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アヌンナキが教会を通して中世ルネッサンスを中止させた

   私はニビル星の王アヌである。     
   かつてない規模の人口爆発と地球の苦しみを目のあたりにしている今、私はこう尋ねたい。きみたちが肉体を山積みしているのは、私が何をしたせいだろうか。ブルドーザーやパワーショベルの技術を発達させたのは、大量の墓を掘るためだったのか? 自分の生命力や免疫系まで破壊させるようなどんな想念を私は人間のマインドに埋め込んでしまったのか? 一歩引いて、恋人を眺めてみたら、付き合い始めたころの彼女は毛ほども残っていないことに気づいた男のように、私がきみたちに及ぼした自分の影響を知りたい。

   まず、地球の基本的な法則から始めなければならない。
   それは人間1人ひとりに魂レベルで自由意志があり、生きている間はその力を使ってどんな現実も変えられるということだ。その視点で言えば、自分で選んだこと以外は起きないわけで、きみ達人間が現在のような状況を望んでいなければ、こうなっているはずがない。ここまでは共通の土台である。あとは、こちら側の話を分かち合うしかない。

   我々は人間をできるだけコントロールして、利用できる状態に置くことを好んでいる。
   それは従業員にできるだけ安い賃金を払って、そこから最大限の収益をあげようとする雇い主のようなものだ。地球にいる間に発見したことは、人間は死を怖れていたほうが、我々の思うままに動かしやすいということだった。しかし、私は銀河連盟の評議会にどう説明すればいいのだろうか。人間に怖れを吹き込み過ぎたので、互いに殺しあったあげくに絶滅しそうだとでも言えばいいのか? 素晴らしい報告だ!

   とにかく人間に怖れを抱かせれば、我々の好きな方向に動かせると知ったのは、ずいぶん昔のことだ。それは唖然とするほど簡単だった。40年前我々は、「バターの代わりにマーガリンを食べて心臓病を予防しなさい]と教えた。きみたちはマーガリンを食べ、心臓病は急速に増加した。我々は最近になって、やはり「マーガリンよりバターのほうがいい」と訂正した。また20年前には太る原因は脂肪の取りすぎだと教え、あらゆる食品のラベルに脂肪量を表示させた。誰もがラベルを詳しく読んで脂肪の摂取量を減らしたが、その後の10年間にアメリカ人の平均体重は10ポンドも増えてしまった。

   その結果、太った者もいれば、極端に痩せた者もいた。
   太った者は何を食べても罪悪感をおぼえるので食べる量が増えたうえに、頭の中は脂肪量のことでいっぱいだった。痩せた者は神経質になり、それがエンジンを消耗させた。実際には、思考が体重を左右すること、そして人体に摂取された脂肪は燃えやすい燃料であることに、薄々でも気づいていた人間は1000人に1人ほどしかいない。その一方で、一番やせた者のあいだで癌の罹患率が急上昇した。癌細胞は脂肪細胞内で変換されるのに、元素の働きによる自然な燃焼メカニズムが妨げられたためだ。きみたちは死をあまりにも怖れるゆえに、寿命を1ヶ月でも延ばしたくて、簡単にどのような説にでも乗せられてしまうのだ。

   死を怖れるのをやめないかぎり、破滅は避けられない。
   人間が死を怖れるように仕向けたのは我々である。地球に滞在するあいだは非常に老化が早いために、我々はきみたちの1年あたり3600歳も年をとる。私は過去45万年にわたる数多くの訪問で年老いて、疲れてしまった。我々は恐怖に駆られた存在であり、この怖れを理解したければ、地球にひたひたと満ちてくる恐怖を見るがいい。「網」がうまくかかって、どんな悪事も好き放題できてしまうので、我々は自分の感情を人間に投影し過ぎてしまった。

   悪意を帯びた冗談と同じで、最初は面白いが、やりすぎると面白いどころではなくなる。きみたち人間もそろそろ目を覚まし、我々アヌンナキが地球を訪れるときだけでなく、軌道のどこにいてもきみたちに影響を与えていることに気づくべきだ。我々は人間のマインドに埋め込まれた思考形態を通じて影響力を及ぼしている。我々はきみたちを刺激して、太陽がもう二度と昇らないかのように、買いだめと備蓄に走らせてきた。しかしもともと人間は、持ち物が少ないほうが活動しやすく、ものを分かち合う共同体で暮らしたほうが幸せなのだ。

   自分の知った秘密を胸に収めて、自分の利益のためだけにその力を利用することを、きみたちの多くは知っている。したがって、我々がシリウスの教師たちから委託された情報をきみたちに渡さずに、完全にコントロールしてきた理由は同じようなことだ。だが、いま突然、私はこの委託された知恵こそ人間を救う知恵だと悟ってしまった。長年にわたる恋愛をへて、相手の利益しか考えない境地に達したのだ。

   それはたとえ、自分を救ってくれると思ってしがみついてきた者を手放す結果になろうともだ。だからその知恵を、きみたちと分かち合うつもりだ。知恵の共有こそがシリウス―プレアデス同盟の主眼である。プレアデスの女神とシリウスの錬金術師の中でハートとマインドが結合したことにより、いま宇宙にどれほど畏怖(いふ)すべきシフトが起きているか、きみたちにはとても想像できまい。

   すでに白状したとおり、いざ、地球のきみたちのシステムに到着してしまうと、必ずしも贈り物を最初に渡されたままの状態で届けようとするとは限らない。太陽系に近づくと、私はいつもそういう事態になる。宝物を運んで長旅をするうちに、目的地で手放すのがいやになる気持ちはわかるだろう。錬金術には、自からの霊魂を変容させることへの全面的な決意と取り組みが必要である。それによって、9次元にわたる宇宙の知恵を受け取るだけの炎が肉体に備わる。

ニビルのアヌンナキが教会を通して中世ルネッサンスを中止させた。

   西暦1000年から、地球でシリウスの錬金術的波動が強まったことは、見ればすぐわかる。その波動はヒルデガルト・フォン・ビンゲン、アルベルトゥス・マグヌス、マイスター・エックハルトなど、中世の芸術家や神秘家の多くの作品に浸透している。新しい年代でニビルがシリウスにもっとも接近した西暦1600年ごろは、メディチ家、ケプラー、パラケルスス、ボッティチェリ、フラ・アンジェリコ、ミケランジェロなど大勢が活躍したルネッサンス全盛期にあたる。

   そこで告白したいことがある。
   わたしアヌは、地球に偉大な目覚めが展開する様子を見て、人間が自らを解放してしまうかもしれない、という可能性にうろたえた。そしてルネッサンスを中断させた。秘密の教えをすべて手元に置いておきたかったのだ。わが子に自分の権力を譲るつもりだといつも語っていながら、いざ年老いるとなかなか譲ろうとしない父親のように、わたしも何一つ手放せなかった。

       
   中世におけるルネッサンスを中止させたのは私アヌだが、すでにバチカンの教皇制、封建制度、神聖王権、秘密結社などを確立していたので、私が社会全体に恐怖を一つまみ放り込むだけで、きみたち人間の自由観を始末するに十分だった。ジョルダーノ・ブルーノは多次元と地球外文明について本を書いていたため、教皇は西暦1600年に彼を火刑に処した。これが科学と神学を分裂させ、もはや霊魂の存在は証明できなくなり、いわゆる霊性などというものが低能のしるしとみなされるようになったのだ。

   中世ヨーロッパのルネッサンス期には多くの偉大な音楽家や画家が、きみたち人間を多次元性に向けて開こうとしていた。しかし、私が人間の耳の一つも切り取り、舌を一本か二本引き抜くだけで、きみたちは「芸術は人生を破滅させる」という結論を吐き出した。錬金術を発見したヒーラーや天才は悪魔のレッテルを貼られ、その多くは公衆の面前で火あぶりになった。

   しかし当時の偉大な芸術家の多くが、錬金術のコードを掴んでいたことに気づくべきである。その波動は物質界にもたらされた。彼らの作品には、1987年から2012年までに地球全体の場を再構築するためのコードが含まれている。いま、どうするかが決定的に重要なことなのだ。当時のルネッサンスの偉大な芸術家たちは、現在の地球に再び肉体を持って転生しており、世界を美とエクスタシーで満たす態勢を整えているのだ。きみたちはこの時を待っていた。

   目を覚ませ、目を覚ませ ! 
   そうでないと、ニビルが錬金術の宝物を抱えて地球にどんどん近づいてくると、人間は覚醒するかわりに、再び崇拝する神を待ち受けかねない。きみたちは再び、盲目の羊の群れのように集められて黙示録的世界の到来を待ち望み、卑屈に身を縮めて宗教の神々を迎えようとする可能性がある。

    私は会社を潰してしまったことを悟り、株主にどう言い訳しようかと悩む社長にすぎない。あるいはドル通貨が暴落して紙切れ同然になっていくのを見ながら、NAFTA(北大西洋貿易地域)を台なしにしてしまったと悟るアメリカ大統領だ。事態は、1人の人間では処理できない規模になりつつある。するとどうなるか。各個人が目覚めるのだ。

   私アヌは銀河連盟に報告せざるをえなくなる前に、きみたちに真実を分かち合うためにやってきた。昔なら、社長は会社から金目のものを持ち出して南の島へ高飛びするところだが、もう逃げるべき南の島は存在しない。惑星ニビルがきみたちの太陽系に近づくにつれ、私の欲望は活性化されてくる。宝物のありかにいよいよ近づくときのように、とにかく全部ひっ掴んでしまいたい気分になる。

   私は豚のような貪欲さで知られているが、きみたちも同じだ。
   近づくほど、私は太陽の光に目がくらむ。過去の経験からわかるが、そちらの領域に入ると思考があまり明晰でなくなってしまう。美しい裸の女を見ると男は目がくらんでしまうように。だから人間が今すぐ、シリウスから託された純粋な贈り物の錬金術をまるごとつかみ取り、「アヌなんか、くそくらえ !」 と叫んでくれることを願っている。

   もし錬金術師になることを目指すなら、まず力強くなることから始めなければならない。何びとも本来の自分に備わる力を他人に提供すべきではない。そのパワーこそ自らの霊魂にアクセスする唯一の手段なのだ。私アヌは告白する。何十万年ものあいだ、自らのパワーを見出した人間を見つけると、私はその人間を道具として使った。しかし、今や我々はお互いを絶滅させかねない。

   私が人間たちをコントロールする手段は、きみたちの「死に対する恐怖」である。
   私は留守中も地球を管理するために、秘密結社や秘密教団を作ったが、今ではその組織自体が生命をもつに至った。彼らの本質を知れば、ごく簡単に見破ることができる。ひとたびそうした閉鎖的な集団に入ったら、きみはもうニビルの構成員である。こうした集団はすべて上下の序列を基本としており、排他的で、恐怖という毒に侵されている。

  
   もし何らかの集団に属する形で何かに取り組みたいと思うなら、その集団が外に向かって開かれた共同体であるかどうかを確認することだ。そうした集団の内部では、経済的、人格的な面だけでなくあらゆることにおいて競争することがなく、他人のエネルギーや創造性を所有することもなく、メンバー全員が対等であり、同じ資源を一時的に管理するという状態でなければならない。そのうえであらゆる執着を手放し、自分を地球の守り手と呼び、ただ為すべきことを為し、秘密を持たないことだ。一番力の弱い者が寡黙(かもく)になったり、心を閉ざしたりしたときは、次にどうしたらよいかその当人に聞くとよい。

   そうした集団においては教えが一般に公開されていること、そして「儀式が存在しないこと」が、常に真の地球の守り手を示す "しるし" である。


      book 
『プレアデス―銀河の夜明け』 バーバラ・ハンド・クロウ著 太陽出版

                            抜粋

 

         

      

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