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  ところで潜在意識とはどんなものなのでしょうか?
  改めて聞かれると、きちんと答えられない人も多いでしょう。わかるようで、わからない、そんなあいまいなイメージ、それが潜在意識です。潜在意識は別名「無意識」とも言いますが、実は自覚している表面意識の2万倍もの力を持っています。
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  意識はよく氷山にたとえられることが多く、水面上の目に見える部分の情報はほんの一部で、実際には水面下の見えない潜在的な部分の情報がほとんどを占めることを表しています。例えば、車を運転する時、免許取り立ての頃は道路標識や道順に注意しながら走るので、慎重に運転しますね。しかし慣れて来ると、鼻歌を歌いながらでもスムーズに運転できるようになる。これは無意識でも運転できるようになったからです。
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  このように一度潜在意識に入ってしまえば、いちいち考えなくても願望は思いのままに実現するようになるということ。だからこそ多くの人が願望実現のために、潜在意識にお願いを刻み込もうといろいろ手法を考えます。でもなかなか願いが実現しない。なぜなら潜在意識が願望を受け入れるためのメカニズムが理解されていないからなのです。
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  潜在意識に対して、多くの人は誤解しています。
  つまり、意識は目に見えて、潜在意識は目に見えないというふうにとらえがちです。しかし実際にはその逆で、意識は目に見えず、潜在意識は目に見えるという説が正解です。では潜在意識はどのように目に見えているのかと言うと、身体・感覚に現れています。一方、意識は、目に見えない言葉や思考に現れています。
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  例えば、私の母は、数年前にリンパガンであることがわかりました。当時、母は風邪を引いていて、近所のかかりつけの内科で薬をもらって飲んでいましたが、いくら薬を飲んでも治らないので、大きな病院へ行きました。すると医師がじーっと考えて、「PET検査(ガンの検査)」をしましょうと言うので、言われるがままに検査をしたところ、リンパガンが見つかりました。
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  ですがなぜその医師は、母のリンパガンをみつけられたのか。
  それは診察した時に「なんとなくおかしい」と感じたからでしょう。大病院の医者は毎日大勢の診察をし、いろいろ症状を見ています。その鍛錬された感覚によって母さえ自覚していなかったガンを、身体を通して見抜いたのです。その後、母はちゃんと治療した結果、今では元気にピンピンしています。
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  私はセラピストとして活動を始めた当初、とにかく経験を積むために、朝の9時から夜の9時まで、1日12人をぶっ続けでセッションをしたことがよくありました。すると、後半を過ぎた頃から第六感が働いてきたのか、「部屋に入って来た」だけで、その人の悩みが大体分かるようになってきたのです! これは私に超能力があるわけではなく、訓練すればするほど、誰でも相手の潜在意識が分かるようになって来るのです。
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  (略)このように潜在意識とは微妙な変化で肉体に現れているもので、それを読み解くことができれば、相手の心を読み解くことさえできるのです。
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  意識とは、「今、私はこのように思っている」というように自覚できる意識のことです。その意識の表れが言葉です。私たちは誰でも、意識する時、必ず言葉を使います。それが外に発せられなくても、心の中で、「あの人カッコイイ」とか「今日はスパゲッティが食べたいな」などとつぶやいたり、人に言ったりします。どんなことも、言葉を使わずに考えたり意識することはできません。つまり、言葉にできること、思考し得るものはすべて意識と言えます。
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  (略)作家が繰り出す巧みな言葉の表現によって、心地よさを感じる一方で、言葉によって嫌な感じを覚えたり、痛みを感じたりすることもあります。例えばブログなどで、誰かの書き込みに反応して炎上というような事件が多発していますが、なぜ炎上するかと言えば、その言葉が人の感情を揺さぶるからです。
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  私自信もブログや著書でしばしば批判されることがあるので、十分に自戒を込めさせていただきますが、多くの人に影響を与える立場になればなるほど、言葉の「感受性」が問われることを肝に銘じておきたいと思います。それくらい言葉とは、相手の身体や感覚、つまり潜在意識に影響を与えているのです。
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潜在意識はいつもあなたを愛している
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  この世に誕生したばかりの時、私たちの潜在意識は基本、白紙です。成長するに従って、さまざまな経験や体験をする中で、プログラムという条件付けが施され、潜在意識に何が植え付けられるかによって、現実の97パーセントが決まってしまいます。
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  例えば、子どもの頃に犬に吠えられ追いかけられて、怖い思いをしたとします。その恐怖が大きければ大きいほど、潜在意識は「犬=危険」というプログラムを強く残します。このプログラムは大人になっても残っており、大の大人が子犬に怯えるようなことだってあります。
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  また、大人になってからも、牡蠣(かき)に当たってしまったことがきっかけで、「牡蠣=危険」というプログラムが完成し、牡蠣を見るだけで鳥肌が立つような人もいます。もっとも一度や二度当たったくらいでは牡蠣の美味しさにはかなわないと、いくらでも食べる人もいますが、それも程度問題です。
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  これらは身体に植え付けられたプログラムですが、精神的なプログラム(条件付け)もあります。一般にこれはビリーフつまり信念、思い込みと呼ばれるもので、それはしばしば「言葉」によって植え付けられます。例えば子どものころ、親に「お前は何をやってもダメだな」などと言われて育つと、大人になってからも「自分は価値の無い人間だ」というようなビリーフを作り、その結果、あらゆることがうまくいかなくなったりするのです。
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  ですが、大人になっても犬を怖がるとか、滅多に当たったりしない牡蠣が食べられなくなる、「自分は価値のない人間だ」などと、根拠のない思い込みを持つのは、生きて行く上で不要なプログラム(思い込み)です。確かにそうなのですが、潜在意識に植え付けられた思い込みは、そう簡単に解除されることはありません。しかし、それも潜在意識のあなたに対する「愛」なのです。あなたを危険な目に遭わせたくない一心で、そのプログラムを作動させるのです。
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  犬を見て、危険だ! と感じるのは、危険から身を守り、安心・安全を守るためです。牡蠣を見て鳥肌を立てるのも、二度と食中毒で苦しまないようにするためです。また「自分は価値のない人間だ」という思い込みを作るのも、そう思うことで相手の言いなりになる自分を許し、なんとか親の庇護を受けて生き延びるための知恵だったのです。もし親の言うことに反発ばかりしていたら、親は生意気な子どもに困り果て、あなたをより粗末に扱ったかもしれません。つまり、安心・安全を守るために、マイナスのビリーフ(信念・思い込み)さえも必要だったのです。
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  「安心・安全」を守るために、24時間365日働いてくれる潜在意識は、それほどにあなたを愛しているのです。
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潜在意識が最も恐れているもの
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  あなたの生命維持のために日々、安心安全を守るために働いている潜在意識。そんな潜在意識が最も怖がっていることは何か知っていますか? それは「変化すること」です。 なぜなら潜在意識にとって最も守りたい「安心・安全」とは、現状を維持することだから。つまり、現状維持以外はすべて危険とみなすのが、潜在意識の特性なのです。この特性に当てはめると、「願い」というものは変化そのものなので、潜在意識にとっては「異物」となります。
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  例えば、「素敵なパートナーが欲しい」という願望があった場合、思考ではそう考えていても、潜在意識にとっては、彼氏や彼女が出来ることで生活や周りとの関係性が変わってしまうことを恐れます。だから、どんなにパートナーが欲しいと願っていても、あなたの潜在意識はそれを「異物」として排除してしまうのです。
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  ダイエットにしても同様で、いくら痩せたいと願っても痩せられないのは潜在意識が、太っている自分こそが「現状」であり、安心・安全だと思っているからです。実際に太ってしまうのは欠乏感や罪悪感を、食べることで埋めようとするなど、太る理由があります。つまり、太ることで安心感を得ているのです。
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  そう考えると、痩せることは安心感を手放すことになります。それは潜在意識にとっては、危険以外の何ものでもない。だから、いくらダイエットしても痩せられないという現象が起きるのです。
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  (略)潜在意識を決して見くびってはいけません。
  変化させないための力は想像以上に強く、「変化するくらいなら、動けなくなったほうがマシだ」と思うほどに抵抗するのです。では、どうすれば変化を受け入れ、願望を実現することができるのでしょうか?(略)
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「本当にやりたいこと」だけが叶えられていく
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  結論から言うと、本当に叶えたい願いだけを持つということです。
  ここでまた質問します。「もし、性別や年齢、経済力、能力、学歴、知能、体力などあらゆる制限がなくなったら、あなたは何がやりたいですか?」 もっと単純に、「100億円の資産を持っていたら、あなたは何がやりたいですか?」でもかまいません。思ったことはすべてできるのです。この手の質問はコーチングのテキストなどでもしばしば見かけます。
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  例えば、こんなのはどうでしょう。
 〇カンボジアに学校を作る
 〇貧しい施設に寄付する
 〇宇宙に行く                          
 〇ファーストクラスで世界一周をする
 〇アイドルと付き合う
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  など、次々に出てきますね。ここで出てきた答えがまさに「あなたが本当にやりたいこと」なのです!!  ....というのは嘘で、実際は逆。あなたにとっても一番「どうでもいいこと」のはずです。例えば「カンボジアに学校をつくる」を挙げていますが、それが本当に、本当に「やりたいこと」であるなら、あなたはすでになんらかの着手をしているはずです。例えば土地代や建設費はいくら必要なのかとか、調べたりしているはずです。
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  「貧しい施設に寄付する」を挙げたのなら、本当に望んでいればあなたはこれまでもいくらかを寄付しているでしょう。本当にそれがやりたいことであれば、わずかであってもやっているはずです。結局のところ、カンボジアの学校にせよ、寄付にせよ、「お金が有り余ったらやってもいい」くらいの気持ちに過ぎず、必ずしも本当に心の底からやりたいと思っていることではありません。本当にやりたいこととは、制限があろうがなかろうが、今やっていること。そして今もずっと、そればかり考えていることです。
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  私は過去に
 ◎フリーランスで月収100万円以上
 ◎毎年2~3回は海外旅行に行く
 ◎1000人規模のホールで講演会をする
 ◎本を出してベストセラー作家になる
 ◎自転車で日本や世界を周る
 ◎とにかく面白いことをやる
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   などのことを、それこそいつもいつも考えていました。もちろん今もです。いつかは宇宙にも行ってみたいし、もっと社会貢献もしたい。だけど私の本音はそれではなく、他のすごい人たちに比べるとスケールは小さいかもしれませんが、自由に海外に行ったり、たくさんの人の前で講演をすることでした。そして少なくとも、前に挙げたものはすべて実現しました。
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  (略)心から「やりたいことをやる」。
  それが潜在意識と表面意識のギャップをなくする最良の方法です。そうすると、「別に願望はない」という人も少なくありません。例えば「願望実現」をテーマにしたセミナーに参加しながら、夢や希望を書く段になって「とくに不満はないので、今のままでいい」と言ったりします。
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  もちろん本人が「今のままでいい」と言っているのならそれでいいのでしょう。ただ心の奥底を見て行くと、本当は「変わりたい」という変身願望があるものです。本当は変わりたいし、今よりもっとよくなりたいと思っている。だけどそんなことを言うのは、なんだか恥ずかしいし、かっこ悪い。言ったら陰で笑われるんじゃないか。変なこと言わずにクールに振る舞ってるほうが、よく思われるかもしれない。
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  つまり「願望がない」の言葉の深層には、そんな思いが隠れているように感じます。ちなみにですが、私たちは大人になった今、多かれ少なかれ誰もが改造人間です。ダイエットをして身体を改造することもあれば、女性のお化粧だって立派な改造です。収入を上げるためにスキルアップするのも改造ですね。
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  「変わる」という根底的な願望を決して否定せず、貪欲に変わって行きましょう。もちろん変わらないことも一つの選択肢です。変わらないことを自発的に選んだのであれば、それも立派な人生です。しかし「本当は変わりたいけど、変わるのが怖い」ということであれば、まずは、「変わりたい」を素直に認めましょう。「変わるのが怖い」は過去のパターンの情報であり潜在意識のブレーキでしかありません。
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  それよりはまずは「変わりたい」にフォーカスして素直に認める。その素直さこそが「ありのままであり」、その瞬間から変わり始め、自分が願う思い通りの人生へと結びつくのです。
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              『「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。』
                         石田久二著  Clover
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                          抜粋
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――多くの方々の著書や文章から掲載させて頂いています。
   私は基本的に、「誰もが知るべき真実」は、まだ知らない人々に伝えなければならないと考えています。その意味で、新たな情報、真実と考える物を掲載させて頂いています。削除をご希望の際は、コメント欄にてお知らせください。いつでも削除致します。掲載させて頂き、ありがとうございます。
  zeranium

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