文字通り」に受け取るように言われている。

   その結果、聖書の「使徒行伝15章29節」に「血を避けなさい」と書かれていれば、エホバの信者たちは子どもが死ぬことになろうとも「輸血」を拒否するのである。これ以上のマインドコントロールがあるだろうか? 「ヘブライ人の手紙10章25節」には「集会を怠ったりせず」とあるが、これは彼らの「王国会館」における、週5回の集会に参加するようにという圧力をかけるために使われている。

   心の面だけではなく、信者たちは服装や髪型まで監視されており、生活のあらゆる面を指示され、見てはならない映画やテレビ番組まで指示されている。さらには誕生日を祝ったり、宝くじを買ってはいけないことから、離婚後の交友関係、異人種間の結婚、お茶やコーヒーを飲むこと、化粧したり宝石を身につけること、国家を歌うこと、避妊、夫婦生活のオーラルセックスや自慰行為も禁止されている。

   はじめは信者のすべてが、これらの無理な要求を全部受け入れることはないかもしれないが、繰り返し指示されることで心を挫かれたあげく、集団の力の前に個人は屈してしまうのである。深刻な反抗をする者には「助言」が与えられ、「背教者」とするぞという脅しがかけられる。これまでにも「ものみの塔」の文献と歴史における誤りを、立証可能な文書で指摘した何人かは組織を追われている。指導部に対する質問や反抗は許されず、信者たちは互いに密告し合うように圧力がかけられている。これによって逃げたり隠れたりできないという思いが植えつけられる。これは、マインドコントロールの操作においては常套手段に過ぎない。マイクロチップと隠しカメラの激増は、集団心理に同じ効果をもたらすことが意図されている。

   また強い決心で反抗しても、それに対する結果があまりに厳しいことから疲れ果て、諦めて同調してしまうこともある。信者たちはカトリック教会と同じく「罪の告白」を長老(Elders=El-ders)に行なうように勧められているために、無条件に自分の弱みの糸口を与えてしまうことにもなる。また「告白」のプライバシーが守られることはないということも、元信者たちが認めている。彼らは恐怖心と自分は無価値であるという心理状態に常に置かれており、これがさらなる新たなマインドコントロール・プログラムにつながっていく。もし自分の心と人生を投げ捨てたいのなら、モルモン教やエホバの証人の信者になればいい。しかし実のところ、宗教は何でもいいのだ。

   私のウェブサイトの宗教アーカイブを見てもらえれば、宗派にかかわらずそこでどれだけの悪魔崇拝や幼児虐待が行なわれているかを知るだろう。プロテスタント、カトリック、モルモン教、エホバの証人、ペンテコステ派、などすべてで行なわれているのである。そしてそれらは云うまでもなく明るみに出たごく一部であり、多くは報告されず闇に隠されている。

   レプティリアン(爬虫類人)についての活動と儀式について頻繁に報告があるのは、「宗教組織」の中でも特に「エホバの証人」とモルモン教で知られる「末日聖徒イエス・キリスト教会(LDS)」の元信者の人々からである。ダイアナ・ヒューストンという女性は「エホバの証人」での経験について私に語った。彼女は、夫とともにベトナム戦争でつらい経験をした後、「地上に楽園が訪れる」という教えに魅力を感じて信者になったのは1969年だった。数年間はうまくいっていたが、少しずつ教団の要求や管理が厳しくなった。1987年になると、サブリミナル効果を狙った絵が教団の書籍や雑誌に載るようになり、奇怪な風貌の人々が描かれ、奇妙なメッセージが書かれていた。

   ある小規模な集会で、彼女は教団組織の一人に個人的に話しかけてみた。彼女は当時は、組織の人々はいい人たちだと思っていた。彼は身長175センチくらいで黒髪のガッシリした体格の男性だった。しかし彼女はその目を覗き込んで驚き、震え上がった。彼の目は人間のものであったが、目の内部を薄い皮膜がサッと覆うのが見えたのである。その膜がまぶたの上から出たものか、横から出たものかはわからなかった。彼女は、彼の目がトカゲそっくりだったことをよく覚えていると言った。男の目を皮膜が覆ったのは、ちょうど彼が振り向いて彼女に目をやったときで、なぜかわからないが、それで彼は彼女を認識したように見えたという。彼女は非常な恐怖を感じ、彼から逃げなければという気持ちに襲われたという。

   彼女は、組織の人々は完全な人間ではないように感じた。
   その後、彼女は「エホバの証人」の文書や書籍を調べたところ、武器および麻薬の売買と世界を支配する陰謀について知ることになった。ダイアンは自分が見つけた山のような証拠を麻薬取締り局に持ち込んだ。しかし当局は彼女を天才かまったくの狂人かのどちらかだと言って取り合わなかった。彼女はニューヨークとブルックリン地区の地下に、教団の隠された場所があることを知ったという。そこは廃線になったブルックリンの地下鉄路線の上に、教団の本部が建っている場所である。そこでは教団は悪魔教の儀式を行なっており、ときには人間の赤ん坊が生け贄にされることもあり、生け贄に捧げられる赤ん坊の「生産係」に使われる女性もここに置かれていた。

   こうしたことは世界中で行なわれており、赤ん坊が公的に登録されることも、行方不明の届けを出されることも決してないのだ。社会的には、初めから彼らは存在しないのである。ダイアンによると、この「エホバの証人」の悪魔教的なやり方はまったく自己完結していて、教団の雑誌の印刷用のインクに血液を使うことも平気で行なわれているという。


         「竜であり蛇である我らが神々」 デービッド・アイク著 徳間書店

                           抜粋


       
    

「腸内洗浄」で病気の元を断とう

   実は便秘は、ほとんどすべての病気を引き起こす元である。
   つまり便秘こそが、人体に生じるほとんどの不具合の根本原因なのである。そして大腸は、体全体の健康の源であり、便秘はその大腸の健康を脅かすのだ。高度に文明化した現代社会の人々は、自然に対して二つの罪を日常的に犯している。それらがもっとも一般的な病気である「便秘」を引き起こしている。その一つは生命力のない加工された食物を消費していること。そしてもう一つは便意を我慢することである。

   大腸で吸収された栄養は、大腸に沿って走る血管に回収され、肝臓に運ばれる。
   そのとき大腸内に溜まっていた老廃物が発酵し腐敗していると、栄養素はそれらのものとともに汚染された状態で血液の中に取り込まれることになる。つまり栄養であったはずのものが毒血症をもたらすことになる。毒血症とは、血液中に有毒物質が含まれる状態のことであり、それらは病原性細菌の増殖によって生み出される。毒血症の兆候として最初に現れるのがにきびや吹き出ものである。

   大腸に便が溜まりそこで固まってしまうと、大腸の内壁は正常に機能できなくなって、内壁の腺が必要な腸内細菌叢を提供できなくなる。すると潤滑油が不足して便秘はさらにひどくなり、毒血症を引き起こすことになる。つまり便が固まると、栄養素を吸収・利用できなくなるのだ。そして後から送られてくる粘着質の便はどんどんその上から大腸に付着していき、その内壁を層上に覆っていく。その便はまるで石膏(せっこう)のようにかちかちに固まる。こうしてできた分厚い便の層は、大腸の正常な機能を妨げながらこっそりと有毒物質を作り出し、体内の健康を損なっていくのである。

   腸内洗浄とは
  
大腸の内壁に分厚く付着した便が一度石膏のように固まってしまうと、何度浣腸をしても溶かすことができなくなる。あまり性急に取り除こうとすると大腸の内壁を傷つけてしまい、痛みが生じることがある。この分厚い便の層は石膏を剥がす時と同じように、真水にたっぷり浸して水分を含ませ、ゆっくり丁寧に効率よく取り除かねばならない。それを行なうのが、腸内洗浄である。腸内洗浄とは、数十リットルもの水を利用した大がかりな浣腸のようなものである。

   ただしこれまで20年も30年も、あるいは60年、80年と排泄物のケアをしたことがないのであれば、腸内洗浄を一、二度行なったぐらいでは体の活力を取り戻すことはできない。それはどんな病気でも一晩で治せる薬はないのと同じである。私の長年にわたる研究や経験、観察から言えることは、健康で長生きし、老いぼれたくないのであれば、自分の健康状態について真剣に考え、必要なだけの腸内洗浄を行い、私の勧める体内洗浄プログラムを行なうとよい。あなたの大腸には、何十年間分もの腐敗物がこびりついているので、腸内洗浄で一度それをすべて洗い流す必要がある。

   便通の薬や下剤は今や一大産業になっている。
   それだけ便秘で悩んでいる人が多いということだろう。私たちの研究によると便通の薬や下剤を使用していると、体がそれに慣れてしまうだけでなく、腸の幕を決定的に破壊してしまう。また正常な排泄器官のリズムが乱れ、まもなくすると思うように機能しなくなる。そのうちやがて強い便通薬や下剤を使うようになり、後戻りできなくなってしまう。このような患者がきわめて多いのである。

   大腸の各部位は、人体のさまざまな器官と直接あるいは間接につながっていることを忘れることはできない。吹き出物がどう大腸とつながっているのか? 目や耳や喉の病気は?
 大腸が頭や足、心臓やあらゆる腺とどのようにかかわっているのか? つまり大腸のどこに問題があるかがわかれば、障害を起こしている器官、あるいは障害が現れる可能性のある器官を特定することもできるのである。

   体のトラブルは出生後、最初の息を吸い込んだときから始まる。
   正常な赤ん坊なら出生後しばらくの間は完璧な状態にあった大腸も、やがて徐々に変性し始める。そのために幼年期から青年期にかけては、しつけや訓練が大腸の状態の鍵を握る。それ以後は自分の学んだ知識いかんによって大腸の状態は左右され、その後の人生における肉体や精神に影響を及ぼすことになる。

   エネルギーがなければ何も動かない。
   これは人体についても間違いなく当てはまる。しかし人体は何の制御もせず、やみくもにエネルギーを取り込んでいるわけではない。では体で使用されるエネルギーはどこから来て、どのように分配されているのだろうか。専門家でない方は理解しにくいかもしれないが、さまざまな器官を機能させている「おおもとのエネルギー」とは「宇宙エネルギー」なのである。この人間には知覚できないエネルギーが、地球の森羅万象の生命活動の基盤となっている。

   この宇宙のすべては無数の波動で成り立っている。
   その波動が凝縮された結果、有形、無形のものが生み出されているのだ。それはいわば、はた織機(はたおりき)が何千本もの糸を用いて一枚の布を織り上げるようなものである。宇宙エネルギーの波動とは、宇宙におけるこうした振動する波動のことであり、それは想像できない速さで細かく振動している。つまりエネルギーとは、形を実在させ、生命を生み出すもの、強力に発揮される力、作業をおこなう能力である。これらの定義から言えることは、エネルギーは波動から生まれ、私たちを包み込んでいる宇宙の波動がエネルギーを供給しているということである。

   人間はこの宇宙エネルギーである波動をさまざまな方法で利用している。
   たとえば発電機はこの無限とも思えるエネルギーの波動を、1分あたり60というわずかな波動数にまで弱め、家庭や会社や店舗などに電流として供給している。この家庭の電線を通っているのは1分あたり60波動のエネルギーだが、健康な成人男性では1秒あたり493億9000万回の波動であり、女性なら493億7000万波動である。色を例にとると、色の種類は無限に異なるが、色の違いをつくっているのはそれぞれが持つ色の固有の波動である。

   このように人間の体の器官も、それぞれ決められた割合の宇宙エネルギーでできている。たとえば血液中の赤血球はヘモグロビンというタンパク質を運んでいるが、健康なヘモグロビンを形作るエネルギー波動数は、1秒あたりおよそ825億回、肺は672億5000万回、下垂体は580億回、耳は477億5000万回である。このように各器官にはそれぞれ固有の波動がある。これらのことからわかるように、この波動数を簡単に測定することができれば誤りのない診断システムができる。

   松果腺と視床下部は密接に結びついている。
   松果腺はアンテナ、あるいは受信基地のような役目を果たしており、何らかの形で宇宙エネルギー、電磁波などに直結している。しかし宇宙エネルギーを直接体内に取り込むと、何百万ボルトという電圧の衝撃を受けてしまう。そのため松果腺で受け取った宇宙エネルギーはいったん視床下部で蓄えられており、緩衝装置としての視床下部で宇宙エネルギーは人体に適したレベルにまで下げられる。こうして視床下部は変圧器の役割を果たしながら、各器官へのエネルギーの流れを制御し、監視している。

   このように視床下部は各器官の状態にきわめて敏感であり、体のどこかで発酵や腐敗が始まると、それにより影響を受けそうな器官に警告を発する。するとリンパ系が活性化され、その器官の保護に乗り出す。たとえばある女性の大腸内の、乳腺に関係する部位に排泄物がひどく溜まっていた。その結果大腸から来たと思われる老廃物が胸部のリンパ腺にたまり、しこりができた。このしこりは警告であり、私の経験ではこのようなしこりは腸内洗浄を行なうことで数日で消える。大腸の健康をおろそかにしている兆候として最も重要なのは、こうした腺の異常なのである。

   横行結腸の中央部分が視床下部と結びついているのは決して偶然ではない。
   しかしそこに腐敗した不純物がたまれば、心や性格に決定的な影響を及ぼすことになる。腐敗物が精神の働きさえ乱してしまうのである。逆に内面も外面も清潔な体からは、粗あらしい言動は生まれない。大腸の状態が疲労やストレス、神経症に直接関係していることを理解している人は極めて少ない。これらの目に見えない不調が限界を超える前に、大腸はしばしば警告を出しているのだ。

   警告というのは腹痛などの場合もあるが、ほとんどの場合は便秘である。つまり疲労などの症状は突然襲ってくるわけではなく、しかし許容限度を超えてしまうと何かをきっかけに体が異変を起こす。それは愛する家族の死や家庭崩壊、離婚、別離、また失業や金銭トラブルなどのさまざまな不幸が要因となって、体の不調が一気に噴き出すのだ。つまり大腸をおろそかにすると、明瞭な頭脳を保つことも、心の平静を維持することもできないのである。

   耳にかかわる大腸の部位が潰瘍(かいよう)になると、そこが刺激されて敏感な聴覚系を乱すことがある。普通は耳鼻科に診てもらうが、治らなければ悪化するばかりである。しかし腸内洗浄について知っていればまずそれを行なうだろう。ほとんどの場合、わずか数時間で耳の不調はすっかりよくなる。つまり耳の不調も、体内をきれいにするようにと促す合図なのである。

   粘液がたまり始めた時によく現れる最初の症状は通風感で、そのせいでくしゃみが良く出るようになり、そんなとき「風邪を引いた」と思うものである。それは不健康な粘液のせいでその器官の体温が下がったためでそれが鼻であったり、のどや肺であったりする。しかし食習慣を変え、腸内洗浄を行なえば、幼児であれ老人であれ誰でも風邪や花粉症、喘息などの粘液にかかわる病気をすっかり治すことができる。私はこれだけで本書を埋め尽くすことができるほど、こうした多くのケースを見てきた。

   ある老婦人は自分自身の粘液性の病気を克服しただけではなかった。
   ある日の夏、彼女の娘が3週間ほど休暇で出かけることになり、2歳の孫の世話を彼女が引き受けることになった。しかしこの孫は、生後間もない頃から安眠ができなくなっていたのだった。乳児用に調合された加工乳や牛乳を与えられていたからである。老婦人は娘が出かけてしまうと、すぐに孫に浣腸を行ない、牛乳ではなくしぼったオレンジジュースを与えた。すると孫は、その日の晩の午後8時から翌朝午前6時までぐっすり眠ったのであった。

   牛乳などの粘液を生成する働きのある食べ物を避け、浣腸や腸内洗浄によりからだをきれいにすることで風邪などの病気が治ったという例は、過去80年にわたり膨大な症例がある。私は常に、牛乳はもっとも粘液を生成しやすいものであることを訴えてきた。生乳だけでなく殺菌牛乳やホモ牛乳はさらに悪いものである。牛乳だけでなく、チーズも過剰に粘液を生む原因になっており、加工デンプン、砂糖も粘液のもとになる。だがまずは腸内洗浄である。

   花粉症にかかると粘液が大量に発生する。
   粘液には二種類あり、一つは人体に必要で自然な粘液であり、もうひとつは病原性の粘液であって特定の食物を摂取すると生成される。この病原性の粘液をもっとも多く生み出すのが、牛乳である。牛乳を良く飲む若者は風邪を引いたり、扁桃腺にかかりやすい。吹き出物も原因は同じで、膿と化した粘液を皮膚から排泄しようとしているのである。こうしたトラブルや不調は、牛乳を控え、腸内洗浄を行なえば収まるものだ。私は今日まで、何十年にわたり研究と観察を行なってきたが、牛乳を飲むのをやめ、かつ腸内洗浄をして効果がなかった例は一つもない。


     「大腸をきれいにすれば、病気にならない」 ノーマン・ウォーカー著 徳間書店

                           抜粋


         
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魂の目的は自分の評価・批判をやめたところに

   人類は最終的には、肉体だけではなく精神的な限界も突破しなければならない。
   人間はエゴだけが目的で生きているわけではないと悟らないなら、気が変になるほど追い詰められることになる。そうならないためには、何でもすべてをあるがままに受け止めることが大切である。たとえ巨大シップ(宇宙船)が出現しても、自分は気が変になったのではないかとパニックにならないような心の持ち方を、普段から養うことが大切である。

   最初に起きるのは経済の崩壊であるが、思ったより早く社会システムは崩れることになる。人間は飢えるとモラルがなくなるようだが、お金がいくらあってもお金を食べることはできないので、その対策として農業に目覚め、自分が食べるぐらいは何とかできるようにしておく必要がある。「不食」にチャレンジすることもできるが、「食べなければ生きられない」という固定観念があるとそれはかなり苦しいことになる。しかし、あるプロセスを通過することができれば食べないでいることができる。

   私を導いてくれたいわゆる「魔女」は完全な「不食」であった。
   彼女は固形物は摂らず、お茶やコーヒー、アルコールは飲むが、アルコールはその場で分解するので酔わない。結局、「不食」に移行しない限りは、いつまでたっても食料でコントロールされることになる。経済のコントロールを抜け出すことができたら、次は食料のコントロールを抜け出そう。人間には実は、これまで気がつかなかった新しい力や能力が備わっており、それを発見し、気づいていくことで、今までできなかったことができるようになる喜びを味わおう。そもそも空腹でもないのに、「食事の時間だから」「栄養を摂らなくてはいけない」「口寂しい」というような理由で食べている人がほとんどである。本来の人間にとって、お金のゲームも食事も一種の「娯楽」に過ぎないのでなくても済むのである。

   2020年、2030年の地球はどんな姿になっているのか、それがイメージできる人であれば次元上昇(アセンション)できる可能性は大である。今はできなくてもそれについて想像しているうちにイメージが湧いてくるだろう。アセンションに向けて今からできるワークについて説明していこう。

sun イメージする。
   人間はこれまでの長い歴史をとおしてさまざまな限界を設定してきて、その限界を当たり前のものとして疑うことなく受け入れてきた。「食べなくては生きていけない」「飲まなければ生きられない」というのも人間が作り出した限界であり、これもイメージが作り出した限界に過ぎない。たとえば太陽光をまったく浴びることのできない地下シェルターで暮らしていても、「今私はさんさんと降り注ぐ太陽光を浴びている。体がポカポカしてきた」という想像に焦点を合わせることができれば、実際に太陽光を浴びたのと同じ効果を生み出す。

   また暑くてたまらない状況になったら大きな氷の塊りをイメージし、そこに当たった風が冷風になって吹いてくる想像に焦点を合わせればよい。肉や野菜を食べるのはそのエネルギーを取り込むためであるが、そのエネルギーの元であるプラーナエネルギーで当然人間は十分に生きることができる。

   人間同士の交信にしても、お互い同士が同じチャンネルに合わせてイメージを共有すれば、電話やパソコンは必要ないものになる。古代の人々のようにマスターたちは、実際に会って話し合ったりはしない。彼らはすべてをテレパシーによる交信でコミュニケーションしている。インディゴ・チルドレンやクリスタル・チルドレンなどと呼ばれる子どもたちの中には、パソコンやゲーム機がなくても脳内のコンピューターでゲームのシナリオをつくり、友達と共有して遊んでいたりする。

apple 超感覚、今まであまり使わなかった感覚を磨く。
   左右の手をこすり合わせることで右脳と左脳のバランスを取り、超感覚を磨く効果がある。瞑想も超感覚的視力である内的視野を高めてくれる。つまり頭の中でイメージするだけでなく、五感のすべてを使って変性意識に入っていく。たとえば目隠しをして、目の前にある物を当てるゲームだ。その場合、その物に触れた感じや匂いなども感じ取るとよい。これらのことはいつもの現実的な意識では対応できないことであるので、そのとき変性意識にスイッチが入る。うまく変性意識が働けばそれを当てることができる。

   現実的な意識では私たちは自動的に判断してしまうが、現実ではとても無理だと思うようなことをやることで判断できなくなり、普段使っていない脳の部分が働き出してイメージが広がっていく。たとえばブランコに乗ってこいで、だんだん自分の体が高くなって軽くなっていく感覚を味わう。それが空中浮遊につながっていく。最初はブランコに乗った勢いに手伝ってもらい、途中から自分の力で飛ぶのだ。そんなイメージを展開した後に椅子に座り、「私の右足は軽い」と念じると本当に右足だけ軽くなる。そうやって「上半身は軽い」「肩が軽い」など、自在に自分の体をイメージどおりに操作することができるようになる。

   また、腕がどんどん伸びて、高い木になっているリンゴをもぎ取るイメージをする。
   もぎ取ったときのリンゴの重さ、鮮やかな赤い色かぐわしい香り、つやつやと光るリンゴの感触などをイメージする。このようなワークのためには、リンゴが実際にどんなものであるかを知っておく必要がある。それは普段何げなく触っているものも意識してキチンと触ることでデータを蓄積しておけるので、再現しやすくなる。それらは真面目に構えずに楽しみながらやることが大切なポイントで、4次元世界で楽しむためにその感覚を魂に入れておいてほしい。

chair ローソクの炎の凝視
   炎をじっと見つめるというシンプルな行為でありながら、至難の業でもあるワークである。なるべく暗い部屋で、ひたすらローソクの炎を凝視する。時間を計る必要はないが、本当に集中して見つめるなら最初のうちは3分も続けることができないだろう。たちまち雑念がよぎるので、炎だけに焦点を合わせて無心でいられるのは至難の業である。またローソクの炎をイメージして見つめるという方法もある。これも本当に集中していないと、炎はすぐに消えてしまう。本当のローソクの炎とイメージのロウソクの炎を、10分ごとに交互に見つめるという組み合わせもある。

   このようなローソクのワークを続けていると超感覚が磨かれるので、「なんとなくこうなるような気がする」と思ったら、本当に実現化して、思ったとおりに物事が進むようになる。そのレベルまで到達すると、一種のサイキックなパワーが使える状態になる。トランプのゲームでも、「この人は次にあのカードを出す」ということが見通せたり、初対面の人でもどんな人かも大体わかるようになる。

memo 優先順位を見極める
   この現実社会に生きる人々のもっとも不幸なことの一つは、「自分が何を求めているのか」わからない状態である。「自分がどうなりたいのか」考えてはいても、その理由は客観的な他人から見た大義名分ばかりで、本当に自分の魂が欲しがっているものがわからないのである。そんな状況から抜け出すのがこのワークである。

   自分は魔法が使えると想像する。
   どこへ行くのも、何をするのも自由自在にできる魔法使いになって、今自分はどこに行って何をしたいのかの「リスト」を作る。考えているだけでなく、それを紙に書き出す。それを毎日新しい紙に書き出すことを続ける。毎日書き出しているうちに、外していくものがあれば、残るものが出てくる。そうして書き続けているうちにずっと残るものは、自分の魂の深い部分から経験したいと望んでいるものなので、あなたの人生の優先順位の上位にあるものだ。

   しかし「出世したい」「仕事で成果を上げたい」といった、「こうでなければ」系の望みは後回しにする。そうした望み」は今の社会が崩壊したらどうでもいいことばかりなのだ。大地震が起きてパニック状態のときに、「昨日の仕事をちゃんと片づけておけばよかった」とは思わないものだが、実はほとんどの人がどうでもいいことを最優先しているのである。自分の魂の目的を知るためには、自分自身を評価したり批判する「評価癖」を手放さなければならない。そして自分に正直になり、自分の魂がやりたいことを自由にやらせてあげるのだ。

   あなた方の行動にブレーキがかかるのは、「こんなのは恥ずかしい」、「かっこ悪い」という評価を続けているからである。「人からどう評価されるか」が気になる限り夢中にはなれない。夢中とは人の目を気にしないことで、成功するとは夢中になるプロセスの先にある。」 自分が夢中になれる何かを探そう。夢中になって取り組んでその世界で頭角を現した人は、精神性も高いのである。

   思いどおりにいっていない現実のように見えていて、実はすべてがうまくいっている。
   「まったく駄目でめちゃくちゃだ」と思うのは自分のエゴがそう思っているだけであり、自分の思いどおりにいかないことが必ずしも不完全なことでもない。それぞれの人の魂には内なる神が存在しているので、自分に信頼して自分のやり方を見つけることである。次元上昇(アセンション)をどう迎えるかも、答えはあなたの中にある。


       「アセンションの超しくみ」by サアラ(Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜



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習慣をやめて変化するには意識的な生活が必要

   人類には3つの選択肢がある。
 one 無に還る。
   地球上に混乱が始まる前に、この世界を去っていく。つまり、セントラルに吸い込まれ、そのまま吐き出され「ない」。

 two 別の場所に移り、進化のプロセスをやり直す。
   次元上昇のプロセスを最後まで経験する人もいるが、途中でギブアップする場合もある。地球が少しずつ崩壊していくのを最後まで経験し尽くして、寿命のような形で死を迎える。そして再び、また物理的次元に転生することで計画をスタートさせる。一からやり直す人もいったんセントラルを通過し、その後3次元からやり直す。

 three 5次元に次元上昇して、新しい現実を創る。
   巨大なシップ(宇宙船)で、自分が本来所属していた星へ行く。宇宙船は惑星の何十倍のサイズの巨大なものがかなり存在しており、その中で生まれる子どももいる。また宇宙船には乗らず、地球の内部世界へ行く人もいる。

   肉体や精神体、エーテル体はすべてつながっているので、肉体だけが次元上昇するわけではない。それと同じく、宇宙においても切り離された世界というものはなく、互いに関わり合っている。地球上は大変動に襲われ、普通の人間が生き続けることは困難になるだろう。しかしマスターになっている人は地球に残ることができる。マスターになった人とは、すでに次元上昇を終えている人のことで、肉体を自在に変化させることができるので、たとえ地上が水に覆われてしまっても地球にいることができる。そして彼らには、地球が再び緑豊かな星に生まれ変わるように整える使命がある。

   新しい地球は、そこに住む人類全体の意識と地球との同調によって創られる。
   太陽は新しくなるかもしれない。もともと木星が太陽であったので、今の太陽も役割を終えて別の星になる可能性もある。そしてシュメール神話には複数の太陽がある。太陽が消えてしまうことはないが、太陽エネルギーが地球に届かない日が3日間続く。天王星と土星が向かい合う座相で180度正反対の位置にあることから、何が起きても不思議ではない状況にある。新しい宇宙を創ることは、この銀河ができたときから決まっていたことである。それは三面鏡をのぞいたときの自分の姿が永遠に続いていくかのように、宇宙もまた延々と続く途方もない世界なのだ。

   次元上昇後に、2000年の自分を見つけようと思えば見つけられる。
   その時間はいつも存在しているからである。また次元上昇(アセンション)し損なって再び転生すると1960年ということもあり得るし、こんどこそとチャレンジして何十回も繰り返すこともあり得る。「今」は無限にあり、「時」とは今の積み重なったものである。しかし次元上昇(アセンション)前に亡くなった人が
、次に転生して2030年にいるということはなく、アセンションしなければ次の段階には進めない。

   多くの人がアセンションという言葉を使わなくても、何かが起きることを予感しているが、それは過去に2012年を経験しているからである。ムーやアトランティスは古代文明とされているが、それは2050年の可能性もあり、そうであってもおかしくない。断言できることは、未来を経験するためには次元上昇するしかなく、アセンションという壁を越えなければ未来はないのである。そしてこれまでに何度も同じ経験をしながら、魂の計画を終わらせようとしているところなのだ。霊的な意識が高いということだけで次元上昇できるわけではなく、宗教家ができなくて、闇の権力の上層部ができるということもあり得る。

   今の子どもたちは海王星が水瓶座にあり、冥王星と天王星が山羊座の位置で地球に転生してくる。彼らは生まれながらに知恵を持った子どもたちであり、普通で当たり前のことから霊的な学びを引き出すことができる。このような子どもとコミュニケーションができる大人たちは生き残っていくだろう。そしてこのような子どもたちは生まれてまもなくしてアセンションを迎える運命を持った、高い次元から来ている人々である。彼らは不安定な状態から安定した高い次元を創り出す役割を持っている。

   過去の影響によって「今」を選ぶと、可能性というものは限定される。
   昨日できなかったから今日できないとすることは、まさにそうである。せっかく朝を迎えたのなら、昨日のことは忘れよう。眠っている間に私たちの魂は別次元に飛んでいる。そこから戻ってきたのに、わざわざ昨日のことを思い出す必要はない。そうでないと、昨日から今日へという時間の帯にまた乗ってしまうことになる。古い時間の帯に乗る必要はない。今日から私は変われると信じることである。今から私にはすべてのことが可能なんだと、脳にインプットするのだ。何も意識しないで暮らしていると、過去のパターンを繰り返すだけである。大脳は新しいことを好まず、同じ決まったパターンを繰り返す習性があるからだ。

   そこから抜け出すためには習慣からではなく、意識的に生活する必要がある。
   目につくところに「印」を貼るのも効果的であり、心配性の癖をやめたいのであれば家中に安心マークを貼ったり、そのマークを見るたびに安心している自分を創り出すことができる。そうした訓練を何度も反復することによって脳が変わっていく。重要なことは昨日までの流れを全部OFFにすることだ。昨日までお金に困っていたのなら、朝起きた瞬間に豊かな中にある自分にスイッチON
を入れる。ほとんどの人は、朝起きたときに思い出すことが間違っている。つまり、昨日までの自分の姿ではなく、「どんな自分になろうとしていたか」を思い出すべきなのである。

   「感情」は人間にとって一番の快楽である。
   だから悲劇とわかっていて、むしろ涙を流したいために、映画や小説、テレビドラマを楽しむ。それはまさに薬中毒のようなものであり、脳内の薬物は感情によってつくり出される。また、ありもしない起きてもいない先のことを心配するのが大好きな人は、確実にステロイド中毒である。落ち込むのが好きな人、怒るのが好きな人なども特定の感情の中毒になっており、いつもの同じパターンの感情を味わうのが習慣になってしまい、そうしないと落ち着かないのである。同じ中毒になるのであれば、創造性の中毒になろうではないか。

   経済のゲームをクリアしたら、次は肉体的限界への挑戦である。
   経済は今に始まったことではなく、1億3000万年前には紙幣こそなかったが、それに近いものは存在した。それは一種のパスポートのようなもので、地球に降りることのできる権利を表していた。宇宙人たちはこぞってそれを欲しがり、それがあればエリアを越えてさまざまな所に行くことができたので、多様な経験をすることができた。それを欲しがる人が多かったので争奪戦が起き、人のものを盗むものもいた。地球人はそのカルマを持って転生し、それと同じことを紙幣でやっている。それぞれの人間のカルマはグループのカルマとなり、地球では経済という形をとった。人間は遺伝子操作されたことで肉体的・精神的な限界を持つようになったが、その限界を超えるためには、これまで多くの人生を無駄にしてきたカルマをなくすことが必要である。


    
   「アセンションの超しくみ」by サアラ(Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋

                                                                                                                                                                                                 


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闇の行為は宇宙において許されている

   「チップ」と聞くと、悪い宇宙人が人間をコントロールするために埋め込むイメージがあると思うが、それだけではない。実は人間が生まれてくるとき、自分の魂に関係のある宇宙のエリアによって、すべての人々にそれぞれチップが入れられている。そしてこの人生で何をするかといった魂の計画を立てて、それを始めるのにふさわしい日時を選んで誕生する。日時を選ぶのは、その時に大きな影響力を持っている天体の力が加わるためである。西洋占星術でもホロスコープを使うが、占星術とは地球外生命の宇宙人がもたらしたものである。

   地球に住んでいる限りではあまり意識することがないと思うが、宇宙においてはそれぞれの天体の配置がどこにあるかによって直接的に生活に大きな影響を受ける。惑星は常に動いていることから、他の天体との交信がスムーズにいくこともあれば妨害されることもあり、惑星間移動も配置によっては大きな影響を受けることになる。たとえていえば、動線の悪いキッチンでは料理が手際よくできないようなものである。そして宇宙では天体の配置によってすべてが変わってくるのである。

   自分の目的を実現するためには、どのような配置が必要で望ましいかを示してくれるのがホロスコープ(出生天球図)である。宇宙にあるホロスコープは、地球人が占星術で使っているホロスコープより、もっと多くの惑星が書き込まれている。

   チップは全人類の人間に入っている。
   DNAにも同様の情報が含まれているが、DNAは損傷を受けやすいのでチップを使う。それは決して人格を無視してコントロールするということではない。人間は地球生活においては近視眼的になりがちであり、それを過去と現在を見通せるシップ(宇宙船)から誤まらないようにコントロールしているが、間違えるという計画のもとに生まれたのであれば間違えるるだろうが、その間違いは人間の考える「間違い」ではない。つまりは、全人類がお釈迦様の手の上で好きなようにやっている状態なのだ。

   チップは一般的には3個から4個で、多い人で50数個だが、中には100個以上入っている人もいる。20個から30個程度の人はけっこうおり、チップの数が多いほど周波数帯域が広く、たくさんのチャンネルを持っている。複数のチャンネルを持っているのですごいことをやっているかというと、そうでもないケースもあり、これから活躍する可能性は秘めている。そして、チップは時々入れ替えられる。一定のレベルになったら取り替えるというのが一般的であり、睡眠中に入れ替えられることが多いようである。 肉体に負荷をかけないように調整するチップもある。それは入ってくる情報量が大きいと、負荷が強くなって脳内ホルモンの調整がうまくいかなくなり、内分泌系に障害が出るからである。

   「魂の目的」とは、「これをやらずには死ねない」と思えるものである。
   つまり、それを気づかせる出来事を起こすためにチップが入っている。しかしながら、チップにコントロールされているわけではなく、人間には自由意志がある。ただ人間は自由だと魂の目的を選択しないことがある。つまり本来魂は、あれこれ判断せず素直にそのままを選択するが、社会的に生きる人間は他人からの評価や価値というモチベーションなしには選択できないのだ。

   たとえば魂の目的が、「病気の人を世話して健康になる手伝いをする」ということであった場合、あなたは看護士になって病院で働き、患者が元気になっていくのを見るたびにワクワクするはずである。つまり自分のことのように喜べるのであるが、一方、看護士を選んだ理由が、「安定しているから」「国家資格だから」というようなことで選択した人は、こうしたワクワクする気持ちを感じることはない。このように、ある特定の出来事に反応する自分に気づくようにと「チップ」が入っている。

   人間一人に対して、シップ(宇宙船)にはその人を担当するクルーがおり、2~3人であったり、12人ついている場合もある。クルーの数が多ければいいというものでもなく、多すぎても意思統一が取れずバランスがよくなかったり、2人しかいなくてもすべてが順調という人もいる。シップのクルー以外のガイドは、あなた方からは守護霊や守護天使、守護神と呼ばれているようだ。それは先祖の霊であったり、宇宙的な家族がガイドを務めたりもする。

   地球は再び、何度目かの大きな変革の時期を迎えており、これまでの多くの預言に記されている道を進んでいくだろう。全人類にチップが入れられているのも、地球とともに最良の選択をして欲しいと願っているからにほかならない。しかしあくまでも選択は自由なので、強制されているわけではない。食糧危機や地球の大変動、あるいは核戦争や生物兵器で多くの人々が命を落とすので、「魂の整理」が始まるだろう。魂の整理が始まるとそれぞれの魂の経験値というデータはミックスされるので、「私」はなくなるともいえるし、「私」はいつまでも残るともいえる。また一から経験を積み直す魂もいるが、それは経験値の少ない魂がまだ成熟していないというだけで、決して劣っているわけではない。

   地球を支配しようとする闇の権力者はこれから思う存分力をふるうだろうが、それは同時に楽で安穏とした生活からは、決して気がつかなかったことに目覚めさせてくれるという側面もある。米や野菜の不作が続くと実際に飢えているわけではないのに、不安感に圧倒されて人間性が破壊されてしまう人々が続出する。買占めが起きるとあっという間に食糧難となり、本当に飢えることになる。全員に行きわたるだけの食糧があってもみんなが備蓄しようとすれば、足りなくなるのだ。そんなパニック状態の中で生物兵器による伝染病が起こり、そのとどめは天変地異、というのが一つのシナリオである。

   このシナリオが成立するのは、騙される人がいるからである。
   つまりゲームの世界であることに気づいて、「一抜けた」という人がどんどん出てくればこれらのシナリオは成立しないので、ゲームに参加しないという選択は可能である。それぞれの人に運命というものがあるが、運命は変えることができる。運命とは関係のない思い通りの未来を創ることは可能であるが、運命に素直に従うのも選択の一つである。2011年から、人間の意識の層がはっきり二つに分かれてきている。それは運命に従うか、それとも新しい地球を創るかということで、どちらかを選ぶしか道はない。選びきれない人はこの世を離れていくので、理由もなく突然死する人が増えてくるだろう。

   たとえば次の二つの生き方のうち、どちらがあなたにとってワクワクすることだろうか。
  ①
 会社の中で部長になり、社長になって年収が急カーブで上がっていく。
  ② これから先、まったく老いることなく肉体を自由に操れる。
   バイロケーション(瞬間移動)が可能になり、タヒチに行きたいと思えば一瞬にしてタヒチにいる。

   後者を選択すれば、あなたにとってお金はあまり意味のないものになるだろう。
   そうすればお金によって世界を支配している闇の権力者もあなたに手を出すことができず、天変地異も怖いものではなくなる。宇宙からきた地球を支配する闇の権力者である彼らは、究極までゲームを楽しみたいだけなのに、人間たちの対抗勢力のパワーが今一つなので、つまらないと感じているかもしれない。彼らのしていることは、至高の神に逆らうというゲームなのだ。彼らは人間たちを奴隷化するためにどんどんエスカレートしているが、どこかで自分たちを止めてほしいと望んでいる可能性もある。

   しかし、「善悪」という「二元性の概念」を持っているなら、あなた方は闇の権力に対抗することはできない。彼らは何の咎めも葛藤もなく自分たちの望みをやり尽くしており、そこまで追及している彼らをむしろ尊敬するくらいの気持ちを持つ必要がある。純粋にワクワクすることを追求している彼らに対し、「あんな悪いことをしているくらいだから必ず地獄に落ちるだろう」と思っているとしたら、期待は裏切られる。自分のやりたいことを追求し切れないあなた方は、彼らの姿勢から学ぶことがたくさんあるのではないか。天は、宇宙は、彼ら闇の権力者に加担してはいない。しかし彼らは運命に劣らない強いパワーを持っているのだ。


       「アセンションの超しくみ」 byサアラ(Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋


   
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人間は成長すると搾取や支配を許さなくなる

   すべての宇宙において、あらゆるどんな存在にも無限の可能性を引き出す「自由」が与えられている。そして今、私たちが経験しようとしているのは、地球という素晴らしい資質を持つ星の上で、異質な者同士がお互いに調和し合うことで創造の可能性を表現していくということである。私たち人類はすでにこれまで、さまざまな種の宇宙存在たちと共存し、新しい文明を創り上げる経験をしてきた。そして地球のような星は、この広い宇宙にはすでにたくさん存在している。

   新しい地球に集まってくる存在たちは高い意識を持っており、すべては必然で完璧であるということを知っている。よって、それぞれが全く異なった外見の肉体を持ち、違った価値感や感性を持っていても、比較したりする相対的な概念を持つことはない。それは優劣や、多い少ないや、正しいか間違っているかといった価値感のない絶対的な世界感であり、それぞれの存在が自然に調和を保ち、創造を営む美しい世界である。

   このような感覚を持った存在たちは、1980年以降この地球にも少しずつ生まれて来ている。彼らは中立な愛を知っているので、誰のことも批判したり裁いたりしない。ただ、彼らを理解できる人が非常に少ないので、多くの場合彼らの意識は他の世界を行ったり来たりして、地球外の存在たちや地球に来ている仲間たちとコミュニケートしたりして過ごしている。

   最近、非常に自閉症児が増加しており、彼らのすべてがそうだとは言えないが、その中の多くの子どもたちがそのような存在であったり、もしくは、新しい地球に向けて進化するプロセスにある、大人たちの意識革命をサポートする魂である可能性がある。それは、ここに一つしか椅子がなかったら、座りたい人か座る必要のある人は一人しかいないということを知っている人である。そのような意識レベルにいる人々は絶対的な調和の中に生きているので、他人と比較したり、争ったりすることはあり得ないことである。

   しかしこれまでの地球レベルでは、比較することで価値を見出す相対的概念が行動の基本になっていた。その結果、人類の生き方は宇宙の中では完全に秩序を乱したものとなっており、人類の環境は常に足りない現実を創造する世界であった。子どもたちをめぐる教育環境は大きく改善しなくてはならない時期にあるが、同時に大人たちも多くのことを学ばなければならならい時期を迎えているので、大人の教育環境も考えていかなくてはならない。

   今もし、地球外文明の人々が地球に姿を現し彼らのことを知ると、地球人は自分たちの文明をはるかにしのぐ科学技術や文化に圧倒されるかもしれない。しかしこれまでの地球文明を築いてきた祖先たちのように、宇宙からやってきた他の存在たちに搾取させたり支配の権限を与えたりするのではなく、異質の文化や資質を持つ彼らと対等に公平に交流し分かち合うためには、地球人は霊的な知恵と中立な愛を持っている必要がある。よって、大人たちはこれから急速にそれらについて学んでいかなくてはならない。

   あなた方はこれまで、学校やどこかでこのような知恵を学んだことがあるだろうか。
   つまり、すべての人が公平に分かち合うことや、自分自身が支配される必要のない偉大な存在であることを教えられたことがあるだろうか。また、自分自身をあらゆる無常という変化の中で解放させる方法を学び、経験したことがあるだろうか。他人との間に完璧な調和を保つために、こころを静め頭を空にし、ただじっと自分自身の内側を見つめ続けることだと教えられていたら、そうすることであなた自身の純粋な欲求に耳を傾けることを知っていたはずである。そして自分と人を比較したり、人から影響を受けたりすることもなく、自分自身の魂の衝動に従った人生を選択することができたはずなのだ。そして、すべては必然であることを経験から学び、自分に対する不信感や不安感を拭うために無駄な行動をする必要もなかったはずなのだ。

   新しい地球では、誰かが皆の前で一方的に何かを教えるようなことはない。
   つまり、すべての人が自分自身の純粋な経験から叡智を得ていく歩みであり、大人も子どもも、地球人だけでなくそれ以外の種族の人々もそれぞれが自立している状態にあるので、すべてを公平に分かち合う力を持つ社会を形成していくことになる。

   そしてここから先は、あなた方のイマジネーションを自由に働かせてみよう。
   そしてできるなら勝手な主観を除いた客観性の中で、あなたが捉えた中立な情報を画像化できるように訓練してみるとよい。そこに驚くべき情報が見えてくるかもしれない。さらにそこにいる自分を探してみよう。その自分により明らかな実在性を持たせるように、できるだけ詳細まで観察する練習をするといい


   ワンダラー、ウォーク・イン、へのメッセージ
          
   これは地球に続々とやって来る仲間のワンダラーや、ウォーク・インの人々へのメッセージである。すでに人間についてしっかり学習して人間社会に難なく溶け込んでおり、そして自分が宇宙からの情報を持ってきていることや、何らかの役割を自ら引き受けてきたことなどをすっかり忘れて、地球人社会のゲームに没頭している人々が多く見受けられる。そのような状態で特に不自由に感じることもなく過ごしているかもしれないが、こころの隅では常に「このままでいいのか?」という疑問があり、それは拭うことができず、最近では特に、その脅迫観念的な疑問はいっそう強くついて回っているのではないだろうか。

   また一方で地球人社会に適応できずに、疎外感や居場所がない感覚、孤独感やホームシック的なよそ者の感覚にいつまでも捉われている人もいるかもしれない。そういう人々も、そろそろやるべきことを果たさなければ還れないと感じ始めているかもしれない。

   いずれにしても、そういうあなた方はより早くこれまでの社会的な概念を捨てて、自分の中のパラダイムシフト(枠組みの変化)を起こさなければならない。自分はまったく社会に馴染(なじ)んでいないと感じている人であっても、「自信がない」「私なんか」としり込みして臆病になっているのであれば、その自覚がないままに「コントロールされた社会意識」に浸かって毒されている可能性がある。私たちは、「自分はこれでいいのか?」「私が間違っているのではないか?」「私がおかしいのではないか?」、と自分を疑う癖がある。これまでは地球社会に何とか適応しようと無意識のうちに必死に頑張ってきたので、急に180度の方向転換は混乱するのは当然である。

   まず自分が何者であったかを思い出すために、誰よりも先にエゴへの執着を捨て、より高い意識に焦点を合わせることが必要である。また一方で、自分が何者であるかを十分に知っており、うまく人間社会に適応してきた人々もいると思う。このような人々はあなた方よりも多くの情報を持っており、自分をコントロールする方法に上達している。しかし地球環境に適応しにくいDNAが動き出していることで、常に肉体的なストレスを抱えている人もいるだろう。また肉体的、精神的にかなりタフであるがそれがかえって妨げとなって、自分自身の克服すべき課題に取り組めずにいる人々もいる。

   私たちもそれぞれがこの地球と関わりを持った魂であり、自分の課題であるカルマを抱えている。その点においては私たちも地球人たちと何も変わりはない。そしてこれは私も含めての話だが、それぞれが自分を奮い立たせ自分に真剣に取り組まなければ、クリアされなかった課題のために次もまたこの星にやってくることになるだろう。あなた方も知っているように、宇宙は大きな受容性を持っているので、何度でも忍耐強くチャンスを与えてくれる。

   私たち地球外生命にはそれぞれのルーツとなるDNA情報によって、地球において表現される特徴的な性質がある。少し具体的なことでは、あなた方の中には地球において宇宙人同士の覇権争いをした種族の遺伝子を持っている人々がおり、潜在的にはまだコントロールゲームを好み、つい人々をコントロールしようとしたり、自分の優位性を誇示するような習性が残っている人々がいる。また周囲のことを省みずに成果や成功だけを追い求め、その結果多くの人々を巻き込んで、自分も人々も深く傷つけてしまうパターンを繰り返している人もいる。

   また正義を盾にこぶしを挙げ、あらゆる優柔不断さや柔軟性を認めることなく、不条理を許さず、他人を一気に論破してねじ伏せることにすこぶる快感を覚えるような習性を持った人々もいる。あるいはすべてが面倒だと感じ、何をすることも生きることもすべてが嫌だと感じ、人生に希望を持てないのはもちろんで、目的意識も向上心も一切に無関心で、どうしてよいかわからずに傍観者のような日々を送っている人たちや、幼い子供のように好奇心はあっても、それが向上心にはつながっていかない人々もいる。

   これらの性質はあなた方にとって、葛藤を引き起こす要素となってはいないだろうか。そしてこれらの性質はそれぞれにとって大切な課題となるものである。これらの性質を通して自分のうちで対立する要素を統合し叡智に変えていくことこそが、一人ひとりの重要な取り組みであることを忘れないでほしい。その取り組みの中でこそ、あなた自身の神聖さや偉大さが目覚め、本来の魂の目的に変化していくのである。いつのときも私に勇気と学びを与えてくれる敬愛するあなた方に、ともにここに存在していることを喜び、これから先のそれぞれの活躍にエールを送ろう。


      「アセンションの超しくみ」 by サアラ(Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                          抜粋


   
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相手を変えるのでなく、自分を変える

   2012年12月22日に、何か大きな変化や出来事が現実レベルで起きるわけではないことはすでにお話ししたが、実際にはもう少し先になると予想されるが、地球は宇宙のセントラルを抜けて新しい地球に生まれ変わる。しかしこのことに気づく人は当然、セントラルを無事通過することができた人たちのみで、それ以外の人々は昨日と同じ朝を迎えることになる。これまで地球は何度もこのプロセスを繰り返してきたが、この先どうしたらこのプロセスをクリアすることができるのだろうか。

   その答えは、今この惑星に存在している地球人とワンダラー、ウォーク・イン、あるいは地球人に変身した宇宙人などのすべての存在のうちで、「約3分の1以上の人々が地球とともに向こう側の世界にアセンションすれば成功とする」、という宇宙の中での目標である。私たち人類
は今まで1度もこの目標を達成していないために、このプロセスを再び繰り返しているが、おそらく今回も今のままではこの数字を達成することにはならないと思われる。ただ、3分の1というのは目安であって、この数字の達成よりも全体のトータル的な意識レベルの状態を引き上げることのほうが重要なことである。

   なぜなら地球の次元上昇のためには、新しいグリッドを形成させる必要があるのだ。このグリッドをわかりやすくイメージするためには、地球の周りに網の目状に張り巡らされた情報網に無数に点在するコンセントがあり、それに個人個人が自分のプラグを差し込むことによって、誰でもが新しい次元の情報が得られるシステムのようなものである。あなた方の目には見えないが、しかしあなた方の意識は必ずどこかのグリッドにつながっている。それは地球意識のグリッドや民族的なグリッド、あるいは社会に適合するための社会意識のグリッドであったりする。

   これまでの地球上で覚醒したマスターたちは、地球には高次意識のグリッドがない状態で、未知の領域に自力でアクセスする必要があり、そのために大きなエネルギーと高い意識が必要であった。もう1度繰り返すが、意識とはエネルギーであり、意識レベルの上昇に比例してエネルギー量は増加する。目的が次元上昇となると、人間の意識レベルは超意識以上の領域に達する必要がある。なぜならそうなって初めて人間の「叡智」の扉である「小脳」から、本来の機能をし始めるために必要なエネルギーを供給されるようになるからである。

   あなた方は「百匹目のさる現象」という話を耳にしたことがあるかもしれない。
   
(この話は、一匹から始まったさつま芋を洗って食べる猿の行為が幸島のすべての猿に伝播したとき、突然何キロも離れている他の島々の猿にも同じ行為をする猿が出てきた話が元になっている。ある行為をする人々の数が一定の数に達すると、突然他の集団にも伝播して人々がその行為をすることを指していう。) 

   
この実験は根拠がないということになっているが、ユングの述べた共時性(シンクロニシティ)も同様のことを示しており、そのような現象に科学的根拠がないとする主張は不自然である。実際に私たちの存在するすべてのフィールドは互いにつながり、共振し合っている。そして量子物理学の世界では、すでに量子の非局在性は周知の事実なのだ。(量子の非局在性とは、分裂した量子はその片割れがたとえ何万光年離れていようとも、一方が変化するとその情報は瞬時に伝わって片方も変化するという性質を持つことをいう。)

   
これらは、先に述べた「地球人の3分の1」というのと同じことを言っている。
   宇宙では、意識をエネルギー出力などに置き換えるのではなく、「クリオ」という単位の意識の重さで測られる。そのためには地球の意識の重さは軽量化されなくてはならない。その目安として、これから宇宙のセントラルを通過する前に、地球にいる人々の約3分の1の意識が超意識に達することができれば、その瞬間に地球は高次の意識領域を確定する新しいグリッドを形成することができるので、もし仮に残りのすべての人々がエゴ意識に捉われていたとしても、地球の次元上昇は成功なのだ。

   そしてもし、この割合が達成できなかったとしても、多くの人々が架橋意識(「奴隷脳」を参照)に至っていれば成功は夢ではない。なぜならすべての意識は共鳴し、影響し合っているので、それまでに超意識に到達しなかった残りの人々も、新しいグリッドの影響を受けて次回必ず覚醒に成功するだろう。私たちはこの目標に向けて、すべての宇宙のために何度でもトライするしかないのだ。

   そのために、新しい意識を持った魂が今続々と地球に誕生している。
   そして、寿命で去っていく魂の肉体に、新しい意識の魂ががウォーク・インするようなことも起きており、これらも何とかしてこの目標を達成させるための計画の一部でもある。よってあなた方が前に述べた3つの取り組みをとおして「架橋意識にチャレンジ」することは、地球の進化にとって大きな貢献となる重要なことであると、改めて認識する必要がある。

   あなた方は新しい地球の様子をイメージすることができるだろうか。
   時間を超越した次元の世界では、もうすでに新しい地球は宇宙のセントラルを通過して反対側に存在していると述べたが、そこにいる自分の姿をイメージしてみることは非常に大切なことである。なぜならそうすることによって向こう側にいるあなたと共振することになるので、そこに自分自身をしっかりと実在させる可能性が高まるからである。

   そのために、新しい地球社会をイメージするために最低限知っておくとよいと思われる情報をお伝えしていこう。まず第1章で、地球は生命の実験室として、宇宙の多くの存在たちに提供されてきた「場」であったことを述べた。次元上昇(アセンション)後の地球も、豊かで美しく、生命エネルギーに満ち溢れた魅力的な惑星であり、やはり宇宙の宝であることに変わりはない。だからごく自然に、異なる種の宇宙の生命たちが地球を生活の場とするようになる。

   これまでの地球では、すでに述べたように先にやって来た宇宙人種族に対し、後からやって来た種族が権利を奪い、地球の豊かな資源を独占するために戦いが繰り広げられて、地球人たちはその都度彼らの争いに巻き込まれて苦しめられてきた。そして現在では地球のほぼすべての権利と支配を、後からやって来た宇宙人種族による勢力が手中に収めようとしている。こうした支配する者とされる者の二極化に終止符が打たれようとしている今、この状態の地球に起きようとしている天変地異は必然と納得するしかない。

   しかし彼ら独裁者たちは、すでに安全な場所に自分たちの地下都市を作り、UFOも持っているので彼らを絶滅させることはできない。しかも、そもそもが宇宙には彼らを絶滅させたり裁くための計画が存在しないので、そこはあなた方に期待しないでほしいのだ。つまり私たちは、彼らの支配下に入る必要のない地球人になることを目指さなければならないということで、そのためには神聖な自己に目覚め、愛と知恵と強さを復活させる必要がある。

   彼らは権力と暴力が大好きなので、あなた方にとっては考えられないほど邪悪で残酷なことが平気でできる連中である。だから彼らにとって人間を大量虐殺することも大したことではなく、あなた方が蚊をパシッと潰す程度のことでしかない。しかし、私たちがもっとも注意して認識しなければならないことは彼らの残虐性ではない。それどころか彼らには後ろめたさや咎めなどは微塵もなく、自分たちのしていることやこれまで創造してきた現実や行為に自信と尊厳すら持っている。それだけに、私たちは覚醒して自己の尊厳に目覚め、叡智を持つことで彼らの支配下から抜け出し、自立しなければならないのだ。つまり、自分を苦しめる相手を変えることで状況を変えるのではなく、自分の尊厳に目覚め自立して、自分が変わることでその状況から抜け出すことが必要なのだ。


      「アセンションの超しくみ」 byサアラ(Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

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「いやし」とは、「理解すること」

   これまで酷使されてきたあなた方の大脳に代わり、中脳や小脳が働き始め、現実をつくっている素粒子たちの振動レベルを自在に操作することが可能になると、あなたは肉体的な制限からも完全に解放されることになる。暑さや寒さだけでなく、病気になることも老いることもなくなり、食べる必要も眠る必要もなくなる。よって、インドの酷暑が49.3度を記録し、300人の死者が出たというようなニュースはもう恐怖ではなくなる。そしてこの意識レベルまで上がる覚醒に向けた歩みは十人十色で、それぞれにユニークな経験の場が与えられているが、通過すべきイニシエーション(儀式)という点においてはみな同じである。

   仏陀の生涯の中にはさまざまな逸話があり、それぞれが、多くの気づきを与えてくれる深い慈悲と叡智に満ちたものである。彼のたどった簡潔な人生からはすべての人々がたどるべき、エゴ意識を超えて高次の意識に至るポイントを学ぶことができる。

   まず仏陀は人々の苦しみや悲しみを見て、不老不死の世界はないのだろうかと考え、それを追求することを始めた。この誰もが認識していることを実際に深く考え、探求しようとする人は実はほとんどいない。そしてこの純粋な疑問が大きな動機となって、それが彼の悟り(アセンション)への道へとつながっていった。マスター・メータックスは「癒しとは、理解することにほかならない」と言っており、人間に与えられるあらゆる苦痛は、それがあなた方の中の叡智を引き出し、その光を灯すためには必要不可欠な「闇」といえるものなのだ。

   仏陀は出家するタイミングをじっと待っていた。
   このことは、私たちに「必然を待つ」ということを教えてくれる。あなたの望むことがあなたのエゴの望みではなく、あなたの魂の望みであれば、必ずそれが実現するタイミングが与えられる。それまではじっと待つという忍耐力も必要である。出家とは仏教的には煩悩(ぼんのう)を捨てていくプロセスであるが、それは必ずしも俗世を離れることを意味してはいない。

   それは自己探求の旅を始めることであり、中には今までの社会的な地位や財産のすべてを捨てて、自らの魂の声に従い、その意志に従う人生に変える人もいる。それが今までの楽な生き方とは異なり、苦難の道を選ぶことであるのには違いない。このプロセスを通して架橋意識を少しずつ経験し始め、自分自身の内なる声を聞き始める。そして、共時性(シンクロニシティ)によって新たな道が開かれることがある。

   マスター・メータックスは、「偉大なる学びは、受難の意味を知ることにある」と言っている。キリスト教のシンボルである磔(はりつけ)になったイエシュア(イエス)は、まさにその「象徴」である。それはさまざまな形で経験されるものであり、修行僧のように、仏陀の行なった過激な苦行をする場合もある。また現実に虐待を受けたり、多くの不幸や困難が現実に降りかかってくるような場合は、その人の魂が自ら計画した受難である。受難の意味を理解するようになれば、新しい意識の世界に生きるチャンスが与えられていることに気づくだろう。

   このプロセスを通して神聖なる「闇」を経験した人たちは、次に、自分の奥深くに眠る偉大なる叡智の光に向かって突き進むプロセスに向かう。ここでは架橋意識に焦点が合わされて中脳領域の機能が開かれ、さまざまな潜在能力が目覚めるが、仏陀が言ったように未だ根本的な解決には至らず、叡智の扉が開かれることはない。

   仏陀は菩提樹の木の下で、49日の観想の後に大悟(だいご)し、イエシュア(イエス)は十字架上で苦痛を超えて肉体から離れ、3日後によみがえった。ここまできて初めて超意識の世界に目覚めることで小脳が開かれ、偉大なる叡智とつながるこができる。そしてすべての苦から解放され、すべては必然の中にあって完璧な宇宙の営みとして存在することを理解するようになる。そして、仏陀は入滅の道ではなく伝道の道を進み、イエシュア(イエス)は昇天した。

   彼らのように、この一連のプロセスを1回の人生で一気に成し遂げることは稀(まれ)なことである。大抵は前世の続きを現世に持ち越しているので、今回の人生が「コントロールされた社会意識」を捨てる段階であったり、人生に疑問ばかりを抱く哲学的な最初の段階を繰り返していたりする。もしあなたの人生が、神や仏を信じることができなくなるくらい始めから困難と苦痛に満ちているのであれば、あなたは今回の人生において、受難のプロセスの続きからスタートしているのかもしれない。今回地球が迎える大変動においては、ある意味現在の地球に生を受けているすべての人に、超意識に向かうための受難のプロセスのチャンスが公平に与えられているともいえる。そのようなこころ積もりで「受けて立つ」のもよい。

   カルマ解消のための積極的な経験と、高次意識に焦点を合わせるための取り組みと、もうひとつ重要な要素は「知識を持つ」ということである。私たちは常に学ぶ必要があり、知識は経験を「叡智」に変えていくうえで重要な役割を果たし、困難や苦痛を乗り越えていく上で大きな力となるものだ。ことに仏陀やそれ以外の多くのマスターたちが説いた、宇宙の法則や最新の科学について学ぶことはとても重要である。幸いに、一般に認知される範囲の研究でもかなりのスピードで進歩している。すべての知識は相互にかかわりあっており、単独で切り離されて存在するものなどはない。そのゆえに、人間の意識がどのように量子場に働きかけて変化させるのか、現実といわれているものは科学的にどのように成立しているのかなどについて、誰にでも理解できるように説明することが可能になっている。これは素晴らしいことだ。

   このような知識を得ることによって、自分の意識状態や取り組みについて客観的に認識することができるので、より効率的に、あなた方が向かう方向に進む方法を見つけることができる。このような学びと実践方法を提供するために、私サアラは、「ゼロ・ポイントスクール」
という学校を主宰している。ここではマスターたちが説いた教えや量子論、人間が持つシステム、それはたとえば脳や細胞、DNA、人間エネルギーフィールド(オーラ)について誰にでもわかりやすく解説し、あなた方がこの人生を通して自分自身に取り組む方法を提案している。

   仏陀やイエシュアの時代であれば、人々は最先端の科学を理解するためには、完全に「小脳」を開いて使えるようになる必要があった。しかし現代のあなた方は、書店に並ぶいくつかの初心者向けの物理学の本や、DNAについての本を読んでみるだけでも、とりあえずは理論としては理解できるのである。これはまさしく多くの偉大なる先人たちの功績に他ならない。そのことに感謝して、理解しようと努めることは非常に大切なプロセスであるので、ぜひトライしてみてほしい。


      「アセンションの超しくみ」 by サアラ〔Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

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迷いや混乱、恐れ、葛藤が自分のカルマである

   あなた方のほとんどはエゴ意識を生きているので、それによって脳から分泌される薬物であるホルモンやペプチドの中毒になっている。それだけでなく、中脳皮質系のドーパミン神経から放出されるドーパミンという神経伝達物質は、運動調節や意欲、学習などに関与していることはよく知られているが、このドーパミンは「快」の感覚を与えてくれる物質なので簡単に中毒になる。

   この中でも特に前頭葉に分布しているものは報酬系に関与しているので、向上心や意欲などと関わっており、誰かにほめられたり認められたときや、期待されている以上の結果や功績を挙げたときには一気にドーパミンが分泌され、得もいわれぬ快感を味わうことになる。その結果、またこの快感を味わいたいという欲求が無意識のうちにあるので、人々は嫌だと言いながらも善良な社会人として功績を挙げるための努力を止められず、そして他人からの評価を常に気にしながら生きるようになる。

   しかし反対に、あなた方が何か新しいことにチャレンジし始めたときには、新しいニューロネットという配線を脳内に形成しなければならない。新しいニューロネットは早ければ2ヶ月ほどで完成されるが、使われ始めたばかりのニューロネットは不安定で発火しにくく、つまり新しく始めたことはまだできたりできなかったりして結果がはっきりせず、そのたびに一喜一憂して動揺させられるので、多くの人はこの間にやめてしまったり、諦めてしまうのである。

   人間が新しいことにチャレンジするときに、勇気が必要だったり上手くいかないと簡単に諦めてしまう理由は、チャレンジではなくサバイバル脳としての使命を持っている大脳の働きによる。大脳は新しいことが嫌いで、今までやってきた実績と、より安全で確実性の高いことを続けることが安全の確保につながると思っているからである。「前例がない」ということが理由で多くの試みが却下されたり、「人がやっていない」という理由で新しいことを始めることに躊躇(ちゅうちょ)するのもそうである。

   しかしあなた方が、意識状態をエゴ意識の領域からより高い領域の意識に変化させることによって、始めは反発していた大脳も深いリラックス状態になり、あれこれ判断して考え、より「効率的に」現実生活をさせようとすることをやめてくれるようになる。そうすることによって、直接量子場に働きかけることのできる「中脳」が本来の機能を果たすので、もっとも有効な形でドーパミンを利用できるようになる。そうなると、奇跡はもう奇跡ではなくなる。

   では、あなた方がもしこのような奇跡的な能力を使えるようになったら、あなたはそれをどう使うだろうか? これがもっとも重要な問題であることは、先に述べたマスターたちのアドバイスから理解できると思う。もしこれらの能力を、自分の満たされない劣等感の解消のために使うのであれば、それははまだエゴ意識の克服ができていないということなので、あなた自身がその学びのために何度も転生を繰り返すことになる。これが仏陀の言った「終わらない輪廻転生」である。

   ゆえに、単にこの能力を開発することを勧めるつもりはない。しかし、本来のあなたの神聖な意識に寄生するようにくっついている「コントロールされた社会意識」から解放されて、それが生み出している幻想の世界であるエゴ意識から覚醒し、自分の尊厳を取り戻すことは、実はあなたの魂が深く望んでいることでもあるのだ。

   さて、あなた方が何よりも大きな影響を受けて優先せずにはいられない現実世界とは、実は、今すでに科学者たちが唱えているように、あなたがた自身の思考・感情が作り出す投影に他ならない。その思考・感情を生み出すのは自分の意識なので、これまでのようにただ起きてくる現実に反応し対応するのではなく、もしあなた方が高い意識を持つことで現実を創造することに焦点を合わせるように切り替えるならば、現実的なすべての苦痛を回避することが可能になることが理解できるだろう。

   しかし実際には口で言うほど簡単なことではなく、目の前の山積みになった現実的な仕事を無視して自分の思考を監督することなどできない。しかも私たちは、あらゆる感情刺激物質ホルモンの慢性中毒者である。だからといって現状を続ける限り何も変化を起こすことはできない。ではどうしたらいいのだろうか。まずは、あなたが向かおうとしている「意識の世界」をあなたの中で明確にしていくことから始まる。

   いつもの意識を超えて超意識で生きるとは、どんな状態なのだろうか。
   それは「ハイアーセルフ」「高次の自我」という自分自身に備わる高い意識が、人生のすべてを営んでいる状態のことである。この意識においては「小脳」は開かれている状態にあるので、宇宙に共存するすべてのものとつながることができて、同時に自分はその全体の一部であるとともに全体でもあることを認識している。

   つまり、「すべては共時性と必然性のもとで展開しており、すべてが完璧である」ことを経験を通して知っている状態である。よって一切の不安や恐怖からも解放され、分離感や孤独感を感じることも、不信感を抱くこともない。この感覚こそが、あなた方が「ふるさと」と感じ、「至福」と感じるものである。あなたがたはあまりにも長い間「故郷」を離れて以来、魂という形で旅を続けながら、経験を通して新しい課題を創造し、そしてまた答えを求めては再び旅に出るという、数え切れないほどの輪廻転生を繰り返す中に生きてきたので、「故郷」の感覚がどんなものであったかをすっかり忘れ去ってしまった。

   しかしこの感覚は本来あなた方が慣れ親しんでいた自然なものであるので、あなた方にとって決して未知の世界ではない。あなた方は本来の自分自身である、「すべての源」と分離したことなどこれまで一度もない。そして今、あなた方が「すべての源」である「故郷」に帰るための準備が着々と進められている状態にある。これはごく自然なことで、何も抵抗がないはずである。にもかかわらず、超意識のレベルに自分の意識の焦点をうまく合わせることができないのは、この次元においてやり残していることがあるからに他ならない。

   仏陀の本名はゴータマ・シッダルタで、それは「成し遂げた者」という意味である。
   その名のとおり、彼のこの物質的次元での目的はそれを悟って超えることであり、それ以外には何もなく、そして彼は確実にそれを成し遂げた。あなた方にとっても今のこの地球に生まれてきたからには、それ相応の目的があるはずだ。そしてそれを達成しない限り、次の次元には進めないことは誰でも理解している。

   かつて私たちの魂が、何も物質化していない「空」「すべての源」という故郷を出てくるとき、物質化を通してあらゆる可能性を知りたいという思いがあった。だからこの次元においてもまだ知らない何かが残っているとすれば、それはやり残したことなのでそれをカルマとして取り組まなければならない。「魂の目的を見出せない」という悩みを抱えた人々がたくさんいるが、そのような人たちの話を聞いていると、「魂の目的」という一般的に捉える定義というものが何かまちがっているように思える。誰にとっても魂の目的は、地球での生活における経験や人との関わりなどがきっかけとなって生じた自分の内面的な歪みや悩み、不安、恐れなどの、自分の葛藤を癒すための「叡智」を得ることにあり、つまりこれがカルマの清算と言われるものである。

   そのために、深い内省と洞察力、人格的な調和を得るためにさらなる経験が必要なのだ。しかしながら必要な経験が必ずしも社会的なことであるか、犯罪であるか、平凡なことであるか、そこは問題ではない。しかしながら多くの人の悩みは、結婚すべきか、医者になるべきか、カウンセラーになるべきか、転職すべきか、自分の才能は何なのか・・・、それが本当に自分のやりたいことなのか、一体自分は何を望んでいるのか・・・。これらの葛藤や混乱も、実はあなたの魂が持ち越した課題であり、カルマに他ならない。

   迷いや混乱、葛藤は、あなたの魂が持ち越した未解決の課題を明らかに示してくれるサインである。つまり、どのような経験もすべては「知恵」を得るためのものだと理解していれば、何をするべきかについてそんなに悩みはしないはずなのだ。ただ与えられたチャンスを受け入れ、実行していけばよいだけなのだ。もしあなたのところに何らかのチャンスがやって来ても、あなたの魂がその経験を必要としないのであれば、何かが起きてそれは実現しなくなるだろう。

   人は好き嫌いで自分の行動や人間関係を決めたり、失敗しないとわかっていることしか取り組もうとしないというのが、習慣化された一般的なパターンである。しかしこれでは、叡智を得るために必要な経験をすることはできない。あなた方には少し残念な話かもしれないが、魂は、失敗や苦しい経験を通してしか偉大さを発揮しようとしない。つまり失敗や苦しい経験をするときにこそ、人間はその経験を通して新たな現実を創造する偉大さを発揮するからである。つまり逆の捉え方をすると、学びの経験のために失敗や未熟さは許されていることなのだ。 時間が迫っていることでもあるので、どうかあらゆる疑念を捨て、いついかなるときにも勇気を持って行動し、経験を創造してもらいたい。このような経験のプロセスなしには超意識のレベルに達することは不可能なのである。

   そしてある程度カルマが清算されていくにつれて、心の中にいつしか穏やかさと平和が蘇(よみが)り、ごく自然に意識レベルを上げていくための時間が与えられるだろう。これが仏教でいう「菩薩の道」、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)である。あなたの中にある深い疑念が「叡智」によって取り払われるにつれて、あなたの内の「高次の自我」が目覚めてくる。そして必然的に、あくせく働かなくても生活できる豊かさと、謙虚に学ぶ姿勢、自分を高めるための方法、そしてじっくりと瞑想することのできる時間や、思考によるものではない「叡智」が与えられるようになる。

   これは現実をしのぐ世界であり、あなたを長い間縛り付けてきたエゴ意識が創造する幻想から解放されることを意味している。そしてあなたはすべてに対する評価や判断、批判を手放し、すべてのあるがままを受け入れるようになり、すべては必然とともにあることを理解し、愛そのものになっていくのである。


      「アセンションの超しくみ」 by サアラ〔Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                          抜粋



        
   

「奴隷脳」

   あなた方が日常の生活において営んでいる意識活動の領域は、顕在意識、潜在意識、そして社会意識の3つであり、これらをエゴ意識(偏在意識)と呼んでいるが、これはあなた方の意識のほんの一部でしかない。意識の領域は大きく7つに分けることができて、夢を見ている状態や深くリラックスしている状態では、別の領域に橋がかかった状態の架橋意識と呼ばれる領域で意識が働いている。それ以上の意識になると、自分や個という制限を越えたレベルで働く超意識、ハイパー意識、ウルトラ意識などすごい名前の意識の層が続いている。

   ではこの不思議な意識活動はどのように行なわれているのだろうか。
   おそらく多くの人は「脳」が作り出していると予想するだろう。現在の脳科学などの分野ではそのことを必死に解明しようとしているが、実は安直な言い方をすれば、意識はオーラというエネルギー・フィールドが作り出していると言えるのだ。それは決して「脳」ではなく、脳はむしろ意識レベルによってその機能を変化させているのである。

   たとえば脳死と呼ばれる状態の人でも、実際には付き添いの家族や看護師の声を記憶しているし、ベッドの横の窓から見えた木々の緑や小鳥などを覚えていたりする。これは意識が脳にこれらの情報をインプットしたのだ。また頻繁に体外離脱の体験を持つ人たちは、体から抜け出ている間に行ったり見たりした経験を記憶しているが、これも意識が脳に量子的な働きかけをしているからである。

   意識は量子的な働きかけをすることができる。
   その自覚はないかもしれないがあなた方も実は、意識の指示によって自分の脳を機能させており、考えたり、感じたりして肉体を機能させている。そしてこの指示は、遠隔で行なうこともできるのである。なぜなら量子の世界には時間や場所の束縛はないので、肉体から意識が離れていたとしても指示によって遠隔で機能させることが可能なのだ。

   あなた方は今は肉体を持っているが、あなたが肉体を持つ以前の状態はエネルギーのボールであり、オーブの状態である。最近の高性能カメラで捉えられることがあるが、オーブとは魂のことであり、意識体である。そして、魂であり意識体であるエネルギーボールが肉体の中に入ると、意識を形成しているそれぞれ異なる周波数帯域の層は、肉体の外側でオーラを形成する。よってオーラがあなたの意識の源なわけである。

   残念ながらあなた方は自分の脳を3%から6%しか機能させていない。
   その原因は、あなた方が高いレベルの意識をほとんど使っていないためである。脳科学はやっと今開拓される時代に入ったが、地球の一般認識のレベルにおいてはほとんどのことが知られていない。特に脳幹の中脳領域や小脳についてがそうであり、これらの脳を完全に機能させるほど高い意識に目覚めた人々がまだほんの少数に過ぎないので、その機能は知られていなくて当然かもしれない。

   しかしこれから地球上で展開される非常事態にあなた方が対応するためには、意識レベルを変化させて脳機能を高めるための訓練が必要になってくる。高次の意識に焦点を合わせることができるようになると、次第に遠隔透視や念動力、空中浮遊、テレパシー交信はもちろんあらゆるサイキック能力が目覚め、また肉体的にも免疫力や抵抗力が高くなり、身体能力も上がり、さまざまな環境や状況における適応能力が高くなる。

   そして宇宙のマスターたちは、これらの能力は誰にも備わっているものなので、訓練しさえすれば誰でもできるようになることを承知の上で、次のように教えている。

   『最初に現れることになる、潜在的な能力である超能力に足留めされることなく、それらをすべて無視して先へ進みなさい』

   
これは意識が最初に述べた「架橋意識レベル」に焦点が合うことで、サイキック能力と密接な関わりがある中脳が目覚め、架橋意識の領域で機能し始めることを言っている。しかしふさわしい知恵のない者が、むやみに中脳エリアを開発してサイキック能力を使っても、それは子供がやたらに刃物を振り回すような結果になりかねないことから、彼らはこのように教えている。

   そこで私たちが目指すべきもっとも大切なことは、「神なる脳」「叡智の脳」と呼ばれる「小脳」の扉を開いて神聖なる叡智とつながることである。そうでないときあなたは単なるマジシャンになり、その能力はやがて自分の根深いコンプレックスを満足させるために乱用されることになるだろう。それは自分や他人を深く傷つけることになる。

   ではなぜ「小脳」は「神なる脳」「叡智の脳」なのだろうか。
   あなた方も知っているように、小脳は大脳と比較すると3分の1程度の大きさしかない。しかし小脳には、小脳を除くすべての脳内の神経細胞を合わせたよりも多くの神経細胞を持っており、大脳以上に複雑で入り組んだ皮質を持っている。また脳幹の中脳や橋、延髄などを経由して大脳のあらゆるところに神経系を張り巡らせている。しかし小脳についてはこれまで主に、運動機能の制御や空間認識などの役割においてしか知られていなかった。

   最近になってようやく、小脳は知覚した情報の統合や情動の制御、記憶、注意力などの機能も持ち、すべての脳の機能を制御する司令塔、あるいは管制塔のような役割をしていることがわかってきた。しかし小脳はあなた方のもっとも高い意識活動と対応する脳なので、マスター以外の人々は大抵が眠ったままの状態で扉が固く閉じられているために、小脳が本来持つ機能についてはまったくの未知の世界であるだろう。

   たまにその「扉」が開かれることがあるのは、交通事故にあったのになぜか無傷だったとか、子どもが高い所から落ちたのに傷一つなく助かったというような、命の危険に遭遇しながら無事だったような場合であり、その魂にはまだやり残したことがあるのでそこで死ぬ計画にはなっていないというような場合である。このように小脳は、本来魂や霊性の指示に従って機能する脳である。このようにあなた方すべての地球人に「小脳」というものが標準装備されてはいても、普段はあなた方のためには手ぬるい働きしかしてはくれない。なぜなら「小脳」は、あなた方の意識レベルが高まり、精神性が高まったときに初めてそれに応じた機能が目覚める仕組みになっているからである。

   魂と霊性との違いであるが、「霊性」とは、あなたの本質である「空」であり「至高の創造主」であり「すべての源」とつながっている。霊性とは本来、一つ二つと数えられるようなものではなく、それは量子的なものであり、すべての存在や意識体に共通の認識を与えているものでもある。よってそれは個人的なものではない。これに対し「魂」とは、もう少し個人的な要素を含んでいる。魂とは個人的な情報を含んだ量子的ディスクであり、このディスクはいつでも情報を更新したりダウンロードすることが可能で、肉体を離れたいわゆる死後の世界では、魂同士のデータミックスも行なわれることはすでに述べた。

   すでに地球はどんどん変化してきているが、このような時代を魂が選択して転生してきているということは、あなた方一人一人の魂の計画には、大きな意識レベルへの上昇という課題が含まれているはずである。しかしあなた方が、どのような奇跡を起こすことも可能で、すべてを知っている「神なる脳」である小脳の扉をこじあけることもせず、相変わらずの生活に甘んじる人生を送っているのは、高い視点から見るときそれは必然ともいえる。実際には誰もが意識の変化を強く望みながら、新たな可能性を創造したいと思っているにもかかわらず、それがなかなか実現しないのには理由がある。

   それをひと言で表現すると、あなた方は自分のエゴ意識(偏在意識)が作り出す幻想の世界を体験することで、分泌される薬物であるホルモンやペプチドの中毒になっているからである。今現在、あなた方の脳を機能させている意識のほとんどはコントロールされた社会意識であるかもしれない。また、仮にその社会意識に毒されずに自分の信念を貫くような生き方をしているとしても、ほとんどの場合は、ただ自分のエゴを貫き通しているだけに過ぎないのである。

   このような意識のもとで機能する脳は、主に知的活動のために使われる「大脳」である。あなた方もよく知るようにこの大脳という大きな脳は、知覚や記憶、記憶された情報を元に推理したり、論理的に思考したりすることに関わる脳なので、毎日休むことなく酷使されている。そして大脳は後天的な経験を通して情報をインプットすることが得意なので、コントロールされた社会意識を確実に脳にプログラムすることで、あなた方が社会からはみ出すことなく毎日同じことを繰り返すことで優秀な奴隷であり続けさせるのだ。

   もちろん大脳は悪気があってそのような活動をしているわけではない。
   大脳は、本来はサバイバル脳と呼ばれており、できるだけ効率よく生命を維持することを使命としている。大脳がこのような責任を果たしてくれなかったなら、たとえば隣人が毒キノコを食べて死んだにもかかわらず、あなたはそこから何も学習できず、同じものを食べて死んでしまう可能性が高くなる。しかし大脳は「恐怖ホルモン」を出して、隣人が死んだという経験をあなたに「怖い」と感じさせ、隣人の食べたキノコの種類を記憶してそれを食べると死ぬのだと理解させ、同じキノコを見たときには「怖い」と思うホルモンが分泌されて、その情報を大脳から取り出して思い出すという状況をつくる。そして、食べるべきでないことを判断させるのである。

   この一連の作業がより円滑に起きるように、脳内の同じニューロネットが繰り返し発火することによってつながりやすく、より発火しやすくなる。その一方で、あまり使われないニューロネットは次第につながり方が弱くなり、発火しにくくなる。だからあなた方が自分の保身のために長年の社会意識に基づいて、善良な社会人であろうとしたり、人からの評価を重要視するような生き方を続けていれば、そのニューロネットという配線は繰り返しによってより確実なものになっているはずなので、より発火しやすくなっているはずだ。これはもう立派な「奴隷脳」なのである。


      「アセンションの超しくみ」 by サアラ(Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋



          

葬式はいらない

   葬式の歴史は古い。
   草創期の人類がいったいどのような葬式を行なったのか、文献資料が存在しないために知ることはむつかしいが、埋葬にあたって何らかの儀式が行なわれた痕跡は見出すことができる。つまり人類はその最初から葬式を営んでいたわけで、少なくとも死者をそのまま放置したわけではない。葬式をあげるのは一般的なことであるが、日本人が葬式に相当な費用をかける点は決して一般的なことではない。

   財団法人日本消費者協会が2007年に行なった「第8回葬儀についてのアンケート調査」の結果では、葬儀費用の全国平均は231万円である。231万円といえばかなりの高額であるが、世界と比較してみてもそれは飛びぬけて高い。時代としては少し前のものだが、1990年代の前半で、アメリカの葬儀費用は44万4000円、イギリスは12万円、ドイツは19万円、韓国は37万円だった。他国と比べても全体に一ケタ違うのだ。(冠婚葬祭業の株式会社サン・ライフの資料) しかも日本人の葬儀費用は昔に比べて上昇しており、葬式は年を追うごとに贅沢になっている。

   だが葬式は法律によってしなければならないと定められているわけではない。
   つまり、葬式を一切しなくても罰せられることはない。死者が出ると、医師に死亡診断書を書いてもらい、それを持って役所に行き死亡届けを提出する。すると火葬許可証(埋葬許可証)を渡される。そこまでの手続きは必要だが、それ以降の処置については法的に決められているわけではない。葬式という儀式は習俗や慣習であって、法律の次元ではそれに関しては自由なのである。

墓は作らなくてもよい

   葬式だけでなく、墓を作らないということも可能である。
   墓埋(ぼまい)法では、遺骨の埋葬は墓地以外の場所で行なってはならないと規定されているだけである。しかしもし遺骨を「埋葬しない」なら、状況は違ってくる。墓を作らないありかたの一つが「散骨」である。遺骨を砕いて灰にして、海や山に撒くのだ。散骨するなら埋葬の必要はないし、よって墓を作る必要もなくなる。20年ほど前までは散骨は法的に認められていないと考えられていた。

   そして実際に1987年(昭和62年)に、俳優の石原裕次郎が亡くなった際に兄の石原慎太郎はその密葬で、「海が好きだった弟の遺灰を太平洋に戻してやりたい」と挨拶したが、それが法律に違反すると考える周囲の反対で実現できなかった。ところがその4年後の1991年に「葬送の自由をすすめる会」という組織が、神奈川県三崎海岸のヨット・ハーバーからヨットで2時間ほど航行した相模湾の洋上で散骨を行なった。葬送の自由をすすめる会は散骨を行なったことを、その10日後に発表した。この会では、散骨のことを「自然葬」と呼んだ。

   この散骨に対して、法務省刑事局や当時の厚生省は、「このような散骨の葬送に規定はなく法の対象外であり、禁止されてはいない」とコメントした。裕次郎があと5年長生きしていたら、その遺骨は望みとおり散骨されたに違いない。葬送の自由をすすめる会ではこれ以降、1200回以上にわたって全国各地で自然葬を行い、2000人以上の遺骨が海や山に撒かれている。

   葬式を出すことと、葬式に多額の費用をかけることとは直結しない。
   葬式にいくら費用をかけても何かが残るわけではない。祭壇はすぐに壊され、棺にいくら高価な材料を使っても火葬されればただの灰になる。飲食もそれを楽しめるわけでもなく、香典返しもカタログから選ぶシステムが広がっているが、果たしてそれが必要なのかと疑問を感じることも少なくない。

   にもかかわらず通夜と葬儀のためだけに、一般の人でも200万円を超える費用をかける。それが大企業の経営者ともなれば相当の額を費やす。葬式は決して喜ばしい場ではないので、その点で贅沢をすべき機会ではない。だが現実にはそうではない。なぜ日本人は贅沢な葬式をあげてきたのだろうか。

簡素化に向かう「葬式」

   私が現代の葬式の問題を考える必要があると思ったのは、葬式をめぐる世界でそれだけ大きな変化が起こりつつあるからである。それをもっとも象徴するのが「直葬」の増加という事態である、「じきそう」とも読めるが、おそらくこれからは「ちょくそう」が定着すると思われる。「直葬」とは、故人が亡くなった後いったん自宅に遺体を安置し、近親者だけで通夜を行い、その後遺体を直接火葬場に運び、やはり近親者だけで見送ってそれで終わりにするやり方である。

   もともと直葬は、亡くなって身元がわからない人や、葬式代が出せない人のためのものであった。それが一般の人々の葬式でも利用されるようになり、現在、東京では20%が直葬だと言われる。直葬の普及率は東京が圧倒的に高く、地方ではまだ5%から10%程度である。

   また最近では高齢者の大往生が増え、故人の知り合いもすでに亡くなっていたり、高齢だったりすることから会葬者の数が自然と減ってきたこともある。会葬者が少ないのなら近親者だけで済ませ、会葬者に負担をかけることもない。そうした遺族側の希望が強くなってきたのである。また通常なら通夜と葬儀・告別式で2日かかるところを1日にまとめた「ワンデーセレモニー」という形式も生まれている。

   会社勤めの人は葬儀・告別式に参列するためには仕事を休まなければならない。そのため一般の会葬者でも葬儀・告別式ではなくむしろ通夜に参列することが多くなってきた。そこからワンデーセレモニーでは通夜を葬式・告別式と一緒にしてしまい、火葬は翌日の昼間に近親者だけで行なうことになる。

   一般的に「墓地を買う」という言い方をするが、実際には墓地を「買う」ことはできない。もし墓地が買えるならその墓地は個人の所有地となり、好きなように使えることになる。そうなれば墓地全体の維持が難しくなるので、実際には墓地は販売されず、使用料をとって貸し出すかたちとなる。ただ貸し出し期間が長期に設定されていて、使用料を払い続ける限り、そこを自分の家の墓として長期にわたり占有できる。

   しかし使用料つまり掃除料が払われず、さらには参拝し管理する人間がいなくなればその墓は「無縁化」する。つまり一般の墓は管理を継続する後継者がいることを前提とするので、跡継ぎがいなければ墓は維持できないのである。しかも現在では、養子をとったり婚外子を作ってまで家を存続させる必要がなくなったことで、代々にわたって家が残らなくなったので、永代供養料として一定の金額を払う「永代供養墓」が登場した。

日本人の「世間体」という感覚が葬儀を豪華なものにしている

   死者を手厚く葬るには、葬列を豪華なものにする必要があるという感覚がある。
   つまりあまりにも質素な葬式では故人の業績を否定し、その価値を貶めるものに思えてくるのだ。葬式は故人の人生を直接に反映しているという考えと、成功者にはそれにふさわしい葬式が不可欠だという思いが、葬式をひどく贅沢なものに仕立てていく。それは現代の日本に限らず人類全体に共通する傾向で、古代の権力者の墓は法外な規模である。

   日本人が葬式を贅沢なものにする上で重要な働きをしているのが、「世間体」(せけんてい)である。日本人の社会意識である「世間」に着目したのが西洋史の安部謹也である。安部は『世間とは何か』(講談社現代新書)を書き、日本に特有で、「社会」とは異なる「世間」というものに注目しなければ、日本の社会構造や文化を解明できないと主張して論議を巻き起こした。

   「世間体が悪い」という言い方があり、それは自分の行動が人からどのように見られているかに深く関係している。世間体が悪い行為は恥ずかしいものと考えられ、日本人は絶えず世間体、つまり人からどのように見られているかを気にしている。そうした意識がもっともよく表れるのが葬式である。世間体の背後には世間があり、その人間が生活する狭い範囲の人間関係を指している。

   葬式にはこの世間体ということが顔を出す場面が多い。
   布施や香典は自分がいくら出したいか、あるいは出せるかではなく、他人がいったいいくら出しているかである。他人に比べて額が少ないと世間体が気になり、多すぎても分不相応ととられて世間体がよくない。

戒名は必要か

   葬式を贅沢なものにするうえで、「戒名」(かいみょう)が果たしている役割は極めて大きい。戒名とは何なのか。意外とその点は理解されておらず、一般的に流布している説明や解説は相当に怪しい。仏教式の葬式では戒名が必要だと考えられていて、ほとんどの場合故人は僧侶から戒名を授かり、その戒名によって葬られる。戒名には不思議なことにランクというものがある。ランクの高い戒名にはそれに応じた戒名料が必要だとされており、「院号」などを授かる家ではかなりの額を支払う。「院殿号」を授かるケースは稀だが、その場合の戒名料は莫大なもので、高価な外国車を買えるほどの額になることも珍しくない。

   寺の側が戒名について正しい知識や認識を持っているかといえばそうでもない。
   戒名についての最大の問題は、
それが仏教の教えに基づいていない点にあり、膨大な仏典にもその説明はないのである。しかも戒名という制度が現行の形で存在するのは、仏教が広まった地域の中でもこの日本だけなのである。他の仏教国では出家して世俗の名前を捨てるとき、出家者として新たな名前が与えられる。それが戒名で、その点では戒名は仏教の伝統だと言える。だがそれはあくまで出家者のためのもので、一般の人のものではないのだ。

   一般の在家信者がなくなると戒名を授かる。これは日本にしかない制度である。出家者は世俗の生活を捨てたわけで、出家の際にまったく新しい人間に生まれ変わったと言う意味で、新しい名前である戒名はその象徴である。一方死者は、生の世界から別の世界へと移るが別に出家したわけではない。俗人は俗人のまま亡くなったはずであるが、にもかかわらず俗の生活を捨てたかのように戒名を授かる。本来出家という行為と一つであったものが、それと遊離して一人歩きしてしまったのである。他の仏教国の人がこうした日本の戒名の在りかたを知れば不思議に思うだろう。

   しかも日本では出家であるはずの僧侶が妻帯し、普通に家庭を持っている。
   それは破戒ではないのか。このように、日本の仏教は戒律を蔑(ないがし)ろにしていると考えられても仕方がない面がある。それは日本人自身も感じている。日本の仏教は葬式仏教に成り果てたことで堕落してしまった、そう考える人は少なくなく、その堕落の象徴が、戒名と戒名料なのである。

   いったい戒名料とは何なのか。
   院号居士でもわずか9字にしかならない。これを原稿料として考えてみると、一字あたりに相当する額は計り知れない。戒名は本当に必要なのか。従来から戒名のあり方に対してさまざまな批判や疑問の声が上がっていた。そこで全国の仏教寺院の大半が加盟する全国組織、財団法人全日本仏教会は、戒名について研究、議論する場として「戒名(法名)問題に関する研究会」を発足させた。

   そして5回の討議をもとに2000年1月、報告書をまとめた。しかしそれからすでに10年以上経つが、報告書の提言が具体化する動きは見えない。しかも多額の戒名料を請求されて困っている人々の声は後を絶たないので、問題が解決していないことは確かである。

日本人の「お墓参り教」信仰

   今の日本人にとって墓参りは非常に身近な習慣である。
   リビング新聞グループが20代以上の女性に行なった2002年の調査では、その8割が「1年以内に墓参り行った」と答えている。墓参りの習慣は東アジアにおいても共通しており、中国、台湾、韓国では熱心で、特に沖縄は墓の形態も異なり、墓参りは家の祭りであるとも言える。私は、日本人が墓参りに熱心なことをさして「お墓参り教」と呼ぶが、それは祖先崇拝の現代版にほかならない。日本人は自らを「無宗教」と称する人が多く、特定の信仰を持たないことを強調するが、墓参りをとおして先祖を大事にする感覚はまだまだ強い。

   これまで見てきたように、戦後において葬式のあり方や人の葬り方は大きく変わってきた。それは核家族化や高齢化というものが、従来の形式の葬式を意味のないものにしたのであり、新しい、より合理的なものを求める傾向を生んでいる。こうした変化は止めることのできないものであり、家族葬や直葬が基本的なスタイルになり、多くの参列者を集める形式は少なくなっていくはずである。葬祭業者はそうした変化に機敏に対応し、簡略化を推し進めている。葬祭業者の対応が変わらなければ旧来の形式が存続したかもしれず、彼らの対応が早い分、変化が加速していると言える。

   それでも簡単に変化していかない部分があるとすれば、それは墓だろう。
   手元供養などが増えてはいるが、まだ多くの場合遺骨は墓に葬るのが一般的である。都会では死者が出るまで墓がない家が少なくないが、それを機に墓を求めるようになる。その背景には「墓参り信仰」があり、一家の象徴的な場所として墓が機能することがある。

   散骨への関心が高まり、アンケート調査では散骨を希望する人の数がかなりの割合に達しているにもかかわらずそれが一般化しないのも、「墓参り教」の存在が影響している。家に墓があればそれを維持していかねばならず、自分だけ散骨してもらうわけにもいかず、すでに墓がある人とない人とでは違ってくるだろう。墓参り教は、仏教の教えとは直接関係がない。墓を重視する考え方は、むしろ儒教に由来するもので、墓を寺の墓地に建てるという観念は強くはない。


香典とは、葬儀費用の補助が目的で始まったもの

   今や日本の経済はデフレの傾向にある。
   そんな経済状態の中で私たちは、極力贅沢をしない方向に向かうしかなく、いつまでも葬式に多額のお金をかけているわけにもいかない。葬式を簡単にするためには、直葬や小規模な家族葬を選択することで希望は叶えられる。死者が出た場合、健康保険から埋葬料が出る。現役のサラリーマンなら給料の1ヶ月分が埋葬料として給付される。家族に死亡者が出た場合でも、10万円程度の家族埋葬料が支給される。

   自治体によって国民健康保険は額が変わるが、3万円から7万円支給される。葬式費用の全額がまかなえるわけではないが、それによって出費を補える。たとえば家族葬では家族以外の親族が参列してくれれば、香典が入るのでそれで大半はまかなえるかもしれない。香典の慣習とは、葬儀費用を補助するという目的から始まったものである。

   葬式関係のミニコミ誌に『葬 フリースタイルなお別れざっし』がある。この雑誌を発行する女性は、葬祭業に勤めた経験を持ち、葬儀業界の不透明さを痛感したことがこのミニコミ誌刊行の動機になったそうである。葬式でもうひとつ出費を抑えられるのが、戒名料を含めた寺への布施であり、全国平均ではこれに54万9000円かかっている。もっと簡単なのは葬式に僧侶を呼ばないことであり、つまり仏教式の葬式をやめ、無宗教の葬式をあげるのである。無宗教の葬式も最近は増えており、葬祭業者も無宗教を選択肢の一つにしている。

   一人の人間が生きたということは、さまざまな人間と関係を結んだということである。
   故人がせいいっぱ生きたというように思えるなら、死をことさら悲しむ必要はないし、生き抜いたことを素直に喜べばいい。そのような葬式であれば無用なものとはいえない。最後まで生き切り、本人にとっても遺族にとっても悔いを残さない。私たちが目指すのはそういう生き方であり、死に方である。それが実現されるなら、葬式はどのようなものであろうと関係がない。自分の生き方とその延長線上にある生き方が、自然に葬式を無用なものにするのである。


       book「葬式は、要らない」 島田裕巳著 幻冬舎新書157

                           抜粋

非暴力の女性たちが戦争を止めさせた

   私は、『悪魔よ、地獄に帰ってくれ』というドキュメンタリーを見た。
   それは西アフリカの女性が、いかにして、血みどろの恐ろしい戦争を終わらせることができたかという実話であった。この話は、我々が自分たちの生きる場において何ができるか、また何をしなければならないかということについて象徴的に示している。彼女たちが、絶望的な窮地に陥っているかのように思えたものに立ち向かい、それを克服できたのであれば、我々も地球規模の陰謀に対して同じことができるはずなのだ。しかも頼もしいことに我々の勢力は70億人以上いる。

   西アフリカのリベリアの当時の大統領チャールズ・テイラーは典型的なアフリカの独裁者であり、常に神の言葉を引用しては自らを正当化する権力に狂った男であった。彼はアメリカで教育を受けたバプテスト派の在俗伝道師であった。リベリアは「独立」から何十年も経ち、政府はますます横暴で専制的になっていた。自らは莫大な財産を蓄えながら、国民はさらに厳しい貧困へと深く突き落とされていた。

   1980年にテイラーは、流血クーデターで権力を握ったサミュエル・K・ドゥという、別の腐敗した人物によってリベリアから追放された。しかしその後、1989年に帰国した彼は対抗するクーデターを起こすために支援を集めたが、これが諸部族の間に対立を生むきっかけとなり悲惨な内戦の発端(ほったん)となった。それは8歳の子どもが武器を取って戦うほどであった。ドゥは拷問され、殺された。強姦と殺人が国中に蔓延した。たまに「和平協議」の小休止があったが暴力は続き、1997年までに20万人が死亡し、約100万人が家を追われ、さらに70万人が国境を越えて近隣諸国へ逃げた。

   人々は怪物と化した子ども兵士の恐怖に脅えたが、彼らもまた犠牲者であった。
   後になって13歳の「兵士」がこう言っている。
  「頭がおかしくなる錠剤が与えられた。頭がおかしくなると人の頭を殴り、血が出るまで傷つけた。その狂気が頭から去ると、罪悪感でいっぱいになった。自分が傷つけた相手を覚えていたときは、会いに行って謝った。でも謝罪を受け入れてもらえないと深く落ち込んだ。」

   その2年後に、北部の地方軍閥がテイラーに対して武力抗争を起こし、新たな内戦が勃発した。その軍閥はテイラーに措置の削減を要求したが彼が拒否したので、軍閥は子どもを含む自分たちの兵士に命令し、全地域で強姦、殺害、略奪を行なわせた。両親の目前で娘が強姦され、妻子の前で首をはねられた男もいた。すでに殺人者たちはかなり鈍感になっており、同情も共感も、限度と言う言葉も彼らには意味を持たなくなっていた。

   そして、そこにリーマ・ボウィーが現れた。
   戦争が首都モンロヴィアに及んだとき、彼女はまだ17歳で高校を卒業したばかりであったが、「ほんの数時間で子どもから大人」として生きることを強いられることになった。あるとき彼女と母親は、住居を追い出された2000人の人々が収容された教会にいたが、すぐ逃げるように忠告された。そして次の夜、そこで600人以上の人々が殺された。「私たちはそこから2区画だけ離れた場所にいた。そこへも人々の泣き叫ぶ声や助けを求める声が聞こえた。虐殺は一晩中続いた。」と彼女は言っている。

   後に彼女は戦闘を避けるために、3歳と2歳の子どもを連れて家から逃げなければならなかった。その時通過した検問所では、愚かで猛々しい男たちが(斬首された)「新鮮な若者たちの頭」を飾り付けていることもあった。「その怒り、痛み、トラウマは時が経てば解決するようなものではなかった。私は、変えるために何かをする必要があった。」と彼女は語っている。

   そして彼女は実行した。
   リーマ・ボウィーは、女性を結集して平和を願い、祈らなければならないという夢を抱いていた。2002年に、彼女はコンフォート・フリーマンという女性と一緒に、断固として戦争を中止させるために女性を何十人も集めた。その活動には、WINPNET(平和を築く女性ネットワーク)という名称を付けた。そして独裁者のテイラーの車列が必ず通る場所で、平和的に抗議することを始め、非暴力の座り込み、行進、平和の祈り、封鎖などを企画し、実施した。

   彼女たちの声明にはこのように書いてある。
  「過去において、我々は沈黙していた。
   しかし殺され、強姦され、人間性を奪われ、病気に感染させられ、子どもや家族が暴虐に合うのを見せられて、我々は戦争から学んだ。我々は暴力にNOと言い、平和にYESということにこそ未来があるということを!平和が広がるまで、我々が沈黙することはない。」

   彼女たちはテイラーの暴虐行為だけではなく、戦争をもたらしているすべての派閥に対して抗議した。どんな天候やいかなる状況であろうとも、彼女たちは毎日公衆の面前に姿を現した。ボウィーは言っている。

   「我々が座るところにリベリアの人々の希望がある。(略)我々が政府の邪魔をしていると言う人もいる。だが戦争の弾丸よりも、太陽と雨のほうがいい。我々はすべての家族の結集と、飢えと病気の撲滅を思い描いている。」

   当初はテイラーにより、彼女たちの運動は解散させられたが、少人数で行なわれた行動に多くの人々が感化された。その後再び、呼びかけに応じた女性たちは3000人を超え、テイラーと反政府の武装勢力に暴力を止めるように圧力をかけた。テイラーは抵抗したが、最後には圧力に屈し、ガーナで和平協議をすることに同意するしかなかった。後にボウィーが公開の演説の場で、テイラーにメッセージを送る機会があった。彼女はこう言った。

   「この声明に以下のメッセージをつけて、チャールズ・テイラー閣下に提出していただくよう議長代行にお願いします。
   IDP〔国内避難民)とともにリベリアの女性は(略)もう戦争にはうんざりしています。走って逃げることに、ブルグア小麦を乞い求めることに、子どもたちが強姦されることにうんざりしています、もうたくさんです。我々は今、社会を守る者として、子どもの未来を確保するためにこの立場にいることを貫いています。それは将来、「その大変な最中にお母さんは何をしていたの?」 と子どもたちに聞かれるに違いないと信じているからです。
   どうかこれを、リベリア大統領にお伝えください。ありがとうございます。」

   現在世界で起きていることに対して「どうすることもできない」と言っている人は、この女性たちが成し遂げたことをよく見る必要がある。言語に絶する暴虐が日常の慣行になっていた中で戦争を止めるために、少人数で武器もない無力な集団が立ち向かったのだ。最初の一人、二人の女性が人数を増やし、その後、全国規模の非暴力・非協力の運動に拡大し、影響を与えていった。そうして和平意外は何も受け入れないという頑なで、愚鈍な男たちを和平協議のテーブルにつかせたのだ。

   しかし7週間が経過しても停戦に至らなかった。
   女性たちは再び、「もうたくさん!」と言うことになった。会議が行なわれている場所に集合した200人の女性たちは会議室の出口を封鎖し、「強い男」たちの腕を押さえ、合意するまで扉を開けず監禁すると告げた。軍の将校たちも閉じ込められたので、彼らは「治安部隊」を要請し、ボウィーを「司法妨害」で逮捕するように求めた。実はその日の朝、アメリカ大使館の建物でミサイルが爆発したことを聞いたとき、「我々はその日に何か劇的なことをしなければならない」とボウィーは思ったのだった。

   将校の要請で治安部隊がボウィーを逮捕しにやってくると、彼女は、「わかったわ。では裸でストリップしましょう」と告げた。西アフリカでは、女性が公衆の面前で裸になるのを見ると強力な呪いがかかると信じられている。一人の将軍が突いたり、蹴ったりして女性たちを押し出そうとすると、和平協議の議長が、「戻って机につきなさい。君たちが本物の男であれば、自分の国の人々を殺したりはしないだろう。だが君たちが今、彼女たちに子ども扱いされるのは、君たちが本当の男ではないからだ。」と彼に言った。それから2週間して和平協定の内容が発表された。

   「全能」だったテイラーは亡命を余儀なくされ、現在は国連の拘置施設に入れられ、戦争犯罪の裁判を受けている。テイラーの息子(アメリカ国籍)は、リベリアの「テロ対策」部隊を率いていたときの拷問・殺人の罪で、連邦裁判所により97年間の投獄となった。アメリカ政府のテロリストにも同じ扱いをすればいいのにと思う。

   アメリカで教育を受けたエレン・ジョンソン・サーリフは2006年にリベリア大統領に就任し、アフリカで初めて選挙で選ばれた女性の国家元首になった。彼女は過去の暴力と「根底から決別」すると誓った。リベリアの現状は控えめにいっても完璧と言えるにはほど遠く、まだ貧困と略奪がある。しかし銃を持ち歩く狂人たちに立ち向かった女性たちは、どんなにひどい脅迫の中でも、自らの価値と目的を譲らないならどれだけのことが可能かを見せてくれた。

   「できることは何もない」という人をいつも見かけるが、それは何もしないことの言い訳を自分に与えているだけである。そうした自己欺瞞(ぎまん)を続けていると、ボウィーが言っているようにある日、子どもや孫に責任を問われることになるだろう。「その大変な時代にお父さんやお母さんはどんな役割を果たしていたの?」と質問されたとき、我々はどう答えるのだろうか。

   リーマ・ボウィーは2011年12月10日に、大統領エレン・サーリフとともに、かの悪名高いノーベル平和賞を受賞した。彼女たちの、「もうたくさんだ!」(Enough !)というスローガンはペンタゴンが工作した各地の黒人煽動のために利用されてきた。


      「ムーンマトリックス[ゲームプラン篇③]」 デービッド・アイク著 ヒカルランド

                           抜粋


   

宇宙には「善悪」は存在せず、すべてが許されている

   人間の祖先にあたる他の宇宙文明の存在たちは、自分の持っている脳と同じように何でもできるスパーコンピューターとしての脳を人間に与えた。しかしこのコンピューターは多次元的に働く超高性能多機能コンピューターであるだけに、これを使いこなすためにはそれについて学習し、訓練する必要がある。またそれ以上にこのようなコンピューターを使いこなすための人格的バランスや高い精神性も要求される。よってこの奥義は、しかるべきイニシエーション(秘儀)を通過することができたもののみが習得できる知恵であり、その意識においてのみ脳を機能させることで開かれる能力である。それならばその奥義を秘儀にする必要はないように思われるが、秘儀とされたその理由は何なのかと疑問を抱くことだろう。

   高等科学を携えて地球にやってきた宇宙文明の存在たちは地球人を創った後、地球人がうまく自分たちのサポート役を果たしてくれるように、またうまく共存できるようにと一つの教育手段として原初的な宗教をつくった。これらはアニミズムやシャーマニズムに近いもので、その内容は道徳的、精神的なものというよりはむしろ宇宙構造やシステムについて、量子学やエネルギーと人間の意識及び脳との関係性といった、科学的な内容を比喩的な表現を使った教育であった。

   また原初的な宗教は太陽信仰であるが、太陽を中心として行なわれている太陽系の営みと、地上の植物や生物たちの生態系や人間の意識活動との関係、地球という惑星の意識について、また月の重要性などについて、たくさんの神話の物語をとおして理解させようとした。

   そして宇宙から来た彼らは、地球で自分たちの家族を持った。
   それは彼ら同士だけで構成される場合と、地球人との間に作られた場合もあった。そしてこのような家族や子孫たちには特別な地位が与えられるようになり、やがてこの立場を守るために重要な情報は他の地球人たちには隠されるようになり、これらの秘儀を自分たちだけの間で守るようになっていった。その時代に「神官」という立場が、王以上に高い位であったのはそのためである。宇宙から来た家族としてさまざまな権利を得た人々は、残念ながらだんだん自分たちの貪欲さを制御することが困難になり、権力を好み、自分たちの支配欲を満たすために野蛮で残酷な行為を好むようになっていった。

   さらに地球のこのような状態を目にした、残酷で権力欲の強い別の宇宙存在たちが地球にくるようになり、人類に干渉するようになった。そしてあなた方がよく知っている「神話」はこの存在たちによって都合よく書き換えられ、人間にとって大切な教えは秘儀として決して開くことのないように、扉の向こう側に埋められてしまった。このようにして人間の持つ自然な欲求や活動までが抑圧されるようになっていった。

   彼らが人類を支配するために最大の目的としたことは、人間の意識を最も低い領域に閉じ込めることであった。それについては3章ですでにお話したが、人間の脳に「コントロールされた社会意識」をプログラムし、お互いを監視し合い、その領域から人間の意識が抜け出せないような社会を構築していった。

   しかしこれらのことも高い視点から見るならば、多くの魂がこの「秘儀」を解き明かすゲームを楽しむことができたわけで、大切な情報が「秘儀」として隠されてきたことは必ずしも悪いとは言い切れない面がある。なぜなら今まで多くの人間たちが搾取され、虐(しいた)げられ、悲しみと屈辱感と痛みを経験してきたおかげで、平等であるとはどういうことか、また平和で安心していられること、心穏やかでいられることの重要性を学ぶことができたからである。そしてこのような人々が自分自身の能力を引き出し、奇跡的な力を発揮することができれば、それは非常に素晴らしいことだ。

   一方で未(いま)だに、苦痛という経験をしても平和や調和という知恵を学ぶことができていない人や、苦痛や困難という過程のなかで、劣等感や被害者意識を克服することができていない人がこのような力を持つようになると、それは単なる恐ろしい武器になってしまう可能性がある。そして実際に、宇宙からやってきた存在たちや彼らの家族たちは、それらのサイキックな能力を軍事的な目的などに利用したのだ。

   しかし、私たちの住む宇宙のすべての混沌の裏には、必ず美しい法則がある。
   これを私たちは「アトラクター・パターン」(注意を引く一つの形)と呼んでいる。それは地球を含め宇宙においてはすべてのことが許されており、この「一つの形」でさえも批判されたり裁かれたりすることはなく、すべてはあるがままに科学的な法則の上に成り立っているのだ。つまり、サイキック能力が人間を苦しめるために彼らによって利用されたとしても、それが誰かから裁かれるわけでもなければ、許される必要もないということである。この法則さえもが、これまで明かされることなく「秘儀」とされてきた。

   「秘儀」の中には、サイキック能力を覚醒させる赤外線領域だけでなく、紫外線のように高い次元の領域において初めて機能させることができる能力も含まれている。インドやヒマラヤなどの人里離れた秘教に住んでいる聖者たちのように、この脳というスーパーコンピューターを完璧に使いこなすマスターたちは、このレベルに到達することによって宇宙のあらゆる情報をダウンロードできる。そのようにしてすべての「叡智」とつながり、宇宙の果てに存在する最新の科学や人間の脳機能についても情報としてキャッチできるようになるのだ。

   さて、次元上昇(アセンション)に向けたプロセスの中で、すでに地球自身は徐々に周波数を上昇させてきており、この現象はさらに加速していくが、地球のグリッドにつながって生きている人間は多分にこの影響を受けている。たとえば10年前のほとんどの書店には、精神世界について書かれた本はほとんど置かれていなかった。そしてオーラやチャクラなどという言葉は聞きなれないものであったはずだ。しかしこのような世界に関心を持つようになった人々の意識の変化は一気にブレイクしたというよりは、ジワジワ浸透していく感じで広がっている。

   この現象について考えるとき、これらが単なる流行やブームではない現象であると感じられると同時に、地球の変化と地球人の意識の変化が互いに相関関係を持っていることが理解できると思う。これまでの長い間、抑圧されてきた地球社会の中で真実を探求し、それを語ることは誰にとっても少々勇気が必要なことである。しかし今、地球意識の変化とともに人々の意識は確実に変化し始めており、そのことに気づいた人々の誠実で勇敢な行動が今最も促されている時でもある。

   これが、古代の神々が「地母神」(じぼしん)というシンボルによって示したマザーアースの力強い姿なのだ。母である地球はどんな子どもにも等しく愛を注ぐ。そして受け取らない者を追いかけてまで押し付けるような過保護な母でもない。次には、この母なる地球や太陽の恩恵について、また銀河全体や宇宙全体の恩恵をより確実に受け取るために、次元上昇(アセンション)に向けた準備としてできるだけ詳細にお伝えすることにしよう。


       「アセンションの超しくみ」by サアラ (Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋


この世のすべては必然で完璧に起きている

   すべての人々はそれぞれの魂のグループに属しているので、宇宙には自分の仲間を持っているということである。そして内部地球世界や海底にある新しい施設などからの援助に次いで、もう一つ協力な援助隊がある。それが、それぞれの魂のグループや家族などが出すマザーシップである。実は昨年の初めに、私のところに日本武尊(やまとたけるのみこと)が巨大なシップでやって来た。そして彼は船の中を案内してくれた。内部は、心優しく叡智を備えた彼自身のあり方を物語るように、地球人にとって生活しやすいようにさまざまな工夫が施されていた。

   たとえば、閉ざされた感覚を持たずにすむように窓からは太陽光が差し込み、その光は人間や動植物のエネルギーを活性化する作用のある本物の光であった。また船内のインテリアは、ホテルか高級マンションにいるような造りであり、それぞれのグループに適当な広さの個室とリビングやキッチンがあり、お茶を飲んだり、軽食を作ることができる。基本的に食事は船内に準備されたいくつかの食堂でするが、そこはホテルのラウンジのような雰囲気の落ち着いた空間で、カフェのような感じの食堂や、大勢で一緒に食事できる賑やかな楽しい雰囲気の食堂もある。メニューはいくつかあり、どの食堂でも選べるようになっていた。

   また地球でいうようなコンビニエンスストアのようなところもあり、すべてのものは無料で提供される。そこには私たちが使うようなトイレット・ペーパーやティッシュ類もあり、化粧品のようなクリームや筆記用具などもあった。これは「地球人はコンビニが大好きで、コンビニを見つけるとホッとするらしい」という情報に基づいて用意されたらしい。

   トイレの造りは地球にあるものと同じようであるが水は流れず、使用後はフタを閉じると自動的に特殊な風が便座を流し、汚物は汚物処理場で危険なウイルスや細菌などがチェックされ、地球にはない技術で原子レベルまで分解され、あらゆるものに再生されるそうである。たとえばそれらは、植物や紙、布などに再生され、衣類や草花などになると説明された。考えてみると、人間の食べているものは植物や、植物から作られたものが多いので、それらが植物に戻るのはそんなに驚くような話ではない。

   また船内には病院や保育施設や美容院などもあり、そこでは船内に収容された人々にも自由に手伝ってもらうようになるということだった。特に病院のあり方は地球とはまったく異なっているので、地球人の医者たちには参考になるだろう。そして、私が一番関心を持ったのは、船内にある教育施設であった。船内の生活ではすべてのことは自由で、何一つ強制されることはないが、船内にいる限りにおいてはこの学校で教育を受けることが必修である。ここで学習する内容は、私たちが今まで知らされてこなかった地球の本当の歴史や、人類の起源について、そして宇宙と地球のつながりや、他の宇宙文明についてなどである。

   中でも一番おもしろい内容は、人間について知るという授業だった。
   それは地球の医学や生物学ではまだ解明されていないことで、脳や細胞、DNAなど臓器や内分泌、神経とエネルギーのかかわり、脳内ケミカルや臓器が分泌する未知のケミカル、分子生物学的内容やバイオフィードと意識の関わりなどが講義される。そして人間が、自分の乗り物である肉体を完全に乗りこなす訓練をするためのプログラムも用意されてあった。

   こんなに至せり尽くせりのマザーシップに救われたら幸せだろう。
   このシップにはおよそ6万人の人を収容できるそうである。これ以外にも、今地球の周りにはたくさんのマザーシップが待機しており、中には数十万人という人々を収容することのできる、かなり巨大なマザーシップもあるようだ。このようにあなた方の宇宙的な家族は何とかあなた方を援助し、自力で新しい次元の扉を開くことができるようにサポートの機会をつくろうとしている。あなた方がこれらのどこに招かれるのかはわからないが、覚えておかねばならないことは、彼らは、無意識な人や恐怖心を抱いている人を一方的に強引に救助することはないということである。つまり、ただボンヤリ待っていても誰も助けてはくれないということだ。そして、どこに救助されたとしても、それなりの覚悟をする必要が伴うので、最終的にはすべてを選択する自分にかかっているということである。

   
地球には、有史以前から今に至るまで途絶えることなく、多くの宗教や神秘学校が存在し続けている。なぜこのように長い間これらの教えが受け継がれているのだろうか。その理由はそれらの中に、人間の本質である「知ろうとする欲求」を満たすものがあると同時に、次元上昇の鍵となる、人間の脳を完全に機能させるための情報があるからである。しかし実際には、すべての人々にこれらが明かされることはなく、それらは一部の特別な人たちの秘儀として隠されてきた。

   最近、人間の「脳」には隠されている何かがあるのではないかと気づき始めた人々が、脳の機能性や人間の心理、精神、意識との相関性についてあらゆる角度から研究をしている。しかしそうした研究結果でさえが、その知識を人間に知らせることを望まない勢力によって抑圧する動きが現れている。また、ある意味従来の宗教に代わって
スピリチュアルブームが起きているが、これも最近ではかなり核心に触れる内容を提供するものが現れており、一般の人々にも受け入れられるようになっているが、ここでも人々に真実を知らせることを阻止する勢力がこのブームを終わらせようとしている。

   今では宗教に対してかなり否定的な概念を持っている人も多いと思う。
   世界3大宗教と呼ばれるものを例に挙げると、キリスト教信者は約20億人で、イスラム教徒が13億人、仏教徒が3億6000万人という驚くべき数の人が今なお信仰している。これ以外にも新興宗教も含めて世界中に多くの宗教が存在するが、その中には日本の神道のように人々の生活文化と結びついて存続しているものもある。

   しかし、このような信仰心の厚い信者たちは宗教に一体何を求めているのだろうか。心の平安、救い、それとも死んだ後の保障だろうか。多くの信者がささやかな幸福と安らかに生きることを願い、あるいは死んだ後の平安を求めているに過ぎないにもかかわらず、実際にはそれらでさえが叶うことのない夢でしかない。しかも彼らはある状況では宗教のために戦い、傷つけ合い、殺しあうのだ。また、大多数のほとんどの信者は、自分が信じている宗教の持つ奥義に決して触れることなく、ただ表面的な儀式に参加することで満足し、献金し、維持費を納め、奉仕を強要されているだけなのだ。

   そのようにして、宗教の中に隠された次元上昇(アセンション)の鍵は、これからも秘密の内に封じられたまま明かされることはない。いかなる宗教的なドグマ(教義)も人を救うことはない。ましてや「裁き」や「罰」「罪」などに何の意味があるのだろうか。あらゆる宗教が教えてきた善悪の概念は、人間の持つ残酷性を正当化させるために役立ってきたことは確かである。つまり、人間の神聖な領域を追求するはずの宗教が、実は最も残忍な人間の性質を引き出しているのだ。この逆説と混沌に気づく人は、やがて偉大な「叡智」を見出すだろう。

   セントラル・マスターは次のように言う。
   『人間のする、思いつく行為の中に霊的でない行為は一つもない。
   たとえその行為が邪悪で残酷な行為であっても、人間が(すべてである)「空」という自らの本質から外れることは不可能である。すべての行為は、創造の源(みなもと)である「空」において了解された行為なのだ。

   しかし、コントロールされた社会意識という錯覚の中に落ち込み、ひとたびこの意識の網の目が創りだす虚構の世界に入ると、そうたやすくは正常な意識に戻ることはできなくなる。「コントロールされた社会意識」はあなたの意識に寄生してエネルギーを吸い取り、恐怖や怒り、劣等感や喪失感などをあなたの内に作り出し、それらを怪物や魔物に成長させていく。

   あなたが、自分が創りだした魔物の幻影に取り付かれていることに気づき、「コントロールされた社会意識」から目覚めたとき、この世に生きるすべての人々のどんな行ないもすべては必然で、完璧に起きていることを理解するだろう。そのとき、あなたの中に限りない愛が生まれる。』


      「アセンションの超しくみ」 by サアラ (Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋


  

魂には必要な全情報が収められている

   すべての地球人がそれぞれに、何らかの魂のグループに属しているので仲間の魂を持っている。そしてこれらの魂のグループは、それぞれ共通の目的とするテーマを持っている。また共通の意識や習性というものもある。あなた方はそれぞれ、どんなグループとつながっているのだろうか。このために魂についての理解を深めておこう。

   魂とは、いわば人生の攻略本のようなものである。
   なぜなら魂には、過去も未来も含めてあなたに必要なすべての情報が収められているからだ。それはあなた方が過去と呼んでいる時間の中で経験した、あらゆる情報や知恵、また今回人生のテーマとして持ってきた目的や経験のために必要な性質などがある。一つの魂は多くの魂を創り出すことが可能である。あなたが一つの人生を終えると、宇宙のセントラル内の仲間の部屋に還る。そこであなたが持ち帰った多くの情報は収集され、情報交換が行なわれる。

   一つの時代を作ったような偉大な経験をした人物や、大きな変革を行い偉業を成し遂げた人物などの魂の情報は複数の魂に分けられたりもする。そして神々やマスターたちの情報も、同時に多くの魂の存在に組み込まれる。日本ではこのことを、「分け御霊」(わけみたま)と呼ぶこともある。日本の神話に登場する神々は大きい霊で、非常に多くの情報を持っていたのでたくさんの魂に分け与えるのが通常のあり方である。よってすでに多くの情報を得ているイエシュア(イエス)や仏陀のように、自ら肉体を持って現れるのは異例のことといえる。

   あなたが人生を終えて持ち帰ったデータは情報交換される。
   そして魂のグループをまとめる存在がおり、彼らは仲間のすべての情報を管理する魂である。グループの魂がそれぞれ自分のテーマを持ちながら転生先で経験をしている間、彼らはそれをとおして情報収集や編集などをしている。これがいわゆる「ガイド」と呼ばれるような存在だ。さらにこのガイドたちはガイド同士の仲間がおり、彼らは彼らで多くのグループを形成している。ガイドのグループには同じくガイドたちの状態を管理する魂がいる。このように延々とつながりがつくられており、これらは単なるシステムに過ぎない。

   なぜならいつかはすべての存在は、自らが出てきた「無」でもあり「空」でもある状態に戻るので、人間の現実社会のように上を目指さなければならないとか、進化しなければいけないなどと考える必要はないと宇宙セントラルのマスターは言っている。つまりすべては必然なのだ。

   ではこの地球という星を選んで転生してきた魂のグループにはどんな魂があるのだろうか。まず、科学者や建築家などのグループがある。彼らはもともと宇宙的な科学者や建築家で、高等数学や高等科学を駆使してさまざまなシステムを構築している魂のグループである。地球上で科学や数学と関わる研究や仕事をしている人たちのほとんどが、何らかの形でこれらの魂のグループと関わっている。ただ科学や数学に関わる魂のグループにはそれぞれ少しづつ特徴の異なるグループがあり、工学的、生命科学、医療、また霊的な側面などとつながる多くのものがある。地球に転生することで大抵の人は宇宙レベルの高度なことはほとんど忘れてしまうが、その後タイミングの到来で、夢を見たり閃(ひらめ)いたりしてそれを少しづつ思いだす。

   そして1980年代以降には、生まれながらに卓越した能力を持つ科学者などが多数地球に転生して来ている。彼らは忘却というプロセスを経験せずに生まれてくるので、言葉を話せるようになるとすぐに両親に自己紹介したりする子どももいる。「私は00という星から来た科学者です。将来この星で、××の開発に関わります」と言ったりする。そして宇宙レベルの科学や数学は非常に霊的側面が高い。私のところに教えに来てくれるセントラルマスター・ルーノや彼のグループのマスターたちは、すべての科学者グループに情報を提供している。彼らによると、すべては「空」の資質によって成立しており、そこには非常にシンプルで神秘的な法則があると言っている。

   次に挙げるのは、王侯貴族や特定の宗教と関わる魂グループである。
   地球には神々に関する多くの神話が残されている。これらの神話は本当に、単なる地球人によるたくましい想像力によって作られたおとぎ話なのかどうかについて疑問を持っている人も多いようだ。それらの神話が事実であったことを裏付ける根拠をここで挙げていくつもりはないが、一部捏造(ねつぞう)された部分があったことは確かだとしても、たくさんの地球外から来た存在たちがこの豊かな地球で生命の実験をしていたことはまぎれもない事実である。

   そして地球に降りてくる権利を得ることができたのは、彼らの星の科学者たちを伴った最高権力者とその息子たちであった。彼らは自分たちのDNAを用いて人間を創り出したり、人間型ではない彼らは他の生物も創った。そして彼らの創造した人間との交配で生まれた生命もいる。このようにして彼らは、自分たちの血流による家族を地球上に増やしていった。そして地球には今現在も、彼らの血流を受け継ぐ王侯貴族と呼ばれる人々が特別な権利を持って存在している。彼らの魂グループの持つテーマは、「権力」や「統治」、「調和」についての探求である。

   この魂グループの人は必ずしもそうではないが、しかしほとんどの場合、地球独特の不均衡な社会が生み出す権力や、地球を支配している人々と関わる環境に生まれて来る。そして自らの内に深く根ざす「権力欲」や「支配欲」に気づくことで多くの葛藤に苦しみ、さまざまな経験を通して、最後には、他人を支配しコントロールする必要はなく、「一人ひとりの自立こそが、最善の統治である」ということが、彼ら自身の真実となるまでこのゲームは続けられるのだ。

   ここでいう真実とは、自分自身の経験を通して学んだ疑う余地のない知恵ということである。なぜなら他人から学んだり聞いたりしたことというのは、未だその人にとっての真実とはなっておらず、いうなれば未だ単なる仮定であり、哲学といえるものであるかもしれず、疑う余地があるかもしれないのだ。そのゆえにすべての魂はこの物理的次元において、自分の持っている仮説を疑う余地のない真実にするための経験を求めて来ているのだ。

   さて、この王侯貴族の魂グループは、宗教とも深く関わる魂グループである。
   宗教については後ほど述べるが、本来宗教はすべての営みと関わるので、すべての魂グループと関係しているともいえる。地球において創作された宗教の中には支配者階級の存在たちが、増加していく人々を統治する目的で作られたものが多くある。それが「アブラハムの宗教」といわれるユダヤ教、キリスト教、イスラム教であり、これらはもともと宇宙からやってきた王族によってもたらされたものであり、戒律を重んじる特徴を持った宗教はその代表的なものである。

   このように宇宙からやって来た王族は自らを神とすることで、人間たちに対して強固でゆるぎない支配権力を手に入れた。その結果彼らの中の「闇」は一層深く大きくなり、ヒトラーのような経験をする魂が多く現れることになった。しかしながらすべては反面教師の役割を持っているので、彼のような魂の存在は、多くの人々や多くの魂のグループに莫大な気づきとチャンスを与えたのも事実である。そして絶対君主を求める彼らは、そうなってもまだ満たされることのない怪物のような欲望に絶えず苦しめられている。しかし最後には、私たちと何も変わらない彼らも、そこから自分自身を救い出すことを探し求めるようになり、このようにしてこの魂グループも大きな進化を遂げる。

   そのほかのグループには芸術家の魂グループや、戦う人たちのグループ、地球の自然霊と深く関わるグループなど多数ある。意外に思うかもしれないが、日本人の魂には「戦う人のグループ」がよく見られる。このグループの人たちは、平行現実において今でも戦い続けている人が多く見られる。その人々の特徴は大雑把(おおざっぱ)に述べると、我慢強く、勤勉で、どちらかというと無口で、大勢(おおぜい)には逆らえない人、また逆に威勢がよく、よくしゃべり、声が大きく、誰が何と言おうと自分の信念のために戦う将軍タイプに分かれる。

   また目的を持って勝ちにこだわる人と、結果さえ出れば勝敗にはこだわらないタイプにも分かれる。いずれも心優しく、シンプルで繊細な部分も持ち合わせている。この魂グループは、地球だけでなくオリオン系の星や火星にもよく転生している。火星はとても攻撃的だと思われている星であるが、火星人も私たちと同じく進化し続けている。彼らは非常に頭脳明晰で完璧主義的な面がある。

   火星は少し前までは、「目的を確実に具現化する」というテーマを持った人が転生して訓練をするような場所であった。しかし彼らの弱点は、完璧を追及するあまり突然のアクシデントには非常に弱く、また自らの計画外に起きる意外性などを楽しむ余裕がまったくないことである。そのよう彼らが地球に転生してくると、劣等感を強く持つような経験を幼児期にするので、そこから立ち直るのにずい分時間がかかることがある。また、自分を過小評価する傾向もあるので、素晴らしい自分の能力にまったく気づくことなく人生を終わってしまうこともある。

   一方、オリオン星から地球に転生して来た人々は、頑固で一本気でありながら優柔不断なところがあり、相(あい)反する性質を持っている。彼らは正義が好きで、正義のためなら非常に情熱的で労をいとわず行動するタイプだ。彼らはさまざまな価値感が共存する地球に生まれることで、正義が正義でなくなるパラドックス(矛盾)を何度も経験する。そしてこれらの経験を通してやがて、実は「正義というものは存在しないことに気づき、何も評価せずありのままをを受け入れる世界にこそ心の平安があり、真の平和や調和が成立する」ことを知るようになる。

   このようにすべての人が何らかの魂のグループに属しており、グループ全体でテーマを追求している。だからあなた方が就寝中のときでさえも、あなたのガイドや仲間たちは地球に生まれてきているあなたのサポートをしてくれているのである。こうしてどのグループに属していても、すべての魂はいずれは必ず霊的な道を歩むようになり、初めの一歩を踏み出した時と同じようにすべてを知っている状態に帰ることになる。ただ最初と違う点は、豊かで膨大な経験という宝を伴っていることである。


   book「アセンションの超しくみ」by サアラ (Saarahat ワンダラー) 
                      ヒカルランド


                            抜粋


   

太平洋沖の「海底都市」

   地上の人間から見ると、内部世界は閉ざされた世界で外界とは隔絶された世界のように思うかもしれないが、実際にはまったく逆であり、彼らは天の川銀河だけでなく外側の世界ともコミュニケーションを持っている。現在の地球内部の人々は高い意識や精神性を持っており、自分たちのスーパーコンピューターである「脳」を私たちの数十倍は使いこなしているので、テレパシー交信やリモートビューイング(遠隔透視)、物質化、テレポーテーション(瞬間移動)などは彼らにとって特別なことではない。

   地上で生活している人類も、本来すべての人が同じ「脳」という素晴らしいコンピューターを搭載しているので、一人の例外もなくそれを使うことができる。しかしほとんどの人がそのことを知らないし、信じてもいない。また興味があったとしても、現実的な生活の対応に追われてそのような能力を開発する暇がない。

   しかしかつて、日の当る大地から太陽も月もない内部世界に降りていった当時の彼らにとっては、今後私たちが迎えることになるプロセスと同じく、これらの能力を目覚めさせることは切実な問題であったし、それに対する強い希望と信念があった。彼らはそのために多くのマスターたちから導かれ、見る夢を通して、あるいはクレアオーディエンス(霊的聴覚)やクレアコグニザンス(知っている感覚)といわれるような感覚を目覚めさせるために遠隔教育を受けてきた。そして今では多くの内部世界の人々は、これらの能力を使って宇宙連合などの仲間たちとコンタクトし、協力体制をとっている。

   宇宙連合では、今太陽の活動が活発化して地球のマントルが滑り始め、地上の地殻が大きく変動し始めていることを知っている。そしてその結果行き場を失うことになる仲間の地上の人類を、どのように援助救出するかについても十分に考えている。その一つの方法として、内部世界に受け入れ態勢を作るという方法が進められている。そして地球内部世界では、そこに住むすべての人々の意識をしっかりと5次元に安定させる「時」を迎えている。その意識的取り組みとして「小さい人々」は、すべては完璧であることをより深く理解するレベルを目指している。一方、「大きい人々」は、今は一人ひとりが自分と向き合う時間を大切にし、自分自身の深い意識とつながることに焦点を合わせる取り組みをしている。

   さて、どのようにして地上の人々が救出されるのかという点は、あなた方が一番関心を持っていることだろう。地球内部への入り口は、ヒマラヤ、ゴビ砂漠、インド、北米、北極、南極などがあるが、実はもう少したくさんあって現在建設中のポータルもある。残念ながらあまり詳しいことはここに書くことはできないが、実は日本にもあり、しかも一つではない。そしてこのことは私が知る限りでは異例のことなのだ。たとえばゴビ砂漠にある内部世界へのポータルは、あのような広大な砂漠であるところにもかかわらず、大きなものが今は一つしか残っていない。だからこの狭い日本の土地に、いくつかのポータルがあるということは驚くべきことなのだ。

   日本にはやはり、地球内部の人々の魂の家族がたくさんいる。
   もしあなたがそこに招き入れられる約束をした魂であれば、近い将来必ず、その近くを通るかあるいは必然で引っ越すことになるかもしれない。内部世界の「小さい人々」は日本人ととても近い種なので、援助されるために何かを特別に頑張る必要はない。ただすべてを必然にゆだねて心安らかに毎日を過ごし、そして今という瞬間を高潔に生きるしかできることはない。

   また瞑想や眠っている間や、白昼夢のような形でキャッチした情報は大切にしてほしい。たとえそれが人の言っていることや本に書かれていることと違っていても、それはあなたにとっての大切な情報なので、「まさか、」「ただの夢だ」といって無視しないでほしい。これを通してぜひあなた自身の魂を信頼することにチャレンジしてみよう。あなた方は自分にできる最善を尽くすしかない。自分は非力で何も準備することができないと感じている人も落胆する必要はない。ただ自分のゲームを無事終わらせるために、一つ一つの経験を大切にして片づけていけばよいのだ。

   さてこれまでは、有史以前から存在していた古い内部世界について述べてきたが、今度はまったく新しい地底の施設をご紹介しよう。太平洋の沖には、宇宙連合が協力して建設した新しい地底施設がある。ここには非常に優秀な科学者や生物学者などが集まっており、新しい技術を提供し合っている。その中には地球人もいれば、他の宇宙文明の人々もおり、協力して高度な研究の成果をあげつつある。しばしば優秀な研究者や科学者たちが突然姿を消してしまう話を耳にするが、実はそれら全部が陰謀的な理由によるものとは限らない。

   このように宇宙連合から指示を受けて、本人の了承のうえで、超次元的な方法でシップに連れてこられ、その後海の底にある広大な施設に連れて行かれる。シップの中の彼らは夢見の状態にあり、あまりはっきりした意識状態ではないが、施設内に入ると、自分が人間である以上に宇宙の一部であり、そこに共にいるメンバーとは本来仲間であることも思い出し、彼らと一緒に自分の役割を果たすことが自分自身との約束であることを思い出す。

   ここは、これから先の大きな天変地異を地球の生命体が乗り越えるための施設であり、ここには自動的に次元を移行させる装置もついている。あなたはメラメラと燃え盛る炎の中に神聖なるマスターの姿をイメージすることができるだろうか。おそらく、マスターや仙人、聖人たちであればそういうことも可能だろうというイメージがあるだろう。まったくその通りなのだ。この次元を移行させる装置があれば、そこにどんな事態が起きようとも施設全体が影響を受けることはまったくない。このようにして、現代版の「ノアの箱舟」は完成している。

   施設内では現在、数億種にのぼる植物の種や菌などが保管され、動物や昆虫や魚類などほとんどの生き物のDNAが保管されている。それだけでなく、実際に生きている動物たちもその中で生活している。施設の中には太陽と同じような人工太陽が作られ、動物や植物や人間などが暮らしていける環境があり、動物を飼育し、植物を育てる実験もしている。この光のおかげで動物や植物は非常にパワフルな波動を持って育ち、病気になることはない。中でも驚く光景は広い田んぼがあり、そこに青々とした稲苗が見事に植えられていることである。それは実に、ここが海の底の地底深くにある施設の中であるとは到底思えない光景なのだ。

   そのような中で、救出された人間はそこでどのように過ごすのだろうか。
   ここで過ごす人間たちは実は、地球内部の楽園で過ごす人々とは根本的に異なる。ここに来る人たちもまた、生まれて来る以前からこの施設に来ることを計画してきた人たちなのだ。だから当然、誘拐されてくるわけではない。


      「アセンションの超しくみ」by サアラ (Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋


地球内部に広がる「宇宙」

   宇宙と聞くと、あなた方はどうしても空のほうを連想すると思うが、ここでは地球の内部に住む人々についてお話しよう。今から1億年以上前のことであるが、あなた方に聞きなじみのあるプレアデス人の原型に当たる「小さな神々」はこの地球に住んでいた。彼らはレムリア人の祖先と言ってもいい人々である。この「小さな神々」も地球で生命の実験を展開していたが、彼らは生命を創り出すことよりも、すでにそこに存在していた者たちへ教育を施したり、種の繁栄のための研究などをしていた。彼らは当時、やがて地球にやって来るとわかっていた大災害を地球人類に乗り越えさせるために、知恵を与えたり訓練させたりしていた。また人類との間に子孫をもうけ、長い時をかけて地底の世界に移住していった。そしてそのお陰で、その後の2回のカタストロフィーを人類は無事乗り越えている。

   これらの大きな天変地異を乗り越えた後、一部の人々が地上に出て生活し始めた。
   これが、いわゆるレムリア人である。彼らがいた時代は、地球全体が非常に冷えていた。一方、内部の地底世界ではすでに気候を完全にコントロールすることができていたが、地上に出た人々は大変な試練を経験することになった。来る日も来る日も太陽は厚い雲に覆われて強風が吹き荒れ、小柄なレムリア人にはなおのこと困難な生活を余儀なくされた。しかし彼らは祖先である「小さな神々」から受け継いだ高い霊性や精神性と根気強さなどの、地上での生活を乗り越えるために必要なすべての性質を持っていたので、風の当らない静かな地下洞窟などで非常に知性的で平和な生活を送っていた。

   地上で暮らすようになった彼らの肉体は、もともとの地球人の要素であった大きな手足や大きな体の遺伝子が活性化した結果、地上の環境に適応できる大きな体に変化し、内部世界にいる仲間とはすっかり違った風貌になっていった。実はレムリア人は、日本人と非常に縁が深く、現在でもレムリア人のDNAを受け継ぐ日本人はたくさんいる。そして彼らと同様に精神性が高く根気強く勤勉であり、平和で穏やかな暮らしを求めている人が多い。

   地球空洞説を知っている人も多いと思うが、内部の地底世界のことを「シャンバラ」や「シャングリラ」、「アガルタ」などと呼んでいるが、これらシャンバラの話はおとぎ話でも作り話でもない。実際に地球の内部には大きな空洞があり、現在でもそこには多くの都市が存在している。それぞれの都市は非常に進んだ科学技術を持ち、地上よりも進んだ文明として発展しており、自然環境とも非常によく調和している。しかし、特に人にとって刺激的なデザインの建物や金属を使った乗り物などは見当たらない。どちらかというと少し懐かしい感じのするような、地上の人間をホッとさせる安心感のある光景が広がっている。

   このレムリア人の祖先が作った地底都市とはどんなところだろうか。
   そこには空もあり、太陽もある。もちろんこれらは初めからあったわけではなく、地球内部に入った神々が創造した世界である。大地は肥沃(ひよく)で多くの植物が生い茂り、人々に多くの収穫を与えてくれる。しかし、これらの植物にはまったく人の手が加えられておらず、ただ自然にそこに育っている。そして地上ほど多くの動物はいないが、牛や馬、羊や山羊、豚、ゴリラ、オランウータンなどの猿類、美しい羽と声を持った鳥たち、昆虫やカエルに似た生き物もいる。また美しい河や海もあり、水中にもたくさんの生き物が生息している。しかしこれらもまた人工的に飼育されているわけではなく、それぞれの生き物たちは自分たちの種を繁栄させる知恵を持っているので、それぞれが豊かに生活している。

   このように内部の地底世界は、今の地上の世界を理想郷に作り上げたような世界である。彼らはわりと小柄であり150センチくらいの身長であるが、しかしその眼差しの奥には老成した知恵がたたえられ、優しさの中にもどこかに厳粛さや威厳を感じる。彼らの意識は地上の人々よりも一足(ひとあし)先に次元上昇しており、すでに5次元に入っている。よってそこにある地上そっくりな世界は、地上の人間であるあなた方が夢見る世界そのままなのだ。先にどこか懐かしい感じを受けると言ったが、実はあなた方は夢の中で何度も内部世界に招かれている。それは、今後そこに招き入れられることになった場合に、違和感なくなじめるようにとの配慮からである。

   このレムリア人たちのつくる街は、誰もが心豊かに暮らせるようにさまざまな工夫がある。特に彼らの祖先である「小さな神々」は、教育を大切にする神々であったので、教育に関してはとてもよく考えられている。たとえば生まれた子どもは皆の子どもとして、誰からも愛され大切に育てられる。だから特定の親によって育てられることで、親の価値観を強引にプログラムされることはない。また親だけに育児の責任を負わされ、自由な時間も持てず、自己犠牲で成り立つストレスの多い育児を強いられることもない。ここに転生してくる子どもたちは、産みの親が誰であっても、皆兄弟のような存在であることを初めから知っている。それだけでなく、子どもは自分自身の魂の計画もすでに知っているのだ。だから彼らは年齢や個性に合わせて自由に学び、競争させられたり比較されることなく、どの子も愛に溢れた存在としてそこにいる。

   内部世界の人々は食事をする必要はないが、食べることもできる。
   彼らは地上の人間たちのように食べることに依存した生活ではないので、ただ食べることを楽しみたいときにだけ新鮮な食材を皆が持ち寄り、一緒に調理して食卓を囲み、ゆっくり時間をかけて食べる。彼らには所有という概念がないので、当然「マネーフリー」である。人々は心身ともに豊かで健康で力強く、創造性に富んでいるので、そこに貧しさや殺風景な単純さなどはまったく感じることはない。そこはまさに地上の人間にとっての理想郷である。

   
さて、今度は大きな神々の内部世界についてお話しよう。
   ニビル星からやってきたアヌンナキ、アヌの子どもたちのエンキやエンリルなどに対しては、現在に至るまで地上の人間たちをコントロールし、奴隷化して搾取し続ける悪者という印象を拭えない人も多いだろう。確かに彼らはそのような側面を持っており、今でもその子孫たちは残酷で、野蛮なゲームをしている。しかし、地球内部に降りたニビル星人たちは、そのような仲間たちとは真っ向から意見が対立して決別した人々であり、血の滲(にじ)むような努力を惜しまずに彼らの楽園を造り上げた人たちである。

   ニビル星人はもともと体が非常に大きく、エジプトに残された巨人像を見てもわかるように、初めて地球に来たニビル星人のエンキやエンリルは、身長が7メートルから8メートルもあった。彼らは初めから奴隷を必要としていたわけではなく、巨大な体を満足させる食べ物を得るためには苦労があった。またニビル星の1日の長さは地球時間にすると約80時間にもなるので、このためにゆっくりと休息することができず疲労が蓄積しがちであった。

   このように彼らにとって地球で暮らすことは非常にストレスの多いもので、次第に精神や神経を病むようになった。そこでひとつの対策として、自分たちの代わりに労働してくれる、地球環境によく適応できる人間を遺伝子操作することで創り出した。また自分たちの子どもや孫たちは体が小型化するように遺伝子操作をしたが、それでも3~4メートルの身長だった。彼らのストレスはなかなか軽減することができなかった。しかも王様であるアヌはニビル星にいて、その場にいないのをいいことに無理難題を押し付けた。

   ニビル星人はもともと生命力が強かったので、このような状況下においても次々に子孫を増やしていった。地球人との間に子孫を残すものもいた。そして彼らの中には平和を求め、穏やかな生活を取り戻したいと願うニビル星人もいたのだ。彼らはなんども話し合い、議論し、考えを戦わせたが、二つの主張が理解し合うことはなく、このままでは肉親同士の殺戮を繰り返すことになると悟った彼らは、そうなる前に分かれることを決意したのだった。しかしもはやニビル星に還ることは不可能だったので、そこで大きな決断をした。

   彼らが地球に来た当初から、地球の構造や地質などについては非常によく調べていたので、地球の内部の空洞のことはよく知っていた。しかしそこが生活に適した空間とはほど遠いこともよく知っていたが、それでも彼らは平和を求めて地底に降りていった。彼らが最初に到達したところは、沼のような湿地帯だった。もちろん太陽の光もなく、まったくの暗闇の世界であった。大気中の湿度は高く、苦しい日々を過ごしながら未知の世界を旅するうちに、ついに心地よい風が吹く大地を見つけた。そして彼らも自らの創造行為を思い出し、そしてそれ以後、何世代にも続く大いなる創造が始まった。まず彼らは大地に生命の息吹を注いでくれる太陽と月を創造し、連れてきた家畜や植物の種を次々と増やしていった。

   こうして彼らも「小さい神々」である地底人たちと同じように、地球内部に広大な楽園を創造した。しかし大きい地底人たちの社会は、小さい地底人たちの社会とは異なっていた。それは彼らがもともとニビル星の王族という立場にあったことや、所有という概念を残していたことからきている。大きい人たちの生活も穏やかで、平和で自然との調和のとれた素晴らしい社会であった。しかしそこに住む人たちの気質は小さい地底人たちとは違っていた。彼らは美しい絹織物の衣服を着て優雅な人たちであった。彼らは誰に対しても親切で優しく、純粋でよく学び、良く働き、公平な感覚をとても大切にしていた。またよく話し、よく笑い、よく食べ、よくお酒も飲んだ。彼らは大抵1日1食で、その時間を友人や家族たちと楽しく過ごした。

   彼らは小さい地底人とは違い、家畜を飼育し、植物を栽培した。
   美しい農園はどこまでも続き、人々は汗を流して働いていたが決して強制されることはなく、彼らにとって高度な技術でよく整備された農園での作業は決して辛い労働ではなく、むしろ清々(すがすが)しい気分にさせるレクリエーションと捉えられていた。野菜や家畜などの世話は職業ではなくすべての人が交代で携(たずさ)わっており、自分が食べるものに感謝の気持ちを持っていた。

   彼らの社会では女性も男性も専門的な知識を持って働いているが、基本的に「マネーフリー」であった。一つ大きな特徴は、彼らの社会にはルールがあるということであり、ルールを破る人がいると、裁きや罰ではなく良く話し合い、必要であれば教育や援助を行なった。もともと彼らの遺伝子の中にはプライドや権威を重んじる欲求があったので、あまりに公平な生活は物足りなく、刺激が足りないと感じることからくる葛藤があった。このような場合のために、一人で熟考する神聖な場所があり、ここで物事を深く考えたり、霊的な指導者と交流したり瞑想することができた


   このように内部地球には、地上社会の手本となるような都市生活が形成されており、そこでは知的で中立な人々が生活している。『地球内部を旅した男』(徳間書店・5次元文庫)という本がある。この本は100年ほど前に出版されたもので、オラフ・ヤンセンというノルウェー人が父親とともに体験したことで、そこで「大きい地底人」の住む世界での不思議な体験が語られている。そして、実は自分も行った経験があるという体験をカミングアウトし始めた人もいるようである。


      「アセンションの超しくみ」by サアラ (Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋



  

三次元的地球の2012年12月22日には何も起きない

   あなた方が、2012年12月22日に何かイベントが起きるかもしれないとして待っているとしたら少しがっかりするかもしれない。実は、物理的次元においては何も起きないのである。今すでに始まっている天変地異の現象は、その日に突然エスカレートするわけではない。ただこのあたりから、確実に宇宙の中央へ向けた新しい次元への扉が開き、誰もが気がつかない瞬間に吸い込まれ、新しい次元の扉から吐き出されるのだ。そして人間はそこを通過したことを認識できない。しかしながら、脳が高次の意識の指示のもとに機能できなければ、そこを通過することは不可能である。

   ある朝目覚めて起きると、いつもと変わらない一日が始まる人と、夢で見たような、あるいはイメージ通りの世界に移行している人とに分かれるだろう。いつもの朝と変わらない前者の場合はそのまま寿命が尽きるのを待って死を迎え、再び輪廻転生のサイクルに戻ることになる。そして後者の場合は、次元間の巨大なポータルを何重にも通過している。その間肉体は深く眠り、魂の体であるカー・ボディが肉体を高い周波数に引き上げる。

   よってこの先、どんなカタストロフィーが起きたとしても地球が破壊されることはあり得ない。そして一連の大変動を通過した後には、地球においては考えられないほどの穏やかで静かな夜明けを迎えるだろう。そしてあなたが目覚めたとき、今まで見たこともない美しい地球の姿を見ることができるように願っている。あなたはそこで、今までみたこともない生き物や植物に出会い、何よりも、息を呑むほどに美しい光景の中にいる自分の姿に驚くだろう。実際の次元上昇(アセンション)の瞬間は、瞬(またた)きするほどの時もないほどに短い。あなたがある朝目覚めたら、すべてが変化していた。そしてそれが夢なのか現実なのかよくわからないうちに、初めの何日かを過ごすことになるだろう。

   さて、私たちの脳はどのように機能しているのだろうか。
   あなた方が脳を使うときに「私の脳よ、このように考えなさい」と指示することはないはずだ。つまり、脳は勝手に考えたり想像したりしているような状態にあるが、しかし脳は勝手に考えたり想像してはいない。

   もしあなた方の脳が、あなたの「感情体」とのつながりが強ければ、あなたの脳は絶えずその感情を刺激するホルモンを分泌するので、喜怒哀楽といった感情全般に振り回される現実をあなたのために創造するだろう。そしてもしあなたの脳が、「高次の自我」とのつながりが強ければ、あなたの人生は「すべての必然」のうえに営まれ、愛に溢れた経験をすることになるだろう。このように脳は、あなたが持つすべての意識に作用されて機能している。もしあなたの大脳に、「人からの評価を得なければならない」「人から愛されなくてはならない」というプログラムがあれば、あなたの脳は絶えず他人の意識の影響下で機能することになり、そばにいる人によって考えや思いが絶えずころころと変化するようなことが起きるだろう。つまり、脳はあなたの意識が送り出す信号によって機能を変化させているのである。

   1997年に、ロシア連邦南部にあるカルムイキア共和国の大統領が国営放送のトークショーに出演中、宇宙人が彼の自宅を訪問したと語ったことで話題になった。ロシアでは以前から、わりと公的な場においてもそのような発言はあったようで、宇宙文明との交流をかなりオープンにしている。今までの地球がまるで鎖国のように、閉ざされ続けてきたことのほうが、むしろ異常でもあり奇跡でもある。2012年12月22日の件も、実はマヤ暦やホピ族の暦が元になっているので、彼らの持っていた高度な知識や文明は明らかに、進化した宇宙文明との交流が生み出したものと捉えるべきものだ。

   しかしこれまで、宇宙の高等科学や先進文明は地球人たちに何をもたらしてきたのだろうか。それは残念ながら一部の特権階級の人々に、莫大な富と際限のない強欲さを満たすためだけの、科学技術と社会の仕組みをもたらしたに過ぎない。しかしそのことから眼を逸らし続けてきたのはあなた方自身でもあるので、誰一人被害者はいないのも事実だ。地球の鎖国を終わらせるためには、地球人たちが「公平さ」ということに目覚める必要がある。そしてそのためには、一人ひとりが自分の劣等感を手放さなければならない。なぜならコンプレックスこそが不公平を作り出し、互いに傷つけあう結果をもたらすからである。

   人間の意識が現実世界に捉われているあいだは、劣等感を拭い去ることはできない。私が2歳の頃、輝く姿で毎日現れて、人間の情動について講義してくれた観音(かんのん)は、「地球の人たちは、決して終わることのない劣等感のキャッチボールをしている」といっていた。この世界に公平で平和な社会を創造するためには、根深いコンプレックスを手放し、現実世界を超えた超意識の世界に焦点を合わせるしか方法はない。

   今後、E.Tに関するニュースはどんどん増えてくるだろう。
   それは2010年後半からは、今まで地球人に気づかれないように進めてきた準備も、本格的なテストをスタートしなけらばならない段階に入り、あなた方の認知が必要になってきているからだ。そして最近では、地球人にまぎれていたウォーク・インや、私のようなワンダラーの記憶が覚醒し始めている。これはさまざまな形で宇宙から地球にやってきた人々が、自分の役割を果たし、準備を始める時期に近づいていることを示している。場合によっては地球人を無事保護するためのテストとして、巨大なシップなどに連れて行かれる人もいるだろう。しかし脅威を感じる必要はない。先に述べたように、ある日を境に新しい世界に移行する人とそうでない人に分かれるのと同じく、必要ない人はUFOを見ることも、宇宙人と接触することもないからだ。

   宇宙文明の科学技術はほとんどの場合、地球のそれよりかなり進んでいる。
   このような技術を目(ま)の当たりにすると、大抵の地球人は圧倒されて、宇宙人が自分たちよりも優れているかのような気になるものだが、技術は単なる技術である。中には中立な愛を知っている精神性の高い存在たちもいるがそうでない人々もおり、すべての存在はあなた方と同じように学びと成長のプロセスにあることに違いはない。また私のようなワンダラーやウォーク・インたちも、地球に来たのはそれぞれの学びのためであって、決してあなた方よりも優れているからではない。ぜひこのことを忘れず、あなた方自身の尊厳を安売りしたり、劣等感を持つことのないように十分注意してほしい。このような思考の繰り返しは誰も望んではいないはずなのだ。

   さあ、今まで地球にしっくり馴染むことができずに、強いホームシック状態に陥っていたワンダラーたち、いよいよあなた方の時代がやって来た。この期に及んで、今さら自分のコンプレックスに悩んでいる場合ではない。あなた方には、やがて仲間を引き寄せ合い今までの学びや経験を分かち合いながら、自分たちが本来持っている計画を実践し始める「必然」が用意されている。また自分がワンダラーであることに気づかずに、ただ皆と共感できない自分に劣等感を感じて悩んだり、わけのわからないパニック症状に悩まされてきたりした人たちは、今、自分自身の真実を知るときが来ている。そして心を大きく開いて、自分の意識をどんどん拡大させて上昇させることによって、あなたの中に深く眠っていた記憶の扉が開かれるだろう。そして他のワンダラーやウォーク・インと同じく、自分の仲間を引き寄せて行動を始めるときが来ている。

   今、私はこうした仲間たちの覚醒を助けるための活動をしている。
   彼らの中には、宇宙からきた存在として遺伝子が目覚め人格が変化する人や、声や歩き方、趣味や嗜好、そして髪の色や肌の色、骨格まで突然に変化する人がいる。こうした変化や変容にも対応していけるように混乱を最小限にとどめ、自分らしさを受け入れていけるようにサポートし、自分の持ってきた計画が何であったのかを思い出すためのサポートもしている。

   すでに地球での経験が終わり、本来なら肉体を去ることで肉体を朽ちさせるはずの人が、新しく地球へやってくるE.Tのために肉体を提供するケースが増えてくるだろう。なぜなら人間の肉体は、生まれてから大人の肉体に成長し順調に機能するようになるまでに非常に時間がかかるし、訓練もしなければならない。しかし今からやって来る宇宙の存在たちにはそのような時間がないからだ。これまでもあなた方の周りには宇宙から来た多くの存在たちがおり、彼らはできるだけ地球人に気づかれないように息を潜めて生活していた。しかしこれからは、地球も宇宙へ向かって大きく門戸を開放していくことで、閉ざされていた時代が終わる。


       「アセンションの超しくみ」by サアラ(Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                          抜粋



     

   

新たな地球へ次元上昇する決意をしよう

   エジプトの壁画の中には「死と再生」「復活」の磔(はりつけ)の儀式が残されているが、これはイエシュア(イエス)の復活までのプロセスと酷似している。これは同じ意味を持つ儀式のプロセスをシンボル化した物語なので当然である。ではなぜイエスはゴルゴダ(髑髏どくろ)の丘の上で公然と磔(はりつけ)になったのだろうか。本当にすべての人の罪を担うためだったのだろうか。しかし、それが事実であるとする根拠になるものはただの一つも残ってはいない。

   この儀式は、まず7つのフィールドを降りて地上へやってきた者が行なう儀式であり、、降下するごとに身につけた法則や概念を手放して、何にも定義されない「空」、あるいは「神」そのものに戻るところから始まる。そのためにイエスは磔になる7日前にエルサレムに入り、7つのフィールドを象徴するそれぞれの門の場所で、適切なシンボルを使った儀式を行なっている。このことは聖書には書かれていないが、この「死と再生」のイニシエーション(儀式)はマスターになるための重要な儀式であり、それは今でも世界中の神秘学の学校や宗教における重要な秘儀となっている。

   私が古代エジプトに転生していた当時から、この儀式は行なわれていた。
   当時のエジプトの神秘学校は、イシスとその息子ホルスによって主宰されていたが、その厳しい修行の行程は絶えず死と隣り合わせのものであったので、私自身もその修行中に何度も死んでおり、実に38回もこの学校の修行者として同じ家系に転生している。おそらくいまだに私を超える劣等性はいないだろう。私はイシスから、「あなたは最初の弟子であり、最後の弟子でもある」といわれたほどであった。そんなに短い間にどうやって繰り返し転生することができたのかと疑問に思うかもしれないが、今から1億3000年前にすでにクローニングの技術があった。肉体をつくることは簡単であるが、難しいのはそこに魂を宿らせることなのだ。私の場合、魂はすでにあるので、私の両親は秘儀者として訓練を積んだ神秘学校の教師であったので、戻ってくる私の魂を宿らせるために、当然科学的な技術を駆使して母たちは何度も私を産んでくれた。

   あなた方は当時のエジプトやシュメールに対して、今よりずっと原始的な生活をしていたようなイメージを持っているかもしれないが、壁画やパピルスに残されているように、外科技術はもちろん、電気やコンピューター、核兵器や生物兵器などもあったし、UFOも造っていた。話を元に戻すと、エジプトの神秘学校では「死と再生」の儀式をするくらいのレベルになると、魂は自分の肉体を抜けて自由にどこへでも行くことができるので、あなた方が知っているイエスのように、奇跡といわれるような行為を行なうことができた。よってこの儀式において実際に殺されるようなことはなく、ただ肉体を構成している素粒子の振動数を上昇させることで、肉体ではなくカー・ボディと呼ばれる半肉体のような状態に移行する。

   一部の人々はすでに知っているようだが、イエスやマグダラのマリアはともに、この神秘学校の秘儀者であった。だからイエスが「死と再生」の儀式で何をしたかも私はよく理解している。つまりこのプロセスでは、地上に転生するにあたり「神」の意識から離れて7つのフィールドを下降しながら、それぞれのフィールドにおいて必要だと思われる概念を身につけてきた秘儀者が、今度は逆にそれらの地上の概念やプログラムなど、自分を守ってきたものや自分の権威を示してきたものなど身につけてきたものを捨てていく。

   次に磔(はりつけ)であるが、これは、出てきた初めの「ゼロポイント」に戻るために、次元上昇のトンネルを通過することを意味している。それは物理的次元における、魂の乗り物である肉体を脱ぎ捨てるという証しでもある。シュメールの神話でも同様のプロセスを、イナンナという天界の女神と、その姉のエレキシュガルという冥界の女神の話として残している。その中でも磔(はりつけ)の儀式が行なわれるが、エジプトでは特に肉体を切り刻むような行為をする。それは実際に切り刻むわけではなく、肉体を構成している素粒子のレベルが上昇して、物理的な肉体ではなくなることを意味する。

   ここで特に注意しなければならないことは、「死ぬ」ということは自分の肉体から魂が抜けて肉体を朽ちさせることであり、すべてを忘却することである。しかしこれは次元上昇(アセンション)ではない。キリストは磔にはされたが、実際には死んではいない。彼の魂は一度肉体を抜け出したが、魂不在の肉体が維持できるぎりぎりの期間肉体を去り、3日後には再びその肉体に還ってきたのだ。物理的次元においては、肉体を持った者が次元上昇(アセンション)するためには、肉体を維持しながらライトボディーに変容しなければならない。それはたとえ一時的に肉体を離れたとしても、肉体を維持し、自在に乗りこなすことが重要な要素なのだ。つまり、次元上昇(アセンション)するためには、肉体を構成する素粒子の振動速度を上昇させて、変容させる必要があるのだ。

   そして先に述べた経済不安や食糧難や天変地異などは、これまでのあなたを形作り守ってきた力の象徴を一つずつ剥ぎ取り、捨てていくプロセスそのものなのだ。東洋には次元上昇(アセンション)のシンボルとなる陰陽統合というものがあるが、この言葉が示しているのは、二極が統合したポイントに立つことによりこの世界、次元が終わることを意味している。終わらせなければ、始まらないのだ。イエシュア(イエス)は自分のことを「始まりであり、終わりである」と言っているが、それは「次元上昇(アセンション)を成し遂げた者」、「二極を統合した者」の意味であり、中立・統合はイエスの説く「愛」でもある。

   終わらせて、始めるためには、勇気を持って真実に向き合わねばならない。
   そして始めるための崩壊を受け入れることが非常に重要なことである。私たちは便利な生活を手に入れたために、自分自身の能力を使えなくしてしまうリスクを負ってしまい、小さな世界に閉じ込められてしまった。私たちはこの生活を捨てることができるだろうか。快適に温度調整された家の中で暑くも寒くもなく、夜になっても明るく、食糧はどこででも手に入り、歩かずにどこへでも移動できるような生活を送りながら、寒くても暑くてもまったく不快になることなく、食べなくても十分なスタミナを持ち、暗闇でもよく見通せるような人にあなたはなれるだろうか。いや、なろうともしないだろう。なぜならその必要性を感じるチャンスさえなかったのだから。

   しかし、一見このハイテクな暮らしの便利さは、実は恐ろしく不便な人間を作り上げてしまった。私たちは本来持っている宝の持ち腐れをしているのだ。仏陀にあってあなたにないものは何か。イエシュア(イエス)にあってあなたにないものは何なのだろうか。彼らマスターは、物理的にはあなた方と何も変わらない。ただ彼らは、自分の脳を100%使う方法を知っていた。そしてこれから起きる大崩壊は、あなた方の脳を訓練するために欠かせない必要不可欠なプロセスである。

   しかし心配する必要はない。
   サポートは常にあなた方に与えられているので、人間一人ひとりがすべてを自力で超える必要はない。ほんのしばらくの苦しさを通過すれば、あなた方の意識は宇宙へと引き上げられていくので、圧倒的な変化とともに忘却の彼方にあったさまざまな情報とつながるようになる。そうなれば肉体的な苦痛から解放されるだろう。そしてあなた方の仲間である宇宙文明の人々とも交信し合うことができるようになる。このときのために宇宙からは、地球に向けて多くのエールが送られ続けている。

   平行現実という言葉はあなた方がよく使う言葉であるが、そのようにこれまで限りなく何度も何度も、この地球が次元上昇(アセンション)しない現実を創造してきたのもあなた方であり、それはまるでオートリバース(自動再生)のCDから流れる音楽のように、何度も何度も同じところを行ったり来たりしているのだ。先に述べたとおり、宇宙の仲間の中で真実を知らないのは地球人だけなので、あなた方が気づくまで、他のすべての星や宇宙文明に住む住民たちは待っている。しかしマスターたちは、他の存在たちは待っている間に、待たされていることもすべては必然であることを学んだといっている。このまま何も起きなければ、人間は変化することはできない。変化しないということは、これまでのように自分自身の恐怖という怪物から逃げ続け、従属的で隷属的な生涯の経験の転生サイクルから抜け出ることができないことを意味する。

   転生と聞くと大抵の人が、今度は2060年くらいに生まれて来ると思うのではないだろうか。しかしながら、転生は未来になるとは限らない。たとえば今回1970年代の地球に生まれてきて、今回の計画を終了することができなかった場合には再びチャンスを待ち、同じく1970年代と同じような状況に生まれてくる。そして、「あー、これどこかで見た気がする」、「この人、知ってるような気がする」「これからきっと、こうなっていく気がする」などというのだ。今までにもデジャヴがあったり、これから何となく大変なことが起きる気がする、など思ったりしたことがある人は、当然、今回のこの時代の地球はもうすでに何度目かのチャレンジなのだ。記憶がないことが、せめてもの救いである。

   どうぞ勇気を持って自分の恐怖と向き合ってほしい。
   そしてあなたの魂が同意したこの筋書きをクリアしていこう。そのために必要なすべてはあなたの中に準備されている。恐怖とは不思議なもので、現実に起きる前のぼんやりとして予測できない状態にあるときが一番恐怖なのだ。しかし実際に起きてしまえば対応に追われて怖れている暇はない。このようにして、これまで地球を支配し、神々と呼ばれてきた存在たちは、人間の恐怖を使うことで人々をコントロールしてきた。その結果、人間は実際には怖くないことでも怖いと感じるようにプログラムされてしまった。そしてこのプログラムこそが、今、人間の進化を遅らせる最大の足枷(あしかせ)になっている。なぜなら恐怖という意識の状態は非常に低いエネルギーのレベルにあり、よってこの恐怖心がある以上、人間はいつまでもコントロールされることから逃れられず、支配され続けることになるからである。

   抜け出ることのできない輪廻転生とは、川の流れの中にできる淀み(よど)みのように、流れから逸れてくるくると渦を巻き、いつ出られるともわからない状態のことである。そしてこのまま寿命が尽きて死ぬか、あるいはカタストロフィーが起きて死ぬ現実を創造すれば、再び記憶は失われて川の流れの淀(よど)みに閉じ込められたまま、抜け出せない輪廻転生のサイクルに飲まれていくことになる。しかし勇気を出して川の本流へ合流するために厳しい現実を経験することが、転生のサイクルから解放されたときの考えられない至福を得るためであれば、大したことではないと思えるだろう。

   どうか、あなた自身が出てきた源である宇宙の中心の計画を信頼してほしい。
   そしてあなた方を待つ宇宙の仲間たちも、地球人の決断を待っている。なぜならあなた方の自由意志は守られているので、あなた方が決断するとき初めて援助し始めることができるからである。決断するためには、まず人の意見に左右されることなく、自分自身の内部において選択しなければならない。一人でも多くの人が勇気を持ち、地球が新しく生まれ変わるために清算しようと決意し、第3章で挙げたような筋書きに従い7つの扉を通過していくことは、多くの人に影響を与え、やがて同じように何人もの人々が決意していくことになるだろう。このようにして、それぞれの魂が本来の計画に沿って変化していくことで、新しい地球に移行していけるだろう。


       「アセンションの超しくみ」 by サアラ (Saarahat ワンダラー)ヒカルランド

                           抜粋



       
   
      

真の満足を得る決意をするとき道は開ける

   これから先に待ち構えている数々の困難についての話に、ここまで勇気を持って目を通し心を傾けてもらったことに、まずは心から感謝したい。あなた方がこれから直面する出来事は、決して悲惨なことでも残酷なことでもない。ただ、平和な状態の中には決して出現することのない偉大さのために、あなた方が勇敢にも選択した現実であることをここで再びお伝えしておこう。今回の次元上昇(アセンション)について深く理解するためには、もう少し全体のことを知っておく必要がある。

   私がようやく自分自身の幻想ゲームに夢中になっていたことに気づき、エゴを返上し、内なる神とともに生きようと決心した後のある日、宇宙のセントラル・マスターであるメータックスは突然私の前に現れた。宇宙神であるセントラル・マスターたちは女性でも男性でもない。しかしそれぞれの個性とも言える意図を持っている。とりあえずマスター・メータックスを彼と呼ぶことにして話を進める。そして彼は私に、「あなたは今までゲームに夢中になり過ぎて、すべてを忘れてしまった。一度還って来るように」と言った。そして、かなり刺激的な体験をして宇宙のセントラルに召還された私は、多くの教えを受け、たくさんの訓練を受けた。それらの一部を、この章であなた方にお伝えしておこう。

   「神は、初めに自分自身をふたつに分け、それを自分と、自分以外のものと定義した。」この言葉は「聖なる二分法」と呼ばれていて、それは同じように(神から出た)「空(くう)」がゼロポイントを創造したことを意味している。そしてゼロポイントとは「空」の重複、つまりコピーであるので、「空」と同様に自分自身を知ろうと思いつき、「反射ポイント」を創造した。(図を参照)これが三位一体の原理である。

   そしてこの三位一体は「空」から次々と新しい可能性を創造し、第2章で述べた7つのフィールドを展開してきた。ここで重要なポイントは、はじめ「空」は何もないように見える闇の広がりであるが、何もないと説くのはそこが4次元の物理的な次元であるからだ。そして実は、そこはすべてを顕在化させる可能性を持った「空」である素粒子で無限に埋め尽くされている世界なのだ。「空」なる素粒子は、地球の科学ではまだ発見されていないので定義することはできないが、「無の素粒子」として存在することが仮定されているので、CERNの巨大な加速機で見つけようとしている(ヒッグスと名付けられた)素粒子と同一と考えてよいかもしれない。

   マスターたちによると、この宇宙は「ドロドロのスープ状」であるという。
   つまりそれは「空」なる素粒子が埋め尽くしている状態であり、それは質量を持たない状態にある「無」という素粒子で、ご主人がランプをすって呼び出すのを、暗闇でじっと待っている壷の中の魔法使いなのだ。そしてあなた方はその「空」のコピーとして顕在化した形で壷の外ともいうべきセントラルの外に主人として存在している。そしてこの素粒子は特定された誰かのものではなく、すべての存在たちが自由に使うことができるものだ。つまり地球にいるあなた方だけでなく、他のどんな存在や意識存在であっても、すべてを叶えてくれる魔法のランプを持っているというわけである。

   すべてのものはどこに存在していても、どんな形態を持っていても、それは(神から出た)「空」でしかあり得ないので、必然的に自分自身を知ろうとする衝動と、そのための創造性を持っている。つまりこの宇宙のすべての意図は例外なく、「空である自分のすべての可能性を知りたい!」のである。そしてポジティヴやネガティブな可能性の両方を知るために、二元的な二極の世界が創られてゲームが行なわれてきた。しかし(神から出た)「空」はこれまでのゲームを終わりにして、まったく新しい可能性を創るために新しい宇宙を展開しようとしている。そのために7つのフィールドを畳み込んですべてを収束させ、新たなフィールドを1から展開させる意志を決定している。

   これからあなた方が経験するプロセスは、最大の加速期ともいうべき最も混乱した苦難に満ちたプロセスでもある。しかしどんな場合であっても、偉大さとは混沌の中からしか生まれないのだ。今回の地球を含む宇宙の次元上昇は、ひとつの意識や、ひとつの魂のグループが次元上昇したりするようなものとはまったく異なる。今回起きることは、7つのすべてのフィールドが宇宙の中心を通過するものである。これは宇宙的には12のエリアをもつ12の銀河連邦すべてが次元上昇することであり、言い換えると、3~8個くらいの銀河を含むエリアが144個集まった巨大宇宙が、すべて一瞬のうちに宇宙の中心であるセントラルに吸い込まれ、一瞬のうちにまったく異なる7つのフィールドを展開し始めるということなのだ。これは、宇宙創成以来初めてのことであり、この宇宙が一度も経験したことのない、宇宙全体のチャレンジなのだ。

   宇宙がかつて、まるで爆発したかのように猛烈なスピードで7つのフィールドを展開しながら広がっていったのとは、全く逆の現象がすでに始まっている。そのために地球や太陽系や天の川銀河だけでなく、他のすべての星や銀河などの意識存在たちも大きな影響を受けている。その中で地球人だけが蚊帳(かや)の外のような状態にあり、これらの真相をまったく知らされていないのである。そのために当然地球人は、そのような宇宙の中で不調和に存在している。他の宇宙文明の存在たちのほとんどは、すでに準備万端の状態にあって地球を見守っている。しかしすでに地球には、4次元的な権力ゲームを継続することを望む宇宙存在がいるので、彼らは何とかして地球の次元上昇(アセンション)を阻止しようと必死である。

   地球ではフリーエネルギーに関する発明や技術、癌やHIVなどの病気を治療する画期的な方法など、副作用のない医療や、ストレスを削減するためのシステムなどさまざまなものがすでに優秀な学者や研究者によって発見されているにもかかわらず、そのどれもが人々に使われることなくほとんど消えてしまうが、それはなぜだろうか。

   あなた方が何とかしなければと考えるようなもののほとんどは、つまり環境問題やエネルギー問題、医療、経済の問題などの対策はすでに発見され、発明され、開発されている。商品化する準備がすべて整っていたものが多くある。しかしそれらがあなた方の社会に現れることがないのは、権力を握り続けることを望む、コントロールゲームを非常に好む宇宙からきた存在たちと地球人たちが、これらの開発を必死で食い止めているからである。彼らのその手段を選ばないやり方を見れば、彼らがいかに死に物狂いであるかを物語っている。

   しかし、実は彼らに限らず、あなた方自身もこのゲームを終わらせたくないと思っているのだ。あなた方が持つ潜在的なプログラムである相対的な価値感、たとえば優劣の概念や競争意識やプライドなどは、ゲームには非常に重要な要素である。しかしプライドがなければ向上心は培(つちか)われず、優劣の概念なければさまざまな感情を経験したり学ぶことも難しい。これらの利点があることは確かであるが、その反面これらの経験の継続は、社会的、個人的にさまざまなストレスを生み、不調和を生んでいる。

   ここで少し自分自身の日常を振り返ってみてほしい。
   あなたは自分の仕事や、人間関係や住環境などに満足しているだろうか。なんらかのストレスを抱えていないだろうか。たとえば将来の収入に対する不安や、自分の肉体的、精神的な健康に関する漠然とした不安などのことである。これらのストレスが継続的、あるいは断続的に続くと、あなたの脳は常に副腎皮質ホルモンの一種であるグルココルチコイドを分泌するように指令を出す。そしてこのホルモンが出ると、気持ちが落ち着き気分がよくなる。それだけならよいがあなたはいつしかこのホルモンに依存し始め、グルココルチコイドが欲しいがために、ストレスを生むような現実を潜在意識が創造し始めるのである。だからそのために、あなたはストレスの多いその現実に見切りをつけることを望まず、新しい現実を創り出すチャレンジをする気にはまったくならないのだ。

   このようにして、人間の社会はいつまでも真の平和というものを遠ざけるので、不均衡で不調和な状態が延々と続いてきたのだ。このように実は、他の誰でもないあなた方地球人の大半が、まだこのゲームを「終わらせたくない派」なのだ。毎日が心配だ、不安だといいつつも、グルココルチコイドの中毒から抜け出すこともできず、また多くのちょっとした優越感はあなた方にとっていまだに心地よいものなのである。

   このような状態が続く限り、他の宇宙の仲間を待たせ続けることになるだろう。
   しかし誰も、迷惑に思ったり残念がったりしてはいない。すでに次元上昇の準備を整えた宇宙文明の多くの存在たちは、すでに新しい世界を知っている。そしてマスターたちのいう「進化は必然である」ことをよく理解しているので、何も心配することはないことも知っている。彼らは、すべてが完璧であるという宇宙の「愛」を経験した存在たちなのだ。

   そしてこれからあなた方が経験していく試練をとおして多くの執着を捨て、新しいビジョンを持てるようになることも彼らは知っている。この愛にあふれる仲間とともに新しい次元に移行できることは、あなた方にとって本当の意味での誇りであるといえるだろう。これらのことを理解し、自分や他人を評価する相対的な価値判断を捨て、強い意志を持って真の満足を得る決意をするとき、地球人の意識をこの次元に閉じ込めようとする干渉は起きなくなるのである。


      「アセンションの超しくみ」 by サアラ 〔Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                          抜粋


     

すべてを「必然」と受け止めて生きよう

   あなた方が現実だと思っているものが、実はコントロールされた社会意識が作り出す幻想ゲームだということを仮に理解したとして、それではどうやってその世界から抜け出せばよいかということが、あなた方の次なる最大の難関であろう。この問題の解決方法は、自分自身と思っていることの範囲の中で何も望まないことである。たとえば、お金が必要だ、優良企業に就職したい、結婚したい、素敵な恋愛がしたい、安定した生活をしたいなどの、誰もが普通に望んでいることや、あるいはさまざまな野心や野望などのことであるが、それらをひとまず置くことである。

   まず、「すべては必然」という概念の中に、自分の自我意識やエゴ意識を深く沈めてみるとよい。そして、あなたのところに来たすべての話には必ず「イエス」「はい、いいです」という答えを出す。このとき重要なことは「徹底する」ことだ。つまりあなたのエゴ意識が何かを判断する必要はなく、成功することも、失敗することも自分自身に許可することを指している。だがこれは難しいところで、誰でも失敗をすることは辛いと感じるので、できるだけそれは避けようとして生きている。しかしその中で、勝ち目のない戦いに自ら参加する人はよほどの人であると言える。

   そしてこの「よほど」こそが、あなたを一気に新しい量子場へと引き上げてくれるのである。あなたが、自分の内に宿る神の霊に完全にすべてを委ねることができれば、それによって起き始めるどんな奇跡ももはや奇跡ではなくなり、それらはあなたにとって当たり前のことであり、あなたは神の国に生き始めるのだ。

   私はこの物理的次元に人間としての肉体を持っている。
   その初めには、人間として生きるための訓練をしてきたのだが、少しづつ人間の世界に慣れるにつれてさまざまな欲求が芽生えてきた。その欲求は満たしても満たしても新たに欲求が芽生え、それは恐ろしいほどで欲求というものは尽きることがないことに気づいた。そしてようやく、私は思い出した。私は自分の貪欲さを満たし、それに振り回されるゲームをしにきたわけではないことを。そして、自分自身に誓った。「私は今この瞬間からすべての瞬間において、自分の内に宿る神の霊である意識のままに生きる」と。そしてやがて私の人生は180度転回することになった。私の内なる神の霊である意識は、私のエゴ意識にとってはまったく意外なことを望んでいたのだ。魂の意志に従って生きる結果、それらが引き起こすどのような現実を経験することになっても、不思議なことに自分のエゴ意識には違和感や不自然さはなく、むしろ非常に自然な感覚と必然という中にいる静かな安らぎが感じられたのだ。

   今、生きることに夢中になっている人は、より早く自分自身のエゴを静めて休息させ、あなたの内なる魂の目覚めを促してほしい。適切にことを進める迅速さは、今はとても大切なことである。まず、あなたに起きてくることはすべてが必然であると捉えることである。しかしこれまでの長い間、あなたの意識の中ではエゴ意識がすべての陣頭指揮をとってあなたの人生を創造してきた。自分は創造したわけではなく、成り行きでそうなっただけ、という人がいるかもしれないが間違いなく、あなた方の意識が自分の現実を創造しているのだ。

   そのうちに、あなた方の意識の焦点を合わせる力によって、意識が現実に投影して実現されるまでの時間が短縮されるようになる。それは別に期待しているわけではなく、何となく望んだことがすぐ実現化するのだ。疑いを持たずに思考することで焦点が合わせやすくなるが、その逆に、一般的にあなた方の思考は自分の希望することを疑ったり否定しながら現実を創造しているために、自分の望まない現実が実現化されやすい。そして先に述べた「すべては必然で、自分には神の霊が宿っている」という考え方に切り替えても、実際には望まない状況が続いたりする。そして自分に神の霊などないのではないかと不安になり、すべてが疑わしくなってくる。しかしそれは単純に、過去の思考が実現化されている
ためで、あなたのやり方が間違っているわけでもなく、私が嘘つきなわけでもない。

   むしろそこからが重要なことで、自分の内に存在する「神の意識」との信頼関係を築くためにあなたの強い意志が必要になってくる。「信じるものは岩をも動かす」の理屈であり、何が起きてもあなたの取り組みを諦(あきら)めることなく、そして何が起きて来ても疑ったりしないことである。「思考は現実を創造する」ので、疑った時点で振り出しに戻ることになる。上手くいっているときに継続するのは簡単だが、何度やっても思うような結果が出ないにもかかわらず、同じやり方を貫くのは非常に難しいことであるのは十分理解できる。だからこそ私たちはメンタルトレーニングをしなければならないのである。

   心理的・感情的・精神的なメンタルトレーニングをしなければならない事項をまとめておこう。
   sun 何が起きても、その現実に惑わされることなく、それを受け止める力を養う。
   fuji 自分に対し、また現実に対する不安、疑念、恐怖などの感情を克服する力と知恵を得る。
   club 自分の魂の目的を明確にする。
   wave 目的に向かうために、何に取り組むべきかを考えるための冷静さや客観性を養う。

   以上、主な部分を箇条書きにしてみたが、この「幻想ゲーム」から抜け出るためにはこのプロセスを通過する必要がある。そして繰り返して言いたいことは、「諦めほど無益なことはない」ということで、これはあなた方がおかし易い大きなミスポイントでもある。

   さて、あなた方が一番低い周波数の世界を抜け出ると、自分がたくさんの概念に縛られていたことに気づくだろう。その一つは、実は人間は食べなくても生きられるということである。人間の体の大きさや消化器の大きさ、消化システムについて考えてみると、現代人の多くが食べ過ぎることで病気を引き起こしていることがわかる。胃は人間の臓器の中ではそんなに大きなものではなく、肝臓に比べるとずっと小さく、たとえ半分になっても人間は生きていられるし、最悪全部摘出しても食べるという不便の支障は出てくるが、生きることそのものには問題はない。

  では神秘的な臓器ともいえる腸についてであるが、腸の長さは身長よりもはるかに長く、大体7~9メートルあり、この腸には脳と同じ神経細胞ニューロネットがある。消化作用として胃で溶かされた食物を腸壁から吸収するが、腸壁には樹状突起といわれるものがあり、腸の壁は非常に大きな面積を持っていることはあなた方も知っているだろう。その腸の壁を全部広げてまっすぐにピーンと伸ばしたとすれば、それはテニスコート一面ほどの広さになる。こんなに吸収面が広いのは多く食べて吸収するためだろう、と考えるのは早とちりである。

   それは同じように、広げて伸ばしたら大きく広がる形状を持つ脳と同じである。
   なぜこのような形状を持っているかというと、腸は脳よりも先にできた原始的な「脳」だからである。そして頭部にある大脳や中脳、小脳と同じように、腸にも十二指腸や小腸、大腸に分かれていて、厳密にいうとそれぞれが異なった次元へ働きかけることが可能なのだ。このように非常に繊細で精密に作られている。そして人間にとっての腸は、実は第二の脳であり、量子的神経伝達をする機能を備えている。ところが、現代人の腸壁には汚物がべったり張り付いている悲惨な状態である。

   これから起きる宇宙での一大イベントに向けて、地球自身の意識やエネルギーが大きく変化していく。それに伴いそこに生きる人間の意識にも変化が起き、あなた方のつながれる量子場は次第に周波数の高い領域になっていく。それに対応して、これまで使われてこなかった脳を使うようになり、今までは分泌されなかった新たなホルモンや脳内化学物質が分泌され始める。そうなると、これまでとは異なる質のエネルギーが地球やあなた方の肉体やオーラを循環するようになり、出力も高くなってくる。そして腸は、本来の用途で使われ始めることになる。しかし今のままでは、あなた方の腸はとてもそのような機能を果たすことはできない。

   現在世界中には、すでに食べないで生きる不食の段階に入る人々が出てきている。
   人間は本来食べることを通して食物のエネルギーを取り込んでいるが、この場合のエネルギーは熱量ではなく、いわゆるプラーナと呼ばれるようなエネルギーである。そのため食べたものから使える栄養を吸収して、それ以外のものは排泄しなければならない。このような作業にも実はエネルギーが必要だ。よく病気をしたときに食欲がなくなるのは、消化したり排泄することに使用されるエネルギーを少しでも温存し、効率よく吸収する方法に機能が切り替わるためである。いうなれば労力のかかる手動発電機から、自動的に供給される便利なフリーエネルギーに切り替えるようなものだ。

   おいしいと感じられるものを食べることは、物理的次元を経験している人間にとっては大切な感覚であり、豊かさの一つでもあるので悪いことではない。しかし人を幸福にする行為であったものが今や臨界点に達しており、度を過ぎて食べることに依存してしまった結果、病気を作り出すまでになっており、ここで中立なポイントに戻さなければならない時にきている。まさにあなた方は食べるために働き、努力し、忍耐し、多くの労力と時間を注いできた。そして、人間は食べなければ死ぬと教えられ、実際に大飢饉や餓死した人の話も聞いてきた。しかし今のあなた方には信じ難いことであるとは思うが、これらはすべて作られたプログラムである。

   「プラシーボ効果」というものを知っていると思うが、それは非常によく効く薬だとして医者から偽薬を渡されると、それを信じて服用した人の症状が実際に改善されるというものである。実際には偽薬なのであり得ないことなのに、人間の思い込みが効果を作り出し、つまり人間の思い込みという思考が、効果という現実をつくっていることを現している。このように人間は食べなければ栄養失調で死ぬと思い込んでいるので、実際に死んでしまうのだ。

   そしてこれから起きる食糧難は、一つのイニシエーション(秘儀・通過儀礼)となるだろう。つまり、食べられない恐怖に打ち勝って、自分自身の中にあるプログラムを書き換えるための大切なプロセスとなるのだ。

   今はまだ十分に食料もあり、冷静さを保っていられるときにこそ、これらのことについてよく考え、覚えておいてほしい。人間は食べなくても健康に生きることができる。それどころか脳は活性化し、感覚は冴えわたり、今まで発揮したことのない能力が覚醒するのである。


      「アセンションの超しくみ」by サアラ (Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋


   

  

精神に異常をきたす人と覚醒する人

   あなた方も気づいているように、地軸変動自体は数年前から始まっているが、地上で私たちが知覚できる現象としては2010年から本格的に始まっている。地球の地軸はセントラルに向けて引き寄せられるように傾いており、これは全宇宙に流れる磁力線の方向が変化していることを意味している。そして上のごとく下も然りで、地球を含む天の川銀河だけでなくたくさんの銀河が同じような状態にあり、多くの星や多くの太陽が異常な活動を起こし、星の軌道が変化している。よって温暖化や地殻変動などが起きているのは地球だけではないのである。

   宗教家や霊的な指導者、あるいは情報の発信者たちの中には、これから地球に起きる大惨事は人類の責任であるとか、人類の罪の代償として受け入れなくてはならないというようなことを言う人がいるが、決してそうではない。ただ単に古いゲームが終了するべき時が到来し、すべてを一度「空」(くう)というフィールドに戻す時が来ただけなのである。

   まだ大きな報道はないようだが、今富士山の火山活動は非常に活発化していて緊迫した状況にある。富士山は1707年12月16日の「宝永噴火」以来、300年間もまるで死火山か休火山のように静かに眠り続けてきた。しかしそれはあくまでも地表から見た富士山の状態でしかない。富士山は十万年もの間断続的に噴火が起きており、地下ではマントルから絶えずマグマ溜まりに新たなマグマが供給されてきたと考えるのが自然である。そして2000年頃から急速に富士山の低周波地震が増え、火山活動が活発化していることがわかって以来、あわてて科学的な調査が進められているが、複雑なプレート構造にある富士山のマグマの状態は実態をつかむのが難しいようだ。そして当然、巨大な火山が噴火する前には何らかの予兆現象が起きるはずで、その予兆現象でさえすでに大きな災害を巻き起こす可能性がある。

   ちなみに宝永噴火の前の宝永地震では、2万人以上の死者が出たと記録されている。また今活動が活発化しているのは、単なる火山活動の自然なプロセスというものではなく、すでに述べたように地殻変動に伴うマントル層の動きに起因するものである。よってもし、巨大な富士山が噴火すれば、連鎖的に次々と日本列島の火山が噴火する可能性も予測しなければならない。そうなると地下水は干上がり、空一面を火山灰が覆い、太陽光は遮断され、地面や川に降った火山灰によって二次、三次的被害が続くことになり、当然、農作物にも大きな影響が出る。

   先日、お米の生産者協会から年賀状を受け取り、私は身が凍るような思いをした。その内容はロシアを初めとする12ヶ国がすでに、自国民の食糧確保のために食糧の輸出を止めているというものであった。輸入で成り立っている日本が食糧を輸入できなくなると、食糧自給率が40%を下回る日本ではおよそ8000万人分の食料が不足することになる。しかしこれは天変地異による大災害が起きなかった場合のことであり、富士山だけでなく今後地球規模でどこに起きるかわからない状況で、もしそうなればいっそう深刻な食糧難となり、多くの人が飢えに苦しむことになる。最悪の予測をすれば、地球はおそらく何年間も太陽の当らない世界となり、強風と干ばつと長雨、そして火山がもたらす毒性の高いガスや放射能などにまみれて、生命の危機的状況になるだろう。

   このようなことをダイレクトに伝えるのは心苦しいことである。
   しかし何度も述べているように、これらのことは私たちと宇宙のすべてが同意の上で計画したことであり、新しい地球を創造するために必要な筋書きなのである。そしてこれを経験するのは地球だけではない。何よりもあなた方に思い出してほしいことは、この非情なほどの状況を乗り越える能力が、あなた方には十分に備わっているということなのだ。

   大艱難の中で精神に異常をきたす人々と、霊的に目覚める人々の二極化が起きる!
   
さて、これらの状況は次々やってくるが、まず自分自身のメンタルを管理することについてもう少し詳しく説明しておく必要があるだろう。

   太陽光が遮断されることは、人間のさまざまな機能に影響を与えることになる。
   太陽が人間の脳の松果体に影響を与えていることは述べたが、松果体はすべてのDNAに指示を与えるいわば司令官のような役割をしている。またそれ以外にも、松果体は人間の精神状態にとって重要な役割を持っているので、それを機能させるためには、太陽光や太陽からの信号が必要である。

   あなた方がよく知っているメラトニンやセロトニンという神経伝達ホルモンは松果体が分泌しており、それらのホルモンは太陽や電磁波の影響によって左右されている。それは概日リズムと呼ばれているもので、目の網膜から太陽光が順調に吸収されることでセロトニンが分泌される。そしてこのセロトニンは俗に癒しホルモンなどとも呼ばれているが、それは人間を覚醒させ、行動を促し、過剰に分泌された興奮ホルモンやドーパミン、また不安ホルモン、ノルアドレナリンなどを抑制し、情緒を安定させる効果を持っている。つまり、このセロトニンが分泌されなければ人はより攻撃的になり、恐怖心や不安感がより強くなり、さらに思考力や集中力、認知力などが低下し、適切な判断力や行動力を失うことになる。

   また網膜から日光が吸収されなくなると通常はメラトニンが分泌されるが、メラトニンはセロトニンが原料であり、セロトニンは体内では生成することのできない必須アミノ酸の一つであるトリプトファンとビタミンB6によって合成される。ということは、太陽光が届かないうえに食糧難となると、通常の状態ではセロトニンもメラトニンも分泌されないということである。また人間の免疫力や筋肉の働き、骨の生成と関わり、インスリンの分泌の調整をしているビタミンDは食品からも摂取できるが、太陽の紫外線B波を皮膚から吸収することで体内で生成される。しかし太陽光も食料もなければビタミンDの欠乏に陥る。

   さて、食糧難になり、戦時中の日本人のように食べるものが不足して栄養失調の状態になると低血糖になり、グルカゴンが過剰分泌され、また攻撃性ホルモンのアドレナリンや不安ホルモンのノルアドレナリンが過剰分泌されるので、精神が著しく不安定になる。今はまだそれほど深刻な状況ではないにしても、経済的なダメージやすでに始まっている異常気象の変化などにより、不安感を抱いている人々が増えている。この先状況が深刻化して食料が手に入らないという状況になれば、人々の精神は正常ではなくなる事態を予測しておく必要がある。そして、そのような状況下でも正気を失うことなく、今の次元を移行していけるだけのあらゆる準備を始めておかねばならない「時」に来ている。

   これらの自然災害の影響を少しまとめておこう。
danger 各地で起きる地震は経済的な崩壊を招き、復興のめどが立たないままに不衛生な環境の中で、人々は不安やストレスから暴動行為などを起こし、治安が極端に悪化する。
danger 多くの火山の噴火は津波や地震を起こし、空中の火山灰が太陽光を遮断することで人や物の輸送は途絶え、再起の見込みのない経済的ダメージを与えるとともに、地表は寒冷化し、農作物そのほかの生態系にも大きな影響を与え、深刻な食糧難となる。
danger 細菌やウイルスの蔓延に対し抵抗力が低下した人々は感染し、栄養失調から病気が多発し、ホルモンバランスが崩れ、極端なストレスを受けることで精神が衰弱し、正気を失う人が急増する。
danger しかしその反面、それぞれの段階で着々と準備を進め、意識の新しい領域に進んでいく人々は、魂の仲間を互いに引き寄せ合い、すでに準備しておいた安全な場所に、すでに存在している新しい地球とアクセスし始めるだろう。

   これから後、あなた方一人ひとりは何を選択すべきかを明確にし、それにしたがって準備していかなければならない。ここで、あなた方に忠告しておく。あなた方はこれまで大勢に依存する習慣がついている。つまり、あなた方のこれまでの生き方は、多くの人々が選ぶものを選び、多くの人々がとる行動こそ間違いないとして選択し、他人の考え方に依存することで生きてきた。しかしこの習慣化されたパターンを打ち破らない限り、あなたが次のゲームの舞台の上で、すべての人が豊かで健康でそれぞれが満足し、幸せに満ち溢れた世界を創造し、体験することはできない。

   これからやってくる暗黒の世界からあなたを救い上げてくれるのは、あなた自身の魂である。あなたの周りのすべての人は、このような話を受け入れてくれないかもしれず、家族にはあきれられ、あなたの精神状態を疑うかもしれない。しかしもう躊躇している暇はない。すぐにすべての人が今後の天変地異は当らない予言でも、おとぎ話でもないことに気づくだろう。でも、すべてはそれからでは遅すぎる。少なくとも、この本に出会うことになったあなた方は、それに備えて準備をしておくべき人々だと言える。

   さて、ここまできて今後の地球の状況を知ると、とても生き抜くことは不可能だと誰もが考えるだろう。そして前に述べたように、そのような状況下で生きようとすることは傲慢だと考える人もいるだろうが、それも一つの選択である。しかし多くのマスターたちは、今まで地球が経験してきたどんなカタストロフィーの中でも、自分の意識を途絶えさせることなくここに存在し続けてきた。そしてあなた方もまた、マスターたちと同じ能力を備えている。ただその能力は長い間抑圧され続けてきたので使われたことがない。そして今まさに、それを目覚めさせるチャンスが来ているのだ。

   では具体的にホモサピエンスという人類は、どのような機能を持っているのだろうか。
   それらの知識は密教や道教、あるいは神秘主義と呼ばれるような教えや思想の中で説かれてきたが、これらの真実を弾圧しようとする政治的な力はこれまでのどの時代にも存在してきた。そしてそのような情報や知識があなた方に届くことはなく、そういう能力はカルト集団の教祖が使うと考えたり、黒魔術的なイメージや、あるいは特別な能力を持った人だけが苛酷な修行で身につける力だと考えてきた。そして、そのように考えるのが当然で自然であるとして、意識的な操作が行なわれてきた。

   しかし、事実は違うのである。
   つまり、ホモサピエンスという形で脳を持っているならば、誰であってもマスターレベルに到達することが可能なのだ。ただ、今のあなた方は、あらゆるコントロールされた社会意識の洗脳を受けているので、そのようなあなた方にとっては非常に難しいと感じるのも当然である。たとえば「現実」というものが、あなた方にとっては何より重要な要素であろう。つまり、幸も不幸も「成りゆき次第」ということで、起きてくる出来事に翻弄されることを指す。しかし、まさにこれこそがコントロールされた社会意識が生み出すものであり、私たち地球外存在のE.Tから見ると幻覚症状に悩まされている状態なのである。

   人々は希望どおりの企業に就職できたら嬉しいと感じる。
   しかしその企業の勤務内容が予想以上に厳しいとつらいと感じたり、憤ったり、悲しんだり、がっかりしたり、落ち込んだり、憂鬱になったりと、瞬間、瞬間を絶え間なく会社内の出来事に反応する。またすでに述べたように、人間は生きるためにそれほどの努力は必要ないということを理論的に理解したとしても、「そうなのか!」、とすぐさま仕事を辞め、現実的に働かずに生き始める人はほとんどいない。

   あなた方が具体的だと考えて捉えている「現実」は、実は単なる幻なのだ。
   わかりやすく言うとテレビゲームである。子どもたちはゲームに夢中になると、母親が呼ぶ声も聞こえなくなり、ついにテレビの電源を切られて、「いい加減にしなさい、食事だよ」などと言われ、しばし呆然としてからようやく頭の中が自分の置かれている状況に切り替わる。これはあなた方が現実という「幻のゲーム」に夢中になっている姿と同じだ。そして残念ながら、テレビゲームに夢中になったまま人生を終え、引き続き転生のサイクルを繰り返すことになり、何度も何度も母である魂が声をかけても気づかないのである。

   そういわれても何のことだかわからず、わかっているようで理解できていない人々が非常に多いのである。これは「現実」というものがすべてであるという「洗脳プログラム」に基づいているからであり、この一番低い周波数帯域の量子場に没頭してここに意識がつながれているからだ。つまり、ゲームに夢中になっている子供が、ゲーム上のキャラクターになりきっている状態である。そしてあなたの意識がこのような量子場に生きている限り、人間の本来の能力が発揮されることはまったくあり得ない。なぜなら意識とはエネルギーであり、そのエネルギーが脳を機能させているからである。


      「アセンションの超しくみ」 by サアラ 〔Sarrahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋



        

変化を受け止める強いメンタルをつくろう

   さて、生きることを選択したあなた方は、もう躊躇(ちゅうちょ)したり迷うことなく突き進むしか道はない。いよいよあなた方の計画を実行に移す時がやってきた。あなた方が次に取り組むのはメンタルの面である。そしてそれに対して教材として与えられる現実は、ひとことで言うと「人為的災害」だ。この内容は大きく分けて二つあり、一つは貨幣経済によるマネーゲームが終わることで、生物兵器や人工的な地震、気象操作などで人々を脅(おびや)かす行為である。そしてもう一つは、経済不安や社会不安などが募(つの)ることで生活を脅かされる恐怖や、パラダイムシフト(枠組みの変化)について行けない人々が抱える、精神的ストレスによって起きるパニックであり事件である。

   生物兵器や気象操作、人工地震などについては今に始まったことではない。
   当然、それらが目的とする第一のものは経済であり、次に政治的目的が挙げられるが、もうひとつ重要な目的は、人々の恐怖心を煽(あお)ることで彼らの思い通りに人々をコントロールするということが挙げられる。米国では911事件以来、国民の人権は奪われ、護身用に適切ということで人体にマイクロチップを埋めこむ動きが始まっている。しかしこれは彼らにとっての準備段階で、一般の国民が護身用と考えることで管理されることに抵抗をなくす狙いがあった。そして今は、バーコードの導入で人間の完全管理をしようとしており、こうして彼らの人間家畜化計画は着々と進められている。

   しかしこのような行き過ぎた行動は、かえって多くの人々に不信感を抱かせることになるので、欺瞞(ぎまん)に満ちた社会構造がより一層曝露されることになる。そうなれば当然、別の動きに力を入れるだろう。これまでにも多くの人々が、人類を支配しようとする力に対して抵抗する動きを展開してきたが、今はそれとは異なる新しい概念による活動を始める人々がいる。これまでにも繰り返し述べてきたことに、黒白、善悪というような二元的な二極次元では、一つの動きが強化されると、もう一方の反対の動きも強化されるということである。ゆえに誰かが強烈にコントロールしようとすると、その反対側にも強烈に解放されよう、自立しようとする動きが強化されることになる。

   これからこのような陰謀をあえて述べるのは、これまでのゲームを終わらせて次のステージに向かう準備の中で、あなた方が真実を受け止めてどのような意識を持つべきであるかを提案したいからである。それは面白い話を提供するためでも、反旗を翻(ひるがえ)して戦おうと提案するためでもない。ゆえに、ぜひ中立性を持って読み進めてほしい。

   尖閣諸島の事件以来、日本と中国の関係に注目が集まっているが、これは世界を巻き込んだ核戦争に向けた筋書きの一部である。人間家畜化計画を進めてきたグレー・メン(イルミナティ)にとって、アジアが結束することはどうしても防いでおきたいのである。しかし日本側をつついても思惑とおりに進まなかったので、アメリカは中国と取り引きして、日本に嫌がらせをしており、今はそこにロシアも加えている。今後はロシアも、世界大戦に参加せざるを得ない筋書きに組み込まれていくはずである。

   宇宙には、間違った方向に進化していくことを止めることができず、その結果自分の住む星を破壊し、行き場を失った存在たちがいる。そのゆえに、地球にやってきた彼らは地球を乗っ取るつもりでいる。彼らは地球人の優れた生命力を進化させ、あらゆる苛酷な状況においても労働に耐えられる優秀な家畜を作り出し、それ以外は死滅させて、地球そのものが大変革を乗り越えた後に本格的に地球に移住しようとしている。彼らにとっての核戦争は、地球人の遺伝子を一斉操作するための手段であるので、どの国が敵であるかは問題ではなく、目的はすべての国を巻き込むことなのだ。

   彼らは未だにこのような考えで生きているくらいなので、かつて自分の星を滅ぼすほどの大いなる失敗からも何も学ぶことができていないようである。しかしその動機は非常に純粋で、地球人が自分たちの必要のために、動物たちの苦しみを気にかけず殺生するのと同じレベルである。それを思うとあなた方が考えるほど、彼らに悪意がないことが分かるだろう。しかし悪意がないだけに、歯止めが利かない危険がある。このままではアメリカは、世界を巻き込むレベルの核戦争に突入するかもしれない。すべては必然とはいえ、これだけは何とか避けなければならない。「しかし非力な自分たちにはなす術(すべ)がない」と思っている人は、「思考がすべての現実を創っている」ということを思い出してほしい。

   ところでインフルエンザが流行すればあなた方はワクチンをし、薬を買い、病院に行くが、薬やワクチンをどのくらい信用しているだろうか。ワクチンによる弊害は摂取してすぐに現れるものではないので、実際の被害の程度は今のところははっきりとはわからない。インフルエンザに限ったことではないが、人間社会は医療機関に対して大きな権威を与えすぎている。本来人が生きることはそんなに難しいことではないのだ。しかしあなた方は何らかの症状が現れると、すぐに医師に診断してもらうために病院に行く。それはあなた方にとってそうすることが当たり前になっているからであるが、この考え方は立派なコントロールされた社会意識である。

   病院はいつでも患者であふれており、なぜこんなにも病んでいる人が多く、薬を必要とする人々が多いのだろうか。宇宙のE.Tの立場から見るとこれは非常に不思議な状況である。つまり、どこかで故意に病気を生産してでもいない限り、このような状況は起こりえないからである。そしてこのことは事実であり、ウイルスや細菌などに限らず、精神的、心理的に虚弱体質を作るように操作が行なわれている。その結果、癌などの変成細胞や、膠原(こうげん)病といった病気を自らに作り出す。

   本来人間は非常に丈夫にできており、あなた方の想像を遥かに超える再生能力を備えているものだ。そしてどんな理由からであれ、人間が死ぬのはその人生での経験が終わったということであり、次の転生に向かうときなのだ。それがたとえ人為的なウイルスに感染して死ぬ場合でもその事実はまったく変わらず、その意味ではすべてを必然と理解しなければならない。しかし、この次元の転生のサイクルを抜け出ようとする人は自分の強靭な肉体に気づく人でもあり、このような矛盾したコントロールされた社会にも当然気づく人である。そしてあなたは、この社会の現状をどのように捉えているのだろうか。

   最近の引き続く異常気象や災害は、どんなに鈍感な人々にも危機感を与えることはできているようである。そしてこれらも、人為的な操作によって起こされている。その目的は当然、彼らの人類家畜化計画を邪魔するような立場を取る国や、他の国に対して脅威を与えるためである。そうやって世界的経済恐慌を煽り、人々に最大の恐怖を与える食糧難を一気に進めるためである。これらの人為的災害は、自然災害とほぼ同時進行で進められていくが、人為的な部分は同時に、逆に人々に社会的な自立を促すように働く。「何かがおかしい」と感じ始めている人は多いが、自分が逆らっても社会を変えられるわけではないと諦めていたり、また半信半疑であった人たちが、ほんの少数の者たちのグループによって、地球上の社会のすべてがコントロールされてきたことを確信し始めるだろう。そして、今まで信じて依存してきた自治体や権力に依存し続けることは危険であると判断するようになるだろう。

   そのような中で新しいリーダーたちが、新しい社会的な概念を構築するためにいままでになかった活動を開始する。その中にはこのタイミングを待っていたウォーク・インやワンダラーなどの地球外からやってきた人々が含まれている。彼らが提案するのは「自立」である。なぜならあなた方の社会では深く洞察したり、深く考え、思慮深い行動をすることが習慣化されてはおらず、たくさんの「当たり前」や、「他人がしている」行動を取り入れてパターン化された行動をすればよいからである。そのために日常的に精神的・心理的トレーニングをするチャンスが少なく、その結果、予想外の出来事への対応に弱く、何かが起きる前から圧倒されてしまい、思考能力は停止し、精神的な重圧だけを感じて、いわゆるパニックになる。そして、誰かに依存しようとするのだ。このようにあなた方は、不安や恐怖を見せられるたびに心理的パニックに陥り、特に権力に対して強い依存状態に陥(おとしい)れられてきた。
 

   しかし今あなた方は、この危機感の中で自分のことは自分で守らなければと思うようになり、自立のため精神的な強さを要求されていることに気づいている人も多いだろう。そのように感じて、強い意志力を持って意識を上昇させる人もいるが、一方そうした人々のパラダイムシフト(枠組みの変化)についていくことができず、自分の恐怖心に挫け、暴力的になったり、逆に鬱(うつ)状態に陥っていく人々が増えるだろう。

   たとえば地球温暖化は宇宙全体の問題であることや、金融システムの作り出す社会的不均衡について、またすでに世界中で起きている地震や、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトルの噴火の原因は地球の地軸変動にあること、よって今後も続々と火山の噴火が起きることなどを話すと、急に不機嫌になって「何を根拠にそんなでたらめを言うのだ」と怒り始める人や、すべてに対してやる気が失せ、鬱々として日々を過ごすようになってしまう人などは多くいる。このような人々は、誰も望んでいない想定外の出来事を受け入れることができないのでこのような反応をするが、しかしこういった人々の中にも意識がどんどん変化し、積極的に今後の地球を考え始める人が出てくるだろう。

   新しいリーダーたちは、あなた方が自分自身について深く知り、自分の可能性について知る手段を提示するだろう。そしてこれから先の地球環境を受け止めることにより、それを、自分の可能性を最大限引き出すために必要なメンタルトレーニングの機会として捉え、一つ一つの危機的状況を乗り越えていくための、実践的な方法と理論を提示するだろう。


      「アセンションの超しくみ」 by サアラ(Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋



     

この次元への転生を終焉させる選択をした人々

   あなた方が存在する地球での現実は、まるでスローモーションのようなゆっくりした時間の中で進行しているが、実際には目にも止まらぬ速度で、地球も含めたこの巨大宇宙は一瞬にしてセントラルへ吸い込まれ、次の瞬間には何もかもが新しい世界にいるのだ。セントラルに近い宇宙の隅(すみ)が急激にセントラルに吸い込まれることで先端に「ねじれ」が生じ、途切れることのないこの宇宙のすべてにねじれ現象が波及している。この状態は宇宙全体にさまざまな影響を及ぼしているが、私たちの住む太陽系も例外ではない。

   それは太陽系のすべての星に影響を与える太陽により、太陽系の星に今温暖化現象を引き起こしている。地球の温暖化は、太陽が宇宙のねじれの影響を受けることで異常なエネルギーを蓄積していることに起因している。そして温暖化が進めば地球は寒冷化が進むので、予想どおり壊滅的な被害が広がる。これについては後に述べる。

   最近話題になっている巨大な太陽嵐が起きる可能性について先に述べよう。
   太陽は通常11年周期で、極大期と極小期を繰り返している。しかしこの周期は今、宇宙のねじれの影響を受けてその幅が長期化している。そして実際に、前回の極大期は2000年で、極小期は2007年であったが、2009年にはほとんど太陽黒点が見られない状態にあり、最近ではこらえきれなくなった太陽は小さなフレアを頻繁に出している。その影響で、飛行機や人工衛星などの通信機器にはすでに影響が出ている。このまま少しづつ解消に向かうとよいが、太陽にどのくらいのエネルギーが蓄積されているのかは誰にもわからない。計算上の次の大極期は2011年であったが、2012年から2013年に延期する可能性もある。

   もう一つは、太陽の磁気流が太陽全体を約40年周期で循環するという現象がある。
   この循環は加速したり減速したりするので、加速すれば30年で、遅くなれば50年くらいかかる。加速期には太陽の磁力線は閉じられ、エネルギーが蓄積される状態になる。そして蓄積されたエネルギーは極大期に一気に放出され、それが太陽嵐を起こす可能性を持つ。1986年から1996年までの10年間は加速期であったが、2000年の極大期には太陽嵐は起きなかった。よって、蓄積されたエネルギーは放出されることなく、今でも太陽に蓄積され続けていると予測され、これが2012年ごろにやってくる極大期に一気に噴出することになると、それは巨大な太陽嵐となって地球に大きな影響を与えることが予測される。

   2000年に太陽フレアが起きなかったのは、セントラルに引き込まれる宇宙の先端によって太陽の極が引っ張られるように移動し、磁力線が閉じた状態に戻されたためである。しかし結果的にここで再びエネルギーが蓄積したことになるので、次に起きる太陽嵐にはかなりの覚悟が必要だろう。今回の2000年の大極期のように地球にとってタイミングよく、今回もセントラルが太陽をいい方向に引っ張ってくれるかどうか予測はできない。しかも2000年の太陽の自転とは逆の回転になっているので、同様に考えることは難しい。

   宇宙は電気的な空間である。
   そこには磁力が働いており、磁力線を持っている。宇宙全体が安定期のときには磁力線は通常の周期で大きく循環しているが、今の状態は先細りにねじられた状態になっており、その影響で太陽では極移動が起きている。太陽の自転速度は極近くと赤道あたりでは異なるので、通常なら時間をかけて磁力線にねじれが生じるものが、極移動の影響でねじれが解消する期間が生まれる。そのために、磁力線は予想外のエネルギーを生み出す可能性があるので確実な予測はできない。これから2012年~2013年に向けて太陽は不安定に活動を活発化していくだろう。そして蓄積されたエネルギーと一気に噴出するような太陽フレアが起きると、地上に大量の太陽粒子が侵入してくる可能性は大きい。

   それではもしこのような事態が起きたとき、地球が受ける影響を具体的に予測してみよう。まず太陽フレアが起きておよそ8分後には、光速で伝わる電磁波は地球に到達する。それにより電波障害が起きるので、通信システムなどが故障するだろう。そして4時間~5時間経って次にやってくるのが放射線である。これについて「人体に影響があるほどではない」という発表された記事を目にするが、しかしどのような規模であるのかは誰にも予測できないのであり、問題ないとは言えないのである。

   だが分厚いコンクリートの地下室やシェルターなど、被爆を遮断できるように対策を考えることはできる。ちなみに東京では縦横無尽に地下鉄が走っており、首都高を地下にもぐらせる計画も着々と進んでいるので、とりあえずそこに逃げ込むのも一つの方法ではある。運がよければ東京都の備蓄食料にありつけるかもしれない。

   次にやってくるコロナガスは、早ければ16~17時間で地球に到達する。
   もし事前にすべての電力システムを強制停止にしておかないならば、すべての電力システムは破壊されることになる。こうなってしまうと都市での大火災はもとより、原子力発電所は破壊され放射能漏れが起きる。日本の狭い領土には原子力発電所はひしめいて存在するので要注意である。もし今後もこれらを復旧させるつもりであっても、援助してくれる国はどこにもない。この後、一人ひとりが自力で生きられる力を身につけることは最も重要な課題であり、準備である。そしてこのような危機感を持って人生を見直すことが、新しい脳を機能させるためにも必要なのだ。

   さて温暖化と聞くと、地球が暖かくなる、もしくは熱くなるイメージがあると思うが、実際には、温暖化が急速に進むことで地球は寒冷化していく。そして今回の大変動は、地軸変動によるマントル上部の溶解流動と地殻の大異変を引き起こすので、寒冷化はますます急速に進むことになる。温暖化がなぜ寒冷化を促すのかについてメカニズムを説明しよう。

   地球には海洋大循環と呼ばれる海水の循環がある。
   簡単にいうと、南半球から流れ込んできた暖かい海流が、グリーンランドのあたりや北極近くにある海で冷たい風によって蒸発する。すると塩分濃度が濃くなり、沈み込みと言う現象を起こす。そして沈んだ海水は新たに流れ込む暖かい海水に押されて南下する。こうしてこの循環は、水温と塩分濃度によって起きる複雑な海水の循環をしており、ベルト・コンベアーのように約2000年かけて地球を一巡する。この海洋大循環によって、地球上の気温は安定した状態を保ってきた。これは熱輸送と呼ばれている。

   しかしすでに温暖化が進んでいることにより、この循環はすでに停止状態にある。
   2008年初めの冬のヨーロッパやフロリダの大寒波は、ノルウェー沖やグリーンランド沖に沈みこみを起こすポイントであり、予測とおりに沈み込みが起こらず、循環が止まってしまっていることを表している。ロシアのメジャーな新聞では「地球のこの一千年間でもっとも寒い冬になる」と書かれていたが、まさにその言葉とおりの現実を体験することになるだろう。

   またそればかりでなく、海面の蒸発が起きなければ大気の乾燥が進むので大干ばつを引き起こすことになる。すでにオーストラリアや東アフリカのケニア、エチオピア、ソマリア、中国雲南省などでは非常に深刻な状態が起きており、農業への大打撃と、飲み水の不足が起きている。さらにこのような干ばつは、ヨーロッパや北アメリカでも起き始めるだろう。今後この状態が続けば、北半球には暖かい海流が流れて来なくなって寒冷化が進み、逆に南半球は冷たい海水が流れてこないので熱帯化していくことになる。この気温差はとてつもない強風を引き起こすことになり、何もかも吹き飛ばして、なぎ倒すような風が何日も続くことになる。

   特にあなた方日本人は、竜巻のような爆風を経験することがあまりないので、風による被害の明確なイメージはないかもしれないが、それこそ地上にあるものはすべてが吹き飛ばされてしまい、一瞬のうちに何もかもが破壊されてしまうのだ。このような光景をイメージするのはとても辛いことには違いないが、巨大な自然の力は多くの生命を生み出し育むとともに、また多くの死を創造するものでもあるのだ。

   しかし、我々は無力でも非力でもない。
   実はここから先が肝心で、私たちは明確な意志を持って生きていかなければならない段階に入る。自分は何もできない弱者として運命に翻弄(ほんろう)されながら死んでいくのか。それとも創造者としてこの次元を観察し、新しい地球の未来を生きて創造し続けるのか。太陽嵐が起きた後の太陽はすっかりエネルギーを放出した状態になるので、今まで以上に静かになり、エネルギーの温存状態に入る。しかも周期は長期化しており、次の大極期が来るのは15年先あるいは20年先かもしれない。そのために地球はかなり冷えていき、あるいは氷河期に突入する可能性もある。

   このような状況になってもなお、生き続けることの本当の意味を知った人々だけが、この地球の出口のない輪廻転生のサイクルから抜け出る時を迎えている人たちである。「こんな状況で生き抜こうなんて、傲慢だ」という人も多いだろう。実際に、霊的な意識を持つ人であってもそういう明確な意見を持つ人が多い。しかしどちらかが間違っているというわけではなく、彼らはそのような意識の量子場に存在しているということである。それは彼らがはまっている終わりなき輪廻転生のサイクルから抜け出す意志を持つことを、我欲であり、執着であると理解しているからかもしれない。あるいは肉体に対する執着を捨て、生きることへの執着を捨てることが悟り、つまり次元上昇(アセンション)への道だという哲学を持っているからかもしれない。

   それはそれで何一つ間違ったものはない。
   しかし、肉体に対する執着を捨てるだけでは悟りに到達することはできない。今現在に生きる約束をして生まれてきたそれぞれの人が、今後の地球のためにどんな計画を立ててきたのかを思い出し、真摯に淡々と、その道を歩み始める時が到来している。そのような意識を持つ人々は全宇宙の計画の中に生きており、肉体に対する執着も、生に対する執着もすでにない。なぜなら自分自身の本質である本来の姿を知っているからである。それは地球人として肉体を持つゆえの制限や、生き続けることの意味も理解しているからだ。

   ところで、あなた方の魂が求め、選択したいものは何だろうか。
   セントラルのマスター・メータックスは、「あなた方は欲深いゆえに、創造し続けることは必然であり、それがあなた方の魂の健全なあり方だ」という。つまりそれは、仏陀の「すべてのものは止まることなく変化している」、イエシュアの「求める者は救われる」という意味を含んでいる。すべてのことは結果ではなく、変化し続けている途中経過の中にあるのだ。よって正否に捉われることに意味はなく、必要なことは、自分が今どの段階を経験するチャンスを得ているのかを明確に知ることが重要なことなのだ。

   太陽は常に、地球に対して多くの恩恵を与えてくれる。
   しかしながら今人類が直面しているのは、太陽による今までのような現状を維持する恩恵ではなく、大きなカタストロフィー(大激変)を後押しすることによるサポートと言えるだろう。そして特に今回の大激変を生き抜き、この次元への輪廻転生を終わらせることを選択した人々にとっては特にそうであり、太陽はあなた方を計画通りに導き、順序よく必要な信号を送ることにより、眠っていた記憶や意識、能力を引き出してくれる非常に力強い存在なのである。


       「アセンションの超しくみ」 by サアラ (Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋



   
 

   

宇宙へ心を開いて孤立から抜け出そう

   意識とエネルギーについて少し補足しておこう。
   ここに4つのコップがある。このコップはあなた方がオーラと呼ぶものであり、基本的にオーラの大きさは、生まれてから死ぬまでほとんど変わらない。コップの中に入っているものは意識というエネルギーであり、たとえばある人のコップには意識というエネルギーがビー玉状に入っており、それぞれの人のコップに大豆状に、ビーズ状に、最後の人のコップには水が入っている。このコップにそれらのものが口までいっぱいに入っていたとしても、入っているものの体積は当然異なる。また中に入っているものによって当然引き寄せるものは違い、「同種引き寄せあう」法則に従い、ビー玉状はビー玉状を、ビーズ状はビーズ状を、水は水状をそれぞれ引き寄せる。

   そして、ビー玉状の意識ではコップの中には隙間(すきま)が多く、満たされないのでいつも不満を抱えており、その満たされない思いや枯渇感を埋めるために自分の利益を追求しようとする。大豆状でもやはり隙間は埋まらず満足するところまではいかないので、何らかの欲求不満を抱えている。しかしビー玉状に比べると少しは余裕があり視野も広がっているので、利己的な利益追求よりはグループや仲間同士で、互いに何らかの利益を分かち合うような結果を目指す。ビーズ状では一見隙間が埋まって満たされているように思うが、やはり細部には満たされない隙間が残っている。しかしこの場合の欠如感は物質的欠如というよりは、精神的、心理的な不足感である。それはたとえば、自分自身の存在意義や価値を感じることができなかったり、情熱を傾けられる目的が見つけられなかったりすることから、人から感謝されることや、人や社会のために貢献して自分の価値を見つけることが目的になる。

   4つ目の水の入ったコップでは、一杯になった水は隙間なく空間を満たしているので、すべてが満たされて穏やかになる。この状態になると、もはや目的を持つ必要はない。ただ必然的に慈悲深く、平和と調和などのために奉仕することになる。そしてその状態は決して貧しくはない。あなた方の宗教的な概念では、どうしても「清貧」であるべきというイメージを捨てられない人がいるかもしれないが、この清貧思想は洗脳に他ならない。宇宙の法則からいうと、コップの水が満タンになってあふれるようになると、さらにどんどん新しい水が注がれていくので、その人に必要なすべてのものは十分に与えられて、より豊かになっていくのである。

   自分の自我意識を超えた霊的な意識は、非常にパワフルなものである。
   そしてそのような意識を持った人は、自分に必要なものは必ず自分のもとにくることをよく知っている。だから仏陀は一切の執着を持たなかったし、持つ必要のないことを理解していた。現在でもマスターたちは何も持たずに歩いている。それは絶対的な調和の中に生きているので、必要なもののすべてを持っているのと同じことなのである。そして不要なものは一切持たない。なぜなら物質に捉われることで調和が乱れ、葛藤や苦悩の元になるだけであることをよく知っているからである。

   しかしあなた方に、すぐそうなるようにと勧めているわけではない。
   ただ、一つの情報として知っておいて欲しいのだ。なぜならやがてあなた方も、生まれてきたときと同じように何一つ持つ必要がないということを、経験を通してそれを自分の真実として悟るべき時がやってくるからである。よって、それが自分の向かうべき方向である事を自覚しておいて欲しい。しかし何かを求めることは必然の行為である。ただ、求めるのであれば効率を上げるべきで、ビー玉はビー玉を引き寄せる。そして個人的な利益の追求は常に、そうせずにはいられない現実だけを創造し続けるのである。

   
遅ればせながら、私は他の宇宙からやってきた魂で、サアラSaarahatというコードネームのワンダラーであり、E.T ソウルである。この地球は、宇宙のすべての意識や存在たちが注目しているあり得ないほどに美しく豊かで、多くの可能性を秘めた素晴らしい宇宙の宝なのだ。もしあなた方が、この地球に肉体を持って生まれて人間としての経験を望んでいる魂たちが宇宙にどのくらいいるかを知ったならば、それは必ず驚愕するはずである。そのことについて、この地球という星のマスターの一人であるダライ・ラマ法王は非常にうまく表現された。
   『この星に生まれてきたいと望む霊が、この地球上にある砂粒の数に等しいとしたら、今ここに人間として存在している60数億の人々は、人差し指の先につばをつけて砂の上に置き、その指先に乗った砂の数に等しい。』

   この言葉は、非常に幸運にも、人間として生まれる栄誉を受けた地球人一人ひとりが知っておくべき大切なことである。地球外での記憶の多くを忘却することなく持ってきた私は、この言葉が真実であることを知っている。そしてあなた方もすぐに、そのことを思い出すことになるだろう。なぜならこの地球を含む太陽系や銀河系、銀河群、そしてさらに大きな宇宙のゲームが、今猛スピードで収束に向かっているからである。それは地球人だけではなく、すべての存在たちが忘れ去っていた叡智を取り戻すときが来ているからだ。私のようなワンダラーは地球に多く生まれて来ており、今では高い意識を持ったウォーク・インもいる。そして今後、私たちE.T はますますあなた方の身近な存在となっていくはずで、私たちはカミングアウトする準備ができつつある。

   私サアラという意識を持った存在は、同時に他の多くの次元や場所、時間に存在している。たとえば私のもうひとつの転生先は、金星である。この星はあなた方が5次元と呼ぶ、半物理的次元にある。そこはとても色彩豊かなところで、人々は非常に創造的な生活をしている。この次元の人々は、思考が現実を創造するということをよく理解しており、イメージしたことはすぐその場で実現化することができる。

   今の金星はとても平和で調和の取れた状態であるが、そうではない以前の金星の社会は今の地球以上の不均衡で覆われており、一部の特権階級の人々がすべての利権を握り、一般の人々は非常に不自由で苦しい生活をしていた。それだけでなく金星の環境汚染も進んでおり、このままではこの星は崩壊してしまうと人々は怖れていた。そして、その恐怖が極限を超えた時に大きな変革が起きた。しかし金星の変革は、これから地球が経験していくような大きな大変動ではなかった。つまりこの変革は、金星人の意識における大きな変化であったのだ。

   そのとき彼らはいっせいに、今ある社会のすべてを放棄し、貨幣システムを凍結させてしまった。そして何もかも自分たちの力と手で賄(まかな)う生活を始めたのであるが、それは想像を絶する努力と根気を必要としたであろうことは、あなた方にも容易に想像できるだろう。なぜなら彼らはあなた方以上に科学的技術や利便性を追求し、ものの溢れる社会の中で生活していたのであるから。そして、今のような状態に落ち着くまでには、膨大な時間と人々の努力と忍耐を伴ったのであった。そのゆえに金星人たちは、今の地球人たちが経験していることを他人事とは思えないのである。そして彼らは何とかして、地球の変化と地球人たちの変容がスムーズに進むようにと祈るような気持ちで協力し続けている。今回の大規模な次元上昇(アセンション)は、地球が大きな鍵を握っているので、金星だけでなく宇宙中のさまざまな存在が地球に意識を向けている。

   また別の私は、琴座の近くにある巨大な母艦にいる。
   その大きさは地球の3分の1くらいはある。ここにはたくさんの施設があり、多くの人々が星に住む人たちのように生活している。そしてそこにいる私は、もちろんそこで産まれた。家畜もいれば、植物も栽培されている。しかしここでは固形物を食すことはなく、不思議な飲み物を飲み、味は飲む人のその時の感性によって決まる。色は鮮やかな濃いピンク色で、植物を少しすり潰したようなドロッとした食感がある。

   ここでの私はムガという名の、背の低い小柄な中性的な存在で、容姿的には地球人の10歳くらいの女の子といったところである。しかし地球の1年の長さで計算すると、実際にはおよそ600歳くらいで、この星では妙齢ともいえる年齢なのだ。またそこにはレニエという美しい声を持った姉がいるが、しかし彼女の発する声は地球では聞こえない音である。そして私たちには、とても仲良くしているロボット型宇宙人がいる。彼はコインという名の、金色にピカピカ輝く金属でできていて、顔の周りにライオンのたてがみのような凹凸があるユニークで聡明な存在である。

   この母艦は琴座のM 56星団の中にあり、8つの銀河から送信されてくる情報を処理し、それを必要なところに配信する役目を担っている。しかしあなた方にとっては、私の言うことがまるで映画の中の世界のように感じられることもわかっている。このように私はさまざまな形で、同時に幾つもの現実を経験している。また肉体のない意識だけの世界にも絶えずつながっているが、これらのことは私だけが経験しているのではなく、あなた方の意識が拡大していくにつれてやがて、私のように同時に幾つもの経験をしている自分に気づくようになるだろう。

   私の故郷は、「巨大宇宙を総括しているセントラル」である。
   私はこのセントラルの計画のもとに、これまで繰り広げられてきた物語でありゲームであるものを収束させる目的で地球に来た。それはこの経験を通して、私自身も大きな学びを得るためである。かつてホモサピエンスという生命が誕生する以前には、さまざまな多くの地球外生命がやってきて地上に多くの物語を展開してきた。しかし現在の地球の主役であるはずのあなた方人類は、これまでの地球で起きてきたことのほとんどを知らされることはなかった。宇宙の中でこの星はなぜ特別なのか。地球の物語の結末はどうなるのか。宇宙の人々は地球のこの次元上昇(アセンション)をどう捉えているのか。この宇宙において、かつて一度も経験したことのないイベントとはいったい何なのか。そして高次元の意識によって創造される地球の社会はとはどんなものなのか。このような情報があなた方にはほとんど知らされていないのである。

   そして地球人は、まるで真っ暗な箱の中に閉じ込められているかのように、宇宙の隅っこで隔離されている存在なのだ。その状態からあなた方が解放されるためには、まずあなた方自身の心を大きく開かなければならない。誰にとっても未知の世界は恐怖であり、不安なものである。しかも今までの自分の支えであった概念を手放すことは辛いことであるかもしれないが、あなた方には今、目を上げてすべてを知るべき「時」が到来しているのだ。

   あなた方がこの地球の主(あるじ)として、これから起きるさまざまな経験を乗り越えて、目の覚めるような新しい地球を創造していくお手伝いができれば、私の宿題の半分はクリアできたも同然である。地球に生きる人々は、残念ながら本当の「愛」というものを体験していない人が多いのも事実である。これは地球人だけでなく、宇宙全体が創造してきた事実であり、そのゆえにセントラルマスターと私が本書を通して、あなた方にもっとも知って欲しいことが「愛」というパワーの源泉につながる方法なのである。このことを多くの人々に理解してもらえれば、私の宿題はほぼ完成する。


      「アセンションの超しくみ」 by サアラ〔Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋


3次元のホログラムが崩壊するとき

   これまではあなた方の意識を変化させる必要性から、コントロールされた社会意識と貨幣経済について述べてきたが、ここからは地球とそこに生きるあなた方にとって少し重い部分を話さなければならない。それはこれからあなた方が経験することになる「大異変」についてである。カタストロフィー(大異変)とは、突然にやって来る天変地異などの自然界における大きな変化や、人間社会などの変革を意味しており、この変化に乗っていけないものは絶滅の危機にさらされるという意味を持つ言葉である。

   地球はこれまでに何度も大きなカタストロフィーを経験してきており、生命絶滅の危機を幾度も経験してきているが、不思議なことに今現在も地球は決して不毛の地となることなく、ここでは生命の営みが脈々と繰り返されている。この地球はそれだけの価値を持った大切な星として、宇宙からの保護を受けているからである。

   最近の異常気象や世界各地の火山の噴火、そして相次ぐ地震などについて、これまで語られてきた地球の大変動についての話が、どうやら根拠のないことではなさそうだと多くの人々が感じ始めている。特に、これから私たちが経験することは、今後の地球や地球人にとって待ち望んでいたチャンスであることを感じ取っている人にとっては、いよいよ詳しい情報が必要となる時期なので、多くの情報を中立な視点で検証し、自分自身に納得のいく理解をしなければならない。

   これから私が述べることがその助けとなることを願いながら、あなた方のエゴ意識にとってはあまり嬉しくない情報を提供していこうと思う。改めてお伝えしたいことは、これらはあなた方に余計な恐怖を与えて混乱を煽るものではなく、また操作するためでもなく、ただ地球とともに次元上昇することを計画している人々へのメッセージだということである。よってそのつもりで左脳的な判断をすることなく、ハートを広げて受け取るように希望する。そのような受け取り方をすることが大切で、その後一人ひとりに相応(ふさわ)しい情報や気づき、ひらめきなど、あなたが行くべき道に行くために必要なチャンスや出会いなどがごく自然に起きてくるだろう。そしてあなたに相応しく、十分な理解をすることができる「時」が来ることを確信して話を進めていこう。

   次の取り組みは、ひと言でいうと、「物理的次元の認識を書き換える」ということである。それはつまり、私たちがこれまで現実として捉えてきたものは、すべてが単なる「ホログラム」であるということであり、これは科学的にも証明されている。

   
(ホログラムについて― ホログラムとは光を用いて記録した立体画像のことである。それは人間の目に見えて、触れて、感じられるように焦点が合わされてできている。テレビ画像は人間の目に捉えられるように、人間に合わされて調整され焦点が合わされている。画像調整のときボヤけたり暗くなったりする中で、それは「あ、そこ」と言えるその一点を捉えた瞬間であり、その他の多くの不鮮明画像の中のある一点に過ぎない。この三次元世界もそうであり、それは人間に合わせてできており、人間に合わせて作られていると推測できる。そしてこの世界を形作っているものは、分子・原子、電子・量子と言われる粒の集まりであり、この粒は意識的な動きをすることが現在の科学ですでに解明されている。つまりこの粒の集まりである「もの」は意識を持っており、すべての物質には意識があるということである。一番なさそうに見える「石」も電子顕微鏡で見ると、原子レベルでは揺れており、それは意識のある粒が並んで揺れている物質なのだ。我々のこの三次元世界のすべては、この「粒」が寄り集まって作られた物質でできているのだ。意識を持つのは人間だけではなく、すべてのものが意識を持っているのである。)

   
あなた方はそれらのことを知っても、現実の捉え方が変化したとは思えない。しかし今後起きてくる太陽活動やさまざまな大災害を経験していくにつれて、あなた方の意識は創造者としての意識にシフトしていくようになる。物理学的に言うと、ものを形作っている粒である量子の動きを決定する観察者としての視点を持ち、その量子の場に影響を与えているのが自分であることを理解し、それを実践的に活用することを学ぶプロセスとなるだろう。

   一連の大異変は、カタストロフィーと呼べるものである。
   そして当然、あなた方の「意識」がこの大変革について行くことができなければ、必然的にあなた方の魂は「死」を選択することになるだろう。しかし心配する必要はない。なぜならあなた方はこれまで何度となくこの状況を経験しており、いく度も同じ時代の地球に転生してきているからであり、今回が初挑戦ではないのである。よって、もし今回も「死」を選択するとすれば、おそらく今までの時と同じように、再びやり直しのチャンスを生きることになる。

   しかしながらこのような状態は宇宙的に見れば、次元の歪みの中で出口を見失った魂の状態なのだ。あなた方はこれまで、まるで迷路に迷い込んだように何十回何百回と生まれては死に、死んでは生まれと同じ次元を絶えず繰り返している。それであなた方の宇宙の仲間たちは何とかしてこの状態からあなた方を救出しようとしており、そのために何度も何度も作戦を立て、検討し、話し合っては実行に移しているのだ。あなた方は、すべては自分自身が計画したとおりの状況に自分がいることを思い出せないとしても、これから起きる現実に対して恐怖心を捨て、この考えを受け入れてみる必要がある。さらに、この現実に対し被害者意識を持つのではなく、前向きに、創造的かつ真摯に受け止めていく必要がある。

   古代から、太陽は常に地球におけるあらゆる文化において神と仰がれ、大いなる恵みの源であり、権力や力の象徴として信仰されてきた。そして次元上昇(アセンション)に向けたプロセスにおいて、あなた方が最初に体験するのが太陽の影響である。社会意識の崩壊についてはすでに述べたが、実はこれは太陽からの信号を受けながら事前に準備が進められているために、このような意識革命が起きるのである。

   太陽からの影響は大きく分けて二つある。
   一つは、太陽から送信されている信号によって、あなた方人間の意識が急速に変化するということであり、もう一つは宇宙のねじれが影響して起きる太陽活動の変化による影響である。この二つの要素はうまく絡み合って相乗効果を上げていく。太陽は地球人にとって、天気さえ良ければ毎日肉眼で見ることのできるもっとも身近な星であるが、一方で謎の多い星であるかもしれない。太陽が絶えずガスを噴出している映像などを見ると、いかにも超高温で、恐ろしいほどのエネルギーを持った怪物のような印象を受ける。しかし太陽も地球と同じく意識を持った生命体であり、非常に力強くてパワフルである反面、とても繊細で穏やかで、静かな性質を持つ神秘的な星なのである。

   宇宙のセントラルから見ると、太陽は情報の中継地点のような役割をしている。
   つまり天の川銀河の中にある太陽系では、銀河の中心セントラルから発信された情報は太陽によって変換されて、それが太陽系の隅々に送り込まれている。そのおかげで太陽系に住むあらゆる生命体は宇宙全体の秩序からはみ出すことなく、それぞれの営みを続けてきた。だから太陽は、太陽系を運営するコントローラーとしての役割を担ってきた。

   人間は太陽からの情報を脳の松果体(しょうかたい)で受け止めている。
   太陽からの信号には、目の網膜から吸収されて松果体に送り込まれるものもあるが、実は、太陽粒子の中には直接松果体に吸収されるものもある。つまりそれらの情報は顕在意識で捉えられることがなくても、宇宙の秩序に従うことができるようになっているのだ。それはたとえば大きな変動が起きるとき、顕在意識では自覚することがなくても、多くの人々が何かを感じ取っていたことに後から気づくことがある。いつもと違う行動をしたり、衝動的に予定を変更する人や、体調が悪くなってそこへ行く予定だった人が行けなくなったり、というようなことが同時に起きるのだ。これは、それぞれの魂が持つ計画に合った行動を取ることができるように、太陽がすべての人に事前に予告信号を送っているのである。

   今後、太陽の信号は人間の松果体に非常に強く働きかけるようになり、今まで抑圧してきた脳機能を覚醒させ、不活性的な状態にあったDNAを活性化させ、逆に機能する必要のなくなったDNAを不活性化し、あなた方の肉体を第二の体であるライト・ボディーに切り替えられるように準備をさせる。

   あなた方は実は、二つの体を持っている。
   一つはもっとも低い振動数を持つ体で、一般的にはそれを肉体と呼んでいる。肉体は地球の物理的時間と場所に縛られているので、同時に複数の時間や場所に存在したりすることができない。また睡眠をとったり食べたり飲んだりしなければ、生命活動を継続し、肉体を維持することができない。しかし一方、通常はあまり機能していないライト・ボディーに切り替えると、人間は不食になり、水分すら取らなくても生きられるようになり、さらに寒さや暑さの影響も受けないばかりか、病むこともなく、望まない限り老いることもなくなる。

   ライトボディーは肉体とは異なる高い振動数を持つ体なので、同時に複数の時間や場所に存在すること可能なのだ。今のあなた方には信じ難いことであろうが、仙人は霞(かすみ)を食べて生きているとか、数千年も生きている人がいるなどの話を聞いたことがあると思うが、それらの存在たちは決して単なる伝説上の作り話ではなく、仙人やマスター、聖者たちがライト・ボディーで生きているのであればそのようなことは可能なのである。そしてこの第二の体は、ありがたいことにあなた方全員に備わっており、未だ不活性化の状態ではあるが確かに装備されている。

   また太陽からの信号は、あなた方の宇宙とつながる霊的な意識活動を司るDNAも活性化させ始める。そうなると最初は明晰(めいせき)夢といわれる夢を頻繁(ひんぱん)に見るようになり、高い意識とアクセスして多くの情報を受け取ることができ、セントラルにある学校で教育や訓練を受けている夢などを、はっきりと明確な意識を持ちながら見ることができるようになる。あなた方は夢の次元とこの現実の二つの次元を、顕在意識においても生き始めるようになる。

   予知能力や共時性というようなことはごく当たり前のことになり、自分の普段の意識であるエゴ意識以外の意識が働き始めるようになるので、自分の本来の目的や取り組みを理解しているような感覚を覚え始める。そして、すべてのことは完璧に営まれていることも感じるようになるだろう。そうなると、これまで当然のように隷属的な待遇の中に生きてきた人々が目覚め、そのような人生を放棄し、突然退職したり、退学したりして、自分にとって本来必要のない生き方を排除するようになる。今はまだ自分のそうした変化に戸惑いを感じたり、時に不安を持っている人も多いだろう。

   さらにこの状態が進むにつれて脳が新たなニューロネットを形成し始め、次第に新しい機能が始動を開始する。脳というものは勝手に機能するするものではなく、脳はあなたの意識によって機能する。太陽が次々と新しい信号をあなた方に送り、あなたのそれぞれのオーラにそのエネルギーが伝わると、あなたの意識は変化する。そして最後に松果体がそれを受信すると、眠っていた脳が覚醒し、それはあなた方の使っているパソコン以上に精密で、しかもより多くの機能と無限の容量を備えたスーパーコンピューターと化していくのだ。



      「アセンションの超しくみ」 by サアラ 〔Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                         抜粋したもの


新しい社会は「マネーフリー」

   2008年にリーマン・ショックがあり、世界でもっとも信用されていた企業が次々と幻の城であったかのように崩壊した。人々は、社会に対して今まで以上に大きな不信感を募(つの)らせるようになった。そしてこれは、新しい社会概念を創造するために重要なプロセスである。経済社会の崩壊は2011年のある地点からすで始まっており、これからじわじわと急速に進んでいくだろう。そして現在の状況はあなた方がそれぞれに、自分が心豊かに生活していくためにはは何が必要かを再考し、地球にある富がすべての人々に均等に分配されるためにはどうあるべきかを考えるためのチャンスなのだ。

   さて、地球は今、大きな問題を抱えている、と言うと大抵の人が「環境問題」や「温暖化」のことを思うかもしれない。確かにこれは人間にとって十分に考えるべき重要な問題である。しかしながら地球の温暖化は、人間の行為が起こしているものではない。地球は今、新しい世界にシフトするために、必要な過程を経験しているに過ぎない。地球は今までにも何度も、危機的な状況を乗り越えて成長してきた意識ある惑星なので、準備は十分に整っている。

   地球の温暖化の原因は太陽である。
   太陽は今までになく活発な活動をしているが、それは「宇宙のねじれ」が原因である。第2章で話したように、今私たちを包括している巨大宇宙は、新しい舞台を設けるためにセントラルに吸い込まれていく過程にある。セントラルとは「穴」であり、それは「メビウスの輪」の「ねじれ」の部分である。よってここに吸い込まれていく宇宙には、「ねじれ」が波のうねりのように生じる。

   地球温暖化を、人間の出す二酸化炭素が原因だとする問題にすり替えが行なわれているが、これこそが資本主義経済社会がもたらす弊害と捉えるべきである。貨幣経済、特に資本主義経済は経済だけでなく、さまざまな分野を支配する力を持つゲームのツールであり、システムである。そしてこれをもたらしたのは、はるか以前から地球で人間をコントロールすることを目的としていた宇宙からやってきた存在たちである。しかし彼らもまた、このゲームにのめり込んだ結果、彼らにとっての本来の目的と真実を見失った存在なのだ。

   現在の全世界のほとんどの人々の生活基盤は、コントロールされた貨幣経済で成り立っている。そしてほとんどの人々が貨幣に、そして経済活動に意識をむけざるを得ないようになっている。つまり、すべての人々がお金を欲しがっているということである。そしてどんな真実よりも、儲け話のほうに意識が向く。しかしこのプログラムは誰かから受けた洗脳ではない。それは自分自身を効率よく維持していくために自らがプログラムしたことであるので、そのゆえに気づくことが難しい。しかし今、人間にとって最も重要なことは真実に目を向ける勇気である。どうかこのことを肝に銘じて、あなた方が置かれている現実を見直してほしい。

   私たち人間はお金を得るために多くの労力を使い、時間を注ぎ、生活のために多大な自己犠牲を払うことを当然のように受け止めてきた。今できるだけ客観的に、原点に戻ってこのことを考えてみてほしい。つまり、人間はお金を稼ぐために生まれてきたわけではない。また生きていくための犠牲を払うために、わざわざこの物理的次元に生まれてきたわけでもない。もしそれが目的であるとすれば、地球に生まれることを宇宙中の存在たちが望むことはあり得ないことである。

   あなた方地球に生まれてきた人間たちは、この地球で多くの経験をするための許可を得ている。そして本来ならば、まだ経験の少ない魂である人々だけが、自分の生命を維持することについて学ぶテーマを持って生まれて来るが、それ以外の人々は、物理的な努力なしに必要なものは必然的にすべて与えられることに気づけるような、物理量子的な意識を覚醒させる本来の目的を持った人生であるはずなのだ。そしてそれこそが、この三次元という物理的次元をマスターするために必要な気づきである。

   しかしそうであるにもかかわらずほとんどの人々は、絶えず生きていくことに不安を持ち、見えない未来に不安と恐れを抱いている。しかも悲しいことにお金さえあれば、それらの不安や大抵の問題は解決されるような錯覚に捉われている。自分の魂が持ち運ぶ、もっと重要な課題があったことなどは忘れ去り、それらは遥か忘却の彼方である。

   では経済のテーマをクリアして開放され、自由になるためにはどうすればよいのだろうか。何を目標にすればよいのだろうか。まず貨幣はあくまで代価であることを思い出そう。確かに貨幣は非常に便利で、社会的な価値基準が設定されているので、その価値に見合うお金を支払えばほとんどの物は手に入れることができる。しかし物事の価値は本来それぞれ異なるのが当然であり、そこで自分自身の独自性により自分の価値基準を決めることである。そして自分が豊かであるためには何が必要かを考えることだろう。

   本来あなた方が欲しいものは実はお金ではなく、自分にとって「豊かだ」と感じられる経験であり、あるいは「満足できる」何かであるはずなのだ。しかし実際には、自分に何が必要かを判断したり、自分が満足するための重要な要素について考えることは後回しにされ、とりあえずお金を得ることだけを考えるのだ。その結果、多くの人々が現実に対応するだけの毎日を繰り返す人生となり、気がつけば「老い」という問題と向き合わなければならない年齢に達していたというような、実に虚しい人生を送っている。

   この思考の優先順位を逆転させることがもっとも大切なことであり、それが人間らしい人生や実り豊かな経験を自分に与えることになる。しかし多くの場合あなた方は、人生を考える前に進学を考え、就職先を決めなくてはならない矛盾の中にある。しかしたとえそうであってもすべての人が、それについてじっくり考える必要がある。そしてあなた方は今、大きなチャンスの中にあるのだ。それはこの社会を大きく進化させるチャンスであり、そうすることによって新しい地球に自分自身を移行させる可能性を生むのだ。

   自分には何が必要か。
   自分の人生を実り豊かなものにするために、自分や自分の魂が満足できる人生にするために、自分には何が必要だったのか。そこには他人との比較の入る余地はない。そして誰の賛同も、評価も必要ない。ただ純粋に自分自身の思いを深く探ってみることである。このプロセスは、あなたの新しい意識で新しい社会体系を作っていくためのパラダイムシフト(枠組みの変化)を引き起こすだろう。なぜなら深い思いや考えは必ず、現実を創造するための力となるからである。これはあなただけでなく、すべての人々が自分の望みを実現するために必要な作業であるので、社会における自分の責任と思い、真剣に取り組んで欲しい。

   考え方の順序はまず生活における必要で欠かせない物事であり、きれいな空気や水などの環境、電気やガスなどのエネルギーやそれに代わるもの、また家電製品やパソコン、自分の好みの衣類や住居、車などお金で手に入る必需品を考えてみる。次に、お金で手に入らない物を考えてみる。たとえば信頼できる友人やパートナー、自分の才能を生かせるチャンスや、経験や出会いをつくる旅など思いつくままに考えてみる。

   さてここからが重要であるが、今までならこれらを手に入れるためにはどのくらいお金が必要で、そのためにどんな仕事についてお金を得ようかと考えてきたところであるが、それではこれまでの社会を変えることはできない。

   次に考えるのは、そんなことが誰にでも簡単にできる社会だ。
   もしすべての物事が無料で手に入ったらどうだろうか。あなた方は不安になるだろうか。不気味になって、後で何か悪いことが起きはしないかと考えるだろうか。それも無理もないことである、なぜならあなた方は貨幣経済に身も心を捧げて生きてきたのだから。

   ここであなた方にぜひ知ってほしいのは「マネーフリー」という考え方である。
   あなた方が何かを得ようとするときにまず考えるのは「お金」であるが、これが地球社会と他の宇宙文明社会との大きな違いだ。彼らは欲しいものそのものを手に入れるだけであるが、これがそもそも本来のあり方であったことを、あなた方はすっかり忘れてしまった。マインド・コントロールされた貨幣経済ゲームは今、二極の臨界点に達しており、すでに終わりに近づいていることを多くの現象が教えてくれている。

   前述したように貨幣経済のおかげで、あなた方はたくさんのドラマを経験することができたが、今では逆に人々の孤立を生む原因となっている。現在の不況下で就職できずに、家族も持てず、人とつながるチャンスもなく、毎日誰とも話さず暮らす人もいる。経済的には不安がなくとも、パソコンや携帯電話など電子機器の普及で人間同士の直接的な関わりは減少し、会社でも心の通い合うような会話はない。家族がいても会話をする必要性が少ないために、心の通わない夫婦や親子が増えている。また自宅で仕事をする人が増え、人との接点がほとんどない人が増加している。

   もし貨幣がこの社会になかったとしたら、このような現象は起きたのだろうか。
   これらのことを霊的な視点で見ると、今の物理的な次元では本来経験できるはずのチャンスが減少しており、科学と人間の精神性のバランスが取れないままこの状況が継続すれば、社会は必然的に崩壊に向かうしかない。しかも崩壊後もまた同じような社会を復興させるとすれば、何度も同じことを繰り返すことになる。

   そこで貨幣を必要としない社会を目指す必要があるのだ。
   そんな社会に移行するのはすぐには難しいと誰もが考えるだろう。しかし実際にはあなた方次第で、早急に「マネーフリー」の社会を作り上げることができるのだ。そのために必要なことは、まず第一に過去を捨てる勇気を持つことである。しかし現代社会は、どこかで方向を間違えてしまったようである。その一つは、利益を上げることばかりを追求し、もっとも肝心な、人々が豊かに暮らすための利便性を追求してこなかったということである。この二つは同じことと思うかもしれないが、そうではなく、利益の追求は個人の豊かな生活にはつながらないのである。

   たとえば先ほどのエネルギーの問題であるが、この空間には無尽蔵のエネルギー源があり、それを取り出して使う技術はすでに開発されているにもかかわらず、なぜ未だに活用されないのだろうか。また活用しようとする動きに、なぜ圧力がかかるのだろうか。それらは当然、利権の問題である。たとえば、フリーエネルギー製品が販売されたと想像してみてほしい。あなたは初期の投資として、たった十数万円で小さなティッシュボックス程度の機械を購入するだけで、好きなだけ電力が無料で使用できる。しかも雨が降っても降らなくても、風がなくても太陽が出ていなくても何の影響も受けない。喜ぶのはあなただけではなく、工場や病院など多くの電気を使用する施設は経費を軽減できる。飛行機や電車、車もフリーエネルギーで動くエンジンに切り替えられるだろう。これだけでも、経済はすっかり変化するはずである。

   次に、もし気象をコントロールする技術が認知されたらどうだろうか。
   そしてこの技術はすでに存在している。しかもこの技術を買い取った者たちが何の許可もなく勝手に気象をコントロールして、自分たちの利益につなげたり、他の国を困らせたりしている。しかし、今起きようとしている温暖化現象や天変地異を止めることは誰にもできない。ただその技術で大きなハリケーンやサイクロン、竜巻などを人工的に起こすことは可能であり、地震兵器と呼ばれるものもすでに使われている。このように気象はコントロールできるものだということがすべての人に知られるようになれば、当然何者であろうと、現在のようにこの技術を乱用することはできなくなっていくだろう。

   チベット自治州で起きた大地震は天災だったのか?、ニュージーランドの地震は?、日本の地震は? と多くの人々が意識することによって人為的に起こされる地震の意味と、その目的を理解するようになると、当然それに対する対策も考えることができる。これらの問題は、情報を得る権利が平等に与えられていないことを示しており、肝心の情報をある者たちが操作していることを示している。

   このように科学技術が目覚しく進化していくと、すべての経費が圧倒的に削減されるようになり、次第に「マネーフリー」という状態に行き着くのは必然のことである。このようにして宇宙の他の星の文明では、すでに貨幣経済を卒業している。すべての人が欲しいものを得るのは、実にシンプルなことだ。なぜなら貨幣経済の洗脳が解かれた人々にとって必要なものは少なく、所有という概念そのものが希薄になるので、すべての人が公平な感覚を取り戻すようになるからだ。もしあなたがすべてのものをタダで手に入れることができるとしたら、どんな物も自分の所有として自分の家に置いておこうとはしないはずである。必要なときには取りにいけばよく、生きるためのお金を就労して得る必要もなくなるので、時間や精神的な余裕も体力的な余裕も十分に保つことができる。

   さて、どうだろう、あなたはいろいろな物が欲しくなるだろうか。
   おそらく、今欲しいと思う物の半分以下で満足するようになるはずだ。変化するのは消費者側ばかりではなく、売ることで生計を立てていた人も必死で売る必要がなくなる。すべてが無料になると、自分が本当に提供したいと思う物だけを提供するようになる。その結果、売る人は自分が満足できるものだけを提供するようになるので、粗悪な物を作る必要がなくなる。すべての物が上質で長く使用できるものになり、当然シンプルで美しいものばかりになるだろう。これこそが、エコである。そうなると所有することで人と競う必要もなくなり、職業や収入によって差別を受けることもなくなる。

   どうだろうか。
   他の星ではすでに実現しているこのような社会を想像してみることは、今のような経済不安を抱えた時代を生きるあなた方にとって、それほど難しく不快なことでもないと思う。そしてイマジネーション、想像は現実を創造する。すでに次元上昇(アセンション)した地球社会は、実はそのような社会なのである。あなた方の意識の中にこのようなイメージがあることによって、次元上昇した自分自身と共鳴し合い、その意識に移行して行く可能性が生まれるのだ。一人でも多くの人が、このような社会をイメージできるように、今後は必然的にさまざまな角度からこのような情報が発信されていくことになるだろう。

   「マネーフリー」は経済の究極の形である。
   それは決して原始的な社会形態ではなく、むしろ高度に進んだ科学技術と非常に高い精神性の上にしか成立することのできない、進化した形の社会体系なのである。

   このような社会を実現するためには、もうひとつ重要な要素がある。
   それはそれぞれの人間がエネルギーの源泉とつながり、十分な活力を保持することだ。十分な活力は人の意識を高いところに留めることでもたらされ、その逆もある。つまり高い意識に焦点を合わせていれば、十分なエネルギーがあなたを満たしてくれるということである。意識が低くなると、人は迷い、混乱し、利己的になる。そして今は、残念なことにほとんどすべての人が活力を失っている。意識とはエネルギーであり、エネルギーこそが意識である。ところが大概の人が、エネルギーは肉体的な労力や努力であると誤解している。

   エネルギーの量は、意識のレベルと比例している。
   よってあなたが高い意識に焦点を合わせていれば、より大きなエネルギーを得ることができる。そして大きなエネルギーに満たされると、必然的に人間の意識レベルは高くなるので、無気力になったり、利己的な欲望に駆られたりすることもなくなる。そしてより広い視野で物事を見通して、高い視点から判断することができるようになる。最終的には他者との垣根がなくなり、愛そのものを現す人となり、慈悲深く、すべての調和の中で生きられるようになっていくだろう。

   「マネーフリー」のもたらす新しい社会を想像してみることは、より早くあなた自身の豊かさを実現させてくれる方法でもある。これは長い間、人類にとって抑圧されてきた大切な法則である。どうぞよく理解して活用し、まずは物理的な制限から自由になるための一歩を踏み出してほしい。そうすることこそが、物理的次元にある経済社会というテーマをクリアすることに他ならないのである。


      「アセンションの超しくみ」 by サアラ 〔Saarahat ワンダラー) ヒカルランド

                           抜粋


  

解放は「評価せず評価されない」世界に

   この惑星の次元には物理的な現実がいくつもあり、それがあたかも切り離されていて、それぞれがまったく違ったものののように錯覚を生み出すために、バラエティー豊かにいろいろなことを体験することができる。それはまるで「おとぎの国」のように楽しいものだ。それでついついゲームの世界であることを忘れて没頭してしまう。今回私がワンダラーとして生まれてきた理由は、私も含めて、つい夢中になってしまいがちな楽しい地球の幻想ゲームから目を覚まし、これを終焉に向かわせるお手伝いをするためである。

   霊的な営みも含めて、この宇宙で起きることはすべてが計画に基づいて遂行されている。それは宇宙神の巨大な意識の中で組み立てられた壮大な計画である。中でも最大のクライマックスは、今回の大規模な次元上昇(アセンション)であり、それは言い換えると「ゲームの終焉」とも言えるものだ。これまで地球で行なわれてきたゲームは、二元性の二極の世界をそれぞれ極限まで推し進め、その拡大の可能性を創造するというものであった。

   そのゆえにこのゲームでは、醜いものを取り去ったり、あるいは批判したり裁いたりする必要はまったくない。つまり二極の両方をより拡大することであり、醜いものはより醜く、美しいものはより美しく創造することが必要なのだ。そして今、状況はまさに望みどおりの結果をもたらしており、両極はそれぞれ大きく差を広げ、臨界点を超えて反転できるようになっている。もうわかると思うが、これまで人間を支配して苦痛を強いてきた彼らは、実はこのゲームの進行を一役担っているに過ぎないのである。しかも必ずしも、彼らが悪役だとは限らない。

   実は、正反対であるはずのどちらの極であっても、それが極まって臨界点を超えると反転してしまう。そして東洋思想には「陰陽一体」という考え方がある。具体的に例を挙げて説明しよう。

   たとえばあなたの友人にとても親切な人がいて、ほぼ毎日のように、あなたのために何か役に立ちたいと連絡してくる。「今日は何か必要なものはない? ご飯でも作って持っていこうか?」 月に一度くらいならなんて親切な人だと感謝するところだが、毎日となると親切とはいいがたく、うっとうしくて真逆の感情を抱くようになる。「なんてお節介なんだ」とイライラし、「何か下心でもあるのか?」と不安になるかもしれない。つまりこれは親切も度(臨界点)を越えると(反転して)不快な行為になるという例である。

   また二極が極まって拡大していく動きであるが、たとえばまったく道理にかなっていないような理屈であっても、あなたの周りのすべての人がそれを信じ込んでいるとしたら、「もしかして私がおかしいのか?」と自信がなくなるものだ。これは「大多数の人が」とか、「一般的に」などという数の論理に人々はつい負けてしまう例である。それは「信じている人が多いのは正しいからで、少ないのは間違っているからだ」とする考え方にすり替えられていく。この心理をうまく利用して、地球ではコントロールゲームは非常にエキサイティングなゲームになっていった。

   そのような例は、日本では事欠かない。
   もともと島国であり、皆と同じであることが重要視される日本では、この作戦は大きな成功を収めた。そして、お上(かみ)が言うのなら全員一致で従う以外に道がない日本人は、これまでにも数々の挑発行為を真(ま)に受けては多くの戦争をしてきた。そして、「みんながそう思うのならそれが本当なのだろう」「みんなが何も言わないからそれでいいんだろう」、と何も疑うことがなかったので、アメリカの属国になってしまった。そして未だに、「国が決めることに間違いはないだろう」とどこかで信じたい意識があるために、問題が浮上してもすぐにもみ消そうとしたり、人任せで自分で考えてみようとしない。こうして今では国民の血と汗の結晶であるはずの年金は失われてしまい、国は国民の安全や安心を保障するどころか、逆に国民を盾にしかねない外交をするようになってきている。

   博愛主義者や平和論者が争ったり戦ったりするのは、客観的に見れば非常に矛盾したことであるのに、当事者はそのことに気づいていないことがある。また、人のために役に立つことで自分の存在価値を見出そうとするのも、実は同じく矛盾したことなのだ。私たちは創造者として気づいているいないにかかわらず、常に自分の思考を現実化している。それはたとえば、もし自分自身の価値を認める、あるいは認めてもらうことが目的で誰かの役に立ちたいと思うと、実はそれに見合った、人の助力を必要とする不幸な人を創造することになる。それは、今目の前で困っている人がいても助けるなという話ではない。つまり何をしているかではなく、実は自分が潜在意識で望んでいるものは何かということであり、それこそがしていることとは裏腹に、真逆の現実を創造してしまう意識活動なのだ。そしてそれがあなた方の中にプログラムされている、「評価されること」という概念が引き起こすものなのだ。

   私たちが現実だと思っているこの世界は、何もかもが量子物理の世界と同様に、すべてが不確実で、確実なものなど何一つない。それは「善は悪で、悪は善」「悲しみは喜びで、喜びは悲しみ」「真実は偽りで、偽りは真実」という世界のことである。つまりこれが、私たちが創造して夢中になっているゲームの世界なのだ。イェシュア(イエス)は、「あなたの中にこそ真実がある」と繰り返し言ってきた。これは「他人の言うことを鵜呑みにしてコントロールされ続け、自分自身の真実を創造しようとしない」人間たちに向けた重要なメッセージである。何が正しくて、何が真実であるかを決めるのはあなた自身でなければならない。

   今のゲームを終わらせるために必要なことは、批判し判断し評価することを手放し、そのどちらでもない中立なポイントに意識の焦点を合わせることである。このゲームは実に長い時間を費やして行なわれてきており、多くの存在たちを巻き込んで繰り広げられてきた。これを始めたのはあなた方の先人たちが創造主と呼んだ神々たちであり、地球外からやってきた生命存在であった。初め、彼らは純粋に生命エネルギーの可能性を広げることに情熱を傾け、より強い生命体を創造する競争をしてきた。そして次第にゲームは複雑化し、特にホモサピエンスが誕生してからは、単なる被造物に過ぎなかった人間もそのゲームに参加するようになっていった。

   そして、そのゲームのツールとして「脳」というものが登場する。
   人間に遺伝子を与えた生みの親である彼らは、当然私たち以上に脳の持つ可能性について知っている。そして、彼らが望むようにコントロールするためには、その脳の持つ可能性を制御する必要があった。その手段が洗脳であり、言い換えるとプログラミングであった。

   そのプログラムは現在でも変わらず活用されている。
   たとえばあなた方は普段自分が抱いている恐怖や不安について、純粋にそれを検証してみたことがあるだろうか。自分が恐怖を感じるのはなぜか、自分は何を不安に思い、何が自分を制御しているのか。この疑問に適切な回答を持っている人はほんの少数であろう。人間は恐怖や不安を、起きる前に想像する。実際には怖いことが起きてしまえば、何とか回避する方法を探ったり、解決策を見出そうとする思考のほうが強く働くので逆に恐怖心は半減する。つまり人間の持つ恐怖や不安は、起きてもいない想像の世界のことに過ぎない。それこそが、プログラムされていることであり、コントロールされていることである。

   
よって多くの人々の日常的な活動の主な動機となっているものは、「恐怖や不安の回避のため」である。お金がなくなったら困るから、人から認めてもらわないと困るから、嫌われると困るから、注意を受けると困るから、恥をかくと困るから、etc. といったようなことが挙げられる。こうして地球の人間たちは純粋に物事を見る目を奪われ、プログラムされたものに従って判断し、思考し、行動しているのだ。その結果、平和が欲しい! と叫びながら銃を構えているのだ。

   今や、ゲームは終焉に向かっている。
   どうかこれまでの古いプログラムに固執せず、執拗なまでに執着することを手放し、純粋な信頼と愛を取り戻してほしい。

   あなた方が生きている世界は宇宙の中にあり、ここは完璧な宇宙である。
   宇宙には何一つ心配する必要性がない。
   あなた方を没頭させてきた、ゲームの世界から目を覚ましてほしい。
   ありのままを何も評価する必要はない。
   すべてのことは、たった一つのことに行き着き、それしかないのである。

   常にこの意識と感覚にいることと、より覚醒した意識にいることが、今のゲームの世界から抜け出す方法である。そして今後は今の次元を超えた新しい地球で、まったく新しいゲームが展開する。そして地球人ホモサピエンスは、その主人公を務めるはずである。




         「アセンションの超しくみ」 by Saarahat ワンダラー ヒカルランド

                           抜粋


   

 

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