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いかに闇の”干渉”があろうとも内なる「原始の意志」が導く

   これまでの20世紀の歴史は、”ビッグ・ブラザース”ならぬ”闇の勢力”の暗躍によってつくり上げられたものだということを、今では多くの人々が気づくようになっています。この闇の勢力とは、過去何十年にもわたり、地球規模で新世界秩序(ニューワールドオーダー)の確立に携わっている団体のことであり、ごく少数の人間による地球支配が推進されています。私は内的覚醒の道筋を辿りながら、この集団のことを調査した結果、より複雑で大規模な陰謀の存在に気付きました。

   その勢力が実施している人類の統制は、網の目のように張り巡らされた「干渉システム」を通じて行われています。それはSFまがいのテクノロジーを武器とするオペレーション・センターであり、そこから地球全体の電気通信や、地球の環境と気象、そして個人や大衆の脳と心身の状態に影響を与えることができます。

   しかし実際には、彼らによる人類の統制行為はそれだけに留まりません。
   それはさらに古い時代にまでさかのぼるもので、別の計画が存在するようです。それは、人類の失われたルーツを元に構築されたシステムであり、この世界の人間が認識する”現実”の”柵”の境界線を、厳密に設定できるようプログラムされているのです。

   これこそが、ホログラフィー(立体画像)的なイメージや夢の表出、そしてバーチャル・リアリティの原理を設定したシステムなのです。もしくは、生命の源泉の持つ構造とは異なる尺度を用いて、真の現実のイメージを調整し、変質させるシステムと言えるかもしれません。

   これは、被害者であり同時に加害者でもある”ある存在”、つまり地球外からやって来た黒い勢力によって、実際に行われている地球人類の”現実”統制です。この”存在”たちは、酷く盲目になっていることから彼らの魂は苦しみの中にあり、それゆえに他の人々をも苦しめるのです。

   人類には本来のホログラフィー・システムというものがあり、これは人間の種と進化を維持するために、古代の父たちによって構築されたものですが、その存在たちはこうしたことを認識していたようです。だからこそ彼らは、この本来のオリジナルのシステムに、不安定化と退化を促すプログラムを組み込むことで干渉したのです。その結果、変質してしまった本来のシステムは、オリジナルのシステムが当然のように拠り所としていた「光の中枢部」に反発するようになってしまったのです。

作り変えられた人類は”彼ら”に隷属する道を歩み始めた


   彼らの目的は、人類の本来のオリジナルシステムを、地球規模でコントロールすることでした。そしてこのシステムを、さまざまな生活における制度やエネルギーを生み出す宝庫として悪用することにしたのです。人類の起源の泉と完全に融合していた一次元的状態は、二元的原理(善と悪、光と闇、白と黒、勝ちと負け、良いか悪いか、正しいか間違いか、上か下か、無か有かなど)の考え方を生じさせることによって、ゆっくりと時間をかけて歪められていきました。そして人間の意識はそれにともなって変化していき、遂には本来持っていた内なる「喜びの王国」を見捨ててしまったのです。

   ですから、今のこの世界を築き上げた”ある神”は喜びを知らないはずです。
   事実その通りで、変化してしまった人間はすぐさま、「正しい」道を示す神を発明し、今や家畜と化した人間が大人しく暮らしていけるようにと、彼らの考える秩序を構築しました。つまり宗教という道徳律が、光と闇、善悪などのありとあらゆるものの意味を厳密に定めていったのです。そしてこの短気で執念深く、辛らつな”神”は、自分のそうした姿に似せて人間を作り変え、新たな人間を生み出していったのです。

   そして誕生したのは、厳格なルールが敷かれ、枠が課されていなければ、自分自身の存在さえも管理できない人間という存在でした。原罪などの罪の概念は、それ自体がとんでもなく矛盾したものです。罪業を認めるということは、過失を自ら公言することであり、それは同時に、この”神”と地球にいる彼の代理人たちへの隷属を意味しています。

   人間の意識構造は、原始の中枢部から受け取る現実のイメージを、今や、まるで歪んだ鏡のように歪曲してしまい、しかもその歪められたイメージは、人間の意識の奥深くにまで働きかけます。これが何を意味するかと言うと、人間に一定の条件付けが可能となるように、人間の意識構造には細工が施されているということです。こうした仕掛けが存在する限り、この条件付けが遺伝子を通して継承され、”増殖”していくのです。

   かくして人類はどの人間も、生死と人生をつかさどる”内的構造”に完全に管理され、支配されるようになってしまったのです。この”条件付け”の一環として、人間に植え付けられる”内的構造”こそが、人類の原始の泉の鮮明なビジョンを絶えず変質させ続けるツールなのです。こうして人間は何一つ理解できず、かといって自らが属する制度を真に受け入れることもできず、自分自身の選択による犠牲者となって、二元性の世界の中であえぐことになりました。

   そして現在、人間はごく基本的なことさえ理解することができなくなっています。
   それは内なる自我に組み込まれているものが、自分自身だと思っている意識の歪曲から生じているシステムであり、それが一体どんな代物(しろもの)なのか分からないでいるのです。組み込まれたこのシステムこそが明確な人間の本来のビジョンを歪曲し、あなた方に悪夢を見せ、悪魔が暗躍する様子を個人や集団の虚構世界に投影するのです。

   人類はこの世界に生まれ落ちるやいなや、条件付けを促すシステムに組み込まれるようになっています。つまり、このシステムを通して変質した偽者(にせもの)の人格が形成されるようになっているのです。東洋のもっとも進んだ精神哲学では、幻想の何たるかを詳細に説明した「マーヤー現象」が解説されています。そこには人間の意識が”現実世界”と見なすところの、脳が生み出す虚構世界を超越するための方法も明かされています。


   (マーヤー現象 :マーヤーとは幻影・現象の意で、被造物の構造に本来備わっている幻惑を起こす力。マーヤーは相関性、反転、コントラスト、二元性などの対立状態の原理。サンスクリット語のマーヤーとは”分化させるものという意味。つまり、本来無限大で不可分な世界に、限界や区分があるように見せてしまう創造の魔術的力。またマーヤーとは自然そのものでもある。神聖な不変性と対照を成すのが、常に移り変わる虚構の世界)

これまで教えられ、信じてきたすべてが偽りで虚構の世界

   私たちが囚われているのは虚構世界です。
   それは取引して買収された”ETテクノロジー”によって築かれた、地球人類が統制されている今の世界のことです。遺伝子に植えつけられた”内的構造”は、常時、補足されて維持されています。その要因となるものが、政府や国家、それに準じる各種機関、宗教の教義や告解、法律、規制などです。こうしたものを通して、人間に組み込まれた”内部構造”を悪用した陰謀が展開しているのが、現在の幻想の世界なのです。

   人間の存在は、セックスや権力の上に成り立っており、それぞれの人生は性的オルガズムと金銭の追求にのみ浪費されています。人間は苦しむために生き、あげくに苦しみさえも神聖視しています。人間は怒鳴り、罵り、呪いながら働き、苦悶のうちに出産します。人間は呼吸をし、自らを消耗して使い果たし、自らを死へと追いやっていきます。

   いったいどのような”神”が人間に呼吸を促したのか、私たちは知りたいのです。
   そしてなぜ生命の2つの流れが惰性的に分割されており、なぜ人間は独自に、原始のワンネスである脊柱に供えられた主要回路の唯一の流れを見出せないのか、私たちは理解したいのです。なぜ、松果体の太陽が萎縮してしまい、現代医学がその驚異的パワーをまったく認識できないほどに退化してしまったのか、私たちは解明したいのです。

   本物の真の地球の歴史は、認識されているよりももっとずっと古い時代に始まりました。もし闇の勢力ビッグ・ブラザーズとETエイリアンとの間に、何らかの協定が交わされたのだとすれば、それは太古の昔に結ばれたものに違いありません。つまり彼らは互いに、現在知られている地球の歴史を築き上げるために、偽りと沈黙の契約を交わしたのです。そしてでたらめな歴史継承と解釈が作られていきました。同様に、原始の人間の実像にも歪曲が行われ、”聖なる書物”(聖書)が書かれていったのです。

   原始状態の人間には呼吸する必要などまったくなかったということは想像に難くありません。(本来人間は物質的肉体にのみ生きる存在ではなかった) つまり、人間は呼吸したいときだけ呼吸すればよい状態にあり、しかも二元的概念などに縁のなかった本来の人間には、内や外、闇と光などの区別はなく、永遠なる唯一無二の概念に生きていたからです。

   そしてこれこそが、人間がまったく顧(かえり)みることのない神秘であり、タブーである真の現実なのです。偉大なる謎の光はわずかにしか見えず、人間は真っ暗闇に包まれた谷間で、何も気付くことなく横たわっています。光と影はホログラム(立体画像)の眩惑に過ぎず、そのホログラムに巻き込まれていることに気付くこともありません。こうして人間は、光の欠片(かけら)を求める苦痛の探索の旅の途上で苦悶するばかりです。

   今こそ知るべきなのです。
   ホログラムこそがこの世界の境界線なのだということを。ホログラムそのものが、通り抜けることのできない”扉”と化している事実に気付かねばなりません。しかも人間は”向こう側”に存在するもののどんなことにでも驚き、仰天してしまいます。そしてこのような時、人の脳は動揺し始め、それによって脳がつくり上げている王国はきしみ始めることから、手に触れられて確かと感じられる具体的なものや物理的なもの、理性的なものへと逃避し、それが唯一の解決策であるかのように錯覚します。

   そうしたことを公言すると精神病院へ収容されたり、この世界が虚構であることを知る者たちから抹殺されたりしないようにするために、皆逃げてしまうのです。しかし実際には、”向こう側”にあるものは、誰もが恐怖を覚える世界であるのは確かなことですが。二元的でホログラム的な世界と、真の一次元的世界の間には、目に見えない壁が立ちはだかっているようです。この壁を通してものが見えたり聞こえたりするのは、ごくわずかな人々だけです。そして、この壁を越えられる人はさらに数少なくなります。

   以上のことから推測できることは、本来の原始の意志によって運命付けられた者だけが、一次元的世界に到達するのではないかということです。人間は常に絶え間なく、”彼ら”からありとあらゆる干渉を受けて歪曲されているとはいえ、それぞれの内に潜む原始の意志は、常に自らに真実を提示するものであり、精神の渇きを癒す泉であり続けていることから、内なる探求の途上において真実が輝きを失うことは決してないでしょう。




 book 『地底の楽園[アガルタ神秘文明]へのナビゲーションガイド』
                     カルロ・バルベーラ著  ヒカルランド


                           抜粋
   

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