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・偏差値教育を導入した目的

飛鳥  日本は家畜化の先頭を走っている国です。
     かつて全共闘が大暴れした後、アメリカの傀儡(かいらい)政権の自民党と霞ヶ関の官僚によって、男たちから牙が抜かれた。その最たるものがゆとり世代と偏差値教育です。

船瀬  大前研一がそれを『週刊ポスト』に書いていました。
    かつての(東大)安田講堂事件か何かのときに、「このままいけば日本は革命が起きて大変なことになるんじゃないですか」と自民党の政治家に言ったところ、「いや、我々はちゃんと手を打ってある」と。「それは何ですか?」「偏差値だよ」「偏差値と全共闘と何か関係があるんですか?」「要するに、偏差値で自分の身の程を思い知らせるためだ」と。分限、分際をわきまえろということだ。

   「武士の一分」というのがあったけれども、小中学校の時に「お前はこの程度の者だ」とレッテルを貼って刻印を押すのが偏差値教育の目的だ。お前の頭はこの程度だと、身のほどを思い知らせれば、革命だ何だと、そんなことを考える人間は1人もいなくなるからね。そのために
(日本独自の)偏差値教育を導入したんだよ。それを導入した政治家がそう言ったという。俺は偏差値世代じゃないから、そんなものは知らない。結局、俺みたいな奴が増えたら敵は困るんだなと思った。

飛鳥  そうでしょう。今も困っていると思いますよ。
     福岡の『夢大陸』が会報を出していた。ある時、反検察の作家だけを集めたんですが、私もそこに入っていたし、植草さんも入っていた。有名な人たちを全部そろえたわけだけど、いざ「ゴー」と言う時に夢大陸の女社長がパクられた。

船瀬  外為法違反ということでね。
     あれは完全にターゲットにされていて押さえられたね。

飛鳥  彼女はやり過ぎたんだけれども、福岡のために中国の重慶とタッグを組んで経済活動を活発にやろうとした。未だに誰がリークしたかわからないけど、検察であるのは間違いなく、銀行にリークして取引きを中止させた。しかも彼女は詐欺行為を行なったとされているけど、結局、銀行取引を止められてしまったので払えなくなって御用になり、完璧にはめられたわけ。「金融商品取引法違反」にされたのは間違いない。

船瀬  私は袴田(はかまだ)事件(1966年)を徹底的に調べて、あれを冤罪だと主張した高杉晋吾さんの本『地獄のゴングが鳴った』(三一新書 1981年)も読み、映画も見た。袴田事件一つ取ってもおそろしいね。検察が味噌蔵の味噌桶の中にでっち上げの証拠を入れている。狭山事件(1963年)だってそう。女子高校生の万年筆をわざと鴨居に置いている。それでガサ入れした時に、結局1人が置いて、1人が「ここにあった」とやるんだ。まさにコントの世界じゃないか。

飛鳥  今だって間違いなくやっていますよ。

船瀬   当然やっています。
      飯塚事件(1992年)は結局、無実の人間を死刑にした。この国は無実の人間でも絞首刑にする。

飛鳥   そういう有名な事件以外にも、小さいそういった事件がいっぱいあります。
      2006年3月3日に四国の高知であったのは、子どもを乗せたスクールバスが白バイのサイレン音が聞こえたので止まって待っていたら、その白バイがぶつかってきた。

船瀬   知ってる。悲しい証拠の捏造ね。逆にバスがぶつけたことになってる。

飛鳥   その時に、なぜかその後「バスが急停車した跡」というのがある。
      つまりバスが急ブレーキをかけた跡というのが作ってあるわけ。あれは炭酸系の飲料でスポンジでこするとできるんです。乗っていた子どもたちがいくら「それは違うよ」と言っても、裁判所もグルになって子どもたちの証言を却下してしまった。

船瀬   しかも地元のテレビ局も新聞も一切報道しない。
      司法も警察も検察も、もう全部死んでる。「言ってはいけない!」「書いてはいけない!」 それが奴らの口グセだよ。

飛鳥   検察のトップを誰がチェックできると思いますか?
      検察のトップをチェックする人間がいない。つまりそのシステムそのものがない。総理大臣もチェックできない。考えてみたらこれは特高
(戦前の特別高等警察)そのものだ。これを検察という形に変えて残したのはアメリカGHQです。

船瀬   特捜部がそうでしょう、FBIだ。
      GHQは警察と検察の力を一つにまとめた。つまり捜査して起訴できるということは、最初から全部捏造でっち上げができるということ。その犠牲者が田中角栄や小沢一郎だ。アメリカに逆らった見せしめということでね。

飛鳥   日本で検察に起訴されたら、99パーセント以上有罪になる。
      これは北朝鮮とか中国よりもひどいですよ。こんなことは文明国ではあり得ないことで、この国は怖ろしい国です。

船瀬   昔は鬼刑事とかいう人がいて、「あの人が犯人だとにらんだら間違いない。すごい直感だ」なんて言ったけど、実際は全然逆。しばいてしばいて無理やり嘘の自白をさせている。袴田事件も狭山事件もみんなそう。気づかない国民もみんなアホ。

飛鳥   あるいは人情的に攻めて、「今ここでとりあえず認めとけ。後は裁判の時に違うと言えばいいから」と騙して調書を取った。

船瀬   ところが裁判になると、「調書でこう言っているからお前は有罪」。
      おいおい、そりゃないだろう。で、その時初めて騙されたと気づくわけ。原発もそうです。結局は国策で決まっているから、建設反対の裁判を起こしても全戦全敗だ。電力会社側の勝訴判決は、電力会社側の準備した書面の丸写し。

飛鳥   警察、公安、検察は全部お仲間。
      連中にとっては自分たちが社会安全装置なんです。

船瀬   デービッド・アイクの本など、これまではみんな「陰謀論」として片付けていたけども、今は逆に真相を知りたいという流れが起きている。風向きが変わっている。

飛鳥   世の中はもう変わらざるを得なくなる。それがこれからもっとひどくなります。

船瀬   私は『効果がないどころか超有害! ワクチンの罠』(イースト・プレス 2014年)を書きました。ジェンナー以来の種痘ワクチンは壊滅ですよ。あとコッホもパスツールもね。要するに病原菌が万病の元だというのも間違いなら、抗生物質の医学も、遺伝子治療も全部嘘だった。それで逆に、千島・森下学説が光を持ってきた。つまり現代医学は、なぜ切り傷が治るのかすらわかっていなかったということです。

   切り傷がなぜ治るのか。それは切った瞬間、断面の体細胞が万能細胞に戻るからです。今、STAP細胞がなぜ大騒動になっているかというと、万能細胞は体細胞になるけれども、体細胞は万能細胞にならないと勝手に決めているからです。でもそれをSTAP細胞は体細胞が万能細胞に戻ったと小保ちゃん
(小保方春子)が言ったから、あり得ないことがあったと大騒ぎになったわけです。

   森下敬一先生がずばり言ったのは、「小保ちゃんの言ったSTAP細胞はあって当たり前。
  
 iPSのほうがはるかに不自然だ」と。今の小保ちゃんもそうだけど、山中伸弥教授も論文をごまかしていたのがバレたでしょう。『新潮』はよくやった。

   俺は確信しているけども、小保方さんのSTAP細胞騒動は、アベノミクスの大失敗の現実から国民の目を「反らす」ために仕掛けられたもの。アベノミクスは完全な失敗。号泣県議の野々村竜太郎もそうだし、佐村河内(さむらごうち)全聾のベートーベンも、覚醒剤のASKAもそうです。

飛鳥   ASKA事件では相当みんな知っているけれども、あれは自民党のKの息子
(小泉進次郎)も一緒にやっていたといいますね。でも検察とかはKの息子には絶対に手を出さない。次の次の次の総理大臣候補だからね。みんなたたけばホコリが出るのはわかっている。検察は全部それを知っていて押さえてある。テレビ局もそう。

   Kの息子がASKAと一緒にやっていたという話は有名。
   だから私はASKAだけは絶対捕まらないと思っていたけど、捕まえたんです。これ、いいのか、バレるぞと思ったけれども、徹底的にガードしたね。ASKAのほうにもちゃんと手を回して、これを黙っていたら罪は軽減、執行猶予。




book『ハイジャックされた<<NIPPON>>を99%の人が知らない』
                 船瀬俊介×飛鳥昭雄  ヒカルランド


                          抜粋
    

・墓地や土の中で眠っている者など誰もいない!

   ポジティブで喜びに満ちた幸運な出来事を引き寄せるには、自分自身がポジティブな状態でなければならない。心を開いて愛情あふれる前向きな態度でいれば、人生で体験するどのような煩(わずら)わしいことでも負担には感じなくなる。そのためには、自分の心の状態を把握しておくことが重要だ。そして心の状態は自分の考え方によって作られる。前向きな考え方をすれば上機嫌になれるし、否定的な考え方をすれば不機嫌になる。

   あなたの心の状態や態度は、あなたと関わるすべての人に影響を与える。
   態度はそのまま言動に現れるからだ。あなたがある態度で過ごすとすれば、そういう雰囲気の服を身にまとっているのと同じなので、人にはすぐにわかる。あなたが毎日どんな行動をとるか、どんな感情を世の中に発信するのか、どんな印象を人に与えるかは自ら選択できるのだ。

   あなたの態度は生活空間にも影響を与える。
   あなたが怒りを感じているとき、怒った態度で1日を過ごすこともできるが、その場合、環境にどのような影響を与えているかに気づいてほしい。なぜならあなたに関わるすべての人々は、あなたの怒りの一部を受け取ることになるからだ。あなたは怒りをこの世界に発信したいのだろうか? あなたがその感情を持ち続けたところで、あなたの気分が良くなるわけではなく、やがてそれは自分に返ってきて、むしろ気分はもっと沈むだろう。

   決して怒るなと言っているわけではなく、感情を隠したり否定したりしないことは、自分の本当の感情を知るために大切だ。そこで自分の感情をどう処理しようかと考えるとき、広い視点を持つことを忘れないでほしい。あなたにはいつも2つの選択肢がある。1つは自分の感情と行動をコントロールすること。もう1つは、感情に流されて行動することだ。

   最後に伝えたいことは、もういい加減あなたのエゴが原因で受けた心の痛みを手放してもいい頃ではないだろうか? 家族や友人に電話して、互いの間に起きた出来事に対して自分から1歩歩み寄り、「悪かった」と伝えてもいい頃ではないだろうか? つまり、自分と相手を許すのだ。電話をかけたりEメールを送ったりして、愛情を表現するのにたいして時間はかからない。自分の過ちを認めなければならないことがあるなら、今がその時である。今日できることを明日まで延ばさないほうがいい。なぜなら明日、あなたが生きているという保証はないのだから。

   明日という日は今日とはまったく違う日だということを、私たちは忘れてはいけない。
   過去から引きずっている問題は、自分あるいは他人が原因であるかどうかに関りなく、私たちの心の中には自分を変えるための答えがある。私たちの人生には意味があるのだ。明日という日は、今日と同じ日ではない。明日は今日の繰り返しだろうと思っていても、それはまったく別の日でいつもと違った発見が必ずある。なぜなら1日1日が希望と可能性という不思議な力で満ち溢れているからだ。それまで気づかなかった、自分や他人の新しい面を発見したりする。

すべての生命は肉体を離れると本来の意識的存在に戻る

   私はよく人から、「この仕事にどんなやりがいを感じているのですか?」と聞かれる。それは次の話を読んでもらえばわかると思う。それは数年前のことで、はるばる1900キロもの遠方から私に会うためにやって来た家族に、メッセージを伝えた時のことである。

   私は会場で瞑想を終えると、強烈な煙(けむり)の臭いを感じた。
   私の右側に目をやると、犬のゴールデンレトリバーの霊が私の右手をなめているのに気づいた。その犬の隣には、リトルリーグのユニフォームを着て、赤い帽子を被った9歳くらいの少年の霊が立っていた。この少年は私に、「パパと話がしたいんだ」と言った。そして彼は、私から見て3列目の1番右側に座っている男性を指差した。

   私はそこに座っている大柄な中年男性を見た。
   この男性のすぐ左側には、17歳と15歳くらいの女の子が並んで座っていた。少年の霊が彼らの方を指差している間、犬の霊が2人の女の子の方にゆっくりと近づいてゆき、彼女たちの周りをぐるりと回った。私は言った。「すみませんが、あなたの息子さんだと言っている9歳くらいの少年がいます。ゴールデンレトリバーも一緒です」 すると明るい髪をした女の子のほうが、「信じられない!」と両手で口を押さえて叫んだ。その男性は急に泣き始め、首を縦に振りながら、私のメッセージの意味を理解できたことを伝えた。

   私はメッセージを続けた。
   「この少年はポーリーだと名乗っています。彼はもう1人のケニーという少年と一緒にここにいます」 これを聞くと2人の女の子たちと父親は大きく反応し、彼らはすぐに抱き合った。「2人とも私たちの弟です!」 この時、客席から数人の人々が、この男性と女の子を勇気づけるために駆け寄って来ていた。私が父親である男性の感情を読み取っていると、彼の背後に立ち、彼の髪をなでている女性の霊に気づいた。「あなたを決して1人にしないと言ったでしょ!」と彼女は言った。私は彼女に名前を尋ねると、ローズだと答えた。

   「今、あなたのうしろに女性が立っています。名前はローズだそうです」 その男性はうつむき、首を縦に振ってわかったと返事した。女の子の1人が「それは母です!」と叫んだ。「妻は、私を決して1人にはしないと約束したんです! 約束を守ってくれることを願っていたのに・・・」と父親は言った。「約束は破っていませんよ。奥さんはあなたの後ろにいるんですから」私は口を挟んだ。すると突然3人の霊は、霊界とこの世界の境を超えられたという喜びのあまり、想念を一斉に私に送ってきた。私はできるかぎり早口でメッセージを伝え始めた。

   「3人はあちらでナナ・ジーンにも会えたし、おじいちゃんも3人を出迎えてくれたそうです。ポーリーはあちらでも野球をやっていて、ケニーはラッキーを今でも散歩に連れて行っているそうです」  母親のローズの霊は夫の背後に立ったままで、想念と光景を私に送ってきた。私は2人の女の子たちを見て言った。「あなた方のお母さんは、ジョンソンさんの家族に連絡をとり、メッセージを伝えてほしいと言っています。彼が勇敢に人命を救おうとして亡くなったことを知らせたいそうです。人生でこれほど素晴らしい功績はありません」 家族3人はこのメッセージを伝えることを承知した。

   次の瞬間、私は煙の臭いを察知した。
   「あなたのご家族は火事で亡くなったのですか?」 「そのとおりです」と父親が答えた。
「ケニーが私に大きな声で言っています。”でも僕たちは生きているよ! 本当は死んではいないんだ! と」 父親は泣きながらこう言った。「ありがとうございます。これは私の最後の希望でした。それは家族が生きているという希望です。あなたのおかげでどんなに私たちが救われたか、あなたには想像もつかないでしょう!」

   犬が女の子たちの手をなめていたので、そのことを彼女たちに伝えた。
   2人は涙を流してうつむき、年上の子がこう言った。「それで納得がいったわ。この犬は私たちを助けてくれたんです。ラッキーは真夜中に私たちを起こして、家の外に出るように促しました。母は弟たちを助け出そうと再び家に戻ったのですが、外に出てくることはなかった」

墓地や土の中に眠っている者など誰もいない!

   それを聞いた母親の霊は、2人の娘に宛ててメッセージを送ってきた。
   「お母さんは、あなた方が意味もなくこの世に残されたわけではないと言っています。あなた方2人はそれぞれ、特に人を助けながら多くのことを成し遂げます。この経験から学ぶことで、他の人が生死の問題を乗り越える手助けをしなければなりませんが、お母さんと弟さんたちがいつも後ろから応援していることを忘れないでください。3人はあなた方を霊界から助けてくれるでしょう」

   そしてローズが、耳をつんざくような叫び声で伝えてきたメッセージを、私は彼女の夫に向かって伝えた。「ローズは、”あなたたちは誤解しているのよ。私たちは土の中にはいないのよ。私たちはあなたたちよりもずっと元気なんですからね!”と言っています」そして彼女は笑った。

   「それはローズらしい。彼女のユーモアのセンスは健在です。ありがとうございます、ヴァン・プラグさん。とても素晴らしい仕事をしてくださいました。私たちは家族を再び取り戻すことができて、私たちに希望を与えてくれました。私たちはこれでこの世に取り残されたわけではなく、家族は今でも一緒なんだとわかりました。いつまでも私たちは一緒にいるんです。ありがとうございました」 その言葉を聞いてラッキーが吠えた!

   私たちが求めているのは、この人生に生きる目的を見つけること、自分の本心に従って生きること、そして批判的な考えや偏見を持たずに自分を表現することである。だからこそ私たちは、妨げから解放されて自由になりたいと思うのだ。自分自身に誠実に、毎日を自分の本心に従って生きられるようになれば、私たちは自由になれるのだ。そのためにあなたは新たな人生を始め、心の平安を得るために、今の時代とこの場所を選んで戻って来たのだ。あなたの人生には意味があり、自分には価値があることを知っている。

   今のこの瞬間を、あなたの人生の転機としてほしい。
   あなたがこれを読んでいるのは、自分を新しい視点から見つめ、自分という素晴らしい存在を受け入れるためなのだ。あなたの自己実現の心の状態を妨げていた、過去にやり残したことから取り組んでみよう。恐れから解放されて自由になれば、「ああすればよかった」「こうすればよかった」「もっと違う対応をしていればよかった」というような感情はもう起こらなくなる。



   Unfinished    Business 
book『人生を、もっと幸せに生きるために』 
   ジェームズ・ヴァン・プラグ著 エンジン・ルーム/河出書房新社


                           抜粋

   
   

・辛い感情の痛みはもっと自分を思いやるようにという「しるし」

   私たちは、自分が関わっていたある状況から期待した結果が得られない時、その結果を受け入れられないと思うことが多い。なぜなら別のやり方をしていたならば、もっとよい結果が出たかもしれないと思うからだ。そうして私たちは、自分の行為を間違ったものと判断して罪悪感を手放せず、自分を責め続けることになる。自分はその時自分の持っていた情報と、自分にできる最善を尽くしてそうしたのだという事実を、なかなか受け入れることができない。

   適切な判断は、私たちが人生において常に行なわなければならないことだ。
   そうした行為は、その結果や人の判断や意見だけでは評価することはできない。もう一つの方の仕事を選ぶべきか? 友人の夫が浮気していることを彼女に伝えるべきか? 中絶するべきか? 父親の人工呼吸器を外すべきか? 逮捕状が出ている親戚を警察に通報するべきか?

   判断の責任は自分だけにのしかかってくる。
   しかし自分の心の声にじっくり耳を傾け、自分は本来誰であり、自分は何であるか、自分は何を信じているのか、ということを内面に強く自覚できるようになると、自分には本来、洞察力があると実感できるようになり、良心に恥じるようなことはしなくなるだろう。

出来事によって露わになる心の深い傷

   私が数年前に、シアトルで行なったリーディングは今も心に残るものである。
   このリーディングは、ある苦渋の選択にまつわるものであり、適切な判断とは何であるかというテーマだった。その会場の右端の席にある夫婦が座っていた。この2人は非常にストレスを感じているのが私にはわかった。

   青年の霊はその夫婦の後ろに現れ、彼は私に病室の風景を送ってきた。
   私は観客に伝えた。「ここにある青年がいます。彼は金髪の青い瞳で、とても大人しい感じの魂です。彼は病床で昏睡状態にあり・・・」 私の話が終わる前に、その夫婦が立ち上がった。

   私は2人に近づいて訊ねた。
   「この青年を知っていますか?」「はい、私たちの息子です」 客席からざわめきが聞こえた。「息子さんには生命維持装置のようなものが着いていますが、彼は動いている様子がありません」と私が言うと、女性は涙を流しながら言った。「息子は事故に遭ったんです」

   「息子さんは今、私にその事故現場を見せてくれています。
   彼は足場のようなところから落ちました。これは建設工事現場で起きたのですか?」 男性の方が、そうだとうなずいた。

   この2人はかなりの心痛を抱えていることがわかった。
   私は彼らの感情中枢に意識を集中すると、2人が心の中に引きずる深い苦悩が感じられた。その苦しみは胸の上に巨石が置かれたかのようで、息苦しいとしか言いようがなかった。

   「息子さんの名前は、ジミーあるいはジェイミーですか?」「ジェイミーです」 
   私は言った。「ジェイミーが今ここにやって来たのは、彼は大丈夫であること、そしてあなた方は適切な正しいことをしたと伝えるためです。ジェイミーは今とても幸せな中にあり、2人に感謝の気持ちを伝えたいと思っています」 

   その時、女性は気絶するのではないかと思われ、彼女は大声で泣き始めたのだ。
   観客たちも今にも泣き出しそうになり、その夫婦は互いに抱き合って泣いていた。「ジェイミーはご両親を心から愛しており、2人の愛をいつも感じていると言っています。またあなた方が辛い経験をしなければならなかったことを申し訳なく思っています」 夫婦は納得してうなずいた。

   「チップまたはキップとは誰ですか?」私は聞いた。
   「チップは私たちのもう1人の息子ですが、彼は生きています」女性が答えた。「あなた方はチップを許す必要があると、ジェイミーが言っています。チップにはそれに関して口を出す権利はないからとも。あなた方は適切な判断をしたのです」 その時、私はすべてを把握することができた。

   「お2人は、息子さんの生命維持装置を外したんですね?」
   「はい」と男性が答えた。「このことであなた方はチップと口論しましたね。彼は生命維持装置を外すことに反対だった。それで彼はあなた方のことを人殺しと呼びました」 これを聞くと、女性が再び泣き始めた。

   「あなた方はジェイミーに思いやりのある行為をしました。彼はあれ以上、この世に留まりたくなかったと言っています。彼は解放されて自由になりたかったと。そしてお2人は彼を救ったのです」 会場の多くの人々がこの夫婦とともに泣いていた。「ジェイミーは、自分の魂を天国に解放してくれてありがとうと言っています」

   「チップはどうなんですか?」と女性が聞いた。
   私は言った。「あなたが行なったことは愛ゆえの行為です。チップがその教訓を学ぶためにはまだ時間がかかります。ですからそれまで待ってあげてください。彼はまだ全体の状況を把握することができないのです。ですから彼がどうであれ、彼への愛を持ち続けてください」 2人は何度も何度も、私に感謝の気持ちを伝えてくれた。

自分の心の深い傷から辛い感情が生まれる

   私たちは、誰もが自分と同じように考えるようになれば、世の中は良くなるだろうと考えるかもしれない。そしてチップもまた、両親が自分と同じように兄の生命維持装置を維持することを願っていた。私たちの多くがそうであるように、チップもまた自分本位の視点からだけで見ていたのだ。

   私たちは、他の人が自分と同じように考えない時、寛容ではなくなり、その人を尊重しなくなる傾向がある。しかし思いやりがあれば、私たちはそうした傾きを超えて心を開き、相手の苦しみを感じられるようになる。そうした心遣いや思いやりが持てるようになると、他人や世の中に対する意識が向上する。そうした寛容さや共感の意識は、使えば使うほど発達する。

   意識が広がり、思いやりを持てるようになると、人への批判や人種差別、性差別などの古い内なる感情に気づくようになり、この地球上のすべての人は否応なく、互いに繋がりあっていることに気づくようになる。心の状態をより完全なものにするためには、人から邪険にされたり、冷たくされたりした思い出や感情を克服しなければならない。

   こうした感情は自分の心の深い傷から生まれたものなので、それは自分に対してもっと思いやりを持たねばならないことをはっきり示している。私たちはまず自分に思いやりを持つことであり、そうすれば人に思いやりを持つことがずっと簡単にできるようになる。



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『人生を、もっと幸せに生きるために』 
    ジェームズ・ヴァン・プラグ著 エンジン・ルーム/河出書房新社


                          抜粋

自分自身と愛情に満ちた正直な関係を築く

   私は人生のすべての物事を、この世とあの世を含む広い視野から見ようと努めている。それは私が肉体を離れて霊界へ移ったとき、それまで生きてきた人生を誇らしく思うことができるのか、それとも後悔の念とチャンスを逃したという、やり残した気持ちに駆られるのかどうかということだ。このような長期的な視点を意識することで、日々の生活においてどのような選択をするか、この世にどんなお返しができるかということに注意を払うようになった。

   あなたは今、意識において分かれ道にいる。
   一つは、考え方を変えてこの瞬間から、自分の人生における日々の選択をコントロールする道だ。つまり自分が人生の主導権を握っていることを自覚し、自分には影響力があるとはっきり理解することだ。そしてもう一つは、過去から引きずっている変化のない居心地のいい場所に留まり、自分は境遇という運命の被害者だと考える道だ。

   選択するのは今だ。
   充実した人生を生きたかどうかは、この人生であなたが自分と人に与えた愛によってのみ評価される。そうであれば、充実した人生を送れなかったとすれば、それは自分と人に対して愛と思いやり、そして許すチャンスがあったにもかかわらず、あなたがそれを実行しないことを選択したからだと言われても仕方がない。

   やり残しのある人生は、魂の成長を遅らせる。
   人生では苦しい出来事やそうでない出来事なども数多く体験するが、それらによって私たちは強くなるか、あるいは行き詰って立ち直れないことがある。私は子どもを亡くした多くの親たちの相談に乗ることがあるが、子どもの死に納得がいかず、それが運命だと何となくわかってはいても、子どもの死を現実として受け入れられない。それは子どもは親より先に死ぬべきではないと考えているからだが、その考え方は正しいとは言えない。

   私はこうした人々に深く同情するが、人の魂という視点から状況を見る時心が救われる。それは多くの場合、亡くなった子どもを含めた家族としての魂のグループが、互いの精神的成長のために作り出した体験であるからだ。子どもの死をきっかけとして、魂のグループが進化するためのプロセスである場合があるのだ。

   私は、相手を許せず忘れることができないという人々の、数え切れないほどの相談に乗ってきた、また、誰かの死に対し最後のお別れを言えなかったという、後悔の念を引きずっている多くの人々にも会ってきた。さらに虐待や性的虐待など、すさんだ子ども時代に起因する大きなトラウマを抱え、恐怖心と憤りに支配され、被害者意識の中でがんじがらめになっている人もいた。このような状態では、人生を充分生きているとは言えない。それはやり残していることが余りにも多いからだ。

   私たちは人生における心痛や苦痛に見舞われた時、それを乗り越えられるように、自分の内なる「ハイアーセルフ」(高次の自己)に頼らなければならない。こうした出来事が起きた時、向き合うことを避けて逃げてしまうと、それは大きな傷となって悪化してしまう。それは次第に自分の中で大げさな出来事となり、実際よりもひどい状況なのだと思い込むことになる。

   もしそうした状態から前に進みたいならば、私たちは自分の溜め込んだ感情を吐き出し、やり残していることをすべて片付けなければならない。ではどのようにして前に進めばいいのだろうか?

① 心理療法を受ける
   最初にできることは、心理療法を受け、心の奥深くに溜め込んだ「胸のつかえ」を取り除くことだ。私が自分の経験からわかったことは、心理療法は自分の考えや感情を安心して言葉に出す機会を与えてくれることだ。療法士は客観的に話を聞いてくれる。一方あなたはあまりにも過去の経験にとらわれているために、自分が直面している出来事をはっきり把握することができない。心理療法士はあなたの過去にとらわれることなく、距離を置いて出来事を新しい視点から見ることができる。

② 人に話す
   また別の方法は、信頼できる友人あるいはそうしたサポートグループとともに、その出来事について話し合うことだ。とにかくあなたが安心できる環境で行なうとよいだろう。自分の心のつかえを人に話すことで、古い記憶がよみがえり、その出来事を現在という時間の中で振り返ることになる。これは非常に重要なことである。このようにして出来事が発生してから今までに蓄積した、自分の気づきとともにその出来事を語ることは、あなたのもっとも新しい視点から出来事を振り返るチャンスとなる。この2つが実践できれば、あなたはその出来事をよりよく理解し、受け入れることができるかもしれない。

③ 手紙を書く
   3つ目の効果的な方法は、手紙を書くことだ。
   誰かを許せなかったり、亡くなった人にさよならを言えなかったりした場合、その人に宛てて手紙を書くことで自分の気持ちを表すのだ。現存している人に宛てた手紙ならば、それを実際に郵送するかどうかはあなたの自由である。手紙を書くことで、感情を書き表して手放し、心が解放されて余裕ができるだろう。

④ 日記に書く
   そして最後の方法は、日記を書くことだ。
   その日記帳は特別なことを書くために購入する。そして1人になれる静かな場所を見つけ、静かに過ごせる公園や海岸、あるいは郊外の緑の中でもいい。自分の心の傷について、なぜそのような思いに「しがみついて」いるのか、その心の傷から自分は何を学べるのかなどを言葉にして書き留める。そして最後に、内なる高次の自己(ハイアーセルフ)に、どうすれば心の傷を手放すことができるかを尋ねる。

   家族の死や離婚にともなう苦悩、あるいは子ども時代に受けた虐待などは完全には忘れ去ることはできないが、少なくとも胸にうっせきする涙を発散させ、ひた隠しにしてきた感情を表に出すことはできる。そうすることであなたは前よりも、心が完全な状態に近づいた人間に変わることができる。これはあなたに約束できる。あなたにできる最も大切なことは、自分自身と正直かつ愛情に満ちた関係を築くことなのだ。

   優れた歌手であり作曲家、そして詩人でもあるレオナルド・コーエン氏は次のような言葉を残している。「美しいものには傷がつきものだ。光は傷口から差しこんでくるのだから」。この言葉は、過去の苦悩や失望、失意、怒り、恐怖心を乗り越えて生きていくならば、心は癒されるという本質をとらえている。私たちは誰もが、苛酷な経験を通して、前よりももう少し謙虚になったり、思いやりや理解、忍耐や誠実さを高め、より真の人間になっていかなければならないからだ。

   私たち1人1人の人間は、思考や感情や信念、過去の経験、そして感受性などの全部が混ざった混合物のようなものだ。そしてこれらが1人1人を特徴づけている。私たちがこれまでのすべてを欠点も含めて、自分を受け入れられるようになれば、自分がどんなに素晴らしい存在なのかに気づくだろう。ほかでもなく、自分を受け入れられるならば、それはあなたの心の美しい輝きとなって現れ、その輝きは生活の中で関わるすべての人々に見えるようになる。

   私たちは一転して、自分が必要とする教訓を経験から学んで成長できるようになる。これがコーエン氏の「光は傷口から差し込んでくる」という意味なのだ。そしてこれが悟るということだ。あなたが光を放つにつれ、他の人もその光を感じながら、あなたから学べるようになる。人生を生きるためのヒントを周りの人に伝える適任者は、辛い経験を乗り越えたあなた以外にはいないのである。



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『人生を、もっと幸せに生きるために』
    ジェームズ・ヴァン・プラグ著 エンジン・ルーム/河出書房新社


                           抜粋
   
   

 

・人間はやがて動物を殺して食べるのをやめるようになる

   私が霊的カウンセリングの仕事に専念するようになった時、透視能力を高めるにはどうすればよいかの導きを求めたことがあります。すると直ちに心の目に、鶏肉のイメージが現れました。私は意外に思い、私のガイドが質問を聞き間違えたのだろうと思い、もう一度「透視ビジョンの鮮明度を高めるにはどうすればよいのでしょうか」と尋ねると、またもや生(なま)の鶏肉のイメージが浮かんだのです。

   私にはその訳がわからず、どういう意味なのか説明して欲しいとガイドに求めました。すると即座に、「鶏肉を食べることが透視能力の邪魔をしています。鶏肉を食べると(鶏の受けた)苦痛のエネルギーを吸収することになるからです」という声が聞こえました。しかし私には奇妙なことに思え、にわかには信じられませんでした。そこでその導きの意味を確かめようと思い、私よりも経験のある透視能力者に聞いてみました。

   それによると、サイキック能力を高めようとしている多くの人が、食事から肉を除くようにという導きを受けているということでした。そのことを知って以来、私はビーガン(完全菜食)になり、動物性食品を食べるのをやめました。そして私の透視能力は一気に高まり、気分もすこぶる良くなりました。

   私はワークショップで、参加者が天使(守護霊・ガイド)の声を聞けるようにお手伝いしています。彼らが天使に尋ねる質問に「あなたの姿を見たり声を聞いたりする能力を高めるには、どうすればいいですか?」というものがありますが、その約半数の人々に、『あなたはチーズや牛乳などの乳製品を取りすぎています』という答えが返ってきます。

   乳製品はサイキックな感覚を妨げる、と天使は説明しています。
   乳製品を取りすぎると、それがオーラに現れて、その人の周囲を乳白色の雲が覆っているように見え、ベトベトした感触が伴います。動物性食品は生命力エネルギーが低いので、チャクラの動きが鈍くなります。サイキック能力と直観力を高めることは、食生活を菜食に変えることでもたらされる、多くの長所の一つなのです。

   霊性に関心を持つ人の多くが、「ビーガン(完全菜食)へと導かれている気がする」と言います。そして、自分の中の何かが植物主体の、もっと軽い食事を摂るように促していると感じるそうです。以前は好きだった食べ物であっても胃が受け付けなくなり、肉や加工食品は耐えられないと言います。霊的な道を求めることと、食べ物を変えることがどうつながるのでしょうか?

人間はやがて動物たちを殺して食べるのをやめるようになる

   痩せ願望とは関係ないようですが、ビーガン食を始めると、一般的に体重やウエスト周りが減ります。霊性に関心のある人がビーガン(完全菜食)あるいはそれに近い食生活になるのは、内なる導きによることが多いようです。本書では霊性と完全菜食の関係を探ります。また生活の役に立つ日常的な方法も紹介します。完全菜食にするかどうかは、それぞれの魂の選択なのです。

   ビーガニズム(完全菜食主義)の歴史は古く、その多くが精神世界や哲学、宗教と結びついています。ヒンズー教や仏教などの東洋の宗教は、動物たちの生命の神聖さを尊び、菜食を実践しています。それは相手が動物であれ人であれ、苦しみを与えるならばカルマの法則により、後にそれは自分に返ってきて苦しむことになると信じているからです。

   このほかシーク教やクリシュナ信仰は、菜食をこの世の暴力を軽減するための手段とみなし、乳製品や肉食のために利用される動物は、無用な苦しみを与えられていると考えることから、完全菜食を実践するジャイナ教があります。

   バハイ教は信者に菜食を強制してはいませんが、聖典の中では「人はいずれ果物と穀物だけを食べるようになる。肉を食べなくなる時代が来る。人間にとって自然な食べ物は大地に育つものだ。人は、この自然な食べ物に除々に慣れていくだろう」と予言」しています。

   古代ユダヤ神秘主義の一派であるエッセネ派は、菜食主義を戒律としていました。
   特に火を通さない生の野菜と豆を好んで食べました。こうした食べ方が、優れた健康と霊的な清らかさにつながると信じていたのです。ギリシャ哲学のピタゴラスとセネカも、意識を高め、殺生による動物たちの苦しみをこれ以上この世界に与えないために完全菜食を奨励しました。

   このように哲学者や精神世界の指導者たちも、殺生を非人道的で必要のない行為とみなし、菜食を実践し奨励してきました。マハトマ・ガンジーは、「私にとって子羊の命は人の命に劣らず尊い。自分が生きるために子羊の命を奪うことはしたくない」と言っています。

   食を探求する旅の末にビーガンになる人もいますが、彼らは乳製品を含むあらゆる動物性食品を避けるようになります。ただ、霊的な生き方をするためにはベジタリアンにならねばならないわけではなく、肉を食べる人が霊的に低いということでもありません。当然、ベジタリアンが、肉を食べる人より善人になれるわけでもありません。菜食を選ぶかどうかは、この本書で探るさまざまな要因にもとづいて決めるべき、極めて個人的な選択なのです。

   霊性を求めていくうちに、一般的に食べ物の嗜好に変化が表れ、健康にもよい人道的に生産されたものを求めるようになります。それは霊的に波動が高まるにつれて、加工し尽された食品や、科学物質を過剰に含む食品や飲料、動物性食品(特に残酷な扱いを受けた動物の食品)を消化することが難しくなるからです。

   まだまだ肉食が幅を利かせている今の社会では、ビーガンになるのは簡単ではないかもしれません。しかし動物性食品を減らしたり摂らないよう導かれていると感じるなら、本書の中にそのための支えや答えが見つかるでしょう。



book『エンジェル・ライフ』 
     ドリーン・バーチュー&ベッキー・ブラック著 ダイアモンド社


                          抜粋

・後悔するのをやめて前向きに生きる

   私たちは誰でも人生のある時期、罪の意識にも似た後悔の念を持つ時、いつも過去にばかり目を向けてしまう。「自分はここで何をしているんだろう?」「これは本当に自分の人生なのか?」「自分があのときあんなことをしていなければ」「別の街に引っ越していれば人生は好転したのか?」「自分は結婚生活を続けていれば、あるいは離婚していれば、幸せになっていたのだろうか?」「お金のためでなく好きな人と結婚すればよかった」

   後悔の念は、何かをやり損ねたという経験から生まれるのだ。
   そして素晴らしいことにそれは、意味あることを実行するチャンスを逃したことに気づくことなのだ。さらにリスクを負うことを怖れる人々を悩ます後悔の念もある。それはおそらく、自分自身を信じるという自尊心が足りないからなのだろう。特に目標に向けた決心や必要な努力、それに伴う責任を負うことを怖れているのかもしれない。

   このほか他人に対する自分の行為や態度を思い出して感じる後悔の念もある。
   「自分の娘が子どもの時、あんなに怒鳴りつけなければよかった」「隣の人が病気になった時、もっと助けてあげればよかった」「父親にもっといたわってやればよかった」 こうした後悔の念は家族関係に関するものだ。ある時、口論をきっかけにその後何年にも及ぶ確執が残り、1歩譲って歩み寄ったり、「悪かった」と誰も言わないために家族関係に亀裂が入ってしまう。

   しかしありがたいことに、私たちは後悔の念を拭い去って、人生を好転させるために行動を起こすことができる。まず最初に、過去に起きた出来事は変えられないのだと理解する必要がある。過去はすでに過ぎ去ったもので取り戻すことはできない。私たちは「今」を生きることしかできないのだ。そして今できることは、自分の置かれている現状を見つめ、自分の持つ価値観と目標を再確認し、自分が望む人生の実現に向けた決意をすることである。

愛に反する教えは真実ではない

   ある集会で、私は50代半ばの1人の女性が目についた。
   彼女は私から見て左側6列目の通路側の席に座っていた。しかもその夜は、霊からのメッセージを受け取った人の多くが彼女と同じ列であったために、私がそちらを見て話すたびに、彼女の後ろに立っている容姿端麗な青年が目に入った。私はこの霊と話さなければならないと感じた。

   私はこの中年女性に訊ねた。「26歳くらいで亡くなったブロンドの青年を知っていますか?」「いいえ。知りません」彼女は答えた。それを聞いて青年の霊は、自分の望みを取り上げてくれたことに対して私に礼を述べ、自分が長年にわたって言いたかったことを伝えるこの機会を逃したくないという気持ちが私に伝わった。彼は私に想念を送り始めた。

   「ジェンまたはジェニーという人を知っていますか? それとボブかロブという名前を言っています。航海について話しています」 「まあ、なんてこと。そう、あの航海のことですね。それは私の甥のロバートで、ボビーと呼んでいましたが、彼は私の妹ジェニーの息子です。彼がここにいるんですか? 信じられない。ボビー、ごめんなさい」そういうとその女性は泣き崩れた。

   「クリスまたはクリスティンを知っていますか?」
   「はい、私がクリスティンです」「彼は死ぬ時1人ぼっちではなかったと、あなたに知ってほしいようです。あなたは間に合わなかったのでそのことを気にしていると彼は言っています」「あぁ、よかった。死に際に一緒にいられなくてごめんね、ボビー」

   「ところで、彼の母親を知っていますか?」と私は訊ねた。
   「もちろんです、私の妹ですから。彼は何と言っているのですか?」 すると突然ボビーは非常に強い感情を私に伝えてきた。「ボビーの母親は、このような集会を通して霊とコミュニケーションすることを認めていないそうです。それは彼女の信仰に反するからだと。その通りですか?」 「はい、彼の言うとおりです。妹のジェニーはとても信心深いですから」 

   「彼はメッセージを母親のジェニーに伝えてほしいと言っています。彼は母親を全面的に許しているので、後悔の念に浸っている必要はないと。その後悔でもう充分な気づきを得られたので、その感情は手放す必要があります。彼は彼女を誇りに思っており、彼女は賢いから、そうした恐怖心で人を縛るような信条を持ち続ける必要はない、と言っています」 「妹にそう伝えます」とクリスティンが言った。

   そのときボビーが、私に聖書を開いて見せてくれたことは興味深かった。
   「あなたは聖書を読みますか? 特にレビ記18章22節
(女と寝るように男と寝てはならない)を知っていますか?」私は訊ねた。「残念ながら知っています。それはジェニーが、同性愛者のボビーを非難するためにかつて持ち出した1節です。彼女は徹底したキリスト信者だったので、ボビーが間違った人生を送っていると考えていました。彼女は厳格な信条を持っていたので、ボビーが神の意志に反していると感じていたのです」

   クリスティンはさらに続けた。「妹は息子の考え方を変えさせるために、説き伏せようとしたり、悪魔祓いをしたり、それこそ何でもやり、あらゆる手を尽くしたけれど、ボビーはボビーのままだったんです。彼は自分を変えることはできなかったし、彼はあんなにいい子でした。しかも運悪く、彼は高校のバレーボールのコーチと親密な関係にあることが発覚しました。ジェニーの理想的な世界が崩れ落ちたのはその時です。そしてジェニーはこのままであれば息子と縁を切ると言い、ボブは考え方を変えなかったので、その後彼女は彼と関わらなくなりました」

   「それが16年前のことです。それから彼女は感情をぶちまけるようになり、街で同性愛者関連のイベントが開催されるたびに、教会の団体と一緒に抗議の行進をしました。そしてボビーは病気になって亡くなったのです」 私は言った。「ボビーは、彼の死後に母親がそのことを理解し始めたと言っています」 「はい。彼の死後、ジェニーは自分の信仰を見つめ直すことを始めました。聖書を熟読し、いろいろな学者と一緒に研究しました。そして間もなく、自分はそれまで間違ったことを教えられてきたのだと気づいたのです」

   クリスティンは続けた。「ジェニーは研究すればするほど、自分は宗教的な教えに裏切られたという気持ちが強くなっていきました。そして彼女は息子が罪深い人間ではなかったということもわかったんです。そうであったにもかかわらず、教会が息子を批判したので、それに同調して彼女も息子を批判したのです。それ以来、彼女は後悔の念に苦しめられています。そして彼女は、息子へのお詫びとして、また彼のことを忘れないために何かをしようと考えました」 

   「彼女は何をしたのですか?」私は訊ねた。
   「ジェニーはエイズの活動家になり、憎しみではなく愛を説きながら、米国内をあちこち旅して回っています」 ボビーは涙を流していた。そしてもう1つ彼には伝えたいメッセージがあった。「”お母さんに、大好きだと伝えて”と言っています」

   私たちはジェニーのように、さよならを言う前に、あるいは否定的な感情を修復する前に愛する家族を失うと、後悔の念に駆られる。「あの時ああしていれば・・・」というような、答えの出ない疑問を抱えたまま生きていくのは辛いものだ。私のところには実際に、日々の後悔で苦しむ人々からの手紙がこれまでに数千通も寄せられている。彼らは普通の生活を送りたいのに、健全で建設的なやり方で現状に対処しない限りは、ただ心の痛みにふたをしているに過ぎない。

   この世から次の世界に「後悔の念」を持ち越すと、どのような悪影響があるかを知っておくことは誰にとっても非常に大切なことだ。霊の世界はこの現世よりも精神性の高い世界なので、すべての想念や感情は増幅され、次の世界に持ち込まれた感情的堆積物はすべて肥大化してしまう。現世で選択した自分の内面は、霊界では誇張され、ありのままがさらけ出されることになる。つまり霊的世界では自分の想念や感情など何も隠すことができない。

   あなたの性格や人格的特質はすべてが顕わになり、誰の目にも明らかに見えるものとなる。それは精神的、感情的にまる裸になるのと同じだ。この事実からわかることは、残念ながら人は次の世界に行っても、現世で自分が向き合うことを避けたり、逃げてきた問題はそのまま持ち越されることになり、解決されることはない。だから私の最善のアドバイスは、今すぐにでも、自分が逃げている、背を向けている問題に対処し解決することなのだ。

   現世で抱えた後悔の念が次の世界ではより増幅され、それが苦しみをより大きく感じている霊たちの辛さを想像してみてほしい。私がしばしば耳にするのは、”生きている間にこうなると知っていれば、もっと違った行動をとっていただろう”と嘆く霊たちの声である。



   Unfinished   Business
book『人生を、もっと幸せに生きるために』 
     ジェームズ・ヴァン・プラグ著 エンジンルーム/河出書房新社


                           抜粋

 

・この世界へ繰り返し戻る理由の1つは「依存症の克服」

   依存症はおそらく、ほとんどの現代人が直面している悪影響をはらむ、一般的な障害の一つである。通常「依存症」という言葉は薬物やアルコールへの依存を指すが、実際にはもっと広い意味で使用される。そして私たちのほとんどは、少なくとも何らかの依存症を抱えていると言える。

   依存症の定義は強迫観念、繰り返される脅迫行為、生理学的あるいは精神的な過度の依存である。生理学的な定義が、脅迫観念や薬、非合法薬物、またアルコールなどの物質に依存することだ。その摂取をやめると、体内で禁断症状が起きる。

   精神的な依存症は、衝動的なギャンブル、セックス、食べること、買い物、インターネットサーフィン、テレビ、仕事、ビデオゲーム、人間関係などがある。この種の依存症も自意識を麻痺させる。こうした行為には目立った禁断症状はともなわないが、その依存傾向は他の依存と互いに結びついて物質への依存症と同じくらい、深刻な悪影響がでる場合がある。

   依存症に陥る要因はたくさんある。
   遺伝的な依存症もあるが、家庭崩壊や虐待、感情的なストレスなど、子ども時代の未解決の問題が原因で、現実逃避の行動として表れる場合がある。自尊心の欠如も依存的行動の原因となる。それは自分を愛するという自己愛が足りないため、その心の隙間を埋めるために常に自分の外側の物や人に目を向けるからだ。

   何かに依存的になる人は、非常に神経質だったり、とても感情的だったり、傷つきやすいのかもしれない。こうした人々は普通に日常生活を送るのが難しかったり、その意志がなかったりするために、意識を変容させたりすることで現実逃避する。つまり日常生活を送る代わりに、辛さを感じなくてすむように自分の感覚を何らかの手段で麻痺させるのだ。彼らは依存的な行為からしか満足を得られないので、何とかして再びその満足を手に入れようとする。

   彼らが瞑想のようなシンプルな方法で、依存を断ち切れることを知っていたら、そうはならなかっただろうと思う。瞑想をすると、高次元の意識に目覚めるだけでなく、すべてはつながっているという一体感や平和が得られ、幸福感が高まり、視野も広がる。依存症の治療は、その種類と重度によって異なるが、一般的にはまず必要なことは、症状を改善して依存を断ちたいと強く望むことだ。またその依存が始まったきっかけを探る必要もある。重度の症状に対しては心理カウンセリングが必要になるだろう。

私たちはどこかで必ず依存傾向を克服しなければならない

   数年前、複数のゲスト講師からなる週末のセミナーの1講師として、私が講演していた時のことだ。客席にいた2人の若い女性が私の目を引いた。それはその女性たちの横に霊が立っており、その霊は絶え間なく何か数を数えているように見えたからだ。私は面白く思い、その2人の女性に近づいた。

   名前を訊ねると、2人はデボラとバーバラと名乗り、姉妹だと言った。
   私は目を閉じて彼女たちのエネルギーを感じ取り、横に立っている霊を見ると、その女性は常に数を数えており、私のことは気にしていない様子だった。「お2人の横に、あなた方よりも年上の女性が立っているのですが、ここにいることにまったく無関心で、彼女はいつも数を数えています。誰なのか心当たりはありますか?」

   2人は顔を見合わせ、驚いて口を大きく開けると、「お母さんだわ!」と姉のデボラが叫んだ。「お母さんはなぜ数を数えているのですか?」私は訊ねた。バーバラは言った。「母は物を溜め込む癖があったんです。家には以前からたくさんの物があり、それが床から天井までびっしり積み上げられていました。それを嫌がる私たちが何かを捨てていないかと調べるために、母はいつもそれを数えていたんです」 私は驚いて、「信じられないことに、お母さんはまだ数えていますよ」と私は笑みを浮かべて言った。

   デボラが話してくれた。
   「母は私たちが何をするかわからないので、私たちを家から追い出したのですが、正直なところ、私たちは家を出られて喜んでいました。あのお化け屋敷のような、物でいっぱいのところで暮らすのが耐えられなかったからです。どの部屋へ行くにも、やっと通り抜けるくらいのスペースしかなく、多くの物が置いてありました。私たちはそれが恥ずかしくて、友人たちはみな、母をおかしい人だと陰で言っていました」

   この母親の霊から私に多くの情報が送られてきた。
   「お母さんの名前はアン、あるいはアンナですか?」「アンヌマリーです」 私は少しめまいがしたので、「お母さんはお酒が好きでしたか? 酔ってふらふらする感覚が彼女から伝わってきます」 「母はアルコール依存症でした。ウォッカの空瓶が溜まっておりそれすら数えていました。たばこも吸っていてヘビースモーカーでした」 「3つの依存症ですか!」と私は驚いて言った。

   するとアンヌマリーは数えるのをやめて私を見た。
   彼女が想念を送ってきたので、「えぇ、聞こえていますよ」と私はテレパシーで答えた。彼女は娘たちが座っているところへ行き、1人ずつ抱きしめた。「お母さんはネックレスと指輪のことを言っていますが、今着けていますか?」「はい、私は母の指輪をしています」 バーバラは私の言葉を遮って言った。「母は大丈夫なんですか?」 

   「お母さんは亡くなったとき、依存症も一緒にあちらの世界へ持っていったと言っています。自分の依存症が2人の娘にどれほど悪影響を与えたかが、今やっとわかったそうです。特に物を溜め込むことに夢中になり、それに加えて飲酒と喫煙も病みつきになっていた。お母さんの心はある意味汚染されており、そのために自宅が自分の監獄のようになりました」 「あちらの世界でも、母は同じことにまだ依存しているのですか?」バーバラが訊ねた。

   「お母さんはある治療のグループに参加しているそうです。
   最初向こうへ行ったばかりの頃は、低次元の暗くて怖ろしい環境で過ごしていたそうです。そこにはお母さんと同じような人たちがたくさんいました。それは大勢の酔っ払いです。しかし現在は、生前からの依存症を抜けられなくて苦しんでいる人々と同じところにいます。そこではみんなが依存症を克服しようと努力しています」

   バーバラが言った。「私たちは母が亡くなる前に、さよならを言うチャンスがなかったんです。私たちはあの家のことで大喧嘩し、あの家が危険判定を受けられるよう申請しようとしたからです。母の物を溜め込む癖と飲酒と喫煙で、私たち家族は崩壊すると思ったのです。それで母は激怒したのですが、そのことを私たちはとても後悔しています」「私たちはどんなことがあっても、今でも母のことは大好きだと伝えたいです」とデボラは言った。

   「お母さんは自分のせいで、2人を苦しめたことを今は申し訳なく思っています。お母さんはあなた方のお父さんに会いたがっていますが、お父さんは別のところにいます。勉強が好きだったお父さんは、今は心穏やかに過ごしています」と言うと、アンヌマリーからさらにメッセージが送られてきた。

   「お母さんは今やっと気づき、前よりもずっと解放された気分だと言っています」 
   あるグループに属していてこのグループの霊たちは、この地球の世界をあちこち回りながら、飲酒や喫煙をやめるようにバーやクラブにいる若者たちに働きかけているんだそうです」 「すばらしいわ、お母さん!」とデボラとバーバラは声をそろえて言った。

   リーディングをしていると、依存症がからんだ問題が多いことに気づく。
   つまり、何かに「病みつき」になった人々が大勢いるということだ。この世界は依存症が蔓延する世界であり、私たちの多くが繰り返しこの世界へ戻って来る理由の1つは、依存症を克服することだと、私は霊界から聞いている。だから霊たちは、私たちがこの世に生きている間に、依存傾向を克服することを強く望んでいるのも確かだ。

   そうでなければアンヌマリーのように、依存傾向をそのまま次の世界へ持ち込むことになり、それをいつか克服しない限りは、霊的な成長や進歩をすることができない。現世であれ霊界でであれ、どこかでそれをしなければならない。霊が持つ依存的な欲望をこの世に生きている間に克服しておけば、心に残る遣り残しが1つ減るというわけだ。



  Unfinished  Business
book『人生を、もっと幸せに生きるために』 
     ジェームズ・ヴァン・プラグ著 エンジンルーム/河出書房新社


                           抜粋
   
   

・許すことで解放と喜びの中に生きる

   初めてロサンゼルスに引っ越した時、私はミッドウェイ病院の臨時職員として働いていたことがある。私には病院で働きたいという気持ちはまったくなかったので、なぜそうした仕事につき、しかも長期にわたってそこへ勤めたのか自分でも不思議に思う。しかし振り返ってみる時、あの病院で勤めることで私は多くの教訓を得られたということがわかる。次の話もそうだが、私はそこでもっとも大きな教訓の一つを学び、許しに関するこの教訓は、私に非常に大きな喜びを与えてくれた。

   病院の水曜日勤務では、私はたいてい記録保管部でファイルを整理することになっていた。それはやや単調な仕事だったが、しかし午後になると私には楽しみがあった。それは2時になると、あるボランティアがやって来ることになっていたからだ。こうしたボランティアたちは溌剌(はつらつ)とした高齢者たちで構成されており、ゲストサービスデスクやギフトショップの運営をはじめ、事務局の手伝いや病院の職員を支援するためのあらゆる雑務をこなしていた。

   この病院は、フェアファックス地区と呼ばれる圧倒的にユダヤ人が多い地域にあったので、ボランティアのほとんどはユダヤ人だった。私は病院で勤務するうちに、このような多くのボランティアの人々と親しくなり、そのうちの1人と特に仲良くなった。彼の名前はアートといった。アートは水曜日の午後にやって来て、ファイルのフォルダーにラベルを貼る作業を何時間も手伝ってくれた。私たちはいつも、人生について活発な議論をした。このようにして私たちは数ヶ月を一緒に仕事をした。

   ところが11月のある日の午後、いつもの時間にアートは姿を現さなかった。
   翌週の水曜の午後にも来なかった。それで私は上司に訊ねると、彼女はこう言った。「聞いていなかったの? 彼はこの病院に入院したんです。3階の病室にいますよ」

   私は休憩時間になると3階にいってアートを探した。
   廊下をずっと歩いて行くと、彼は307号室にいた。彼が車椅子に座っているのが見え、私が病室に入ると、アートはいつもの陽気な挨拶をした。「やぁ、ジミー!」 「どこが悪いの、アート?」 私にはアートがそれほど具合悪そうに見えなかったので、少し困惑して訊ねた。「癌だよ」と彼は答えた。

   すると咳きの発作が始まった。
   しばらくして呼吸が正常に戻ると、彼は私のほうを見てしわがれ声でこう言った。「ジミー、一つお願いしてもいいかい?」 「もちろんですよ、アート。何でも言って」 私はそれを聞いてとても気の毒に思った。アートは近くに親しい家族がいないと話してくれたことがあったからだ。彼の家族のほとんどは亡くなっているかヨーロッパで暮らしていた。私は彼の孫になったような、そして彼が私の祖父になったような気がしていた。

     「ジミー、ギフトショップに勤めているベン・シルバーさんを知っているかい?」「ええ、もちろん」 「できる時でいいから、彼を私のところに連れて来てくれないかな?」 私はうなずいた。アートはまた咳きをし始めた。私は彼の背中をさすって、ベンを連れてくることをもう一度約束した。

   次の週、私はベンがギフトショップを担当しているかどうか確認しに行くと、彼はその日の担当だった。それで私はギフトショップに入ってこう言った。「アートがあなたにちょっと会いたがっているので、私と一緒にアートの病室に来てもらえないでしょうか?」 ベンは困惑した表情で、「でも私は、アートのことをまったく知らないよ。どうして私に会いたいのかな?」 私はベンの質問に答えられなかったので、肩をすくめてこう言った。「彼にとっては重要なことみたいですよ」

   私は数日間アートに会っていなかったが、彼の病室に入ったとき、私は彼を見て驚いた。アートはげっそりとやせ衰えて、まるで抜け殻のようだった。まるで別人だった。それは私が知っているかつての陽気なアートではなくなっていた。その病室には死臭が漂い、不安を掻き立てるような光景の中にモニターの発信音と、アートの口に装着されている人口呼吸器の呼吸音が鳴り響いていた。ベンはとても落ち着かない様子だった。

   私たち2人はアートのベッドに近づいたが、アートは眠っているようだった。
   私はかがむと小声で彼の名前を呼んだ。アートは目を開き、部屋の中を見回してから私の顔に視線を向けた。私が誰だかわからないようだった。「やぁ、アート。私ですよ、ジミーです。覚えていますか?」 アートは、私に会ったことはないという目で私を見た。

   すると突然、彼の表情が変わり、私を思い出したようだった。
   「あぁ、ジミー、ジミー、頼みを聞いてくれたかい? 彼を連れて来たかい?」 「ええ、アート。彼はここにいますよ」 ベンはアートに歩み寄って、彼の耳元で叫ぶように言った。「こんにちわ、アート。ベンです。はじめまして。具合はいかがですか?」

   するとその瞬間、アートはベンの手を掴むと堅く握り締めた。
   彼は泣き始めた。「ベンか? そうなんだね?」 「ええ、アート。ベンです。どんなご用件でしょうか?」 「君はユダヤ人かね、ベン?」 この病院のほとんどすべてのユダヤ人のボランティアが、地元の彼らの礼拝堂に通っていることを考えると、そんな質問は奇妙に思えた。なぜそんなことがアートにとって重要なのかと、私は興味を持った。

   「えぇ、アート」とベンは答えた。
   「もちろんユダヤ人です。どうしてそんなことを聞くのですか?」 私はベンが腰掛けて話せるように椅子をベッドの横へ置いた。私は2人の老人を見つめながら、アートがベンにつぶやく言葉に耳をそばだてた。

   「何、アート? 聞こえないよ。もっと大きな声で」ベンが言った。
   「私は君に謝りたいんだ。申し訳ない。許してくれるかね? 君の許しが必要なんだ。君に許してもらうまでは、私は旅立てない」アートは懇願した。「何のことだね?」 「君に許してもらいたい」 「わかった、許してあげるよ。でも何を許すのかね? 私の許しが必要とは、あなたは何をしたというのかね?」

   アートは呼吸器を通して何度か深呼吸してから、小声で言った。
   「申し訳ない。私は戦争中にポーランドに住んでいた」 この言葉を聞くとベンの目が輝いた。アートは頭を垂れて、ベッドに掛かっているシーツを見つめていた。「私はナチス親衛隊にいたんだ。そしてたくさんのユダヤ人を殺害した。そんな自分を許せないでいる。私は間違ったことをしたから、許しを請いたい」アートの目には涙があふれていた。

   アートの告白に、ベンと私は2人ともショックを受けた。
   「お願いだから、君に許してもらいたい。頼む」 ベンはアートの手をほどいて、椅子に再び腰掛けた。まったく信じられないといった面持ちだった。そしてベンはつぶやいた。「私の母、父、叔父、叔母、そしていとこたちはみんなあの収容所で殺された。私は何年もナチスの親衛隊を呪い、つばを吐きかけてきた」 ベンはうつむいて泣き始めた。

   そのまま数秒の沈黙が過ぎた。
   そしてベンは頭を上げるとアートの手をつかんだ。「わかった、アート。気の毒な友。あなたを許すよ。あなたとあなたの正気を失わせた人たちのことも許す。私が許さなかったら、あなたが私の家族を殺したときと同じように、私は罪びとになってしまうだろう。そう、あなたは許されたよ」 この2人の間の素晴らしいやりとりを目の当たりにしていることが、私には信じられなかった。私の目も潤んでいた。

   2人はしばらく沈黙していた。
   そしてベンは立ち上がり、アートの手を軽くたたくと、病室を出て行った。私はアートに近づくと、彼のまゆ毛をなでた。彼がもうすぐ旅立つのだということがわかった。  

   「さようなら、アート」私は言った。彼は目を開け、私の目をじっと見つめた。
   「さようなら、ジミー。ありがとう」

   許す行為は、この世で学ぶことがもっとも難しい教訓の一つだ。
   それはエゴを手放し、優位にある立場を手放さなければならないからだ。しかし許しという行為によって、人生におけるすべての面でどれほど劇的な変化が起きるかは言い尽くせない。それはたとえアートのように、人生の最後で許された場合であっても同じである。

   誰かを許すことによって幸福と健康への扉が開くだけでなく、私たちは充足感と喜び、そして思いやりに満たされるようになる。この許すという行為で、アートとベンは2人とも、これまでずっと心の傷となっていた残虐行為から、魂を解放することができたのだった。



  Unfinished  Business
book『人生をもっと幸せに生きるために』 
     ジェームズ・ヴァン・プラグ著 エンジン・ルーム/河出書房新社


                          抜粋
   

・あなたが私をどう扱うかがあなたのカルマをつくる

   意識という魂がさらに学んで経験を重ね、霊的存在として進化することを望むならば、新しい肉体を得て生まれ変わることができる。生まれ変わりは魂をさらなる成長に向けて、チャンスを与える有効な手段と思える。それによって魂は以前には逃してしまったチャンスをもう一度手にし、前の人生で作ってしまったカルマのバランスをとったりすることができる。

   長年にわたり何千人という多くの人々が、過去世を思い出す経験をしている。
   そのきっかけはデジャヴと言われる鮮明な夢であったり、理由もなくある場所に引きつけられたり、催眠による退行療法であったりする。過去世の体験は消えることなく、魂という意識に刷り込まれているからだ。その魂の記憶が呼び起こされると、重要な前世での出来事が思いだされ、過去から引き継がれて、現世で解消しつつあるカルマも明らかになる。

   私がこれまでリーディングをしてきた人々のうち、その多くの人々は、霊界にいる家族に対してある疑問を投げかける。それはなぜある出来事が現在の自分に起きているのか、なぜ自分に意地悪をする人がいるのか、というようなことだ。霊からは、自身の前世とのバランスをとる必要があるからだという返答のものが多い。言い換えると、魂という意識がより完全な状態になるように、借りは返さなければならないということだ。次の話は過去のカルマの借りを返すために、複数の魂が同時にに生まれ変わったという驚くべき例である。これは私の心に深く残っているリーディングの一つである。

   何年か前のこと、私はラグナビーチのホテルで集会を開いていたが、そこへある母親たちのグループが来ていた。みんなで自己紹介をし少し瞑想をしたあと、母親グループの1人の女性の後ろに、ウエーブのかかった茶髪の青年が立っているのが私に見えた。その女性に「ボニー、青年がここに来ていますが、あなたの息子さんだと思います。19歳くらいで、銃の絵柄のTシャツを着ていますよ」と言うと、ボニーは涙ぐみながら、隣の女性の手を握りながら言った。「はい、それは私の息子のトビーだと思います」

   私はトビーが死んだ時の衝撃を感じ始めた。
   突然、頭がクラクラして、次の瞬間すべてが真っ暗になった。「息子さんは自動車事故で亡くなったのですか?」と聞くと、ボニーと隣の女性は同時にうなずいた。「彼は今、他のお母さんたちの息子さんたちとも一緒にここに来ていると言っています。彼らは学校の友達で、いつも一緒に過ごしていたそうです。そして銃や、映画『プラトーン』(ベトナム戦争を描いた映画)、それにベトナムに強い興味を持っていたと言っています。そうですか?」 

   するとボニーの両側に座っていたパティーとシャロンが言った。
   「私の息子もベトナムと『プラトーン』に夢中でした」「あの子たちはまるで三銃士のようでした。どこへ行くにも一緒で、戦争の話が好きで、特にベトナムの話に強い関心を持っていました」

   彼女たちが話していると、あとの2人の青年の霊も姿を現した。
   3人とも同年齢のようだった。彼らはいつも一緒にいるのが当然であるかのように、幸せそうに見えた。私は3人の青年に、事故の様子を見せてくれるように頼んだ。その光景はすぐに私の心に送り込まれた。

   黒のジープ・チェロキーの前の座席に3人が座っているのが見えた。
   特にカーブになるとスピードを上げていた。トビーがラジオのボリュームを上げようと笑って頭を下げた。その時、向こうから車が来て、トビーはハンドルにしがみついたが、ジープは道を大きく外れて電柱にぶつかった。車は炎に包まれた。3人の青年は車内に閉じ込められたまま、燃え上がる車の中で亡くなった。

   私はこの光景を説明しながら会場の人々に目をやると、その母親たちは互いに手を握り締めながら慰めあって泣いていた。するとボニーが私に質問した。「あの子たちはなぜあんな死に方を、しかも自動車事故で死ななければならなかったのでしょうか?」と。私は言った。「あなたの息子さんは、ああいうふうに死ななければならなかった、と言っています。それは返す必要のあったカルマの借りだったそうです。もう一方の車(対向車)に乗っていた2人の女の子たちは無傷だった。そうですね?」 彼女たちはうなずいた。私は3人の青年に、返さなければならなかったカルマの借りについて、詳しく説明してくれるように頼んだ。

   「あなた方の息子さんたちは今回の前の人生では、ベトナム戦争で一緒に従軍していたそうです。おそらく1960年代末のことでしょう。さて今は、満月の光景を見せてくれています。なるほど。これは旧正月に起こった出来事です。この3人の兵士たちはベトナムの現地でジープを乗り回し、ベトナム人を探していた、と彼らは言っています。しかも3人とも祝いの酒で酔っ払っていました。

   そして、車を見つけその中に、ベトナム人の夫婦が隠れているのを見つけたので、彼ら3人はジープを飛び降りると、そのベトナム人を罵り悪態をついた。そして彼らが車に向けて銃を撃ち始めると、その車は炎上した。その夫婦は中に閉じ込められたままで。何てことだ! 3人はそこに立ったままで、ベトナム人夫婦が焼け死ぬのを見ているだけだ」

   私が目にした光景すべてを、頭の中で整理するために数分を要した。
   客席の人々は静かに座っていた。その見せられた光景は信じられないほど悲惨なものだった。母親たちは3人とも、息子たちの前世で行なった残忍な行為を聞きながら泣いていた。私は言った。「まさに偶然というものはありません。現世での自動車事故は、対向車に乗っていた2人の女性の責任ではなかったのです。さいわい、彼女たちはかすり傷一つ負わなかったのです」 

   シャロンが質問した。「でも前世で息子たちは最終的にベトナムで死んだのであれば、なぜ現世でもう一度死ななければならなかったのですか? カルマの借りはあの戦争で返したのではないのですか?」 私は答えた。「必ずしもそうではありません」 私は3人の青年の霊に、兵役で召集されたのかをたずねた。「トビーが、3人ともベトナム戦争の志願兵だと言っています。彼らは国のために戦うことに熱意を持っており、入隊して武器を使いこなすことを望んでいました。しかし罪のない人たちを殺すという動機は不純なものでした。しかも不当で残酷な動機でした。それが彼らのカルマの借りなのです」

   すると3人の青年の霊たちは、母親たちに苦しみを与えたことを謝罪した。
   「トビーはこう言っています。僕たちのために泣かないでほしい。僕らは借りを返さなければならなかったんだ。そして今は3人とも自由になっている」と。

   このことがあってから数ヵ月後、(亡くなったトビーの母親)ボニーは、息子たちの自動車事故に巻き込まれた対向車の、2人の女性たちの自宅を訪ねた。その女の子たちは息子たち2人と同じ学校で、クラスメイトだったので知り合いだったのだ。ボニーは痛みが完全に癒されるための最後の行為として、こうする必要があると感じていた。

   2人の女の子たちの母親であるミッシー・ホームズさんが玄関ドアを開けてくれ、ボニーは自分の訪問を快く受け容れてくれたことにお礼を述べた。2人の母親はあの事故についてしばらく語り合った。ボニーが私のリーディングのことと、青年たちがベトナムに夢中であったことについて話すと、ミッシーは貴重な情報を提供してくれた。

   「あなたの息子さんが、ベトナムに強い興味を持たれていたというのは奇遇ですね。実は私の娘たちもベトナムが大好きで、いつか行ってみたいと言っています。それに彼女たちは2人とも、強迫観念に取り付かれたように火を怖がっているんです。しかも火事に備えて、耐熱ロープを窓の外に用意しているほどなんです。室内に閉じ込められるのをひどく怖れているんです」

   ボニーはそれを聞いて、息子トビーの人生とこの2人の娘さんの人生との関わりをどう説明すればいいかわからなかった。自分の息子が霊界から、彼女たちの火に対する恐怖心を取り除く手伝いができればいいがと願った。自動車事故に巻き込まれた2人の女の子は、あの日ベトナムで焼け死んだ夫婦なのかもしれない。しかし重要なのはあの3人の青年は、自分たちの行なったあの残忍な行為に責任を負っていたということである。つまり、彼らは蒔いた種を刈り取らねばならなかった。

   カルマは罰ではなく、自分の行為と態度のバランスをとる手段として起きてくるものだと心に留めておいてほしい。またそれは同時に、魂を進化させる学びの手段であり、愛の法則に反したすべての行為の結果とバランスを取る手段でもある。私たちは前世から持ち越したネガティブなカルマを取り除くために、たくさんのチャンスを今回の人生で与えられている。そして当然、霊的存在である私たちはこれまでにもさまざまな場所で、数多くの人生を生きてきているということも、私に示されている。

   私はある時、信号待ちで止まっていた時の経験を思い出す。
   前の車に、私が一生忘れることができないバンパーステッカーが貼ってあった。それにはこう書いてあった。「あなたが私をどう扱うかがあなたのカルマをつくり、私があなたにどう対応するかが私のカルマをつくる」 このことわざは私のお気に入りで、この言葉を毎日肝に銘じている。



   Unfinished  Business (死者からのアドバイス)
book『人生をもっと幸せに生きるために』 
       ジェームズ・ヴァン・プラグ著 エンジンルーム/河出書房新社


                          抜粋
   
   

・私たちが生きる目的は、多くの体験を通して教訓を学び意識を進化させること

   過去30年間において、カルマの概念は米国の主流文化に浸透した。
   しかしほとんどの人はカルマはある種の罰だと考えていることから、正しく理解されているとは言えない。カルマは罰ではなく、因果応報という概念である。カルマについての説明はそれぞれの宗教の教えによってやや異なるが、基本的な考え方は同じである。それは行為の原因と結果だとする定義であり、つまり自ら選択した行為によって、自らが現世、あるいは別の人生において体験する経験が決まってくるという原理だ。

   カルマは常に輪廻という、古くからあるもう一つの概念と密接に結びついている。
   そしてキリスト教徒を除く、世界のほとんどの人々が輪廻を信じている。生まれ変わるという概念は、キリスト教の教義に本来あったものだが、325年のニケア公会議において削除されている。なぜ削除されたのかは推測の域を出ないが、輪廻という概念は教会の教父たちにとって不都合だったのだと私は考える。つまり、信者たちを現世でコントロールするためには、彼らの罪は来世で正すことができると知らせたくなかったのだろう。

   これまで何世紀にもわたり、カルマを取り入れた宗教では、それを道徳律として誤解されてきた。実のところカルマは道徳とは何の関わりもなく、単なる因果関係という自然な宇宙の法則に過ぎない。単純に言えば、与えたものが返ってくるということだ。何らかの行為は結果を起こし、出来事は状況やそれにかかわる人によって引き起こされる。カルマの概念をよく理解するならば、自分の思考や言動から生み出されるすべての出来事など、自分の人生に責任を負っているのは私たち1人1人なのだと気づくだろう。

   霊界においては、カルマは善い悪いで判断されることはまったくないようだ。
   カルマは経験を積んで学ぶための単なる手段であるために、そこには偏(かたよ)りがない。私たちはこの世での人生において、さまざまな多くの教訓を学ぶ必要がある。そしてその体験は、あらゆる角度から総合的に理解されなければならない。

   たとえば「無私無欲」について学ぶ必要がある人の場合、自分の許容範囲を超える状況に置かれることがある。裕福な人が、お金に困っている人を助けることができたのか? あるいはお金のない人が、自分の状況を心配するあまり誰も助けなかったのか? いずれの状況に置かれたとしてもそこで学ぶべき教訓は、さまざまな状況で人がどのような行動をとるかを観察することだ。つまり、自らの状況や限界を乗り越えて、それを実行できたかどうかということだ。

   カルマを運命や定めと混同している人も多い。
   これはまったく異なるもので、運命や定めと思っているものは変えることができるが、カルマつまり行為の結果は変えることができない。たとえば有名な歌手になる運命を持っている人がいるが、そのためには彼はアルコール依存症という過去のカルマを解消しなければならない。しかし彼が現世において再びアルコール依存症になることを選択した場合、カルマの教訓を学んでいないことから、本人の本来の運命は変わってしまう。一方でアルコール依存症を克服してカルマの教訓を学んでいれば、彼は自分の運命を実現できていただろう。

   カルマの存在を証明することは不可能だが、私たちが選択した行為の結果としての物事は起きており、カルマという原因と結果を作り出すことで、私たちは将来の結果を変える力を持っているのだ。私たちは自分の行為と結果に責任を負うものである。別の言い方をするならば、何かを壊した場合、弁償しなければならない! ということなのだ。

   私の記憶に刻まれているある言葉がある。
   それは、「あなたが運命付けられた道を歩んでいるならば、すべてがうまくゆきます。それは宇宙からのメッセージです。運命付けられていない道を進むと、その過程であらゆる障害に阻まれます。これは足を止めて状況を見つめ直し、本当にこれは”あなたがやるべきことなのか”どうかを自問するべきだという宇宙からのメッセージです」 私はこの言葉が真実だと思える体験を何度もしたことがあるので、私たちは運命を逸れてまったく異なる道を進むこともあるという考えに同意する。それは私たちの自由な意志なのだ。

   しかしこの考えは、困難であるか容易であるかは別として、人がその体験から教訓を学ぶということまで排除しているわけではない。なぜなら私たちがこの世界にやってきた理由は、内なる意識が理解を深めて高次元にふさわしい魂に成長することだからだ。では霊界は、私たちの日常生活に関与することで、私たちが自分の運命に沿って生きていけるように援助してくれるのだろうか? あるいは出来事を起こして私たちを助けたり、怖ろしい体験を回避させてくれるのだろうか? 

   私はこれまでこうした疑問を霊たちに投げかけてきたが、返ってきた答えはほぼ変わらない。霊たちは、人のカルマ(因果応報)に介入することは絶対にないと言う。なぜならカルマ(原因と結果)は、必要な学びのために出来事が起きる自然な流れだからだという。だが彼らは、愛に基づいてそうした選択ができるように、人に影響を与えることはできる。しかしそうであっても、選択をするのは私たち自身である。

私たちが生きる目的は、多くの体験と理解から意識の進化を達成すること

   私がしばしば受ける質問は、どうして自分の人生はすべてが苦しいことの連続なのか、というものだ。そのとき私は、教訓を学ぶのは簡単ではないからだと答える。人生で最大の問題を引き起こす状況や人は、教訓を学ぶための素晴らしいきっかけでもある。逆境や困難の状況を乗り越えるためには、自分の魂の奥深くを見つめ、以前には気づかなかった自分の存在の持つ強さを引き出さざるを得なくなる。この世で私たちが生きる目的は、できる限りの成長を遂げて多くの理解を深めることである。そのために霊たちはこの世界にいる私たちが目的を達成して欲しいために、それぞれが受けているテストの答えは教えられないのだ。

   個人のカルマ(因果応報)のほかに、グループ・カルマというものがある。グループには民族や国家、企業あるいは業界、職場の同僚、家族など、さまざまな社会的ネットワークが含まれる。そして私たちは誰もが、特定のグループや家族に繋がることを選択している。それは私たち自身が互いにカルマ的な繋がりを持っているからである。「友達は選べても、家族は選べない」という人々がいるが、実際にはそうではなく、私たちは生まれてくる前にちゃんと家族を選んで生まれてくる。そこにある基準は、自らの進化のために体験して会得しなければならない、グループ・カルマの重要な学びがあるかどうかの見極めである。

   そしてグループが学ばなければならない教訓というものがあり、それが体験できる可能性を最大限高められるように、それぞれが演じる役割が割り当てられる。つまり簡単に言うと、家族や親戚、あるいは友人などを含む魂のグループは、これまでの人生において一緒に何度も経験をすることで、さまざまな教訓を学んできている人々なのだ。

   だからある人生では家族構成において、あなたは父親であったが、別の人生では子ども、あるいは祖父・祖母であったかもしれない。どんな役割であるかが重要なのではなく、そのグループが教訓を学ぶための力学的関係が働き、そこに繰り広げられる人間関係から教訓を学びながら、経験豊かなバランスのとれた魂に進化することだ。経験こそが、教訓を学ぶ最高の手段なのである。

   グループ・カルマや集合カルマについて説明するとき、私が好んで使う例がある。
   それはグループの集合的なエネルギーを感じるとることだ。グループを前にして舞台へ立つと、その観客がどのような人々かが私には10秒以内にわかる。彼らが心を閉ざしている人々なのか、理解ある人々、あるいは真面目な人々、悲しみに打ちひしがれた人々、信じる気持ちを持たない人々、好奇心旺盛な人々なのかがわかる。つまり、そのグループが発しているエネルギーを感じ取るのだ。

   私たちは1人1人が特有のエネルギーを発している。
   しかしそれがある人数の一まとまりの観客として集まると、どのような状況であれ、私たちはその人々のグループのエネルギーと同化する
。(本来、意識は個別に切り離されてはいない) たとえばあるパーティやイベントに参加したときのことを考えてみるといい。それは楽しいパーティだったか? それとも退屈なパーティだっただろうか? その場の雰囲気というものはそこに集まる人々のエネルギーで決まるのだ。その会場から発せられているエネルギーから、幸福感を持つ参加者が多いのか、不幸せだと感じている参加者が多いのかを感じ取ることができる。

   人は、この世で特定の人種や民族、宗教あるいは少数民族の一員となることで、必要な教訓を学び、カルマ(因果応報)として果たすべき義務を行なう。それは特定の企業や職場などに身を置くことで、そこでしか経験できない状況や人間関係から学ぶためだ。そうした状況や環境は、魂の成長と理解を深める学びの過程において影響を与えるが、個人のカルマだけでなく、グループにおける相互のエネルギーが作用している。

   さらに、私たちが特定の国に生まれるのも、その国と何らかのカルマ的な繋がりがあるからだと私は信じている。同時に、国というものもカルマの義務を果たして進化しなければならない。だからその国に住む私たち1人1人は、その国とともに進化するということだ。国家も個人と同じように、善い行いや悪い行いをするのだと心に留めておかねばならない。それは国が何らかの行動を起こすたびに国民の連鎖反応を生み出すことから、各国は常に正しいことを行なうチャンスが与えられている。

   国のカルマを理解するための鍵は、その国のリーダーの行動の背後にある動機である。これまでに、ジョージ・W・(子)ブッシュが大統領として果たした職務について、また彼が作り出した米国のカルマについての逸話や記事が数多く見られる。イラク戦争を始めたブッシュ氏の動機は何だったのか? それは選択肢の中で最善の選択だったのか? 彼の動機は純粋なものだったのか? 人類にとってそれは利益があったのか? それとも強欲と過去世の争いごとに由来するネガティブなカルマだったのか? 目的は本当にイラク国民の独立だったのか? あるいは石油をコントロールするためだけだったのか?

   彼は過去世で戦争に関わっていた。
   占星図によると、彼がこの世界に戻ってきた目的は、世界で権力ある地位につくことだった。そして理解や共感、感受性などの高い志(こころざし)を持って立ち上がり、行動する機会が数多く与えられていた。明らかに彼の運命には、自分の過去のカルマを転換して、自分を変えるという選択肢が与えられていた。しかし残念ながら彼は、結果として多くの人々の命を失う決定を下したのだった。



  Unfinished  Buisiness  死者からのアドバイス
book『人生を、もっと幸せに生きるために』  
     ジェームズ・ヴァン・プラグ著
 エンジンルーム/河出書房新社

                          抜粋 

・私たちは教訓を学ぶまで繰り返し戦争を経験したいのか

   石油を燃料に使うというのは、ただ暖をとるためだけに暖炉でピカソを燃やすようなものだ。これは以前、ある油田所有者から言われたことである。熱源だけのために消費するには石油はあまりにも貴重である。私たちの、数十万年は存続するはずの将来の文明のニーズに目を向けるなら、私たちは石油を必須の目的のために節約し、保存すべきである。たとえば合成物質や潤滑油、プラスチックなどのためだ。もし人類が賢く使うなら、”地球”は先進文明が数千年から数百万年にわたって必要とする資源を蓄えている。しかし現在のような愚かな使い方をしていたのでは、”地球”は私たちを支えきれない。

   この話は論理的な人なら、誰にとっても意味のあることだ。
   しかし、最終決定が狂気じみた恐怖と貪欲、また
(キリスト教的)終末論的な信念体系にもとづいているとすれば、数千年先のことなどどうでもいいことだろうし、たかだか20年先のことすら気にすることはないだろう。石油という化石燃料に代わるテクノロジーが抑制されてきたために、より適切に保存されていれば、人類の子孫が長期的に使用可能な資源を、私たちは文字通りただ燃やすことだけに使い続けてしまった。

   私の父親は半分チェロキー族(米国先住民族)だが、チェロキーはあらゆる行為は、まだ生まれていない何世代も先を見越して行なわれるべきであると信じていた。そして人類は歴史上のこの時点において、これから50万年も持続する一つの周期に入ったのだ。ゆえに私たちの為すことはすべて、まだ生まれていない2万世代を見据えて実施されなければならない。1990年代に私が一緒に仕事をした人は、レーガン政権の国家安全保障会議の職員だったが、この会議の長期計画はわずか6ヶ月先までだったと言った! それも危機また危機に対する反動で行なわれるに過ぎず、それがすべてだった。

   新エネルギーと推進テクノロジーに関しては、それが兵器化されかねないという議論があるがそれには一理ある。そしてどんなものであれ兵器化することはできる。私が救急医師として見てきたことは、ただのビール瓶で殺された多くの人々だった。だからといって、私たちはこれらの新テクノロジーを用いるべきではないというのだろうか? 愚かさゆえに人類が虐げられ、撲殺されるにまかせておいていいのだろうか?

   その代わりに私たちは、国際協力にもとづき集合的な安全保障を設け、そのようなテクノロジーの安全使用を確保し、保障し施工することができる。そうした制度のもとでは、そのテクノロジーを戦争や暴力、危害の目的に使う企てを制止することができる。今日私たちは、そういった事態を監視する手段を持っており、また安定した平和を強制する手段も持っている。闇の世界にすでに存在する新テクノロジーが、平和を切望する人々によって使われるなら、新エネルギー・システムの有害な使用を監視し、常時制止することができるだろう。

教訓を学ぶまで繰り返し戦争を経験したいのか

   それは現実的に対処しなければならない。
   誰もがたちまち悟り、非暴力で平和な人間になれるわけではなく、私たちはしょせん互いにそれほど変わらない凡人だ。しかし世界には多くの善人がいるのも確かであり、必要な統率力を発揮できる指導者が充分いるのだ。職権を乱用するような人物や、あるいは潜在的に危険な人物が現れた場合、地球上のあらゆる文明国が立ち上がり、問題発生の前にその人物を制止するという政策が採られるべきだろう。

   こうした政策が現実に採用されていたならば、第一次世界大戦も第二次世界大戦も断じて起こらなかったはずだ。今日、私たちの社会には通信と監視の手段はあるものの、問題は平和を強制する目的と意図がそこにあるのかどうかという点である。たとえばサダム・フセインの場合だが、誰が彼にテクノロジーと化学薬品を供給したのか? それはアメリカ、ドイツ、フランスが提供し、ロシアも多少手助けした。ラムズフェルド(前米国防省長官)自身も、このテクノロジーをサダムへ渡すことに関わっていた。

   私たちにできるか否かということとは関係なく、一般の人々がこの教訓をより早く学ぶほど、事態はより改善される。現在の世界情勢というのは、紛争から最大の利益を得る人たちによって操作されている。なぜなら第一次世界大戦以後、私たちがこの教訓を学ばなかったことは確かであり、第二次世界大戦においても学ぶことがなかった。そして今、私たちはこの状況にいる。

   私たちはこの教訓を学ぶために、もう一度何かを体験する必要があるのだろうか?

   私たちは文明世界にふさわしく法の支配のもとに暮らすのか、それとも悪徳無法者の違法な活動と”殺人会社”が人々の利益を踏みにじる時、これ迄のようにそれを見て見ぬふりをする臆病者になりたいのだろうか?

平和を築くことなしに、これ以上の進歩はあり得ない

   石油生産のピークは過ぎた。
   私たちは今こそ正当なことを行い、私たちの文明を次の段階へ移行させる時に至っている。ひとたびこれらのテクノロジーが存在することが公開されると、それが引き起こす社会的な影響力のいくつかは避けられないが、しかし必然的に私たちはそれを歓迎するだろう。私たちは構造的問題と環境問題という大きな問題への対処を、もはやこれ以上延期できないと誰もが認める時点に至ってしまった。そこで、出される解決策に大衆は注目し、ついには私たちが実際にはすでに数十年も前に、すべきであったことを行なうように要求される。

   平和がなければこの地上に、これ以上の進歩はあり得ない。
   そして非常にはっきりした真実がある。それは人類の進化段階においてただ一つの可能な将来は、「平和な将来」だという理解の時点に私たちが到達したことである。しかし一方で、人間は平和な存在ではなく、いつも殺し合おうとしていると主張する人々がいる。だが実際には、大多数の人々は互いに殺し合うことを好んでいるわけではない。約60億のうちのほとんどの人々は、気立てのいい平和な人たちなのだ。

   しかし不幸なことに私たちは、定期的に家畜の群れを襲う「少数の狂犬」を積極的に抑制してくることがなかった。闇の超極秘プロジェクト関係者の中には、「映画スター・ウォーズ」のように銃を撃ちまくりながら宇宙へ向かい、これらのテクノロジーを使うことを夢想している人々がいる。だが水爆を爆発させることで人間が生き残れないのと同様に、光の交差点を超えたテクノロジーは兵器には使用できず、それを使えば生き残れる者は1人もいない。

   闇の秘密プロジェクトの一部の連中は、地球に対するETの一定の活動を誤解している。たとえばかつてアメリカがソ連に対して、自分たちがいかに優勢であるかを誇示するために、月で核兵器を爆発させようとしたことがあったが、そのときUFOがそれを阻止して核兵器を破壊したことがあった。このことをもってETたちが、米国に対して敵対している証拠と解釈することも可能だが、実際には彼らは月にある施設を保護し、さらに宇宙空間を大量破壊兵器に侵されない、神聖な空間として保護しようとしていたのである。

   そしてまさに月で核兵器を爆発させたがっていた人間たちが、自らの欲求不満から、このETの行為を自分たちに対する敵意の証拠と見なしたのだ。こうした出来事はこれまでにも何回か発生しており、そうしたETの活動を敵対的であると一部の人間は誤解したが、それこそが実は、ETたちが啓発された存在であることの証拠であった。彼ら地球外文明は、地球上の未だ未熟で手にあまる軍国主義の文明を、地球生命圏を脱出して宇宙空間へ進出させないよう、封じ込めようとしているに過ぎないのだ。

   だが起きた状態だけを見るならば、観点によっては攻撃とも、そうではないともどちらにでも解釈できる。だからレーガン大統領や”スター・ウォーズ”支持に傾いた人々は「ほら、攻撃される脅威はある。だから宇宙軍備を拡充して奴らをやっつけないと」ということになる。私は別に理屈を述べているわけではなく、これらは実際に起きたことであり、その結果こうした解釈が、UFOを狙うために宇宙に武器を配備するための正当化に用いられたのだ。

   大陸間弾道弾16機から18機がETによって、即座に完全にオフラインにされたことがあるが、その出来事の証人たちを、情報開示プログラムは確保している。(本書29章のボブ・サラスの証言を参照) しかし偏執病的な考え方に立ち、軍事予算の増大に駆られているなら、その出来事にまた別の解釈をつけられるだろう。

   地球にやってきたUFOのETたちは多くの機会を通して、もし地球上の生命を危険に陥れる行動をするなら、彼らはそれに介入して停止させることを私たちに示してきた。しかも彼らは非常に迅速にそうする。こうしたことが何度も何度も繰り返され、たとえばヴァンデンブルグ空軍基地での発射は阻止され破壊された。そしてまったく同時に同様の出来事がロシアでも起きていたことを多くの人は知らない。彼らがソ連でも同じことをしているのであれば、彼らはソ連や米国のどちらかの味方になっているわけではない!

ETたちは宇宙の平和秩序を乱す人間たちの行為を許さない

   宇宙の地球外文明は、人間たちがこうした兵器を宇宙へ持ち込むことを決して許さない。闇の秘密政府の作戦本部が、人造の模造UFOやその他の超先進UFOで宇宙へ出ようとした時、それらのUFOは差し止められた。国防情報局の証人が私たちに語ったところでは、米国は数個の高性能衛星システムを宇宙からソ連に向けてではなく、宇宙空間へ向けて配置していた。こうしたシステムは宇宙空間でUFOを追跡し、狙うために使われていた。それでETたちは自衛のために、これらのシステムをいちいち決められたように閉鎖して回ったと彼は言う。

   そうしたETたちの行動は、当然、計画の挫折に不馴れな”宇宙の支配者”ならぬ闇の人間たちを怒らせることになった。その結果、軍国主義に傾く偏執病的人間たちにとって、話を作り上げることは実に簡単だったに違いない。かくしてその捏造話の洗脳が過去60年にわたって行なわれてきたのだ。しかしETたちは、私たちの機能障害を私たち自身で解決することを望んでおり、世界核熱戦争や地球物理学的な大規模崩壊が起こるような場合にのみ、あるいは人間が宇宙の平和秩序を乱すような行動をとる場合においてだけ、彼らは必ず公然と介入するだろう。

   地球外文明が地球にやって来て、何か新しい秩序を押し付けるというような考えは妄想に過ぎない。それは人類という人間の集団が、何とか精神的子ども時代を脱し、成熟して大人になろうとする過程で、私たちが学ばねばならない教訓である。地球外文明は遥かな長い以前から、私たち人間の発達段階を観察してきた。それはおそらく数千年以上、あるいは数百万年昔から行なわれているのだ。彼らは数十億年をかけて生成されてきたこの地球という生物圏が、あるいはこの先数十万年から数百万年にわたり、知的生命の発展と進化の場所として予定されている世界が、まさに正道を踏み外した「狂気の一世代」によって破壊されることを決して許さないだろう。

   地球は、一種の宇宙隔離状態のもとにある。
   手に入れた先進技術とともに宇宙空間へ出ていくには、私たちはまだ社会的に精神的に充分に進化していないということが知られており、そのために私たちの両翼は、今のところ切り取られている状態にある。宇宙から歓迎される鍵は、まず平和の達成である。宇宙には高度に発達を遂げ、私たちのレベル以上に科学技術的に完成され、戦争という観念すら持っていない完璧な世界が存在する。そうした中に、私たちのような平和に反する世界観を持つ人間を出すことは、途方もなく危険なことになる。私たちはまだ余りにも凶暴で未発達な存在なのだ。

   秘密のうちに開発されたテクノロジーを利用しようとする闇の人間たちの能力は、地球外文明による隔離のような強制によって切り詰められてしまった。彼らETたちは、精神的社会的未発達のままに、テクノロジーだけが突出してしまった人間たちの振る舞いから、宇宙を保護するように任されている。これはわかりきった宇宙の正義であるし、未だ軍国主義に固執する人間たちに宇宙攻撃を許すことは、まさに狂気であり愚の骨頂でもあるだろう!

   かつてアポロ11号が月に着陸した時、月面のクレーターには無数のUFOがいて私たちを監視しており、最終的には私たちは立ち去るように警告されたと、ニール・アームストロングは話している。それについて考えてみよう。冷戦真っ只中の時代には、宇宙計画というのは実際には軍事遺産だった。それは米ソによる月へ向けた競争であり、軍事遺産を月面へ設置する計画だった。しかし地球外文明の人々は、人間たちが他の世界に進出してそうした対立のために領土を分割し、人間同士の衝突を宇宙にまで拡大することを嫌うので、それが許されることはないだろう。

   1969年の月着陸以前から、月には人工的な構造物のあることがわかっており、それらのいくつかは非常に古いが、他のものはもっと新しく機能しているように見える。宇宙にはかなり恒久的基盤の地球外文明の資産があり、火星の地下には広大な地球外文明の施設がある。月と火星のこれらの古代の施設や、ETが地球に来ていたという古代のさまざまな証拠から、人間は進化途上において彼らの遺伝子によって、部分的に助けられてきたと考える人々がいる。それはあり得ることであり、人間進化の時間的途上においては確かに失われた環(ミッシング・リンク)があるので、先進文明が私たち人類を助け、私たちの遺伝子を増大させたということはあり得ただろう。

   ところで私がこう言う時、同時に私たちはETによって「創られた」とは言わないように非常に気を配っている。私はすべての生命の源とも言うべき、無限の創造主の存在を信じている。だからと言って、私が医師として人を助けたり障害を治したりすることができないということではない。科学と宗教の原理主義者を除けば、こうしたことは相容れない問題ではない。

   それは相対的な世界やチャネルや媒介を通して働き、動き、作用する創造主の力があってもおかしくはない。そして私たちは誰もが創造主のチャネルであり媒介であり、宇宙に存在するすべての生命がそうなのだ。私はジェット推進研究所にコネがあるが、その人から聞いた話では、月と火星の構造物が非常に古いことを彼らは知っているが、実は(
キリスト教的)宗教上の理由からこの情報は伏せられているのだという。もしそれが明かされれば、従来の宗教(キリスト教)教義の正説はひっくり返るに違いない。

   無限の”創造主”が存在するということと、そうした神の計画の一部としての助けがあり、人類の進化が促進されたという可能性は矛盾しない。いかにぼんやりとであれ、私たちに神の計画や意図が理解できるならば、どうして他の惑星に住む人々にそれが理解できないことがあろうか。しかも、どうして彼らがその知識において行動できないことがあるだろうか?

私たちの意識である思考、想念、想像力は地球を超えて宇宙にまで影響を及ぼす

   知的生物の普遍的形態というものがある。
   それは1つの頭部と2つの腕と2つの脚を持つ対称系で直立する形態であり、ノン・ローカル
(場所を限らず)に伝播をするのが普通である。それはシェルドレイクの説く形態発生の場についての理論だが、いったん機能が可能な原型が現れると、その原型は同じ型を作り出す傾向を持ち、単に一般的な方法で複製するだけでなく、場所を限定せずノン・ローカルな繋がりを通して、遠隔地でも同時的に複製するという。

   それはある知恵を学習している猿の集団が島にいると、突然、遠く離れた場所でも直接的な接触なしに、他の猿たちも同じことをやり始める100匹目の猿の現象に似ている
。(さつま芋を塩水で洗って食べる行為) だから進化の原型と知識の転移は、ノン・ローカルに起こる。ゆえに意識の力を理解し、意識というマインドは普遍的で常に偏在しているという事実を知り、そして究極的な普遍性の統合者はマインドであることを理解するならば、私たちの思考や想念や祈り、想像力は地球全体に、さらには宇宙の至るところに場所を限定せず、影響を与える得るという事実をはっきり理解できる。 
 
   地球外文明研究センターの探検の中心的目的の一つは、グループ全体を統一意識状態の中に置き、平和な状態にある一つの宇宙を視覚化し、それを共同で作り出すことにある。統一された意識の状態は、同じく物質にも影響を及ぼす。遠隔治療のことを聞いたことがあると思うが、それはいかにして起きるのだろうか? 2人の人間が距離的に離れた場所にいながら、それでも治療効果が現れるのだ。

   つまりあらゆるものが場所を限らず非局所的に存在することから、この現象が生じている。私たちは認識してはいないが、実際には物質でさえが覚醒であり、マインドの材質であり、異なる共鳴周波数の位相の表れである。よって空間や物質、時間は、意識と常に密接に繋がっている。だが意識は単一であり、分割できない。私たちは意識を知性でもって分割しているように思うが、これは
(そのように思い込む)人為的な概念だ。実際には意識は完璧に統合されており、しかも偏在している。

   だから遠隔治療が可能であり、テレパシーが可能なのだ。
   だから時間や空間の枠外へ出ることが可能であり、空間や時間の遠い地点を見ることができ、距離に関係なく影響を及ぼすことができる。私たちのマインド自体は常に偏在するものであり、それは常に自足状態にあり、いつでもどこにでも、偏在性を現すやり方で存在するのだ。



   HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN   KNOWLEDGE
book『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる

                           抜粋

 

・新テクノロジーの公開で欧米の権力支配が不可能になることを彼らは怖れている

   私たちはこれまで、国家のトップシークレットに関与できる人たちの、証言や記録文書を集めて広く伝える活動をしてきたが、今や現実の機械を相手とする活動へ移行しており、そこで問題となるのは組織の規模である。なぜなら後者は物性物理学だからだ。そして、窓が開かれているうちにそこを通り抜けなければならない。しかし窓が開いているにもかかわらずそうしないならば、私たちは何のためにそうしており、何を待っているのかという疑問を、新エネルギー・テクノロジーを知っていながら、隠匿する科学者たちに気づかせる必要がある。

   私たちはこの問題を誰にも強要できない。
   私たちは自由意志の集まりなので、私たちにできることは説明することだけである。そしてここに私たちにとって助けとなるいい安全保障がある。そしてここにこそ、こうした驚くべき新しい科学を現実に応用すべき理由がある。

   私たちは、この闇のグループ内部に、私たちの活動を支援し、脅迫には脅迫をもって応じてくれるきわめて頼もしい人たちを確保した。しかも私たちの後ろには、私たちの活動を知っている数百万の大衆がいる。1990年に地球外文明研究センターを設立しようとしていた時、国家安全保障の法律家が私に助言してくれたことを思い起こす。彼はこう言った。「歩かずに駆け足で行きなさい。そしてこの情報を大勢の人々のいるところで話しなさい」と。

   だから私は「ラリー・キング生放送」にも出演し、「48時間」などのさまざまなショウに出ることにも同意した。こうした番組の良し悪しはともかく、私たちのしていることを数百万の人々が見ているということは、大きな安全保障を与えてくれるものだ。こうした場へ出ることは、数十億ワットのスポットライトが、私や私と一緒に仕事をしている人たちにも当てられているということだ。そして幸いに、秘密という性格ゆえにそうした勢力は暗い闇の中で繁殖する。

   私たちの努力に大きなスポットライトが当てられていることで、もし彼らがそうしたボロが曝(さら)される明るい場へ踏み出すならば、彼らの醜い行為は大勢の人々にリアル・タイムで目撃されることになる。私たちに何か事が起きれば、私たちがしていることや見つけたこと、証拠物件などすべての内容が、そっくりそのまましかるべき人物の手に届き、彼らがそれをテレビやラジオ、インターネットでその情報を一般社会へ伝えることになっている。新テクノロジーの計画についてこうした手段を講じておけば、それは立ち消えせずにむしろ大勢の人々の目に曝されることになるだろう。そうなれば、彼らは私たちを殺す意味がなくなるだろう。しかし多くの科学者にとって、こうした直観的逆戦略を理解するのは容易ではないだろう。

   私たちが関わりあっている闇のグループを相手に、何かを隠し秘密を維持することは不可能である。彼らは、地上にいる人々の意識と接続する科学技術を所有しているのだ。彼らはあらゆることをリアル・タイムで監視できる。だから私たちの活動をあの悪徳分子から隠しておくことは不可能だ。ゆえに私たちは、秘密を守るための努力や対策に時間を浪費するようなことはしない。この強力なレーダーから逃れようとするのは妄想でしかない。

   では私たちはいかなる手段を選べるのだろうか?
   それには合気道のような、一つの選択がある。あのエネルギーを受け止めてそれを逆に周囲に跳ね返し、誰の目にも分かるように公明正大に行動することだ。それは人目を盗んだ隠れたやり方ではなく、白日のもとで活動し、より早くより速やかに大衆にリアル・タイムで知らせることだ。

   ローダー博士とスペース・エナジー・アクセス・システムズ社(SEAS)の社員、それに私が、2003年にあるエネルギー装置を見つけた海域から戻るとすぐに、時を移さずその話を数百万人の聴衆に伝えたのはそのためである。隠されてきた秘密をより多くの社会の人々が知れば知るほど、こうした悪徳分子は動けなくなるようだ。なぜなら、彼らの隠れた企てに大きなスポットライトが当てられるからだ。彼らはまさに太陽の光を怖れるドラキュラのような吸血鬼だ。彼らは光のもとへ出たがらない。太陽が昇ると彼らはゴキブリのように逃げ出し、暗い裂け目へと逃げ戻る。

      明確な立場のグループとは対照的に、彼らは秘密で残忍で、破壊的な行為の最中に捕らえられることを嫌う。私はマスコミの何人かの人に聞いてみたことがあるが、彼らはこう言った。単にUFOについての事実を情報として大衆に伝えるのは
(禁止されているので)難しいが、あなたや誰かが脅迫されてそれを証明でき、そしてあなたの身の上に何かが起これば、それは大きな話題となる。つまりその場合はスキャンダルになるからであり、あなたやあなたのグループに何が起きたのかといぶかる、数百万の人々が現れるだろうと。

   私たちはまた多くのテープを持っており、それらはすでにコピーに取られ、急な公開に備えて人の手に託しているが、そのテープには彼らの秘密の主要施設とこの悪徳グループに関わる多くの人名が開示されている。そしてそれに関わる多くの科学者は、恐怖と精神的外傷だけでなく、一種の”新エネルギー精神外傷後ストレス症候群”の中で暮らしている。こうした科学者たちは心理的に追い込まれ、非常に偏執病的になっており、断固として秘密を固持しなければならないと思い込まされているが、それは彼らに逆に作用している。彼らは絶対に、この秘密固持の策略で勝つことはできない。

   私たちは情報開示で勝利を勝ち取る!
   なぜなら今や、人々の考えに反して、物事にはスピードとすべてが顕わにされる公開性に安全が確保されているからである。だからこうしたことを秘密に行なおうとしても無理なのだ。そうでなくとも、私たちがたとえ何を行なおうと、彼らはリアル・タイムで進行中のすべてのことを知ることができる。

   そして彼ら闇の連中はこれまで、一般社会の人々、それも地球の環境と石油のことを気にかけてきた大衆は、自分たちが秘密の内に進行させてきた事柄を絶対に知ることはあるまいとタカをくくっていた。そしてこうした誤った謀略がこれまで100年間続けられてきた。人々はこの惑星の環境と、石油や貧困問題の解決を求めており、これらの問題解決に役立つテクノロジーであれば大きな支持が得られるだろう。いったん大衆の支持を得たならば、特許庁が第181条に従って、申請された新テクノロジーを又もや没収する前に、暴動が起こり、ワシントンDCは焼き落とされるだろう!

   化石燃料と原子力から人間を解放するテクノロジーがない限り、本来の人間らしさとともに生きられる善き未来が到来することはない。そしてこうした科学技術は平和的用途のためだけに確保されるべきであり、それを武力化することを許してはならない。よって、そのために必要な行為には価値があり、これは完全に達成可能な目標である。

新テクノロジーの公開で、欧米による権力支配が不可能になることを彼ら「闇のグループ」は怖れている

   こうした科学技術の隠蔽と容赦ない抑圧は、権力と繋がっている。
   一般にあまり知られていないことだが、米国の国家安全保障会議で問題となる主な議事の一つは、経済面での国家安全保障である。私が一緒に仕事をしている証言者の1人は、海軍調査事務局の責任者だった海軍大将の下で働いていた。この大将はある会議であからさまにこのように言ったという。「私の主な任務は、世界のエネルギー供給とグリッド(電力用ケーブルの地下敷設網)の現状維持である」と。

   まずこのように想像してみてほしい。
   私たちがこれらの科学技術を発表したとすると、ラテン・アメリカあるいはサハラ砂漠以南のアフリカの10億の人口やインドの11億の人口、それにアジアの15億から20億の人口が、飲料水や電化、冷蔵、交通、軽工業に必要なエネルギーを、無公害でしかもエネルギー自体のコストはゼロで産出する装置を、村落ごとに設置することができるだろう。そうした装置のコストは、1機の発電機の製造コストを上回ることはないだろう。

   世界には信じられないほど貧しい暮らしをしている大勢の人々がおり、そうした世界の貧困層の生活がそれによって飛躍的に向上するに違いない。私たちが忘れていることは、実は文明の利器といったテクノロジーを利用して暮らしているのは、世界の人口のわずか20パーセントに過ぎないということである。その残りの80パーセントの人々は、やっとジャングルから半歩だけ踏み出したばかりのような生活をしているのだ。それも踏み出していればということだ。だからこのような状況のもとでは、欧米社会への怒りは募る一方であり、世界はますます危険をはらみ、戦争とテロへの可能性が増大している。

   そこへこれらのテクノロジーが公開されたならば、そうした状況のすべての船を押し上げるうねりとなる。1兆ドルの油田を持たない人々にとって、それはまたとない朗報である。インドやサハラ砂漠以南のアフリカ、ラテン・アメリカ、アジアの数十億の人々が、欧米をしのぐ経済活動を始めるならば、世界には何が起こるだろうか?

   世界には突如として、世界市場最大の
(地理的リスクを抱える)地政学的な勢力の総入れ替えが起きるだろう。そこではもはや”白人の男”だけが農園での支配権を持つことはできない。そして実はこのことが、闇の分子たちファシストの恐怖心を煽り立てるのだ。もしフリー・エネルギーを世界中で手に入れることができるならば、これらの連中は権力をこれまでのように掌握することはできず、他の人種や他の文化とともに権力を共有しなければならなくなる。

   地政学上の権力は人口規模ではなく、経済力に根ざしている。
   もし人口だけが世界の力を決定するならば、世界の大国はインドと中国だろう。だが彼らは大国ではない。なぜなら経済力は科学技術力と経済力と、その結果としての軍事力から出てくるからで、それ以外にはない。

   ソ連が崩壊したのは、経済政策が破綻したからである。
   いま、世界でたった一つの超大国は米国である。もしすでに人類が新フリー・エネルギーの科学技術を手にしていたならば、汚染物を出すことなく、すべての廃棄物を100パーセント再生利用し、電化と交通機関のための無公害エネルギーを生産していただろう。しかもエネルギー自体のコストはゼロだ。そしてインドや世界の大部分で不足している数兆ドルもの配電システムの必要もなかっただろう。これらの国はそれを創設する財源は持っていない。

   この新フリー・エネルギーの科学技術は、世界経済を年間30兆ドル規模から100兆ドル~200兆ドル規模にまで成長させるだろう。そしてその経済成長の大部分は欧米以外の地域で達成されることも確かである。なぜなら欧米の人口は6億であるのに対し、世界人口はその10倍の60億なのだ。これは人類史上最大の、地政学的な力の移動を引き起こすだろう。しかもそれはかなり急激に起こると考えられ、10年から20年後、遅くとも50年後と推定される。

闇のグループの抱える人種差別主義者の根深い意志

   つまり、多くの新テクノロジーが隠蔽され、秘密にされている大きな一つの理由がこれなのである。そういった秘密は権力問題に深く根ざしており、しかもそこには不幸にして、醜い人種的差別主義者の深い意図が感じられる。つまり非常に少数の人間たちが世界の全資源を使い果たしている一方で、大多数の人々が心が凍てつくような貧困の中で暮らしている今の世界では、公平さを維持することは難しい。その力学を変えるには、これらの新テクノロジーが公開されなければならないが、いったんそうなったならば、世界はすべての人々のために成長し始めるだろう。

   そしてここに、重要な問題がある。
   それは私たちは全世界市民のために、公正で豊かな世界を作り出すことを心の底から望み、本当に世界のすべての資源と力を分かち合う用意があるだろうか? こうした地政学会議のテーブルに、世界中のすべての国々の席を設ける意思があるだろうか?

   この善き将来に対する回答は、今のところ「ノー」である。
   だが「イエス」と答える時に至っている。地球は長い年月にわたり進歩を抑制されてきたが、そうしたリスクを抱えてきた地域は驚くほどの成長を見せるだろう。100年間にもわたり電話網の発達から見放されていた地域が、一足飛びに衛星電話や携帯電話を手にするようなものだ。

   そしてもっと基礎的な深いレベルでは、これらの地域はエントツ重産業革命の150年を飛び越えて、送電線も燃料も、金のかかる設備もいらない自家発電機に直接至るだろう。しかもその地域は急速に産業化するが、汚染は起こらない。そうした環境のもとで、膨大な経済活動と科学技術開発、地政学的な力が訪れるだろう。

   エネルギーが手に入るようになると、文字通り象徴的にも地方分権化が起こるだろう。エネルギー発電の場が分散化されれば、権力政治も分散する。そしてあらゆる村落が自給自足体制を始めるようになることから、中央集権による統制は最小限にとどまるだろう。こうしたテクノロジーを理解すると、必要なエネルギーのほかに、交通や生産活動に必要なすべてのエネルギーだけでなく、さらに科学的な応用を進めれば、その地域で必要なものは何でも生み出すことを可能にする。

   そしてそれは、地球の物質的繁栄における一大革命となる。
   私たちはわずかな土地やひとかけらの金塊のために、互いの頭を棍棒で殴りあっている時代からやっと脱出し始めているのだ。これは非常に新しい今までにないパラダイム(枠組み)だ。そしてこの新しいパラダイムは、中心的な秘密結社、中央集権的な銀行システム、そして極端な中央統制の必要を押し流してしまう。人類は一つの世界文明として統一されるとしても、地域社会レベルでの権限が拡大される統合であるだろう。

   一方で、世界同時通信と統一された交通網により、ひとつの地球村としてますます統合してゆくだろう。ある大陸から別の大陸への交通は反重力推進方式が採用され、その時間は著しく短縮されるに違いない。だが他方では、最初に地方や村、近隣社会のレベルに自給自足と権限の強化が集中するとも考えられる。村や地域社会が力をつけていくことと、地域全体が共同体として統合していくという、一連の逆説的な過程が同時に起こるだろう。それはまったく新しい社会である。「それは、知ってる世界の終わり。でも素敵!」というある歌を思い出させる。

   こうした世界規模での人類の変容が、人類の大多数と地球にとって素晴らしいことであればあるほど、これまでのように世界をがっちり掌握し支配し続けたい一部のエリート階級にとっては、それは最悪の筋書きであるだろう。なぜならエネルギーの発電体制と経済活動を分散化することは、現在、この惑星を動かしている巨大資本の搾取階級をも分散化することを意味するからだ。

新しい時代を受け取る

   私は、コルソ大佐が私たちの共通の友人に語った、ある話を思い出す。
   この話は1956年に、彼がホロマン空軍基地で経験したことである。その地域は最初の原爆実験が行なわれたトリニティ・サイトに近い秘密地域だった。そのために言うまでもなく、その当時たくさんのUFOがその基地の上空をビュンビュン飛び交っており、レーダーで追跡されていた。

   そしてある特別な日の昼間、あるUFOがレーダーで追跡され、UFOは向こうのホロマン基地の射程距離内に着陸した。コルソ大佐はジープに飛び乗ると、現場へ急行した。彼がそこへ到着した時、UFOは地上すれすれに無音のままホバリングして浮いており、それは継ぎ目のない銀色の卵型をしたUFOだった。そのUFOは最初半透明だったが次第に完全に有形化すると、太陽の光の中で輝いたかと思うと消えてしまった。

   彼が見たものは蜃気楼のような砂上の熱波だった。
   しかし次にパッと光を閃(ひらめ)かせて再び有形化した。するといきなりUFOの外に、通信装置のようなものを持ったETが現れた。それはテレパシーによる対話をするためだった。

   コルソ大佐が質問した。「そこにいるのは味方なのか、敵なのか?」
   ETが答えた。「どちらでもない」 ETが続けて言った。「私たちのUFOを妨害するこれらのレーダーの使用を停止してもらいたい」 (ロズゥエルのUFO墜落事件は、UFOの推進と航路システムを混乱させるために一定の周波数に設定された、高出力レーダー・システムによって起こされたものだった) コルソ大佐はやや厚かましい軍人だったので、「それで、私には何をくれる?」と言った。ETは彼の方に向き直ると、「新しい世界だ。もしあなたにそれを受け取れるなら」と言った。

   6
0年後の今日、私たちは差し出されたその世界を、受け取れるように学ばなければならない。すでに数十年も遅れをとったその新世界を、受け容れるように学ぶ必要がある。それはこれから数千年も持続可能な、啓発された文明を築き始めることなのだ。地球外文明が私たちに期待しているのはそのことであり、それを達成しなければならないのは、私たちの世代であり、この時代なのである。



   HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE
book『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋
   
   
   
   
   

・闇の力に対する対抗策は真実を知ること

   9・11以後、舞台裏で実際には何が起きているのかと、一般大衆が疑いの眼を向け始めた。多くの人にとってある不吉な操作が存在することは明らかである。不吉な操作などというのは陰謀論だとして、そうしたすべての情報を脇へどける余裕は私にはない。私はそれが真実であることを知っている。

   私がずっと抱いていたただ一つの考えは、こうした真実の要素を一つにまとめ、人々に道理に叶った説明をして知らせる時期はいつか、ということだった。それは目を覚ませ、騙されるな、と警報を鳴らすことだった。聞かされてきたようなETを怖れて右往左往し、地球外文明に対する”スター・ウォーズ”(宇宙戦争)を公然と支持するようになってはならない。

   こうした闇のグループの一握りの者たちは、世界を平和と希望によって一致団結させるというよりも、彼らの目的は恐怖によって統一し統制することなのだ。それは人類の進化のこの時点において、それは私たち人類がいるこの地点とは正反対の地点である。彼らの企ては、すべての生命の繁栄と地球に善き将来をもたらすこととは正反対なのだ。

   たいていの人々は、秘密の何らかのプロジェクトがあるらしいということは知っている。そしてそれよりもより少数の人々は、超極秘のブラック・プロジェクトがあることを理解している。政府内部の人々は誰でもそれを知っている。さらにその中の何人かは、先進エネルギー・システムとUFOの問題を扱う企業と軍産複合体制を中心とする、悪徳無法な計画が結びついているのではという事実を思い巡らす。しかしさらに少人数のそのまた少数の人々は、次のことを理解している。

   つまりこれら悪徳グループのいくつかは、UFOのように見える完全に操縦可能なマシンを所有している。またETのように見える人造の生物を創り出している。「誘拐」と呼ばれる擬似遭遇の出来事を作り出している。キャトル・ミューチレーション(家畜切断)を行なっている。そしてこれらの目的は、マスコミを通して一般社会へ恐怖心を撒き散らすためであり、それらはUFOサブカルチャー、大衆メディア、空想科学小説ファンなどに向けられている。

   さらにごく少数の人たちは、そうした舞台裏で糸を操っているのが超国家的なファシスト(結束)志向のグループであり、ナチス台頭の背後にあったトゥーレとよく似ているグループであることを理解している。つまりナチス政権下の第三帝国では公然とできなかったことを、彼らは秘密のうちに実行してきた。そして”ペーパークリップ作戦”を通して米国は彼らを導き入れ、航空産業とCIAに彼らを潜入させた。

   このようにして第二次世界大戦中、公然とは遂行できなかった地球規模での社会主義ファシストの企ては、それ以来ずっと地下レベルで継続されてきた。そうした主義や組織を中心に、世界の権力を統合させる計画がいよいよ最終段階に来ており、私たちは今まさに、そのより大きな規模の正体が現れるのを目にしようとしている。彼らは民主主義を口にするが、その実情は認定や承認などとは無関係に存在する権力構造によって、秘密に運営される中央集権社会のインチキ民主主義である。

闇の力に対する私たちの対抗策と解毒剤は真実の知識を知ること 

   こうした話があなたを動揺させるのは当然だろう。
   私にわかる限り、これに対する唯一の解毒剤は知識と真実であり、多くの人々に何が今起きているかを知らせて、これ以上騙されないようにすることである。なぜならこうした秘密の計画を進めている連中がもっとも当てにしているものは、一般大衆の集団的無知でしかないからだ。彼らが頼みとしているのは、誰もが社会に浸透し尽している価値観と物質主義に疑いを持つことなく、人々をそうした価値観に留めておく嘘の教育、無知に留める教育、そして嘘の情報という基盤なのだ。その結果、人々の集合意識はさまざまな物質などに耽溺することで、それに伴う間違った価値観に洗脳され、それが人々の選択を誤らせるのだ。

   しかし私たちはハートからハートへの分かち合いをすることで、真実を語ることができ、地球とその子どもたちを待っている善き将来について、別の未来像を説明することができる。私たちの生きている今の時期は、非常に暗いがまた一方で非常に明るい両極端の時代である。私たちは古いものを脱ぎ捨てる変容脱皮の時代に生きている。

   ペンタゴンやホワイト・ハウス、CIAにいる大多数の人々は、これらの超極秘事項について何も知らない。彼らは機械の歯車であり、無知の犠牲者であり、ほとんどの人々は彼らが作ったのではない機械に組み込まれた善人であり、しかもその機械についてわずかしか知らない。この知識を、政府だけでなく軍部の人々も含め誰にでも分かち合うことが、私たちの仕事である。私たちは12年間にわたり、こうした情報をそうしたサークルに分かち合ってきており、多くの人々が騙されていたことに気づき、”情報開示”を支持している。

宇宙から地上の人々の会話やすべてを観察するテクノロジー

   9・11の直前、私はオレゴン州で講演していた。
   講演が終わると、ある男性が2人だけで話したいことがあるという。この人をR・Jと呼ぶことにするが、彼は若い頃から軍に関わり、その生涯をずっと軍で過ごした。そして1960年代から秘密プロジェクトに引き込まれた。そのプロジェクトの一つは、宇宙から地上の人々の話し声を聞き、あらゆる動作を見ることのできるものだった。それは非常に進んだスパイ・テクノロジーで、それを仕掛ける彼の能力と関係していた。しかもこのテクノロジーが1960年代にあったのだ!

   宇宙空間に仕掛けられたこのテクノロジーは、地上で飛び交ういかなるニュースの技術であれそれを遥かに超えている。だから私は彼らが、「ウサマ・ビンラディンは見つからない」などと言うのを聞いて笑ってしまった。私が言っているのは、彼らがいかに私たちを馬鹿にしているのかということだ。この話はまた後でしよう。

   R・Jは話を続けた。
   彼は熟練していたので、こうしたプロジェクトにますます深く引き入れられ、最後にはUFOを扱うプロジェクトに関わるようになった。彼は言った。「あなたがETだと思っているものが何であるか、残念ながらあなたは理解していないでしょう」 私が「それは人造の生命形態のことですか?」と言うと、彼はテーブルから後ずさりして「どうして知っているのですか?」と聞いた。私は「見せかけのET生物の仕事をしてきた1ダースほどの証言者がいます」といい、続けて言った。「しかしそれについてあまり話しすぎると、人は私が完全に気が狂ったと思うでしょう」 そして彼は、参加した米国とオーストラリアでの2つのプロジェクトについて話し始めた。

   「我々の軍はUFOによる素材を実際に持っており、それらを研究した結果、反重力船の1タイプである非常に先進的なテクノロジーを開発しました。その他に超次元的能力や時間の中を前進したり後退したりする能力、またあらゆる種類の能力を私は見ました」 私たちは、マクドネル・ダグラスにいたことのある1人の証言者を知っており、彼はこうした能力に関連する「プロジェクト・レッド・ライト」や、「オペレーション・ルッキング・グラス」について知っている。

   またR・Jはこうも言った。
   「いわゆるETによる誘拐事件のプロジェクトは、私がまとめてきたことを誰も知りません。人々がETのしわざだと思っている誘拐事件を、我々はたくさん仕掛けてきました。我々がその作業をしてきた場所の一つは地下であり、そこには誘拐用のコンテナがたくさんありました。我々が培養基の中で育てている生物もたくさんおり、それぞれ発達段階は異なっていて、こうした生き物は人々がETだと思っているようなものに見えました」

   R・Jは、こうした人造の生命形態にはいくつかの世代があったという。
   彼らはそれをより完璧なものにしようとしていた。そして彼が50歳代になってそのプロジェクトから離れるまで、ナチまがいの遺伝子実験をしていたという。こうした見せかけの人造ETは、古文書保管所のようにずらりと並べられていた。最先端技術を駆使した人造ETは実によくできており、本物と思わせることができたという。そして「人々がUFOだと思っているものに、こうした人間の命令に従うこの生き物が実際に乗せられていました」とR・Jは言い、こうしたいかさまがいかに高度に洗練されているかという事実を、私がすでに知っているとは考えていなかった。たいていのUFO研究家と同じように、私も騙されていると彼も考えていた。

   彼は続けて言った。
   「こうした人造ET培養の施設のほとんどは、たとえばアマゾンやオーストラリアのジャングルの中とか、そうした奥地の施設に置かれています。一方、私はますます奥深い階級に任命され、最終的にオーストラリアでの今の地位に配属される前に、彼らは私を訓練プログラムの別の階級に入れました」 彼は、何が進行しているか検討もつかないでしょうと言った。

   そして彼は、悪魔的儀式の入門式に立ち会ったことを説明した。
   そこにいた人たちは血を飲みあい、一方で生け贄と拷問が行なわれていた。彼はサタン礼賛やサタンに捧げる生け贄、そのために無害な人々を残忍に殺すことを愛するようなプログラムに適応させられていた。そしていったん彼がそのレベルに達したと見做されると、魔王(ルシファー)への誓いを義務付けられ、彼はそうしたという。

   このようなプログラムについて語ったのは彼が最初ではない。
   R・Jはオーストラリアのパイン・ギャップに転属させられた時、そこでもっとも異様な経験をした。彼は夜間にこの施設にヘリコプターで運ばれたが、彼らがこの丘に近づくと、普通の地面のように見えていたものが開いた。それはホログラムのようでもあり、近づくと丘の側面が開き、彼らはそのままヘリコプターで地中へ入って行った。彼らが地中深くまで進むと、そこには複数の巨大な人造UFOがあった。中には大きな三角形のものもいくつかあった。「我々はこのような施設を世界中に持っています」と彼が言った。

   彼はこの話をしている時、時々話しを止めると言った。
   「あなたは私が作り話をしていると思っているに違いない。こんな話は信じられないでしょう」 私は言った。「私はあなたのような証言者を何人か持っていることを知っていただきたい。しかしあなたは彼らを知らない。なぜならあなたは、あなた自身の区分化されたプロジェクトの中に置かれていたからです。時と場所が違うだけで彼らのほとんどはこれと同じことを私に聞かせました。ですから私は、こうしたことがずっと進行していることに何の疑いも持っていません」 それを聞くと、彼は深々と息を吸い込み、やがてそれを吐き出した。それは安堵のため息だった。

   このタイプの最も複雑化した施設の一つがイギリスにある。
   それは人々がETだと思っているいわゆる、”爬虫類”的外観をした生き物のことであるが、それはプログラム化された生命形態やバイオ・マシンであり、それがこの施設で作られている。

   ところで率直に言うと、ほとんどの人はこうした話をそれほど詳しく聞きたいとは思わないだろう。しかし私たちみなが関わっている、心の性質について理解する必要がある。私が一緒に仕事をしている紳士の1人は、非常にいいコネを持つ億万長者の家族の出身で、外交と情報活動に深く関わっており、ある瞑想協会で教科課程を修了している。彼はその訓練でレベル14まで行った。しかし人物評価で、彼が攻撃的で粗暴で破壊的になりたがる”ジンギスカンもどき”だと見なされない限り、レベル14をパスすることはできない! そして彼は極端に暴力的で憎悪に満ちて興奮することがなかったために、「彼ら」は彼との関わり合いをやめた。

   彼はこう言った。
   彼らは、私がUFOとETの実在について広めていることを歓迎してはいるが、誘拐などのインチキ現象や秘密の計画を暴露していることで、私をひどく憎み怒り狂っているという。そして彼らはこの惑星間戦争という、彼らの企てる最終戦争を断行すると誓っており、そのことは彼らにとって絶対的秘密事項である。しかし私がETによる地球攻撃という彼らによる捏造を見破り、それをペンタゴンやその他の人々に暴露していることに激怒しているという。彼らは私が死ねばいいと念じている。彼らは実際には、本当のETは慈悲深く、きわめて協力的で悟った存在であることをよく知っている。だからこそそういったことを公言する誠実な人間たちが嫌いなのだ。

   「あなたがどれほど憎まれているかわかりますか?」と彼が聞いた。
   「わかっています。しかし憎しみや脅迫のために、私たちが真実を話すことをやめるようなことは絶対にありません」と私は答えた。情報開示プロジェクトが勢いを増して来た時、もしマスコミを通じて押さえ込むことができなくなったならば、そのプロジェクトを閉鎖させるようなことが起きるだろう、と私は警告された。

   9・11の日、私は前夜行なわれたバンクーバーのシモン・フランジュ大学での講演から帰って来たばかりで、シアトルにいた。そしてその日の夜は、その地域の医学会で講演することになっていた。しかし私の本心は家族のことが心配で、とても講演する気分ではなかった。しかし主催者側は、電話がたくさんかかってきており、「みんなあなたの話を聞きたがっています」という。私はともかく講義をした。会場は立ち席しか残ってはおらず、私の記憶に残る限りでは、最高の聴講者を集めた医学会の集会だった。

   私は今起きていること話し、世界の超大国の対立のあとは国際テロが起こり、そしてその後、宇宙からの脅迫へ立ち向かうようにと誘導する操作計画が存在すると話し、そうした枠組みの中で私たちの活動を説明した。そうしたことに関わる人間たちは、従来の軍隊や情報機関、そして権威筋にも属さない悪徳分子中の悪徳分子であり、彼らがこうした状況を操作している。このグループを知っており、彼らの計画と考え方を知っている私たちにとっては、今が歴史におけるその時点に到達していることは、別に驚くには当たらないことだ。

   その講義中は、ピンが1本落ちても音が聞こえたかもしれないほど、空気が張り詰めていた。参会者がすべて私と同僚の医師であるこのような集会で、こうした話をするのは私にとって初めての経験だった。しかしこれはニュー・エイジのUFO会議ではない。そして私はこう言った。「これはすべて権力の問題であり、巨大な地理的・政治的権力の問題です。それを理解しなければなりません」 こうした計画を動かしている連中は”宇宙支配者”コンプレックスや創造主コンプレックスを持っており、ステロイド誇大妄想狂なのだ。そしてこうした行動の動機づけを理解するために必要なことは、自分自身の意識を取り巻くものの見方である。

   そして私は次のように質問した。
   「私は個人的にイスラエルに3年住み、テロリストの爆弾で2回死にかけたことがあるので、私にとっては少しも意外ではありません。しかし私たちの米軍は嫌われながらも、最初の湾岸戦争以来10年間も中東にいました。しかしなぜ米軍はあそこにいるのでしょうか? あそこの景色が好きで、文化が好きだからでしょうか? 私たちがあそこにいるのは、たった1つの言葉のためです。それは石油です。私たちは石油が欲しくてそのためにまだあそこにいるのです。

   私たちが未だに石油を使っているのは、それに代わる他のテクノロジーが隠されているからなのです。私は決してテロリストを擁護しませんが、しかし突然私たち(米国)が、これほど大きな標的となった理由を理解する必要があります。いや、それは突然ではなく、実際にはずっと前からそうだったのです。ところが誰も、私たちが向かっているところを見据えてはいません。私たちは目を覚まし、自分たちがどこへ向かっているかを見極められる、ぎりぎりのところにいるのです」

   9・11以後、すべての空港は閉鎖された。
   しかし私たちには太平洋岸北西部に、すでに予定されている講演ツアーがあった。それで私たちは、9・11の恐怖にもかかわらず情報開示ツアーを続行することにした。そのツアーの最後のイベントは、ワシントン州の農村で行なわれたもので、女優のリンダ・エバンスが支援しているグループとの会合だった。帰りの飛行機の切符は前から予約されていたが、帰るちょうどその日がシアトル空港のフライトが解除された初日だった。それでチケットの変更の必要はなく、フライトに遅れることもなかった。それはまるで9・11による衝撃は何もなかったかのようだった。

   そしてこれにはより深い意味がある。
   世界的な混乱が起きた時でも私たちは真実を話すことができ、それを数千人の人々に届けることができる。それは非常時の真っ最中であろうとも、私たちは自分の進路の上に留まることができるのだ。正しいことを行い、真実を話しているなら、最大の障害でさえも立ち退(の)き、道を明け渡すだろう。ゆえにそうした真実の道を着実に歩むことが肝心である。

   マスコミとエリート集団には、ほとんどパブロフの条件反射に近い反応がプログラムされているようだ。つまり特定の言葉、たとえば「陰謀」ならただちに「変人」と結びつく。「UFO」ならそれは「誘拐」と「変人」を連想させる。このように私たちの文化には、特に大手のマスコミにはプログラム化された一定の自動的反応がある。そして問題が生じると、こうした反応と反動により、プログラム化されていたことが明らかになる。この謀略は非常に周到に、数十年をかけて仕掛けられ洗練されてきた。

   私は過去15年間の間には、非常にがっかりさせられることを何回か目の当たりにした。それは私とかなりの時間を共に過ごした人々がおり、彼らはこうした情報を真実として認めただけでなく、かなりの善行を施せる絶大な権力の座にいたにもかかわらず、それが上院議員や大統領、国連の高官、軍の将軍、また上級科学者であろうと、彼らはそれが生産的で建設的な情報追跡の段階に至ると、「私にはこれはできない」と言って尻尾を巻いて逃げてしまうのだ。

     ヘンリー・キッシンジャーは、「これは宇宙で一番熱いポテトだ。私はそれについてもうあまり関わらないことにする」と言ったことがあるが、だから彼はそれについて知っていたわけだが、こういう人たちのほとんどが、それを避けてたらい回しにする。これは究極の責任転嫁であるが、ではそれを誰に回すのか? 特に、それを米国の大統領がしたらどうなるのか? 問題は、いかこうした充分に権力のある人々と一般大衆に、充分な情報を明かし、知識を与え、これらの暗い隅々に光を充てるかということである。それと同時に、私たちも代替案を明確に示さなければならない。

地球と人類を救うフリー・エネルギーと反重力システム

   9・11の後、私は即座に決めたことがある。
   私たちは情報開示を続ける一方で、地球を救済するための新しいテクノロジーを確認し、それを人々に知らせる必要があった。これまで50年以上に渡って存在し続けてきている、この隠れた闇のグループの対抗力となるべき、充分な支援と資金を作り出すべく何かをしなければならなかった。そして私たちは軍部の証言者と文書を集めることから、次に実際のテクノロジーへと推移するべき時を迎えていた。9・11が起きた時、私たちは彼らのゲームが終盤に入っていることを知った。

   2001年の秋、私たちはスペース・エナジー・アクセス・システムズ社(SEAS)を設立した。そして闇の隠された世界ではない世界で、何が入手できるか調査するために、一群の人々が2、30万ドルずつを出し合った。そして原理試験段階にあるいくつかのテクノロジーを見つけたが、現在までのところ、まだフリー・エネルギー・システムとして公表できる開発段階には至っていない。もっとも先進的な装置のいくつかを私たちは見たことがあるが、そうしたテクノロジーは、ひどく脅されていたり秘密を守るよう洗脳されている科学者たちが保管している。

   たとえばローダー博士と私たちのチームの技師がこうした科学者の1人を訪ねたが、その科学者は終末論的世界観をある物理学者から強力に洗脳されていた。その物理学者の仮面を着けたスパイは、この発明家にこう言った。「世の中が崩壊するまで、これらのテクノロジーのどれも公開してはならない。そうすればその後で、あなたは不死鳥のように科学の救世主となり、すべてが崩壊したところで、そのテクノロジーを公開することができる」と。

   このようにその男は終末論的時間設定で洗脳されており、大変動が起きるまでテクノロジーを隠しているのだ。言うまでもなく大変動は当然的中する予言である。石油埋蔵量の枯渇と生物圏破壊を回避する何らかの策がなければ、こうした怖ろしい出来事は起こるだろう。こうした信仰観で洗脳されてしまうと、手の尽くしようがない。

   私たちはまた、開発初期段階の反重力システムも確認した。
   充分な資金があれば、それはフリー・エネルギーおよび反重力システムとして成熟させることができるだろう。今、私たちの世界はこれら地球救済テクノロジーを必死に求めている。



   HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE
book『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                          抜粋 

 

・国際テロの次に起こされる計画は、捏造による宇宙からの脅迫

   私が常に好んできたのは、意識の探求とその現れである。
   ある時私たちは、コロラド州のブランカ・ピークで野外探査をしていたが、ひどい雷雨になったために車内からそれを行なっていた。そこに静坐しながら、私はある技法を用いて”無限のマインド”に入り、2つの逆方向に回転する円盤を心の中で見ながら、大きなエネルギーをそこへ注ぎ込んだ。それはメルカバ(古代の秘教の持つ秘伝で、心象化技法のひとつ)のようにだった。

   すると突然、反重力浮揚が起き、私たちの乗っている車が飛び上がったのだ! 
   そばにいた数台の車も同じようになった。仲間のメンバーたちが、「マイ・ゴッド! 何が起きたのですか!」と訊ねたが、私は笑って言った。「意識は実際にどんなことができるか、ちょっと試してみたんだよ」と。

   私たちにできることはたくさんある。
   しかしそうした実際的な成果はほとんど現れず、”地球”はその成果を求めて叫んでいる。私たちは100年前と同じように、未だに電力需要のほとんどの部分をまかなうために、化石燃料の石油や石炭を燃やしている。なぜなら人類の進化は、無知と強欲というエゴの勢力によって100年間ハイジャックされてきたからだ。だから私たちはいま、地球のために働かねばならない。

   私はある話を思い出した。
   それは小川を空中浮揚で渡るテクニックのために、30年を費やしたという男が釈迦に会った時の話だ。その川には歩いて渡れる橋がかけてあった。彼は「ご覧下さい」と言いながら自慢そうに、川の上を浮遊して向こう岸へ渡った。そして釈迦は橋を渡って向こうへ行き、こう言った。「確かに。だが空中浮揚に30年費やさずとも、歩いて橋を渡ることもできた・・・」と。

   私は、こうした能力が素晴らしくないと言っているのではない。
   それは確かに素晴らしい。だがそういった能力のために、人は膨大な時間と努力を費やすべきなのかということだ。その間にも私たちは地球を破壊し続けており、しかも私たちの文明は末期的状態にある。そのために、もし最も重要なやるべきことがあるならば、その他のことが重要であってもそれは脇にどけておかねばならない。

   マインドの本質と物質の本質を理解し、完璧に意識と統合し、意識と分離して存在する物質などは存在しないという事実を理解するならば、私たちの意識が持つこうした本来の能力は開発される。つまり何ものもどんなものも、意識というマインドからは分離しては存在しないのだ。すべての物質とエネルギーは単に想起されたものであり、それがさまざまなやり方で変調し、同調し、あるいは共鳴しているのだ。

   こうした事実は、プリンストン大学のボブ・ジャン博士など多くの実験を通してすでに証明されている。まったくノン・ローカルな
(限定されない)時間と空間の障壁はない。だからいったんそのことを理解してしまうならば、充分なトレーニングと集中とにより、文字通り私たちは何でも達成できるのだ。

バチカンは宗教組織を装った闇のグループの中心

   私がイタリア、フランス、イギリスに旅行した時、パオラ・ハリスがバルドゥッチ枢機卿とのバチカンでの会見を取り決めた。バルドゥッチ枢機卿は法王に仕える高位の神学者である。インタビューのために私たちは聖ペトロ広場を見下ろす彼のアパートに行った、彼はいかにも貴族的で、威厳を備えた非常に親切で、霊的な素晴らしい人物だった。

   私は彼に訊ねた。
   「・・・これらの地球外文明を、何らかの点において脅威あるいは敵性だとお考えになりますか?」 彼は言った。「おぉ、まったくそんなことはありません! それに、人類よりも劣るものは全宇宙の中にはおりません!」 後で彼はこうも言った。「この惑星上の高等知能の生き物だけにすべての希望を託すほど、神は愚かではありません」

   聖ペトロ広場とバチカンを見下ろすバルコニーへ出た時、「教皇の許可がなければこういった話はできませんでした」と彼が言った。ということは、UFOやET文明の真実について話すようにと、法王が彼に指示したことになる。また彼は私に率直に言った。彼は法王の祝福を受けてこれについて話しており、UFOが現実のことであり、ETたちが善良な存在であり、それについては心配無用であると話すよう法王から言われたと。

   それで私が、UFOを狙うための兵器を宇宙空間に配備している問題について質問すると、彼は非常に動揺し、それは絶対に間違った行為だと言った。私はバチカンの天文学者とも会ったが、彼も同じことを言っており、UFOが現実であり、ETが事実であることを認めた。しかしそれにもかかわらずバチカン内部には、オプス・デイという
(修道会を装った)グループ内部に、闇のグループの分子が存在することを私たちは知っている。

   そして彼らがこのUFOとETの問題について非常に陰険な見解を持っており、バチカン内部の人々に情報が渡らないように、情報を横取りしてしまったことも知っている。米国の政府と同じように、バチカンでもあらゆることが迷路のように区分化されて、情報が操作されているのだ。

   バチカンには、型にはまった宗教組織の中に法王や聖職者が存在してきた。
   しかし彼らもまた自分たちの官僚制の中に黒い闇の分子がおり、彼らがその中で何をしているかを知らない。またしてもここでも同じテーマの繰り返しだ。それは宗教組織だけでなく政治組織、科学組織、政府機関、軍部など、そのいずれであろうとこの主題が繰り返される。この主題を覚えておくといい。こうした組織内部の区分化されて存在する悪徳秘密活動は、もし放置されるならそれは
(ウィルスのように)内部から増殖して全世界へと蔓延することになる。

   私はローマにいる間に「マルタの騎士会」の一員とも会い、イエズス会秘密情報機関とバチカン秘密情報機関の代表者とも会った。これらのグループは、UFOとETの問題と繋がる世界的金融機関
(IMF)とテクノロジーの問題に密接に関わっており、彼らがその上部にいる重要人物の何人かである。

   私は彼らにこう言った。
   「バチカンには何世紀にもわたって存続してきた、秘密保持と秘密権力の伝統がありますね。しかし今の時代は、そうした活動が別の仕方で機能し、人類全部が恩恵を受けるような、公開型の隠し立てしない方法に変えるべき時代です」 彼らは非常に神妙に聞いていたが、内心では強い関心を寄せていたようで、少しばかり動揺した・・・どころではなかった。そしてマルタの騎士会とバチカン秘密情報機関、イエズス会秘密情報機関が、ET問題の秘密保持に関して中心的に重要な役割を果たしているのだ。

   カーター大統領が当時、UFOに関する情報を入手するために、当時のCIA長官だった(父)ジョージ・ブッシュにそれを依頼したところ、彼は面と向かって「あなたにはその情報を与えられない」と言われた。この情報に通じているCIA長官が次期大統領に向かって情報を拒絶したのだ! そこでカーターは、アメリカ議会調査部関係者に、何が起こっているのか探り出すように依頼した。彼らはダニエル・シーハンという弁護士に、カーターがこの情報をバチカンから入手できるかどうか問い合わせるよう依頼した。

   ところでこの弁護士はクライスティック・インスティチュート
(キリスト教の研究所)に名を連ね、首都ワシントンにあるイエズス会を代表していた。そこで彼は大統領カーターの代わりにバチカンに問い合わせた。バチカンはこう返答してきた。「ノー。我々はこの情報をあなたに与えることはできない」 彼らは「その情報を持ってはいない」と言ったわけではなく、「その情報は大統領であっても与えない」と言ったのである。

   このようにして長い年月にわたり、秘密のバチカン図書室とそのファイルには、これらの問題全般にわたる膨大な情報が隠蔽されている。1994年に秘密政府の内部者が私に次のように言った。「「テクノロジーの運用と管理の観点から言えば、CIA長官や米大統領に話すより、イエズス会司祭のしかるべきグループに話したほうが、いい結果が得られるだろう」と。彼はまったく正しい。

   太平洋沖の海底で探索する、特殊任務に派遣された海軍の証言者がいる。
   それは、彼らが磁気異常と呼んでいるものを探索するとしているが、実際には彼らのサークルでは、”磁気異常イコール海中のUFO”に対する言い回しに過ぎない。そして海底のUFO探索に、彼らは特別装置のついた核潜水艦を使用する。

   ある時彼らが、この機密特殊任務に出動する準備をしていると1台のリムジンが到着し、1人の私服の男(匿名の秘密情報工作員)と、司祭服襟をした1人の聖職者風の男が出て来て潜水艦に乗り込んだ。彼らが一番最後に乗り込んだが、艦内では彼らがあらゆる指示を与えた。

   潜水艦はそれまで、複数の巨大なUFOと遭遇したことのある海域へ行き、そこでUFOを発見するとしばしば400~500ノットで海底を航行しているUFOを追跡した。それはジェット機並みの速度による海中の疾走であった。すると突然、出し抜けに、2機のUFOが潜水艦の両側に寄ってきており、核推進システム全体を遮断してしまった。それで潜水艦は前進も後退もどの向きにも動けなくなり、海底で立ち往生してしまった。

   その間、特別任務の彼らは精巧な電子装備によってデータを収集していた。
   潜水艦が港に帰って来たとき、これらのデータは全部まとめてこの聖職者の服を着た男に渡された。彼は米国人ではなく、バチカンから来た者だった。彼はすべてのデータをもらい、去って行った。それは米海軍の核潜水艦を使用した、バチカンによるバチカンのための特別作戦だったのだ!

   この証言者はそのことを私に話すまで、なぜカトリックの聖職者がこうした作戦の担当者だったのかまったく検討もつかなかった。私たちにはその理由がわかっている。つまり、教会と国家は分離していると思わせられており、そうした神話を多くの人々は信じてきた。しかしまさにそれは神話でしかないのだ。それは闇の政府が存在すると理解している人々でさえが、宗教的な利害に絡んだ秘密の悪徳分子がどれほど、あらゆる組織に潜入しているかを信じられないでいるのだ。これこそまさに、いかに彼らのコントロールが維持されているかを表すものである。

国際テロの次に起こされるものは、捏造された宇宙からの脅迫

   真実は隠れる。
   なぜならそれは、とても信じられそうにないからである。だが、もっとも意外なことが本当は真実なのだ。こうした実際の真実が、一般的に受け入れられている知恵や信頼から、あまりにもかけ離れているために、皮肉にもしばしばありのままの真実を伝えることが困難になる。このことは私にとって、12年間に及ぶ苦闘であった。隠されている真実の知識のこのレベルまで入り込んでしまうと、「いったい誰にこんな話をすることができるんだ?」と考えてしまうのだ。

   分別に従うならば、聞き手に理解できる真実だけを分かち合えばいい。
   2+2を習い始めたばかりの子どもに微積分を教えたところで何の役に立つだろう?
しかし同時に私は、このような情報を知っていながら、それを分かち合わないことに非常に悩んでいる。だから今こそ、私は真実を話す。たとえそれが私の不名誉になろうともだ。

   私たちの見ている世界は今、彼らのアルゴリズム(問題解法手順)の終末に差し掛かっている。9・11が起きた時、私たちは彼らの計画が思ったよりも早く展開されていることに気がついた。そして国際テロの次にあるものはどのようなことであり、次にどんなことが彼らの問題解法手順(アルゴリズム)に載っているのだろうかか? それは彼らによるでっちあげ、捏造の、宇宙からの脅迫である。

   秘密の闇の政府が使う最後の切り札は、地球外文明に関係する捏造の外宇宙からの脅迫だろう。だから私たちは、アルゴリズムの終点を間近に迫られている。私たちはもはや真実について黙秘権を使う贅沢(ぜいたく)は許されない。それがたとえ”禁じられた真実”であろうとも。



   HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE
book『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                        抜粋
    

   
   

・キリスト教的「終末論」を実現させようとしている闇のグループ

   秘密のUFOプログラムを管理している、少人数のグループがある。
   それは実際の管理・実施権限という点においては、米国大統領や議会とは無関係に存在する。私は実際にEーシステムズの一重役から、同社がこの分野に深く関わっているということを聞かされた。彼は「社内でそれを知っているのはごく小数です」と言った。こうした企業が受け取る資金は、いくつかのトンネル会社を経由したさまざまな政府機関からの融資であり、その流れは最終的には超極秘ブラック・プロジェクトにまで行き着く。

   企業、公共団体、金融業界、宗教団体が絡み合った一つの権力構造が存在する。
   彼らは法の支配や米国の憲法など、どこの国の憲法にもあり得ないようなものに従って活動している。もう一つの影のようなその世界の中には、主要な基幹秘密活動から分裂した悪徳分子がいる。そこには非常に勢力を持つ悪徳分子が何人かおり、彼らは米国や他の国の一定の秘密グループの内部にいる。彼らは基幹グループと不明瞭なつながりを持ってはいるが、独立して行動したり、基幹グループの取り決めに反対したりする。

   それは非常に複雑に仕組まれており、まさにタマネギの皮のようである。
   やっと中心部に達したように思えても、まだ剥(む)くべき20枚の皮がある。私はすでに15年間、こういう皮剥きを続けてきており、これらの人々が誰であるかや、それがどんな構造であり、その取り決めがどんなことであるかについて非常に明確な考えを持っている。

    闇のグループの中心とコネを持つ政府関係者がいるが、彼らはその内部でいったい何が進行しているのかについてまったく無知である。それらは連邦緊急管理局(FEMA)やモルモン企業帝国の内部で、あるいは人類の問題に対して彼らの
(キリスト教的)終末論に繋がる、怪しい計画の内部で進行していることである。

   イラン・コントラ公聴会でイノウエ議員が、「自前の空軍、自前の海軍、それに自前の資金供与機構を持ち、国の法を超えて存在するような陰のグループがある」と述べたが、まさにこれに特に当てはまるが、先進機密テクノロジー、UFOおよび地球外文明問題、そしてそれに関連した武器、兵器システムの分野である。1960年代から現在にかけて進展してきた最も危険な傾向は、彼らの作り上げた自前融資のおかげで、この闇の政府が大きな勢力を振るうようになったことだ。

UFOから得られたテクノロジーを独占している米国の闇企業

   上院予算委員会のディック・ダマトが、1千億ドルを上回る違法の闇予算があると言ったが、彼はまったく正しい。しかしながら、その大きな資金の動きは企業や民間金融界の中にあるのだ。たとえばマレー・ヒルのベル研究所だが、私は全キャリアをベル研究所で過ごした証言者と仕事をしている。彼は多数の超極秘秘密契約を結んだ闇のグルプの一員だったが、そうした契約は地球外文明の
(撃墜されたUFOから得られた)通信装置や回路を用いる軍事作戦との契約だった。

   こうした民間の研究所はUFOのテクノロジーを研究し、それを用いた用途を見つけ出すことで特許を取り、そのようにして数千億ドルの企業になったのだ。その中には光ファイバーや集積回路、レーザーなど、そうした種類のものがそれである。闇の政府が作り出した資金という癌は、科学技術の無数の企業や金融会社へと資産を転移した。そして今では秘密の民間企業界は、DIA(防衛情報局)やCIA(中央情報局)、その他のアルファベット頭文字のどの政府機関に対しても
、(押し切れるだけの)切り札となるテクノロジーを所有している。

   私がインタビューしたもう1人の企業証言者は、彼がベル研究所にいた時、彼らが取得して”黒い棚”にしまい込んだ、つまり隠してしまった28から29個のフリー・エネルギー装置を見たという。この証言者はこれらのテクノロジーの仕事に従事していたのだ。ゼネラル・モータースやその他の企業もそうであり、それらは本来地球と人類を救済するテクノロジーであるのに、彼らはその上にあぐらをかいて独占しているが、公開することはないだろう。

   このように絡み合った多国籍企業と金融界の支配力は何兆ドル規模であり、それはペンタゴンや米国政府、あるいは地球上の他のいかなる国家に対しても勝てるだけの奥の手を所有しているのだ。それはまさに野放しにされた怪物、悪徳企業、闇の権力であり、政府との関わりはほんの一部分でしかない。そのためにたとえば”政府”と呼ばれるものの中に権力を持つ一個人がいて、真実を明かそうと望んだとしても、彼はこうした形で別に存在する”特権”に圧倒されたと感じて(やめて)しまうのだ。

   私は2004年2月に、議会エネルギー委員会の委員をしている人と話した。
   彼はチェイニー副大統領の出席していた会議についてこう言っている。「チェイニーが会議を進めたが、彼の考えは石油会社の重役が考えることとまったく同じであり、エネルギーに関わるあらゆる問題を、彼は石油会社の重役とまったく同じように観ていた」 私たちが掴まされているものはまさにそういうことであり、ある議事に向けて(彼らの牛耳る)協調組合主義に合意した政府が私たちが見ている政府であり
、(独自に運営している政府などは存在せず)世界中の政府がそうなのだ。

   私が何年間も一緒に仕事をしてきた人々のうちの1人は、こうしたタイプの工作に関わっている企業スパイだったが、その証言を持って人前に出るように要請すると彼は答えた。「このグループの怒りから私を守ってくれる機関や政府は、この地球上にはありません。このグループは政府や警察などのそうした範囲の外にあって、それよりもずっと力を持っているので」 

キリスト教的終末論を信じている闇のグループ

   しかし実は、もっとも凶暴な彼らの活動はイデオロギーと結びついたものであり、この活動は一定の観念的
、(キリスト教的な)終末論的世界観に根ざしている。こうした考えは滅亡の世界観であり、キリストが再来するための唯一の理由は、世界は破滅することになっており、数十億の人間が死ぬことになっているからというのだ。この信念体系を頑なに固守するきわめて有力なグループがいる。つまり彼らは、本当にバック・ミラーをのぞいているのであり、実は彼らが待っていることはすでに起きてしまったのだ。

   彼らは私たち人類が今どういう周期に入っているかがわからないのであり、どういう新世紀にすでに入っているかということが少しも理解できない。ゆえに彼らは人類の進化というタイムラインから完全に外れているのだが、彼らにはそれがわかっていない。ある予言があったが、しかしそれはすでに起きてしまったのに、彼らはその予言について自分たちなりの解釈をしていることから、それを実現させるために、世界をある一定の方向へ駆り立てようとしている。

   つまり、彼らの聖書の予言についての異常な間違った解釈は、とんでもない路線を作り出しているのだ。悲しいことだが、それは自己完結するアルマゲドンの予言、つまり無知と迷信、憎悪を通して彼らが作り出す予言でしかないだろう。だから結局は、その問題は無知ということにあり、そして解決は悟りと知識、本物の霊性にあると言える。問題は複雑のように見えるが、実は非常に簡潔に整理できる。

   暗ければ誰でも灯りをつけるだろう。
   だから私たちの為すべきことは、この問題と彼らのいくつかの展望に光を当てることだ。つまり、彼ら独自の”夢”を実現させるために、世界的な破壊や支配に手を貸す必要はないということであり、それを彼らに理解させる可能性に光を当てることだ。

   他ならぬレーガン政権時代のある会議の後で、内務省長ジェームズ・ワットが次のような意味のことを言っている。「・・・こういう環境保護主義者たちがいるが、環境について本気で心配する必要はない。なぜなら世界の終わりはまもなくやって来るし、キリストは戻って来つつあるし、いずれにせよ世界は破壊されるからだ。残された時間のあるうちに、私たち善良なキリスト教徒は積極的にすべてを使い果たすよう、神は望んでいる」と。

   私はわかりやすく言い換えているが、これがアメリカ国内全域の政策を託された人の言ったことの本質である! こうしたタイプの迷信と時代遅れの信念体系が、現実的な決定と政策を動かしていることを、私たちは知る必要がある。これを悲劇と言わずに何というべきか。

      ところがこうしたことは実は話題にすらされてはいない。
   このワットのコメントは、誰かに録音されて聞かれていることに気づかなかったための失言なのだ。そして私は、あのレベルの影響力を持った多くの人々と会見してきたが、彼らは実際にあのような信念にしがみついている。現時点において米国政府は、そうした世界終末思想を信奉する人たちによって潜入されており、運営されているのだ。

「彼ら」が地球を破壊し、破滅させる理由

   それについて考えてみよう。
   もしあなたがそういう信念を持っているとしたら、地球の温暖化や8兆ドル規模の負債があろうと、あなたは全然気にしないだろう。なぜならもし本当に今が終末に向かった日々であり、世界の終わりが刻々と近づき、地球上のすべての生命が死滅し、善良なキリスト教徒たちだけが空に持ち上げられてキリストのもとへ行くとしたら、そんな借金や環境汚染などを誰が気にするだろうか?

   平均的な人々にとって、こうした考え方は異様に聞こえるに違いない。
   だが実際には彼らの終末論的世界観が、とりわけ世界の秘密組織の意志決定のほとんどを動かしているのだ。なぜなら彼らのグループ構造が、隠れバチカン、隠れモルモン、その他過激な宗教的利害関係者によって圧倒的に支配されていることにあるからだ。私はそうした人々と直接会ってきた。

   そうした闇の世界と関わりを持っている人々がその他にもいるのは言うまでもないが、彼らは貪欲や権力、金や支配といったありきたりな関心しか持ってはいない。彼らのようなまた別のグループの関心は、ただ現状維持にしか関心がなく、ボートがまさに滝から落ちようとしていても、ボートを揺さぶるのはよそうと言う。

   そのために互いに異なる議事進行となるが、問題はその一番勢力のある議事がもっとも奇っ怪で退歩的な、カルトのような狂信と迷信であることだ。ジョージ・サンタナヤは「狂信というのは、自分本来の目的を忘れてしまった時に、努力を倍加することから成り立っている」と言ったが、まさにその通りである。


   狂信的な世界終末論的な見方をすると、8兆ドルの負債にさらに年間0・5兆ドルの負債を追加しながら、子どもたちへ引き渡していく理由がわかる。南極北極の氷原が溶けているのを知っているにもかかわらず、地球を救えるテクノロジーを数十年も隠蔽しておくことの理由もわかる。何千もの動植物の種を、絶滅するにまかせておくのはなぜなのかもわかる。どちらにしろ世界は終わりに近づいているのだ! こうした世界終末論のパラダイム(枠組み)を自分にしっかり持っている人でない限り、解決策を知っていながら、こうした彼らの敷いた路線に留まろうと思う人など1人もいないだろう。

   こうした地球全体を破壊し続けてきた彼らの計画をひとたび発見すると、ここではじめてすべての辻褄(つじつま)が合ってくる。私は悪魔礼拝者だった人たち、つまり悪徳グループを抜けた人たちと会うようになった。彼ら悪魔礼拝者たちは破壊と拷問、苦痛とサディズムに耽溺している。同時に彼らは、世界の終末を祈る連中の仮面の別の顔であることがわかってきた。それは癒着した関係にある非常に奇妙なグループである。

   彼らは文字通り世界の終わりだと考えているが、実はそうではなく、それは一つの周期の終末であると同時に、別の新しい周期の始まりなのだ! 彼らの聖書の予言についてのこのとんでもない間違った解釈が、地球にとんでもない結果をもたらしているのだ。私の考える解決策は、彼らとは異なった展望を発表することだ。私たちは確かに一つの周期の終わりについて話すことができるが、だからと言って文字通り地球が破壊されているのを、手をこまぬいて見ていなければならないということではない。私たちが必ずしも彼らを変えられるとは限らない。しかしそうであっても私たちは、道理に叶った説明をはっきり述べる必要がある。

   企業の貪欲さが始動し始めた時、こうした闇のプロジェクトはアイゼンハウアーや他の管理者たちの抑制の手を逃れ、暴走し始めた。そして次に非常に内密な隠された宗教的目的を持った人々が政府機関と企業に潜入し始め、現在では彼らがすべての采配を振るっている。彼らは自分たちと同類の者たちを集めるために、CIAやFBI、軍部、非常に多くの大学、研究所、そして企業の上層部へ、きわめて有力なモルモンの右翼を送り込んできたと聞いている。

   ほとんどの人は気づいていないかもしれないが、私たちはすでに宣言こそされていないものの、神権政治のもとで暮らしているのだ。つまり人々は神権政体下に暮らしており、まだそれを聞かされていないだけに過ぎない。それは極めて静かに、非常に密かに起きたのだ。トゥーレというカルトを狂信していたナチスが公然とは達成できなかったことを、彼らは達成することに決めたのであり、それはまさに第二次世界大戦の継続なのだ。

   人々がこうしたことを知りたがらないのを私は知っている。
   こうしたことは心を不安にさせる話であり、それは私たちを信じさせてきた神話に反するものだからだ。この狂信と世界観に巻き込まれてきた人々は、信念体系やキリストの話などまったく気にしない連中である。むしろ彼らは悪魔的世界観を持ち、破壊と苦痛を平気で楽しむ者たちであり、彼らは敬虔な信者の中に混じっている。だが信心深い人々は、誰が自分たちの群れを率いているのかわかっていない。

旧世界は終わり、新しい新世界が始まっている!

   私たちは今一つの章を閉じて、もう一つの章を開いたところである。
   一つが閉じ、一つが開いた時、しばしば大混乱が起こり得る。地球上には不思議なことが起きており、それ以来すでに150年が経過した。そこには素晴らしい新思想や新しい制度、新しい生き方、新しいテクノロジーの可能性など、非常に有望なものごとがある。しかし一方には死に行く旧世界の死骸があり、断末魔の苦しみがある。とはいえここにはすでに誕生した新世界があり、それは成長し、しかも数千年間継続しようとしている。

   世界は終わるのではなく、それは一つの旧世界が終わり、同時に新世界が誕生し確立するのだ。私たちはすでに人類の黄金時代の初期段階におり、それは50万年も持続するのだ。ゆえにそれこそが私たちを励ます素晴らしいことであり、それはたとえ一方で狂気と無知のドラマが演じられていようとも、分かち合わねばならないのはこの素晴らしいことなのだ。どんなに狂気が周りで繰り広げられようとも、私たちはこうした来たるべき善きこと、肯定性に進んで焦点を当てる必要がある。なぜなら私たちは、この始まったばかりの新たな周期の潮流を理解しなければならないからだ。

   ”宇宙船地球号”がこの時代を通過し、意図された通りの文明を地球にしっかりと確立するためには、案内人が必要である。そこには地球を助けるべく待機している地球外文明があり、しかるべき時点で物事は急激に変化するだろう。しかし、この変容はひとりでに起きるのではない。私たち人間がこの変容を導いて促進させねばならない。

   私たち人類はひとりぼっちではない。
   これまでも人類と”地球”の運命が、見捨てられて孤独であったことは一度もない。助けもなく、疑いと不安の中に捨て置かれていたことはない。ゆえに私たちの将来と運命が、どういうものかについて不明な点は一つもない。ただ一つの疑問は、私たちがいかにして現在の状況から脱し、いかにして平和と正義という路線の上に、私たちの世界をしっかりと打ち立てるかという問題なのだ。

   地球は自由意志の惑星である。
   私たちはこうした変容が起きるように、自らの自由意志をしっかり用いる必要があり、このことこそが私たちがここで学ばなければならない課題である。そのためには一致団結して自由意志を駆使するならば、それはたちまち起きるに違いない。

   私たちは教育制度と社会を通して、ただ順応し従うように教えられてきた。
   だがそうした制度に順応するだけであれば、当然、さまざまな問題が生じてくる。そのようにして、私たちの周りに打ち立てられた世界は常軌を逸してしまった。だから私たちは今いる世界がどんなものかを直視し、そこから脱け出して善き将来を作り出す必要がある。

   その素晴らしい将来は、実はすでに果実が木から手の中に落ちるように熟しきって、そこに待っているのだ。地球と人類はいま咲き誇ろうとしている。しかもそれは単なる地球の春ではなく、宇宙全体の春なのだ。



   HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOELEDGE
book『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋

・モルモン教の別の顔 闇のグループ企業モルモン帝国

   先代ブッシュ大統領任期中に、住宅都市開発省に勤めていたキャサリン・オースチン・フィッツといった人たちから、私は次のようなことを聞いた。彼女は、同省に派生するあらゆる外局から巨額の不正資金が、ダミー・プログラムを通じてブラック・プロジェクトへ吸い出されていることを知った、彼女がそれを見つけたことを知ると、彼らは彼女を町から追い出し、彼女の生活から仕事にかけてすべてを潰そうとした。この人物は信用できる普通の社会人であり、米国でも一流の投資金融会社などに勤めたことがあり、その当時彼女は住宅都市開発省の次官補だった。

   ペンタゴンの私の友人たちはこう言っている。「(そうした形で)あそこから10億ドル、ここから10億ドルと集められるから、すぐに巨額資金が作れる」と。数千人の従業員がそうしたさまざまなプロジェクトで働いているが、実際には彼らが何に従事しているのかその詳細について知ることはない。あの区分この区分といった区分けされた中で、小さな規格品を作っているかもしれないが、それはおそろしく厳重にコントロールされたシステムなのだ。

   そうした民間のグループあるいはコントロール・グループは200人から300人おり、それは超国家的に存在している。しかもそれは決して米国だけが活動の主な中心ではない。このグループの代表的な構成員は、中国、ラテン・アメリカ、バチカン、ヨーロッパ、ロシア、それに多種多様な公共団体からなっている。つまり、国境は事実上何の意味も成していない。しかもそれは国家的な問題ですらなく、それはあなたや私が考えるような政府ですらない。それは企業、金融、超国家、宗教の利害を中心に、彼らが政府に命令する主客転倒の典型である。

モルモン教の企業モルモン帝国

   今日におけるこの闇のグループの中で唯一の権力を持っているのは、企業モルモン帝国である。このモルモン支配層は、こうした秘密計画に繋がる金融上の、また企業としての莫大な資産を持っている。しかし”平信徒”は何にも関係しないように区分けされ、仕組まれている。

   力説しておきたいことがあるが、私はいつも人々にこう言っている。
   「あぁ、CIAね? あの人たちはただの子猫に過ぎませんよ」 そして重大なことはどれもCIAの外、つまり民間にあるのだ。心配する必要があるのはロッキードやEーシステムに雇われた殺し屋であり、この超国家グループと契約している殺し屋である。

   彼ら殺し屋は、「デビルズ・ディサイプル」(悪魔の僕)と呼ばれるオートバイ・ギャングに所属している。この「悪魔の僕」は「ヘルス・エンジェル」(地獄の天使)の下部組織であり、後者は一定の状況において秘密の保持を強制するために、常習的に拷問や生贄、生体解剖など、生きている人を切開したりする行為を受け持っている。

   エネルギーの研究者で、「悪魔の僕」の犠牲者と一緒に仕事をしていた人を私は知っているが、そうした犠牲者は殺した人から1本ずつ抜いた歯で作られたネックレスを着けることになっている。彼らはこの犠牲者の歯を叩き潰し、内臓を取り出し、死ぬようにそのまま放置したが彼は生き残ったのだ。今日、彼はひどく反社会的で人との関わりを避けている。

   「悪魔の僕」は、守秘義務の厳しいそうした末端組織と絡む、悪徳犯罪企業と契約して動いている。警備の大部分はワッケンハットのような伝統的な警備会社に委託しているが、それとは別に彼らのような強制執行者も雇っている。そうした闇の主要な役割を担う人々がしばしばそうした立場にいる理由は、それが世代継承であり、子々孫々へと世襲されるからだ。たとえばすでに触れたジェームズ・アングルトンだが、彼はマリリン・モンローの盗聴に署名した。そして彼の子孫の1人が私に連絡してきたが、彼は大した資産家でしかも闇のグループに関わっている。

   陰の政府の内部では、実はスパイ合戦が横行しており、派閥争いも頻発していて協調関係は流動的で極端に不安定だ。人々はこの闇のグループを一致団結した固定的な集団と見なしがちだが、実際にはそうではなく、きわめて流動的で分裂すらしている。情報開示プロジェクトをめぐり、私たちは意外なところからかなりの保護を受けている。そして1998年以来、私たちの軍部証言者の誰1人として、彼らから「黙っていろ」とは言われていない。それは誰1人としてそうで、誰も脅迫されてはいないのだ。

バックに控える「霊の戦士たち」

   ”2001年情報開示プロジェクト全国記者会見”の前に、私は陰の政府のある分子と会見した。そして私はこう言った。「次のことに注意するように、あなたのグループに伝えていただきたいのです。私たちはあなた方の助力を歓迎しますが、たとえばそれは中立の立場をとってもらってもいい。ですがこのプロジェクトに参加している男性や女性、あるいは誰であろうと、彼らの髪の毛1本でも痛めたり、このプロジェクトに関して脅迫したり、私がワシントンの会合へ行く途中で、舗道の縁石を踏み外してバスに轢かれたりするよう仕掛けた場合、あなた方に重大な結果を招きますよ」と。

   彼らは私たちが本気でそう言っていることを知っていた。
   私たちには守ってくれる途方もない霊の戦士たちがいるのだ。それは地上だけでなく、どこにでもいるのだ。でもそれは、私たちを征服することが不可能だというような意味ではない。そこにあるのは「抑制(チェック)と均衡(バランス)ということである。将来においていかなる約束があるわけではない。ただ、私にできることはすべて全部行なっている、ということが私にわかるすべてである。

   17歳の時の臨死体験以来、自分の人生がどのようなものであるかについて、私は非常に異なる見方で理解した。そしてそれが、これまで私がしてきたことのすべての意味を教えてくれた。私たちはここにわずかの間しか留まらないが、しかし私たちの生命は不滅である。私たちは自分の道を歩かねばならない。私たちは誰もが自らの運命を全うしなければならない。そして、そこにこそ意味がある。

   そこで私は救急医としての仕事を脇へ置き、この仕事に専念するようにした。
   だが手ずから患者の世話ができないために、非常に寂しい思いをしていることを白状しよう。しかし今私は、地球とその子どもたちを私の患者として見る必要があり、私は自分にできる最善を尽くして彼らの世話をしていきたいと思う。それは命を投げ出すに値する仕事だ。なぜなら私たちが生きている今の時代が、次の50万年の人間の進化の方向を決めてしまうからである。私たちは実に画期的な、宇宙の一瞬に生きているのだ。

   人々はときどき、ちょっと皮肉めいた質問をする。
   「UFOが近くにいる時、あなた方に何か危害を加えないか気になりませんか?」 そこで私はこう答える。「いいえ、誰か他の人間が近くにいない限り」と。脅威は常に人間から来ており、ETたちからではない。私たちはそれに関してたくさんの例を知っている。ある時、人々は現れたUFOに対し、銃を取り出すと撃ち始めたが、その行為に対し咎めた人は誰もいなかった!

   私たち地球外文明研究センターのチームが、撃たれかけた例もいくつかある。
   1997年3月、私たちはメキシコでUFOとのコンタクトを行なったが、その5日間のうち4日間は武装した警官に急襲された。彼らは実は金銭の強奪を目的とする盗賊のような移動集団だった。それはある特別な夜のことだ。私たちはアトリマヤヤの近くの、火山の麓にある古い砦のそばで、コンタクトの準備をしていた。すると突然、警察の車が忍び寄って来るのが見え、ライフル銃を手にした武装警官たちが車の前を歩いている。

   私たちは瞑想状態に入っていたので、私のマインドには瞬間的に、彼らが私たちを強奪して殺す場面が閃いた。私は”神格”に保護を求め、同時に平和と、警官たちへの加護のためにはっきりと焦点を当てた。彼らは最初、興奮して敵意をむき出しにし、非常に脅迫的だった。ところがそれが一瞬にして、まったく大人しくなってしまったのだ。不可解なことに彼らはしゃがみ込んで銃を下に置くと、警察の車の中からギターを取り出してくると、それを弾きはじめたのだ! 

   私は、私たちのグループの方を向くと、「滑らかな動きで持ち物を全部拾い集め、車の中に戻りなさい。すぐにここを立ち去る」と言った。私たちは命がけでそのようにした後、彼らがギターを弾いている間に一言、「アディオス」と言った。それは極端に怖ろしい状況が、極端に平和な状況に急転直下した瞬間であり、保護された瞬間でもあった。

   みなが車に乗ると、私は猛スピードで車を飛ばし、滞在場所へと連れ帰った。
   彼らがいつまで、あの静かな夢心地の状態にあるのか私たちにはわからなかった。しかも彼らは武装しており、今にも引き金を引くところだったのだ。そして私は、グループ全員を安全地帯へ連れていくという決心を固めていた。

   しかし私たちが、あの神々しい宇宙の”存在”の力に訴えるなら、その力はいかに神秘的に瞬時に状況を変えることができるかという、そのいい例をこれは示している。



   HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE
book『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋
   

・彼ら悪党の真の目的を知らずに協力している人々

   創造の計画はあらゆる創造の織物の中に織り込まれており、すべての創造とあらゆる原子を生き返らせ、活気づける。そしてすべてが変わる。それは突如として”自発的に”途方もない大躍進が、科学や社会概念、精神的思想のあらゆる分野で実現する。科学と思想における大変化と躍進は、霊の力と創造の計画が開放されることによって実現する。それがいかに発達初期の段階であろうとも、それは今私たちの外に中に開き始めている。たとえ逆行しようとする力が、この発展の過程を獰猛かつ無益に阻止しようとも、これは起こる。

   ところで、この新しい周期は独力で起きるわけではない。
   それは私たちを通して起きる。このことは、1人の人間であるということについての実に興味深い問題である。人間は、私たちの最小単位の一個人であっても、その中に折り畳まれた宇宙全体を持っている。こういう真実のすべてを私たちは内側では知っている。 その全部が中に折り畳まれており、そこには内と外の区別はない。他人は自分であり、自分は他人なのだ。

   そして私たちみんなが新しい可能性に到達した。
   宇宙に存在するすべてのものの中に新しい力がある。私たち人類が入ったばかりの周期は宇宙平和の周期であり、それは単なる世界平和といったようなものではない。これまでの数千年におよぶ宇宙戦争に固執してきた「戦争屋」は、完全に的を外している。現代社会にはある一定の逆行分子がおり、彼らがいかに果てしなく戦争という古臭いパラダイム(枠組み)に熱中していようとも、こうした時代は間もなく終わり、地球上に50万年永続する平和の時代が始まる!

   今、私たちは、そうした古い枠組みと価値観の崩壊を見つめる激痛のさ中にいる。
   それは夜明け前の暗闇であり、平和に先立つ嵐のただ中であり、新しい時代の永続的確立が可能になる前の、しばしば最も困難で危険な一時期でもある。そういう時期に私たちは生きているのだ。過去100年から150年の間には、あらゆるレベルにおいて大きな変化があった。精神的、宇宙論的に、そして社会的、宗教的、政治的、科学的に、それはすべてにおいての大変化だったのだ。

   過去150年の間には、それ以前の多くの世紀よりもずっと多くの変化があった。
   その変化はどのようにして起きたのか? それはこの周期の始まりにおいて、高次元を通して新しい創造が現れたからである。霊的に言えばこの新しい創造は、高次元の領域にすでに存在している。そして私たちは自分自身の中に入っていき、この新しい創造を見ることができる。それは実に見事だ!

   ところで、
戦争という)古い世界に執着し没頭している「彼ら」の秘密の議題に関して言えば、それはすべてがイチかバチかの賭けである。闇の内部者から聞いたところでは、彼らの計画の万事が宙に浮いたままだという。つまりどちらの道へも行けるということだ。だからこそ宇宙平和のこの新世界を前進させるために、最後まで力を尽くす必要がある。より多くの人々がこうした欺瞞の計画を知って目を開けば開くほど、それは全人類にとって好ましいことになる。なぜならそれを知っていれば、”スター・ウォーズ”(宇宙戦争)の愚行へ暴走しないですむからだ。知識は力なのだ。

   9・11以来、嘘とごまかしが飛び交っているものの、彼らのある特定の闇の分子たちが自分たちの手の内の札を過信して大胆に出過ぎてしまった。そのおかげで一般大衆は、米国や世界の治安とはまったく別に存在する闇の目的が、実行に移されていることを知ることになった。9・11以前に私たちは、冷戦のために世界が無法状態になり、次いで国際的なテロリズムがあり、その後に小惑星との衝突、地球外文明からの脅威があるなどと、宇宙からの危険があると述べる複数の情報提供者がいることを話した。そして今私たちはここに至っている。

彼ら悪党の真の目的を知らずに協力している人々

   ゲームは終盤に近づいている。
   だが問題は、こうした欺瞞にまだ騙される人々がたっぷりいるかどうかということである。そしてもう一つの問題は、これら闇のプロジェクトの内部に、宇宙的トンキン湾
ベトナム戦争を仕掛けることで作り出した状態のように)うまくやってのけようとするだけの意気込みが充分にあるかどうかということである。

   本当の目的が何であるかを知らない人々が、こうしたプロジェクトには大勢いる。
   なぜならプロジェクトは高度に区分化されているからだ。世界規模で言うと200人~300人が政策グループにいてこうしたことを扱っているが、その議事目的を全部知っているのは彼らのうちの少数者だけである。そして最悪の議事目的はいま私が論議しているものだ。そのレベルにおいて計画を知っている者が2ダースほどいる。それは区分化することで極めて厳重にコントロールされている。

   私たちの最重要目的の一つは、あの闇のグループ内の善意の人たちに、この議題目的の積み重なった層を暴露して知らせることである。そこには離反者がおり、こう述べている人々がいるからだ。「そんなことには自分はついて行けない。私がそれを秘密にしてきたのは、これらのテクノロジーを敵対国が武器や兵器として使えないようにしたかったからだ」「私がこれを秘密にしていたのは、国際的経済制度の安定を維持するためだった」「私はこれを隠してきたが、それは私たちがいきなり石油産業を崩壊させたくなかったからだ」と。ところがこうした隠されていた目的のいくつかの層を知ると、彼らはこう言う。
   「ちょっと待ってください!」 

   これらのプロジェクトに関わっている数千に及ぶ人々のうち、あるいは政策マネジメントに関わっている数百人におよぶ人々のうち、そのほとんどの人々が究極の議事目的に関して欺かれているのだ。だからこそこうした活動に関わっている人たちに対して、私たちは疑心暗鬼にならないことが非常に大切なことなのだ。彼らの多くは善人であり、彼ら自身も騙されているからだ。

   そのゆえに、こうしたグループの何人かの重要人物が私に電話してきて、「あなた方のやっていることを前進させ続けてくれ。私たちは今やっていることを是正したい」と言っているのだ。彼らの1人は私に次のメッセージをよこした。「決して、決して、決して、決して、決して、決して、決して、決して断念するな」と。しかし言うまでもなくこれは、言うは易く、行なうは難(がた)しだ。

   私は最善の友が殺され、自分は転移性の癌に冒され、本業
(医師)をやめ、子どもたちを大学へやり、インターネットではまじない師以外のあらゆる形容詞や名詞で呼ばれ、あらゆる罵詈雑言のあれやこれやで気力を挫かれ、しばしば続けていくのが困難な中にあった。進み続けて行くことが一番難しいのだ。

   これら闇の計画に携わっている人々の中には、私たちのしていることに対して非常に感謝している人たちがいる。それは私たちのプロジェクトの当初では、情報開示の実現を期待していたのは彼らの管理者のうち約3分の1だったが、現在では45~50パーセントである。だが依然として非常に権力ある冷酷な分子がいる。元CIA長官ビル・コルビー暗殺は、ある意味見せしめのケースであり、あのレベルの離反者を彼らはどうしても許せなかったのだ。

   だがそれはほとんど10年前のことであり、時代は変わっている。
   つまり、過去を眺めて将来を判断することは不可能であり、特に今はできない。なぜなら人々の意識に進化が起こっており、彼らもまたみな啓発される可能性を持っており、もっと優れた理解へと変容し得る人たちだと見なすべきなのだ。多くの人が自発的に出て来て、私たちを助けるだろう。

   私は鮮明な予知夢を繰り返し見ている。
   それは私がアメリカ南西部のある場所におり、昼間そこで無線誘導が行なわれ、UFOとコンタクトすると、そのUFOから非常に高位の外交的任務を持ったETが現れた。それは平和な公開コンタクトのイベントであり、これを手助けしてくれたのは、闇の秘密軍事プロジェクトに属する好意的な分子だった。この信じ難い予知夢の出来事は、1990年代初期に私に示されていたものだが、時が経つにつれてそれが起きるチャンスは実際に高まっていると私は考えている。

数千年来継続してきた闇の計画

   しかしこうした彼らの極秘計画のすべては、いつから始まったのだろうか?
   真実はこうである。それは前世紀20世紀に入って以来、第一次世界大戦の時以来の、未だに機密解除されていないブラック・プロジェクトと資料が存在するのだ! この世の中には、どのようにして数千年にもわたり存在してきたのかと思える、秘密の匂いのする要素が常に存在している。企業連合は常に存在しており、隠された力を獲得しようとする秘密結社は常に存在してきた。そして時代や場所や政治的、科学技術的な状況の必要性に応じて、こうした組織もまたさまざまな変容を経てきた。

   そして20世紀には、隠された秘密の計画が基幹産業の利益と結びついて存在してきたのも確かである。これらの重要産業の利害関係者はテクノロジーに通じており、とりわけいわゆるフリー・エネルギー電磁システムと呼ばれるテクノロジーに大きな関心を持っていた。このシステムは
(ニコラ)テスラの発見したものである。ファラデーでさえ1800年代に行なった実験のいくつかで、”超ユニティ効果”を発見している。そしてこれらのテクノロジーを隠し、非常に長い年月にわたりそれを秘密としてきた利害関係者がいる。

   1800年代は、ヴァンダービルツ一族とロックフェラー一族、それにスタンダード石油の時代であったが、こうしたフリー・エネルギー開発の秘密の隠蔽を強く望む事業関係者のグループがあった。ある時点では、スタンダード石油は米国政府よりも大きな収入を上げていた。ロックフェラー一族が支配するこの会社はそれほど大きく、それほど権力を持っていた。

闇の連中はテスラの反重力研究を盗み、ナチスに売った

   そうした独占的な産業の環境では、テスラやT・タウンゼント、ブラウン、その他の科学技術者の地位は一足飛びに向上する。彼らはいわゆるゼロ・ポイント・エネルギーやフリー・エネルギー・マシン、そして初期の高電圧反重力システムなどを所有していた。1800年代後期のUFOレポートがあるが、それは1896年の有名な"UFO
恐慌”である。私は優秀な情報提供者から、マッカーサー元帥が1930年代に中国で、UFOの物体の回収に実際に関わっていたという情報を得ている。そういうわけで、地球外文明の問題を観測するプログラムがそのころからあったのだが、同時にテクノロジーの問題を100年以上も秘密にしコントロールしてきたのだ。

   しかし第二次世界大戦の時代、これらのプログラムに量子的飛躍が起こった。
   米国が熱核兵器の知識を発展させたり、初期の宇宙開発を始めたりした頃、UFOのように見える空飛ぶ円盤の推進システムを調査していたプログラムもあった。それにはフォン・ブラウンやエドワード・テラー、バネバー・ブッシュその他が参加していた。1936年から37年にゴッダードはいくつかのテスラの研究を発展させていた。彼らはテスラの反重力研究を盗み、1930年代中期にそれをナチスに売ったのである。

   私たちがこのレベルの実験開発から、ひとたび核熱兵器と秘密の反重力推進の応用へと推移すると、数千年来地球を監視して来た地球外文明の人々は非常に心配し始めた。そして人類の科学技術開発のその地点から、星間宇宙へ行けるようになるまでにはそう時間がかからないということを彼らは知っていた。つまり、この美しい地球には、ほんの数十年の間に馬車から反重力や電磁兵器システム、そして熱核兵器へと発展させた人々の集団がいるのだ。これを誰もが心配する必要はないというならば、銀河系の脳は死んでいると言う外はない!

   そのために当時、つまり第二次世界大戦中と戦後には当然、UFOによる偵察と彼らによる限定的な介入が増加した。ETたちは、私たちがこの破壊的軌道を突進して行くペースを、スロー・ダウンさせようとしたのだ。この時のUFOについて語ってくれる、情報開示プロジェクトの証言者を私たちは持っている。UFOのETたちは、ヴァンデンブルグ空軍基地から、また南大西洋上からの大陸間弾道弾ミサイルの発射を阻止し、相互破壊の猪突猛進を遅延させようとして介入していたのである。

   原子力委員会のメンバーだったディードリクソン大佐のような人たちは、ETたちが私たちの核施設全般について強い懸念を持っていたと述べている。彼はUFOが、大陸間弾道ミサイルを迎撃した事実を個人的に知っている。そのミサイルは月面で爆発するように特別に開発されたものだったが、ETたちはミサイルが外気圏に入る前に迎撃したのである。

米軍はロズウェルでUFOを撃墜していた

   1947年に、ニユー・メキシコ州ロズウェルの近くで、米軍は実際にUFOを撃墜した。
   当時そこは米国のたった一つの核基地でもあった。私たちはJ・エドガー・フーバー宛てのFBI文書を持っており、そこには「特別配列のレーダー・システムがUFOを撃ち落とす責任を果たした」と書かれている。またベン・リッチが述べているように、1960年代までに米国は、”星々の間を航行する”科学技術を持っていた。そして悪徳無法者の秘密のプロジェクトは、人の意識状態を変え、人に害を与える電磁システムを開発している。

   ところでテスラは、実際に機能する反重力実験をしており、それはライト兄弟が飛行するより前に行なわれ、それが目撃されていた。アイゼンハウアー政権の時代に、こうしたプロジェクトに関連する、多少とも合憲・合法に見えるものは全部トイレへ流され、それ以来、事態は収拾のつかないままに今日に至っている。政府の闇の連中がアイゼンハウアーを裏切ったのである。



   HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE
book『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋
   
   
   
   
   
   

・星間旅行を可能にし、化石燃料を必要とせず、世界の貧困に終止符を打つ科学技術を悪党が封印している

   ケネディ大統領は、関連した一群の問題のために暗殺された。
   この集合した問題の一部にUFOと地球外文明の情報に関わるものがあり、またそれに世界の銀行制度や情報理事会、企業や金融、公共団体の利益、軍部と政府の業務に企業の汚職などを噛み合わせることにより、社会をコントロールしているこの闇のグループが含まれている。

   ジャック(ジョン)・ケネディはこういった問題についてかなり深く知っており、問題を是正するために断固とした行動をとろうとしていた。彼は軍産複合体制の手綱を引こうとしていた。またソ連と和平を結ぼうともしており、つまり米ソの冷戦を終わらせようとしていた。かいつまんで言えば、ファシストの計画をぶち壊そうとしていたのだ。彼はまた非常に頭が冴えており、マリリン・モンローが殺されたのも、彼から聞いたETとそれにまつわる話を公表しようとしていたからだということがわかっていた。そのことも理解のうちに入れておく必要がある。

   ボビー(ロバート)・ケネディは、確かにこれらのことを知っていた。
   私は、UFOについて語り、その問題に対し大きな関心のほどを語っているボビー・ケネディからの手紙を持っているが、それは彼が暗殺されるわずか前に書かれたものである。私の情報筋から得たところでは、1963年の秋にジョン・ケネディは、これら多くのプロジェクトの力関係を変えてしまうような行政命令を、連邦制度を通して制定しつつあったと私は理解している。

   彼は中央情報局CIAを事実上解散させることに大いに賛成していた。
   彼はUFO問題を公表し、そうしたテクノロジーを人類の利益のために使うことを望んでいた。またベトナムにおける米国の路線を変更することを希望していた。しかしこの闇の悪徳無法者のグループは、これらのどれ一つ実現させはしなかった。そして行政命令による変更が実施される前に、言うまでもなく彼は暗殺された。

   当時のケネディ暗殺に関わる男が私に電話してきて、UFOとエネルギー、推進力の問題について話し合いたいと言った。この男はケネディ暗殺を取り巻く後方業務に関わっていた。彼はまたUFOプロジェクトを支配する闇の政府に深く関わっており、しかも地球環境を救済できるかもしれないニュー・エネルギー・システムの委員を務めていた。だが彼を知っている人たちはこう言うに違いない。彼は両手と両足で数えられるよりもっと多くの人間を殺してきた、と。

   その男が現在、ETテクノロジーを逆用するリバース・エンジニアリング・プロジェクトに従事しており、UFOおよび”空飛ぶ円盤”テクノロジーを扱っている。私は彼と何度か話してきたので、ジョン・ケネディの暗殺をはじめ多数の人々の死が、この問題の漏洩を阻止するために為されてきたことを事実として知っている。

宇宙星間旅行を可能にし、化石燃料も必要とせず、世界の貧困に終止符を打つ科学技術を悪党が封印している

   私はイギリスでヒル・ノートン卿に会見した時、なぜ彼がUFOについて知らされないのかその理由を知りたがっていた。彼は海軍元帥であり海軍委員であり、元国防大臣でもあった。彼は私がCIA長官と会見しており、クリントンの補佐官たちに状況説明してきたことを知っていた。私はハンプシャーの、厚い藁葺き屋根の古い壮大な家の一つである彼の家を訪れた。彼は質問しながら、小さな帳面に注意深くメモを取った。

   ある時点で彼は訊ねた。
   「彼らはなぜ私に教えないのか? 私は国防大臣だったし、軍事情報M15とM16をはじめ、イギリスにおけるその他デリケートな活動の最高責任者であった。加えて北大西洋条約機構NATOのための軍事委員会のトップでもあった。私はこれらの地位に現役でいたとき、このことについて私は何も知らなかった。後になってそれを知り、マウントバッテン卿のような人たちから聞き出したのだ。なぜ彼らは私に教えようとしないのか?」 彼はサークルの外に置かれていることに憤慨していた。それは統合参謀本部情報部長だったトム・ウィルソン海軍大将や、CIA長官ジェームズ・ウースレイが憤慨したようにだ。そうした例は数え切れない。

   私はこう言った。
   「サー、その質問にはある問いかけをもって回答させてください。もし世界中のいかなる国の政府からの質問にも答えず、一方で世界で何らかの重要性をもつ政府の、ほとんどすべての側面に潜入してしまった超国家的なグループの存在を見つけたとしたら、あなたはどうなさったでしょうか? 彼らは違法な謀略と残忍な行為、それには殺人や暗殺も含まれていますが、その外これまでに発見されたもっとも重要な科学技術の不法な支配を通じて、それらのすべてを彼らは自分たちの意のままに操作してきました。

   これらのテクノロシーは宇宙星間旅行を可能にし、全世界が化石燃料の必要性から開放され、環境を救済し、世界の貧困問題に終止符を打つことのできる科学技術です。そしてこのグループは、法律の支配だけでなく、民主主義や一般社会の人々の自由と繁栄、そういった地球の将来すら完全に踏みにじって無視しているのです。そこではあなたはどうされたでしょうか?」

   彼は怒鳴った。
   「けしからん! 一瞬たりとも許せなかっただろう!」 私は言った。「ですから彼らはあなたに教えなかったのです。これがあなたの質問に、今ご自身が回答されたことです。もしあなたがそれを知ったなら、あなたはジョン・ケネディ、あるいはマウントバッテン卿のように銃や爆弾でやられてしまったでしょう。マウントバッテン卿をやったのはアイルランド共和国軍の仕業と言われていますが、実際にはこの無法者のグループが仕掛けたことなのです。ですからあなたも同じように、マリリン・モンローやメアリー・メイヤー、その他殺されたすべての人々と同じように終わっていたでしょう。

   つまり彼らは、闇のグループが隠したい秘密を保持しなかったために殺されたのです。ですからそうしなかった他の人々と同じように、あなたも終わっていたでしょう」 そして私はこう付け加えた。「そして不幸なことに、私のグループの何人かも、また元CIA長官ビル・コルビーもそうだったのです」

   彼らがあなたに明かす秘密は、あなたがその秘密を隠し切る人と見なすかどうかにかかっている。しかしあなたが堂々と戦う人物であると彼らが見なすなら、つまりその情報は重大で、その企てがいかに違法なものかがわかるや否や、それを正そうとする人物であると彼らが見なすなら、その情報を彼らがあなたに与えることはない。なぜならその情報を与えた結果、あなたがその線の外へ踏み出すなら、彼らはあなたを消さなければならないからだ。

   私の軍事顧問は、そういったブラック・プロジェクトの中でも特別アクセス・プロジェクトの内部にいたことがあり、それがどのような仕組みで動いているか私に話してくれた。そのブラック・プロジェクトが10人なら、彼ら10人だけがその内容を知っている。あなたがそのグループにおり、線の外へ踏み出すならば、あなたの名前が記された弾丸があり、それがあなたを貫く。あなたがその細胞の中の1人でなければ、あなたの階級や地位がどんなものであろうとも、そのプロジェクトの存在を知ることは絶対にないだろう。

   こうしたプロジェクトの一つは、ハリー・トレイン海軍大将の指揮下にあった。
   彼は後にサイエンス・アプリケーショズ・インターナショナル・コーポレーション(SAIC)へ天下りした。彼らはこうした秘密を継続する目的のためだけにこのプロジェクトを閉鎖し、形を変えて別の場所に再び現れた。私はこういったプロジェクトで働いてきた大勢の人々と仕事をしている。

   私たちの証人の1人に、メール・シェイン・マクダウがいる。
   ある時、米国の北東部海岸を遠く離れた空からUFOが現れ、終には少なくとも5つの軍事レーダー・ステーションから追跡されたことがある。その時マクダウはバージニア州ノーフォークに近い大西洋指令管区にいた。このUFOは米国東海岸を上下に移動していた。そして彼のいた管制センターは”コードゼブラ”と呼ばれる最高警報を発令した。警報が最高段階の場合、その施設に留まっているためにはバッジにゼブラ縞(しま)がなければならない。つまりゼブラ(シマウマ)の縞がなければ、60秒以内に指令部から退出していないならば、誰だろうとその場の海兵隊員に撃たれることになる。

   この出来事が発生した時、大西洋指令管区の総司令官はハリー・トレイン海軍大将だった。しかし彼は事態が制御しきれないためにひどく狼狽していた、とシェイン・マクダウは言った。そして大将はこのUFOを撃墜するよう命令し、東海岸の南北全域にジェット機を緊急発進させてこのUFOを妨害しようとした。

   ところがUFOはレーダースコープをさっとかすめただけで、ニュー・イングランド沿岸からフロリダ沖に移動し、もう1回かすめるとたちまち今度はノーフォーク沿岸の向こうに行っている。そして最後にはこのUFOは大西洋中部のアゾレス諸島に行ってしまった。ある瞬間には、パイロットがその写真が撮れるほどにUFOに接近した。そのUFOは非常に大きく、長く、円筒形の宇宙船だったが、マクダウはその写真を見ている。そしてアゾレス諸島の上でその巨大なUFOは約60度曲がり、一瞬にして宇宙空間へ飛び去った。

   ハリー・トレイン海軍大将は、1980年代初期には明らかにまだUFO問題の(闇の)サークルの中に入っていなかったことがわかる。なぜならマクダウによると、「大将は震え上がっていた」からで、彼にはこの物体が何だかわかっていなかったのだ! それで彼らはソ連との直通電話を使い、ソ連のミサイルか何かではないかと問い合わせていた。ソ連側は「我がほうのものではない」と回答した。それはヨーロッパのものでもなければ、アメリカのものでもなかった。後日、スーツを着た数人のスパイがやって来て、この遭遇に関わった人々全員を脅したが、その脅しはただごとではなかった。

   私がこの問題について、多くの常識的な軍司令官たちに状況説明をする一つの理由は、そうした物体について知っていないと、こうした遭遇に似た状況に出くわした場合、どう対応すべきか判断できないからだ。なぜなら自分たちの秘密保持によって、知っているにも関わらず教えようとしない、この無法者のグループによって作戦準備態勢が蝕(むしば)まれているからだ。

   トレイン大将が、UFOと交戦し撃墜せよと命じたのは、彼はその時その物体が何であるかを知らなかったからなのだ! こうしたことはきわめて危険であり、無分別な行動と言わねばならない。そしてトレイン海軍大将は退役後、軍産複合体制の回転ドアを通り抜けて、闇の政府の王冠の宝石であるSAICへと天下りした。

   そして2、3年前、私たちの軍事顧問がトレイン大将と会見する機会を持ち、この問題に言及した。しかし大将はそれを聞くと押し黙ってしまい、こう言った。「この問題の論議に私はまったく関心がない」そう言うと、UFO問題の前に話していた話題の、文字通り最後の言葉をもう一度取り上げて、何の問題もなかったかのようにその話題をスムーズに続けた。彼らはこういうテクニックを教え込まれている。

   私には、国連事務総長ブロトス・ガリ夫人やそうした人々に私を紹介してくれた大切な友人がいる。彼女は地球外文明研究センターおよび、情報開示プロジェクトの継続後援者であり会員でもある。彼女はまた非常に経験ある上院議員と数年来交流がある。そこで私は彼女に、彼は闇のグループに属する主要工作員の1人に違いないと洩らした。すると彼女は、この問題を彼に突きつけたのだ。彼は鷹のような鋭い眼で彼女をじっと見つめたまま黙って聞いていた。彼女が話し終えると、やはり、UFOに言及する前の話題の最後の言葉を持ち出し、スムーズに話を続けたのである。それはまるでUFOの問題はまったく話題に上らなかったかのように、彼はその部分だけを切り取ってしまったのだ。彼女の言うには、それは実に見事だったそうだ。

   私もこうしたテクニックを目にしてきたが、これは陰の政府内の実によく仕込まれた古参を確認できる方法である。陰の政府には元米国大統領の1人と、元国防長官の2人が非常に深く関わっている。1990年代中頃、私はアリゾナのスコッツデールに近いゴールドウォーター上院議員の家を訪ねた。彼はアリゾナ選出の上院議員であり、1964年の大統領選挙にも出馬したことがあった。そして彼は空軍でパイロットだったので、UFOレポートについても知っており、ニュー・メキシコで墜落した(させられた)UFOから回収された物体が、ライト・パターソン空軍基地に保管されていることも知っていた。

   しかし彼のように米国大統領立候補者であり、しかも空軍の将軍であり、米国上院議員である人物であっても情報を得ることはできなかった。彼の話から、恐怖と極端な秘密性がこの問題を取り巻いていることがうかがえた。このグループに誰が関与しているのかについて話し、名簿に目を通してからついに私が聞いてみた。「海軍大将Y・Nをご存知ですか?」「知っているとも、彼とは古い友だ」そこで私が「彼はMJ12ナンバー3です」と言うと彼は非常に驚いて「彼が?!」と言った。

   その他にエドワード・テラーのような人々もおり、エドワード・テラーはこれらのプロジェクトに関わる闇のグループの主要人物だった。ゴールドウォーターは「何か自分にできることはないか?」と聞いたので私は訊ねてみた。「Y・N海軍大将に接触して私と会ってもらえないかどうか聞いていただけないでしょうか? この問題を論議し、どうすれば私たちが協力してこうした情報を、効果的でしかも安全な方法で一般大衆に知らせることができるかを検討するためです」 「よろしい、やってみよう」と彼は言い、言った通りに行動した。

   数週間後に彼から返事があり、Y・N大将はゴールド・ウォーターをこてんぱんにやっつけたという。そしてY・N海軍大将は誰ともこれについては論議しないと言った。この海軍大将は非常に高位の政府高官をいくつか占めてきており、そうした役職の1つからそのままSAICの主要人物の1人として同社に滑り込んだのである。Y・N海軍大将は確かに主要人物であり、しかも数十年にわたってそうである。

   その頃、ハンフリー副大統領が内密にカークランド空軍基地とサンディア・ラボ(ラトリー)へ行き、UFO関連の秘密テクノロジー・プロジェクトを覗いたということを私は知った。それでそこにはETの資材に関する秘密プロジェクトが、いくつかあることがわかったという。その当時サンディア・ラボで仕事をしていた証言者は、彼はそのラボでUFOプロジェクトおよび地球外文明の科学技術を逆用するエンジニアリング・プロジェクト、特にエレクトロニクスのプロジェクトに携わっていた。

   そこへハンフリー副大統領がやって来て、中へ入ってそこにあるものを見たいと思っていたが、副大統領はそこにいる人からこう言われた。「サー 、ここからの範囲は立ち入り禁止です。これより先へ進むなら、私たちはあなたを射殺します」と。私はこの証言者に聞いた。「彼らは真面目にそう言ったのですか? 米国の副大統領を射殺する?」 彼は言った。「もちろんです。彼は死んでいたでしょう」



   HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE
book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋  
   
   
   
   

・闇の組織の考える見通しと計画

   地球外文明が非常に進んだ文明であることは疑いようがなく、しかも科学技術が進んでいるだけではない。なぜならどのような文明であろうと、宇宙を光速度よりも速く移動できるためには、社会的、精神的に進化していなければならないからだ。そうでなければ地球へ達する前に自身が終わってしまうだろう。もし私たちがETを怖れているとすれば、それは人類が人類自身に対して行なってきたことをETに対して投影しているためだ。実は怖れるべき対象は私たち自身だけなのである。

   あなたがETの目的をどのように判断するとしても、私たちの取るべき賢明な道は、人類の大使となり、彼らを対話の席に着かせ、一緒に平和を打ち立てることである。それは互いの不一致や相異がどんなものであれ、何一つそれを、いかに精巧な武器システムによっても解決することはできない。先端的な電磁武器システムは、核兵器の数倍に及ぶ潜在的破壊力を持っている。ゆえにそうしたテクノロジー・レベルの武力衝突になれば、人類文明であれET文明であれ、生き残れる可能性はない。

   戦争のパラダイム(枠組み)、および宇宙戦争を指向している者たちは、心得違いをした戦争中毒者である。すでに述べたが、ここには一般社会を欺こうとするある計画が存在しており、それによって彼らはすべての戦争の武器を開発発展させ続けており、もっと大きなシステムとして宇宙空間へ拡大させつつあるのだ。

闇の組織の考える見通しと計画

   ワーナー・フォン・ブラウンがカロル・ロシンに打ち明けた話の一つは、最初に冷戦が起こり、その後に深刻な事態と無法状態が起こるだろうということであった。その次に彼が1974年に言ったのは、国際テロリズムと宇宙からの小惑星の脅威に見舞われるだろうと。そして支配者たちは地球外文明からの脅威という捏造を繰り広げると。そしてこうしたことのすべてを恐怖という手段によって、世界の住民すべてを最大限統制しよとする企てがあると言った。カロル・ロシンが私にこれを語った時、私は「その計画通りの作戦を練っている企画グループがあり、私はそのグループの何人かとも会っています」と言った。

   カロル・ロシンは自らが、マインド・アクセシング・テクノロジーの経験をしたことを私に話した。彼女が初めてワーナー・フォン・ブラウンに会った時、彼は重病だった。そして彼女は彼から、シカゴで開催される航空宇宙関係の大会で彼の代わりに講演するように頼まれたのだ。彼女はとてもそんな大きな任務は受けられないと思ったが、ブラウンはこう言った。「心配はいらない。ただ行けばいい、そうすればうまく行く」と。

   そして当日、彼女は大会へ行ったが、何千人もの参会者を前に何を話せばいいのかまったく見当もつかなかった。そして壇上へ上がり彼女が話し始めると急に、耳の中で彼女に話しかけているワーナー・フォン・ブラウンの声が聞こえてきた。しかし彼女の身体の中には、どのような種類のインプラントもいかなる種類のエレクトロニック装置もなかった。彼女は耳の中で話しているワーナー・フォン・ブラウンの話すことを、そっくりそのまま聞きながら話し、講演を済ませた! こうしたシステムがいかに進んでいるかを、彼女はその時身をもって知ったのである。

   闇のグループが開発した非常に先端的で、ノン・ローカル電磁システムを使用する場合、対象とする人の中に何らかの装置を必要としない。これまでの50年から60年をかけて、何兆ドルもの機密費を使い、世界の最高頭脳を集めて研究されてきた隠されたテクノロジーは、いくつかの驚嘆すべき開発を可能にした。彼らの最新技術は非常に進んでおり、ある面においては、地球外文明の能力と同等のレベルに近づいていると私は確信している。

   多くの誘拐被害者だと主張する人々の身体から、いわゆるインプラント装置が摘出されている。そうしたインプラントは行動を制御し記憶を誘導するためであり、秘密の高品位エレクトロニクス製造会社によって作られている。それがいかさまの誘拐によって人々の身体にインプラントされたのである。そうした人々は真相を知っているいないにかかわらず特定の誘拐研究者と繋がり、そこで何も知らない研究者たちがETの仕業であると主張してきた。もしあなたが、闇のグループが人に仕掛けるテクノロジーの能力について何も知らないなら、それがET由来であれ人間由来であれ、それについて判断することはまったく不可能だ。

   そして多くの誘拐事件が、軍事施設や軍人の家族に集中していることも注目される。この現象を1970年代、80年代にさかのぼって調査していた人々から聞いたが、軍人家族や軍事関係者そして軍事地域と誘拐事件との間に、有力な相関関係があることがわかったという。この調査結果のいくつかは民間UFOグループに報告されたが、この情報を公表しようとした人々はブラック・リストに載せられ、あらゆる会合から締め出されて口外することを禁じられた。そしてこの情報はもみ消され、隠蔽された。こうしたUFOと誘拐グループを操作しているのは誰なのだろうか?

   ある時、誘拐被害者の援助を目的とする民間のグループの一つから電話があり、私の結論に対して、その重役は私の結論はまったく正しく、彼が知っている誘拐事件の多くが軍事誘拐だと語った。ところがこの事実はこのグループ組織の創立者によってもみ消され、もしこの情報を公表しようとしたり、あるいはETたちとの前向きな交流について語ろうとすると、誰であれ即解雇されたという。そしてこの名の知れたUFO誘拐グループは、某国の皇太子S・A(彼の弟はETに誘拐されたと信じている)から莫大な融資を受けていることを述べておかねばならない!

   1980年代にポール・ベノイッツというUFO研究家がいた。
   彼は空軍特別調査事務局(AFOSI)の将校であり、ニュー・メキシコ州カークランド空軍基地周辺の極秘プロジェクトに関する調査をしていた。しかし闇のグループは彼にその調査から手を引かせようとしていた。ある女性が夜遅く、この極秘施設のそばを車で通っている時、その施設ではちょうどその時彼らは反重力UFOのテストをしていた。そこで彼女は見てはならないものを見てしまったのだ。

   そして誘拐された彼女に軍事誘拐処理が施され、投薬で意識を失わせ、インプラントが行なわれた。その後、マインド・コントロールの最新技術”MKウルトラ”タイプのテクニックを用い、映写スクリーン上のET誘拐の筋書きが彼女の記憶に刻み付けられた。そして彼らは彼女に、ポール・ベノイッツのところに行くように指示した。彼らは電磁兵器システムのいくつかを使って彼に狙いを定めた。その結果、彼は重症の神経衰弱になって入院してしまった。

   この出来事は「ETの行為による誘拐」ということにされたが、彼女がカークランド空軍基地のそばで見たものは、模造UFOのテストだったのだ。こうした、人間による秘密プロジェクトが反重力推進システムを所有していることを隠すために、都合よくETによるいかさま誘拐事件として発生してきたのだ。

   私たちが調査をしていた時、こうした誘拐計画の小グループに属していた2、3人の人を確認した。その1人はワシントン州シアトル郊外に住んでおり、もう1人はコロラド州の陸軍特別攻撃隊員であったが、彼らはこのプログラムに引き入れられていた。彼が行なったプログラムは、”ステージクラフト”、つまり演出テクニックの実習だったという。彼らは1回だけ誘拐作戦に派遣されたが、その後1人1人が別々に隔離される。

   私は彼に(その体験を持って)公衆の前に出てくれるよう要請したが、彼は恐れをなし、そんなことをすれば暗殺されると信じていた。彼によると、彼らは人間をETそっくりに見せかけて演出させたという。しかしこの”ステージクラフト”は非常に巧妙に行なわれており、ほとんどの人は実際にETがそれをやっていると騙されるだろう。人間を誘拐するために、彼らはエレクトロニクスと麻薬を使用していると彼は述べている。

   「どれほど多くの政界の重要人物や軍の要人、また彼らの家族が”私たちによって”誘拐されてきたか想像できないかもしれませんが、そのようにして人々がETを憎み、”スター・ウォーズ”(宇宙戦争)の企てを支持するように仕向けているのです」と彼は言った。私は軍産複合体の機密情報プログラムに関わっていた数人の証人からも、個別に、こうした計画の様式とその背後目的についてまったく同じ詳細を聞かされた。そしてこうした捏造の手法は他の国においても使われている。

   その目的は、ワーナー・フォン・ブラウンが警告していたことを厳密に遂行することにある。それは、やがて起こる宇宙空間からの偽りの脅威に対して人々に準備させ、中央集権の軍産経済体制を新段階へ推移させ、その体制を中心に”世界を団結”させ支配することである。報道関係のある人々、またそうしたことを本に書き立てる人々たちが、彼らの目標達成のために使われてきた。そしてケネディ大統領は、このことやそれに関連した問題の真相に接近し過ぎたために暗殺されたのだ。



   HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE
book
 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋
   
   
   

「我らはみな霊において一つ」

   1997年11月に私たちグループは、ジョシュア・ツリーの荒野のヒドン・バレーに行った。そしてシャリの最後の遠征となった最終日の夜、ジョシュア・ツリーからパーム・スプリング地域へ車を走らせている時、彼女のための驚くべき送別イベントが起こった。すでに夜も更けており、シャリは癌との闘病で疲れきっていたのは言うまでもない。

   突如として、巨大なUFOが谷間の上に現れたのだ。
   それは彼女と私が、その地域へ初めて行った時のことを思い起こさせるような宇宙船だった。この巨大なUFOはきっちり光速度だった。そしてこのUFOは面白いことに、継ぎ目のない船の前部は後部から出てきており
、延びたり縮んだりするアコーディオンのようだった。ETたちはシャリに「さよなら」を言っていたのである。12月までにシャリは昏睡状態に陥り、意識がなくなった。そして1998年1月、彼女は他界した。

   救急医師として私は多くの人々の臨終に立ち会ってきた。
   そして私は自分自身の臨死体験から、できることなら、肉体を去っていく彼らを”神聖な場”に結びつける人がいて、彼らを光の世界へと橋渡ししてあげることが重要だということを、ずっと以前から知っていた。他界するときの神聖な瞬間を、私たちの文化はほとんど忘れてしまったも同然である。

   今日、誰もが他界に際し、何本ものチューブに繋げられ、それはきわめて技術的ではあるが、肉体レベルから宇宙のアストラル領域へと変容している最中に、技術以外に何が為される必要があるかの認識を欠いている。私はこのことについて語りたい。というのも、臨終に際して何が可能であるかという例証ができるからだ。

   1月に、シャリを看護していた人たちから私にそこデンバーへ来てほしいと望まれた。私はそれまでにも数回シャリを見舞っており、最後の数ヶ月間は彼女と深く関わってきた。それはすべてがタイミングにかかっており、私は彼らに「その時が来たら行きましょう」と言っていた。そして私たち1人1人にとって、彼方へ渡る神聖な瞬間がある。

我らはみな霊において一つ

   ある早朝、私は瞑想中にいきなり宇宙意識の状態に入ってしまった。
   そこで私が見たものは、ある人々が「宇宙の卵」と呼んでいる形の中での全創造だった。その周りは至高の無限性で包まれており、私は全創造と完全に一つでそれを知覚している状態にあった。するとそこに、シャリがいるのが見えた。彼女を前に、私は創造における最高レベルを彼女に指し示していることを知っていた。そして彼女が私より先に無限の世界へ、宇宙の故郷へ旅立とうとしていることを知っていた。

   私たちがそれに近づくにつれて、それは無限とも思える数の、天使の歌声ともいうべき美しい歌声が、「われらはみな霊においてひとつ」、と何度も何度も繰り返し歌っているのが聞こえた。その永遠から響くこれらの歌声は比類なく優美なメロディーであり、「われらはみな霊においてひとつ」を繰り返した。残念なことに、私はそのメロディーを再現できないが、言語を絶する美しさだった。それを聞きながら私という存在は、無限の愛と意識の一体性の中へ溶けてしまった。

   自分の寝室にいると気づく意識状態へ戻った時、私は時計を見て時間を書き留めた。それはその時刻からちょうど7つの24時間、地球の7回転、がシャリが去って行く時間であることを私の魂は知っていたからだ。彼女は日ごとに死に近づいており、誰もが私に「早く来ないと」と言い、私は「行きますよ」と答えていた。それで6日目にデンバーへ飛んだ。私は、「その時が来たので来ましたよ」と言った。

   彼女は数週間以来、昏睡状態にあった。
   シャリのホスピス・ルームからみんなが出て行くのを待った後、私は彼女の脇に静坐し、祈り、瞑想した。私が美しい祈りを唱えて彼女を見ると、数週間も閉じていた両目が開いたのだ。それは大変うれしそうな表情だった。そしてとても大きな一粒の涙が彼女の頬を滑って落ちた。私がそこにいることがわかったのだ。私は彼女に言った。「うん。もう行ってもいいよ」 シャリはこの言葉を聞く必要があったのだ。というのも彼女は、私を見捨てて重荷を残したまま去っていくように感じられる、と言っていたからだ。

   それに対し私はこう言っていた。
   「あちらからも大きな仕事ができるよ。むしろここでするよりもはるかにいろんなことができるんだ」と。ほとんどの人には知られていないが、彼方へ渡り悟った人々は、いわばこの世界を神秘的なやり方で発酵させる酵母になるのだ。彼らはこの世界の進歩を保護し導き、助ける見えない手であり、霊感でもある。それは見える見えないにかかわらず、常に働いている。

   翌朝、私は非常に早く目覚め、時刻に注意していた。
   私は彼女の臨終の正確な時刻と瞬間を知っていたからだ。人々が集まってきて、彼女の周りに半円形に立ち、みな一緒に祈りを唱えた。彼女を霊的に支度させ、至高の存在と結びつけた後、安心させ、私は彼女の方を向いて言った。「さあ、行っていいよ。その時だ。すべてを手放して、永遠の光の中へ行きなさい、シャリ」 

   その言葉とともに彼女は息を引き取り、去って行った。
   彼女の他界は平和そのもので、実に見事だった。しかしたとえそうであっても、私は打ちひしがれた。その時突然、活気に満ちた神聖なエネルギーの微風が室内を吹きぬけ、私の中を完全に通り抜けて行った。

   私たちはみな他界するとき、このように互いに世話し合う必要がある。
   それは次の段階へ移行する瞬間に、出来る限り最高で最善な霊的状態に上昇できるように、人は誰でも互いの助けと祈りと霊的な力を必要としているのだ。

   ロサンゼルスの講演会で初めて出会った1991年以来、シャリの強さは支えであり、大胆不敵で勇敢な獅子であり、決して屈するこのない腹心の友だった。彼女のその献身がなかったならば、地球外文明研究センターの多数の歴史的達成を実現することは不可能だった。彼女は私の片腕であり、6年間にわたって信頼できる助手だった。ラテン・アメリカの僻地で危険に立ち向かった時、ペンタゴンの統合参謀本部の会議室で会合に出ている時、どんな時であろうと、シャリは私たち全員のために、私と一緒だった。彼女は1度としてひるまず、1度として降参しなかった。

   批判者たちの中での嘲笑、闇の分子の仕掛ける容赦ないいかなる謀略にも動ぜず、平和な時代を築くために決然として力を尽くした。それは地球だけでなく、宇宙的な平和のためだった。身体が彼女にそむくようになってからでさえ、シャリは勇気と慈しみ、愛の精神を失わず、彼女を知る者はみな驚嘆し、彼女を手本とした。

   光の彼方から働きかけてもらう今後の仕事について、シャリと私は話し合った。
   そうした仕事は宇宙のあらゆる領域において、平和と成長を推進させるだろう。彼女が彼方の新たな場所から大いに尽力し、平和の天使たちと一つになって援助してくれるということに、私は何の疑いも抱いていない。

   平和がなければ、地球上にどのような進歩もあり得ない。
   だから愛に満ちたハートから平和のために働こう。この世を去るときに、私たちが持っていけるのは愛だけであり、永遠不滅の愛だけなのだ。

   シャリが他界した夜、彼女への感謝の言葉を書き、私は非常に深く寝入ったが、その夜、1人のETと奇怪な経験をした。それはシャリから紹介されたETであり(今日私たちはそのETを”親切”と呼んでいるが)その人物と一緒にいる鮮明な夢の中に私は目覚めた。このETは高度に進化した存在であり、アストラル光体のシャリと通信できると同時に私とも交信できた。

   この存在は女性の風貌をしたETであり、真ん丸な頭部で髪の毛がなく、実に異国風で美しい眼を持ち、非常にきれいな顔立ちをしていた。大変すらっとしており、彫りが深い。私たちが互いに結合すると、彼女は並外れた親切を放射した。その存在は完璧な親切の化身であり、非常に思いやり深く、非常に優しかった。

   私は話の途中で次のように訊ねてみた。
   「私たちは今、真実についての情報開示を行なってもいいでしょうか? 大統領は動かなかったし、国際機関も行動しなかった。議会は脅されて怖れているか、あるいは堕落しています」 ”親切”が言った。「できるなら、そうしなさい」と。 つまりこの非常に高位のET大使からゴー・サインが出たのである。そして私たちが1998年以来、「2001年情報開示」のための計画をまとめてきたのは、シャリが他界した翌日の夜、このETによって承認されたことがわかったからである。しかも統合参謀本部の情報部長も、これと非常に似通ったことを言っていた。

   面白いことにこの鮮明な夢の中で、私はビル・クリントンと一緒におり、この問題について彼と論議していた。彼は冷笑しながら言った。「うーん、私にはできないね。でもあなたならできる」 言うまでもなく彼はこう言っていたのだ。「私はそれはしない。なぜなら余りにも危険だ。しかし、なぜ君がやらないの?」 ジョン・マッケインはいみじくも、真のリーダーシップにとって勇気は不可欠な資質であると言っているが・・・。

   私たちが常に感じていることだが、この仕事はシャリに助けられている。
   そして1998年以来、ほとんどの交信遠征において、美しいブルー・ホワイトのUFOに乗って、私が”親切”と呼ぶETが現れた。このUFOはしばしばシュッと音を立てて空に現れ、弧を描いてグループをパッと照らし、私たち全員にブルー・ホワイトの光を当てた! 1998年以来、私たちと結合しているこのETが、地球外文明連合の霊的・政治的大使の任にある高官だということを私は知っている。

   それ以前の私の主なETコンタクトは男性の風貌をした存在であり、真っ黒な髪をした典型的なコーカサス人の特徴を持ち、濃いブルーの目と、私が見たことのある中では最も白い皮膚をしていた。彼は、私が地球外文明研究センターとその他のプロジェクトを始めた1990年に、私にコンタクトしたETであった。

   ”親切”のUFOは1度ならず、バージニア州の我が家の真上に現れた。
   近所の人々が濃いブルーのUFOを見ていたが、それは完全には有形化しておらず、朝4時半に我が家の上を覆うようにホバリングしていた。この出来事が起こったとき、ある隣人たちは私がこうしたプロジェクトに関わっていることをまったく知らなかった。だが、彼女がこのコバルト・ブルーの円盤を我が家の真上に見た時、彼女が感じたものは信じ難いほどの深い平和と、守られているという保護感だった。

   シャリの他界後、私はしばらくの間気持ちの上で疲れ切っていた。
   責任を感じ、自分が生き残ったという罪悪感に囚われていた。子どもたちは私が悲しんでいるのを知り、その年のクリスマスに「鳥籠」のビデオ・テープをプレゼントしてくれた。私は何度となくそのビデオを見て笑った。私には笑いセラピーが必要だったのだ。私は癌を抱えており、親友を亡くして非常に悲しかった。彼女は殺されたからだ。

   私はあらゆる分野の名士やCIA長官、ロック・スター、上院議員などに会ってきた。
   だがその時、私が会いたい人はただ1人、ネイサン・レイン―「鳥籠」のミズ・アルバートのみだった。私は彼と一緒にしばしの時間を過ごしたが、彼にこう教えてあげたい。「この映画のおかげで私は命拾いしました。なぜなら、笑いによって健康を取り戻せたからです!」と。

   シャリが去って後、私たちは1998年2月にハワイへ行き、その大きな島で地球外文明コンタクトのトレーニング・プログラムを実施し、非常に実証的な経験が得られた。そして私は、イルカ・コンタクトの専門家ジョアン・オーシャンの指導のもとに、イルカと一緒に泳ぐことになった。その頃の私にとって、こうした経験はどうしても必要であり、シャリの他界や、その他当時起きていた多くの問題のために、私は落胆しきっていたからだ。

   私は無邪気な子どものような、リラックスした状態にいると、4頭のイルカのグループがやって来て私を仲間に入れた。すると彼らと私は星型の形をつくり、イルカの1頭が私の先頭に、それぞれ1頭ずつが私の左右の脇腹に、そして残りの1頭が私の後方に位置を取り、まるで飛行機の編隊のようになった。私は彼らの目が見えるほど近くにおり、親しみを込めていたずらっぽく、私たちは互いの目を覗き込んだ。

   私は彼らと一緒に泳ぎ、私が遅れると彼らは私のために速度を落とす。
   彼らは私を水中に潜らせ、彼らほど潜水していられないので水面に出ると、彼らもぴったり調子を合わせて出てくる。私たちは沖へ向けて泳いでいたが、私のサポートをしてついて来ていたボートが次第に遠ざかり、リンダは追いつけなくなった。それで私はUターンする必要があったが、彼らは私を沖合いにある彼らの特別な場所へ連れ出すのだった。



   HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE
book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋
 
   
   

 

・宇宙からの訪問者たちは感謝を表明した

   1997年6月、私たちは20人ほどのトレーニング・グループとともにコロラド州のブランカ・ピークに行った時、地球外文明から訪れた12人の長老たちとの不思議な遭遇をした。そしてシャリ・アダミアックと私は、私たちに対する地球外からの存在たちの絶大な感謝を感知した。それは美しい天界の出会いだった。

   私たちがETとの交信主導を行い、彼らをブランカ・ピークに来るように招待していると、そのうち快活に空を飛び回るいくつもの物体を何人もの人々が目撃した。そうした物体のいくつかは、文字通り山から飛び出ていたのだ! 私は山頂に開拓地があることを知っており、そこでETたちとコンタクトすることを考えていたので、出発前にその場所を遠隔透視しておいた。すると突然、最適な瞬間に私は、「この場所へ登れ」というメッセージを受け取り、真っ暗闇の中を私たちグループはその山頂へ向かって出発した。

   コンタクトの場所は、山の中腹からおよそ9千から1万フィートの高さの山頂にある。
   海抜1万4千フィートの山頂が上の方にぼんやり見える中を、私たちグループは黙々とその場所へ向けて歩みを進めた。するとそのうちに、私たちの周りに無数のきらめく光が見え始め、それはかすかであったが、一晩中、山全体がその光に包まれていた。その地域一帯が天界のこの輝く光の中で振動しており、それは地面や岩でさえが驚くべきエネルギーで発光し、火花を散らしていた。

宇宙からの訪問者たちは活動と努力に感謝を表明した

   常緑樹の森と雑木林に囲まれた山頂にある円形の開拓地に入ると、UFOの形が見えた。それはまだ完全に物質化していなかったが、円形で光を放ち、くっきりとしていた。つまり半分はこの3次元に存在し、もう半分は光の交差を超えた領域に存在していた。一部は物質化し、一部は物質化しておらず、半アストラル、半物質である。

   私たちがこの場へ入った時、突然、そこに光の人々の半円を見た。
   私がある地点へ歩み寄ると、光り輝く一つの光が急に私の頭上に現れた。私はその場所にじっとしており、そのはっきり見える白色のきらめく光が私の頭上にあった。私が地球外の存在たちに近づいて静かに彼らと繋がっているとき、私のグループの者たちは後ろに控えていた。彼らは地球外からやって来た高次元の長老たちであり、悟りを開いた指導者のグループであることは明らかだった。そして彼らのそれぞれが異なる星系から来ており、互いに似ている人はいなかった。彼らと繋がり、私は高次の意識状態へ入った。

   1人1人が目覚めた状態でその場所と時間を知覚し、同時に無限なる宇宙的存在として意識を開く崇高な交流が始まった。自分が今ここにいるという現実感とともに、それは超現実的でもあった。このような状態の中にある時、私はそのエネルギー・レベルを超えた別のレベルを見ることができたが、突然そこにはたくさんの天使のような姿があった。その向こうには、高次の神格を象徴するような神聖な存在アヴァター(神の顕現)を見た。それは描写することのできない崇高な宇宙的集会だった。

   私は地球外の長老の1人1人それぞれに近づき、1人1人に敬意を表し、彼らの参加に感謝し、地球への訪問を歓迎した。

   グループの他の人たちには、ある時点で私がまるでかき消えてしまったように見え、一部の人たちには私が透明に見え、また私がまったく見えない人々もいた。私自身は活気付いて身軽くなり、うっとりとなっていた。私の振動周波数は極端に高く、自分自身が希薄になったと感じられた。ある時点では自分が持ち上げられるような、浮揚するような、ただ消えてしまうような気がした。しかし、私はかなり肉体的にそこにいたにもかかわらず、人々は透明になった私を見ていた。

   このような状態が半時間かそれ以上続いた。
   これはあらゆる宇宙文化を代表する代表者の集会であったと言える。それが目的で、私たちは彼らと一緒にそこにおり、それがこの会合の目的だった。地球外から来た人々は、私たちの活動と努力に感謝を表明し、宇宙平和のために出来る限りのことをするようにと私たちに要請した。とりわけ、UFOに対して”宇宙戦争(スター・ウォーズ)テクノロジーの使用を回避するために介入してほしいと要請された。私はできるだけのことはすると約束した。

   翌日、私とシャリは静かな時間を過ごすために、ブランカ・ピークの南にあるサンファン・ヒルへ行った。前夜のETとの出会いの間、私はコンパスを上着の左内ポケット、心臓の真上に入れてあったが、見ると、そのコンパスは磁北がほとんど180度ずれてしまっている! 針が磁北から180度それたところを指していた。これはコンパスが前夜の遭遇に影響されたためであり、極めて異例の磁束異常の紛れもない証拠である。

   コンパスはその後数日間その状態にあり、正常に戻った。
   私たちはその写真を所有している。またこれより約5年前の1992年7月に、イギリスのミステリー・サークルにおいてUFOが私たちに接近した時も、この同じコンパスが左回りに回転したことを思い起こさせる!

地球外から慰めに来てくれた人

   その後1997年7月、私たちはトレーニング・グループを、イギリスのウィルトシャーのストーンヘンジ近くの場所へ連れて行った。そこではマナー・ハウスを借りたが、それは1600年代頃に建てられたと見られる荘園領主の壮大な古い邸宅だった。私たちは全員がそこに1週間滞在した。実はシャリの転移癌が、リンパ節に転移したことがわかった。これは非常に深刻な病態だ。私もまた、もう一つの悪性黒色腫を摘出してもらったばかりだった。

   そんなわけで、マナー・ハウスでの最初の晩は2人とも傷の手当をしており、率直に言って情緒的にひどくうろたえていた。ときに話をして笑ったかと思うと、その後すぐ涙を流したりした。そして、私たちのどちらかが、あるいは2人ともが駄目になるかもしれないということが目前にあった・・・。

   私たち2人はマナー・ハウスの階上の部屋に静坐しており、地球外文明研究センターのロン・ラッセルその他の数人は戸外にいた。シャリと私は外へ出るには疲れすぎており、あまりにも動揺していたが、グループの人々には外へ出るように言っておいたのだ。シャリと私がいた部屋には出窓と小さな暖炉があった。

   突然、玉か房のような輝く光が、私たちのいる部屋の閉まっている窓を通り抜けて飛び込んで来たのだ! その光の玉は向きを変えて暖炉のそばへ行くと、長く伸びて人の形になった! その地球外の存在はまだ完全には有形化してはおらず、3フィート(約1メートル)ぐらいの揺らめく光として立っていた。それは電灯で明るく照らされた室内でも肉眼ではっきりと見え、ぼんやりしたところはどこにもなかった。シャリは最初それに気がつかなかったので、「シャリ、見て」と私がうながした。

   彼女は顔を向けてその存在を見ると、「オー・マイ・ゴッド!」と感嘆の声を上げた。
   私たちはこの存在と一緒に静坐して瞑想した。彼は私たちを慰めに来たのである。彼は非常に優しく、感謝の気持ちをいっぱいに湛(たた)えており、愛情深かった。そしてただ美しかった。私たちはおそらく半時間のあいだ、こうした接触と瞑想の中にいた。そのとき私は、シャリか私のどちらかが生きられなくなることがわかり、私たちのこの仕事に対してこの地球外の存在が、深い慈悲と尊敬と感謝を表明していることを理解した。

   私たちは、この時の経験を誰にも話すつもりはなかった。
   それはあまりにも個人的で、美しく、しかも痛切な経験だった。ところが翌日、ロン・ラッセルがこんなことを言った。彼らがマナー・ハウスの屋外にいた時、すごく異常な出来事をみんなが目撃したという。それは午後10時半を少し回った頃、空の彼方から一点の光が現れて下降し、木のこずえに来て、そのままシャリと私のいた部屋の出窓を通り抜けて行った! それは宇宙空間から晴れた夜空を下降し、マナー・ハウスの芝生に降り、そこから上の出窓の中へ飛び込んだのだ。

   ロンが「あれはスティーブの部屋だ!」と叫んだ。
   つまり彼らは、宇宙からのこの訪問者の到着を見ていたのだ。戸外にいたグループの全員が、マナー・ハウスでの遭遇を見ていた。芝生に降りた宇宙からの光が出窓に入ったまさにその時、私は光が部屋の中に入って来たのを見た。次いでその光は、暖炉のある床の上で有形化した! 真実はその実在性を隠す、ということがわかるだろう。なぜなら真実は、空想科学映画よりはるかに怪奇であり、そして美しいからだ。

   シャリと一緒に行った最後の遠征は、1997年のジョシュア・ツリー荒野であった。
   そして同年の4月、私たちはペンタゴンで海軍大将と、議会とホワイト・ハウスの主要人物たちの前で、すべての情報を暴露した。しかしその年の秋までに、シャリの転移性癌は急速に進行して脳にも転移し、身体は一部麻痺し始めた。

   シャリが、私たちのこの活動に加わったのは1991年である。
   彼女は私の最初の講演会に来た。そして1998年1月にこの世を去るまで私と一緒だった。私たちはみな、シャリの不屈の意志に驚嘆していた。彼女は獅子のように勇猛であり、非常に献身的で、他に類を見ないほど有能でもあった。ETとの接触の際、誰でも連れて行けるのであれば、私が最初に選ぶのはシャリだった。

   そしていつも決まって一番遠くまで行けるのは彼女だった。
   あれほど遠くまで行けた人は、今日に至るまで他には誰もいない。彼女は恐れを知らず、しかも自分の天命を知っていた。



   HIDDEN  TRUTH  FORBIDDEN  KNOWLEDGE
book 『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋
   

・彼ら闇の分子たちは急性癌を引き起こす電磁武器を持っている

   1997年頃、元大佐だった人物が登場して来た。
   彼は元CIA長官ビル・コルビーと親しかった。コルビーは政府内の闇の計画に深く関わっており、UFOの装置や実用可能なエネルギー装置など、その他の機械装置だけでなくそうした承認外の資金のうち、およそ5千万ドル相当を自由に扱える立場にあった。コルビーは多くの証言者たちと同様に、闇の集団全体が手に余るほどになっており、彼らが極端に走ってしまっていることを知っていた。

   コルビーはこれらの資産を、地球外文明研究センターに委譲し、すでに明らかな証拠と文書に裏打ちされた、適切な情報開示ができるようにしたいと望んでいた。それでこれが私に提案されたのである。私は、「ついに地球外文明センターは、真実を世界と分かち合うに充分な基金を得ることになる」と思った。

   この話は元大佐を通じてもたらされたが、初めのうち大佐は相手がビル・コルビーであることを伏せており、ただ闇の計画に関わっている高い地位にいる官僚とだけ言っていた。私は、相手が誰であれ、私たちに協力してくれるならありがたいことだと思い、この話を進めることを承認した。そして資産の委譲を正式に行なうために、私たちの役員が元CIA長官と会うことになっていた。

   ところがその同じ週に、コルビーがポトマック川に流されて浮いているのが見つかった! 会見をお膳立てしてくれた大佐は直接私に、コルビーは暗殺されたのだと語った。後にコルビーの妻は言っていた。「なぜビルが夜中に、しかも雨で増水して洪水になっていたポトマック川へ、カヌーを漕ぎに出かけていったのか理解できません! ドアを開けたまま、コンピューターもコーヒー沸かしも付けっぱなしにして!」 彼女は声を張り上げて言った。「まったく、ビルらしくないことです!」と。

   コルビー夫人が、何か尋常ではないことが起きたと言っているにもかかわらず、これに関しては何の調査も行なわれなかった。私たちの活動に友好的だった元CIA長官が暗殺された理由は、彼が政府内の無法者グループときっぱり手を切ろうとしていたからである。彼は歳を重ねており、この秘密を墓場まで持って行きたくはなかったのだ。

   私はこの事件に動揺したが、それは恐怖からではない。
   それは私たちに協力しようとした人が命を落としたということに、心がかき乱されたからだった。その日以来、私は相手を確認することなく、二度とどのような取引も承認しないと心に誓った。というのは、相手が誰であるかがわかっていれば、私はその人を保護することができるからだ。

彼らは急進性の転移癌を引き起こす電磁武器を持っている

   1997年頃までに私とシャリは、自分たちが以前にも増して強力な電磁武器の標的にされていることを知った。そしてわずかな時間間隔を置いて、シャリと、私たちを支持する1人の議員とそして私が、それぞれ転移癌に冒された。それが電子的に誘発された癌であるということに私は確信がある。

   電磁気の精妙なレベルでは元素変成が可能であり、それはまたあるものを一つの場所から別の場所へ移転させることができる。それだけでなく、電子的に誰かを感染させたり傷つけたりもできる。これは治療にも使える科学の致死的応用に他ならない。しかし不幸なことに、今のところこうしたテクノロジーは、人類の最悪な悪徳分子によって所有されているのだ。こうした科学技術が早く社会に開放されるようにと憂慮しているなら、私は言おう、「心配ご無用。悪徳分子たちはそのテクノロジーをすでに所有して使っている!」と。

   このようにして、辛く気の滅入る一時期が始まった。
   1997年の議会での説明を行なった後、6ヶ月以内に、シャリと私の2人ともが急進性の転移癌になった。私は黒色腫だった。これは転移性の場合、非常に致命的である。そして私たちの活動のあらゆる面で援助していた、唯一の重要人物であったシャリが転移性の乳がんになった。私たち2人はまったく正常な人間で、どちらの家系にも癌の病歴はなかった。しかも2人ともが同じ月に罹患したのだ! これを偶然の一致というにはあんまりなことだ・・・。

   起こったことは証明はできないが、これだけは言っておこう。
   病理学と悪性黒色腫の診断で、世界的な専門家が私の左肩から摘出したものを見て「転移癌です」と言ったのだ。つまり最初の癌が転移癌だったのだ。ところで転移癌とは、どこか別の箇所にある最初の腫瘍から生じたことを意味する。しかし私の体の内部や外部のどこにも源初の腫瘍は見つからなかった! それでついに私は皮膚科専門医に「もう探さなくても結構です」と言った。「それはどういうことですか?」と医者が聞き返した。

   私は言った。
   「それがどこからきたかわかっています。ユタ州のある工房からです。そのラボで、電磁気的に私に移されたのです」 医者は私を見つめて「そういうことが可能だと思いますか?」と訊ねた。「可能だということを知っています」と私は答えた。「情報開示プロジェクトの仕事において私の片腕である助手も、乳癌と診断されたばかりで、それも転移癌です」 医者の反応は「オー・マイ・ゴッド!」だった。

   当時、我が家にはヤミという名のゴールデン・リトリバーがいた。
   ヤミと私はいつも一緒だった。そして私が癌になった時、またヤミも肉腫ができ、それは左三頭筋の癌だった。彼の左前脚全部を切除しなければならなかった。ヤミが手術を終えて獣医から戻って来たとき、そして私が医者から戻った時、私たちには切開の角度といい、使用された針の種類といい、まったく同じお揃いの傷跡があった! 

   今日でも私は確信している。
   ヤミと私は一体であり、私たちを狙った電磁武器システムの”当たり弾”のいくつかを、ヤミがアストラルレベルで受け止めていたのだと。彼が私の命を救ったのだ。霊は自然を通してであれ、犬を通してであれ、どのようなものを通してであれ、助けることができるのだ!

   多くの内部情報者たちが私たちに語ったところでは、こうした闇の計画は自然落下しており、パニック状態さえ感じられると。それは私たちが実際に大勢の有力者たちに情報を明らかにしているので、無法者たちはコントロールを失ってきているのだ。そのためにこの戦いに参加する人たちが増えてきていた。しかも彼らは情報を与えることを惜しまない強打者だ。

   そのころ私はある秘密文書を入手した。
   その文書には暗号名と、UFO関連の問題を扱うプロジェクト名のリストがついていた。その文書の内容は、私の著書『ディスクロージャー』に収録されている。

   1997年に議会で状況説明を行なった翌日、今度は統合参謀本部の情報部長トム・ウイルソン海軍大将に状況説明をするように依頼された。この重要な会合に先立ち、私は彼の部下たちに書類を送っておいた。そしてウイルソンの補佐官が私に話したことによると、実は大将はこれらの暗号名や暗号プロジェクトと番号を用いて、いくつかのルートを通して問い合わせたところ、ペンタゴン内部にある悪徳分子グループに属する人間の何人かを見つけたのだという。

   このグループを確認したウイルソン海軍大将は、この秘密分子の中のコネに「このプロジェクト(秘密文書)について知りたい」と告げた。ところが相手はこのように言った。「サー、あなたが知る必要はありません。それについて私たちがあなたに話すことはできません」 と。ペンタゴンのJ-2、つまり統合参謀本部の情報部長である海軍大将が「あなたには教えない」と言われたのだ。そんなことがあり得るだろうか? 大将はショックを受け、怒った。

   私は海軍大将との会見に、私たちの証人の1人とシャリ、私たちの軍事顧問、それにアポロ宇宙飛行士エドガー・ミッチェルの4人を伴った。この会見は私たちの独壇場となり、状況説明に終始した。海軍大将と私は、彼をつんぼ桟敷へ追いやった米国の抱える危険性と、法の支配と国家安全保障への危険性について論議した。そして私は、1960年代初期に、CIAの初代長官ロスコウ・ヒレンコーター海軍大将の書いた、「UFO関連の情報の秘密性が、国家の安全保障にとってひとつの脅威である」と述べた書簡を指摘した。また私は、この闇の悪徳グループが、彼のB2ステルス爆撃機を包囲できる、模造UFOのテクノロジーを所有していることを海軍大将に話した。

   彼はしばらく考えてからこう言った。
   「この問題についての証人をあなたが確保でき、それを記録に残せるなら、少なくとも私に関する限り、その記録を持ってマスコミへ行く許可をあなたに与える。この悪徳グループは違法である!」と。だから、とりわけ誰が情報開示を支持しているのかと聞かれた場合、私はそれは統合参謀本部の情報局長ですと答えることにしている。

   この会見後、無法者のグループは復讐心を燃やして逆襲してきた。
   私たちがウイルソン海軍大将のような人に具体的な情報を伝え、しかも彼らがやっていることが違法であると示されたことで、明らかに彼らは少なからず不安を抱いたのである。それで彼らは元CIA長官ビル・コルビーを殺し、私たちを支持したあの議員も、彼らに引き起こされた癌ですぐに死亡した。そしてシャリと私は同時に転移癌になった。

   私たちはCIA長官、ベル上院議員、上院予算委員会の人々、そして上院情報委員会の人々だけでなく、ダン・バートン下院議員のように、これが真実だと知っていながら脅されて口をつぐんでいる人たちにも情報を伝えている。そしてペンタゴンで数を増しつつある善意の有力者たちは、この問題に興味と関心を抱き、現実に政府内の闇の分子たちが、この問題を隔離して支配してきたことに気づき始めている。

   こうした状況のもとで、私個人にとっては辛い打撃的な出来事に見舞われた。
   それは身近な友人であり、信頼できる助言者でもあったシャリの病状が急テンポで悪化し、彼女はそれから1年も経たずにこの世を去ってしまったのだ! 私にとってそれは非常に胸の痛む辛い時期だった。

   1993年7月、モンロー・インスティチュートの近くで開催された、情報開示の計画会議からの帰途、私は殺されそうになった。翌年94年には、ニューヨークのサンモリッツ・ホテルで怖ろしい攻撃に遭い、つづいてその夏、自宅で毎朝4時に攻撃にさらされた。転移癌にもなった。 私は、私の耐え得る限界点に達していた。

   にもかかわらず、この期間には実に素晴らしいことがいくつも起こったのである。



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book『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋

 

人の意識を変えてコントロールするテクノロジー

   不意打ちをくらわない唯一の方法は、真実を知っていることである。
   そのために私は、1990年代初期にボリビアとペルーの国境で、陰謀団がUFOの一つを撃ち落した時、こうした狙い撃ちを計画する会合に出席したことのある人々や、そのための武器システム開発に参加していた人たちの、自発的な証言を記録に残し、関係者を名指しし、そうした特別な計画がどういうものであったかを話すことが非常に重要であると感じていた。

   ワーナー・ホン・ブラウンは臨終の床でカロル・ロシンに、これらの闇の計画が宇宙空間に武器を設置することで、見せかけのET事件を捏造し、彼らによる攻撃を演出するだろうと言った。これは世界にとって容易ならぬ危険な事態だと警告したのだ。そして彼はこう言ったのだ。「意識に影響を与える電子武器システムがある。これらのシステムはすでに充分開発されており、それを用いて”行動や決意に影響を及ぼす”ことができる。電子精神感応兵器と呼ばれるこうした武器は、脅威中の脅威だ」と。

人の意識を変えるテクノロジーが存在する

   この頃、私たちはコロラドに保養施設を持っていた。
   そこにはこうしたテクノロジーを扱う会社で働いたことのある女性がおり、彼女によると、そうした人の意識を変える科学技術が使われたのを目撃したことがあったという。彼女はその場にいて直接目撃したのだ。それはテクノロジーのオペレーターがダイヤルを回すと、事態を起こすことができた。

   それは役員会の会議を数分以内に合意させたり、ダイヤルを逆方向へ回すと、意見を衝突させて極端な混乱を起こさせたり出来るのだ。私は高性能エレクトロニクスを扱うEーシステムズ、レイセオン、SAIC、EG&Gで働いていた人たちを知っているが、彼らも(人間の意識に影響を与える)そうした能力を持つ別形態の装置を見てきたと言う。

   世界を眺め、一緒に働かなければならない人々を眺める時、時々、彼らは自動人形になったと確信させられることがある。それはまるで台本に書かれているかのように、ある決まりきったやり方で行動するが、そこに何の意味も見られない。

   フリーエネルギーテクノロジーの知識を持っている科学者に対しては、それに関する秘密を守らせるために、彼らが持つ台本(既成の教科書)を信仰する習性と行動様式がターゲットとされてきた。彼ら科学者は同じ性癖と行動様式を持っているようで、希望的観測とパラノイア(偏執的思い込み)の間を不安定に揺れ動く。そのために彼らのテクノロジーは常に隠されたままであり、あるいは未完成に終わる。

   私たちはこういうことを何度となく繰り返し見てきた。
   そして武器システムはこうした行動を作り出すために使われているのだ。フリー・エネルギーのテクノロジーが常に妨害され、方向転換あるいは逸脱させられ続けている現状を見る時、それを正しく説明できる理由はこれしか考えられない。

   首都ワシントンで会合を開く準備に入っていたが、私たちが電磁武器システムの標的にされていることをより一層自覚するようになった。ラリー・キング・ショウに出演した後で、私たちはニュー・メキシコへ行き、ロズウェルの近くでUFOとの交信を行なった。ある夜、シャリ・アダミアックともう1人の仲間、そして私の3人は誰もいない草原へ行き、CE-5(第5種接近遭遇)を主導していた。するとそこに明らかに私たちを偵察している数人の人間が見えた。

   私たちは瞑想状態に入っていたが、突然、シャリが震えだし、痙攣に似た状態になった。私はそれが、指向性武器システムによって引き起こされた発作であることを知っていた。それはその年の始めに、サンモリッツ・ホテルで私のアストラル体を抜き取ろうとして用いられたのと良く似た武器だ。

   どうするべきかはわかっていた。
   私は肉体を離れて彼女のところへ行き、彼女の震える背中を身体の中へ安定させてから、高次の意識を用いてスカラー・システムを無力化した。無法者のグループが電子武器システムの一つを使用し、力ずくでアストラル体を抜き取ろうとしていたのだ。シャリはゆっくり深呼吸しようとしたが、明らかに攻撃を怖れて震えていた。

   このような攻撃がさらに頻繁に起こり始めたことから、私たちはこれらのテクノロジーの別形態を所有している人たちと共に、対抗策を設けることにした。するとこうした出来事は下火になった。こうした技術的な対策とともに、私たちを守るための瞑想と祈りをするきわめて霊的なサポートチームを組織した。

   この種の最悪の経験をしたのは、1997年4月に、議会のための説明会をしている夜のことだった。議員たちに説明をしている時、突然、あるエネルギーの波が私を襲ったのだ。私は気絶しそうになった。その会場にはペンタゴンから来た1人の人物がおり、彼もそれを感知した。そのマイクロ・ウェーブは非常に強烈であり、私はまたもや内側からその電子波に曝されているように感じた。私は意識を保つのがやっとであり、壇上で卒倒しそうになった。

   実はこうしたことが起きる前に、M・K大佐がこの会合に来たいと主張していたことに触れなければならない。私たちが「あなたは出席できない」と断ると、彼は下卑た言葉で「何が何でも押しかけてやるぞ」と言い、彼はそうしたのだ。そして彼は”殺しの博士”であり、致死的電磁武器システムの専門家であった。彼ら闇の勢力がこうしたシステムを使うたびに、彼らは自らの手の内を明かし、私たちはシステムについての知識を増やしていった。

   以前、私は、CIAのためにこうしたシステムの一つを開発した男に会ったことがある。多くの人々は私のこうした話を「宇宙大作戦」(という映画)から取ったと考えるかもしれないが、すでに1958年までに彼とそのチームは、遠隔透視の電子的補助装置に人間を接続する技術を完成させていた。人がその装置に接続されると、どのような遠方の場所であれ人であれ遠隔透視することができる。そして彼はこの発明を、CIA傘下のある偽装会社に売るように強要されたという。

   彼と話している時、彼は私に「こうした装置の一つを欲しくないですか?」と聞いた。「今すぐ入手するつもりはない」と答えたが、私の観測ではその装置がもたらす危険性は非常に大きいと思った。それに私たちは、自分の高次の知覚を開発することで、遠隔透視できる能力をすでに所有している。

   こうした分野で仕事をしていた別の科学者は、人間を空中浮揚させる電子技術を開発している。私たちがこうした情報を集めるにおいて、軍事関係の証言者の1人はある大佐であり、彼の両親は1950年代にランド・コーポレーションの人々と友人関係にあった。そして彼らは実際に昼休みの時間に、こうした装置を使って机の上方に浮かんでいる人たちを見ている。

   だからこうしたテクノロジーは、1950年代からすでに存在していたのである。
   その時代から現在までに、他のテクノロジーが電子工学的にどのくらい進んだかを見ることで、今日の闇の政府が持つ科学技術がいかに進歩しているかを想像することができる。当然、こうした驚嘆すべきテクノロジーは、病気の治療から輸送や発電のエネルギーに至るまで、想像を絶するほどに人類にとって有益な目的に使うことができる。

   しかし不幸なことに、今のところこうした科学技術は、権力を悪用する連中と、権力悪用の中毒に冒されている無法者の連中に牛耳られているのだ。



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 book『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 メルクマール

                          抜粋

 

・米国政府の闇の集団が新エネルギー、新テクノロジーを封殺している

   1994年に2回、私は某国の皇太子S・Aとニューヨークで会った。
   彼は米国で活動しているM・K大佐やT・E将軍、W・Bたちの闇の傘下に引き入れられていた。しかし彼の言っていることは、私たちが掴んでいる情報とは正反対だったので、彼が偽情報のターゲットとして利用されていると私は彼に言った。UFO接近遭遇主導について打ち解けた会話をすると、彼は地球外文明センターに興味を示した。そして次に彼が言ったことは非常に洞察力に富んでいる。

   「私はUFOが目撃されたという地域なら、世界中のどこにでも行っていることを知っていますよね。ところがなぜかいつも、UFOは私が到着する前に現れ、私が去った後にまた戻って来て、しかも私がいる間は決して現れないのです。これは私の何らかの態度のせいなのでしょうか?」

   私は言った。
   「殿下、心からの敬意を持って申し上げますが、あなたのおっしゃったことは図星です。偏見を持たず、公平な心で、まったく誠実にこうした地球外の存在たちと進んで接するならば、彼らはあなたの前に現れるでしょう。そして彼らはあなたと情報交換をするでしょう」  この会見には当然、例の闇のグループが関わっており、私たちの会話の一部始終を盗聴していた。

   その夜、私と12歳の娘はセントラル・パークの真向かいにあるホテル・サンモリッツに戻った。私はすぐに眠りに落ち、数時間後に目が覚めた。しかし腕を上げることも体の向きを変えることもできず、まったく動くことができなかった。私の体は完全な麻痺状態にある。しかし何が始まったのかはわかっていた。指向性の電子武器システムが私を撃ったのだ。

   それは私のベッドの上方にある窓を通して照射されていた。
   室内に照射されているのは、生涯で一度も感じたことのない不快と恐怖の最も極端な感覚だった。彼らは私の肉体からアストラル体を抜き取ろうとしていたのだ。ついでに言うと、彼らによるいかさま誘拐事件のほとんどがこれである。

   しかし私はこれが、人間の作ったものであることを知っていた。
   そこで私にできるただ一つのことは、神に向きを変えることであり、私は神の衣の裾にすがりついた。私は超越意識の状態の中へ入って行った。次第に個人としての私は無限の中に消えてしまい、その凶暴な力は私への支配力を失ってしまった。”広大無辺”の中においては、彼らのシステムは私を捉えることができなかった。そこではもはや私という個人は存在しない。

汝自身を後にして、水上を歩け。何者にもなるな

   私の言っていることがわかるだろうか?
   「汝自身を後にして、水上を歩け」 何者にもなるな。そうすればどこにでも存在できる。私は、電磁武器システムのターゲットにされている人たちに次のように言っている。「これらの攻撃から逃れるただ一つの方法は、自己を超越する力を理解することであり、個人性を落として”無限”の大海と一つになることです」

   だが、自分の個人性と自意識の中へ再浮上するや否や、攻撃は再開されるだろう。
   それは私の経験の中でも最悪な経験の一つであった。明らかに彼らは私の個人性を捕らえ、私のアストラル存在を抜き取って彼らの誘拐の手順に乗せようとしていた。ところでアストラル体に充分なトラウマを受けると、その傷は肉体に現れる。こうした誘拐事件のほとんどは、肉体からアストラル体を抜き取ることのできるテクノロジーによって行なわれている。

   そして米国国家安全保障局の闇の分子が操作する「プロジェクト・アメジスト」は、アストラル体と肉体を繋いでいるコードを切断することによって人々を殺してきた。私はそのプログラムを管理している男を知っている。

   この経験はある意味では贈り物でもあった。
   つまり彼らは自分たちの手の内を見せたようなものであり、彼らは国連事務総長や皇太子S・Aの弟たちの誘拐に際しやったことを、正確に私に示したからである。そして私はこの電子ビームを通して、逆に彼らを遠隔透視することができた。私は、そうした施設から彼らが誘拐の実行を管理しているのを見た。

   何が来ようとも冷静を保ち、意識をこの超越状態に集中していれば、来たものの源へ逆行し、その正体を暴くことができる。そのようにして彼らが私を攻撃するたびに、私はそうした。彼らがやっていることを私はそのようにして見てきたのである。

   これは私にとって、どうしても実行できなければならない最も難しい問題の一つだった。私は攻撃を受けている最中、自分自身のいろいろな能力を用いて、相対性の軛(くびき)から迅速に逃れ、”絶対”の境地へ入り込むことができたが、そこは彼らが私を捕らえることのできない場だった。なぜなら私はもはや存在していないのだから。ありがたいことに娘はこの攻撃から守られており、それについては何の知識もなかった。娘と一緒のニューヨークへの小旅行は、このようにして終わった。

米国政府の闇の集団が新エネルギーや新テクノロジーを封じ込めている

   この秘密の闇の集団(元米国大統領の1人を含む)この内の何人かは、1980年代後半には、地球外文明のUFO情報を開示することに賛成していたと聞いている。ところがこの集団内の別の派閥が賛成派を押さえ込んでしまったのだ。その勝利の切り札がこの誘拐テクノロジーの所持と、スカラー電子精神感応武器システム、電子心霊感応武器システムの所有であった。それだけでなく彼らは、UFOのように見えるARV、つまり模造UFO船を持っており、こうした模造UFOを新しいエネルギー源と反重力を応用した推進システムによって動かしている。

   こうした闇の分子がこれらの先進テクノロジーを用い、UFO情報開示を政府高官レベルで封じ込めているのだ。そこには世界の国々の指導者を脅迫したり、国連事務総長のような世界的指導者を誘拐することなどが含まれている。冷戦が終わった時、地球外文明の情報を一般社会に公表しようとする誠実な試みがあったにもかかわらず、悪徳分子の中のさらに悪徳で凶暴で危険な少数派が、その試みを阻止したということがわかった。

   そして1990年の1月に、『落としたものを拾いなさい』と私は言われた。
   それは米国政府の官僚連中が立ち往生した中にあり、まったく動きの取れない状態にあったために、どういうわけか私が助力するようにと呼び出されたのだった。しかし私は、この悪徳無法者グループにとって取るに足りない者であり、現世的権力どころか公的な地位も何もない存在だった。

   殺しの博士として知られ、死亡学の博士号を持っているM・K大佐のような人たちは、誘拐やマインド・コントロール、そうした攻撃に使われている電子精神感応研究とハイテク電子工学システムの専門家だ。こうした人たちが米国政府の闇の悪徳分子と繋がっているのだ。だから国の指導者たちが自分たちの直面している状況を理解して、彼ら闇の連中の敷いた路線を外れようとするなら、当然、この悪徳グループと衝突することになる。

   この闇の政府の連中にとって、”スカル・アンド・ボーンズ”(エール大学の秘密結社)だろうと、元ICA長官だろうと問題ではない。この中枢にいる高位の陰謀集団は、自分たちが予定する最悪の筋書きが整うまで、この情報開示の問題を保留する断固とした決意を持っている。彼らの目標は、地球上の60億の人口を少なくとも40億から50億削減することにある。

最新殺人電子機器が狂人たちの手に渡っている

   1994年のニューヨークでのこの出来事から帰省後、私は闇の政府の悪徳分子による戦慄すべき彼らのテクノロジーを経験した。それは毎晩、私が寝室で寝ているときの午前4時20分に起きた。ほとんど聞き取れないくらいの「カチッ」という音があり、私は電子武器システムに撃たれたのだ。そして猛烈に気分が悪くなり、起き上がって吐き気をもよおし、嘔吐し、下痢し、滝のような汗が流れる。乾いていた浴室の床は文字通り汗が流れた。というのも私の血圧は極端に低下し、床に卒倒し、臨死状態だった。

   これが毎晩、毎日起こった。
   それは10分から15分続くだけだったが、怖ろしい経験だった。この悪徳無法者のグループが、私のやっていることをやめさせるためにしているとわかっていた。だが、私はやめることを拒否した。

   そうした出来事の起きていたある夜のことだ。
   私は眠りに落ちようとしていた時、突然、この無法者のグループの誰かが電子コントロール・パネルのところにいるのが見えた。それはアメリカ西部のある地下施設であり、そこには電子精神感応機器と電子心霊研究のハイテク機器がズラリと並んでいた。そしてこの特殊な活動を担当している人物が、地下の武器施設の入り口に立っているのが私にははっきり見えた。彼は中年の男で口髭があり、髪の色はグレーで、彼の外見が正確にわかった。そして彼は私の担当に任命された男だった。

   その地下施設内部には何人かの青年たちがおり、彼らは使い捨ての歩兵であると同時に餌食でもあり、私を撃つためにこのシステムを操作していた。私は彼らを見た時、神に向かって「神よ、彼らをお許し下さい」と言ってから、彼らに祝福を送った。私は彼らを非常にはっきりと見た。すると今度は彼らが私を見ているのが見え、彼らの目には恥じらいの様子がうかがえた。そして彼らは顔をそむけ、そこですべてが終わった。これ以後、彼らは毎晩の攻撃をやめた。

   後に知ったのだが、こうした装置を操作する気の毒な人たちは、ほとんどの場合彼らのやっていることが原因で死んでしまうということだった。つまり、もし彼らが誰かに病気になるように機器を操作し投射をしているなら、彼らもその病気にかかってしまうのだ。そうした操作をさせられる階級の低い職員たちは、使い捨ての餌食であるが、割り当てられた任務に就くとき、彼らはそのことを知らない。だから私の見た中年男の指揮官が、この機器が操作されている間、建物の外にいるのはそのためなのだ。

   私はこの時の経験から、これらの武器が私に向けられている時、私はスカラー電子精神感応システムを通ってその発射源にたどりつき、そこで彼らが何をしているかを見ることができることを学んだ。そして私は、私たちすべてを神の光で包み、彼らを赦すように願い、また私自身も彼らを赦したのである。これと同じ頃、イギリスから来たミステリー・サークル研究者のコリン・アンドリューズが、やはり早朝に奇妙な「カチッ」という可聴音以下の不気味な音で始まる経験をしていることを知った。

   その頃の数年間、私は最後までどこまで頑張るかを厳しく試された。
   そして1994年の夏には、地球外研究センターを閉鎖し、情報開示プロジェクトを断念し、こうした一切のことから足を洗ってしまおうと、私はぎりぎりの選択を迫られた。

   私が10年間勤めた救急医療室での、最後の交替勤務の、最終日の、しかも最終時間の、最後の5分間に起きたことを想像してみて欲しい、と私は人々に話す。幼い男の子がピクニックに行った先で窒息死したのだ。しかしその場で蘇生させることができず、救急室に運ばれてきた。その子は金髪の美しい3、4歳の幼児だった。私たちのチームは1時間にわたり蘇生術を施したが、応急室に着いたときにはすでに心拍が停止していた。幼子は私の腕の中で死んだ。その子の堂々たる立派な父親が現れたが、息子の死を伝えると、父親は私の腕の中でくずおれ、忍び泣き、叫んだりした。それは誰も聞いたことがないような血も凍る泣き声だった。

   私にとって毎日この問題に対し、つまり最後まで頑張り続ける苦闘は、救急医療室でのあの最後の経験よりもさらに衝撃的でドラマティックである。そして看護師や私にとって、最後の日に幼な子を死なせたこと以上に最悪な事態はない。地球外文明研究センターのこうした経験談を聞くことは、『Xファイル』の話を聞いているようであろうが、これはハリウッド映画ではなく、現実のことである。

   私の活動には素晴らしく美しい側面もあるが、他方この努力には途方もなく辛い悲劇的な側面もある。おそらくこれは、私たちが生きている時代を完全に象徴しているだろう。そこには非常に多くの美しさと期待がありながら、また非常に多くの苦しみもある。



   HIDDEN  TRUTH FORBIDDEN  KNOWLEDGE 
book『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋
   
   
   
   
   

・現代の科学物理学者たちが抱えるジレンマ

   1990年代、私はケンブリッジ大学に招待され、知能指数の高いグループMENSAの国際会議で講演した時のことだ。そこで私はきわめて学術的で厳密で、データと科学に基づく講演を行なった。私の講演が終わると、高齢の男性が立ち上がって言った。「私は何某博士である。私はイギリス政府のこの委員会、あの委員会のメンバーであった経歴を持っている。今の講演内容に何らかの真実があるならば、私がそれを知らないはずがない。しかもあなたほどの知性を持った人が、こんなたわごとに人生を浪費しているとは、まったく嘆かわしいことだ!」

   彼は怒りのあまり、彼の首の血管はぴくぴくしており、顔は真っ赤に紅潮していた。これは数百人の聴衆を前にしてのことである。私は言った。「失礼ですが、これが真実であるということに、たとえ10パーセントでも確率があるならば、星間旅行を可能にし、この惑星を汚染や貧困問題なしに数千年間維持することができます。また環境を破壊しない世界を創造できるテクノロジーがあるならば、それは私の頑張りと私たちが払う犠牲に値すると考えます。次のご質問は」と述べた。

   ところでこの話にはおまけがある。
   その夜、今でも松明(たいまつ)と蝋燭(ろうそく)を照明としている、ケンブリッジの大ホールの一つで晩餐会が開かれた。私が宴会を去ろうとしていた時、2人の若手の科学者が急ぎ足で私のところにやって来た。彼らは私への質問をした高齢の科学者と一緒にいた人たちである。彼らは、「博士の態度をお詫びしたいのです」と言った。「あぁ、気にしないでください。私はありとあらゆることを言われて来ていますから馴れっこですよ」と私。

   すると彼らは言った。
   「いや、おわかりになっていない。博士があれほど狼狽したのは、講演の話が真実でないと思ったからではないのです。彼は卓越した科学者であり物理学者であるために、心の中では多分本当に真実かもしれないと考えたからなのです。そうするとこれまでの彼の知識と、60年間彼が教えてきたことの一切が、ただのがらくたになってしまうからなのです」

   この高齢の学者は考えたに違いない。
   「なんてことだ。もしこれが真実であるなら、真実である可能性はあるが、これまでの科学と物理学に関する私の知識はただのおとぎ話であり、幼稚園レベルの科学でさえない!」と。しかしそれが真実であったとしても、このケンブリッジの著名な科学者はその立場を変えることはなかったのだ。

   こうしたことは、私がこれまで繰り返し見てきた現象である。
   私はヒル・ノートン卿とか米国の国防情報局長とか、米国科学財団の上席科学者といったお偉方の会合に、否応なく入っていかねばならなかった。彼らは重要な地位にある重要人物だ。しかし彼らの多くはやがて、自分の立場が人質であったり、あるいは自分が作ったのでも好みでもない機械の、ただの一歯車でしかないことに、気づかされ思い知らされることになる。

   しかも自分が、権力という力を掌握した絶頂にあると見なすまさにその時に、この現実に気づかされることは精神的痛みだ。そうした状況で予想される彼らの反応はいくつかあるが、それは立腹・激怒、拒絶、そして受容と恐怖である。

   同じく1990年代の中頃、私はノエティック・サイエンスの役員会から状況説明についての招待を受けた。非常に著名な数人の人たちと、この組織の創立者も出席していた。中には偽情報屋も参加しており、彼らは一時期UFOの分野で優れた仕事をしていたが、政府の機密情報筋に買収されて久しい。そして、その闇の政府に飼われている1人が私たちの状況説明について論評した。

   「これらはすべて神話の領域のことであって、そうした小さな光の玉が自分にも時たま見えることがあります」 そして彼はその時、自分が以前書いた確実な証拠を、自らすべて白紙撤回してしまったのだ。彼は続けて言った。「こうしたものは物質界には存在しません。なぜならこれらはインター・ディメンショナル、異次元の存在だからです」

   そこで私は次のように述べた。
   「花が異次元性であるかぎり、異次元という言葉は何の意味も成しません。というのは花としての物質的実在から、アストラル形態、その形態の内部の光、イディア形態、そして花の原因となるイディアに至るまで、すべてが花の内部に折り畳まれているからです。そして花を創り出し、それを維持する現実の意識的知性が、依然としてその花の内部に存在しています。ですから、あらゆるものが異次元的存在なのです。インター・ディメンショナル(異次元的存在)でないものは一つもありません」

   私は続けて述べた。
   「ご自身をよく見てください。あなた自身の内部に”無限のマインド”への入り口があり、その内部に折り畳まれたすべての宇宙があるのと同じように、あなた自身を成す原因体と呼ばれるものがあります。神秘家はそれをイディアと呼ぶでしょう。ですからあなたの肉体の内部にあってその肉体を支えているのは、あなたのアストラル体つまり光の体です。その光の体で、あなたは鮮明な夢や別次元の時間に飛翔することができるのです」

   「人間は完全に異次元的存在、また超次元的存在であり、精妙さから無限へと至る創造のあらゆるレベルを内に含み持っており、もっとも粗い粗雑な現れである肉体もその一つです。ですから私たちが”異次元”と言う場合、一体何について話しているのでしょうか? この言葉を使うことに何の意味もありません。なぜならあらゆるものが、すべてが異次元的存在だからです。問題は、異次元を表すに充分なほどに、私たちはそれらの次元と接触できているのだろうかということです」

   「インドではその道の達人であれば、肉体を消して姿を無形化することができるし、指輪などの物体を有形化する人もいます。そして地球外文明の人々はそれと同じことを、精神的能力と科学技術の相互作用によってすでに実現させています。ですからETテクノロジーにそうした異次元的表れがあるという事実に対し、それは地球外文明ではないとか、物理的ではないなどと言うことはできません。それは、あれかこれかのどちらかを決めることではありません。そうした論争は、オレンジとは丸いものか、それともオレンジとは色のことかを論じているようなもので、実際にはオレンジは丸い形でもあり色でもあるのです」

さまざまな分野に秘密の工作員が常駐している

   ある夜、私たちはポールとダイアン・テンプルがホストを務めるディナーに招待された。彼らはベンチャー投資家で、カリフォルニアのサン・ラファエル近くの、ジョージ・ルーカスの牧場に隣接する大邸宅を持っていた。そこにはクレイボーン・ペル上院議員も招待されていた。彼は私たちの最高の指導者の典型のような人で、非常に啓発された人物だ。そして彼は私たちがしていることを理解していた。

   ペル上院議員と私とエミリーは広いテラスへ出て、星空の下で話し始めた。
   彼が言った。「ところでドクター・グリア、私は長い間UFOの問題に関心を持ち、ジャック(ジョン)・ケネディが下院議員だった頃から議会に出ています。私はあらゆる委員会のメンバーを務めていたので、この問題についてしばしば問い合わせをしてきた。だが、それにもかかわらず、私は一度もそれに対してこれといった回答をもらったことがないのです。それでこの問題についてうちの職員に状況説明をし、あなたが知っていることを教えてもらいたいのですが」

   そして彼はこう言った。「しかし彼らはなぜ私に何も教えないのか、その理由がわからない。なぜ私は何も知らされないのだろう」 私は同じように疎外されている人たちにしてきたように、その理由について少しコメントした。それはいつも最も言いにくい部分であり、答えるのが辛い部分でもあった。

   「ペル上院議員、あなたは上院議員の中でも本当に啓発された方の一人です。
   あなたやあなたのような人々が、ETたちと接触し、そうしたテクノロジーを管理し、彼らとの関係を管理する前衛であるべきでした。しかし現状は、悪徳の盗っ人階級がそれを私たちから盗み取ってしまいました。そのためにあなたは、今世紀最大の最重要問題に関わることを妨害されてきたのです」、と言い終えた時、私は身を切る思いがした。

   しかしここで何が求められているかを理解することは、彼にとって非常に重要だと私は感じた。それは米国の憲法で認められた命令系統にある彼らのような人々が、しかもこうした問題をうまく管理できる人たちが、その権利を剥奪されている事実であった。ペル上院議員やバード上院議員、ブライアン上院議員のような人々が押しのけられてしまい、悪徳で違法の闇の資本家の手に問題が丸ごとハイジャックされてしまっていたのだ。

   私は議会レベルで、こうした情報封じ込めの主要なポイントにいる上院議員を知っている。彼らが秘密を保持するためにすることは、内部にほんの2、3の操作ポイントを作るだけで充分なのだ。彼らは議会の同僚のところへ行き、このように言う。「私はトップ情報を入手したが、どれもこれも真実ではない」と。そしてメモを渡す。それには、世間の連中は嘘つきだとある。
   闇の政府がこれまでやってきたことは、秘密を隠蔽し、現体制を維持するために、さまざまな機構の重要なポイントにこうした秘密工作員を常駐させてきたことだ。これは世界のあらゆる主要国やあらゆる議会、あらゆる宗教についても言えることであり、学問の世界や科学の世界も同様の潜入が行なわれている。

脅しで成り立っている地獄の世界

   この小旅行の途中で、私はY・Hという人物の家へ招待された。
   彼女が私に明かした内容の一つは、陰謀に関わる多くの人々と数年にわたり、密かに友人付き合いをしてきたことであった。こうした人々の中にはアンドリヤ・プハリッチ、IBMのマーセル・ヴォーゲルのような人々がいたが、彼らだけが知る膨大な知識は、闇の企業界においてテクノロジーを実用化するために使われてきた。そしてこうした連中は、情報収集したものを命令系統のトップへ流し、同時に一般社会へは偽情報を広めるという二重の役割を果たしていた。

   こうした人物の1人は、ゼロ・ポイント・エネルギーを扱う物理学者であったが、私がこの人物と話した時、彼は事実上の諜報工作員であると語った。だが彼のような地位にある人々には深い同情を覚えると同時に、嫌悪すべき要素もあった。彼が言うには、真実が社会に知らされ、エネルギーの新技術の実用化を望んでいるが、自分が知っていることを口外すれば、家族と子どもたちが殺されると。彼はキャリアの途中で魂を悪魔に売り渡してしまったが、彼としては世界がクリーン・エネルギーを享受できることを望んでおり、このようにして彼は葛藤にさいなまれているのだ。

   そして彼の役割は、「この新技術は可能だが、まだ実用化に至っていない」と言い続けることであった。情報開示プロジェクトの最終目標は、自分の信念に勇気を持っている人たちがチームとして団結し、真実を述べることである。だが私の会った多くの人々が闇の活動に巻き込まれており、彼ら本来の義務感は恐怖に圧倒され、もし口を開くならば殺されると感じていた。

   私は多くの人々と出会い、接触してきたが、そうした出会いはいくらか神秘的に起きてくる。時々、私は都会へ行き、ホテルの寝室で横になり、「ここで私が話さなければならない相手は誰なのか?」と自問してみる。そして私は瞑想の境地に入り、私が会うべき人のところへ意識を送る。すると間もなく、ある特定の人が私の視覚に現れてくる。そこで私は、「この特定の場所へ行き、この人にそこへ来るように頼もう」と決める。

   その場所へ私が行ってみると、彼らがそこにいるのだ!
   それは私が瞑想の中で見た通りの人々である。彼らは、「どうも。どこかでお見かけしたことがあるようですな」と、漠然と話しかけてくる。私は、「ほぉー、そうですか?」と答える。そして会話が始まるのだが、彼らはいつも「ご専門は?」と聞いてくる。そこで私は率直に話し始める。

   だが彼らのほうは決まって次のように言う。
   「私はサイエンス・アプリケーションズ・インターナショナル・コーポレーション(SAIC)で働いています。あなたのしていることは図星ですよ。ご存知ないかもしれないが。私が目撃したことをお話しましょう・・・」 このようにして私たちは、多くの重要な情報提供者から情報を入手してきたのだ。



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book『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 めるくまーる

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・UFOと繋がることができる

   私たちのこの仕事を通して、私がどのような種類の人々と出会ってきたかについてそれがよくわかる話を挙げてみよう。

   たとえば1992年にコロラドで、宇宙飛行士ブライアン・オリアリーと会議の準備をしていた時、この研究者用のプライベート保養施設にどうしても来たいと言い張る女性が、私たちに接近してきた。彼女はM・K大佐のコンパニオンをしており、現在は彼の妻になっているが、ジャーナリストを自称していた。M・K大佐は「殺しの博士」として知られており、死亡学の博士号を持っている。

   そして彼女の専門は電子精神感応研究や電子心霊現象研究、マインド・コントロール武器システム、さらに非致死的兵器システムと誤って呼ばれているものなどであり、大佐とともに心理作戦や、心理戦争プロジェクトの一員であった。これらの電磁武器システムは殺人にも使用されるものであり、いわゆるスカラー縦電磁波が使われている。

   彼女はなぜか私の自宅の電話番号を入手しており、その時、私は不在だったので私の妻を呼び出して言った。「私がこの集まりに参加できるためには、私は誰とファックすればそれが可能なのかしら?」と。 こうした頭の程度のスパイ社会とUFOのおたくたちは、私たちに対してこのように接近してきたのだ。

   こうした関わりにより、多くの人たちは坂道を転げ落ちて行く。
   こういった連中がどのような品性を持っているかは、この一つの話だけで充分だろう。私は人々に言っているが、地球上のどんなところでめぐり逢う人よりも、この分野で出会う人物はもっとも卑しく、意地悪く、金銭ずくで、不純な人々であると。

   だが、素晴らしい人々と出会うこともある。
   講演会に来た人々の中に、オスカー賞を受賞した俳優バール・アイヴスの妻・ドロシー・アイヴスがいた。バール・アイヴスはニクソン家やレーガン家などとも親交があり、フリーメイソンの中でも(33階級中)32階級の地位にあった。講演後、彼女は興奮した様子で私のところに来ると、ぜひ彼女の家へよってバールと会ってほしいと言った。

   それで私は彼女に、まず一緒にマクガイア牧場へ行って、UFOとコンタクトした後会いに行ってはどうかと提案した。私たちは日没時にワイオミング州ララミー郊外のマクガイア牧場へ着き、交信を始めた。ちょうど夕日が沈むころ、突然、円盤型の輝くUFOが雲の上に現れて浮遊した。UFOは瞬(またた)いて、私たちに向けて合図した。

   ドロシーはこういうものを見たことがなかった。
   それで彼女に説明した。「彼らは常に私たちと密接に繋がっており、彼らはいつ私たちがここに来るかを知っているのです」 彼らは私たちが交信をする現場に到着する前に、すでにそこへ来ていることが多い。それは、どこへ行くつもりで、何時にそこに着くかを私が彼らに知らせておくからだった。私たちはデンヴァーを発ち、シアトルへ飛び、そこからワシントン州アナコルテスの海岸に面した彼らの邸宅へと車を走らせた。

   バールはどう見ても、「20世紀フォックス」の偉大なる俳優の1人だった。
   私たちはあらゆる問題、たとえば機密事項やテクノロジー、ETコンタクトなどについて話し合った。話が情報の世界と国家安全保障の人脈に及んだ時、私はドロシーに言った。「家族が国家安全保障局(NSA)と深いつながりを持っている男がおり、その家族とはNSAの上級官吏で、彼らが文書のいくらかを私に流してくれるのです」と。

JFKや
マリリン・モンローはUFO情報を公表しようとしたので殺された

   その文書の1つは1962年のもので、大判のゼロックス・コピーだった。
   それには「プロジェクト・ムーンダスト プロジェクト46」といった暗号名が記され、極秘扱いとなっていた。しかも未だに極秘扱いは解除されていない! それが私の許に来たのは、私がそれを適正な人に渡すことができるという考えからである。この文書は、マリリン・モンローの電話を盗聴して知ったことの要点を書き起こしたものである。

   この文書の信憑性は、世界最高の鑑定家によって保証されている。
   この文書には、ケネディ兄弟から最近冷たく扱われていたマリリン・モンローがひどく狼狽し、痛手を受けていたとか、彼女の友人でもある有名な美術商に電話したなどと書かれていた。またモンローはこう述べていたのだ。1940年代にニュー・メキシコ州に宇宙からの物体が墜落し、その残骸が回収されたという話をジョン・ケネディから聞いており、それを記者会見で公表するつもりだと。ケネディ大統領は、墜落したETとUFOの残骸を見ていたのである。

   未だに極秘扱いとなっているこの文書の日付は、マリリン・モンローの死が発覚した夜の前日である。そして私は、ロサンゼルス警察情報課に所属していたある人物を突き止めていた。この情報課は、彼女の電話盗聴をしやすいように協力し、彼女が完全に死ぬまで彼女を監視しており、つまり彼女がどのように殺されたかを実際に知っていたのだ。彼女が、米国秘密情報社会のトカゲの尻尾どもによって殺されたのは間違いない。

   重要なのは、この文書がジェイムズ・アングルトンによって署名されていることだ。
   彼は伝説的で狂信的な二重スパイ・ハンターであり、CIA内部の秘密漏洩防止官なのだ。つまりこの文書は、マリリン・モンローの死刑執行令状である。

   ところで私は今、メアリー・メイヤー殺人事件についての情報を持つある人物と仕事をしている。メアリー・メイヤーはジョン・ケネディの長年の情婦であったが、1964年にジョージタウンのC&O運河の側道で射殺された。それは彼女があまりにも知り過ぎていたためである。そしてこの人物によると、彼らがメイヤーを殺した理由は、マリリン・モンローを殺したのと同じ理由だったのだ!

   私がこういうことを全部バールに話すと、彼は言った。
   「マリリン・モンローとはお互いに良く知っていた。だから彼女を知っていた者はみな、彼女が殺されたのだとわかっていた。でも、なぜ殺されたかの理由は今日まで知らなかった!」と。

   また私が情報提供者から聞いた情報を、バールは確認することができた。
   たとえばスティーブン・スピルバーグ監督の「第三種接近遭遇」(邦題[未知との遭遇])の映画だが、これは実際にはドキュメンタリードラマである。というのはそのほとんどがライト・パターソン空軍基地の、空軍ファイルの事実を下敷きとして映画化されたものだからだ。スピルバーグ監督は密かにこの空軍基地に近づいたのだ。

       ロナルド・レーガンはホワイト・ハウスで行なわれた映写会に来ていた人たちに向かい、「この映画の描写がいかに真実であるかを知っている人は、この室内に2人しかいない」と言ったという。私は彼のこの言葉を2人の別々の証人から聞かされた。

大衆意識の洗脳は映画やテレビ、マスメディアを通して行なわれている

   秘密を保持するための主要なコントロール・ポイントの1つが、ハリウッドと大手メディアが作り出す金と汚職にまみれた大衆文化であることに、ほとんどの人々は気づいていない。国家安全保障という闇国家の支配により、この分野は非常に深く侵食されているのだ。私がこうした出会いからわかったことは、UFO問題は公然の秘密なのだ。つまりこうした人々はUFOが現実のことであり、その事実を秘密にしておくために暗殺や殺人が行なわれてきたということをも知っているのだ。

   ハリウッドをはじめ、全映画産業や全メディア産業はその底辺をこうした大衆文化で固め、要所要所にコントロール・ポイントを設けたトップ・ダウン方式で管理している。そしてこれらの操作ポイントは、時間とともにその根をより一層深く張り巡らせてしまった。何人かの人々から聞いたのだが、UFOやETを主題とする映画をつくろうとすれば、軍国主義や外敵排除思想などで分厚く覆ったものでなければ、そうした映画はもはや創れないということである。

   それは「未知との遭遇」「ET」から始まり、「インディペンデンス・デイ」のような映画になり、さらに「メン・イン・ブラック」「マース・アタック」などの馬鹿げた作品へと推移した。こうした映画のいずれもが、侵略あるいは軍事的闘争が主題となっている。闇のの権力は、”宇宙人の敵意”といったこうした虚偽の扇動を通して、一般大衆をより一層洗脳しようとしている。そのコントロール・ポイントこそが、ハリウッドおよびメディアのすべてである。

UFOと繋がることができる

   私はドロシーに地球外文明研究センターのCE-5の交信のやり方を教えた後、彼女はある日の午後、ワシントン州アナコルテスの海辺に座り、交信を練習することにした。彼女はその時、孫の1人と一緒だったが、突然UFOが現れたのだ! UFOは雲から出入りして彼女に通信し、合図を送ってきた。孫娘が「オー・ゴ~ッド!、あれを見て!」と声を上げた。その時ドロシーは、自分がUFOと結びついたこと、コンタクトできたことを知ったのだ。

   1994年1月、ロサンゼルスのノースリッジ地震の時、ドロシーは明け方の4時半頃目が覚めて階下へ降りて行った。そして玄関広間の窓から、黄金の光が差し込んでいるのに気がついた。彼女が外を見ると、そこには大きなUFOがおり、それはちょうど木立の真上におり、彼女はその光線の中にいた。それですぐに彼女は精神的にメッセージを受け取り始めた。「怖がる必要はありません。あなたは安全です。私たちはいつもあなたと一緒です。あなたは守られています・・・」 

   地震の直後、彼女はロサンゼルスの友人に電話しなければという強い衝動を感じた。すると電話の向こうで友人は言った。「オー!今ここは地震よ。でも今ここに何が起きているか信じられないよね!」そして言った。「今そこにお皿型のUFOがいて、私はその金色の光の中にいて、メッセージを受け取っているのよ! 『怖がる必要はありません。あなたは安全です。私たちはあなたと一緒です。あなたは守られています』って言うのよ!」

   それはまったく同じメッセージであり、しかも同じ瞬間に受け取られ、同じUFOから発信されている。そこにはまったく空間的な分離が存在しないかのようである。あるいはUFOは同時に2つの場所に存在していたのかもしれない。ドロシーは電話してきてその時のことを話してくれた。私は彼女に、今後の地球に起きる大変動の可能性やその他の変動のことを伝え、だがこうした地球外の人々は私たち人間と繋がっており、地球の安定を助け、人類を保護してくれるだろうと話した。



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