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・利己的野心だけで気骨がなく、臆病な政治家たち

   こうした(脅迫、攻撃、誘惑などの)話を聞いて、私が自ら進んで野獣の腹の中へ入り込んでいるのではないかといぶかる人たちがいる。それで私は彼らに言う。「それでもいいじゃないですか?」と。私は人類の素晴らしい未来を信じており、そこへ到達するにはどうすればいいかというビジョンを分かち合うためであれば、地球上の誰とでも会見することにまったくこだわりがない。

   私は少しも怖れてはいないし、彼らが私を堕(お)とすことができないのを知っている。彼らは私を買収できないし、私を欺くことはできない。そして万が一彼らが私を殺しても、私は気にしない。それで、何が失われるというのだ? 真実の中に住まうならば、すべては非常に単純になってくる。避ける必要のある人など一人もいないし、探し求める人は自然にはっきりと明らかになってくる。

   私は、意識の複数ある軌道に乗って活動するすべを学んだ。
   それはイルカが活動している状態に似ており、イルカは”眠っている”時でも脳の一部は目覚めている。このことは科学的に証明されており、イルカは同時に複数の次元とレベルで活動している。そして人間もそうすることができるのだ。

   その当時、私は眠っていても一部は目覚めていることができた。
   たとえば1992年後期にクリントンが大統領に選ばれた直後、私はアストラルレベルにおいて、アーカンソー州リトル・ロックの知事官邸で彼と一緒におり、この情報を討議していた。これは彼が大統領だった期間中ずっと続いていた。つまり会合はアストラル・レベルで起きていたのだ。そして何年も後に、クリントン大統領の親しい友人から聞いたことでは、大統領は内的な霊的レベルというものに理解を持っており、そうした方法で人と出会うことができたという。

   私は多年にわたり、こうした方法で習慣的に人々と接触してきた。
   それは自らの自我や恐怖、偏見などを超越することでそれが可能になり、霊的に人々と接することができる。しかしそのような方法であれ、顔を合わせての現実的な会合であれ、そうした会合の結果が必ずしも好ましい反応であるとは限らない。

   そして実際、ビル・クリントンの場合、彼は「(UFOの)情報開示」をすることを望んではいたが、それを行なう勇気を持っていなかった。彼が受け継いだ(実現すべき)遺産は基本的に失われてしまった。なぜなら冷戦時代が終わった後の最初の任期満了大統領として、この情報を公開することは彼の責任にかかっていたからだ。しかし彼はあえて挑戦しなかったのだ。

クリントン大統領とモニカ・ルインスキーのスキャンダルの真相

   ウースレイがCIA長官の職を去った後、私は彼との会見を公開しようと考えていた。
   それでニューヨークの主要新聞が私をインタヴューし、CIA長官やホワイト・ハウスの人々に、私たちがUFOの状況説明をしたという記事が掲載されることになっていた。ところがその記事が掲載されるまさにその当日、朝刊に、例のモニカ・ルインスキーのスキャンダルを全面にぶちまけたスクープが載ったのである。

   これは偶然でもなければ、同時発生したものでもない。
   つまりマスメディアのスクリーンから、意図的に、私たちのUFO状況説明の報道が完全に外されてしまったのだ。その後の1、2年、テレビで連日放映されたこのセックススキャンダルは、世界中のマスメディアで取り上げられた。何という愚かしさだ! そして私はこう結論した。米国大統領はUFO問題と関わるつもりはなく、もし彼がこの問題に関わってさらに深く掘り下げることになるなら、彼の大統領生命は終わる、と。

   この頃、私はカーター大統領と親しい友人と知り合った。
   彼から聞いた話によると、カーターが大統領になって間もない時期、カーターはUFO問題全般について調査しようとした。彼はジョージア州知事時代に、UFOを目撃しており、私たちは彼の出した公式レポートを持っている。そこでカーターは当時のCIA長官(父)ジョージ・ブッシュから状況の説明を受けようとしたが、ブッシュはカーターに、「その情報は与えられない。必要なら他から入手するように」と言った。それでカーターはこの問題をさらに押し進めたところ、ある日”私服”の男の訪問を受けた。彼は、「サー、大統領として最初の任期を終わらせたいなら、このUFO問題についての秘密を漏らしてはいけない」と言われた。

   ジミー・カーターは、ホワイト・ハウスがUFOについての調査をすることを望み、スタンフォード・リサーチ・インスティチュート(SRI)にそれを実行させる予定だったという。ところがペンタゴンの闇のプロジェクトはSRIに対し、カーター政権の要請でUFO問題を調査するつもりなら、ペンタゴンはSRIを支えているすべての契約を全部中止すると伝えてきた。そして、カーターの意図した調査はすべて葬られてしまったのだ。

   これは長年にわたり行われてきたパターンの一部に過ぎず、米国大統領への脅迫は少なくともアイゼンハウアーにまでさかのぼり、ジョン・ケネディの場合は暗殺された。この問題を推し進めようとすれば、大統領の地位と生命が脅(おびや)かされた。つまりこれは宇宙全体の”危ない”問題の目玉であり、私は1992年から現在までその中へ踏み込んでいるのだ。

政治家たちは利己的野心はあるが、意気地がなく臆病で、気骨がない

   ビル・クリントンはそれをする勇気を持っていなかった。
   だが率直に言うと私は、彼はそれをすることができたと思う。国の指導者たちが自分の個人的な野心や個人的な安全を省みず、喜んで遥かなる道のりを突き進んでくれることを、私たちの社会は期待しているのではないか? 

   しかしたいていの政治家は勇気がない。
   それで結局、私たちは、金や権力や利己的野心に毒された意気地のない、臆病な人々からなる支配者を頭上に戴いているのだ。だから彼らがこうした問題に出会っても、地球や地球に住む人々のために、国民に代わって正しいことを行なう気骨もスタミナも持ってはいない。

   私たちは、大統領が個人としてあまりにも恐れており、行動に出ることを脅かされ、側近グループすら情報へのアクセスを拒絶されていることを知った。多くのホワイト・ハウスの上級官吏がこの問題への接近を拒絶されている以上、世界の立法府に声をかけることが必要であると私は結論した。

   それについて宇宙飛行士のゴードン・クーパーが私に個人的に語った話がある。
   コーヘン国防長官は、ゴードン・クーパーのチームが1950年代に、エドワード空軍基地にある水の涸れた湖底に、着陸したUFOを撮影していたことを聞いた。それでコーヘンはその情報にアクセスしようとしたが拒絶され、彼はUFO着陸の日付や撮影の詳細を知っていたにもかかわらず、一切のフィルムと記録に国防長官がアクセスすることができなかったのだ!

   私たちは数人の議員と会見し、その中には上院情報委員会のネバダ選出ブライアン上院議員など、主要なポジションを占める人々がおり、しかもネバダはエリア51のある場所でもある。私たちは証拠を提示し、トップ・シークレットの証人たちが証言する「公聴会」の発起人になってくれることを依頼した。しかしほとんどの場合、彼らはみな行動することを望まなかった。

   「だが、私はただの上院議員だ」 「私はただの町医者です」
   「私にそれができるかどうか、私にはわからない・・・軍事相談担当のジョン・ワーナー議員と話したかね?」 私は奮い起こせるだけの情熱を傾けていった。「サー、私はあなたにお願いしているのです」 私は彼が身をよじって逃げないように懸命だった。だがこの問題を追及するという考えに、彼はすっかり脅えていたのだ。

   そして国連のあるグループから、国連で講演するように招待された。
   私のスピーチの演題は「惑星間平和の基礎」である。私が書いたものの大部分は、真実を知ることに関心のあるグループからの要請に応えたものであり、私の初期の著書はそのようにして生まれたものである。

   私は、当時12歳になる娘の1人を連れて、国連のこの会合へ出かけた。
   私と娘が国連の正面玄関に着き、警備を通る列に並んで待っていると、突然ロビーから何やら大騒動が聞こえてきた。見ると国連総長夫人が私に手招きしており、私たちは持ち上げられたロープをくぐって警備を迂回することになった。夫人が私に言った。「あなたはいつこれ(情報開示)に着手するつもりですか? 私たち(人類)は(宇宙において)孤立してはいないという情報を世界に知らせなければなりません」

   そこで私はこう言った。
   「リア、あなたとご主人は世界の指導者です。あなた方は国連総長夫妻ですよ。でも私はノースカロライナの田舎から出て来た、一介の医者に過ぎません」すると彼女は言った。「オーノー。これはブロトスにとってはあまりにも危険です。彼らはブロトスを殺すでしょう!」 では私は何なのか? ただの生贄(いけにえ)なのか? そうだ、まさに私は生贄であり、こうしたサークルにおいて私は消耗品でしかなかった。

   私たちは長いこと待ち望んできた情報開示のイベントが、国連で行なわれるよう依頼した。そして彼らの同意が成立した頃、彼らは国連総長ブロトス・ガリを追い出した。しかも通常、国連総長の任期は2期であるのに、彼は1期だけだった。彼らはその理由をいろいろと挙げたが、それは前総長のクルト・ワルドハイムを追い出した時と同じだった。

   ワルドハイムは「外宇宙問題事務局」の設立を支持し、その事務局は今でも国連にあり、こうした問題を本当に調査できるように、その本部をニューヨークからヨーロッパに移したことがわかっている。そのために彼は首になったが、かけられた嫌疑はナチとの関わりということだった。そしてブロトス・ガリはUFO問題を調査中であり、そして首になった。

      その後、コフィ・アナンが就任した。
   彼の上級補佐官が私たちに手を差し伸べてきて、情報開示の主催のために国連の大ホールを使用する許可を得てくれた。ところがその2週間後、この大使は電話をしてきて、「すべてが不可能になりました。ある人々が国連総長を訪れ、彼が震え上がるような書類を見せ、これ以上何もできないことを彼は理解したのです」と。

   ほとんど破産同然の国連は閉鎖されるだろう、ということを私は聞いた。
   そして国連を主導しているのは、こうした諜報機関と超国家的な「ごろつき」どもであり、こうした者たちが彼らに脅しや恐怖心を抱かせて操作しているのだ。

   1994年に私は、UFO関連の海外活動に関わっている人々と接触し始めていた。
   その1人が皇太子S・Aである。しかし皇太子は陰の勢力に引き入れられているということがわかっていた。彼はニューヨーク市のピエール・ホテルに滞在しており、電話では話せないというので、私は娘を1人一緒に連れて行った。彼は非常にエレガントで礼儀正しく、友好的だった。娘は部屋の片隅で行儀良くしていた。

「ETによる誘拐」を企む闇の米国政府

   しばらくして彼は、「あなたの情報開示は許されないし、その理由としては、エイリアンがそうはさせないでしょう」と言う。そして彼の弟が誘拐されており、それをS・Aはエイリアンが誘拐したと信じていることがわかった。この誘拐は機密準軍事活動によって、人間たちが行なっていることを彼は知らなかった。この誘拐事件はNASAの一調査員によって調査されており、私は彼と何年も一緒に仕事をしてきていた。そして彼は皇太子S・Aの弟は、彼の国の城から誘拐されたと言っていた。

   私は皇太子に言った。
   「私はあなたに賛成することはできません。こうした情報を秘密にしておきたいのはまさしく地球の人間たちのグループなのです。地球外文明について開示することは、まさに現存の中央集権体制全体の終焉と、化石燃料や人間中心的な価値観全体の終焉を意味していますからね」 私たちは率直な意見交換をし、意見の不一致という点で一致した。皇太子はETの出現が、恐怖と憎しみを掻き立てるものだと感じており、だからこそETたちに対する軍事活動を彼が支援していることは明白だった。

   彼によると、(父)ブッシュ大統領もやはりこの問題を公表しようとしていたという。
   そして冷戦末期にゴルバチョフ、ブッシュ大統領、国連事務総長のペレス・デ・クエヤルを含むグループが、UFO情報を一般公開することを検討していた、と語った。これは1989年のことだが、この話にはまだ続きがある。

   「ところがある晩、ニューヨークで夜更けの企画会議が行なわれ、そこではET発表の具体的プランが検討されており、国連事務総長のペレス・デ・クエヤルがその会議からの帰途に、UFOが現れて事務総長一行の車の列を停止させ、総長をリムジンから誘拐したのです。ETたちは彼を宇宙船の中へ連れ込み、ETに関する情報開示の計画を中止しないなら、米国大統領をはじめ、これに関わる世界の指導者たち全員を誘拐して地球外へ連れ出し、情報開示の審議を中止させると言ったそうです」

   これは、それを目撃していた民間人も一緒に誘拐された事件であった。
   しかし私は、この誘拐を計画し、実行に使用された模造UFOと電子精神感応システムを操作していた、彼ら内部の連中を知っている。だが彼らは、私が知っているということを知らない。実を言うとロズウェルのUFO事件で、人々を脅かした破廉恥な赤毛の軍曹の親戚が、この国連総長の誘拐事件を取り仕切っていたのだ。

   彼は国連総長の特別警備の一員として潜入させられており、国連総長一行の車の列に電子装置を仕掛けたことで、深夜の国連事務総長いかさま誘拐事件を起こすことができたのだ。この作戦の目的は、ゴルバチョフを含む世界の権力エリートにより、真実が世界に開示されるのを阻止することであった。

     そして皇太子S・Aは、自分の弟がエイリアンに誘拐されたと信じていたが、この事件もまたETによる誘拐事件だと信じていたのだ。彼はこうした誘拐事件が、人間による準軍事活動であることを知らなかった。この手の宇宙船は”ステージクラフト”と呼ばれており、私はこれらの操作に関する情報を入手している。しかもその情報は、エイリアン誘拐の模擬実験に関わっているある民間組織からでた書類である。こうした連中は、世界の指導者たちにETを憎悪させて”宇宙大作戦”を支持するように仕向けるため、誘拐を行なうまでに手を染めるようになってしまった。



    HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE (原書タイトル)
book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                               抜粋
   

 

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・UFOは「秒速30万キロ」を超えて地球へ来ている

   たとえばキャトル・ミューチレーション(家畜切断)について言えば、覆面ヘリコプターと人間の特殊部隊作戦がこうした”イベント”を行なっているという。それについては非常に大量の報告があり、研究者のグループにおいてはそれは周知の事実だが、これらの事実が一般社会の人々に伝えられたことは一度もない。事件は常に、エイリアンによって私たちの家畜が切断され、血を抜かれたと描写されているのだ。

   私たちは軍事顧問と1人の紳士とともに、ライト・パターソン空軍基地へ行った。
   その訪問の目的は、私たちがやっていることの状況説明をし、事態の変化に備えておくことの重要性を説明することだった。会見は2時間近く続き、私たちが問題のUFOのコンタクトをいかに成立させてきたかについて明確に説明した。この情報を開示している時、彼らは必死にそれを筆記していた。私は、こうした情報が一般の人々に公開されるべき時期は、かなり前にとうに過ぎていることを説明し続けた。

   するとカノーラ大佐が途中で質問した。
   「これらの生命存在が敵対的だったらどうする?」 私は彼を見て言った。「何かいい考えがありますか? もし彼らが敵対的であったなら、あなたと私がこの話をしていることはないでしょう。彼らの技術は非常に進歩しており、時空間の構造も変えることができます。彼らが敵対的であれば、地球はナノ秒にして燃え尽きたカスとなり、宇宙空間に浮いているでしょうし、あなたもそれはを知っているはずです。しかし人間たちはすでにこれまでの何十年に渡り、彼らに対して残酷で無謀なことをしてきました。あなたや私が、未だに地球の空気を自由に呼吸できている事実こそが、彼らが非暴力的であることの何よりの証拠です」

   彼はただ私を凝視していた。
   私たちは状況説明の資料をライト・パターソン空軍基地の役員に渡し、後にこれらの資料が空軍情報部の公文書としてアクセスできることを確認した。地球外文明研究センターの交信例や、さまざまなもっとも信頼性のある証拠や所見などもコンピューター・システムの中に入っていた。ところが空軍基地の高官や補佐官がこれらの資料にアクセスし始めると、資料がいつの間にか消えてしまっていたのだ!

   この時の経験の後日談であるが、後に知ったことは
(その時の会見を許可した)クレイマー大将は二度と、この種の会見に巻き込まれないように命じられたという。その後間もなく大将は、統合参謀本部情報局の責任者の地位から、海軍情報局長(DNI)に昇格した。つまり大将は、この問題にそれ以上関わらないことを条件に昇進したと聞いている。

   諜報機関や米国政府、企業だけでなく、民間のマスメディアや民間のUFO団体に、闇の政府がいかに潜入しているかについての私の学習は、膨大なものになっていた。ロックフェラーとの会見やライト・パターソン空軍基地での会見の後、私はCIA長官ウースレイと親交のある例の紳士とのコンタクトを再会した。彼は、私たちがやるべきこととして、こうした情報を大統領や政府高官たちにも知らせるべきことと確信していた。大統領の科学顧問や、私たちの努力を支持してくれているビル・クリントンの友人などを通して、私たちはそのように動いた。例の紳士の弟はホワイト・ハウスに勤務しており、ビル・クリントンの側近の1人だった。

   私たちはこれらの権力の座にある人々に、友好的で彼らに役立つ仕方で接近した。
   「みなさん、聞いてください。情報の開示が必要な時期が到来しました。すでに東西の冷戦は終わっています。今こそ、UFOが現実に存在することを、前向きな姿勢で一般社会に公表する絶好のチャンスです。冷戦時代にはその緊張感から、隠された機密の計画があるのは当然だったかもしれませんが、もはやそれが正当化される理由はありません。今こそこうした情報は開示される必要があります。それが過去と決別するチャンスなのです」

   そして、それにたたみかけるように言った。
   「政府がそうしないなら、私たちがそうします。そのために間違いのない充分な情報提供者を集めれば、それができる道が見つかるでしょう」 そして、情報開示プロジェクトがまさにそれであった。

米国大統領やCIA長官は、真の情報の「蚊帳の外」に置かれている

   1993年12月、私たちはウースレイ(CIA長官)と会見するためにワシントンへ行った。午後遅く、私はエミリーと一緒にCIA長官の友人の家に着いた。表向きの名目は、その友人の家で行なわれる晩餐会ということだった。出席者は6人で、3組の夫婦である。妻と私、それにCIA長官ウースレイとその夫人、そしてその友人夫妻だった。私は書類のギッシリ詰まったケースを持参しており、この会談がどのくらい続くのか検討もつかなかった。しかもCIA長官にとって、これが非常に深刻な状況になることは誰もが理解していた。なぜならCIAのトップでありながら、もっとも重要な秘密の情報から遠ざけられ、嘘を知らされていたのだ。それは大統領も同じだ。

   私はクリントン家の友人から聞いたのだが、休暇からホワイト・ハウスへ戻ったクリントン大統領は、UFOの状況説明の書類を見ながら、大声で言ったという。友人はビル・クリントンそっくりに真似て言った、「これが全部本当だということはわかってるよ! 畜生! あいつらは何一つ私に教えないんだ。こんなことすらもだ!」

   私は、彼のような高官はこうした問題をせせら笑うかもしれないと思っていたが、そうではなかった! 私の状況説明を聞きながら、彼は目に見えて動揺し、CIA局長として心底狼狽していた。なぜならこれほど重要な情報について、彼と大統領が疎外されているからだ。私は彼が怒りで泣き崩れるのではないかと思ったほどだ。その会見は3時間近く続き、彼が知りたいと思っているあらゆることについて、私たちは討議した。私はそれが極めて責任の重い問題であることを感じていた。おそらく今私は、世界でもっとも権力を持つ者の1人と関わっているが、それなのに彼はまさに「裸の王様」にされているのだ!

   重要な情報は政府という体制の中で消失しており、世界でもっとも強大な国の支配者たちに対してその情報が差し止められているのだ。それだけでなく、実際には彼ら支配者は国をまったく支配してはおらず、闇の政府というものがそうした体制全体を牛耳っている。その事実が今ここで、現職のCIA局長によって確認され明らかになった。

   私は徹底した懐疑論者であるが、こうした体制の最高の権威と権力を持つ地位にある人物が、そうした陰の組織から外れていようとは思ってもみなかったが、話すうちに、彼がどれほど遠くそうした闇の組織から外されていたかを理解するようになった。つまり民主主義タイプの政府と考えられている政府内部で、実際にはひどい機能障害が起きており、憲法で規定された権威と責任ある地位の人たちに対して、欺瞞と虚偽が行なわれまかり通っているという事実である。

   ETたちは平和目的でここにいるという情報を、私はウースレイと分かち合った。
   私は次のように説明した。「多くの目撃UFOは、米国を始め他のところで隠された計画の下に作られた宇宙船であり、こうしたものの背後にあるテクノロジーは非常に強力であり、無法者の手中にある」と。そして次の点を指摘した。この問題は憲法が規定する管理の下に置かれるべきであり、大統領だけがそうすることができる。議会は調査活動だけは行なえるが、命令系統における指揮と緊急管理において指導力は行政部、すなわち大統領がしなければならないと。

   会見が終わる際、後に出版されることになる一組の勧告文を彼に渡した。
   それは現職のCIA長官に証拠を手渡しし、情報を開示するための必要事項と、秘密主義をやめてこの問題を適切な管理の下に戻すという手順を踏んでいた。そして彼は質問した、「私たち(自分や大統領)がアクセスできないことを、どうやって開示するというのか?」 私は要点を強調して言った、「あなたがコントロールしなければなりません。アクセスすることをあくまでも主張するべきです」 しかし彼はただ目を逸らした。それがどのようなことに巻き込まれるかを知っていたのである。

UFOは「秒速30万キロ」を超えて地球へやって来ている

   最後に、CIA長官夫人であるウースレイ博士が質問した。
   「こうしたUFOが、どのようにして宇宙の広大な距離を越えて連絡し合うのかご存知ですか?」 私は一瞬ひどく苦しい気持ちになった
。(なぜなら人々はアインシュタインの公式を信じており、ほとんどの人々にとって今のところ信じ難い説明をしなければならないからだった) 真実を話すことで彼女の信頼を完全に失ってしまうのか? それとも話を逸らせてお茶をにごそうか? いや、真実を話すしかない、たとえ真実がいかに奇妙に聞こえようとも。

   そこで私は言った。
   「地球外文明は、時空間の構造と非局在性(ノン・ローカリティ
場所が限定されないこと)を理解したのです」 それを聞いていくつかの困惑した顔が見られた。「このように考えてください。私たちの宇宙、銀河系宇宙を取り上げてみると、銀河系は端から端まで10万光年ほどあります。そして近くの別の小宇宙までは、その距離の1パーセント、つまり1千光年の距離にあるかもしれません。その小宇宙を例として使いましょう。たとえば私たちがその宇宙へ連絡しなければならず、相手も返事をよこさなければならないとすれば、あなたが『どう、元気?』と送れば、彼らは『元気です、ありがとう。そちらは?』とよこすはずです。

   問題は、たったそれだけのやりとりの往復だけで、2千年かかることになります!
   どうしてそうなのでしょうか?  それは1光年は、通常の電磁波が1秒間に18万6000マイル
(約30万キロ)の速度で進行する距離です。ですから1千光年という距離は、私たちがそこへメッセージを到着させるのに1千年かかり、彼らからの返事が地球へ来るのにさらに1千年かかるということを意味します。しかもこれは、銀河宇宙の中においてはたった1パーセントの距離に過ぎません」

   「光速度はあまりにも遅い」と私は続けた。
   「ですから光速度は星間距離の通信や旅行にとって、実際的な手段ではありません。率直に言えば、私たちは光速度を超えていくことができないなら、太陽系内だけの旅行であっても、かろうじて用を足す程度のことしかできません。つまり、この地球へ来ているどの地球外文明であれ、彼らはすべて高速を超えたテクノロジーと科学を習得していることを意味しています。私はそれを光の交差点と呼んでいます。彼らがすでにそれを習得しているとすれば、彼らは電磁気や物質、空間、時間、そして意識という、これらが全部一つに繋がるネクサス(連結)を発見しているのです」

   私はこれら地球外文明が、テクノロジーと意識が相互作用するテクノロジーを持っており、そこにはマインドと思考と特殊な物理、電磁気の共通領域があることを説明した。「彼らが通信する場合、A点、たとえば地球から、彼らの母星の1千光年離れたB点へメッセージを送り返す場合、その通信は即時処理のリアル・タイムで行なわれます。なぜならそれは、直線的時間や空間から脱け出し、宇宙のノン・ローカル性(限定されない場)へ移ったからです。これは非常に精妙な物理学ですが、思考と意識の領域をも含む問題です」

   「彼らは思考という意識を装置に向けることで、装置と接続することができます。
   ですから即座に、装置が正確にその信号とメッセージを別の点へ伝達します。これは科学技術なので、ただの『テレパシー』ではありません。このようにして情報と映像は宇宙空間の別の点へ転移されますが、それはその点がどんなに遠くであろうと、即時処理のリアル・タイムで行なわれます。それはただちに共鳴する音叉(おんさ)に似ており、直線的時空間を飛び越えて、一方の振動体から他方のそれに信号が伝わるのです」 ウースレイ博士は私を見つめて言った。「何かそういったことであるはずだと考えていました」 彼女は本当に納得したのだ。

   私たちが、星間距離を飛び越えて旅するような文明と関わるのであれば、彼らが意識や思考、電磁気、ノン・ローカル性を含む科学を習得する必要があった、ということを徹底的に頭に入れておかなければならない。だからこそ地球外文明研究センターの交信方法は、ノン・ローカル性や意識、そして方向づけられ集中・凝縮された思考という構成要素を持っているのだ。なぜなら彼らETたちは、私たちがレーザーやラジオ、携帯電話などの電磁気信号をはっきり受信しているのと同じように、方向付けられ凝縮した思考シグナルを受信できるテクノロジーを持っているからだ。そのテクノロジーはきわめて科学的であり、充分に再現可能である。しかしこれは、現在の地球ではあまり広く知られてはいない科学である。

   だが私は、今日この概念を理解できる大勢の人々がいると思っている。
   そして、ありがたいことに現在、脱量子論の宇宙理解に達した人々がかなりいることを知っている。私はこうした問題を扱う機密の航空機会社やエレクトロニクス企業で働いていた何人かの人々と仕事をしたが、彼らはまさに今述べた通りの操作をするET通信装置が、人間によって
(撃墜された宇宙船から)回収されていると私に証言している。これらの装置は思考と意識に接続され、また思考と意識に応答するが、そのように同調されているのだ。

   CIA長官やその夫人たちと共に過ごした時間は、密度の濃い意義深いものだった。
   だが「私たちにアクセスできないことをどうやって開示するのか?」という長官の問いは、私の中に深い悲劇と悲しみをもたらした。その時私は、私たちの面前に広がる困難の巨大さを理解した。アイゼンハウアーが軍産複合体制について注意を促し、この複合体制の暴走が自由と安全を脅かすだろうと言った時、彼は私たちに政府そのものの機能障害を警告していたのだ。しかしすでに政府は機能障害に陥って腐りきっており、私はそれを直接目撃してきたのである。

   別れの挨拶を交わした時、私は中にいる間ずっと盗聴されていたことに気がついた。シークレット・サービスが数人正面玄関にいるのが見え、サッグ・ワゴンが駐車していた。ヘッド・ホンを付けた護衛が数人いたのは言うまでもない。それが彼らの任務なのだ!



    HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE (原書タイトル)
 book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる

                                抜粋
   

 

・UFOの思いやり

   地球外文明の乗り物が上空に観察される場所を見るとき、そこには一つのパターンがあることが私たちの調査でわかった。それは地球物理学的に不安定な地域と火山地帯であり、たとえばコスタリカやメキシコなどの環太平洋火山帯、それに核基地や核兵器施設、原子力発電所などの上空である。このように地球を観察している地球外市民たちは、たいていの人間たちが自覚している以上に人間のもろさをよく知っている。人間たちは、釜の中でゆっくり茹でられている蛙のことわざ通りで、すっかり茹で上がるまでまったくそれに気づかない。

   ETたちは、重大な出来事に対して非常に注意深く監視しており、人間たちが環境に対してやっていることや、人間が作り出す不安定性に関して、彼らが関心を持っていることを私に暗示するある行動パターンがある。また、これから何千年にもわたり地球に甚大な被害をもたらすかもしれない核物質についても、彼らは心配している。

   1992年に、イギリスでは”ミステリー(クロップ)・サークル”と呼ばれる不思議な現象が起きていた。そしてコリン・アンドリューズたちから、異様な航空現象や耕作地で目撃された飛行物体がビデオに撮られたというニュースを聞いた。それによると、ミステリー・サークルが現れる前と後には、いくつかの直径約30センチの円盤状の物体が、昼間耕作地の上を動いており、それを撮ったビデオテープがあるということだった。

   1992年の7月、私たちはチームを連れてイギリスへ行き、CEー5(第5種接近遭遇)を主導することにした。実はこの時までに、私たちのベルギーとガルフ・ブリーズでの行動はマスコミに知れ渡っていたことから、彼らは私たちがイギリスに到着するのを待ち構えていた。こうした状況は慎重に対応する必要があり、そうでないとCE-5の実行現場がマスコミや見物の人々の群れで荒らされてしまう可能性があった。

   ある時などは、カメラと報道陣を追い払うために、ダイアナ妃がトンネルで追いかけられた時のように、私たちはドイツのマスコミをまくために、猛烈なスピードで疾走したこともある。彼らは私たちがその夜、どこへ行くかを見届けたかったのだ。

   私たちはその年の夏、ミステリー・サークルの中心地、アルトン・バーンズの農場へ行った。そこは千エーカーを超える大きな農場であり、私たちはその私有地を使用する許可を得ていた。私たちは10日間の滞在の間に、何回かの実験をした。その実験の一つは、ウッドボロウ・ヒルの頂上へ行き、全員で特定のミステリー・サークルの形を心象化し、地球外のUFOの人々と一致し、その後彼らに私たちが心象化した特定の形を、ミステリー・サークルとして作ってくれるよう頼むことだった。

   そして私たちは、今日(こんにち)「地球外文明研究センター三角形」として知られている、三角△の各頂点に円形のある∵正三角形を心象化することに決めた。(P.142参照) 私たちはグループ全員でこの形を心象化し、それを無限の宇宙的マインドとETに伝えた。

   翌朝、その場所からあまり遠くない畑の中に、私たちが送り出したのと同じ形のミステリー・サークルが発見された! この形を知っていたのは、その念を送った私たち少数のグループの人たちだけだった。実は、私たちはその畑にミステリー・サークルが現れていたことを、2日後に農夫のラルフ・ノイーズに会うまで知らなかったのだ。

   彼はその日誰よりも早く畑に出て耕作地に向かい、それを見つけた。
   彼の耕作地はオリバー要塞のふもとにあり、急な断崖のある地域なために、そこへ行き着くのは困難な場所にあった。そこで私たちは、「そのミステリー・サークルはどんな形ですか?」と聞いてみた。ノイーズ氏は「手帳にそれを描いておいたよ」と答えた。

   私たちは身をかがめて彼が描いたものを覗き込むと、それは私たちが実験をした夜に送り出した形そのままであった。それですぐに私と仲間の2、3人がその農場へ向かって走り、オリバー要塞へ登り、そこから畑を見下ろした。私たちは驚きのあまり、茫然となった。それはまるで私たちのマインドからあの形を持ち上げて、そのまま畑に移されたように見えた。

   後からわかったが、実際にその周辺と麦の土壌についてテストが行なわれており、その結果、電磁気の異常と植物の細胞膜の変化が見られたという。そしてこのミステリー・サークルは科学的に見ても、今シーズン中でももっとも重要なものだと言われていた。実はそこにはミステリー・サークルを研究しているグループがあり、彼らは実業家や「闇の計画」に繋がる人々から資金を提供されていた。しかし彼らの出したミステリー・サークルについてのレポートには、ある部分が削除されていた。それは特に、私たちがいかにしてその形を着想する作業を行なったかについてであり、それは彼らにとって不都合な部分だったのだ。

   ここにもまた同じパターンが認められる。
   そしてこうしたスパイだらけの民間UFO団体が、この年の3月のガルフ・ブリーズでのミステリー・サークルから、私たちに関わるすべての出来事を削除したのである。このことからわかることは、民間のUFO団体がいかに強く管理されており、いかに隅々まですでに潜入されているかを示す一つの例である。

UFOの思いやり

   そこでのある夜のこと、ウッドボロウ・ヒルにいた時、私たちはCEー5(第5種接近遭遇)の交信を行い、この地域にUFOの到来を招待していた。するといきなり、私たちの頭上の雲の中に左回りに旋回する複数の光が現れた。それは雲の上から地上を照らすサーチライトのようであり、旋回する一連の回転の光が、次々と上方から雲の中を照らしていた。

   しばらくすると、急に雨が降り出した。
   それも土砂降りの雨であったが、しかしそれは私たちがUFOとの接触の交信を行なっているこの小さな地域だけに限られていたのだ。それはまるで雨と霧の夜に、これから起こる大がかりな接触の同意のために、ETたちが人工的な気象を作り出したように見えた。ついにそれは非常に激しい土砂降りに変わり、そこに来ていたほとんどの人々が立ち去ってしまった。農場の別の場所にいたコリン・アンドリュースや他のグループもすべて引き上げてしまった。

   そこで私たち4人は、畑の中を横切る、車一台分の幅だけのコンクリート道路へ移動し、小さな退避レーンにいることにした。私はUFOが来ることを直観的に悟り、「後でね。後でそこへ行くよ」とはっきりそう言われたのだ。すでに真夜中過ぎだったが、私たちは2台の車に分乗し、そこから交信を行なうことにした。突然、誰かが車の窓を叩き、気がついて外を見ると、直径約100フィート
(約30メートル)の円盤型で、円錐のてっぺんにライトのついたUFOがいる。

   円盤の縁には赤、青、黄色、緑などの美しい色が左回りに旋回し、ライトは左右に回転し、船は左回りに回転していたが、それぞれの光が融合して混じり合い、美しくてとても珍しいパターンを描いている。これらの光はこの世のものとは思えない美しさで、光の強度や質にしても、これまで誰も見たことがないようなものだ。しかもUFOはとても近くにいたのだ。やがて宇宙船は地上10フィート
(約3メートル)まで降りて来た。

   私たちはみな車から出て、接触するための体勢に入った。
   ところが私と一緒にいた女性が恐怖のあまり、完全に震え上がってしまったのだ。私はこの時、この種の遭遇に対しては心の準備が必要であることを、残念ながら学んだのだった。彼女の恐怖の理由は、私たちの持っていた方位磁石が宇宙船と一緒に左回りに回転するほど、この巨大なUFOは接近していたのである。磁場は実際に磁北からはずれて左回りに回転していた! またUFOの電磁的効果は、私たちの髪の毛をわずかに帯電させて逆立たせた。

   辺り一帯が異常な静けさに包まれており、UFOに乗っている存在たちの意識がそこにあるのが感じられた。そして「サーチライトで船に合図しよう」と私が言い、みなで合図すると、UFOは音もなく私たちの方へ近寄って来て応答の合図をした。するとこの女性はまったくのヒステリー状態に陥り、「やめて~~~~!!」と金切り声をあげて叫び始めたのだ。「このためにここに来ているのですよ!」と私は大声で言うと、「彼らが本当に来るとは思わなかった!」と言う。「じゃあ、あなたはなぜ来たんですか? 冗談だとでも思っていたんですか?」と私は言った。

   彼女としては、遠くの方から観測でもするのだろうと考えていたのだ。
   しかしこれは文字通り宇宙船との接近遭遇であり、実際に彼らの方からも私たちに合図していることを彼女は知ったのだ。他にもオランダ人の女性がいたが非常に落ち着いており、くだんのこの1人の女性だけが脅えていた。そして彼女の恐怖が最高潮に達した時、UFOは私たちの方へ接近するのをやめ、次第に遠ざかって行った。

   これはUFOの思いやりの行為だった。
   この宇宙船はどのような脅威も与えてはいなかったが、ETたちは誰かが怖れていることを知り、静かにゆっくりと離れ、余裕を持って上昇し、霧に包まれて雲の中へ去ってしまった。雲の中には依然としてライトが見え、UFOは柔らかな光を放つ琥珀色をしており、音もなく浮かんでいた。それまで私たちのコンパスも左回りに回転し続けていたが、やがてぐるっと針が360度回転すると、真北に戻った。そして雲が切れて空が開かれると、そこにこの物体はもう一度姿を現し、それは一段と上空にあった。私が合図をすると、それは私たちに合図を返し、消えてしまった。

   これがその時のCEー5の顛末である。
   この出来事が繰り広げられていた時、雨はやみ、地域全体が雲と霧に厚く包み込まれていた。コリン・アンドリュースによると、彼が雨の降り始めた耕作地を離れた時、道路は乾いていたという。おそらくこのイベントが非公開の環境において起きるように、彼らが天候を変えたに違いない。私たちの遠征をスパイしたり、接触を妨害するなどの意図で集まっていた人々は、この”とんでもないイギリスの天候”に勇気を挫かれてその場を去っていた。

   この経験から、こうした接触のためには、人々に十分なトレーニングをしておく必要があることを私は理解した。参加者が恐れを感じないように、いかにして自らの意識に中心を置くかを学ぶ必要がある。なぜならこれは特異な経験であり、物体にかなり近く接近する場合、心理的・電磁気的に影響を受けるためだ。だから普段から冷静で、深い知覚の中心に留まることが基本的に重要なのだ。

   翌日、周囲の丘の上から数人の人が、この時の遭遇の大部分を見ていたことがわかった。それで私たちが確証を持っていると噂が広まり、その日は報道陣と人々の間に興奮の渦が巻き起こった。そのために私たちは、アルトン・バーンズ地域の農場に起きた着陸同然のUFO遭遇について、状況説明(記者会見)を行なった。その時クリス・マンセルが立ち上がって言った。「畑に真っ赤な宇宙船がおり、私は仰天しました!」と。

   そして私たちは1993年までに、こうした努力を拡大することに決め、現在は「高速移動調査チーム」(RMIT)と
呼ばれる、経験豊かな人たちからなる組織を持っている。



    HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE (原書タイトル)
 book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』スティーブン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋
 
   
   

   
   

・同じ宇宙に存在する生命体に、本質的な違いはない

   地球上のあらゆる宗教の創始者を一堂に集めることができるなら、おそらく彼らの間には何の相違もなく、古き良き時代を共有することだろう。つまり、分離は人間がつくるのだ。自己本位、利己主義、物質主義、盲目的愛国心、そして無知、憎悪、愚鈍から分離が生じ、さまざまな問題を引き起こしている。だから一体性の経験は、今日の世界において欠かすことのできない経験である。これは今後50万年における超課題であり、一つであることの意識レベルは進化し、そこから完全な調和と平和、悟りが実現するだろう。

   そうした動きは、私たちの周りにいくらでも観察することができる。
   世界はより統合へ向かい、相互の関わりはますます深くなっている。そして地球外に存在する文明に対する大いなるチャレンジの一つは、我々と同じく意識ある存在でありながら、人間とは異なる形態の生命と平和な関係を築くということであり、そのためには人類が宇宙的にどのレベルにまで一つにならなければならないか、という問題なのだ。

   私たちは宇宙時代に生きており、人間は宇宙へ進出し始め、地球外文明が地球にやって来ている事実にも目覚め始めている。しかし、人類は一つであるという、単純な一体意識を持つだけでは充分とは言えない。私たちは地球レベルでの一体感を超越し、自らの意識における宇宙的側面を理解するレベルにまで進むべきである。意識的な心と知覚そのこと自体が宇宙的なものであり、別の惑星から来た生命存在の中にある目覚めも、私たちの中にあるそれと同じなのだ。それはたとえ、私たちの身体や知的な知識の蓄積が彼らとは異なっていようとも、こういった相違は本質的なものではない。

同じ宇宙の惑星の生命体として、霊的意識の目覚めに違いはない

   この時代は単に世界平和を確立する必要があるというだけではなく、宇宙的平和の確立も重要なことである。そういった平和は、存在するすべての霊が、意識あるマインドという宇宙的本質を持つものであることを、認めることを通してのみ実現することができる。そうでなければ「人類は平和で一つになっているが、地球の外にはさまざまな他者がいる。彼らをどうしたらいいだろうか?」ということになるだろう。

   実のところ、あらゆる生命形態は意識を持ち、私たち個々の人間の中で輝いている内的目覚めの状態と何ら変わることなく、彼らも同じく目覚めていて、そこには何の相違もない。この事実を知るとき、一切の恐怖が取り除かれるだろう。ゆえに今日の世界における基本的挑戦は「霊的な問題」なのだ。

   私たちはいま、宇宙的に重要な時代に生きている。
   今日人間は極秘の機密計画においてではあるが、星間宇宙を移動する手段を持っている。そして私たちは人間中心の霊性から、真の宇宙的霊性へ進化する必要がある。それが起こらないならば、私たちは人間に定められた運命の次の段階へ進化することはできない。

   「まずそれは無理というものだ。なぜなら私たち人間は未だここで殴り合い、殺しあっている状態なのに、そのうえどこかよその惑星の存在たちと関わり合う必要があるなんて」と言う人もいる。だが次のように見ることもできる。つまり、宇宙にいるのは私たちだけではないことを認めるならば、すべての人が非常に身近な親戚のように思えてくる。そこで他の文明を理解しようとする意欲を持ち、人間中心的な見方を超越し、宇宙的な霊性へと進化すべきだろう。こうした意欲がもっと大きな純粋なる霊性へ向けて、人類を前進させるだろう。

   こうした純粋な霊性はこれまで、分離を助長する誤った宗教的信仰の制度に引きずられ続け、あまりにも長期にわたり見失われてきた。実のところ、分離というものはないのだ。私は多くのアメリカ先住民族の人々と話してきたが、彼らがヨーロッパ人と出合った初期の頃の、大きな特徴の一つとして挙げているものに、彼らヨーロッパ人たちはものごとが別々だという感覚で暮らしていたと言っている。アメリカ先住民族にとって、こういう考え方は実に奇妙に思えたのだ。

   今でも”ドリーム・タイム”の習慣と気づきを持つオーストラリアの先住民族であれば、分離というものがないことを知っている。そこには星や無限の物事、人々と世界などとの統合感がある。しかし今日のように分離の中で暮らしている私たちは、その分離の程度だけ苦しむことになる。だが、私たち自身と存在するすべてのものが、一つであるという感覚の中で暮らすことができれば、同じく、その一体感の程度だけ苦しみから開放されるのだ。そしてこれが、絶えず繰り返される基本的課題なのである。

   それは宇宙的な一体感の経験だ。
   世界平和だけでは十分ではない。いまや宇宙平和の時代なのだ。しかも宇宙平和か、さもなければ無である。つまり、宇宙平和がなければ、人間の将来はあり得ない。私たちはこういう時代に生きており、それが来たるべきチャレンジ、挑戦である。人間は宇宙的存在、目覚めた存在であるという自覚を持つ必要があり、その自覚の上に宇宙平和を確立することができる。

   最初は知的な研究に始まるとしても、最終的にはそれを経験的に知る必要がある。
   現代は教育の機会が行き届いていて誰もが読むことができるので、この惑星上のすべての人々にあらゆる知識が開かれるだろう。こうした知識という情報の流れをさえぎり妨害する者たちは、道を開けて通路の脇にいるべきである。

宗教的指導者と信者の相互依存がもたらしてきた弊害

   ものごとを直視しようではないか。
   かつて地球上では、1千人のうち文字を読めるのは1人しかいないという時代があった。それは聖職者が律法学者であった時代であり、彼らが人々に霊的教えの内容を読んで聞かせていた。しかし一般教育が普及した現代、その必要はない。あなたは霊的な集まりにおいて、人々と互いに読んだ内容を分かち合うといい。しかし誰かをグルや司祭に祭り上げる必要はない。そうすることは実際に、あなたの霊的進歩にとって有害である。それがニュー・エイジのグルであれ、神の許しを説教する僧服の人々であろうと問題ではない。私にとっては、そうしたものはどれも時代遅れの有害な遺物に過ぎない。

   私は、彼らがすべてイカサマ師だと言っているわけではない。
   私が言っているのは、自分を霊的知識の審判者であるとか、特別な司祭であるなどと吹聴する人たちは、勘違いしている人たちだということだ。そうした時代はもう終わったのだ。キリスト教の牧師や神父、ユダヤ教の牧師、イスラム教の高僧などを、地球上の誰もがもはや必要とはしない。そうした時代に、少なくともすでに100年から150年前の時代から入っている。

   最終的には人々は真理に目覚めるとしても、こうした人々を霊的に幼児化してしまった宗教的制度は、思ったよりもしたたかに堅固なものだ。私の言う霊的幼児化という意味は、啓発や霊的知識に至る通路に仕掛けられたいくつものフィルターや、多くのコントロール・ポイントがそうした権威によって仕掛けられていることである。そして誰もが、そうした状況を疑うことなく、子どものようにただ受動的に受け入れている。これは刷り込まれた行動パターンであり、そうした行動を意識化しなければならない。これは霊的な相互依存である。

   あるいは、そうした人たちの役割があるのかもしれないが、しかし私が話しているのは、ヒエラルキー(位階制度)、権力の強奪、抑圧劇、霊的依存の心の背景についてである。不幸なことにこうした(指導者と信者という)霊的相互依存は、人々の心に入り込むという点においてすこぶる強力な力を発揮する。その結果、人々は一歩進めるごとに指示を与えてくれる誰かを必要とする心理状態に陥り、自分自身で学んだり経験したり、判断したりすることができないと感じるほどに幼児化している。

   私の人生の初期における経験の一つは、正規の教育を少ししか受けていない状態であっても、また指示を与えてくれる人がいなくても、個人は真理や真実を学び、啓示を受けられるということを、経験的に知ることができたことだ。

科学者たちが陥る洗脳の罠

   一方で、科学者たちの頑な論理は、宗教の持つ頑なな論理に勝るとも劣らないものがある。そして現代の科学者たちは、新たな宗教的高僧の座を占めるに至っている。しかし覚えておく必要があるが、彼らであってもまず初めに人間であり、そして後に科学者になる。つまり彼らであっても、人間のすべての欠点と弱点をあわせ持っているということである。それはたとえ、ハーヴァードの教授が博士号を持っていようとも、聖職者たちが陥るかもしれない出世欲や独善性の罠にはまらないとは言えないのだ。彼らもまた、真理を追求する代わりに、教え込まれた信条的知識において狂信的、独断的になり得る。

   今日の世界で私たちが直面している問題の多くは、まさに彼らが真理とは関係のない、何らかの独善的展望を手放さないことに起因しているのだ。それは宗教や科学の分野だけでなく、政治、経済のあらゆる領域にわたっている。こうした人々は自分の信条体系に沿った展望を持ち、時代遅れの何らかに耽溺し、それを手放すことができないのだ。

   そうしたことは特に、科学者において確かに真実をついている。
   彼らは、自分たちが定義してきた信条体系に合わないというそれだけの理由で、彼らが属する伝統的な学界が、これまでいかに飛躍的な大発見の数々を拒絶し否定してきたかという事実は、挙げれば限りなく存在する。

   だから私が人々に言うのは、「(外部から取り込んだ)信条は少なめに、(内から湧き出る)信念はより多く」と。あなたは無限の湧き出る信念を持つことができるが、個人の持つ特定の信条は最小限度にしておく必要がある。そうでない時、科学的、宗教的にかかわらず、取り込んだ教条による洗脳の罠に陥ることになる。そうなると人々は、受け入れた信仰という教条に対して狂信的になり、独善的に執着することになる。そうなった時、真理の探求は停止してしまう。

   人間にとって必要なことは、真の謙虚さと宇宙的霊性である。
   それは真理を見つけたい、知りたいという気持ちを持つことだ。あなたの前に開かれた次なるドアが、それまで抱いてきた確信や信条を撤回することを要求するなら、そうしなけらばならない。あなたが物理学者や科学者、あるいは人の精神や霊性に関わる仕事をしていようと経済学者であろうと、一つの概念に囚われた考え方は、真実の探求において妨害となる。それは真実を知りたいということに、焦点がしっかり絞られていないからだ。

   これは私の個人的なことだが、私は医学を専攻する前に、瞑想法や健康法、食餌療法を学んでいたので、より広い枠組みの中で医学を学ぶことができたことを感謝している。そのために、医学と科学だけの領域による洗脳から免れることができた。こうしたシステムに張り巡らされた罠にはまり込む現象は、あらゆる専門職やあらゆる分野で起きている。

   なぜかというと、自分が受け入れる最新、最近の知識を、究極的な知識であると錯覚してしまうからである。私たちはすべての知識を認識できるわけではなく、究極的知識は”神格”以外誰も持つことができない。しかしそうであるにもかかわらず、彼らは専門的知識を持っているという理由から、すべてを持っていると考えるのだ。しかし実際には知るべきことのほとんどは、未だ誰にも知られてはいない。

   科学者の団体や宗教的団体の張り巡らす「罠」を避ける唯一の道は、あなたが真理を見出したいという十分な熱意を持ち、勇気を持って自分自身によるそうした再評価を試みることである。そうするとほんの少しのことだけになり、それが絶対的なものとして残る。その他のことはすべて相対的なことに過ぎない。つまり、今いる私たちの世界の本質的な特徴は相対的な世界であって、固定されるべき絶対的なものは極めて少ないことがわかるだろう。

   そして地球上のあらゆる霊的伝統の中心的教えを研究すると、そのどれもが同じ考えを持っている。つまり神の存在と許しと愛の本質、そしてより大きな霊的テーマであり、これらのすべてが宇宙的である。違いがあるとすればそれぞれの社会と文化的違いである。それらはすべて一時的なものであり、霊的伝統とともに変化していくもので、それほど重要なものではない。

   あるいはあなたは非常な伝統派かもしれないが、それでうまくいくならそれでもいい。しかし自分が知る霊的伝統の知識がすべてであり、それが全知識の初めであって終わりであるなどと考えるべきではない。そうした不動の絶対的真理というものはほんの少しに限られており、その他のほとんどのものは常に「ふるい」にかけられ、査定され直して、進化するべき段階にあると見るべきなのだ。

   だが、私たちはそうするように訓練されてはいない。
   それが宗教的、科学的であるにしろ、私たちの教育システムは堅い頭をつくるように計画されているので、そのやり方で自然に狂信者を生み出すようになっている。それが次に生み出すものは、そのような観念の構造から利益を得る一握りの人々が、どんな犠牲を払ってでもその既得権益を保護する世襲制となる。それが科学分野の現在の状況であり、どれほど論理的実証的証拠を突きつけても、「これは真実ではあり得ない」と頑として受け付けない人々がいるのだ。

   私たちのプロジェクトの科学顧問であるローダー博士は、ニュー・ハンプシャー大学に同僚がいるが、その人に新しいエネルギーを生み出す装置を渡し、彼に試運転を促した。彼はその機械をテストし、作動することが立証されたにもかかわらず、依然、頑としてそれを信じようとはしない。彼にとってそんなことはあり得ないことなのだ! このように科学者たちが狂信的になる信条体系は、特定の宗教的信者の狂信的信条体系と同様に悲劇的でしかない。そしてこうした狂信的生き方はいずれもが、最後には社会に大きな害を与えているのだ。



    HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE (原書タイトル)
 book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる

                                     抜粋

   
   

・与えられた直観と導きについて行く

   人は、与えられた導きと直観に従い、思い切ってついて行かなければならない。
   そしてためらうことなく行動する必要がある。医師の仕事に携わっている間、状況がどうであれ私はそうしてきた。そうした責任を受け入れることを私は勧める。それは自分の力を受け入れることであり、またその力に伴う責任を受け入れることでもある。

   私の医師歴を通して、このようなことは何回か起きた。
   そして今も実際に起こり続けている。私は同じような予知によって惨事を回避したことのある、戦闘機のパイロットや民間航空のパイロットたちと話したことがある。そして多くの人たちが、人生においてこういう経験をしている。仕事の危険性や緊張感が高いほど、この種の能力が呼び起こされるのかもしれない。しかし私の考えでは、ほとんどあらゆることにこの能力を使うことができる。それを生き方とすることは可能であり、たまに片手間に試してみるようなことではない。

   自らの霊性や神性を理解するために、日曜日の礼拝を必要ともしなければ、たまに開かれるイベントを必要ともしていない。それは常に私たちとともにあり、いつでも呼び出して適用することのできる内的目覚めと言えるかもしれない。あなたに役立つ儀式や礼拝があるかもしれない。しかし広大無辺なる”神”との目覚めた関係は、実際には常に生きられているすべてのことの中に運び込まれ得るものである。そしてそれは、そういう訓練であり生き方なのだ。

   ある時、若い男性が救急治療室へ運ばれて来た。
   その日はひどい荒れ模様の天気だった。彼はチームの看護師の甥だった。彼はバイクに乗っている時、ピックアップ・トラックに正面衝突されたのだ。彼の状態は非常に危険な状態にあり、ダイアナ妃の死因となった胸部大動脈破裂と同じ損傷を受けていた。胸部のレントゲン写真が撮られたが、写真はあいまいだった。私は熟練した看護師たちと治療を始めたが、なぜか私には、この患者の大動脈が破裂していることがわかった。

   呼び出された一般外科医が、私のその判断に対して言った、「もし大動脈が破裂していたら生きていないし、こんな風ではないだろう!」 私は言った、「いや。彼は大動脈破裂ですよ」「どうしてそれがわかるのですか?」と外科医が訊ねる。「ただ確信しているのです」と私は答えた。そこで私はこの外科医とやり合うことになり、「大動脈破裂であることを無視するな。この患者が急死するような手当てをするな」と念を押した。そして私の主張が正しいことが確認された。もし点滴、血圧、その他すべての点で彼を慎重に扱わなかったならば、私たちは彼の大動脈を完全に破裂させて死なせていただろう。

   救急治療室では、何度も何度も繰り返しこうした出来事が起こった。
   確かに私たちの科学には素晴らしいものがあるが、知ることと直観にもまた役割がある。それはバランスであり、私たちの生活のあらゆる面にそうしたものを取り戻す必要がある。科学がいかに物質的学問のように見えるとしても、高次の意識状態にも活躍する場があることを、多くの人々が受け入れる、そういう文明を私たちはいつか迎えることになるだろう。

父ブッシュ大統領暗殺の予見

   それは「地球外文明研究センター」を始める前の頃だった。
   ある日の午後、私は寝室のベッドの縁に腰掛けていると、何の前触れもなく、私が言うところのオーバーライド、つまりイメージが見え始めたのだ。いつものようにそれは画面の中の画面のようであり、周りの状況はそのままに、そこに別のスクリーンが鮮明に見えるのだ。

   私はそこに、米国大統領専用機が南米のコロンビアに着陸か離陸する映像を、瞬間的な情報で見たのだ。そして専用機は、肩に担ぐ方式の地対空ミサイルに撃たれた。彼らはコロンビア国防軍内部の悪党分子で、麻薬カルテルの給料支払い名簿に名前が載っている。彼らは当時の大統領ブッシュ
(先代の父ブッシュ)がコロンビアを訪問する際に暗殺する計画だった。私はその空港施設と着陸滑走路、その周りの草地とそのはずれに緑の森を見、まさにそこからミサイルが飛び出すのを見た。

   それは悲惨な大事件だった。
   米国大統領が暗殺されたのだ。私は「神よ」と訊ねた。「私はこの情報をどのように扱えばいいのでしょうか?」 私は導きを求めて祈った。私の心に見たイメージが重くのしかかった。それから数週間後、妻のエミリーと私は医学学会へ出席するためにワシントンへ行った。その夜、夢を見た。私はバーバラ・ブッシュ
(父ブッシュの妻)と一緒におり、彼女は黒一色の衣装をまとい、黒いリムジンから出て来た。私たちは大統領ジョージ・ブッシュの葬儀に参列していたのだ。「彼は本当に死んだ」と思い、それが私の上に大きな重圧となってのしかかった。「これは未然に阻止しなければならない」 

   私は冷や汗をかいて目を覚まし、エミリーにこの悪夢を話した。
   私にとってエミリーはもっとも親しい友人であり、伴侶であり、魂の配偶者でもある。私は彼女には何でも話すのだ! 「どうしたらいいんだろう? ホワイトハウスに電話してシークレットサービスに話そうか?」 すると彼女は、「そうよ。なぜそうしないの?」と聞き返した。2人で1日中そのことを検討した。

   次の日の夕方、電話帳でホワイトハウスの電話番号を探すと、その下にシークレット・サービスの番号を見つけた。それが電話帳に載っていることに非常に驚いた。私はその番号に電話して言った。「私はドクター・スティーヴン・グリアと申します。救急医師です」 それから私は前もって、「これからお伝えする内容はまったくの狂気のように聞こえるかもしれませんが、私は大統領暗殺計画の非常にはっきりしたイメージを見たのです。それは一大事です」と説明しておいた。

   最初に電話を取り次いだ相手は、「サー、そのままお待ち下さい。お取次ぎします」と言った。長い沈黙が続き、彼らは私をスーパー・コンピューターのデータ・ベースに入れているのだ。しばらくしてホワイト・ハウスのシークレット・サービスに属する大統領特別警護の主任が電話に出た。

   私がもう一度、驚かないようにと念を押すと、「サー、私たちはこの種の情報を非常に真面目に聞いています」と彼は言った。私は言った、「わかってください。こういうことは今まで1度もしたことはありません。それは人騒がせな嘘ではありません。私は以前にも実にはっきりした夢の中で妻と出会い、結婚しました。私は将来起こることを見る能力を持っています。これは必要なときに自然に起こります」と。


   電話の向こうで、彼は真面目に注意深く聞いており、「全部話してください」と言った。それで私は説明した。「私の夢の中では、大統領はコロンビアへ行っており、専用機が離陸か着陸かどちらかの時、大統領専用機が撃たれます」と私は全部描写した。そしてこれは内部犯行であり、特別警護を裏切り、麻薬カルテルを操作する連中の片棒をかついでいるのは、コロンビアの国防関係の人たちであると。

   特別警護の主任は、「これを避けるにはどうする必要がありますか?」と言い、私は次のように述べた。「大統領がこの訪問をキャンセルできない場合は、最後の瞬間に、大統領専用機の着陸地点を変更する必要があります。また肩掛け式ミサイルの射程距離内に配置されている人が、すべてあなた方の身内であるかどうか、コロンビア人でないかどうか確認する必要があります。そして地域一帯を遠くまで点検しておくことが必要です」と。「そうしましょう」と主任は言った。

   それから数週間後、私は「ニューズ・ウィーク」に
、(父)ブッシュ大統領の生命に500万ドルの懸賞金が実際に賭けられていたという記事を見た。そしてイスラエルを含む中東の武器商人が、コロンビアの麻薬カルテルに肩掛け式のミサイルを売っていたことも知った。それらは私が見たイメージよりも後に出版された記事であり、大統領のアドヴァイザーたちが彼に訪問を中止するように勧めていたと報じている。

   結果的に大統領は訪問を取りやめ、暗殺されることはなかった。
   それから何年も後に、私は諜報部高官と特別警護員から聞いたのだが、私が電話したことは真剣に受け止められ、彼らはいくつかの警備上の変更を実施したそうである。しかしブッシュ大統領が、その辺りの経緯を知っていたかどうかはわからない。しかしこうした諜報関係の秘密情報機関の人々の中には、善良な人々もいることを知ったのはこの時であった。彼らは意識の力というものを理解しており、こうした超能力の類いを明らかに尊重している。

   私が人々に言うのは、「あなたの信念を怖れるな、それを信じなさい。時に危険に身をさらすことになっても」と。私はホワイト・ハウスに押しかけ電話をした時、飛び込み台から飛び降りる思いだった。だがこの出来事が、秘密諜報活動の組織に私たちへの信頼感を築いたとも考えている。彼らは私の言ったことが正確な情報であったのを知ったのだ。

   その電話の後、私は実にはっきりした夢を見た。
   この時も私はバーバラ・ブッシュと一緒におり、私たちはみな白い服装をして白い馬に乗っており、すべてが明るく、幸せだった。それで大統領が安全であることは私には明白だった。

   私の考えでは、かなり多くの人々が不思議な方法で大切な情報を受け取っているのに、そういうことについてまったく話題にされないのだが、こういうことをもっと表面に出し、話題にしても良いと認める必要がある。こうしたことについて同僚から非難されたり嘲笑されることなく、そうした内容が討論される必要があるのだ。私たちはそれを強力な実例によって話題にすることでそれができるだろう。



 HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE (原書タイトル)

book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる

                                              抜粋

・自らの内なる神性を行使する

   十代の頃、ティーン・エイジャーとしての私が学んだ尊い学習の一つは、許すことである。大局的な立場から世界の現状を見るならば、多くの問題は、実際にはそれは個人的な問題にすべてが収束する。そしてこの認識は重要である。私たち自身の生存、つまり1人1人という小宇宙は社会というある集合を作っており、私たち個々はみなが宇宙の共振器として作動しているのだ。神聖なるものが存在し、それは実在し、愛することと許すことを通して、それが現れることを私は見出した。

   そして第一に、私の子ども時代における両親の振る舞いに対して、彼らを許した。
   たとえ忘れることはできなくても、許すことはできる。許すことで否定的な感情を手放すことができるので、膨大な量の内なる平和とエネルギーが自由になる。許しの行為と愛の行為は、実際に霊的な成長を達成する最高の形の一つである。

   許し、愛するためには、純粋な無私の精神が要求される。
   それは自己を超えることでもある。十代の若者として世の中を見回した時、大部分の問題は利己主義にその原因があることがわかった。アブデウル・バハの言葉とされる素晴らしい言葉がある。「愛のあるところ、手に余る問題は一つもない。いつでも時間はある」 私もそう心から信じる。これは惑星地球にいる私たちすべてが、学ぶべきことの一部である。

   私は自身の霊性を、無から創り出す必要があった。
   臨死体験をした時、群集の上に稲妻を投げつけ、人を審判し、善人と悪人を裁いて地獄へ突き落とすという、例の長いひげの怒れる老人のいる天国の門へ、私は行かなかった。私にとっての第一の挑戦は、もっとも身近な人たちを許すことだった。人は許すことを学ばなければならない。人々が今乗っているベルトコンベアーという進路を変える必要性について、私は力を振り絞って話すかもしれないが、それはこうした今の惨状に私たちを投げ込んだ者たちに、復讐心に燃えて貸しを取り立てることを望むからではない。

   彼らは教育される必要があり、やむを得ない場合には、その進路を諦めさせなければならないのだ。しかしこういった行為でさえが、愛と必要性から為される。しかも許しをもって為されなければならない。そして私は今でもそれを実習している。私にとっては、この惑星に存在することは完璧な人間であるかのように振る舞うことではない。

   ドイツのある作家が言ったとされる言葉があるが、それは「天使のふりをしたがる者は、野獣のごとく振る舞う運命にある」と。 そもそも偶像崇拝者とは、彼ら自身を祭壇に祭り上げる人たちのことである。霊的で神聖な象徴をこの世界へ持ち込む存在であるよりも、あるがままの自然な自分であり、人間的である方がいい。そしてそうするために、完全な人間である必要はない。(略)

   私たちにできる最大限のことは、自らの神格からの光を反映させることである。
   人間は未だ不完全な状態にあるが、私たちは完全性のさまざまな度合いを現すためにここにいる。だからそれ以上のことはいっさい主張すべきではないし、そうした主張をする人間はいかさま師と言う外はない。私たちはただありのままの自分であることによって、そして私たちがどこにいるかを知ることによって、私たちの進化が可能になる。

   私の育ったアメリカ南部は本当に素晴らしい。
   そこでは毎瞬が愛おしく、私にぴったりの土地だった。私の成長期を過ごした1950年代、60年代の頃は、まだ本当に古き良き南部だった。私をよく知る大きな黒人のおばさんたちからは「ほー、大人びた魂だね」と声をかけられたものだった。彼女たちは私を見ては、私の将来についてあれやこれや言ったものだった。こうした人たちには、少しももったいぶったところがなくて素朴であり、地の塩ともいうべきすばらしい人々だった。

   そういった人々は世界中どこにでもいるが、神殿や聖堂、アシュラムなどではほとんど出会うことのない人たちでもある。私は子どもながら、こうした賢くて聡明な人々から断言されたことのいくつかを内に抱いていた。それは私が5、6歳の頃からそうだった。私は聖職者とその位階制であるとか、グルあるいはアシュラムの世界などの、儀式や儀礼的な衣装が組み込まれたタイプの霊性にはほとんど心を惹かれたことがなく、正直で率直で、明白で素朴な、本物の霊性により心を惹かれた。

   そのようなところに住んでいたことが私のハートを開かせ、許すことや愛することの行為を促した。そしてこうした行為は、私が育った家庭にはあり得ないものだった。ここでのメッセージは、あなた自身をそうしたことへ向かわせれば、あなた自身の限界を超越できるということである。あなたのリアリティー(現実)を創造するためには、あなたの自由意志を訓練する必要がある。

   私の成長期の最初の20年間は、自分にとって大きな教訓の時期だった。
   それは多難と苦労に満ちたるつぼの中での経験だったが、私はそういう経験をするように恩寵を受けたのだと思う。地球上の生活は必ずしも楽なものとは言えない。その中において私たち人間の仕事は、出来る限り多くの望ましい特質と資質と完全性を実現させることにある。

   私にとって信仰とは、宗教的な人々が考える特定の信条や教義を信仰することではない。私にとっての信仰とは、未だ見られず、いまだ充分には知られていない物事について知ることであり、それは確実性を意味する。そして私は、そうした信念とヴィジョンを通して現実化し顕現させる能力を見つけ、奇跡的なものごとが起こるのを体験した。

   私は当時、大学の学生寮に住んでいた時のことを思い出す。
   たとえばその頃、私は瞑想の技法を習得した後、祈りの力を実験し始めていた。その学生寮には常に酔っ払っている学生たちがおり、彼らは危ない道にはまり込んでいた。それは毎年何人かの学生が、ブーンとブローイング・ロックの間にある危険な二車線道路を、酩酊運転しては死亡事故を起こしていたのだ。

   ある日の午後、私は寮の自室で静坐して瞑想していた。
   すると例の学生たちが建物に入って来るのが聞こえたが、いつものようにひどく酩酊しており、はめをはずして騒いでいた。私には彼らに対する批判や苛立ちなどの否定的感情はまったくなかった。そこで私は神性の知覚状態に入り、心の目で彼らを見た。私のマインドの中で、彼らがホールへ降りて来るのが見える。私は神の光で彼らを包み込み、彼らのために許しを願った。彼らが自らのありさまに目覚め、自分への破壊行為をしないようにと祈った。

   それからおよそ5分後に、私の部屋のドアがノックされた。
   開けるとそこに彼らがいた。しかもまったくの素面(しらふ)で、彼らは私を通して偉大なるものに許しを求めていたのだ。彼らにとってこの出来事は変容という経験であり、それ以後彼らが酔っ払っているのを見たことがなかった!

   その同じ年に、動物たちにも同じことが起こるのを知ることになった。
   動物たちには、東洋の人々がデーヴァ(慈悲の霊)と呼んでいる存在と、自然界のエネルギーを結びつける能力がある。その学生寮の後ろには巨大な古い森があり、私はその森の木の下で瞑想するのを習慣にしていた。

   ある日、アメリカツガの古い大木を背にして静坐し、瞑想していた時のことだ。
   私は何かに見つめられているのを感じ、ゆっくり目を開けてみると、うれしいことに私の周りに動物たちの半円形ができていたのだ。そこには2羽の鳥に、リス、シマリス、アライグマたちが集まっていた。まるで『シッダルタ』の物語から借りてきた話のように聞こえるかもしれないが、それは本当に起こったことだ。これらの動物たちは穏やかに私を見つめており、えも言われぬ安らぎと至福の中にいるように見えた。

   私たちは自らの中に、大きな神の霊を秘めているが、ぜひそれを知り、それを実行し、そしていま話したようなことが可能になるように、私たちの人生においてそれを定着させる必要がある。私にとって、信仰とはこういうことなのだ。つまり、そうであるかのように行動するからそのようであり、そうであるかのように行動すれば、そのようになる。それは「明け渡し」を訓練することであり、偉大なる霊に自らを放棄することなのだ。



    HIDDEN TRUTH FORBIDDEN KNOWLEDGE (原書タイトル)
 book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる

                          抜粋

・私たちには「知る義務」と「知る権利」「行動する責任」がある

   「私たちは一体である」という認識がなければ、相違というものは警戒や恐怖、敵意、暴力などの原因であるとして理解することになる。これまでの数千年にわたる人間の歴史がそれを証明している。それは人類の今の現状を見れば一目瞭然であり、宗教や民族、国家などの相違による敵対行為や不信は世界中に満ち満ちており、戦争とその後の痕跡に限りない被害をもたらしている。相違と分裂の意識は捨て去られるべきであり、そうしない限りは平和はあり得ない。

   人類は今、岐路に立っている。
   それは無知と戦争、衝突によって地球とその住人を破壊し続けるのか、それとも霊的啓発と社会的成熟に到達し、そこから全人類は本来一つであるという認識に至るかの、そのどちらかである。そうでない限り、強大なテクノロジーは依然として、無知と迷信、対立にのめり込んだ人々の手の中にあり続ける外はない。

   慈悲の本当の源泉である”ひとつ”の状態は、今の人類のこうした現状とは両立し得ない。釈迦が言ったように、ひとつであることを悟るならば、他人に危害を加えることは不可能なのだ。すでに述べた私のETとの出会いのような経験を通して、受ける刺激は同じであっても、恐怖の余り凍りついてしまう人もいるかもしれない。私はその後多くの体験をしたが、以前に臨死体験をしていたことから恐怖心を持たずに済んだ。しかし死というものは存在しないものなのに、なぜ怖れるのだろうか?

地球外文明やETに関する偽情報が製作されている

   地球外文明の問題のすべてをめぐって、巨大で巧妙な偽情報作戦が存在することを理解するのは極めて大切である。一般社会に流される情報や映像などの少なくとも90パーセントは、大衆に恐怖心を呼び起こさせる意図のために、宇宙人のすべてに敵意を抱かせるために行なわれているのだ。そうしたETやUFOなどを扱った映画やテレビ番組、出版物などは次の点を立証している。つまりあのような駄作を人々が信じるようになると、アメリカでは誰もが、真夜中に家から誘拐されて拷問にかけられている、という考えが社会通念になる。しかもそれはまったく真実ではないにもかかわらず、しかし恐怖と戦慄は彼らにとって利益になるのだ。


   そして実際に、見せかけのUFO/ET事件を捏造している闇のグループが存在しており、彼らが操作する内密の準軍事行動のあることを私たちは知っている。これは憶測ではない。そして実際にETと遭遇したという幻想を作り出すために、人々を故意に「誘拐する」チームに参加した多数の軍事関係者を、私はインタビューしたのだ。彼らは無所属であり、したがって確かな証言が得られる人々だ。

   ”UFO産業”なるものの中に、数億ドル規模に及ぶ誘拐サブカルチャーなる独特の文化があり、富と権力がらみの関係者たちからその資金が提供されている。(そうした人々の中には米国産業を牛耳る者たちと手を組んだ、ヨーロッパのある王族たちも含まれている)公表すべき誘拐ストーリーは、彼らによってきわめて慎重に選ばれる。もしそこへ、私が経験したようなETとの遭遇の話が持ち込まれるなら、ドアから追い出されてしまうだろう。

   つまり彼らは、恐怖のストーリーだけを選びたいのだ。
   だから心理的扇動を作り出そうとする準軍事行動によって、彼らが準備したET遭遇を信じ込まされた人々の話だけを選択する。こうして人間とETとの間を裂き、分離させる種を蒔くことで、この先ずっとこうした”スター・ウォーズ”に必要な支出を支持するのだろう。

   これは、ある「人々」を別の「人々」に対立させる時に用いられる周到な計画の一部である。つまり対立させるためには、相手が脅威であることを理解させ、仮想の”敵”を悪魔のように思わせる必要がある。だから出版物や映画、テレビなどによるUFO/ET情報のほとんどが、諜報や心理作戦、偽情報に関わる人々によって、特定の意図的な効果を生み出すために計画されたものなのだ。(略)

”ETによる誘拐”の演出

   こうした情報は、こうしたことに関わっている組織内部の多数の軍関係者をインタヴューした結果から得たものである。このプログラムは、少なくとも1950年代から、未だに進行中であるとはっきり聞かされた。この作戦には、”模造宇宙船”と呼ばれる装置が使われており、ロッキード・マーチン、ノースロップ、SAIC、Eシステム、EG&G、ミットル・コーポレーション、その他のメンバーで構成された企業連合によって製造されている。これらは人造の反重力装置で、その他の強力な電子武器システムやプログラム生命形態(PLF)とともに、少なくとも1950年代から使用されてきた。

   PLFは生物学的な人工生命形態であり、いわゆる”グレイ”に非常によく似せてつくられている。つまり、彼らは遠い宇宙から来ているわけではない。これらは2、3の施設で製造されており、その1つはニュー・メキシコ州ドゥルセに近い辺鄙な土地の片隅にある。これは偽りの”エイリアンの脅威”を捏造するための共同作業に他ならない。仮に誰かが筋の違う話をし始めると、その人はブラック・リストに載せられ、以後公共でも、出版することも、その他あらゆるルートを通してその話を伝えることが不可能になる。

   一方で映画「インディペンデンス・デイ」や、まことしやかな誘拐物語と同じような怖ろしい話を捏造する人たちには、出版や映画化に際して高額の金が支払われる。だから初めからそのように仕組まれていることは疑いようがない。彼ら権力者たちの意図するところは、恐怖に満ちた切迫した物語を大衆意識に植え付け、真実を隠蔽してしまうことにある。

   私はかつて、米国とヨーロッパの誘拐カルトに資金を提供している人たちに会ったことがある。それは擬似誘拐事件を行なっていた軍関係者のインタビューとは別に、ヨーロッパの王族の他ならぬ「直系」から、こうした企てに資金援助をしていると個人的に聞かされたのだ。彼によると、”邪悪なエイリアン”の存在を知らせて、戦わねばならぬことを世界に知らせるために、恐慌状態を引き起こすような話が出版される必要がある、というのが彼の理由であった。

   彼は次のようなことまで話してくれた。
   アダムとイブ以来、地上のあらゆる大問題は、こうした悪魔のようなETたちの陰謀のせいだと彼は信じている。彼はまた、オプス・デイ(カトリック修道会)の主な資金提供者でもあった。オプス・デイとはヴァチカンのきわどい右翼グループであり、この組織内部の秘密の個室で彼らはそうしたプログラム工作に携わっているという。

   こうした恐怖のストーリーに関わるある有名な作家への援助を打ち切ったのは、彼の作るものには切迫感が欠けていたからだという。つまり彼らスポンサーが望むのは、最高度に戦慄的な恐怖の筋書きだけを一般社会へ流布することなのだ!

宗教的”狂信”

   陰の米国政府の内部に、本格的な終末論者のグループがある。
   それは世界の終末という強迫観念に取り憑かれた人たちであり、キリストの再来を早めるために、環境の大変動とエイリアンの大襲来による世界の終わりを見届けたいと望んでいる! 彼らの方針としては、キリストの再来が起こるためには、世界は惨憺たる状態に陥る必要があり、そのゴールのための好機到来を実現させたいというのだ。

   これは正真正銘の狂気という外はない。
   これほど度を越した偽信仰に狂信、巨大権力と結びついたカルト的秘密主義であれば、その結果が常軌を逸したとんでもないものであることは当然予想できる。文明が霊性から遠ざかれば遠ざかるほど、その文明はいっそう暴力的になる。ここで私が言っているのは、宗教性というよりも真正なる霊性のことである。そして今日”宗教”として通っているもののほとんどは、宗教の本来の趣旨を歪めた人工的仕掛けに過ぎない。

   人類は今、こうした混乱した過渡期にあるが、その危険な落とし穴についてETたちは気づいている。そこで人類を幼少期から成人へ向けた成長期にあると考えると、私たちは未だ長引いた青春期にあり、混沌と反抗の中でまだ足がかりを見出してはいない。しかも不幸なことに私たちの中には、手榴弾を我が物にして、そのピンに手をかけているような未成年者もいる。

   こうした人類と世界の現状を冷静に見るならば、そして地球外文明からの目を通して見る時、地球人類に対して憂慮する理由がわかるだろう。そのようなわけで、いくつかの人間たちの企てや、宇宙を軍事基地にしようとしてきた試みが、ETたちによってその芽を摘み取られたのであるがその理由も理解するのに難くない。(私たちはこれが実際に起こったことを、情報開示プロジェクトの多数にのぼる証人の証言によって知っている)

   (闇の政府の連中たちは)こうしたETの行為を敵対行為と見なすのであるが、しかしそれは敵対行為ではなく、慈悲という啓発行為だと私は考える。彼らETたちは、人間のすることが他の宇宙世界に対しても脅威になり得ることを知っている。しかも人間のテクノロジーは、霊的および社会的進化を置き去りにして進み、その結果、宇宙において私たちを危険な存在に仕立て上げてしまったのだ。

   私たちが生きているこの時代に重大なことが起きるだろう。
   そうした事態が起きるまで時間はそれほど残されてはいない。人類の退歩的な振る舞いからすればそれは当然のことであり、しかもきわめて重大な結果を充分回避できるほど、人類は実際に方向転換してはこなかった。自分の理解とコントロールを超えるものは何でもけなしてしまう私たちの傾きに、とてつもないテクノロジーが結びつくと、非常に危険な事態が起きる。

   そこでこれらの地球外文明は、非常に綿密に地球を監視している。
   そのために多数にのぼる軍関係の証人が、UFOによる監視について私に詳細に話したのだと確信している。ETたちは、大陸間弾道ミサイル地下格納庫や武器貯蔵施設、兵器製造工場、宇宙ロケットの打ち上げ、大陸間弾道ミサイル発射などを監視しており、こういった武器が使用されてはならないことを明確に知らせておきたいために、人間の行動を見張っているのだ。もし私たちが完全にコントロールを失うとすれば、最悪のシナリオの展開となるのを食い止めるために、彼らは介入してくるだろう。

私たちには「知る義務」と「知る権利」、そして「行動する責任」がある

   人類が地球に負わせた重荷を取り去らないならば、地球が代わってその重荷を自ら清算しなければならない時点に近づいている。地球を正常に戻せる時間は、あと1世代か2世代ほどしか残されてはいない。私たちが今歩んでいるこの道が、後50年持ちこたえられるならまことに意外というほかはない。

   UFOと先進エネルギー・システムに関わる極秘プロジェクトの関係者数人から、1990年に私に連絡があった。彼らは、私の初期の論文の一つを読んでいた。それは”一つ”であることの概念と私たちの文明、宇宙意識の経験、宇宙の人々について書かれたものだ。私にコンタクトしてきた人たちは、こうした情報を彼らと共有することの重要性を強調した。彼らは中央情報局(CIA)、ロッキード、マクドネル・ダグラス、その他類似の組織に属していた。そして私は主として、こうした組織の人々を対象にしてそれを書いたのである。

   ほとんどの大衆というものは、ただ平和な暮らしを望んでいる。
   しかし精神を深く病んだような暴力的で支配欲の強い、ごく少数の人間がいる。そしてこの凶暴な一握りのグループの利益になるべく、憎しみと争いの炎は絶えずこれまで点火されて燃え続けてきた。しかし今、一般的な大衆に数えられる人々は、こうした情報について是非とも知る必要がある。なぜならその人々には知る義務と知る権利、そして行動する責任があるからだ。そして自らの意志を用いることによって、このような隠れた人々による最悪の虐待を抑制することができる。

   そこで、これまで私が机に向かって何かを書くときは、私の話にもっとも興味を持つ人々に焦点を合わせてきた。しかし地球上のほとんどの人々は、ただ他人と平和に暮らし、文化の多様性を楽しみ、テクノロジーを利用し、進歩し、子どもを育て、大学へ入れ、ただ素敵で楽しい人生を送ることを望んでいるようだ。世界人口の99パーセントが「ナイアガラの滝の綱渡り」を喜んでいるわけではない。後ろ向きな見方や考え方をする人は比較的少ないとは言え、そういう人たちは常にバックミラーを見ており、それが未来だと思い違いをしている。だから私たちに課せられた仕事は、彼らの頭を前へ向けさせ、前方を見させることだった。

   これらの強大な権力を持つ産業や軍部、宗教に関わる人々の善導は可能であると、判断することは大切だ。ETたちが人類に警告を発してきた過去50年間を私たちは浪費し、50年間を私たちは無頓着に過ごしてしまった。今、私たちは耳を傾け、行動する必要に迫られている。こうした隠れた(闇の)プロジェクトを操作する人々は、意識を持つ存在であるゆえに教育されることが可能であり、学んだり成長したり、こうした情報を得たり、時期を逃すことなく彼らの枠組みを変えることもできるのだ。

   だから敵意と緊張を生み出すよりも、私たち自身の瞑想と祈りのうちに、彼らの変容と啓発を求めよう。



     HIDDEN TRUTH FORBIDDEN KNOWLEDGE (原書のタイトル)
 book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる


                         抜粋

 

・真の課題を理解し、やり通す勇気のある人々を世界は必要としている

   いわゆる悪徳窃盗団が地球全体を踏みにじり、地球を食い物にするのを、ただじっと静観していることはできない。そうでなければ何百万人もの人々が新たに殺されることだろう。アリゾナ州、フォート・ファチュカの陸軍情報本部の特別作戦工作員と討論した時に、私は訊ねた。「ヒットラーとその親衛隊を、しかるべき手段を用いて抑制するためには、どの時点が適切だったのでしょう?」と。私の見解は「できるかぎり早い時点において」である。

   私たち人間の中には狂犬たちもいる。
   彼らの中のそうした者たちは、いかなる道理であれ霊的啓発にも決して従うことはないだろう。すると人は、「でも、私たちには何もできない」と言うのだろうか? 自衛権というのは本来普遍的なものなのだ。

   これが私の立場であり、私は明らかに不戦論者ではない。
   私は平和を信じており、高次の霊的能力の活用も信じているが、最終的には、本物の狂人が野放しになっている場合、私はそこへ介入して何の罪もない人々を保護する余地がある。ある意味私たちは、集団的精神異常が大きな部分を成している社会に暮らしている。それは気が狂った社会であり、そこには起こるべくして起こることがあり、それに対しては懲罰と断固たる行動が必要である。

   だが復讐や怒りに走ってはいけないし、それは正しい動機の下に行なわなければならない。子どもを叱るとき、あなたは怒りや仕返しからそうするのではなく、子どもを教化し啓発するためで、子どもの将来のためにそうするのだ。我が家では、大きな期待と厳しい規律をもって子どもたちを育てた。私たちは子どものわがままを許さなかった。子どもたちにしてみれば、時に両親を厳しすぎると思うこともあったようだが、成長してからは、価値観と規律と愛をもって育てられたことに感謝している。

   こうしたことは社会にも同じように当てはまる。
   人は愛情深くもなれるだけでなく、同時に、介入して訓戒を必要とする事態を認めたり、さらにあるまじき振る舞いを大目に見たり、狂犬が平和な羊の群れを引き裂いている時に見て見ぬふりをするような真似(まね)はしない。

   これには知恵が必要だ。
   私たちの住んでいる世界は両極端に分かれており、一方は非現実的なニュー・エイジ精神と平和主義、他方は伝統的な「奴らと自分たち」で、「言うことを聞かない奴らは誰であれ殺してしまえ」という考え方だ。私たちは今生きている時代をよく認識する必要があり、そしてこの世界はまだ完璧な世界ではないのだ。

   ”アダム”に始まる40万年周期というのがあった。
   ”アダム”はその周期の最初のアヴァター(神の顕現)であるが、その周期は1800年代中期から後期の間に終わった。その時点から始まったのが50万年周期であるが、宇宙平和、人間と宇宙に存在する生命とが一つであること、地球上に真に啓発された文明の最終的な確立、これらがこの周期の特徴である。

   それは平和が永続する時代であり、最初に政治的な平和が実現し、大戦争や紛争が地球からなくなる時代となるだろう。そうした一時期の後に大いなる平和、つまり地球とその全住民が霊的な一体性へと成長する、啓発された霊的平和の時期が出現する。そのとき、地球は途方もない啓発センターとして、あまねく全宇宙に知れ渡るだろう。

すべての手段と能力があったのに、人類は行動しないことを選択した

   そして、今のところ状況はよくないように見えるが、だがこのままの状態が続くわけではない。こんな状態がいつまでも続くわけがない! 実は新しい時期、新しい時代への変化はすでに150年間進行してきているのだ。しかし50万年周期として考えるならば、夜明けはまだ始まったばかりである。一つの周期が開かれるとき、最大級の混沌の一時期が作り出される。これが理由で私たちは今、史上最大の混沌期に生きているのだ。だが間もなく、この時代は別の現実に取って代わられる。

   世界平和のために必要な知識と霊的能力は、100年前に地球に住んでいた人々を通してこの世界に入手できている。そこにはコミュニケーションの手段もあり、”神の意志”と”神の計画”もあった。しかし人類は、行動しないことを選んだのだ。人間がそうしなかったから、それは為されなかった。

   だから、今のこの事態は私たちが選んだのだ。
   そして今日、この選択の結果から多数の問題が生じており、まさに今この瞬間が、私たちの選択にかかっている。それは集団的、個人的に関わらず私たちはみな選択している。そして、その自由意志の行使の集積が、今私たちが目にしているこの世界を作ったのだ。

   1800年中期から後期にかけて起こった出来事とは、私が理解しているところでは普遍的なアヴァター(神の顕現)がその時期に現れ、その時期に姿を消したことである。つまり次の50万年間の神の顕現であり、新しい世界を霊的に創造した後、突然姿を消したのだ。その時に必要な情報や知識、そして新しい時代のための手段を、創造のもっとも精妙な圏内に創造していった。

   それは全部、今ここにある。
   見てみれば、それは見えるのだ! 人間としての私たちはそれを見て、真に理解し、現実化させなければならない。運ぶべき「水」は残っており、残りの「水」を運ばねばならないのは、今や私たちである。「水」は、未だそれを必要とするところへ届けられなければならない。それを運ぶのは私たちである。

   そして実際に、今はそれをするのに最適の時である。
   しかしほとんどの人が、自分たちが生きているこの時代についての認識を何も持っていないことを、私は信じて疑わない。彼らが待ち望んでいる出来事は、すでに起こってしまったのに。だから私は言っているのだ、その出来事のほとんどは、バックミラーで見る100年から150年前のことなのだと。そして宗教や政治やその他の指導者たちのほとんどが、後方を見ている。彼らは何かが起こるのを待っているが、それはすでに起こったのだ。

無知を調整するただ一つの道は、知識を共有すること

   だから地球とそこにいる誰もが、ある意味でみな知恵遅れの状態にある。
   それらの出来事はおもに無知が原因で、ハイジャックされてしまったのだ。その無知を調整するただ一つの道は、知識を共有するしかない。すでに述べたが問題の一つは、「ナイス・ピープル」が重大な欠陥を持っていることだ。彼らは「ナイス」だ。ピープル(人々)が「ナイス」だから、狂犬病の狼や気の狂ったイヌは彼らを引き裂くことができる
。(「ナイス」の本来のラテン語の意味は「無知な・愚かな」の意)

   私たちは相当量の眼力ある霊性と真の知識が、本当の勇気と結びつくことが是非とも必要な一時期に生きている。しかも不幸なことに私たちは、霊性というものが無抵抗と同等に見られてきた時代を生きている。これは非常に危険なことだ。なぜならそれは霊的志向で非常に「ナイス」だが、きわめて消極的で無力な人々を作り出すべく意図された、プロパガンダか洗脳であるからだ。だから彼らが消極的であれば、狂犬は完璧に彼らを支配できる。

   ガンジーやマーチン・ルーサー・キング・ジュニアといった人々は、私たちの誰もがそうであるように完璧な人間ではないが、しかし彼らは霊的志向であり、信念に基づく勇気を持っており、そして行動した。彼らは脅迫され、危険を冒し、最後には殺害された。私は講演会でほとんど毎回のように、「怖くありませんか?」と聞かれる。それに対し私はこう答える。「そうですね。私は救急医師ですが、たった50セントのビールのことから殺されたような数知れない人々の面倒を見てきたんですよ」 

   ある時2人の男子高校生がコード・ブルー(仮死室)に運ばれてきた。
   彼らは病院に到着すると同時に死亡し、私たちは救命に努めた。事の起こりは、1人がもう1人のガール・フレンドの尻を触ったことから、彼らはナイフを取り出し、互いの腸と心臓を刺したのだ。私はこういったつまらない些細なことで死んでいく多くの人々を見てきた。

真の課題を理解し、やり通す意欲ある人々を世界は必要としている

   こうしたことがどのような問題を提起しているのかわかっていながら、責任を回避し、戦おうとしないなら、あなたは臆病者である。こういう意図に関わっている連中に、私はきっぱりと言ったことがある。「私を潰したいのか? やってみろ」と。ともかく、私はまだ生き延びている。臨床的には、17歳の時に死んで以後のすべてのことは、贈り物だと考えている。

   課題は何であるかを理解し、最後までやり通す意欲のある人たちを、この世界は必要としている。私たちが生きているまさにこの時代こそ、人々がバランスを獲得する本当のテスト期間である。それは陰と陽、男と女といった属性のバランスだけでなく、霊性と慈悲を積極性や頑固さや鍛錬と結びつける必要がある。変化を起こさせるためには、こうした本質を結合させなければならない。それは鳥の左右の翼のようなものだ。

   しばしば言われることだが、人類においては男性と女性は鳥の両翼である。
   その一方が傷つくと鳥は決して真っ直ぐには飛べないし、決して空の高みに留まることはできない。これは基本的に平等であるというだけではなく、そうした調和を招来させるためには、こうしたことは人生ではっきりと表現されねばならず、また実行されなければならない。

   属性についても同じことが言える。
   
私たちの今の世界では、女性は一般的に頑固であったり積極的であったりしてはならないと教えられ、男性は慈悲深い生き方というものを教えられてはいない。こうしたことは人間の本質から逸脱したことだ。これらの要素は男である、あるいは女であることとは無関係である。どちらかの性により優位な特質があるとしても、課題はそれらを調和させることにある。

   つまり、「これか、あれか」の二元性は超越されなければならない。
   これらの本質と属性の両方が、人生に持ち込まれて実を結ぶ必要がある。もしそうしないならば、この惑星に永続する文明を確立させることは成功しないだろう。

   私たちが過去100年間においてそうしていたならば、平和的な世界文明がすでにここに恒久的に確立されていたはずであることを、私は少しも疑わない。1900年中頃までには、都市間の交通機関は電気・重力による輸送が可能であったに違いない。地球を流れるフリー・エネルギーと無公害エネルギーを利用できていたに違いない。

   私たちは、自由意志を働かせることによって得られる力と、それに伴う新たな世界を創造できる知識を、集合的にも個人的にも行使してこなかった。私たちがそれを行使するならば、同時にこれらのテクノロジーが得られる。しかし私たちが実行しない限り、それは起こらない。

   だから私はこうしたテクノロジーを未来の空想産物として見ないように、人々を励ましている。実は少しだけ追いつけばいいだけなのだ。私たちは未来について現実的に話を進めることができる。なぜなら、すべてに無害なテクノロジーを使って平和な文明を確立することは、すでに数十年も前に達成できたはずだからだ。それは地球における人類の住み方の全体的な変容であり、また宇宙へ向けての探検でもある。



    HIDDEN TRUTH FORBIDDEN KNOWLEGE 
(原書のタイトル) 
 book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる

                           抜粋
   
   
   

不屈の男に仕上げてくれた「試練」

   1965年、陽光の満ち溢れる昼下がり、私は近所の遊び仲間の連中たちとその辺をうろついていた。私たちは典型的なアメリカ南部の子どもたちであり、いろんな冒険を探し求めてはその辺りを歩き回っていた。そして突然、西南の空に現れたものに度肝を抜かれた。それは銀色の楕円形で、微光を発しており、それが飛行機やヘリコプターでないことは確かだった。その外観には継ぎ目がまったくなく、何の音も立てなかった。それは今までに見たことのないものである。しばらく空中に浮かんでいたその物体は、一瞬にして姿を消してしまった。

   私たちはそれが、普通のものではないと感じた。
   案の定、家族は子どもの言うことを本気にはしなかったが、私も友達もただならぬものを見たことはわかっていた。これが、私とETVとの初めての出遭いであった。ETVとは米国家安全保障局(NSA)の用いる用語の、地球外交通機関の略称であり、一般的にはUFOと呼ばれている。

   その日以来、私はあの宇宙船との繋がりをずっと感じ続けている。
   また、その後の数週間の出来事を通してその繋がりは一層強くなった。それは一連の鮮明な夢や、地球人ではない存在たちとの出会いであり、そうしたものが毎晩続いたのだ。おそらく私は少年だったおかげで”ひるまず”に、そうした経験を受け入れることができたのだろう。仲間たちと経験したあの出来事は自然の成り行きのように思えた。彼らET(異星人)たちは、私の目に見える世界を超えた事物について、除々に私の目を開かせるように集中的に活動した。

   しかし2、3年前まで、私はこういったことを公然と話すことはなかった。
   それは笑われる可能性があったからだ。この少年時代にできた繋がりは、私の人生を一変させてしまうような性質のものだった。そして私の興味は強まる一方になり、12歳頃には「トゥルシー」「アルゴシー」「ライフ」などの雑誌や、UFOのエンカウンター本などから関連記事を集めては隠しており、それはかなりの量になった。

   「地球以外の惑星から来た人を知っている」という考えは私をとりこにし、夜空を眺めては神秘と喜びに満たされることも多かった。恐怖を感じることは一度もなかった。私の異星人に対する観念は、彼らの存在はすでに知られており、あるいは前提になっており、彼らは地球人類の進化程度を知っているというものだった。その創造性が大きく広がるような親しみの感情は、学齢に達する前でさえ、常に悦びと平和の感情を伴った。自然の中に出ると、日常生活では味わえない目覚めた神聖な感情が湧いた。

   空を見上げている時、外で遊んでいる時、常に私の肩にかけられた手のような、不思議な意識の気配を自分の周りに感じていた。ペルシャの格言に「神を愛する最善の道は、宇宙を愛することだ」というのがある。私はとても無邪気で素朴なやり方で、この言葉の真実の恵みを受けてきたのだ。

不屈の男に仕上げてくれた試練

   私は驚くほど刺激的なアメリカ南部の家庭に育った。
   父の母親はアメリカ原住民族でチェロキーだった。私の家庭はきわめて問題の多い家庭だったが、そういった難しい家庭に育つ子どもは、2つの道のどちらかをたどる。1つは自己破壊的な悪癖におぼれ、自殺の伴う道と、そうでなければ、有意義で生産的な人生を築くために必要な精神力を見出す道だ。そして私は見える世界、見えない世界からの導きのおかげで、後者の道をたどった。

   それは実際に、人間を傷つける破壊しかかった家庭環境であり、そうしたものは他にはないのではないかと思わせるものだった。しかしほとんどの人は、こうした私の背景に気づかない。羽振りのいい医者であるとか、社会的な有名人だなどと思われ、常識的で豊かな家庭に育った人間と見なされていた。

   アル中の両親と、しょっちゅう起こる家庭のもめごとのために、私たちは見捨てられ、放置され、虐待されていたようなものだった。小学校へ上がる前の幼い頃から、食べるものが何もなくて、タバコの灰や砂、土などを食べていたことを思い出す。医者である今としてならわかることだが、それは体が要求するせめてものミネラルを補給するためだった。生き抜くために、体が本能的に求めたのである。私はたびたび病気になり、特に冬になると毎年のようにひどい肺炎と気管支炎を患った。この時期の傷ついた肉体的組織が今でも両肺に認められる。

   しかし神の恵みはしばしば、困難を通して現れるものだ。
   私を不屈の男に仕上げたのは、こうした試練であった。この境遇が私を強く生き抜く人間にしてくれたのだと理解した時、子どもの頃から胸中に抱いていたはずの恨めしさなどは雲散霧消してしまった。高校に入る前の頃、自分の人生をしっかり掴んで逆転させてみることを自分に誓い、私はその誓いを果たした。

   その当時の数年間、私は実際に自分でアパートを借りて自活していた。
   その地域にあるレストランで毎晩午前1時まで働き、毎朝6時に起床して、自転車で街中を通り抜けて学校へ通った。成績は平均Aのグレードを維持することもやってのけ、さまざまな学校活動に参加して優等生になった。

   私の中に芽生え始めた責任感は、3人の姉妹たちにも及んだ。
   私はよくこの妹たちのことを、うっかり”私の娘たち”と呼んだりした。つまり彼女たちに対する私の保護と思いやりの本能は相当なものだったのだ。模範的な親とは真反対の見本のような両親を持ったおかげで、いかにして為すべきかを私は学んだのだ。こうした試練から、人は自分の将来を作り出すのであり、自らの出身や貧困、逆境、その他の困難は、人間の意志によって克服し超えることができることを理解したのである。

   高校時代、1960年代後半から70年代前半にかけて流行したティーン・エイジャーを夢中にさせた文化のとりこになるには、私は忙しすぎた。たいていの家庭の子どもにとって当たり前の贅沢であっても、私にはそれにかける金がまったくなく、もっぱら基本的な生存が最優先していた。

   その代わり、私は古代インドの聖典『ヴェーダ』を読み、サンスクリット語を学び始めた。それは私の精神にはいかにもピッタリしていた。私は堅苦しい宗教の枠外で育った。両親に連れられて教会へ行ったことがない。その初めからキリスト教的な制度的教義に縛られていなかったために、型にはまった宗教的伝統の下に育った人には受け入れ難い概念を、私は偏見を持たずに認めることができたのだろう。その結果、外部からの指導を待たずに、瞑想的経験や高次の意識の領域へと自然に入っていけた。

   読むことと同時に直接経験することにより、祈りと瞑想を独習した。
   こうした実践と、環境問題や平和問題などの学校生活の活動が繋がって、私の意識の中に新しい層がつくられた。この時点において、今日私が呼ぶところの”意識の非局在性(ノン・ローカリティ)の経験を知ることとなった。この意識の非局在性を求めて、私は自由時間を見つけては自転車で田舎へ行くことを楽しんだ。

   草原に横たわり、内部から湧き上がるこうした技法を練習した。
   私は意識の旅をする。あるいは宇宙へ出て行って、宇宙をはっきり見る。こうしたことは私の日課となり、どんな伝統とも関係のない制止できない美しい力が、私の中にみなぎっていた。それは内側からの完璧な現れだった。

   その後の1973年の春、私は左腿(もも)を怪我して傷つけた。
   実は私はその前から、200マイルの自転車旅行を計画しており、シャーロットからノースカロライナ沿岸の砂州の島へ行くことにしていた。それで腿の傷を気にすることなく、予定通りの全行程を1日で走破した後、シャーロットの小さなアパートへ戻る計画を実行した。

   ところがその後、腿の傷は悪化し、気味の悪い感染症で脚が腫れて肥大し、それが全身へ広がったのだ。病状は完全に悪化した。実はアルバイトと学校のスケジュールはきつく、こうなる前から肉体は衰弱していた。しかも貧しかったために医者にかかることは最初から問題外だった。私に何が起こったのか、医者として今の私なら言えるが、敗血症になったのだ。血液が侵され、高熱を出し、骨格筋肉が衰弱し、腎臓は過負荷状態だった。こうした徴候は命取りの可能性があり、私はそうした状態へ急降下していった。

   17歳で独りぼっちの私は、電話もなく、病状の重大さもよくわからずにわが身を介護した。そして、私は臨死体験をしたのだ。突然、肉体から解き放たれていたのである。私は宇宙の深みへと運ばれ、そこでは寛(くつろ)いでいた。そこでは、今の私が”神なる意識”として捉えていることを体験した。そこには二元性はなかった。恐れも存在せず、それは無限の覚醒と歓喜、終わりのない完璧な創造の知覚だった。

   やがて星群の中から、2つの眩しいきらめく光が近づいてきた。
   私は今、それがアヴァター”神の顕現”であると理解する。それは神人でも擬人化でもなく、輝ける2つの光点であり、純粋なる意識のエネルギーとして現れた。この2つの光点は、私たちの時代の一対のアヴァターだった。そのアヴァターは近づいてきて、私はそれらと一体の状態になった。それは信じ難いほど美しく、次いで言葉に先立つ知識の伝達があった。

   「りんご」という言葉を発すると、その言葉の中にりんごの現実のイメージがあり、それはアストラル(光形態)と言えるかもしれない。さらにその意識されたイメージの中に、リンゴそのものの純粋な形態(イデア形態)、エッセンスがある。このような伝達形態で、私に知識が伝えられた。その合一がどのくらい持続したのか見当もつかない。私はその美しさに感動すると同時に圧倒されていた。

   この伝達は次第に変化してゆき、ついには線形のコミュニケーション様式をとった。一対のアヴァターの一方が言った。「私たちと一緒に来てもいいし、地球へ帰ってもよろしい」。私は落ち着きを保ち、「あなたのご意向は?」と聞いた。その存在は、「地球へ帰り、別の仕事をしてもらいたい」と答えた。私にはその時地球へ帰りたいという気持ちはまったくなかったために、その答えを聞いてガッカリした。あの覚醒状態で、あの場所なき場所に留まることができたなら、私はどんなに幸せだっただろう。だがどういうわけか、私は人間が為し得る最高の対応は、神の意志を受け入れることだと知っていたのだ。そこで「オーケー。では」と答えたのだ。

   私が経験したのは、無辺の”マインド”と全創造との同一性、その完全無欠な一体性であった。それは宇宙の高位存在の実在と神格の存在の認識でもあった。やがて私は失心したようになり、シューっという音をたてながら、自分の身体へと戻った。私はおそらく長い間、体外にいたに違いない。小さなアパートの窓の外には、街灯に照らされたカエデが風に揺れていたのを、今日のことのようにはっきり覚えている。

   だが動くことができなかった!
   「素晴らしい。私はここにいる。この台無しになった体、麻痺してしまった体に戻っている」、私はそう思った。私は部屋の中にあの存在がいることに気づいた。彼は私の生きる意志を試すために遣わされて来ているのだ。おそらく、ここに留まるために自分の意志力を使う経験が私には必要だったのだろう。

   それは私を体内へ引き戻そうとするような力だった。
   私は肉体の中に留まり、光のアストラル体と意識体を統合させる必要があった。それにはどうしても、意志力の行使が欠かせない。数回試みた後、私はそれを釘付けにし、肉体に留まった。そして間もなく、私は完全に意識を取り戻し、運動能力を回復していった。

   この経験は、私の人生をがらりと変えてしまった。
   それまでに教えられてきたことのすべてが変わった。神は存在する。肉体の死後も意識は存在する。死を怖がる必要はない。実際のところ、死は存在しない。それはただひとつの状態から別の状態への変容があるだけなのだ。

   私は起き上がり、この世界と再統合した。
   信じ難い悦びの中に留まり、宇宙意識の無限性を伴った意識状態はまだ私の内に目覚めていた。部屋の中に囲われていながら、私はその意識状態の中にいた。そして私の病んだ脚は自然に治ってしまった。私は医者にもかからず、抗生物質も何も必要なかった。


           HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE  (原書タイトル)
   book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる

                                   抜粋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは自分の外に「神」を「愛」を探すよう教えられてきた

   第一の幻想は、あなた方の誰もが、自分は愛を知っていると思っていることだ。
   この幻想は途方もなく有害だ。なぜならあなたは、すでに知っていると思っているからには、それに到達するための努力や、それを目覚めさせるための努力を決してしないだろうからだ。あなたは気づいてはいないだろうが、「愛」を知る者は、神性を知る能力を同時に得るということを。

   つまり、あなたが愛だと思っていることは、おそらく愛ではないということだ。
   あなたは何か別なものを愛と呼んできた。そしてこうした幻想を抱いている限り、どうして愛を探求し、探し求めることができるだろうか? あなたが誰かに「愛している」と言う時は、実は愛を与えているのではなく、愛を求めているのだ。誰もが愛を求めている。しかし自ら愛を求めている者が、どうして愛を与えることができるだろうか? 

   あなた方はみな、お互いに愛を求め合っている。
   あなたの本質は、「愛してほしい」とねだっている乞食だ。妻は夫に愛をねだり、夫は妻に愛をねだっている。母親は息子、娘に愛をねだり、息子や娘もまた愛をねだる。友人は友人に愛を求めている。あなた方はみな、お互いに愛をねだっている。自分が愛を求めている友人もまた、愛を求めていることに気づかない。あなた方はまるで、空(から)の器を持って向かい合い、施しを求める2人の乞食のようだ。

   愛を求めている限り、愛を与えることはできない。
   なぜなら、求めているからこそ、自らの内側に愛の源泉がないという印に他ならないからだ。そうでなければどうして、外側に愛を求める必要があるだろうか? 外に向けて愛を求める欲求を超えた者だけが、愛を与えることができる。愛とは分かち合うものであって、ねだるものではない。愛は与えることしか知らず、求めることを知らない。

   乞い求められた愛は、愛ではあり得ない。
   そして覚えておきなさい。愛を求める人は、決してこの世で愛を手に入れることはできないことを。愛を求める人は、決して愛を得ることがない。愛は、愛に対する欲望が消え去った家にしか訪れない。愛は、愛を求めるのをやめた者の家に降り注ぎ始め、ねだるハートへは流れていかない。なぜならねだるハートには、愛の訪れを可能にする一種の受容性がない。しかし分かち合うハート、与えるハートには一種の受容性がある。

   これまでに、愛があなたの扉をノックしたことがあっただろうか?
   いや、なかっただろう。なぜならあなたはこれまで、愛を与えることができなかったはずだから。そしてまた何であれ、あなたが与えたものは自分に戻って来るということも覚えておきなさい。生命の永遠の法則の一つは、何であれ自分が与えたものは自分に戻って来るということだ。

   全世界とは、反響する木霊(こだま)に他ならない。
   憎しみを与えれば、憎しみが返ってくるし、怒りを与えれば、怒りが返ってくる。人を罵倒すれば、別の人を介して罵倒が返ってくる。棘を差し出せば、忘れた頃に棘が戻ってくる。与えたものはすべて間違いなく、さまざまな形で自分に戻り、自分に返ってくる。そして愛を分かち合えば、愛もまたさまざまな形で自分に返ってくるのだ。さまざまな形で愛が戻ってきていないのなら、自分が愛を与えてはこなかったからだと理解しなさい。

誰もが愛の乞食

   あなた方はみな乞食だ。
   しかも別の乞食に向かって、ないものねだりをしている。そしてそれが手に入らないと悲しみ、涙を流し、自分は愛を得ることはできないのだと惨めになる。愛は外に獲得するものではない。愛は、あなたの存在の内なる調べなのだ。だから誰もあなたに愛をあげることはできないし、外側から獲得することはできない。

   愛はあなたの内側に生まれるものだ。
   愛は内なる開花であり、それは内側で眠っているエネルギーから生まれ出る。にもかかわらず私たちはみな、愛を外側に探す。私たちはみな、それを恋人のなかに探そうとする。それは完全に間違いであり、徒労でしかない。

   愛を自分自身の内に探しなさい。
   しかしあなたには、自分の内に愛があろうなどと想像もできない。なぜならあなたが学んできた愛は、常に恋人を連想させるからだ。その愛は常にあなたの外側にあり、外側の誰かを連想することでしかない。だから愛が自分の内側にどのように生まれ得るものなのか、想像もできない。あなたの内なる愛のエネルギーは眠ったままであり、すでに自らの内にあるものを、あなたは外に求めていることに気づかない。ゆえに外に求めている限り、内側を見ることはない。

   実のところ、それは決して探索されることはない。
   でもあなたは愛が欲しいから、他人の扉の前で手を差し出して乞い続ける。全世界に存在する欲望はただ一つ、それは愛だ。そして全世界にある不平もただ一つ、自分は愛をもらってはいないということだ。そして自分が愛をもらっていないのは、相手の責任で相手に落ち度があるからだといって他人を責める。妻は夫に言う、「私のことなんかちっとも考えてくれない」。夫は妻に言う、「俺の身にもなってみろ」。

   素晴らしい劇作家で、しかも詩人であった俳優が亡くなった。
   彼の葬儀には、大勢の人々が火葬場へ集まった。私も彼の葬儀に出席していた。そして彼が勤めていた映画会社の重役も出席しており、彼は短い弔辞を述べた。重役は言った、「私がこの男を俳優にしたのです。彼を裏道から見つけ出して連れ出し、出世街道へ乗せたのは私です。映画で最初に彼に役を与えたのは私で、彼の処女作を出版したのも私でした。彼が世界的に有名になったのは、私のおかげなのです!」

   彼はそれだけを述べた。
   あなた方の何人かもそこにいたかもしれない。重役がこれだけ述べ終えると、突然、みなの前に横たわっていた遺体が起き上がって言ったのだ! 「失礼ですが、これから埋葬されるのはあなたですか?それとも私でしょうか? あなたは誰のことを話しているのですか?」

   その重役は、「私が」彼を有名にし、「私が」彼の本を出版した。「私が」映画で彼に役を与えた・・・「私が」そうしたと言った。この「私が」という騒音には、遺体ですら耐え切れなかったようで、遺体は起き上がって言ったのだ。「失礼ですが、一つ教えてください。この葬式で埋葬されるのはあなたですか? それとも私ですか?・・・」と。そして人は常に、この「私が」という騒音を生み出し続けている。

   あなたの中には二つの声しかあり得ない。
   つまり、「私」という声でいっぱいの人の中には、「愛」という声はない。そして「愛」という声に満ち溢れている人の中には、「私」という声はない。しかもその二つは、決して同時には見つからない。それは闇と光が同時に存在するのと同じくらい不可能なことだ。

   同じように、エゴと愛は共存できない。
   エゴとは闇のようなものであり、それは愛の不在だ。あなたの内側には愛が欠如している。だから内側で「私」という声が鳴り響いているのだ。この「私」という声を強めて大きくしていけばいくほど、内に愛を見出す可能性はなくなっていく。エゴが強くなればなるほど、愛はますます存在しなくなっていく。そしてエゴがすべてになるとき、愛は完全に死ぬ。

「私」というエゴ

   あなたは言う。これは「私」の服だ。これは「私」の家だ。
   これは「私」の地位だ。これは「私」が寄付したものだ。あれは「私」の援助によるものだ。「私」は○○大学出身だ。「私」の家柄は・・・、「私」の経歴は・・・。この「私」という周りに築かれた塔は、決して愛を知ることはないだろう。

   あなたの「私」がいかに強く、どれほど根深いものであるかをしっかり理解することだ。
   またそれを毎日さらに強め、さらに根深くさせようとしているかどうかを、はっきり見極める必要がある。そうしたものが必要でさらに強めようとしているなら、内側に愛が生まれる望みは捨てることだ。

   エゴから生まれる愛は、完全に偽りだ。
   だから私はあなたの愛はすべて偽りだと言う。なぜならそれはエゴから生まれたものであり、エゴの影だからだ。そして、良く聞きなさい、エゴから生まれた愛は憎しみよりも危険だ。なぜなら憎しみは明快で直接的で、単純だが、偽りの顔を装った愛はそれとは違って見分けにくいからだ。

   エゴから生じた愛によって恋人から愛されているなら、やがてあなたは優しい手の代わりに、鉄の鎖で繋がれているような感じがしてくるだろう。釣りに行くと、人々は釣り針に餌を付ける。エゴが主人になっている人は、他人を所有したがる。釣り針に愛という餌を付け、彼らをプスリと突き刺すのだ。こうして愛という幻想のゆえに、最終的には実に多くの人が傷みと苦しみに陥るはめになる。

   地獄でさえ、こんなに大勢の人々が苦しむことはない。
   そしてこの愛という幻想のゆえに、全世界が、全人類が苦しんでいる。しかしそれにもかかわらず、あなたはエゴから出た愛は偽りであることを未だに理解しない。だからこんな地獄が生まれてしまったのだ。

   嫉妬は、エゴを伴う愛の一つの形だ。
   だから恋人たちほど嫉妬する者はいないのだ。エゴを伴う愛は、他者を所有しようとする陰謀であり策略だ。ゆえに「あなたを愛している」と言う者ほど、人を息苦しい思いにさせる者はいない。こうした状況は、エゴから生まれた愛から生じるものであり、愛とエゴには何の関係もない。



      book  『インナー・ジャーニー』 OSHO  市民出版社


                            抜粋

                  
   

・自由意志を持ち、自己価値を認め、自分を愛することが原点

   さまざまな理由によって、あなた方の意識には分厚くて重い霧のようなものが覆いかぶさっています。多くの人間は誕生と同時に、まず人生の喘ぎを体験します。あなた方は子ども時代からそのほとんどを、生きることが理屈に合うように努力を重ねます。そしてあなた方が教わることは、この人生には何の意味も目的もないということであり、さらに多くの恐怖を植え付けられます。

   何年も続く学校生活では、どんなものともつながりのない単なるデータを記憶させられ、「分離」という祖先から受け継いだ限界ある思考パターンを押し付けられます。つまりすべては分離しており、どんなものにも意味はなく、すべては偶然によって展開していくと教えられるのです。

   ほとんどの場合、あなた方の祖先にもこうした考え方がコード化されています。
   それでもいつの時代にも、異端者と呼ばれる人々が存在しました。あなた方も現代における異端者なのかもしれませんが、1千年前にも、2千年前にもあなた方と同じような人々がいたのです。「おっと、その手には乗らないぞ」と1歩前に進み出る者たちが、常にあなた方の歴史には登場しました。しかし歴史というものは、勝利者が書くものだということを忘れないでください。

   あなた方の世界でもっとも変化の力を持っているのは、母であり女神として知られている愛と深く関わっている「女性的なエネルギー」です。女性性のエネルギーの基盤は、存在する生命を大切にすることであり、長年にわたりあなた方の地球に「育てる」というエネルギーを運んで来ました。今日あなた方の世界は女神のエネルギーに欠けており、それが女性の無力さとなって現れ、女性だけではなく男性も共有している女性性への価値が見失われています。

   女性は命を運んで来る者であり、出産という体験を通して卵子と精子から生命を生み出します。かつて女神のエネルギーを崇拝する異教徒と呼ばれた人々は、2千年前のあの啓蒙の時代に多くの人々に影響を与えました。その文化では、抽象的思考や人間の自然のサイクルに則った生き方が理解されており、時間の概念は直線的なものではなかったのです。しかし直線的な思考が導く男性的な力がこの2千年来の間に強くなり、すべてはつながりがないとするバラバラな考え方が強調されることになりました。

男性優位社会が始められるまで、地球には愛のエネルギーが満ちていた


   そうした直線的思考が支配し始める以前には、すべてが活気に満ちている生命の力が理解されていました。地球の動植物や鉱物は神の霊の現れであり、また空気や火、水だけでなく、人間の目に見えないエーテル次元もエネルギーで満ちているということが理解されていました。「光の家族」が行なう多くの癒しの力と愛の周波数の教えは、その時代に非常にダイナミックなうねりを作り出したのです。そしてこうした知識が人々を自由にしたのですが、一方で自分の持つ本来の力を怖れる人々も多く、彼らは恐怖で満たされていました。

   当時の権力は「旧世界秩序」であるローマ帝国にありましたが、彼らは「光の家族」を探し出しては処刑したのです。あれから2千年後の今、過去の恐怖を細胞の中に贈り物として抱えながら、あなた方は新たな時代を迎えていますが、同時に全能な人間になることを怖れています。あなた方の歴史は世界の隅々に至るまであらゆる国々において、誰の神が本当か、誰の宗教的信条が正しくて、誰が正義なのかといった戦いで満ち満ちています。

   神は愛であるはずなのに、それとも愛は私たちの外に存在するとでもいうのでしょうか。何が起きたとしてもあなた方の偉大なる解決法は、自分自身を愛することであり、その愛の周波数を外の世界へ送ること、そこから始まるのです。あなた方の歴史には、自由な思考を持ったゆえに処刑された人々もいました。過去には、「地球が宇宙の中心だ。これに反論する者は火刑に処する」というような「真実」が押し付けられる世界だったのです。

   今日あなた方は、これと同じような現実に直面しています。
   あなたは自らのビジョンを拡大させて自らの真実を語り、それを生きる勇気があなたにはありますか? 再び訪れているこうした時代において、自分の心の内から湧き出てくるような真実がこの変化の時代において必要なのです。そのためにはあるがままの自分を選択すればいいと気づくならば、その生き方は納得できるものになるでしょう。

   あなたは創造主であり、被害者ではありません。
   あなた方は欠陥だらけの人間ではないし、ゆえに権威は必要なく、救ってもらう必要もありません。ですから本に書かれているようなことを、丸暗記するようなことは必要ないのです。あなた方に必要なのは自らの意志の力を使うことであり、人生の今という一瞬に咲く素晴らしい花を発見していく学びなのです。


   あなた方の世界は分離され尽くしており、そうした意味のない生き方が宇宙の市場に出されています。そこにはすべての原罪や罪悪感、地獄や天国も一緒に市場に出されています。あなた方の世界は誰もが、もうこれ以上、生まれ変わって来たくないと思うほどの世界なのです。

   あなた方がマインドコントロールについていっそう知るようになると、それがあらゆるレベルに影響していることが分かってくるでしょう。自分自身を自ら管理したくないために、あなた方はいとも簡単にマインドコントロールされてしまうということが見えてくるでしょう。なぜなら誰かが考えて決めたことをただ受け入れることを好むだけなら、自分で考える必要はまったくないからです。あなた方は従順であることに慣れきっているので、何をするかを指示されて生きるほうが好きなのです。

   それはインターネット上でも同じであり、限界のある思考につられてそこに縛られていることに、あなた方はまったく気づいてはいません。あなた方の遺伝子は、テレパシー能力とともに再び配列し直すことができるのですが、そのことにも気づいてはいません。それは簡単なことではないのですが可能なことなのです。

   今、宇宙からあなた方を目覚めさせるために到来しているエネルギーの波は、この世界に膨大な力を運んでいます。そうした中にあっても、あなた方が自ら自分の力を他人に渡し続けるならば、この世界は今以上にかつてなかったほどに維持が困難になり、巨大で暴虐な政治の下にあなた方人類は暮らすことになるでしょう。今日、そうした暴政は、宇宙にある秘密の植民地とともに実際に存在しています。しかしあなた方は真実のほんの一部しか書かれていない物語だけを与えられているために、この事実に誰も気づいてはいません。

   今、黒いベールのようなものがあなた方の意識を覆ってしまいました。
   その黒いベールの暗さは、あなた方多くの人々が生きていくことが本当に怖ろしくなってしまうほど、大きく広がっているのです。そして今、あなた方の肉体は癌やストレスや公害などで満たされています。それというのも、あなた方が長い間恐怖を優先して生きて来たことから、低次元からネガティブなエネルギーを自ら引き寄せているからなのです。そして、そうした低次元の霊はあなたの恐怖を食い物にしています。

   あなた方は意味のないデータや意味のない生活にすり減らされており、あなた方の鈍い知覚では感知できない寄生虫のようなものや、力を吸い取る吸血鬼などを自分自身に引き寄せているのです。それというのも、あなた方が自分自身本来のバイタリティ(生命力)を追い求めることをしなくなったからです。

自分を愛し、自分の価値を認めることが原点

   人類の皆さん、自分自身を愛し、自らの価値を認めてください、と私たちは何度でもあなた方に呼びかけます。あなた方が前進するに従って、なぜあなた方の文明が崩壊しようとしているのかが理解できるようになります。自分自身を愛してください。そしてあなた方の知覚が変化し始めるにつれて、本来の多次元的な存在であるあなたとあなたの祖先、多次元的な親、あなたのこれまでの生まれ変わりのすべてを含めて、命あるものをすべて敬うような価値観を基盤とした文明を築き上げることができます。

   そこで、まさに癒しが起きます。
   最初、あなた方の世界は一見、バラバラになったように映りますが、再建というものはまさにバラバラの状態から始まるのです。あらゆる物事に架け橋をかけるあなた方に、あなた方の心と心に真実の架け橋を創造する21世紀に、私たちの声はエネルギーを運びます。「どのような真実をあなたが選ぶにしても、それがあなたのものとなってしまうということを忘れないでください」。2千年前、「光の家族」は次のように言いました。「どのようなことであれ、人からしてもらいたいと望むことを人にもしてあげなさい」と。

   どうか勇気とユーモアを持って挑戦してみてください。
   なぜなら、もう一度やってみることができるチャンスが到来しているからです。あなた方の祖先について、あなたの血筋について、そしてあなたを封じ込めている制限について考えてみてください。自分自身を少し、日常生活から外して、時間の彼方から地球を想像してみてください。地球で人類が勝ち取ったことをリストアップするとしたら、何を思いつくでしょうか? ただし、真の勝利というものには、必ず愛のバイブレーションが伴うものなのです。つまり、宇宙の知識のすべてを集めたとしても、「愛の周波数」と比較することはできないのです。

人類を支配する一族の系譜

   たった一握りの人間たちがあなた方の世界を支配しており、それも長い間そうであったということを、あなた方は知っているでしょうか? 大勢に対して、ほんのわずかの人間が支配してきたのです。太古の昔宇宙から神々が地球にやって来て、人間との間に子孫を残し、地球に一時期滞在した何百年も後に、彼らは地球を去ったのです。彼らが人間との間に残した子孫はブルーブラッド(青い血)と呼ばれ、彼らとの繋がりを持つ独自の血統、「闇の血流」「闇の家族」をスタートさせました。

   彼らは自らの血統の足跡を次世代へと伝えるにあたり非常に注意深く、自分たちのバイブレーションを自分たちが支配する人間たちにはめったに広めることはありません。そして自分たちが特別に選ばれた者であることを宣言し、そうしたグループを形成し、世界を秘密裏に乗っ取る秘密結社を結成してきました。なかにはあなた方が知っている人物もいますが、まったく知らない人物も多いのです。

   彼ら神々が地球へやって来た時に、首相や法王、王様や女王様、そして王子や王女を残して行きました。さらにそれだけでなく、(彼らの惑星がそうであるように)、男性優位社会の始まりでもある家父長制度と呼ばれる階級制度も残していったのです。彼らの中には地球という惑星の歴史について非常に詳しい者もおり、非常に長い年月にわたり、地球とコミュニケーションし続けてきた他の存在たちについても実によく知っています。しかし彼らはそうした知識を自分たちだけに保持しています。なぜなら彼らはそのように教育されているからです。

   神々は完全に去ったわけではありません。
   時間というものは彼らにとっては、あなた方とは異なるものです。ですから神々は一見、あなた方のことを忘れてしまったように見えますが、彼らはあなた方のことを決して忘れてはいません。彼らは今、ここにいるのです。だからこそあなた方は、目覚める必要があるのです。



  book『プレアデス 光の家族』 バーバラ・マーシニアック著 太陽出版

                              抜粋

放棄した「自由意志」を取り戻そう

   地球は、私たちプレアデスの知識を蓄積している姉妹の惑星であり、私たちの一部とも言われています。そして私たちの記録や祖先からの伝承により、このことは真実だと教えられてきました。遠い昔から、あなた方と私たちは同じ一族としてのつながりがあったのです。

   人間の心が引き起こすように見える戦争はいつの時代にもありました。
       しかし実際にはそういった戦争は、多次元的に「存在している者」たちの苦悩をただ反映しているだけであり、それはあなた方人間の魂を奪うために引き起こされるものなのです。たとえば、あなた方の西洋文明に存在する「キリスト教物語」を取り上げると、そこにはあなたを悪魔から救うためにやって来た「神の子」キリストの物語が書かれています。こうしたものを読む時、実はあなた方はさまざまな疑問を抱ける素早い頭の回転が要求されます。

   しかしそうした能力を持ち合わせていない場合、あなたはたちまち自分を「救われるべき者」と信じてしまうのです。なぜならあなた方が、自分たちには何の力もなく、自分たちは誰かから「救ってもらわねばならない者」で、それほどに無力な者だと信じてしまったからです。

   あなた方がそうしたジレンマ(葛藤)に侵されている限り、コントロールを放棄したあなた方の文明は崩壊するしかないと、私たちはたびたびあなた方に告げてきました。こうしてあなた方は、自分が望むものを自分で作り出す自由や、そのために自分で考え、状況を見抜き、自分で決定するという自由を放棄してきたのです。(自分の願いを神々に頼んで叶えてもらおうとする依存心も同じもの)

   あなた方はこうして自由意志を使わなくなりました。
   こうした自由意志の崩壊の原因の一つは、あなた方が感じることを怖れることから生じています。あなた方の感情には、すべてを可能にするパワーがあるのです。しかしそれにしても、なぜあなた方の多くの人にとって、感情というものが恥になっているのでしょうか。感情によってこそ、あなた方の価値観が決定されるのです。

   あなた方は自らの人生を振り返り、自分は本当は何を求めているのかを知り、人間としての価値において自分は何者なのかを問いただす必要があります。システムというあなた方を取り巻く社会構造の中であなた方は生きてきました。しかし今、そのシステムについて問い直す必要があります。あなた方はそれのルールに従い、給料、休日、そして名誉と地位確保のために、何も考えずにそのゲームを行なうことに同意してきました。こうしているうちにあなた方は、自分自身のために自分で考える能力をますます放棄していったのです。

   しかしこれからあなた方は、ある力に立ち向かわねばなりません。
   なぜならこの力から逃れることは不可能だからです。あなた方の価値やあなた方が本来的に持っている力は、知らない間に弱められています。それはあなた方人間は不完全で欠陥があるので、神々が干渉する必要があると聞かされてきたからです。

   今あなた方は、ますます理屈に合わなくなっている時代を前に、何か非常に重要なことを発見する時にいます。「自分の遺伝子には何が含まれているのか?」と自問してみてください。そして情報が一杯詰まっているコンピューターのデータバンクを想像してみてください。正しくボタンさえ押すならば、途方もない量の情報を得ることができます。しかもコンピューターの場合はただ入力されている情報に限られますが、あなた方はそうではなく、あえて言うならば、あなた方は三次元的などんなコンピューターよりも遥かに進歩しているのです。

歴史とは権力者によって書かれるもの

   あなた方は素晴らしい血統を持ちながら生きている生物学的構造体であり、まったく欠陥のない存在なのです。しかしそうであるためには少しばかり調整が必要です。それに残念ながらそのことに関して、ほとんどの人間は理解してはいません。生きるためだけに自身を活用することになったあなた方は、もっとも価値あるあなた方の側面から遠ざけられてしまったのです。あなた方人間は餌で釣られて罠にはめられたのです。

   あなた方の歴史を読むと、人間は自由のためにあらゆることにおいて悪戦苦闘し、勝利を勝ち取ってきたように書かれています。しかし実際には、西洋社会に君臨してきた数多くの暴君は、人々を進化させる知識が広まることを制御するためにデザインされた存在たちなのです。その知識に一番圧力をかけてきたのが、あなた方の世界の宗教組織です。

   そうしたシステム構造の力を保持し続けるために、多くの土地や資産、生命が犠牲になり、さらにはあなた方は多くの文献の差し押さえを許可したのです。何百万という膨大な数の人々が火刑に遭い、多くの偉大な知識を詰め込んだ(アレクサンドリア)図書館が、(人々を解放し進化させる)奥義をかき消すために燃やされたのです。

   宗教組織が力を持ち続けるために、彼らが求めたものとは何であり、また何を消すために彼らはあれほど必死になったのでしょう? なぜあなた方の歴史には、あれほど多くの十字軍や宣教師が世界中を旅したことが記録されているのでしょうか? あなた方が教えられてきたように、宣教師たちは信仰のない人々を救うために送られたというのは本当なのでしょうか?

   このように、まだ燃やされていない現在のあなた方の図書館に置いてある歴史の本に書かれていることと、私たちが見ている地球に関する「時間の本」にある内容はまったく違うのです。つまりあなた方の歴史書のページには、勝利者があなた方に知らせたいことだけが書かれており、権力者があなた方に信じさせたいことだけが書かれているのです。あなた方人間の歴史は、あなた方を巧みに操作する力によって作られた偽りで埋もれており、彼らの行なった殺人や裏切り、異端撲滅といったものは好きなように薄められ、しかも年月とともに何度も塗り潰されているのです。

   あなた方が自分自身を本当に知るためには、まず深く呼吸してから自分の体そのものを認識することにあります。あるがままのあなたになれれば、自分自身が生き生きしてくるのが分かるはずです。さらには生きる意味がわかってくるでしょう。さてここで、あなたの想像力を柔軟に使い、あなたの祖先を想像してみてください。あなたの親、祖父母、そのまた親の時代へと時間を巻き戻します。しかしあなたは自分の血統を遡り、それが切れてなくなるところに行き着くことはできません。もしそのように血統が途絶えるところがあれば、あなたが今ここにいるわけはないからです。

   あなたは次第に自分の血統について考えるようになるでしょう。
   祖先の血とともに自分の体内に保管されている遺伝子コードについて、今ここでしばらく考えてほしいのです。世代から世代へと受け継がれる遺伝子は非常に価値あるものであり、あなた方の遺伝子を通して長い年月とともに何が継承されていくのでしょうか? あなたはどのくらい昔まで遡り、想像することができるでしょうか? 私たちがあなた方の世界へこうしたエネルギーを運ぶ時、私たちが所有している「ある本」をあなたは想像できるでしょうか? その本にあなたはアクセスできるでしょうか? 

   私たちが伝える言葉を読み取りながら、想像力を駆使し、あなたが本来持っている「存在の多次元性」を体験できるように心がけてください。それと同時に、あなたの存在の中心ともいうべき「核」から、どのような現実が開けてくるかを観察してください。私たちの声はあらゆる方向、あらゆる場所から届くでしょう。私たちの声は、あなた方の「多次元的な自己」に語りかけます。あなた方のさまざまな記憶が一つの布を織り始められるように、私たちはそのきっかけとなる少しの知識と真実をあなた方に提供します。そうすることであなた方は、この地球にかつて本当に何が起きたのかを知るようになります。なぜならあなた方は、以前そこへいたことがあるのを思い出すからです。

人類は祖先から「恐怖」の刻印を受け継いだ

   あなた方の肉体は固定されているものではありません。
   ここには固定されているものなど何もないのです。すべては周波数というエネルギーのダンスであり、自由なエネルギーが単に形を取っているだけです。ではなぜ固定して見えるかというと、あなた方の知覚は現実に対して一定の見方をしており、直線的に接することを訓練づけられているからです。

   たとえばあなた方は毎朝目覚めると、忠実に自分を再現させます。
   あなた方は洗面所の鏡を見て「まず」自分に出会います。そのようにして自分と出会うことを期待するのは、それまでの古い経験の積み重ねであり、また条件づけでもあります。そしてこのような脳の訓練があなた方の多くの現実をつくり出しているのですが、マインドコントロールにはさまざまな形があります。

   そのようにしてあなた方の祖先から教え込まれ、勧められたりした限定的な考え方は、あなた方の体の細胞にすべて刻印されています。そしてあなた方の祖先もまた、そうした刻印された教えに従いながら自分たちの時代を生き抜いて来たのです。暴力や法律、そして権威に対する彼らの反応は、日常生活を通して彼らの肉体に刻み込まれていきました。

   それと同じように、あなた方が日常生活で行なうことのすべてが、あなたの肉体に記録され、保管されているのです。それはあなたが、その体験を意識的に覚えているいないにかかわらず、あなたの肉体の細胞は覚えています。生きることに対するあなたの反応や記憶は、遺伝子を通して世代から世代へと伝達されるのです。

   人間が世代から世代へと受け継いだ「恐怖」のインプリント(刻印)によって、西洋史の年譜は隅々までくまなく埋まっています。「光の家族」は2千年前にこの地球に生まれ変わっており、彼らは光と愛をマスターした者たちでした。そして当時、権力を握っていた人々を脅かしたのは、彼らが行なった数々の奇跡でした。権力者たちは彼らの教えが大衆に伝わることを怖れていましたが、そうした対立は最初から存在していました。

   こうした意識の目覚めは、キリスト教の誕生によって導かれたと信じている人も多いようですが、実はそうではありません。というのも今日、イエス・キリストとして知られている人物の物語が作られているので当然ではあります。イエス・キリストというキャラクターは実によく合成された人物像であり、しかもこれは何年も何年も試行錯誤されてデザインされ、編集されたキャラクターなのです。実際にはその物語は、その時代の暴虐的な世の中を破壊するために地球にやって来た「光の家族」についての物語なのです。キリストという人物像は、壮大なパワーを、たった1人の超能力的人物に集中させるために創造されたものなのです。

   当時のローマ帝国は、現在の新世界秩序の魚座時代的なヴァージョンとも言えます。
   そして現在のみずがめ座の時代は、その並行したカルマを背負っているのです。人々を管理するためにはその必要性を理解してもらわねばなりませんが、そのためには、人々が泣きすがって解決を求めるような問題を権力者は生み出す必要があります。そのために彼らがすることは、恐怖を国中に広げる必要性です。恐怖というものには、非常にパワフルなバイブレーションがあり、その恐怖が体内に入ると、それはちょうど愛と同じだけの伝播力で広がっていくのです。

   その当時人間が、恐怖ではなく愛を選択していたならば、あなた方の世界には愛が広がり、人間ははるかに高次元の力を手にするに至っていたでしょう。肉体を超越する精神力や、アストラル・トラベル、それにすべてのものとつながっているという感覚の中で生き、人類は自らの分離を克服することができたでしょう。しかし、そうした結果は得られなかったのです。

   そしてこの2千年間、人類は愛と融合を深めることではなく分離を深めていきました。
   つまり、恐怖が勝ったのです。この結末に疑問があれば、ぜひ歴史の扇子を開いて見てください。どれほど膨大な書物が焼かれ、どれほど多くの人間が暴行され、拷問され、焼き殺されたでしょうか? いかに多くの世界中の原住民の土地が破壊され、彼らの古代から伝わる文献が破壊されてきたでしょうか?

   「光の家族」は中近東辺りを歩いただけでなく、はるかに広大な領域までも彼らは旅したのです。ですからあなた方に教えられている世界観には限界があります。北アメリカがその良い例ですが、そこは古代から極めて神聖な場所とされていたところです。そこにはアトランティス時代を生きた人々が、この地に多くの知識を運んで来ました。

   そうしたもののおかげで、あなた方が近代と呼ぶ今の時代があるのです。
   これから先もたくさんの先史時代の人工物がそこで発見されるはずです。そして実際にすでに多くのものが発見されていますが、それらはあなた方には知られないように隠されているのです。

   この地へは当時から、古代エジプトや中近東から、また中国を含む極東から多くの旅人が訪問していました。しかしこの古代の世界においても、人々はかなり厳しいコントロール下で暮らしていたのです。「光の家族」はこの時代によくそこへと旅をし、またもっと遠くへと広範囲に伝えるべきメッセージを運びました。

   こうした物語が、当時世界のあちこちに住んでいた先住民族たちの伝統に、「海の向こうからやって来た平和の使者」の物語として残っています。高次元からの波動を伝えるために、「調和の中に暮らすことの必要性」の知識を彼らがもたらした、という物語があちこちに残されています。


 book 『プレアデス 光の家族』 バーバラ・マーシニアック著 太陽出版

                            抜粋
   
   

 

「責任」の能力をクリアすることなく、3次元を超えられない

   あなた方を取り巻く空間には病原菌が充満していると教えられることで、除々に自分の身体に不安を持つようになり、あなた方の身体は硬く閉じてしまいました。私たちが意図するところは、あなた方の意識を揺さぶることです。あなた方は自分たちについて教えられている以上の存在です。今、あなた方の「自由」はどんどん制限されてきていますがそのことに気づいているでしょうか? 生活におけるそういったさまざまな領域をぜひ観察してみてください。

   あなたは自由に、自分の意見を声に出して表現することはできず、言われたとおりに羊の群れのように従わなければならないようです。お金はもはや何の価値もなくなりつつあり、すべてが何から何までとんでもなく高価になりつつあります。つまりあなた方の家庭は攻撃されているのです。子どもたちもまた、昔のように棒や石ころや泥で遊ばなくなりました。それは親も子どもも、土が怖ろしいからです。

   こうしてあなた方の友人や家族、愛する人、そして自然との関係性はどんどん破壊されてきているのです。特に「性」に関する理解は、まさに暗黒時代の絶頂に差し掛かっています。性的虐待をするオカルト的な力や、変質的な性行為と性的エネルギーの誤った使用が、今日ではもろにオープンになっています。そういった力が法王(popes)、僧侶(priests)、あるいは一国の大統領(presidents)などの階級を支配する道具とされています。おそらくファラオ(pharaohs)、大司教(patriarchs)も、その他の「P」で始まる者たちも、このカテゴリーに入るかもしれません。

   あなた方の世界の宗教や教育システム、そしてリーダーたちが語る言葉ももはや辻褄が合わなくなっており、そこには愛が欠乏しつつあります。確かに「新世界秩序」などというものは、フワフワと暖かいものではないのです。私たちがあなた方の世界を訪れては伝えてきた情報は、あなた方人類の成長途上において、あなた方は今極めて重要な時期にあるということです。それはズバリ、あなた方の文明が崩壊する時だということです。

   しかし多くの人々は、「いったい何を言っているのだ? 私はまったく生活に困っていないし、車も新調したし、もっと旅行にも行く」と否定するでしょう。しかし、目を見開いて周囲の世界をよく観察するならば、ほんの一握りの人だけしか、そんな生活をしていないことが分かるはずです。あなた方の世界に暮らすほとんどの人々が、喘ぎながら生活するような生き方に同意して生きています。その意味は、ほとんどの人々は言われるままに信じて生きているということです。

   学校へ行き、親の言うことを聞き、いかなる権威にも従うのです。
   従うもっともな理由はたくさんあるでしょうが、あなた方人間にとって従うということは、少なくとも長期に渡り継続してきた人間の習性なのです。

   しかし親愛なる人類の皆さん、あなた方は誰からも聞かされたことはないでしょうが、あなた方人類という家族は、宇宙の秘密の場所に保管されている一番強力なパワーなのです。私たちはあなた方をおだてて、エゴを刺激するためにこのようなことを言っているわけではありません。それはあなた方がパワフルな状態にあるならば、宇宙を創造するのと同じくらい簡単に、あなた方自身を破壊することさえできるのです。無限に広い宇宙や銀河はさまざまな意識でいっぱいですが、あなた方人類の持つパワーについては、他の多くの存在たちがそのことを知っています。

   あなた方の宇宙情報はすべてコントロールされているので、あなた方の太陽系のことも何も知らされておらず、すべての惑星には何らかの形態を持つ知的生命が存在することも知りません。あなた方の太陽系は見かけ通りのものではなく、それぞれのエネルギー体である惑星は、互いに特定の関係を保ちながら存在しており、あなた方が車をデザインするのと同じように、それらは最初からデザインされ設計されて存在しているのです。

   一定の基本に則(のっと)って、物事を理解するやり方をあなた方は発展させました。
   しかしそれはあなた方だけが納得している科学であって、それは単なる一つの科学に過ぎません。もしそのたった一つの科学だけにあなた方が執着するならば、他にも存在する科学を見逃すことになるでしょう。もう一つの科学も、その次の科学も、そのまた次の科学も存在するのです。科学は一つだけではないのです。

   そして現実とはたった一つの鏡に過ぎず、もしあなたが自身のパワーを信じるならば、創造しようと決めたものは何でも創造することができるのです。ただし袖の下にちょっとした工夫を隠しておくだけで、ということです。私たちの意図は、あなた方にそのコツを教えることです。生きることのいくつかのレッスンを通して、あなた方は完璧なカオス(混沌)とも言うべきこの時代を確実に乗り越え、生き抜くことができるのです。

   「光の家族」の一員として、変化させるべき必要のある地球のシステムへとタイムトラベルしてきたあなた方は、まさに私たちと同じシステムバスターズなのです。光は導きのしるしともなり、物事を明らかにする光、そして一つの見方として光は情報です。私たちはあなた方と光を分かち合うにしたがい、あなた方の知覚を拡大させます。

この宇宙は計画されて存在している

   あなた方のDNAを通ってタイムトンネルを探検する目的は、あなた方の惑星の本当の歴史とあなた方自身の歴史を蘇えらせるためです。あなた方が聞かされてきた人類の始まりは、洞窟から這い出てきたとか、楽園から追放され、人類は苦労して氷河期を乗り越えてきて、数千年かけてゆっくり進化し続けてきたと教えられています。しかし実のところ、そうではありません。あなた方はさまざまな星からやって来た祖先の血を受け継いでいるのです。あなた方は自らの星の家系を継いでおり、あなたもあなたの惑星も、ビッグバンの結果として偶然ここに誕生したわけではありません。

   すべては最初から計画されており、宇宙は計画されたからこそ存在しているのです。
   では宇宙のエンジニアは誰なのでしょうか? そのデザイナーは誰で、製作スタッフは誰だったのか? 残念ながらあなた方は、今のところは知ることができません。空には想像もつかない膨大な数の星が点のように散らばって見えますが、実際には、あなた方の意識を1ヶ月ごとに変化させているのです。

   あなた方は変化を生み出すためにこの惑星のシステムに入ってきた、「光の家族」であることを是非思い出してほしいのです。あなた方は道を示す者たちであり、変化する前にそのシステムのもっとも困難な側面を学ばなければなりません。それは家族や友人たちが互いを理解し合うために、責めさいなむ苦難の深い苦渋を体験するために、あなた方はシステムに入って来たのです。それはたとえ世界中の人々が自分は「光の家族」だとは思っていなくても、すべての人は壮大な全体の一部であり、みんなが「光の家族」としての物語です。

   そして、この宇宙の大きな家族にも、一つ一つの家族が抱えるようなある問題が存在しています。この宇宙のある家族の中には、枝分かれした者たちがおり、それを私たちは「闇の家族」と呼んでいます。「光の家族」としての私たちの一つの目的は、押入れの隅に隠れているこの「闇の家族」の存在をあなた方と一緒に探し出すことにあります。彼らの存在を誰もが恥と感じて自尊心を傷つけられ、さらに非常に困惑させられる「闇の家族」をあなた方とともに探ることです。

   あなた方人間は自分自身で考えることを奨励されてこなかったことから、自分自身で考えずに、つい権威に従ってしまう人々がいます。このように世界は集団的コントロールの影響を受けているので、あなた方は何を考えるかまで教えられており、その体験のために人々は相当の額のお金を払っているのです。こうしたエネルギーの誤った使い方は、人々が全体から切り離されて、それぞれが小さな箱となるための断片化です。しかしこうした状態はそう長くは続かず、断片化されるものは自ら崩壊することになります。

   なぜなら全体から分離した一部は、長期にわたってそのまま存在するのは不可能だからです。自然を観察するとわかりますが、植物も動物も、そしてあなた方自身にしても、それぞれが独立、孤立したままでは繁殖することができないのです。そして地球の人間たちは、何千年もの間、ずっと嘘偽りを植えつけられてきたために、地球に生きる人間それぞれが区分化されてしまい、本来の思考から、「自」「他」というような概念的な分離が生じることになりました。そのためにあなた方の世界観は、「分離」という概念に基づいたシナリオなのです。

「責任」の能力をつちかうことなしに、3次元を卒業することはできない

   前にも述べましたが、今、あなた方の「自由」が危機にさらされています。
   あなた方の自由は、あなた方の反応(response)と能力(ability)にかかっています。あなたの世界で何が起こっているかに反応する能力はこの二つであり、つまり責任(response+ability=responsibility)にかかっているのです。この点をクリアし自分のものすることができなければ、多次元では絶対にやっていくことができないのです。

   三次元をマスターするといえば、あなた方はたいてい、迅速さとかさらなるテクノロジー、あるいは多くの人々と出合ったり、忙しく行動したりする必要があると考えるかもしれませんが、そうではなく、逆に何かが早くなるにしたがい、もっとゆっくりと自分をリラックスさせる必要があります。

   鳥の声や自然の囁き、パチパチとはぜる焚き火の音や、自然の中の音に耳を傾ける時間を多く取るようにしてください。ぜひ、外に出て、自然に入り、自分自身に向き合ってください。自分のために時間をつくり、意識を広げ、心の声を聞き、耳を傾けることを学んでください。そして心の声が運んでくるものについて、しっかり質問することです。自分の中のそのような声を尊重しながら、あなたが自分自身を開き始める時、抽象的な世界はさらに開いてゆきます。

   人類は長い間、直線的に考えることだけを求められ、抽象的に考えることを阻止されてきました。現在の地球の人々の生き方は極めて固定しているだけでなく、同時に直線的でもあります。あなた方の内なる芸術家としての場は、あなた方が集団として開拓すべき場所でありながら、あなた方は自からそれを捨ててしまったのです。これから訪れる変化を理解するためには、多くの人々が直線的以外のより新しい思考芸術をつくっていかねばなりません。

   これから数年間というもの、あなた方のシステムはより崩壊していきます。
   それにより、今まで慣れ親しんできた心地よさも消えていくのですが、それと同じく新たなチャンスと新たに生まれ変わるものが訪れます。それは超能力とともに極めて霊的なエネルギーであり、そうしたものが爆発的に増加するでしょう。これらが地球規模で非常に早い変化を生み出し、あなた方が一つに繋がる新しいアイディアや新しい知覚へと導くでしょう。

   今のところ繋がりは、インターネットの上だけで起きているように見えますが、多くの人がゆっくりと前進し、インターネットに接続する決心をするでしょう。あなた方には知らされていない計画によると、偉大なエネルギーが押し寄せて来るために、地球の地質的な変化が頻繁に起きるようになり、あなた方の電気のグリッド(電網ネットワーク)は破壊されてしまいます。

   そのため多くの人々が、今日あったものが明日はないという状況に立たされるでしょう。その時、電気はどうなるのでしょうか? 食料や水は? 今の時代1、2週間の蓄えがある人はいるでしょうが、変化はこれからますますエスカレートしていきます。それはあなた方の毎日の一瞬、一瞬にすべて関わってくるでしょう。

   生は偶然に起きて始まり、それは何の意味もないとあなた方は教えられてきました。
   しかし私たちはそのまったく逆をあなた方に告げています。それはすべてはまるで操作されているかのように、宇宙に存在する偉大なエンジニアが創り出しているのです。ほんのわずかな者たちにしか知られていないあなた方自身の持つ特長を、今こそあなた方自身が確保するべき時が来ています。宇宙の年譜には、「あなた方は神々の創造に匹敵する限りなく強い存在たち」、と記入されていることを覚えておいてください。あなた方は神々の袖の下に隠されているトランプのエースの札であり、太古の昔に遺伝子的に創造されて大事に隠されていました。

   「存在の本」と呼ばれている壮大な本の中から、あなた方を見つけ出すのは容易なことではなかったのですが、しかし今やあなた方は発見されました。あなた方が存在しているタイムコーディネート(時間の組み合わせ暗号)は知られてしまい、その結果、今や宇宙の大勢の存在たちがあなた方の世界にやって来ています。その理由は、金の鉱脈がそこにあると誰もが知っているからです。

   あなた方にとって、今もっとも重要な仕事は生きることです。
   それは生きたいと思うこと、そして生き続けるということ自体が、今日の挑戦であり、生きながらもっと知るために、もっとオープンになる。そうすればもっと分かってくるようになるのです。今、訪れているエネルギーの波は、あなた方の知覚をシフトさせる引き金となり、多くのレベルの多くの事柄について、あなた方が気づくように心を目覚めさせてくれます。その中であなた方が今直面している一番の挑戦は、どのように心の働きを理解するかということです。

   あなた方は今、テレパシー能力を拡大させている最中です。
   あなた方は本来、最初からそれができるように生まれついており、多くの人々がすでにそれを上手く使うことができます。そのように訓練次第で、多くの気づきや洞察力が生まれてきます。しかしそういった能力が使えるようになると、あなた方は管理されにくくなるのも確かです。多くの隠されている高次の知識や叡智があり、あなた方は本来持つ治癒力や、自分が望むことを心に描いて創造したり、テレパシーでメッセージを送受信したり、エネルギーフィールドを見たり読み取ったりすることができます。

   これらは本来、あなた方に備わっている能力なので、こうした力をあなたが駆使するようになれば、今世界を支配して富んだ生活をしているわずかな権力者たちは、あなた方を管理できなくなって困るでしょう。あなた方が束縛や罪悪感や限界から自由になるなら、どうして管理できるでしょうか。

   神々、つまりあなた方が知らずに崇拝しているものは、長年にわたりあなた方を管理するために、限界のある思考をあなた方に植え付けてきました。あなた方の惑星には当初から、もっともネガティブで暗いマインドコントロールがあります。しかしこうしたことの気づきが訪れる時、極めて崇高な光を呼び込む新たな思考の夜明けがやってきます。いかに人間の心がコントロールされてきたのかを、多くの人々がその真実を語るために、これからますます表に進み出て来ることでしょう。それによってあなた方は、あなた方を支配している神々がいかに同じゲームを繰り返してきたかを理解するのです。

   あなた方は心を道具として使わねばなりません。
   なぜなら心こそがあなたが創造するパワーだからです。そしてすべては鏡であり、現実は自分自身を映し出す鏡なのです。

   あなた方をより管理しやすくするために、あなた方が聞かされてきたことは、(人間は偶然生まれた唯一の生命であり)、ゆえに宇宙においてあなた方は孤独な存在であると教えられてきました。(宇宙には自分たちしか存在せず)孤立させられていれば、あなた方は他の存在たちの世界と自分の世界を比較することはできません。こうして宇宙の中で孤立させられることによって、あなた方は経験を拡大するパワーを奪い取られたのです。三次元的な直線時間だけにフォーカスしながら、あなた方自身の霊的な繋がりを遮断することになりました。

   あなたは子どもの頃、霊的な体験や体外離脱、あるいはタイムトラベルなどの体験をし、他の世界を垣間見たりしたことがあるかもしれません。そうした時、あなたは自分が周囲の人から狂人扱いされるのを怖れたはずです。あなたの親はそれを人に話してはいけないと諭し、そうしたことは公(おおやけ)にできない、今の世界であることを彼らは知っていたのです。

   しかしそうしたことは本来、あなたがたの存在に伴うことであるのに、なぜ受け入れられないことなのでしょうか? おそらく、そのよう未知の力が人々を自由にしてしまうことを怖れたために、そうしたことは忌むべきこととされたのです。しかし今、そうした力の価値が見出される時が訪れています。私たちは誰からも、何も与えられる必要はありません。あなたはすでに豊かであり、その豊かさを周囲の人々や家族と分かち合うことができるのです。



  book 『プレアデス 光の家族』 バーバラ・マーシニアック著 太陽出版

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誰かに導いてもらうのでなく、1人1人が自らのリーダー

   怒り、反抗する人々は世界中で立ち上がり、あなた方に「変われ」と告げるエネルギーが異常なほど緊迫感を帯びていきます。そういうときに、あなた方が今まで見たこともないようなショックやスキャンダルが現れてきます。あなた方は目覚めていきながら、「1つの国で起きていることは世界中どこにでも起きている」ということに気づくでしょう。

   ある時代に、この惑星に(宇宙からやって来た)神々が降りて来て、「人間たちは統一に成功している。彼らはもうすぐ我々よりも偉大な存在となる。だから彼らの舌を混乱させて分離させてしまおう」と考え、バベルの塔によって人々を分裂させたという歴史があります。これによって異なる言語が生まれました。現在のあなた方の中には2ヶ国語、3ヶ国語を話せる人は大勢いますが、ほとんどの場合、人々は自分たちの地域だけで孤立して生きています。

   自分たちだけの小さな家で暮らし、近所のこともあまりわからず、付き合いもそれほどなく、しかし自分が生きる地球とも繋がることなく、それぞれが個別の生活を続けています。あなた方はこのようにして区分化されているのです。数十億年来、存在している地球についての記憶をまったく持っていないあなた方は、「グローバルコミュニティ」などという名称をつけ、電子機器に頼りながら分離して暮らしています。

   あなた方は自分自身を再建するために、この時期ここに来ているのです。
   ですから自分の人生を省みてよく考え、評価し直すようお勧めします。あなた方は変わるのです。そしてあなた方は変えるのです。なぜなら変化の季節がやって来ているからです。嵐が起きてまわりが暗くなっても、勇気を持って恐怖に立ち向かうことです。あなたが信頼している「存在たち」へ援助を求めて下さい。彼らはあなたの遭遇した闇から立ち直れるように援助してくれます。

私たちは地球の周波数を変えるためにやって来た

   そんなことは知りたくないとして、もし闇から逃げようとすれば、闇により一層力を与えることになります。そしてそれが闇自体を永続させることになるのです。人に害を与える行為の中でも、特に性的行為に関することを無視するならば、あなた方は害になる行為を支援することになるのです。

   あなた方1人1人は、人類の魂を癒すためにここに来ているのです。
   そして愛の周波数をこの地球に運んで来るために新しく生まれる子どもたちに、そのお返しとしてあなた方は、彼らが受け入れられ、尊ばれるような場所としての、地球の周波数を作らなくてはなりません。彼らが暴行されたり、マインドコントロールされてゾンビにされたり、性の奴隷となったり、他の惑星にある工場で働くために送られたり、人体の一部のために遺伝子実験に使われたりすることのない地球を、保証しなければなりません。

   自分たちの衰弱して滅びかけている遺伝子を作り直すために、絶望的に探し求めている他の宇宙の多次元的存在たちの子どもを産ませたりさせないように、新しく地球に産まれて来る者たちにそうした地球を保証しなければなりません。あなた方はこのような他の宇宙存在たちに巻き上げられたり、持って行かれたり、連れて行かれたり、あるいは傷つけられたりしているという気づきが必要です。それに気づいた時、怒りを感じないで下さい。あなた方に必要なことは、もっと賢くなることなのです。

   あなた方の世界のリーダーたちは、これまで何世紀にもわたりあなた方に対してこのように振舞ってきたのです。ですが今日、あなた方が闇と戯れることが、今までになく大胆になっていく傾向にあります。それはなぜでしょうか?

   「地球の本」によると、地球にやって来た「闇の一族」は、あなた方人間の価値観やそれぞれの境界線というものを踏みにじり、クズ同然にしてしまう、”この「闇の血族」の介入なしには、あなた方人間は決して目覚めることはない”と書かれています。あなた方は、差し出されるものにどんなものが含まれているかにまったく気づかずに草をはむ牛のように、無関心で生きています。ですからそうである限り、暴力的な侵害や侮辱的な行為、またショックを与えられ、信頼を悪用しては苦しめられるようなことが、これからも地球上に積み重なっていくでしょう。

   そうした段階に地球が到達したならば、さらにこれから起きることを理解しなければなりません。あなた方を完全に支配するための計画が達成されるには、「彼ら」1人の人生の長さでは不可能であり、またこのような計画は、「彼ら」1人の存在が考え付くほどには賢くはないのです。ですからその舞台裏を見ると、古代のある種族に関するある秘密と隠されてきた力の物語をあなた方は発見するでしょう。すなわち「彼ら」自身の「分離の物語」をあなた方は学ぶことになるのです。

宇宙からやって来た爬虫類族は人間を支配してきた

   「彼ら」とは、古代の爬虫類であり、あなた方の親戚でもある祖先です。
   爬虫類族・レプティリアンは遠い昔の古代から、舞台裏からあなた方人間を支配してきました。彼らは今では直接あなた方の前に現れることはなく、彼らが好む方法は「憑依する」というものです。ですからそれがローマ法王や大統領、国王や女王、あるいは有名人や権力者であっても、彼らは単なる「彼ら」の道具以外の何ものでもないのです。憑依された道具でしかない彼ら自身がそのことに気づく時、自らを小さく無力に感じるはずです。彼ら自身の変質的な行為や嘘、性への執着、さらに物への渇望を通して、こうした欲望の力を内に宿らせたために、「彼ら」に捕らわれてしまったことに自らが気づくのです。

   闇にはいろいろ異なる歴史的バージョンがありますが、しかしそうであるとしてもそのインパクトは、あなた方が学ぶべきレッスンを援助している闇であることもまた確かなことです。新聞やテレビで無残なニュースを見聞きしているとしても、それが自分の膝の上にまともに落ちてくるとなればまた話しは別でしょう。人生においてあなたがどこにいようとも、闇はあなたを探し当てます。それを知ると、あなたの中ではまるで自分の腕を波打つように駆け上がるエネルギーを感じます。恐怖感は、あなた方の頭脳の真髄に位置する爬虫類脳の部分を勢いづけるために、あなた方が苦しい状況に置かれた時進入してきます。

   それはあなたに何かを思い出させるために恐怖は進入してくる、このことを是非理解してほしいのです。これが起きた時あなたの存在の中心の核から、あなたもその計画の一部であるという、今まさに一番奥の暗い部分が開かれようとしている最中にあるということを知ってください。それによってあなたは、自分の周波数を変えることができるということを知るのです。繰り返しますが、闇を知ることなしに光に届くことはできません。

   そして今、闇はその規模を大きくして癒しを求めてやって来ているのです。
   母親から子どもへの愛、そして父親から子どもへの愛が失われています。そうした中で極めてショッキングで変質的な事件が現れてくるのは当然のことです。そして私たちがあなた方に語る「愛の形」は、もう何十万年も前からこの地球では行なわれてはいない愛の形です。ですからあなた方は今、遺伝子的に長い年月を経た人間の血筋の浄化をしているところなのです。つまり(解消されることなく)、あなた方が世代から世代へと受け継いできた「大量の傷」と対面しているのです。

   あなた方は極めて挑戦の多い時代に生きています。
   全体としての人類の周波数がどれほど退化しているかを調べることが、まず第一の挑戦となるでしょう。これからはこのような仕事を見くびらないことがあなた方にとって重要なことです。闇から目をそむけず、実際に闇を見つめて、あなた方がやるべきであった引き離された仕事を見つけることです。何が大切で、何に価値を置くか、このことを基盤にして自分自身も地球をも変えていくことが可能です。

誰かに導いてもらうのでなく、1人1人が自らのリーダーになる

   ショッキングなニュースや大きな変化が文明の不安定さを生み出しますが、これらもすべて起きるべくして起きているのです。あなた方の中にはまるで、こちらからあちらへとピクニックや遠足へとドライブでもするかのように、光の時代だけを経験したがる人々がいますが、そうはいかないのです。責任という問題に、あなた方の惑星の人々はもっと焦点を合わせねばなりません。それは決して、ある人々を責めるということではなく、この時期、あなた方1人1人は「自らのリーダー」となるべきであることを私たちは伝えています。誰もあなたを導いてはくれないというのが真相です。あなた方は神々が目に見える存在となる水瓶座の時代に到達しており、そこではあなた方みんなが神様であり、誰もがみんな被造物なのです。

   あなた方のリーダーたちがひっくり返っても、決して怯えてはなりません。
   なぜならそれは、あなた方人類という家族の一番ひどい秘密を知るためにすべてはデザインされているからです。世代から世代へと親が子どもに対して性的虐待をするのは、彼らが愛を知らないからです。すべてにおいて愛が勝っていなければなりません。あなた方は生物学的な血統というものを浄化する必要がありますが、それはエーテル次元やアストラル次元も同様です。

   なぜなら、この世界に生まれることを望む新しい子どもたちは、自分たちが愛されることを保証される周波数だけに魅かれてやって来るからです。あなた方が子どもたちを愛することなしに、地球人類の存続は保証されないのです。このことはあなた方が、性的な行為を尊敬して慈しむということを意味しています。つまり、あなた方の性的行為の「質」が、あなた方のエネルギー領域の周波数を決定付けます。この真実からあなた方は逃れることはできません。そしてそれが、あなたの生理的な原動力の中心であることも確かです。なぜならあなた方は誰もが、性的なエネルギーを通してここにやって来ているからです。

   もうすでにあなた方の世界では、ダブルとしてデザインされたクローン人間がたくさんいます。これは今に始まったことではなく、実は何千年間も行なわれてきた事実です。権力者たちが、自分のダブルを作ろうとする試みは、とっくの昔からあるのです。しかしクローンにはあなた方の持つバイタリティー(生命力)はなく、あなた方そっくりのクローンは作れないことがいずれわかるでしょう。なぜならクローンには、生きている証拠である人間の性行為の生命力が刻印されていないからです。

   このテクノロジーをあなた方は、子どもを作り出す能力を失った宇宙存在たちから学んだのですが、同時に彼らはあなた方人間の性的な力を密かに盗みに来ているのです。本当の力はあなた方にあります。さらにそれは分かち合うことが可能なもので、何度でも与えることができます。それは与えれば自然と増えていくものですが、しかし秘密にして隠したままにすると、いずれは縮小して自然消滅していきます。

   「闇の物語」を受け入れることで、あなた方自身の力を受け入れてください。
   あなた方の祖先もかつて同じような挑戦に直面したのですが、彼らは今のあなた方ほど気高くはありませんでした。あなた方には今、極めて多くの援助の手が差し伸べられているのです。あなた方が探し求める解決は、あなたの内なる世界に見つかります。あなた方の周囲の世界を見ると、今にも崩壊しそうになっています。そういった社会や世界を見る時にあなたが内に感じる感情や反応は、今実際に起きていることをあなた方が受け入れ、自分自身をつくり直すようにと催促するサインです。なぜなら解体してこそ、新しい何かが生まれるからであり、そのサイクルには死をも含まれています。

祖先から受け継がれた人類の「傷」が、癒しを求めて進み出て来ている

   これを理解することが、あなた方の進化に大切なことです。
   あなた方が愛する人々や友人たちとともに一緒になって平和をつくり、言葉や行為で他人を侵害したりせず、互いに尊敬し合うことです。あなたが尊重して欲しいように、すべてに対して尊重するのです。その時出会う非常に傷ついている人間の魂は、実はあなた方人類の血統の遺産であり、闇と同じようにあらゆる傷も延々と受け継がれてきたのです。そのような傷が今、癒されることを求めて表に進み出て来ていることを理解することです。祖先の傷が今、昼の光のもとにさらされているのです。

   癒しの仕事は、あなた方の力をはるかに超えるもののように見えるでしょう。
   延々と引き継がれてきた傷を覆うベールが、次々とはがされていく時、あなた方の心の病に対して、向精神薬のようなものも抗生物質も効き目はありません。こうした心の病という不快感は、長い間、目に見えないで隠れていたものです。こうしたものを癒していく治療法を発見する探求において、どうかあなた方が多次元的な存在であるということを忘れないでください。そしてその解決法は肉体的次元だけにあるのではなく、あなた方を援助するために来ている存在たちがいるということを忘れないでください。

   あなた方が呼び出されるのは、霊的な次元です。
   夜明け前のもっとも暗い時に、インスピレーションを与えてくれるのも、この次元なのです。ですからあなた方は目をよく見開いて、ホーホーと鳴くフクロウや、夜中に聞こえてくる変な音に怯える必要はありません。ロウソクの火を灯し、闇の縄張りの中へと潔(いさぎよ)く入って行き、そこに何があるかをしっかりと見定めて、それを理解するように意図してください。そして自分のハートを開き、人間の魂の中の病んだ部分が癒されることを待ち望んでいることを知ってください。

   心の病こそが、愛人関係や家族関係、友人関係において暴力を生み、互いを分離させるのです。それは暗い暴力であり、それ自身が秘密で覆われ、隠れているのです。そしてこれは、あなた方の3次元にあるどのようなマインドコントロールよりも、遥かに巧妙に人間の魂を操作することができるのです。人類のマインドコントロールや地球の気象状態に影響を及ぼし、さらにはあなた方の経済のあらゆる側面、宗教や教育、医療関連を操作する者たちは、これからさらに暴露されることになるでしょう。

   なぜならあなた方は今、他人による管理ではなく、自ら自分自身の管理を引き受け、他からではなく自分が自分自身に影響を与える者になろうとしているからです。あなた方がこれまでどのように他から影響を及ぼされてきたのかを、そのことを理解することなのです。そのことに気づく時、ただそれだけが、あなた方が本当に自分自身を自ら管理できる者となるのです。



 book 『プレアデス 光の家族』 バーバラ・マーシニアック著 太陽出版

                           抜粋
   
   

愛のない欲望だけの性行為に要注意!

   私たちはこれから、「地球の本」の中で広い範囲を占めていて、誰もがそこを避けては通れない秘密である「闇の道」について、あなた方の注意を向けることにします。そこにはパワーという力があります。しかし私たちはそれを単に「悪の力」と決め付けることはできません。お金もテクノロジーもそれはエネルギーという力だからです。しかし自分が創造するものが、他にどのように影響を及ぼすかということに焦点を合わせる必要があります。

   あなた方が新しい領域に入って行くと、必ず未知のことに出会います。
   そして未知の領域に対するあなたの推測が、あなたの経験を決定します。あなた方はすべての領域を探検し終えるまでは、高次元の領域の中へは入っては行けません。そのためにあなた方は人類の闇の部分である存在の暗い側面を、今もう一度検討し、理解を深めるようにと求められているのです。

   闇の側面のパワーには多くの秘密があります。
   あなた方の遺産は生物学的に見ても生命として素晴らしいものであり、あなたの霊的な力に関する知識は自分自身を再生させることができます。それは性と誕生、生と死を真に理解できる力でもあります。あなた方は闇を怖れることをやめ、あなた方人類が受け継いだ自らの魂の核で眠り続けている「創造力の源である生」の、その多様で広範囲な側面を理解しなければなりません。

   性行為の力はエネルギーを創造することにつながりますが、あなた方はさまざまな理由で、ほとんどの人がその行為に駆り立てられるようです。それはホルモンが活気づくとか、開放感を味わうためとか、エネルギーを交換するなどの理由で、多くの人が性行為に駆り立てられています。あなた方は一瞬のオルガズムを受け入れ、それが終わると次を求めます。あなた方の性行為が物理的レベルでいったい何を引き起こしており、さらには自らの細胞レベルに何が起きているのか、こうしたことはほとんど考えられることはないようです。

   性行為の本来の力は、生命を再生する力です。
   しかし性行為はそれとはまったく別のものを創造することがあります。つまり、性行為が愛を基盤としてではなく、一方的な欲望と暴行として利用される時、別の可能性が生まれることになるのです。

愛のない欲望だけの性行為に要注意

   あなた方の惑星における古代文明の、とくに東洋文明では、月食の期間や新月、満月には性行為は特に慎重に行なわれるべきであるという慣わしがありました。それは古代の人々が、人間の性行為というエネルギー交換の際の領域は、さまざまな空間からエネルギーの影響を強く受けるということをよく理解していたからです。それは(三次元に隣り合わせに存在する低層4次元という)アストラル次元には、あらゆる(低レベルの)存在たちが集まる場所であることを知っていたからです。

   (そうした迷える霊的存在たちが)、(愛のない性行為を行なう)あなた方のフィールドの中に倒れこむように入り込み、まさにそうしたさまざまな存在たちで充満しているのが、私たちには見えるのです。

   あなた方は深いところでは生命というものを怖れており、その恐怖がこのようなさまざまなアストラル体である霊的存在を引き寄せるのです。そのようにしてあなた方は(自らに憑依させることで)、彼らに家まで提供しているのです。彼らはほとんどの場合、死んだことにも気づかないかつての人間であり、死とは何かも分からないまま魂が断片化されてしまった人々です。

類は類を呼ぶ憑依現象

   あなた方は死についてのおぞましい沢山の話を聞かされており、そのために死は怖ろしいものと方向づけられてしまいました。ですから、生と偉大な死を繋ぐ扉に向かって進む時が訪れても、そのような恐怖の中にある状態では完全な自己を維持することは難しいことです。そして実はこれが、あなた方の惑星における重大な問題なのです。

   そしてこういったアストラル的存在は、あなたに魅せられてやって来る寄生虫のようなものです。(低層4次元という幽界である)アストラル次元は、今や常に崩壊し続けており、居場所を失いつつある彼らは、そのために以前よりもより一層、あなた方人間の世界に絶えず流れ込んで来ています。つまりあなた方は、たやすくこのようなエネルギー存在に憑依されるようになっており、そうしたことに気づかないまま、あなた方の生き方は影響されて変わってしまうのです。

   そうなると、あなた方は気力や体力を消耗してしまったり、それまでの習慣が急に変わったりして、夜眠れなくなったりします。頭痛が起き、理由のわからない痛みを身体に感じ、病気になったりします。こうした現象は、あなた方が家に持ち帰る放射線を浴びた食品や、国外で生産された毒素に満ちた食品などによるものもありますが、これらは毒素に満ちた地球と闘うよりもはるかに大変なことなのです。

   これからの時代はあなた方が超能力を発揮する時代になりますが、しかしそうしたアストラル体からの影響で、人間は心の落ち着きや平和な雰囲気を失ってしまい、(彼らの恐怖心はあなたの中の恐怖心を掻き立て)、恐怖は常に人間たちを分離しては支配していきます。そしてあなた方は長い歴史を通して、互いに分離させられては支配されるということを繰り返してきました。ですからまさにあなた方は、この恐怖心を克服するということが、この時代における一つのテストなのです。

   あなた方はこれから訪れる壮大なエネルギーのうねりの波を掻き集めて、自分自身を本来のものへと戻すことができるでしょうか? それとも、あなた方はさらに分裂して、戦争や分離を創造するのでしょうか? 肉体的次元だけでなく、次元間においても、あなた方を分離分裂させたい勢力が存在しています。あなた方の表現を借りるならば、数千年も生き続ける偉大な存在たちがいるのです。彼らはあなた方を支配しながら、親の役を務めています。しかもあなた方自身の方から、彼らの価値を認め保護を求めて暮らしているのです。

   なぜあなた方はそのようになってしまったかというと、自分自身には価値がなく存在することを無意味だと感じるようになったからです。あなた方を支配しようとする存在たちは、あなた方の人生にオルガズムという性的喜びを準備し、また苦痛や死をも生み出すことができる生殖器が持つ力についてよく理解しています。あなた方は気づいていないかもしれませんが、彼らはあなた方の生殖器をあなた方への出入り口として使っています。

   そして今、あなた方の子どもたちの心は、ゆっくりと目に見えない形で無邪気さが吸い取られていくような影響を受けています。こういうことにさえ、あなた方は気づくことがありません。今、世界に、社会に起きていることについて他人を責めたり、人に怒りを感じたりすることは何の役にも立ちません。なぜならこれらは時代が移り変わるサインなのです。子どもたちの無邪気さが失われているのなら、あなた方はそれと引き換えにどのようなことを招き入れたのかについてよく見つめることです。

   クローン技術や再生の新しい方法が多く存在する今の時代、人々はそのテクノロジーによって体の一部さえ手に入れることができます。また整形手術などを通して生まれ変わりたいと望む人々も多いでしょう。あなた方の惑星では、人間の胎児やそれと同じように姿を消した多くの人々がおり、非常に誤った力の使い方が行なわれています。その中には他の惑星に連れて行かれる者や、地底に連れて行かれる者もいます。つまりあなた方の惑星では、「人身売買の大きな市場」があるということです。

   この事実は、あなた方をどのように変えていくのでしょうか。
   こうした中にあるあなた方にとってまず必要なことは、性的な組み合わせによって生まれる命の大切さを学ぶことです。なぜなら生命の価値を認めない中で、その価値を高めていくことはできないからです。

   新しい方向性を示す者たちは現在、あらゆるパターンを再び構成し直している最中です。そういった存在たちは静かな生き方をしているので、彼らの名前を聞くことはないでしょう。でも彼らはそうした新しい周波数の先駆者なのです。その周波数は地球や太陽系だけでなく、銀河系をも支配する惑星規模の暗い「陰謀物語」を理解しています。それにこうしたことは、ここ数年間、答えを見出そうと努力してきた人たちにとっては秘密でも何でもありません。

愛の欠落した「闇の一族」により、異常性愛が地球へ持ち込まれた

   あなた方は地球のグリッドを調整し直し、周波数を変えていくにしたがって、灯りが1つずつ点り、新しいエネルギーフィールドが確立していきます。ですからあなた方は、アストラル次元を含むさまざまな次元から、あるいは地球に密着して上の方や下の方からやって来ては、あなた方のエネルギーを吸い取る吸血鬼のような存在たちに、餌を与えるのを止(や)めることです。あなた方はこれを学ばなければなりません。つまり、あなた方の性的エネルギーをどのように使うかが鍵なのです。

   世界の多くのリーダーたちの中でも、特に政治や宗教界のリーダー、また教育分野に関わるリーダーたちで、「子どもたちのために」などとスローガンを掲げる人たちには、自分たちの性行為に子供を利用するペドフィリア(大人の子どもに対する異常性愛)の組織を持つ者がいます。ペドフィリアという現象は、親子のコミュニケーションがなく、子どもとの接触がない状態で起きることなのです。このような性的傾向は、「ある闇の家系」のメンバーが次世代へと受け継がせているために、あなた方の惑星に起きるようになりました。このことは、あなた方の惑星にいる「闇の血流」「闇の家族」のもっとも大きな秘密の1つでもあります。

   大富豪や王家の家系には、このような秘密によって極めて謎めいたものがあります。
   それは家族同士の性行為や儀式的で暴力的な性行為、闇の力と闇の女神を呼び出すための性行為などです。そこには愛のバイブレーションはまったく存在せず、ただ力を求める波動だけがあります。

   私たちは今、力と闇についてあなた方に話していますが、「光を得るためには闇を認識することは避けるべきだ」と思わなくてもよいのです。なぜならあなた方は闇の力について学ぶ必要があるからです。それは彼ら闇の存在たちの傷ついた魂と傲慢さというエゴを理解するためです。彼らは親からも誰からも決して与えられなかった何かを求めて必死になっており、この欠落した感覚は彼らの血統に残されています。

   ではその欠落している何かとは、いったい何でしょうか?
   すでにおわかりでしょうが、それは「愛」です。あなた方の惑星に来ている偉大な暴君たちは、ほとんどが殺人者か強姦者、ペドフィリア、あるいは人間を好きなようにコントロールする暴君のいずれかのはずです。そして彼らすべてに欠如しているのが愛であり、彼らは愛を知らない人たちなのです。ですから世界を支配する「闇の血流」の暗い秘密と、彼らの闇のオカルト的行為が暴かれていくにしたがい、地球を癒すためのあなた方の仕事はさらに増大し、必要になっていくのです。

   私たちが「地球の本」を見ると、多くのケースにおいてあなた方の祖先は同じミスを何度も繰り返してきたことがわかります。彼らは次第に祝い事と祭りの意味を見失い、時間のサイクルと光の闇の意味も見失われ、周期的変化は変調を来たし、そうして彼らは外にある物質的世界に執着するようになりました。あなた方は何も考えずに自らの力を受け渡してしまうために、「闇の血族」のリーダーたちはそれを利用することを義務だと感じているのです。つまり言うなれば、闇の家族たち自身が、自ら力を生み出すためにはどうすればいいのかを知らないのです。(それであなた方人間を利用するだけでなく、彼らにはあなた方が必要なのです)

   かつては彼らの父親や母親、またその親たちも、時には慈愛に満ちた愛の表現である神秘的な儀式を行なっていたのであり、それはあなた方も同じです。しかし力を求める道において闇が前を横切る時、あなたはその誘惑から逃れることができません。そして一時は慈愛に満ちていた彼ら支配者たちの多くもまた、そのとき闇と協定を結んだのです。そこから彼らは他の者たちに秘密を持つようになり、嘘によって他人の力を奪い、その嘘は次々と新たな嘘を作り出し、自らが闇になっていくのに時間はかかりませんでした。

闇の行為に目を塞ぐことなく、しっかり見て理解しなければならない

   性エネルギーの誤った使い方は、今に始まったことではありません。
   子どものポルノや子どもの性的虐待だけでなく、大人の女性、男性の性的虐待でさえ世界中どこにでもあります。そして男や女をレイプするのはごく日常的に起きていることです。あなた方は地球の物語の中に、このような行為を隠してしまっているので、教室ではこのような人間の行動を教えることはありません。しかしおそらくあなた方は、闇のこのような行為についてはっきり知って、学ぶ必要を考慮するようになるでしょう。あなた方の学校では真剣に、「闇の力の誤った使い方」というコースが開講されるかもしれません。あなた方が青少年を教育する際には、机の上に「闇のカード」を堂々と並べることが大切です。

   世界中の多くの場所では闇の力が認識されており、供え物やいけにえが捧げられたり、敬意の印が残されています。人間に憑依した悪霊を祓う儀式でさえが、食べ物や甘い物を供え、それによって実体を引き寄せようとするのです。

   あなた方はこれまでの自分たちの真の歴史を捨て去り、意味のないデータや聖典なるものを生み出し、自分たちの基になるはずの「生きる豊かさ」という物語と交換してしまいました。あなた方は何も考えずに社会が生み出す毒を飲んでは食べ、マインドコントロールを行使する闇の世界政府のビッグブラザー(イルミナティやメーソン)たちに、自分の子どもたちの生きる方向を決めさせているのです。そこでは立ち止まって考えることなく、ただ猛スピードで動き続けるベルトに乗ることだけがあります。そうでなければ外されてしまうからです。

   あなた方の新聞やテレビ、メディアなどのすべては、一握りの人間たちによって所有され、好きなように情報操作されています。こうしたグローバル企業の本当のオーナーを突き止めるのは、実は非常に困難です。なぜなら計画の中にはさらなる計画があり、演じ手の後ろにはさらに演じ手がいるからです。見かけ通りのものは何もなく、今あなた方は目覚める時にやっとたどり着いたのです。あなた方に制限を加えながらコントロールしてきた彼らに気がつき、目覚める時が来ています。

   あなた方を使いながら、彼らが「死の経済」の一部としてデザインした「情報の餌」に踊らされていることに、あなた方は目覚める時が来たのです。あなた方は活力を失い、医者から医者へと渡り歩き、医療保険を使い果たしながら、あなた方が受け継いだ遺産である肉体を消耗させています。いったいこれで何が保証されているというのでしょうか。病気になればなるほど繁栄する「死の経済」を支えているのはあなた方なのです。このことをよく理解してください。

   私たちはあなた方と、「闇の物語」を分かち合っているのですが、隠れて変質的性行為を行なっているような、あなた方の支配者たちを名指しすることが私たちの仕事ではありません。それはあなた方自身が発見することです。世界中のどの国でも、一番高い地位にいる人たちの中にそれに該当する人たちがいます。なぜなら彼らはそうした変質的な行為をすることによって、他の人間たちを支配する力を維持し続けるからです。そしてこれは遠い古代の時代から、秘密として隠されてきたことなのです。

自らの力を基盤とした価値感を築き直す

   しかし今や、今日に至り、誰も彼もがめちゃくちゃで、あべこべであり、何が確かなことかなど、もう誰にも分からなくなっている状態にあります。あなた方の価値観などはすべて歪んでおり、当然そうなるはずです。そしてこうしたこともあなた方にとって良いスタートになるでしょう。なぜなら闇の存在たちからあなた方人間がどのように扱われ、ごまかされ、どのように騙され、恥をかかされていたかをあなた方がじっくり観察できるようになっていくと、自分を飾り立てていた浅はかな装飾品など、すべてを打ち捨ててしまうことになるかもしれないからです。

   あなた方は精神性の高い人間という生き物として、自らの力を基盤とした価値観をもう一度築き直す必要があります。それが、すでに21世紀に入った地球における、変化という時代のうねりに織り込まれていくための、あなた方の選択としての理想であるべきなのです。



 book 『プレアデス 光の家族』 バーバラ・マーシニアック著 太陽出版

                           抜粋

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「人の不幸は密の味」という神経症的病い

   実際のところ、あなたは自分の問題を解決しない限り、世界の問題を理解する正しい見通しを持つことはできない。つまり自分の家がグチャグチャだったり、自分の中が混乱している中で、どうやって大きな問題を理解する展望が持てるのだろうか? あなたは自分のことさえ理解できていないのだ。

   まずそこから出発しなさい。
   なぜならそこを無視した出発は間違った出発だからだ。自分の内面がひどく混乱している人が他の人を助けたり、解決策を提案する時、ほとんどの場合、より多くの問題を作り出してしまうのだ。そしてこうした人々こそが実は本当の問題製造者なのだ。彼らは自分の内面的意識の問題をまだ解決していないのに、他の人々の中に飛び込んで、他人の問題を何とかしようとする。

   実は彼らはそうやって、自分の現実から逃避しているのだ。
   つまり彼らは、自分の問題に直面したくない。彼らはそうやってどこか他のところ、他人にかかわっていたい。そうすれば何かやることがあるし、いい気晴らしになる。

   憶えておきなさい。
   あなたこそが世界の問題なのだ。あなたがまさに問題なのだ。よってあなたが未解決のままであるなら、あなたが何をしようとも、物事をさらに複雑にするだけなのだ。まず、自分の家をちゃんとしなさい。そこにきちんと秩序を作りなさい。そこにこそ混乱があるのだ。

   多くの問題があることは、私も認める。
   そこには大きな問題があり、まさに人生は地獄のようだ。そこには悲惨さがあり、貧困があり、暴力があり、あらゆる種類の狂気が溢れている。その認識は正しい。しかし私は、それでもなお、問題は1人1人の人間から起きているのだと言いたい。この社会の問題は、1人1人が混乱しているからだ。つまり全体の混乱は、1人1人の問題が集合して起きている現象なのだ。そして私たちはみな、自分の混乱をそれに注ぎ込んでいるのだ。

「人の不幸は密の味」という神経症的病い

   世界とは人間関係に他ならず、私たちは互いに繋がっている。
   私が神経症なら、あなたも神経症だ。だから人間関係も当然、非常に神経症的になる。それも倍になるだけではなく、何倍にもなる。アドルフ・ヒトラーは突然生まれたわけではない。それは私たちという、この世界が彼を作り上げたのだ。戦争も突然起きるわけではない。それは私たちが協力して作り出すのだ。それは私たちから出てくる膿(うみ)であり、私たちの混乱がそれを引き寄せる。その始まりはあなたに関係しており、あなたが問題なのだ。だからあなたの内面の世界から逃げてはいけない、それが始まりなのだから。

   今、あなたがここに来ているように、あなたには問題の根っこが見えず、あなたが見ているのは現象だけだ。まず、自分の中にその根っ子を探し、その根っ子を変える努力をしっかりやりなさい。貧困は根っ子ではない。貧困の根っ子とは貪欲であり、貧困はその結果なのだ。だから貪欲を失くさなければならない。

   戦争が問題なのではなく、1人1人が持つ攻撃性が問題なのだ。
   そして戦争とは、1人1人が持つ攻撃性が集積したものに過ぎない。人々は自分の中に平和がないために、戦争は存在しなくてはならないものになる。そうでないと、これらの人々は気がおかしくなるのだ。人間の神経症の圧迫を取り去るために、これまで10年ごとの大戦争が必要だった。実は第一次世界大戦の間に、心理学者たちが気づいた非常に奇妙な現象があったが、あなた方がそれを知ったら驚くだろう。

   戦争が続けられていた間中、気がおかしくなる人の割合がほとんどゼロに落ちたのだ。  自殺もなくなり、殺人もなくなり、気がふれる人もほとんどいなくなった。それはとても奇妙なことだ。それが戦争とどう関係しているのだろうか? おそらく多くの殺人や自殺思考者の人々が軍に入隊しただろうが、では気がふれる人たちはなぜそれを止(や)めたのだろうか? 

   そして第二次世界大戦の時にも、同じことがもっと大きな率で起きた。
   その結果、その繋がりが、関連が明らかになったのだ。人類は神経症や狂気というものを蓄積し続け、それを10年ごとに放出している。戦争というのは人間が集団的に狂気になることだが、それは個人的に気がふれる必要がなくなるということでもある。つまりすべての人間が狂っている中で、個人的に気が狂うのは意味がないということだ。

   ある国が別の国の国民を殺害したり、多くの自殺や殺害や拷問が行なわれている時、あなたがこれを自分ですることに意味があるのだろうか? そして現在、あなたはそれをテレビを通して楽しむことができ、新聞を読んではそのスリルを味わうことができる。つまり問題は戦争ではなく、その問題の根っ子は1人1人の神経症という病にあるのだ。

   あなたの中の根っ子を変えなさい。
   それは根本的な変容が必要なのであり、ただのありきたりの改革などは役には立たない。しかし私がこう言ったところで、あなた方はそれでも理解しないだろう。私は今、瞑想について話しているが、あなた方にはその関係が見えない。私が理解しているのはこうだ。もし人類の1パーセントが瞑想するようになれば、戦争はなくなるだろう。それ以外に方法はない。それほど多くの瞑想のエネルギーが放出されなければならない。

   もし人類の1パーセント、100人のうちの1人が瞑想者になれば、物事のありようはまったく違ったものになる。貪欲さは少なくなり、自然に貧困が少なくなるだろう。なぜなら貧困は物が少ないために起きているのではなく、貧困は人々が蓄えをするから起こるのであり、人々が貪欲だから起きているのだ。もし私たちが今に生きていれば、すべては十分にある。地球は私たちに与えてくれるものを十分に持っている。しかし私たちは将来を計画し、そこで私たちは蓄えをする。そこに問題が起きているのだ。

貪欲から人は溜め込むようになった

   鳥が蓄えをすると考えてごらん。
   するとある鳥たちは豊かになり、ある鳥たちは貧乏になる。アメリカの鳥たちは一番金持ちになり、世界中の鳥たちが苦しむだろう。だが実際には鳥たちは蓄えをせず、だから貧困はない。森の動物たちには金持ちもいなければ、貧乏もいない。実際、太りすぎの鳥もいなければ、痩せすぎの鳥もあなたは見ない。カラスたちは全部ほとんど同じように似ていて、どれがどれかわからない。なぜなら彼らは楽しみ、彼らは溜め込まない。

   太るということでさえ、身体の中に溜め込んでいることを意味する。
   それは貪欲なマインドの結果で、けちな人間は便秘になり、彼らはいらないものでさえ捨てられない。彼らは蓄え、排泄さえもコントロールし、がらくたでさえ溜め続ける。溜め込むことがもはや習慣になっている。

   今という瞬間に生き、現在に生き、愛を持って友情に生き、思いやりを持って生きる。
   それだけで世界はまったく違うものになるだろう。1人1人の個人が変わらなければならない。なぜなら世界とは、1人1人の魂が投影された現象に過ぎないからだ。その時、彼は世界の問題に興味を抱くようになるだろう。しかし彼の興味は違う次元にある。あなた方にはそれを理解できないかもしれない。

   人々が私のところにやって来て言う、「あなたは何をしているのですか? 世界には貧困があり、おぞましいものがあふれているというのに、あなたはここで瞑想を教えている。そんなことはやめて、何か貧困を解決するようなことをしなさい」と。しかし、貧困に関して直接できることはない。より多くの人々が瞑想のエネルギーを放射することで、人々が今という瞬間を楽しんで生きることができるようにしなければならないのだ。そうすれば貧困はなくなるだろう。

   共産主義も貧困を撲滅することはできず、実際にそれを撲滅したこともない。
   それどころか新しい種類の貧困を作り出してしまった。しかもそれはもっとも大きくて、もっとも危険な貧困だ。

   自分が今いる場所から始めなさい。
   あなたはこの醜い世界の一部であるから、自分自身を変え始めることによって、あなたは世界を変えることができる。そして実際に世界を変えているのだ。あなたとは、この醜い地獄の世界の一部だ。あなたは隣人を変える必要はなく、彼はそんなことには興味はないかもしれない。

   もしあなたがこの世界は大きな変化を必要としていると気づいたのであれば、あなた自身があなたにもっとも近いこの世界の一部なので、そこから始めなさい。



       book  『 Joy  (喜び)』 OSHO   Kadokawa Shoten

                           抜粋

 

「彼ら」が望むのは、我々が馬鹿で気づかず凡庸でいること

   人間は歪められてきた。
   人が最初に歪められることがなかったならば、これほど奴隷にまで貶(おとし)められることはなかっただろう。政治家と宗教i家という権力集団はこれまでの長い時代にわたり、深刻な陰謀を行なってきた。彼らは人類を矮小化し、奴隷の集団にしてきた。彼らは人々の中にある反逆精神のすべてを破壊してきたのだ。

   愛は危険なものだ。
   なぜなら、それはあなたを個人という1人の人間にするからだ。そして権力者集団は「個人」というものを好まない。彼らが好むのは群衆であり、羊の群れだ。それは人間のようであっても、魂が潰され、深く破壊されてほとんど回復できないようになった人々であり、彼らはそうした群集が欲しいのだ。

   人間を破壊するもっともよい方法は、彼らの愛の自発性を破壊することだ。
   もし人が愛に生きるなら、国というものは存続できない。なぜなら国というものは、他への憎しみの上に成り立つものだからだ。インド人はパキスタン人を、またパキスタン人はインド人を憎んでいる。その時にのみ、これら二つの国は存在する。そこへもし愛が出現するなら、国境は消えるだろう。

   もし愛が出現すれば、誰がキリスト教徒で、誰がユダヤ教徒になる必要があるだろうか? もし愛が出現するならば、宗教は消滅するだろう。もし愛が出現すれば、誰が教会や寺院に行くだろうか? 何のために行くのか? 

   あなたが神を探しているのは、愛がないからだ。
   神とはあなたが失った愛の代用物に他ならない。あなたが幸せに満ちていないから、あなたが平和でないから、あなたが喜びの中にないから、あなたは神を探しているのだ。もしそうでなければ、誰がそんなことをするだろうか?

   だから政治家と宗教家は、あなた方の身体と魂を支配したいと考えている。
   そのためには愛を破壊しなければならない。そうすれば人は抜け殻となり、意味のない存在に過ぎなくなる。支配者は人類に対して好きなようにでき、誰も彼らに反逆しない。誰も反逆する勇気を持たなくなるのだ。

   愛は勇気を与え、愛はすべての恐れを取り去る。
   そして権力者たちはあなたの中にある恐れを利用するために、絶えず恐怖を創造する。それはありとあらゆる種類の恐怖であり、あなたは常にそうした恐怖に取り巻かれている。あなたの心理はさまざまな恐怖で満ちており、深いところではあなたは震えている。表面的には何とか繕(つくろ)ってはいるが、内には何重にも恐怖がある。

   恐怖でいっぱいの人には憎むことしかできない。
   憎しみは、恐怖の自然の結果だ。恐怖でいっぱいの人はまた、怒りでいっぱいだ。恐怖でいっぱいの人は生きることに否定的であり、彼らは自殺を願う。彼らにとっては生は危険に思えるからだ。なぜなら生きるということは、あなたが「愛さなければならない」ということだからだ。

   あなたはどうして生きたらいいのだろうか?
   あなたの肉体が生きるために呼吸を必要とするように、魂が生きるためには愛が必要なのだ。そうであるのに、今や愛は完全に毒されている。あなたの愛のエネルギーを毒することによって、彼ら支配者はあなたの中に分裂を作った。あなたの中に対立を作って分裂させ、(自分を批判し、嫌うという)国内(内部)戦争を作り上げたのだ。だからいつもあなたは自分と闘っており、エネルギーが無駄使いされている。その結果、あなたの人生には楽しみも、喜びもない。エネルギーが満ち溢れることもなければ、それは退屈であり、知性的でもない。

彼らが望むのは、我々が馬鹿で、気づかずに凡庸でいることだ

   愛は知性を鋭くするが、恐れはそれを鈍くする。
   考えてみてほしい、誰があなたに知性的でいて欲しいと思うだろうか? 権力者や支配者が、どうしてあなたに知性的でいて欲しいと思うだろうか? なぜならもしあなたが知性的であれば、あなたはこの社会に張り巡らされた罠や策略や、彼らが仕掛けたゲームに気づき始めてしまうだろう。彼らはあなたが馬鹿で、何も気づかずに凡庸でいることを好む。

   彼らは自分たちの計画に関しては、あなたが有能であることを望むだろうが、しかし知性的であって欲しくはない。その結果、人類は知的な可能性の最低限、最小限で生きている。誰もが可能性の100%を使っている世界を考えてみてほしい。その時、神々たちは地球をうらやみ、地球に生まれたいと思うだろう。その時、地球は天国になるが、今の地球は地獄そのものだ。

   もし人間が毒されることなく1人で自然にほおっておかれたならば、(内なる)愛の芽生えは簡単だろうし、それも非常に簡単だ。それは水が下流に流れるように、あるいは水蒸気が上に昇るように、木に花が咲き、鳥が歌うようにとても簡単だ。それは自然でとても自発的だ! 

   しかし人は1人でほおっておかれることはない。
   子どもが生まれると権力者たちはすぐに彼に飛び掛り、さまざまなことを施して彼のエネルギーを打ち砕いてしまう。そして子どもたちはひどく深く歪められた結果、自分が生きることになっていた人生にも、自分が生きるために生まれてきた人生にも気づかなくなる。子どもたちは自分が誤った人生や、にせものの人生を生きていることにも気づかない。

   自分が自らの魂に従った人生ではなく、人造のプラスチックのような人生を生きていることにも気づかない。それが多くのおびただしい人々が悲惨に生きている理由だ。しかし彼は、自分が混乱していること、本当の自分ではないこと、何かが基本的に間違ってしまったこと、そうしたことを心のどこかで感じてはいる。

人間は競争と争い、憎しみのために訓練され、準備されてきた

   憎しみは不自然なことだ。
   愛は健全な状態だ。憎しみは病気の状態と同じく、それはあなたが自らの存在との調和を無くしてしまった時に起きる。あなたが自らの本質や、もっとも深い核との調和を失ったとき、あなたは病気になる。それは心理的に霊的に病気なのだ。愛はもっとも自然なものの一つであるべきだが、実際にはそれは今やもっとも難しいものとなっている。しかも、むしろ憎しみこそがたやすいものであり、あなたは長い時間をかけて憎しみのために訓練され、準備されて来た。

   ヒンズー教徒であることはイスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒を否定することであり、他の宗教を否定することだ。そして愛国者になるということは、他の国を否定することだ。つまりあなた方は、愛の顔が持つ(愛と憎しみの)2つの顔の1つの方法しか知らないのだ。それは1方を愛して他方を憎むということであり、自分の国への愛を、他の国を憎むことによってしか示せない。

   宗教も同じだ。
   キリスト教徒たちは愛について語るが、彼らは戦争や聖戦をずっとやってきた。イスラム教徒たちも愛を語るが、彼らにもジハード、宗教戦争がある。ヒンズー教徒も愛について語るが、彼らの経典をのぞいて見れば、それは憎しみと他の宗教に対する憎悪でいっぱいだ。そうであるのに、私たちはこうしたナンセンスを疑問に思うことなく受け入れている! しかも何の抵抗もなくそれを受け入れているのだ。

   なぜなら私たちは、こうしたことを受け入れるように条件付けられており、物事はこうしたものだと教育によって教え込まれているからだ。このようにして、あなたは自分本来が持つ愛の性質を否定し続けてきた。

   しかし愛は毒されてはいるが、破壊されてしまったわけではない。
   あなたは毒を捨て去ることができるし、自らを浄化することもできる。あなたはこの社会があなたに押し付けてきたものを、すべて吐き出すことができる。あなたが受け入れた条件付けと、あなたの信仰のすべてを落とすことができる。あなたは自由になれるのだ。あなたが自由になる決心をすれば、社会はあなたを永久に奴隷に留めておくことはできない。

   今、古いパターンのすべてを落とし、新しい生き方、自然な生き方、そして我慢ではなく、喜びの人生を始める時が来ている。愛には大きな勇気がいる。なぜならエゴを犠牲にする必要があるからだ。つまり、「何者でもないもの」になる用意ができた人だけが愛することができる。「何者でもないもの」になる用意ができた人、自分を完全に空(から)にできる用意のできた人だけが、内なる深い世界から愛の贈り物を受け取ることができるのだ。



      book 『Courage   (勇気)』 OSHO  Kadokawa  shoten

                           抜粋







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(アインシュタインもいかなる宗教も)信じてはいけない

   世界全体は偽(にせ)ものの宗教的人間で満ちている。
   教会、寺院、グルドワラ(シーク教徒の寺院)、モスクなどは宗教的な人間でいっぱいだ。しかし世界はまったく宗教的ではないとは思わないだろうか? それほど多くの宗教的な人間がいながら、なぜ世界はこれほど非宗教的なのだろうか? この驚くような奇跡はどうして起きるのだろう? 

   すべての人が宗教的なのに、実際には世界全体は実に非宗教的なのだ。
   つまり宗教が「にせもの」なのだ。人々は「作り出された」確信を与えられている。しかもその確信は体験から得られたものではなく、ただの信念・信条になっている。彼らは信じるように教え込まれているだけであり、それを自ら知るようには教えられてはこなかった。そこが、人類が間違ってしまったところだ。

   信じてはいけない。
   もし確信できないのであれば、疑うほうがよい。なぜならその疑いを通して自らの確信が生まれる可能性があるからだ
。あなた方は永遠に疑うだけでは生きては行けない。疑いは病のようなもので、その中ではあなたは満たされることはない。だからいずれあなたは、どうすればそれを超えられるかを探求し始めるだろう。ゆえに(疑うことをやめた)有神論者や偽有神論者であるよりも、むしろ無神論者であったほうがいいと私は言うのだ。

   あなたは常に、信じるようにと教え込まれている。
   それは幼い時代から、誰の心であっても信じるようにと条件づけられてきている。神を信じなさい。魂を信じなさい。あれを信じ、これを信じて受け入れなさいと。信じるようにという条件付けが、あなたの骨肉にまで浸透しているにもかかわらず、それらは単なる信念としてとどまっている。

   あなたに与えられた信念は借り物であり、他の人があなたに与えたものであって、それはあなたの土壌に咲いた花ではない。あなたはまだ知らないのだ。そして知らなければあなたは自由になることができない。知識があなたを解放し、知ることのみがあなたを解放するのだ。

   あなたは神を信じている。
   ところがあなたのビジネスが失敗すると、突然、不信仰になる。あなたは言う「私は信じない、神なんか信じられない」と。そしてあなたの最愛の人が死ぬと、不信仰が沸き上がってくる。あなたは神を信じているのに、最愛の人が死んだだけで、あなたの信仰は破壊されてしまうのだろうか? 

   そうしたものは大して価値のないものだ。
   信頼とは決して破壊されないものだ。それが一旦そこにあれば、何者もどんなこともそれを破壊することはできない。それは絶対に破壊できないのだ。

与えられた信条、信仰を落とす

   だから憶えておきなさい。
   確信と信仰には大きな違いがある。確信とは個人的なものだが、信仰は社会的なものだ。つまり確信はあなたが自ら育てるものであり、確信はあなたがとどまるものだ。そして信仰はあなたに押し付けられるものであり、それはあなたが何教徒であれ、そうなのだ。だからそうした信仰を落としなさい。

   そこには恐怖があるだろう。
   なぜならもしあなたが信仰を落とせば、疑問が湧き上がるからだ。どの信仰も考える余地を与えず、疑問を取り去ってしまう。(そのための信仰なのだ) だから疑問が起きるのは当然であり、それを心配する必要はない。誰もが朝日の光に到達する前には、手探りの暗い夜を通り抜けなければならない。誰もが疑問という夜を通り抜ける。その旅は長く、それは薄暗い。しかし長い旅と暗い夜の後に、朝がやって来る。その時あなたは、すべてのことが価値あることであったと知る。

   「確信」を「作り出す」ことはできない。
   それは作り出そうとしてはならないものだ。しかしそれが、これまで人類全体がやってきたことなのだ。そして「作り出された確信」は信仰として、人々に押し付けられるものになった。

自分自身を信頼する

   確信をあなたの中に探しなさい。
   それを他から借りてきたり、作り出してはいけない。あなたの存在の中へ深く入っていきなさい。あなたの存在の源へと入り、それを発見しなさい。

   探求には(自分自身への)信頼が必要だ。
   なぜならあなたは未知の世界へと入ってゆくからだ。それには途方もない信頼と勇気が必要だ。なぜなら、あなたはこれまでの因習的な世界と、伝統的な社会を去らなければならないからだ。つまりあなたは群集(という集合意識)を去らなければならない。あなたは大海へと入って行くが、あなたがたどりつく対岸があるかどうかもまったくわからないのだ。

   (自分自身に)小さな信頼しか持てない人間は、小さく疑うことしかできない。
   信頼のない人間は、疑っている「振り」しかできず、彼は深く探求することはできない。まず第一にあなたは信頼の美しさ、ハートの道の歓喜を知らなければならない。そうすれば現実の大海へ漕ぎ出したとき、あなたは進み続ける勇気を持つだろう。あなたは自分自身を十分に信頼しなければならないのだ。

   きちんと正確に知りなさい。
   もしあなたが自分自身を信頼できなければ、他に誰かあるいは何かを信頼できるだろうか? それは不可能だ。もし自分を疑っている中で、どうやって何かを信頼できるのだろうか? 信頼するのはあなただ。しかしあなたが自分を信頼していないのに、あなたは自分の信頼をどうやって信頼するのだろうか? 何が起ころうとも、あなたは自分自身を十分に信頼しなければならないのだ。



      book 『Courage  (勇気)』 OSHO  Kadokawa Shoten

                                      抜粋
   
   

私たち霊的存在には「生」「死」の境界はない

   あなた方は今現在の在り方とは別の在り方や現実が、実際に自分の現実として共存しているのですが、目が覚めている状態においてはそれを認識することができません。ただ夢の中ではそうした別の状況を頻繁に知覚していますが、夢の道具一式でそれらを包み込んでしまうために、目が醒めてからはその鮮明な記憶をたどることはほとんど不可能になっています。

   同じように、あなた方は日常生活の中で、いわゆる生き霊(いきりょう)や亡霊とあなた方が呼んでいるものとも共棲し、その空間を分かち合っているのです。ついでに言えば、あなた方自身もまたそうしたものと似た姿かたちで、他の面前に出現することがあります。それは特にあなた方が眠っている時や、自分自身の鮮烈な想念を送り出した時、あるいは無意識の間に体外離脱して、そのまま宙を漂っている時などに起きることがあります。

   地上にさまざまな種類の人間が存在するように、生き霊や亡霊にもさまざまな種類と性格があります。ですからそうした霊的存在たちは、必ずしも物質的な現実だけに焦点を合わせているわけではありません。ですがその焦点が人格存在に向けられているのか、あるいはある特定の場所や形態に向けられているのかは識別の基準になります。つまりそうした霊たちの中には、何とかして自らの深刻な長引く苦悩から救われたいと願う人格存在から送り出された、生存をかけた想念型である場合があります。

   それらはごく日常的な体験の中でも、しばしば見られるような衝動的行為とほとんど違わない表れなのです。何度も繰り返し手を洗い直さずにはいられないなどの動作を伴う神経症がありますが、霊や生き霊などの同じ場所に何度も何度も戻って来るなどの行動も、それと同じメカニズムから生じています。こうした霊である人格存在は、さまざまな理由から、自らの体験を自分のものとして理解することが学べていません。こうした霊の性質は神経症の人格のそれですが、中には例外もあります。

   そこに現れているのはその人の部分的な意識だけであって、自分が悪夢や一連の夢を繰り返し見ているように思っています。それによって特定の部分が未解決の問題に取り組みつつ、そうした形でエネルギーを放出しているのです。霊それ自体はまったく無害ですが、むしろあなた方がそうした霊的存在に出会う時、どのように解釈するかが問題です。

   現在、肉体を持っているあなた方も、実は時おり、別の現実レベルに霊として姿を現しているからです。あなた方のそうした「擬似形態」がさまざまな噂話を呼び起こし、多くの伝説や時に恐れを伴った社会通念の根拠になっているのですが、当然、あなた方は知る由もありません。霊にはそうしたことを記憶し、保持しているものもいますが、一般的に別世界で霊として思われているあなた方と同様に、他への影響を自覚しているわけではありません。

   思念、感情、願望が合わさって形を創り、エネルギーを帯びます。
   あなた方は物質的に具体化されたものだけを認識しますが、実はそうした自分自身の擬似形態を自覚のないまま送り出しているのです。これはアストラル・レベルへの移動や投影とはまったく別のものであり、それよりはるかに単純なプロセスです。あなたが感情や思いを抱いていれば、それらが形態を作り上げ、それに現実性が伴うことになります。つまりあなたが何かひとつ物体を強く思い浮かべれば、それはどこかしらに出現するのです。

   あなた方の今いる部屋は、実はあなたには知覚されていないおびただしい霊的存在である想念型で溢れています。つまり、あなたという存在は、今のままでも死後の在り方と寸部違わぬ「霊的現象」そのままなのです。ただ違いは、あなた自身がその事実を認識していないということだけなのです。

   そうした霊的存在である想念を示す、さまざまな温度変化や大気の動きがありますが、あなた方はそうしたものを単なる気のせいとして片付けてしまいます。このようにしてあなた方の「生」と「死」という言葉が、あなた方の理解の範囲を限定してしまい、本来は存在しない死と生の境界を作ることに手を貸すのです。


            Seth Speaks
   book 『セスは語る』  ジェーン・ロバーツ著  ナチュラルスピリット


                                          抜粋
   

私たちは、自分の投影を他人に見て感じている

Q、 サルトルは『地獄とは他人である』と言っていますが、私は時々自分は地獄で、私は地獄にいると感じます。私は至福を見つける前に、地獄を受け入れなければならないのでしょうか?

   いや、あなたは地獄にはいない。あなたが地獄そのものなのだ。
   あなたのエゴが地獄なのだ。もしエゴがなかったならば、地獄もない。エゴがあなたの周りに構造物を築き始め、それがあなたを不幸にする。エゴは傷と同じように働くので、すべてがそれに苦痛を与え始め、「私」が地獄となる。自我が地獄なのだ。自我がなければ天国だ。自我があるとはいつも地獄にいるということだ。

   あなたはまず地獄を理解することから始めなければならない。
   なぜならそれを理解することなしに、あなたはそこから抜け出すことは決してできないからだ。当然、理解するためには受け入れなければならない。しかしそれを否定し続ける限り、あなたは何も理解することはできない。そしてそれが、私たちが常にやり続けていることなのだ。

   私たちは常に、自分の存在の一部を否認し続けている。
   「これは私ではない。(こんな自分は嫌いだ)」と主張し続けている。そして、ジャン・ポール・サルトルは他人は地獄だと言う。あなたが自分の何かを否定するとき、あなたはそれを他人に投影する。投影のメカニズムをよく見なさい。つまり、あなたが自分自身の中で否定するものは何であれ、あなたはそれを他人に投影する。あなたはそれをどこかへ押し付けなければならない。それが他人だ。

   先日、ある女性とその夫がやって来た。
   彼女が言うには、夫が自分を殺すのではないかと怖くてならないと言う。彼女には子どもがいないが、どうしても子どもが欲しかった。他人の子どもを見ていると、彼らを殺したいと思うと言う。自分には子どもがいないのに、他人が母親になるのは耐えられないので、人の子どもを殺してしまいたいのだ。今、人殺しは彼女の中にいるが、それは受け入れられないので、それは誰か他人に投影されなければならない。

   さて、夫はもっとも身近にいる人なので、投影させるにはもっとも便利だ。
   ほとんどスクリーンのようなものだ。彼女の深い無意識の中では、本当は彼女は夫を殺したいと思っているかもしれない。なぜなら彼女なりの理屈があるに違いないからだ。この男のせいで自分は妊娠しないのだと。別の男とだったら母親になれたのにと。無意識のどこかで、もしこの男が死ねば新しい男を見つけることができる、あるいは似たような思いの影がある。さらに他人の子どもを殺してしまいたいという思いもある。

   彼女はそれらの自分の思いを他人に投影している。
   それらはすべて自分の思いなので、あなたは自分の思いが怖ろしくなって受け入れられない。そこで彼女には夫が今にも自分を殺すのではないかと、この男が人殺しのように見えるのだ。私たちはみんな、これと同じことをしている。もしあなたが自分自身の存在のある部分を否定し、それを否認する時、あなたはそれをどこへ押し付けるだろうか? あなたはそれを誰か他人に押し付けなければならないだろう。

   この世界には戦争がずっと続いてきた。
   人間が自分の中にあるものを否定せず、それを受け入れることを理解しない限り、争いは続き、暴力は続くだろう。自分が否定しているものを、あなたの有機的調和の中に再吸収しなさい。なぜなら、あなたが否定している部分があなたに多くの問題を引き起こしているからだ。あなたが否定するものは何であれ、あなたはどこかにそれを押し付けねばならない。つまり、あなたはそれを誰かに投影しなければならない。そして否定された部分は影となり、投影する視線は幻想の中に生きるようになる。その時、目は現実から逸れるのだ。

   サルトルは「地獄とは他人である」という。
   これは理解されるべきことだ。なぜならあなたはいつもそう思っているからだ。つまり彼は非常に一般的な誤解を、また一般的な幻想を言い表しているに過ぎない。もしあなたが惨めであると、あなたは誰か他人のせいで自分は惨めなのだと思う。もしあなたが怒っていたり、不愉快であると、誰かが自分を怒らせたと思うし、人のせいで不愉快になったと考える。いつもそれは誰か他人なのだ。

   もしあなたが怒っているのなら、あなたが怒っているのだ。
   もしあなたが惨めならあなたが惨めなのだ。誰もあなたをそのようにしたものはいない。なぜならあなたが怒る、惨めになると決めない限り、誰もあなたを怒らせたり、惨めにはできないのだ。あなたはその時、誰かを自分のスクリーンとして利用しており、自分を投影させている。だからあなたは世界中の人を利用して惨めになることができる。

   自分自身が地獄なのだ。
   他人が地獄なのではない。「自分は世界から分離している」という考えこそが地獄だ。エゴを落としなさい。そうすれば、あっと言う間に、すべての惨めさが消え、すべての争いが消え去る。



        book  『Joy  (喜び』 OSHO  Kadokawa Shoten










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自分を肯定する訓練をし、「感」を発揮しよう

   あなたは自分の「感・勘」を信じていますか?
   それはある日突然やってくる不思議な思いのことです。ある人々はこれを「目に見えない霊の力」と言ったり、「万物の精気の力の働き」などと言います。でも本当のところは、誰にも真実はわかりません。

   ずい分前に、ある大学の先生から次のようなお話を聞いたことがあります。
   これは先生の友人のお父様の体験談です。時代は明治の頃で、お隣の朝鮮では「甲午(こうご)農民戦争」が起きていました。日本陸軍も、朝鮮半島を巡る日本と清との勢力争いである「日清戦争」を展開していました。

   先生の友人のお父様は、銃を構えて敵に突進する最前線の部隊に所属していました。誰もが死を覚悟して臨んでいたのは言うまでもありませんが、彼はどうしても敵とは思えない「敵陣」に向かい、人の命を奪わなければならない自分の人生を哀れに思いながら、前進していたそうです。

   その時です。
   今まで聞こえていた周りの人の足音や喚声がまったく聞こえなくなり、耳元を通り抜けるヒューヒューと言う風の音と、子どもの頃に夏場、畑から帰って来た母親に抱かれた時に嗅いだ汗の匂いが鼻先で漂い始めたのです。そこには無の時間がありました。我に返ったのが先か、母が自分の名前を呼ぶ声が聞こえたのが先かは覚えていないそうです。後ろから大声で、「と し ひ こ~」と叫ぶ母の声が聞こえました。

   その声に振り返ったまさにその時、右目の横を敵の鉄砲玉がゆっくりと後ろへかすめていくのが見えたかと思うと、この鉄砲玉が後ろにいた同じ郷里から来た友人の肩先に当たり、負傷させました。この戦友はこの傷が幸いして、その後戦地へ赴(おもむ)くこともなくなり、大変喜んでいたそうです。日清戦争は終わり、この話の主人公である「としひこ」も無傷で、両親と妻や子どもの待つ故郷に帰って来ました。

   そんなある日の家族が揃った夕食の時、母が涙を浮かべながら、彼に次のような話を聞かせたのです。その日、空には雲ひとつなく、真夏の太陽に照らされた木々の梢が揺れるたびに、道にはその影がまるで生き物のように動いて見えました。この夏最後の「夏大根」が抜き取ってあり、母は泥を落とすためにそれを抱え、川辺へ行こうと土間(どま)を出ようとしたその時です。「としひこ」が可愛がっていた、いつもは吠えない大人しい犬の勝(まさる)が、家の外で何かに向かって吠え始めたのです。母は何事が起きたのかと思い、「勝、勝」と呼びながら外へ出ると、勝はまだ悲しげに吠え続けています。

   その時、母の身体は硬直して動けなくなり、戦地にいる我が子の「としひこ」の身に危機が迫っているのが鮮明に感じ取れ、朝鮮で戦っている我が子に向かい、届くはずがないのも承知で、彼女は大声で名前を叫び続けたのでした。どのくらい時が経ったのか覚えていません。気がつくと彼女は川辺で夏大根を洗い終えていて、それを抱えて家に戻ると、犬の勝はいつもと変わらず家の軒下で寝そべっていました。

   母はおぼろげながらも、息子の名前を呼んだことは覚えていました。
   実は、としひこの嫁が母の叫ぶ声を聞いて家の奥から飛び出して来て、母の手から夏大根を取って縁側へ座らせ、麦茶を飲ませて介抱したのですが、それもまったく覚えていません。しかしなぜか彼女は、息子は生きているという確信を持ったことだけは覚えていました。

   これは本当にあった話です。
   我が子の身を案ずる母の愛がこのような体験をさせたのか、犬の勝の主人への思いが吠えさせたのか、それとも戦地でのとしひこの思いが、こうした状況を作り出したのかは誰にもわかりません。ですが科学的に証明できない不思議な出来事は確かにあるのです。

   私たちはこうした不思議な感覚を感じる力を潜在意識の中に秘めているのですが、いつこれが発揮されるかはわかりません。でもこの感覚は絶えず私たち1人1人を守り、共に暮らしていることを私たちは知っています。私たちはこうした予感に助けられる経験をしているはずなのですが、しかし潜在意識から湧き上がるこのような予感を否定する行動を繰り返していると、そうした勘・感は働かなくなります。

   感は育むものです。
   自分の命さえ救ってくれるこの大切な感覚に目を向け、意識して育んでください。潜在意識がどこにあるかはわかりませんが、自分の内側深くに目を向けること、さらに大いなる宇宙へ向けて意識を広げるのが、感を鍛えるのにいいように思います。もうひとつ大切なことは、日々の雑事に心を惑わされないことです。

   毎日の生活の中で、私たちはさまざまなことに悩み、落ち込み、心を惑わせていますが、それらが心の雑音となり、そのためにせっかく内から湧き上がってきた「感」が聞き取れなくなってしまいます。思い悩んでもいい答えが出るわけはなく、感を損なうばかりなのです。

自分を肯定する訓練をする

   以下に挙げる項目の中で、あなたに当てはまるのはどんな事柄かチェックして見て下さい。

  自分の評価が気になる。他人の目が気になる。
  人の話を聞くのが苦手。
  ひとりぼっち感が強い。
  物事の好き嫌いがハッキリしている。
  気が短い。何事にもすぐ興味をなくす。
  プライドが高い。人から命令されるのが嫌い。

   これらは別に短所とは言えませんし、物事は見方一つでさまざまな面が見えてきます。
  つまり今挙げた項目はそのまま次のように、あなたの長所でもあるのです。

◎  自分の評価や他人の目が気になる→細やかな心配りができる。
  人の話を聞くのが苦手→自分のことを見つめる時間が持てている。
◎  ひとりぼっち感が強い→物事を思索できる。
  物事の好き嫌いがハッキリしている→審美眼がある。
  気が短く、すぐに興味をなくす→決断が早い。
◎  プライドが高い。命令されるのが嫌い→自分をしっかり持っている。

   いかがですか?
   あなたが素晴らしい要素を持っていることが、少しわかってもらえたと思います。自分を「ダメだ、ダメだ」といじめるのではなく、自分を大切にすること、自分を好きになることは、あなたが「感」を磨くうえでとても大切なのです。不思議なことに、自分のことを肯定できるようになると、潜在意識からの声も「感」として届きやすくなります。日々、心の中に湧き出る思いは次の行動のきっかけになります。ですから日頃から、考え方を整理することがとても大切なのです。

   私は夜眠る前に、反省ではなく、自分の考え方をチェックしています。
   この年齢になっても完璧に過ごせる日などありませんが、眠る前に自分の考え方を見直すことで、翌朝、新たな人生がスタートした思いになることができます。前日のことを引きずり、あれこれ考えていると本来の「感」が鈍ります。ですからどんなに心を痛める問題があっても、眠る前にはその問題はその日だけのことだと考えて、一度心を落ち着かせて下さい。

   そして翌朝、目覚めた時、新たな気持ちでその問題について考えればよいのです。
   「今はそんなふうに割り切るのさえ難しい」と思う方にお伝えしたいことは、確かに今自分の心を独占している問題を、眠る前に全部終わりにするのは難しいでしょう。でもその日に解決できないことがわかっているからこそ、その日には結論が出なかったことを認め、それは翌日考えることにして、まずはぐっすり眠ることが大事です。眠りは、遠い記憶と繋がることができる珠玉の時間でもあるからです。

「直観・感」を育む空気の存在

   大きく深呼吸してください。
   身体に新しい空気が入ってきます。実は私たちは自分が呼吸していることすら忘れています。高い山に登ると空気のありがたさがわかりますが、日頃はまったく気にも留めていないのです。私はいつもこの空気を意識するようにしています。しかも空気は実に見事に私の心の中を知ってくれています。まるで不思議な世界の方々と話をしている時の空気は軽く感じるし、自分にとって嫌なことが起きると重く感じます。

   私は空気に「さん」を付けたいくらい、私の心の中とともに生きてくれている気がします。あなたもこの「空気さん」を味方につけてください。いつも平等に私たちに接してくださる空気さんの働きを「ありがたい」と思う人が少ないにもかかわらず、空気さんは無償の愛を与え続けてくれています。どうか、この空気さんの愛に気づいてください。そしてこの空気さんと合体してください。

   気分を変える時のひと呼吸。
   自分を守るためのひと呼吸。
   食事をする前にもひと呼吸。

   呼吸をしていることを自覚すると、生きている実感が湧くはずです。
   その日の自分の心をリセットしたい時には、深呼吸するのがお薦めです。現代人はパソコンに向かい何かに夢中になっている時は、息を殺しているように思います。また刺激を追い求めている時も息を殺しています。日常生活が大きく変わり、肉体を使わなくなった昨今、私たちは呼吸していることすら忘れています。

   自分の「感」を育(はぐく)みたいのなら、空気さんの存在を忘れないことです。
   「感」は望むものではありません。「感」とは、あることを信じることから始まります。



book『「不思議な世界の力」を借りて、幸せになる』 松原照子著 東邦出版


                          抜粋 

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