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・予防接種は誰のためにあるのか?

   子宮頸がんワクチンは、定期接種となる2013年4月以前から、健康被害が相次ぎ問題となっていたワクチンです。接種後には痛みや発熱、けいれんだけでなく、アナフィラキシーショックや失神が多発しました。次第に関節や筋肉が動かなくなって歩けなくなり、全身に激しい痛みが出るのです。検査しても異常が見つからず、治療する手立てがない。文字が読めないなどの記憶障害や視力障害が起こりました。それはこれまでのワクチンの副作用では見られなかった異常な症状だったのです。(略)
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   しかし増え続けるそうした症状に対し、厚労省の回答は、子宮頸がんワクチンの中止ではなく「積極的推奨はしない」というきわめて無責任なものでした。厚労省の真意は、副作用があるので表だって推奨はできないものの、ワクチンの在庫をタップリ抱えている医薬品メーカーや医師の意向があるので、「受けたい人がいるから」という理由で中止にしないでおくということです。
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   副作用の症例が集まるにつれて、複合性局所疼痛症候群という痛みが、子宮頸がんワクチン接種後に極めて特徴的に現れていることがわかりました。しかし2014年1月20日、厚労省の副反応検討部会は、そうした広範な疼痛あるいは運動障害は、「心身の反応により引き起こされた症状が慢性化したものと考えられる」と結論づけました。つまり、「気持ちの問題」だと言っているわけで、そうした集約の仕方に各方面から非難が殺到しました。
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   「子宮頸がんワクチンの被害者の会」のある方の話では、高校生の娘さんは歩けなくなり車椅子生活になったそうです。厚労省はそうした健康被害を抱えた人々への救済対策として、慢性の痛み対策研究事業なるものを発足させていました。そこでその人は後遺症の軽減を求めて、厚労省指定の病院へ行きました。ところが、その大病院の担当医は開口一番、「お母さん、ワクチン受けたこと、忘れませんか?」と言ったそうです。
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   つまり、「痛みの研究」とは名ばかりで、実際には強引にそうした症状をすべて「心因性」のものにして、ワクチンとの関連はなしとする結論に導こうとしているわけで、その思惑が見え透いています。しかも接種後、車椅子になった少女に対し、「子宮頸がんワクチンが原因だと思うから状況が悪くなるんです。無理にでも歩けば治ります。3ヵ月間早起きして、朝日を浴びて散歩しましょう」と言ったそうです。
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   かつて1989年にスタートしたMMR(はしか、おたふくかぜ、風疹)ワクチンが導入されてすぐ、2歳未満の赤ちゃんに無菌性髄膜炎の副作用が多発しました。しかしその時も、当時の厚生省はその副作用を認めようとせず、接種を続行しました。そしてMMRワクチンが中止されたのは、導入されてから4年後でした。5人の死亡を含む、1700人以上の被害を出す最悪の結果を残しました。
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   なぜ、すぐ中止にできないのでしょうか? どうして結果から学ばないのでしょうか? 2014年9月現在、いまだに子宮頸がんワクチンは中止になっていません。しかも今も、勧められるままにワクチンを打ち、被害を受けている人がいるのです。
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子宮頸がんワクチンは「がんを予防しない」
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   「子宮頸がんワクチン」とは通称であり、正式にはヒトパピローマウイルスワクチンといいます。それを子宮頸がんワクチンと呼んでいるのは日本だけです。つまりこのワクチンは、子宮頸がんの原因とされているヒトパピローマウイルスの感染を防ぐとされるワクチンであって、子宮頸がんそのものを予防するワクチンではないのです。
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   それにもかかわらず、厚労省はそれを子宮頸がんワクチンだとして、偽った名称を堂々と使用しているのです。(つまり子宮頸がんという名称に国民は騙されているわけです) ワクチンとは、ある病気の病原体に対し免疫抗体を作り、その病気を防ぎます。それは鍵と鍵穴の関係です。鍵と鍵穴がぴったり照合している関係だからこそ、ワクチンは意味があります。そのようにして数々のワクチンが開発されてきました。しかし子宮頸がんワクチンは、その鍵と鍵穴の関係が「完全に」無視されています。
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   「ヒトパピローマウイルスの感染を防ぐワクチンだから、将来、がんも防ぐかもしれない。まだ確認できていないが、30年後もおそらくワクチンの効果が続き、その時もヒトパピローマウイルスの感染を防ぐだろうから、多分がん化するのも防ぐだろう・・・」というわけで、「風が吹けば桶屋がもうかる」式というか、ほとんど希望的観測により作られたものでしかないワクチンなのです。
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   子宮頸がんの原因は、女性が性交渉によって男性から感染するとされ、それがヒトパピローマウイルスだとされています。ですが本当に、感染経路はそれだけなのでしょうか? では男性はどこから感染するのでしょうか? 実際にはほとんどの人がヒトパピローマウイルスに感染しますが、ほとんどの人が子宮頸がんにはなりません。しかもワクチンができて間もないこともあり、効果も調査できてはいないのです。(略)
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メディアによって広められ宣伝された「嘘」
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   また子宮頸がんが若い人に増えているとされて、積極的に打つよう宣伝が行われました。ですが統計上では、亡くなっているのはほとんどが中高年以上の人であることがわかっています。このワクチンには、病気の実態だけでなく宣伝にも明らかな矛盾が見られます。宣伝では、「がんを防げる唯一のワクチンです」「子宮頸がんはワクチンで防ぐことのできるがんです」と大々的に行われましたが、これはかなり無理のある言い方であって、詐欺にも等しい宣伝です。
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   公的な子宮頸がんワクチンの説明文を読むと、「予防する効果が期待されています」としか書かれていません。つまり、「効果が期待される」とは、効果があるかどうかまったくデータがとれていないワクチンについてしばしば使われる表現なのです。壮大な実験に参加してデータをとり、協力をするつもりがないのであれば、そんなワクチンは打つべきではありません。
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新型インフルエンザの登場でワクチンの輸入が始まった
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   日本で認可されている子宮頸がんワクチンは、グラクソ・スミスクライン社(イギリス)のサーバリックスと、メルク・アンド・カンパニー(アメリカ)のガーダシルという2種類のワクチンです。最初に認可されたのはサーバリックスで、2009年に新型インフルエンザが発生した年でした。

   輸入するかどうかで、もめにもめましたが、海外から輸入の新型インフルエンザワクチンがやって来る年末、日本ではインフルエンザの流行はほとんど沈静化していました。結局、日本政府はノバルティス社(スイス)の新型インフルエンザワクチンの3割を解約し、莫大な解約金を支払いました。グラクソ・スミスクライン社との契約も3割解約しましたが、こちらは解約金なしでした。
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   そしてこのグラクソ・スミスクライン社の子宮頸がんワクチン、サーバリックスが認可されたわけですが、2010年11月には子宮頸がんワクチンだけでなく、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンなど3つの海外産ワクチンに対し公費助成が決まったのです。
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子宮頸がんワクチンは地方自治体の政治家と学校の奨励で広まった
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   2010年の参院選で、選挙公約に「子宮頸がんワクチン無料化」をかかげ、当選したタレント議員がいました。そしてその年の選挙活動はどこの地方自治体も、「女性を子宮頸がんから救おう」の大コールでした。その結果、ワクチンに補助金をつけた自治体が現れ、子宮頸がんワクチンが予防接種法に入っていなかったので、選挙活動や政治家のアピールを通じて大いに推奨されました。しかもその子宮頸がんワクチンは、科学的データや臨床的データなど何一つ検証されないままに、地元の政治家主導で宣伝されていったのです。
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   そして自治体の動きとしっかり連動していたのは学校でした。
   学校ぐるみで集団接種を行なったところすらありました。そして学校を通じて子宮頸がんワクチンが奨励されていったために、ますますおかしな追い詰められた事態となりました。ヒトパピローマウイルスは、おもに性交渉によって男性から感染するとされており、すでに性交渉の経験があれば子宮頸がんワクチンは無効とされます。そのために学校の現場では、「接種を拒否すれば性交経験者と思われてしまう」「誤解されてしまうから拒否はできない」という非常に嫌な状況ができてしまったのです。
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   当時、自治体や学校において、子宮頸がんワクチンをさかんに推奨した人たちは、それが本当にどういうワクチンかわかっていたのでしょうか? 彼らがそれをキチンと理解した上で勧めていたとはとても思えません。
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震災後、日本中の女性を不安に陥れた「子宮頸がんのテレビCM」
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   子宮頸がんワクチンは自費で打てば、5万円以上もする高価なものです。
   しかし2010年11月、政府の補正予算「子宮頸がん接種緊急促進臨時特例交付金」として大金が投じられ、子宮頸がんワクチンの公費助成が決まりました。そして、そんな中、2011年3月11日、東日本大震災が東北、北関東を襲いました。日本中が喪に服す中、民放のテレビ番組のスポンサーである企業が娯楽系のCMを自粛しましたが、それに替わり公益社団法人ACジャパンのCM ばかりが流れることになりました。
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   その中で繰り返し放映されたのが、子宮頸がんに罹った経験をしたある女優を起用した「子宮頸がんの怖さを訴えるCM」でした。こうして震災後の不安な中で何度も繰り返し流されたCMは、日本中の女性たちに衝撃を与えました。このようにして子宮頸がんの認知度は一気に上がっていったのです。
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   「危険だ、危険だ」「大変だ、怖い、怖い」そのように繰り返しメディアで紹介される病気や伝染病、感染症があったら十分気をつけることです。そのうちその病気を予防するワクチンや薬が売り出されるかもしれません。人は命と健康が脅かされると、いくらでもお金を使ってしまうし、何でもしてしまうのです。立派な経歴の先生の論文を引用して宣伝されれば、疑うことなくすぐ信じてしまう。そうした人々の心理につけこんだ薬剤やワクチンの宣伝が、何の規制もされないままにテレビや新聞で垂れ流しになっています。
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   宣伝に引用された論文は、データ改ざんや捏造、つまり嘘の可能性があることを、私たちは頭に入れておくべきです。そして実際に効果がないのにもかかわらず、嘘の宣伝をして売りさばかれている薬の何と多いことか。ワクチンも同じですが、ワクチンの方がもっとたちが悪いです。
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   2014年の4月、子宮頸がんワクチンなどの副作用について審議する、副反応検討部会のメンバーたちが、子宮頸がんワクチンのメーカーから講演料などを受け取っていたにもかかわらず、すべてを申告せずに審議会に参加していたことが公表されました。同じく、子宮頸がんの制圧を目指す専門会議と称した、子宮頸がんワクチン接種の啓発を進めている医師や学者を中心とした団体が、ワクチンメーカーから莫大な寄付金を受け取っていたことも暴露されました。これらはほんの氷山の一角です。
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   これだけの被害を出し、今も出し続けており、しかもワクチンとしての価値すらないとしか思えない子宮頸がんワクチンを、未だに中止することができないのはなぜでしょうか? それは中止するとそれによって潤っている人たちが困ることになり、受け取るものが減ってしまう人たちがたくさんいるからです。
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   政治家主導で行われてきた子宮頸がんワクチン。
   このワクチン促進に、「中止する」と引導を渡せる人は誰なのでしょうか?
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 『もうワクチンはやめなさい』
     医学博士・元国立公衆衛生院疫学部感染症室長 母里啓子著 双葉社
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.   多くの方々の著書から掲載させて頂いています。
   私は基本的に、隠されている、公けにされていない、あるいは「誰もが知るべき真実」は、まだ知らない人々に伝えなければならないと考えています。その意味で、新たな情報、真実と考える物を掲載させて頂いています。著作権利侵害とお考えの際は、いつでも削除しますので、コメント欄にてお知らせください。ありがとうございます。
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連絡方法 トップページのバックナンバーから、2014年7月26日「”zeraniumの掲示板”について」へ行ってください。コメント欄から連絡できます。
 

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